2009/12/26-3
本日は世田谷で東京道場の忘年会を行いました。
幹事は修猷館の後輩Ito初段に頼み食べ放題、飲み放題でおいしい中華料理店で満喫しました。
いつも写真を撮るのを忘れがちで今回も終了間際の撮影となりました。
ですから皆完全にできあがった状態です。
かんじんのIto君が仕事で退席した後の撮影となってしまったのがちょっと残念です。
自己紹介もいろいろ面白い話が満載で本当に楽しいひと時でした。
私も完全に酔っ払っていましたので何を話したのか最後のほうはよく覚えていませんが、話した事は全て事実、真実なので、やばい話があったら口外しないように。
他のお客さんもいましたので恒例の三戦と突きは、一度だけにしました。あ、外でいちどやったかな?・・・・二次会のネパールの店でもやったような・・・・
集合写真
女子部の精鋭たち 左より アキちゃん初段、カナちゃん3級、Yamauchiさん、Izumi初段、会長、Haraさん、Takagi初段、Ichikawa初段
左より あきチャン初段、Namekawa初段、プロキックボクサーNIto(弟)初段、Suematu初段、NIto(兄)2段i
左写真 左より Tasiro2級 Suzuki(R)2段、 Nakazawa初段、Sonoda会長、Endo初段、Miwa1級、 Muramatu初段
右写真 左より Nito2段、Sonoda会長、Suehiro初段、Takagi初段、Ozaki初段、Sionaka初段、Orikasa 初段、Horikomi初段、Kawabe2段、
二次会会場
2009/12/26-2
各道場でもお話したことがありますが、今年を振り返って現空研の活発な活動と対比して現代日本の疲弊した社会状況は目を覆うものがあります。
出口の見えない不況。ぬるま湯に浸かったような政治状況。
毎日のように起こる列車事故。
その殆どは自殺です。
今年も年間自殺者は3万人をゆうに超えるでしょう。
日露戦争で最も大きな損害をだしながら勝利した旅順攻略の203高地の激戦。
多大な戦死者を出したとして乃木大将は批判を受けます。
しかし現在でも戦死者が多すぎたとして作戦上の批判を浴びることも多い日本の運命を決したこの戦闘でも戦死者は5000名です。
現在の自殺者は毎年203高地の激戦を6回も戦う人数なのです。
自殺まで行かなくても、リストラや介護、その他の社会不安で、精神的に病んでいる人たちの総数は想像を絶するほどでしょう。
私は、この原因は根源的な現代社会の構造にあると思っています。
その構造の一つの典型的な原理が成果主義です。
会員専用ページでは、2002年にこの成果主義を徹底的に批判したコラムを書きましたが、その後社会はますます混迷の度を深めています。
先日、私の母校修猷館の同窓会に出席(幹事、Ito初段、Ozaki初段)し、その縁で東京修猷会の会報に寄稿して欲しい依頼を受けました。
私も今回の総会でいろいろ感銘を受けた事が多かったので、その思いと、現代の日本の成果主義による疲弊、それと対峙する日本の伝統的な考え(武士道)をからめた駄文を提供させていただきました。
1月に発行されるものですが、その中の私の駄文だけ抜粋いたしますので会員の方はぜひごらんください。
個人の確立と自他ともの誇りを大切にするという武士道は、日本人だけでなく世界に通用する考えです。
我々は空手をとおしてこうした精神を広めていければと思います。
2009/12/26
本日26日(土曜日)午後6時より忘年会を行います。(場所 渋谷) 詳しくは会員専用ページを参照してください。
2009/12/25
12月13日に本欄でも紹介しましたが、新会員になったMatui君執筆の記事をご紹介いたします。
彼は先輩会員のOkosi2級が編集長として勤務する出版社ミシマ社のライターです。
そのミシマ社が発行するウエブマガジン「ミシマガジン」で「武道のススメ」と題する取材記事が掲載されました。
その内容は、想像を絶する強烈さで会員の皆様にもインパクトがあると思います。
上級者や高段者のベテランの会員もぜひこの記事を見て初心に立ち返り自分が空手を志した時点に思いをはせてみてください。
忘れていた多くの驚きや感動、衝撃をきっと思い出すと思います。
注)彼が骨折したのは、彼が当初の目的である短期の取材でなるべく多くの体験をしてもらいたかった事と、彼自身がサッカーなどの運動経験があり、運動神経が良く特に蹴る動作に慣れていたためちょっとハードな体験をしてもらったためです。
武道経験や運動経験の全くない初心者は通常は最初から骨折するようなハードな稽古はしませんのでご安心ください。
※なおミシマ社のウエブマガジンにはOkosi2級やMatui君、その他のスタッフも生き生きとしたタッチで紹介されておりとても面白いマガジンです。
2009/12/24
ある団体の主催する空手の全日本大会に出場したSionaka初段より連絡を受けました。
一般軽量級の部3位です。
彼自身のブログにも記載してありますが、最悪の体調での大会だったようです。よくやったと思います。
彼は彼自身の信念で今年は様々な大会にチャレンジし、優勝もしましたが不本意な成績で終わったものもあります。
私が公平な目でみても不運なケガや故障で泣かされる場面が多かったのは身びいきでもなく事実です。
ただ大切なことは、武道に限らず人生はいつの時点でもその時の最善を尽くすのが真の勇気ある人間の行動です。
彼は彼が自分に課した目標にチャレンジをし、まだそれを達成していません。
彼だけではありません。
多くの現空研会員は空手においてもそれ以外の仕事や勉学でも課題を持っていると思います。
大切なことはやらずに悩む前にまずやってみるという行動力と積極性です。
「知って行なわざるは未だこれ知らざるなり」という有名な陽明学の言葉もあります。
チャレンジしない者に道は開かれないのですから。
2009/12/23
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日が我孫子道場の稽古納めになるのですが、クリスマスイブの前日の旗日であり、さすがに参加者も少ないだろうと思いきや、中鉢筆頭師範をはじめ、会社の忘年会の途中から抜け出して参加した酔っ払い師範(本当の酔っ払い)をはじめ大盛況の稽古納めとなりました。
ここも世田谷道場と同じくいままでは全く違った順序での勝ち抜き戦でしたので普段とは違った組み合わせが続き大変変化に富んだ面白い組み手が見られました。
また参加者に高段者やベテランが多く混じったので大変レベルの高い組み手が続きました。
さか坊初段も来年の15人組手を想定した地に足のついた着実な空手を展開していました。
これで年内の我孫子道場の稽古は全て終了し、26日土曜日の東京忘年会と27日の目黒道場の稽古を残すのみとなりました。
左 Kitajima2段 右 Matumoto初段 ともに和道流有段者
右 KItajima2段の中段回蹴が決まる。
左 Kitajima2段の上段突き 右IKeda2段 左IKeada2段の上段突き 右 Kitajima2段
左 Ikeada2段 右 さか坊初段の上段回蹴 奥 Ikeada2段の上段突 手前 さか坊初段
左 Okimura(タケオマン)2段 右 Ikeada2段 左 Uno2段の前蹴 右 Ikeada2段
左 Uno2段の上段突 右 Yamada2級 左 Yamada2級の上段逆回蹴 右 Uno2段
奥 Uno2段 手前 Yamada2級 左 Watanabe(レスラー)初段 右 Uno2段
左 Watanabe(レスラー)初段 右 Kamioka( アビ)2段 左 Kamioka( アビ)2段 右Watanabe(レスラー)初段
左 Takagi 初段 右Kamioka( アビ)2段 左 Takagi 初段 右Kamioka( アビ)2段 上段突
左 Takagi 初段 前蹴 右Kamioka( アビ)2段 左 Kamioka( アビ)2段の上段回蹴 右 Hayasi(パオ)2段
左 Hayasi(パオ)2段の中段突 右 Kamioka( アビ)2段 左 Ikeda2段の息子さんIkeda君 右 さか坊初段
左 Mano初段 右Kikuchi初段 左 Mano初段 右Kikuchi初段
2009/12/22
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。本日が東京道場での稽古納めです。
少年部は最初に手押相撲をやりました。
これは簡単な遊びですが、反射神経や腰の強さ、そして相手の行動を予測する能力が必要になります。
昔はこのような遊びが多くあり、子供たちは知らず知らずのうちに基礎的な体力や運動能力を鍛えていたのですが、最近はテレビゲームに代表されるような体を使わない遊びが万延しています。
そのため基礎的な運動能力や、もっと包括的な対人対応能力が阻害されているのを多くのケースで感じられます。
空手道場は空手を通して、武道的な心や対人対応能力を向上させる場所です。
少年部はこの他号令に従って一斉に行動する訓練も行っています。
こうした号令にしたがって統制のとれた行動を行う訓練は軍国主義と結び付けられたのか戦後恐ろしい程に忌避されています。
号令を出す能力はそれなりに難しいのですが、号令に従うのも能力(ガバナビリティー)が必要です。
組織だった行動の基礎能力がない集団は烏合の衆で、最弱の組織です。
現在の日本人に最も欠けている能力の一つです。
現空研の少年部はこうしてガバナビリティーを鍛えられます。
それはやがて大きくなり号令をかける立場になったとき生かされるのです。
手押し相撲に興ずる少年部の子供たち。
正しい構えが強くなる第一歩です。
一般部は今日はTanaka君が正式会員となり現空研空手の第一歩を踏み出しました。
今日の勝ち抜き戦は今までとは全然違った順序で行いました。
したがって初めての顔合わせも多く、面白い展開となりました。
最近体調を崩しているNamekawa初段ですが、組手となると一気に気力を充実させ今日もすばらしい組手を展開しkawano初段との決勝戦を制して優勝しました。
最後に女子部のIchikawa初段と特別組手を行いました。
ハンデがあるので正式試合ではありませんが、本戦で見せたIchikawa初段の上段蹴りが遠い間合いではありましたがスピードもあり高さも十分でしたのでそれを判定材料にIchikawa初段の僅差判定勝としました。
左 Wakamatu初段 右 Mano初段
左 Muramatu初段 右 Chikaoaka2級
左 Namekawa初段 右 Ichikawa初段
2009/12/19
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は女性、男性とも見学者や新規入会者があり、また多くの参加者があり活気のある稽古ができました。
女性見学者はサカ坊初段の紹介で先日我孫子道場、忘年会に参加したHさんとYさんです。
男性見学者は関西から来られた方でした。
10人組手を完遂したUchida初段や学生のOikawa4級の帯、認定証の授与も行いました。
今日は初心者や見学者が多いので基本を説明しながらの稽古を行いました。
もちろん上級者には上級者としての注意点も加えます。
現空研空手の目指す倒せる突き、蹴りの原理を理解することと、効果的なエクササイズの実践です。
今日は目黒も我孫子と同じ生涯で行った事のある最南端の場所の順でという変則的な順番での勝ち抜き戦です。
初戦からSuzuki(R)2段 とEnomoto初段という好カードで始まりました。
以下次の順序での勝抜戦となりました。
uchida初段
tobe君
Ito初段
Nito(兄)2段
Endo初段
Tasiro2級
Namekawa初段
Tozen1級
Oikawa4級
Hareyama君
Takagi(S)初段
Takagi初段
Takagi(F)3級
Kana3級
最初から実力者同士の対戦が続きます。
Suzuki(R)2段は、着実に実力を伸ばしておりいつも安定した強さを発揮します。
Enomoto初段は実力はあるのですが、今日は久しぶりの参加ということもあり調子が出ないまま敗れてしまいました。
Uchida初段も久しぶりの参加で試合には敗れましたがそのパワーは一段とアップしています。
白帯のTobe君も著しい進歩が見えます。
前回大活躍したIto初段ですが今日も実力者のSuzuki(R)2段に一歩も引けを取らない強さが目立ちました。
勝負はたまたま敗れましたが、急激に力を増しているのは間違いありません。
Nito(兄)2段は今日は接近した間合いでの後蹴に光るものが見えました。
Endo初段は黒帯になってからのい実力向上は目をみはるものがありますが、今日も試合では敗れましたが随所に実力の片鱗を見せていました。
Tasiro2級も世田谷、目黒と大変稽古回数が多く、努力の姿勢がはっきりと見えます。
今日も実力者Nito(兄)2段に果敢な攻撃を見せ、勝負では敗れましたが内容の濃い組手を展開していました。
今日最も活躍したのはNamekawa初段です。
現空研大会無差別級2連覇のNito(兄)2段と互角の戦いを演じ、延長の末僅差判定をもぎ取りました。
内容は互いの持ち味を十分には生かしきれなかったのですが、これは互いに相手の実力をよく知っているためうかつな攻撃ができず起こる現象で、双方調子が悪かったわけではありません。
大変レベルの高い戦いでした。
Tozen君も次期10人組手を控えた実力者です。
パワー、技の切れ味ともに高いレベルを持っています。
しかし今日はNamekawaの見事なテクニックに翻弄されてしまいました。
Oikawa4級も稽古回数は少ないのに、急激に伸びている一人です。身長も高くパワーもあるのでそれを生かした組手ができれば実力は飛躍的にアップするでしょう。
Hareyama君は今日入会した初心者です。まだまだ基本を覚える段階ですがパンチは重く潜在能力はかなり高いものをもっています。
Takagi初段の息子さんのTakagi(S)初段も久々の参加で、破れはしましたがスピードのある良い組手を見せてくれました。
お父さんのTakagi初段は、今日も鋭く延びる上段突きが冴えました。
Nameakawa初段とは大変肉薄した状況での攻防が続き審判泣かせの展開となりました。
延長の末僅差判定でTakagi初段が勝利を得ましたが、これは勝敗は関係なく良い組手でした。
男子の決勝繊はTakagi初段の次男で少年部のTakagi(F)3級との親子対決となりました。
Takagi(F)3級は、少年部でも同年代では圧倒的な強さを誇ります。
今日は一般部での参加でお父さんとの対決となりました。
終始気合の入った覇気に満ちた組手を展開しました。
勝負は当然お父さんのTakagi初段の勝ちとなりましたが、内容はすばらしかったです。
最後に特別試合で女子部のKana3級(剛柔流3段)とTakagi初段の試合を行いました。
Takagi初段は180cmを超える体格を誇りますがKana3級(剛柔流3段)も170cmを超える長身です。
果敢に突き技でTakagi初段を攻めで最後まで気力の充実した試合となりました。
勝負はTakagi初段が制しました。
本日は、Namekawa初段とTakagi初段が活躍しました。
最後に、今日はは5分間、講話を行いました。
内容は、現代社会の風刺を少し込めた内容ですが、人間は弱いと言う前提に建った上での本当の強さ、やさしさ、についてのお話です。
5分間のつもりでしたが30秒オーバーしてしまいました。
2009/12/16
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
それにしても寒かった。
この冬一番かな。
しかし今日の道場は熱気に包まれました。
参加予定の酔っ払い師範が急用で来れなくなったのは残念ですが、タケオマン(Okimura)2段、パオ2段、Ikeda2段、アビ2段、Kitajima2段 それに今回15人組手を完遂し2段に昇段したUno2段と2段だけでも6人も揃う壮観さです。
もちろん次期15人組手を狙うサカ坊にオーストラリアからの体験入会中のH氏も到着。
それにいつもの常連メンバーも顔をそろえ、女子部のKikuchi初段も参加して本当に多彩なメンバーとなりました。
勝ち抜き戦は世田谷道場とは逆に過去に訪れた事のある地球上の最南端の順という順序で行ってみました。
そうしたら又南極点に一番近くまで行ったのがアビ2段となりました。
前回もアビ2段が先頭近くだったので、今回は真ん中あたりに移動してもらうことにしました。
我孫子の最強メンバーに近い布陣だったのでどの試合も白熱したレベルの高いものとなりました。
やはり2段クラスの組手は緊張感がただよいます。
今回は防具を着用してライトコンタクで顔面ありというルールです。(顔面は寸止め)
どの試合も中身が濃く、審判も僅差判定が多く大変でしたが、組手を行う当人はもちろん、それを見るだけでも皆大いに勉強になったと思います。
オーストラリア人のH氏は前回の体験組手で手を痛めていたので今日は大事をとって組手は見学のみとしました。
今日特に印象に残ったのはまだ入会から日が浅いGoto4級です。
40k台という軽量級でありながら生来のパンチ力と反射神経の持ち主です。
今日は重量級の黒帯から技有りをとり勝ち抜くといった快挙を成し遂げました。
次の2段のIkeda君に敗れはしましたが彼を真剣モードにさせたのも立派です。
女子部のKikuchi初段(キクちゃん)の上段回蹴りもすばらしかった。
とにかく今日は良い組手の連続でした。
最後にこれから15人組手にチャレンジするサカ坊にある秘伝を伝授しました。
2009/12/15
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は先週から基本の受けを重点的にチェックしています。
今日は本当に冷え込んだ日となりましたが皆元気に稽古ができました。
少年部の稽古の途中びっくりする事件がおきました。
仕事でヨーロッパに行っているはずの剛柔流神田錬成館のYamamoto先生が入り口から入って来られたのです。
最初は人違いかと思いましたが確かにYamamoto先生です。
一週間だけ日本に一時帰国されたのでした。
少年たちにヨーロッパから来られたんだよ、と説明すると「日本語しゃべってる」とこそこそ。「日本人の空手の先生なの」と説明して納得。
ひさしぶりにカナちゃんも登場。
そして何と目黒道場に出稽古に来てNito(兄)段と好勝負を演じたNojiri2段の先生、Fujimoto先生も来られました。
しかし、こういう時に限って、今日は現空研始まって以来の集まりの悪さです。
せっかく出稽古に来られたのにいつもの常連メンバーがごっそりと抜けています。
数人いる黒帯も皆Yamamoto先生と初対面という有様です。
とりあえず基本稽古からはじめました。
しばらくするとNamekawa初段、Saisyo初段らが遅れて合流しました。
人数は少ないのですが全員が黒帯なので組手稽古、勝ち抜き戦は面白くなりそうです。
今日はYamamoto先生、Fujimoto先生にも勝ち抜き戦に参加していただきました。
ルールは防具を着けたライトコンタクトの現空研ルールです。
さすがに、古き良き時代の剛柔流で鍛えられたFujimoto先生は初めてのルールにも関わらず見事に対応されていました。
勝負は僅差で現空研の業師Muramatu初段に敗れましたが大変レベルの高い組み手でした。
Yamamoto先生はNamekawa初段と延長戦を含む厳しい戦いを制し、その後も次々と一癖も二癖もある黒帯連中に勝ち抜きSuematu初段と相譲らぬ決勝戦となりました。
延長戦の末双方ポイントなしで引き分けとなりました。
女子部はカナちゃん(緑帯ですが剛柔流では黒帯です)、Mano初段、Ichikawa初段とこれまた黒帯対決です。
カナちゃんとIchilawa初段の決勝となり、こちらも引き分けとなりました。
後は全員で乱取です。
これも熱のこもった稽古ができました。
今日は人数は少なかったのですが、大変中身の濃い稽古となりました。
最後にYamamoto先生の次の帰国は夏頃になりそうで、来年の現空研大会にはFujimoto先生の剛柔流の道場から刺客を出場させたいというお話がありました。
現空研もうかうかしていられません。
2009/12/13
本日は目黒道場の振り替え稽古を三宿で行ったのですが多くの会員が集まりました。
最近新しい入会者の方が多いのですが体験入会のMatui君も正式入会となりました。
Matui君はOkosi2級の勤める出版社のライターで空手道場体験記をメールマガジンに執筆するのが当初の目的だったのですが、空手に魅せられてそのまま入会することになりました。
先日そのメールマガジンの原稿を見せてもらいました。
とても面白く、これから入会を考えている人にも大変参考になる記事でした。
発行されたらこちらでも紹介いたします。
今日は組手は通常の現空研ルールで行いました。
ただ、順番をランダムにするためちょっと工夫をしました。
生まれてから今まで、行ったことのある地球上の最北端でより北極に近い人から対戦していくというルールです。
さすがに北極に行ったことのある人は居ませんでしたが、北欧やカナダなどに行った人もいて外国に行った事のある人が思いのほか多かったのには驚きました。
もちろん国内組も多く、最北端が茨城や千葉、栃木という日本の主のような人もいました。
今日は番狂わせが多く、いつもの常勝メンバーがことごとく撃沈していきました。
今日最も活躍したのはIto初段です。
なんといってもSuzuki2段、Nito(兄)2段を破ったのは見事です。
荒削りですが生来のパワーに蹴りのテクニックが加味され、大きな進歩が感じられます。
久々のHorikomi初段も勝ち抜き戦では残れませんでしたが動き自体は大変良く、乱取でも良い蹴りを連発していました。
Watanabe初段も久しぶりでしたが強烈な足払いで極めるなど動きは良かったです。
Iguchi初段も気合の入った組手で勝ち抜いていました。
今日の優勝者は見事なカギ打ちを決めたSaisyo初段でした。
2009/12/12
本日は我孫子道場の忘年会を柏で行いました。
さか坊紹介の女性見学者や身長2mのオーストラリア人H氏も参加し大変楽しい忘年会となりました。
今年の現空研の活躍や私の感想を冒頭でお話しました。
また来年に向けての抱負や現空研の目的や武道の取り組み方にも触れて乾杯しました。
左 Kikuchi初段 中央先日体験入会された女性Hさん、右端友人で見学予定のYさん剣道経験者。
手前左より現空研 中鉢筆頭師範 木村師範 後列左よりさか坊初段、ソウチャン初段、Kato3級
左より Kikuちゃん、Hさん、Yさん、会長園田、中鉢師範、ソウちゃん、さか坊、木村師範
最前 Suzuki(R)2段 左よりOrikasa初段、酔っ払い師範、レスラー初段、アビ2段、会長園田、Matumoto初段、Yanagi初段、Takagi初段
Orikasa初段は漫画のストーリー作家としてデビュー。もちろん処女作品のテーマは現空研?
左 同時通訳者 Sibahara1級、 右 H氏
Sibahara1級は私の話を全て同時通訳する離れ業を見せてくれる。
二次会 会場 左から二人目Yamasaki初段、右から3人目Kitajima2段も参加
右端 マッチ(?)ことTakagi初段
最高に盛り上がった二次会でした。
私は終電で自宅まで帰りつけず・・・・・・・・・
2009/12/11
明日は我孫子道場の忘年会があります。
私を含めて筆頭師範の中鉢5段、師範の木村4段、酔っ払い師範、さか坊初段その他のベテラン勢から先日見学したオーストラリアからのH氏をはじめ、入会予定の方、体験予定の女性も多く参加します。
直前の参加も可能らしいので、東京道場の会員や入会予定の方も時間があったら来て見てください。
幹事はアビ2段にお願いしていますので直前の場合はアビ2段あるいは現空研直通電話に連絡してください。
詳しくは会員ページをご覧下さい。
2009/12/09-2
サカ坊初段と組手するオーストラリア人のH氏
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
さか坊初段が女性見学者とオーストラリア人の見学者と一緒に来ました。
オーストラリア人の方は身長が2m近く、引き締まった良い体の持ち主です。
空手は本国でも見たことが無く、本日が見るのもやるのも初めての経験だということでした。
ブルースリーの映画くらいしか空手に接することはなかったそうです。
しかしスポーツは好きでいろいろやっていたようです。
現空研と空手一般の簡単な説明を一通りして、初心者は最初は組手はやらないので今日はとりあえず基本の稽古をしてみようと話し三戦の説明から始めました。
基本稽古の最中は理科大の英語の先生であるMatumoto初段に解説をお願いしました。
さすがは英語のプロフェッショナルでスムーズな稽古ができました。
そしていよいよ組手の勝ち抜き戦になりました。
とりあえず見学者の方は観戦です。
今日は生まれた日の若い順という今までにないやり方で順序を決めました。
ところが100k超級のアビ2段が先頭近くに来るというとんでもない順番となりました。
まさに無差別級の戦いです。
軽量級のサカ坊は倍近くもある巨漢を相手に本戦では引き分けという互角の戦いをしますが延長戦では体力で押されて僅差判定で敗れました。
黒帯の強豪を次々と破るアビ2段の快進撃を止めたのはまたしても茶帯の大学生Yamada2級です。
最近のYamada2級の進歩は著しいものがあります。
そのYamada2級を破ったのはYanagi初段です。
そのYanagi初段ですが常勝軍団の一人Ikeda2段を上段の回し蹴りで技あり2のあわせ一本で制しました。
Ikeda2段は大技を狙いすぎました。本人も笑っていました。
そしてYanagi初段を破ったMatumo初段が本日の優勝者かと思いきや、遅れて登場したのは同時通訳者として活躍中のSibahara1級です。
これも接戦の末、僅差でSibahara1級が勝利し、今日の優勝者となりました。
普段とちがった組み合わせとなり中身も充実した組手となりました。
あと、女子部のKiku初段とMano初段も厳しい連打の応酬となり僅差でMano初段が制しましたが、終了間際のKiku初段の上段回し蹴りはすばらしかった。
残念ながら完全にブロックされたのでポイントにはなりませんでしたが惜しい一撃でした。
と、これらを見ていたオーストラリア人のH氏がソワソワしています。
とうとうサカ坊初段とスパーリングを始めました。
やってみたそうなのが手に取るようにわかります。それでは体験してみますかと言うと嬉しそうに笑っていましたので早速防具を着けて体験組手をやってもらいました。
最初はIkeda2段が相手です。
最初は余裕で構えていたIkeda2段ですが長身から繰り出されるスピードのあるストレートに顔から笑みが消えました。
かなり強烈な蹴りで応戦しましたのでソフトにソフトにと注意しました。
もちろん最初からIkeda2段は余裕で加減してたのですが一瞬「マジモード」になりかかったのは事実です。一瞬ですよ。
パワーもスピードも申し分ないのですが、やはり格闘技は初めてということで無駄な力みがありますので、余分な緊張をほぐし、突きの基本的な注意とコツをお話しました。
その時Sibahara1級に同時通訳を頼みました。
今日はMatumo初段、Sibahara1級という空手も良く知り英語もプロフェッショナルという二人が手伝ってくれたので大変スムーズにまた深いところまで説明できて良かったと思います。
最後にSibahara1級とも対戦してもらいました。
今日の見学の女性の方は、ちょっと怖いと感想を述べられていましたがやっている姿はとても楽しそうでした。東京の道場にもくるようにお誘いしました。
お二人とも忘年会にも来るそうです。
あと、もう一人見学予定の女性の方も今日は都合で来られませんでしたが忘年会には来られるということでしたので楽しみです。
2009/12/09
本日は我孫子道場で稽古を行います。
さか坊初段紹介の見学者が来られる予定です。
職場の女性の方とオーストラリア人の方です。
2009/12/08-2
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
久しぶりに雨の降らない世田谷道場でした。
先週から引き続き効かす中段突きに特化した稽古を中心に行いました。
物理的な拳や筋肉の強化とマインドの強化の両立が大切です。
効かす事のイメージが頭の中に明確にできる事が上達のポイントです。
イメージ、きまり脳内シミュレーションができない事はリアルにできるはずがありません。
まずイメージできる事、そしてそれを実験させるエクササイズを積む事。
これが鍛錬の原理です。
そうした視点で乱撃、乱取、勝ち抜き戦を行いました。
今日は今までとはまったく異なった順番での勝ち抜き戦です。
パワー、技の絶妙のコンビソーションを見せたNamekawa初段が勝ち抜き、決勝戦のSaisya初段との打撃戦も制して優勝しました。
また、今日も見学者が来られたのですが、空手、武道未経験ということでしたので、基本のみ体験してもらい組み手は見学してもらうようにお話していたのですが、動きがとても良いので防具を着けて軽めに組み手体験をしてもらうことにしました。
すると、とんでもないパンチの持ち主だということが分かりました。
運動経験はバスケットだそうですが、にわかには信じられないパワーです。
次回が楽しみです。
2009/12/08
現空研会員のリンクについて○○○君のブログのリンクを一時外します。
理由はここだけの話ですが、奥さんに内緒に書いていたブログがどうもばれそうなので、そうすると今までの自由なタッチが鈍るかも(笑)
ということで状況が落ち着くまで一時リンクを解除します。
ブログ自体は継続するそうなのでアドレスをご存知の方は従来通りアクセスできます。
会員の方でアドレスが分からない方は会員ページにこっそり記載しておきますので参照してください。
2009/12/05
本日は目黒道場の振り替え稽古を世田谷第二道場で行いました。
世田谷はどういうわけか稽古の日に雨が降ります。
今日もそうでした。
しかしこんな悪条件の日でも、自由参加の少年部も含めて悪天候にしてはそこそこの人数が集まりました。
今日は2名の見学者もありました。
一人は、空手は初めての方でしたが、パンチがありました。
もちろん打ち方は自己流ですが、重さがあり、なかなかの威力でした。
もう一人は伝統系の初段を持ちボクシングの経験もある方です。
組手体験もしてもらいましたが動きも良く、フルコンに慣れるとめきめき強くなるでしょう。
今日も効かす突きを徹底的に稽古しました。
乱撃も寸止めから入りと最後はフルコンです。
基本的に全員防具を着けてもらっての稽古ですが上級者や希望者は防具なしで行いました。
少年部は、人数は少なかったのですが、皆ファイトも技術もある子供たちばかりで、組手は熱戦となりました。
女子部も今日は防具をつけてのフルコン組手を行いました。
最近Takagi初段(女子部)の実力アップが目立ちます。
Takagiさんは一家全員が会員です。お父さんはもともと伝統系の経験も長く、強いのですが、特に最近は一家全員の向上カープが凄いです。
一般部男子の勝ち抜き戦は今日は顔面なしのフルコン形式で行いました。
Namekawa初段、Takesi初段の強豪を破ったSuzuki(R)2段とNito(兄)2段との決勝戦では、延長の末僅差判定でNito(兄)2段が勝利しました。
最後に手首を鍛える特訓と正拳突きで稽古を締めくくりました。
2009/12/02
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
先日行われたボクシングのlタイトルマッチ亀田VS内藤の感想、ボクシングの突きと空手の突きの差などのお話をしました。
世田谷道場に続き、突きに限定したコンタクト形式で稽古を行いました。
突きは一定の質量をもった拳という物体を相手の体にぶつけてダメージを与えるといった極めて単純な作業なのですが、簡単な運動方程式で近似させることはできません。
単純に運動エネルギーを最大にする努力では解決しない多くの問題があります。
そもそもダメージは運動エネルギーと運動量のどちらに多くの相関があるのかといった根本問題もあるのですが、それ以外にも多くの要素が絡んでいるのです。
今日は、突きに威力があるIkeda2段とレスラー初段に代表となってもらって様々なケースでの実演、稽古および模範組手を行ってもらいました。
今日は多くの黒帯が集まっていましたので、勝ち抜き戦も見ごたえがありました。
それぞれ多くのやるべき課題を発見できたと思います。
何といっても基本部位の個別の鍛錬と効かす突きのイメージ、ボデーの解剖学的なイメージと効果的な攻撃方法、それを明確にしリアリティーのある脳内シミュレーションを何度も繰り返すことで効果的な動作を身につけることができます。
勝ち抜き戦は、勝敗にこだわる必要はありません。
自分の脳内のイメージが現実化できるかどうかが一番の課題なのです。
最終戦のアビ2段とIkeda初段の組手は見事でした。
しかしお互いに自分で納得できる突きは数少なかったと思います。
それくらい「突き」の技術は奥深いのです。
女子も黒帯になったばかりのKikuchi初段とMano初段が気合の入った組手を展開しました。
最後にMatumoto初段、Tokiwa一級が私の突きを受けてみたそうな様子でしたので、秘伝の突きを軽めでしたが体験してもらいました。
防具を着けていませんでしたのであえて片足を宙に浮かせたり、手打ちだけでフルパワーの20%位の突きでしたが、それでもおそらく内臓に重く響いたはずです。
この突きはすぐに身につかないと思いますが、私の教えた手順で地道に取り組めば誰でも身につけることができるはずです。
単純な稽古の繰り返しをあきらめずに続けているとある時心底分かったという感じを掴むことができます。
その時が「突き」が自分のものとなった瞬間なのです。
2009/12/01
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
少年部は基本(特に受け)を重点的に稽古しました。
子供は、同じ注意を根気良く繰り返さないとなかなか正しいフォームが身につきません。
基本が身につけば、あとは稽古量に応じて伸びていきます。
しかし基本が間違っていると後々修正が大変になります。
多くの技を覚えるより少数の技でもしっかりと身につける事が将来のためになります。
一般部は参加者が少なめでしたが、新たに黒帯、色帯を取得した会員も居て、内容は大変濃いものになりました。
フルコンに近い乱撃、自由組手を中心に稽古を行い、最後は突きに限定したフルコンでの勝ち抜き戦を行いました。
防具は本人の希望があれば着けなくても良いという設定で行いました。
効かす突きの稽古ですからポイントの勝敗は気にする必要はありません。
勝ち抜き戦なので一応勝ち負けの判定は行いますが、大事な事は自分のイメージした突きが出せたか否かです。
最初に柔道も有段者でボディービル経験もある体の丈夫な重量級のMiwa1級に防具を付けてもらい脱力した私の突きを受けてもらい、その後、全員に二人一組になってもらって相互に体験してもらいました。
体重の上手な使い方と手首の強化がポイントです。
Miwa1級は私の突きが後から効いてきて、勝ち抜き戦では本来の力を発揮できませんでした。
ボデーを効かされるとしばらくはその影響から抜け出せません。
ボクシングの試合でもボデーでダウンを奪われるとなかなか回復できないのは皆さんご存知でしょう。
勝ち抜き戦は勝敗は2の次ですが、今回良い組手を見せてくれたのはTasiro2級でした。
接戦ではありますが、上級の茶帯、黒帯を次々と抜いていきました。
急激に力を伸ばしてきているTakesi初段も強豪の黒帯を次々と破り、強打のSaisyo初段とも良い打ち合いをし何とか勝ち抜きました。
しかし、これまた地道に突きの威力を増してきたCyokko初段がTakesi初段を制しました。
そのCyokko初段を制したのがKawano初段で、決勝戦はKawano初段とKin2段の対戦となりました。
これは壮絶な打撃戦と成りましたが、僅差判定でKin2段が勝利しました。
今回は勝ち負けとは別に良い組手が多く見られました。
こうした攻撃部位を限定した組手も適宜行うことで一つ一つの技のレベルを大幅に向上させることができます。
局所的な強化と総合的な組み立てを効率良く循環させることが大事なのです。
2009/11/29
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日から、倒すための空手、実践編に入ります。
まず防具を着けたフルコンの乱撃から始めました。
上級者や希望者は防具なしです。
手首の固定や脱力、それから突きの方向性と貫く感覚というか気持ちの持ち方などを説明し稽古しました。
勝抜戦もフルコンで行いました。
今日はNamekawa初段、Ito初段の活躍が目立ちました。
ベテランのSaisyo初段もフルコンになると圧倒的なパワーを発揮します。
決勝戦はNito(兄)2段とIto初段の対戦となり、延長戦で上段回蹴を決めたNito(兄)2段が優勝しました。
最後に倒せる突きの特別トレーニングを全員で行いました。
2009/11/25-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
また、昇級・昇段者が新しい帯を締めました。
黒帯を締めると皆一段と強く見えます。
見えるだけでなく、実際に強くなります。それも連続的な変化ではなく段差をつけた上昇をするのです。
黒帯を締めることで自信も生まれるし精神の余裕も生まれるためでしょう。
今日の組手でもそれを強く感じました。
最初にIkeda2段とKitajima2段に模範組手をおこなってもらい、その後勝抜戦を行いました。
最近手が付けられないくらい上段蹴りの威力が増したアビ2段ですが、Yamada2級がアビ2段を破る金星を飾りました。
決勝戦はKitajima2段対Watanabe初段(ソウちゃん)の対戦となり延長戦までもつれ込みましたが、Kitajima2段が鋭い上段突きを決めて優勝しました。
2009/11/25
本日は我孫子道場で稽古を行います。
なお、本日より各道場で昇級昇段者への認定状、帯の授与を行います。
2009/11/24
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は戦いの場における覚悟のお話をしました。
結論から言うと死を覚悟することで恐怖心を克服できるお話です。
これは死んで良いという話ではありません。
死ぬことを覚悟することで、逆に多くの生き延びるチャンスを得られるというお話です。
しかしこのような心境は理屈では納得しても実際にはなかなかできるものではありません。
たまたま、Mano初段が良い質問をしたので、その話にからめて皆にお話しました。
「稽古における精神力の鍛え方」という切り口です。
キーワードは「慣れ」です。
恐怖を無くすことは難しいのですが「慣れる」ことはできます。
恐怖に慣れるための効果的な方法が今日の稽古のテーマとなりました。
あえて自分を危険な状況において稽古するといういう方法です。
この場合は勝ち負けは2次的なものになっても構いません。
もちろん勝つことも重要なのですが、これにこだわると自分の得意な間合いの稽古が偏重されます。
あえて自分をつらい場にたたせて恐怖に慣れる事。
これが今回の稽古のねらい目なのです。
全員この意図はよく汲み取ってくれ、今日は試合の並び順も今までとはまったく異なる順序で行ったこともあり、新鮮でかつ刺激もある良い稽古ができました。
Wakamatu初段やMuramatu初段も普段とは違う間合いで試合に臨んで、いろいろ工夫し勝敗とは別に大きな成果を見せてくれました。
今日は、危険地帯に大胆に身をおいたNamekawa初段が勝敗においても切れ味鋭い技の連続で最後まで勝ち抜きました。
試合では負けても課題を理解した良い組手を行った者も多く、内容は濃かったと思います。
少年部は昇級者の認定状、帯の授与を行いました。
皆確実に上手になっています。
2009/11/21
久しぶりに神田錬成館(剛柔流)のKato3段が出稽古に来られました。
私の突きを受けて見たいとの希望でしたので、稽古の最後に皆と一緒に実演いりの突きの解説をいたしました。
Enomoto初段をはじめ最近活動を再開した会員も増えたので復習も兼ねて丁寧に基本から稽古しました。
今日は勝ち抜き戦の順序を大幅に変えました。
いつも後半戦にした出場できないしNIto2段が先頭に近いところに位置しました。
さすがに実力の差を見せ付けて殆どが技有りや一本で勝ちあがって行きました。
途中Namekawa初段他延長の末僅差の判定もありましたが、こののまま最終戦まで行くのではないかと思われたとき、これを阻止したのはTakagi初段でした。
一時体調を崩して休んでいたのですが復帰してからは一段と技に磨きがかかり、いつもすばらしい組手を展開します。
決勝戦は最近進歩の著しいTakesi初段との対戦となりました。
両者延長戦となるも相譲らず、引き分けとなりました。
少年部のTakagi君もTakesi初段との対戦で破れはしましたが多彩な技で果敢に攻め続け良い組手でした。
女子部では復帰したKuboさんも気合が入っていました。
女子決勝戦のTakagi初段とIchikawa初段も延長戦に入る熱戦でした。
最後に全員参加の乱取で稽古を終えました。
そして最後に特別講習です。
現空研空手の特長の一つに「本当に倒せる突き」があります。
確かに伝統系の突きは速いし、決まった時の美しさは見事なものがあります。
しかし、顔面はいざしらず中段で鍛えたフルコン選手をノックアウトできるかと言えば、寸止めの試合で一本を取った突きであってもその殆どは相手をノックアウトできる程ではありません。
それどころか殆ど効かないと思われるケースも多々あります。
中段(ボデイ)を効かせるのは簡単ではないのです。
ボデイを効かせるには、大きく分けて二つのアプローチがあります。
本日はその二つのアプローチの中の一つ、貫く突き、それを実践するためのメンタルの重要性と拳、腕全体を鍛えるトレーニングの方法を解説しました。
現空研の選手が対外試合をした場合、多くのノックアウト勝ちをする秘訣もここにあります。
現空研も含めて、多くの空手家は本来持っているパワーの半分も実際の組手では発揮していません。
その理由はメンタルにあります。
生物としての持っている本能が抑えるフィジカルなブレーキがあるのです。
腕のある部所を徹底的に鍛えることでメンタル面での恐怖がなくなり本来のフィジカルの限界近い突きが出せるようになります。
いつもNito2段をはじめバワーもあって打たれ強い会員に受けてもらって解説するのですが今日はKato3段に体験してもらいました。
防具を着けてもらい、私は腰の力も殆ど使わず一見手打ちに近い軽めの突きを繰り出しましたが防具の上であっても恐らく内蔵に響く圧力を感じてもらえたと思います。
鎖骨も骨に響いたはずです。
私はある部所を徹底的に鍛えていてフィジカル面でのある種の恐怖が全くありません。
そのためフィジカルなブレーキがはずされていますので軽く突いても、本来のブレーキなしの突きとなり見掛け以上の圧力となるのです。
私が教えたトレーニングを続ければ、誰もが劇的にパンチ力を上げることができます。
現在強い人はますます強くなれますし、弱い人なら人生観が変わるほど強くなれます。
2009/11/18-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
戦いの場では、フィジカルな優劣以上にメンタルが勝敗に及ぼす影響が強くなります。
それは、命がかかっているような実戦の場では顕著に現れます。
メンタルに関するお話をして組手稽古を行いました。
今日の白眉はIkeda2段対Kitajima2段の対戦でした。
ライトコンタクトではありますが引かず、押さず、メンタルとメンタルとの激しい火花が飛びました。
あとHIrayam初段の動きも切れがありました。
全体的に緊張感のあふれる勝ち抜き戦となりました。
2009/11/18
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
戦いの場における精神のあり方。
相手が強者であっても防御に偏らず、相手が弱者であっても攻撃に偏らないという心のあり方についてお話し、それを踏まえた上での組手稽古を行いました。
防具なしの寸止めルールです。
全員組み手の格調が随分上がってきました。
女子部 のKuboさんが久しぶりに参加です。女子部も同じルールで行いましたが、決勝線では新黒帯同士で防具なしのフルコン状態になりました。
互いに節度を保っていましたのでそのまま続行させました。
相手がどんなに強い場合でも堂々と自分の空手に徹することが結果としては実力を最も発揮できる事を体験して納得することが大切です。
小細工も不要とは言いませんが、あくまで小細工は小細工。弱者の選択枝です。
正攻法の技術ととバランスのとれた敢闘精神の持ち主が強者です。
忘年会・我孫子の部の詳細を会員ページにアップしました。
参照してください。我孫子の幹事はアビ2段にお願いいたしました。
2009/11/15-2
忘年会東京の部、詳細を会員ページにアップしました。
幹事はIto初段です。
参照の上参加希望の方は所定のメールをお願いいたします。
我孫子道場の部も決定次第アップの予定です。
2009/11/15
コラム本当に強い人をアップしました。
2009/11/08
速報 S初段 全日本空手道選手権でベスト8。
詳しい状況が分かり次第会員ページにアップします。
2009/11/07
12月の世田谷、目黒道場の稽古日を更新しました。
忘年会の東京の部の日程が決まりました。12月26日午後6時より渋谷で行います。
詳細はおって会員ページで発表します。
2009/11/02
ここのところ所用で出かける事が続きなかなか更新の時間がとれませんでしたがやっと時間ができましたので更新を再開します。
世田谷道場では強豪のHosoda2段が活動を再開し世田谷道場の活気が更にアップしました。
昨日は目黒道場の振り替え稽古で世田谷道場で稽古を行いましたが、Orikasa初段の本格的な復帰と大きな試合を控えたSionaka初段の参加もあり多彩なメンバーが揃いました。
今回は「心の脱力」をテーマとして戦いに望む場合の心構えについてお話をしました。
芯は通っているけど柔軟な精神で困難に立ち向かえる能力、これが本当の強さを生みます。
Sionaka初段は、勝ち抜き戦では切れのある動きをしていました。
良い結果を生む基本的な能力と技術は十分に持っています。
「心の脱力」ができれば結果は後からついてきます。
昨日は少年部の自主参加者、新会員や見学者の方も交えて多彩な稽古となりました。
少年部のSakai君兄弟は二人ともガッツがあり運動神経も抜群で最近メキメキ強くなっています。
今回はNamekawa初段、Takesi初段を相手に果敢な組手を見せてくれました。
新会員の方も見学の方も他流派の武道経験(黒帯)をお持ちで、不慣れなはずの現空研ルールにもかかわらずしっかりとした動きを見せてくれました。
今回は「心の脱力」をテーマとした変則的な組手を全員に行ってもらい全員に効果を感じましたが特に黒帯クラスになると飲み込みも速く、通常の勝ち抜き戦でも早速応用してレベルアップしたことが感じられる組み手が多数ありました。
今日は勝抜戦ではSionaka初段の他はOrikasa初段の技が光っていました。
優勝はNIto(兄)2段との再延長戦を制したSuzuki(R)2段でした。
2009/10/30
なかなか更新のための時間が取れないのですが、どうしても伝えておきたい事がありましたのでアップします。
S初段が全日本空手道選手権に出場します。
詳しくは会員ページをご覧下さい。
2009/10/28
仕事が立て込んで更新が滞っています。
いろいろ書きたいことが溜まっているのですが後でまとめてアップします。
とりいそぎ会員からのメッセージで現空研梁山泊 (2009/09/19)の本人紹介文を掲載しました。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
2009/10/15-2
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
東京からTakagiさん一家とSuzukl(R)2段も遠征してまた、15人組手完遂したUno2段も交え、2段だけでも7人も参加するものすごいメンバーとなりました。
我孫子は下が畳なので今回は世田谷でも行った下段(足払い)の秘伝を皆に伝授しました。
柔道の有段者も4名いましたので、未経験の初心者のためにまず基本の受身から稽古をしました。
次に先日他流派の大会で切れ味鋭い下段を連発し優勝したSionaka初段に伝えた下段蹴りを、柔道も2段か3段の腕をもつIKeda2段を相手に実際に技をかけながら基本から解説しました。
パワーよりも体重移動とタイミングを体で覚える事が大切です。
そしてその技術の上にさらなるパワーと破壊力をプラスすれば無敵の「下段蹴」の完成です。
最後に技の習得を確認するために勝ち抜き戦を行いました。
全員短時間の講習にもかかわらずかなりの習得率でした。
写真と動画もそのうちアップしますので自分の技の問題点を確認してください。
何よりも自分の動きを客観的に見る事が上達への最短コースです。
2009/10/15
11日の目黒道場は池の上小学校体育館で稽古が行われました。
上段回蹴を重点的に稽古しました。
一部写真をアップします。
白帯の会員のが急激に実力をアップさせているのが写真を見ても分かります。
本人たちも自分の客観的な姿を見て新たな発見と喜びがきっとあるでしょう。
少年部のホープ Takagi君とIto君の対戦です。(どちらの写真も左Takagi君 右Ito君)
二人とも少年部を代表する会員ですが、今回の上段蹴に特化した稽古でも二人ともすばらしい組手を展開しました。
二人に共通ているのは素直である点と勇気がある点です。
こういう少年たちがいる限り日本の未来は大丈夫でしょう。
今回は稽古のあと武士道についてのお話をいたしました。
日本人がもつすばらしい伝統の一つに武士道があります。
武士道とは一言で言えば「誇りと名誉を命をかけて守る」という考え方です。
私が子供の頃命をかけて戦ったある喧嘩の話をいたしました。
下の写真は白帯会員の組手です。
他流派出身の経験者も混じっていますが、多くは数ヶ月前までまったく武道経験のなかった方たちです。
短期間でここまで上達しました。
一つ一つの技の原理を知る事。そしてそれを実際に試してみる事。
これが上達の原理です。
空手だけに限りませんが。
2009/10/12-2
速報その2
Sionaka初段よりメールが届き、前後してNito(兄)2段より写真と動画が送られてきました。
伝授した下段(足払い)が面白いように決まりまくっており、9月29日の特訓が見事に花開きました。
教えられた事をすぐ実戦で生かせるSionaka初段の応用力の凄さが現れています。
見事にタイミングを捉えた切れ味鋭い下段払い。 相手の神経が下段に集中した所で見事な上段蹴りが決まる。
体重移動の瞬間を見事に捕らえるSionaka初段。 余裕で構えるSionaka初段。
かなりパワーのある相手だったが猛然と攻撃を仕掛けてくる瞬間に足を刈り、見事に決まる。
2009/10/12
速報
Sionaka初段 無差別級優勝
9/29 世田谷道場で他流派の大会に向けて特訓したSionaka初段が本日無差別級優勝を果たしました。
応援に行ったNamekawa初段および本人から電話をもらいました。(本人のブログ)
詳細は報告を受けてからアップします。
2009/10/11
本日の目黒道場の稽古は池の上小学校体育館(18:30)で行います。
2009/10/07-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
台風18号が近づいているので集まりは悪いかと思いましたが、そこそこの人数が揃いました。
今日は又割り特訓とその成果を試すべく上段蹴りを主体とした寸止めの組手を稽古しました。
我孫子は足の上がる会員が多く上段蹴りに関しては水を得た魚のように躍動感あふれる組み手が展開しました。
しかし、「猿も木から落ちる」ではありませんが思わぬ落とし穴にはまる者もいて、歓声と笑い声が交錯する展開となりました。
左 Matumoto初段の華麗な蹴り
右 Yamada2級の伸びのある上段蹴り
右 合気道も2段の腕を持つKarakida初段の回蹴
左 久しぶりに稽古に参加したHirayama初段のしなりのある上段回蹴
左 Hirayama初段
左 Yanagi初段 この超接近した間合いからこの蹴りが出せるのが彼の武器。
左 Yanagi初段の180度開脚状態での回蹴
左 Ando初段の体重の乗った回蹴
左 レスラー初段の回蹴 右 Ando初段
右 さか坊初段の上段回蹴 左 レスラー初段
左 レスラー初段の上段回蹴 右 さか坊初段
右 Ikeada2段の回蹴
右 レスラー初段の回蹴
左 まさに左上段回蹴の体勢に入るアビ2段
右 それを上手くダッキングでかわしたはずのIkeda2段であったが、アビ2段はそれをそのまま踵落しに変更。回りから爆笑が。
左 してやったりのアビ2段の怒涛の上段攻撃。
右 負けずにIkeda2段の猛反撃、しかし時すでに遅し。
左 Hirayama初段を攻撃する 右 Kikuchi初段
右 たたみこみのアドバイスを受けしなるような蹴りが出るようになったKikuchi初段(右)
左 Karakida初段渾身の踵落し。 右 さか坊初段。
右 さか坊初段の強烈な下段。
右 さか坊初段 軟らかな体で上段回蹴。
左 Sibahara1級 VS 右 アビ2段 100k超級のバワー対決。
右 酔っ払い師範 左 Matumoto初段
右 酔っ払い師範の右中段突
2009/10/07
昇級・昇段審査の最終結果(合宿・道場審査合同)を会員ページにアップしました。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
台風の影響で交通機関に影響が出そうな場合は終了時刻を早めるかもしれません。
2009/10/06
本日の世田谷道場はあいにくの雨でしたが少年部は審査を受ける子も受けてない子も参加して元気いっぱいの稽古ができました。
少年部の審査はTuji君とChiba君がチャンジしました。
二人とも気合十分な立派な組手でした。
一般部は、今日は柔軟運動をみっちり行い、上段蹴りがスムーズにでる特別稽古を行いました。
勝ち抜き戦も寸止めで特に蹴り技を重点的に見ました。
10人組手で激闘を演じたWakamatu初段も元気に参加しました。
今日はNamekawa初段の蹴り技が冴えていました。
一癖もふた癖もある対戦者を次々と撃破し本日の優勝者となりました。
少年部 Tuji君(奥)の審査 左 Chiba君の審査 中段突き
左 Chiba君 右 Chiba君
一般部勝ち抜き戦 右 Goto君の上段回蹴 右 Onuki君の上段回蹴
右 今回10人組手完遂したWakamatu初段の上段 左 同じく10人組手完遂した Kawakami初段の上段
右 回蹴も武器になってきた前蹴りの名手Mizuo初段 左 ぐんぐん力をつけてきたTakesi初段の上段回蹴
右 絶妙のタイミングで回蹴を極めるNamekawa初段 左 女子部Ueda3級の回蹴(足が良くたたみこまれている)
左 Cyokkou初段の上段 右 Namekawa初段の上段
手前 Namekawa初段の後回蹴を紙一重で捌くKawano初段 右 Namekawa初段の接近戦での上段回蹴
左 Oyama初段の上段回蹴 右 Namekawa初段の上段回蹴
2009/10/04
本日の稽古は目黒道場で行いました。
少年部のIto君の昇級審査を行いました。
Ito君のお父さんは現空研の黒帯で私の母校修猷館の後輩でもあります。
元応援団で勇猛果敢の性格がそのまま組手の姿勢に現れています。
そしてその血を引く息子さんに勇気のないわけがありません。
本当に素直で可愛いのですが一旦試合が始まると相手がどんなに強くても常に攻撃の姿勢で臨みます。
今日は適当な年代の相手がいなかったので全員一般部の黒帯が相手になります。
今回は一般部でも技の切れる3人を選抜しました。
少年部であってもパワーこそ抑えますが技の切れでは手抜きはしません。
当然気合は大人同士の時と同じように出します。
多くの少年たちは大人の裂ぱくの気合に精神的な圧力を感じて押されがちになるのが常ですがIto君は一切ひるむところがありませんでした。
突きに蹴りに自分の出せる力を十分に出した戦いに終始しました。
そして終わると万来の拍手が起こりました。
今日はIto君のお母さんも正式入会されました。
それから本日は面白い方が体験入会されました。
会員のOgosi君は出版社に勤めています。。
この出版社がとてもユニークなのです。
そしてこの出版社はインターネッド上にウェブマガジンを発行しています。
ここで、ある企画が持ち上がっているというのです。
同社のフリーライターであるM氏に体験入会してもらい(もちろん空手は未経験)、実際に空手の稽古を体験することで運動不足解消や武道のおもしろさ
を体感してもらい、それを読者の方々に伝えるというものです。
もちろん快諾し、早速本日初稽古となったのです。
10月下旬ころに掲載予定ということなので、詳細決まりましたらあらためてサイトその他のご紹介をさせていただこうと思っています。
今日は先日キックの試合で見事勝利した二戸伸也君に授けた「秘伝」を皆に公開しました。
ほんのわずかな時間でその稽古は実践できます。
試しに全員に体験してもらいましたが、全員筋肉が悲鳴を上げたと思います。
しかし、この威力は二戸伸也君のパンチの圧倒的なパワーと持久力が証明しています。
(もちろん二戸君の勝利はこれ以外の普段の精進、本人やジムのトレーナーの努力があってのことは言うまでもありません)
帰りぎわNIto(兄)2段から先日試合に向けてSionaka初段に教えた足払いを自分にも教えて欲しい、ここでかけてみていただけないかと要望があったのですが時間が過ぎていますし下が床なのでこんど畳のあるところで再度解説することにしました。
本日の稽古の写真は後でアップする予定です。(動画のアップも遅れていますがもう少しお待ちください)
2009/09/30
本日は我孫子道場で女子10人組手と男子5人組手の審査を行いました。
10人組手のMano1級は若いのですが現空研の前の拳誠会の時代小学生の頃から稽古を続けている現空研最古参のメンバーの一人です。
仕事や体調の関係でなかなか昇段審査を受ける機会に恵まれなかったのですか、今回やっと条件が整い10人組手に挑戦することになりました。
本人の急遽の申し込みで我孫子で行うことを許可しました。
我孫子の審査はいつも厳しいのですが、今回のメンバーも例外ではありませんでした。
対戦者は、
Watanabe(そうチャン)初段、Ando初段、Yanagi初段、Watanabe(レスラー)初段、Sakak(iさか坊)初段、Kitajima2段、Ikeda2段、Hayasi(パオ)2段、 Kamiola(アビ)2段、Izumi(女子部)初段
というメンバーです。
もちろん一般男子と女子の組み合わせは男子の一定の制限を設けているのはいつもと同じですが、過酷な条件であることに変わりはありません。
特に今回は昔からのメンバーであるさか坊初段やパオ2段もいて、最後のIzumi初段との対戦まで持ちこたえることができるかがかぎとなりました。
しかし全試合攻撃の姿勢を崩さず、敢闘精神が折れなかったのは見事でした。
10人目はお互い持てる力の限りを尽くした打撃戦が2分間休みなく続けられ、途中互いの意図的ではない顔面強打を注意する場面もありましたが、最後まで攻撃の姿勢を貫き見事10人組み手を完遂しました。
左 5人目さか坊初段の上段回蹴を受けるMano1級
右 6人目 KItajima2段を回蹴で攻めるMano1級
9人目 アビ2段の強烈な上段回蹴で技アリを取られる。
しかし、上段突きで果敢に反撃。
10人目 右Izumi初段の突き刺さるような前蹴で効かされる。
最後まで敢闘精神は衰えず10人組手完遂
男子ではYamada3級の5人組手が行われました。
Yamada3級は二松学舎大学の学生で前回の現空研大会では軽量級で優勝している実力者です。
今回は女子10人組手と同様、対戦相手の陣容が強力でかなり苦しい戦となりましたが、伸びのある左右の蹴りや果敢に接近戦でも打ち合う精神力の強さも見せ見事5人組手を完遂しました。
また形審査も5人が合格しました。
左 強豪レスラー初段に果敢に回蹴で攻撃するYamada3級
左 レスラー初段の強烈な右中段突き
左 5人目 IKeada2段の重い膝蹴り攻撃にも良く耐え5人組手完遂
2009/09/29
本日は世田谷道場で審査と稽古を行いました。
まずは少年部の審査です。
審査となると真剣さが違ってきます。
みんな驚くほど強くなっています。
今日は駒澤大学に通うOnuki君の審査、3人組手を行いました。
対戦した3人は全て学生です。(東大生二人、浪人一人)
写真は3人目のTakesi初段。
3人とも手ごわい相手で苦戦を強いられましたが見事完遂しました。
今日は、先週後楽園のK1ルールによるキックの試合で見事勝利した二戸伸也初段と、もうすぐ全日本級の空手大会に出場するSionaka初段が参加しました。
二戸伸也初段はまだ試合直後なのでガチの組手は遠慮してもらいましたが乱取(スパー)には全試合出場し良い動きを見せていました。
今日はたまたま畳の用意がありましたので、普段はあまりやらない足払いの特訓を行いました。
私の足払いは空手の下段回し蹴りと柔道の送り足払いを組み合わせたような技で私が独自に編み出したものです。
組む柔道とは少し違ったタイミングで、それを体感するのは何度もやってみるという積み重ねが必要ですが理屈を知っていると飲み込みは劇的に早くなります。
今日のハイライトは試合を控えたSionaka君の連続組手でした。
若干のアドバイスと後は試合に合わせて極真ルールでの組手としました。
最初は明治大学で柔道をやっていた巨漢Miwa1級との対戦です。
Sionaka君の出場が無差別級なので、今回は初戦に体が大きくパワーのある人をいきなりぶつけてみまたした。
しかし、十分に稽古を積んでいるSionaka初段は押し気味に試合を進めていきます。
上の写真は右上段回蹴を決めた瞬間。
2戦目の相手は業師Namekawa初段です。
お互いスピードもあり技の切れもある者同士ですからかみあったすばらしい試合となりました。
双方上段回蹴を決め引き分けとなりましたが見ごたえのある組手となりました。
上の写真はSionaka初段の飛び後回蹴をNamekawa初段がスウェ−バックして避けるところ。
左 Sionaka初段の左上段回し蹴り
左 Namekawa初段の右上段回蹴
左 Takesi初段の上段回蹴
右 Sionaka初段の絶妙の踵落し
小さな巨人Suematu初段との対戦。 右Sionaka初段の上段回蹴が決まる
左 Suematu初段の強烈な上段回し蹴りを紙一重でスウェーするSionaka初段
左 ベンチペレス145K 上腕囲45Cmのパワーファイター Mano初段の上段回蹴
右 Mano初段を強烈な下段蹴りで攻め技ありを奪う。
技の切れではピカイチのKin2段のタイミング良い再三の下段(足払い)を全てブロックする。
両者一進一退で引き分け。
左 Sionaka初段と 右 日大空手部OB Oyama初段
左 プロキックボクサーとして全国区に躍り出た二戸伸也初段とKin2段の対戦
右 二戸伸也初段の回蹴
左 Kin2段の回蹴
左 Namekawa初段に相手になってもらって下段で足を払うタイミングを私が皆に解説
2009/09/23
我孫子道場の昇級・昇段審査は30日(水曜日)に行います。
世田谷道場、目黒道場の稽古日を更新しました。
2009/09/22-4
武者修行(?)の旅から帰ってきたOrikasa初段が久々に登場。早速復帰記念組手が実施されました。
Nito(兄)2段の歓待組手。 華麗な技の応酬にまわりから感嘆の声が・・・・・・・
Orikasa初段のしなるような後蹴 Nito(兄)2段の躍動的な飛び膝蹴り
2009/09/22-3
Wakamatu1級の10人組手
前半はスタミナもあり得意の上段蹴りも決まる。 中盤 開始早々Takesi初段の上段回蹴をもらう。
左 テコンドー出身のWakamatu君得意の踵落し 右 9人目Suzuki(R)2段の重い中段突きでたまらずダウン
10人目のNIto(兄)2段の後回蹴を食う。 体力の限界でダウン しかしここから奇跡の復活をとげる
状況の確認をする。 最後まで気力は充実し立ち上がって渾身の踵落しを見せるWakamatu1級(左) そして見事10人組手完遂
22日は連休の中日でしたが世田谷道場で稽古、審査を行いました。
二戸伸也初段の試合を観戦した会員も合流しましたので強力な黒帯陣がぞろりと揃いました。
そうした環境でWakamatu1級の10人組手が行われました。
Wakamatu1級は軽量なのですが、どうしたわけかこういう時に限って重量級がそろいます。
対戦相手の殆どがWakamatu1級より体重がある会員となりました。
もちろん体重だけでなく全員がそれぞれ特長を持つ実力者ぞろいです。
重量級は人数が多すぎるので対戦相手をじゃんけんで選抜する一幕もありました。
最終的には
Hayasi1級 Mizuo初段、 Suematu初段、 Horikomi初段、 CYokko初段、 Takesi初段、 Takagi初段、 Namekawa初段、 Suzuki(R)2段、 NIto(兄)2段
という組み合わせとなりました。
どれ一つ取っても楽な相手1人もいません。
それでもWakamatu1級は体力を温存しながらも切れのある上段回蹴りをはじめ多彩な攻撃で一進一退の好試合を展開していました。
しかし中盤のCYokko初段あたりから体力の消耗が顕著になってきます。
Takesi初段からは立て続けに上段蹴りを決められます。
Takagi初段からはスピードと圧力で終始押されてしついます。
Namekawa初段も上下にちらした巧妙な展開で付け入る隙を与えません。
とうとうSuzuki(R)2段からダウンを奪われます。
しかし、気力で応戦し何とかしのぎました。
最後の10人目NIto(兄)2段と組手は、大変苦しい展開となりました。
特に後ろ回し蹴りで中段を決められたまらずダウンした時は今までの体力の消耗、疲労も頂点に達しており、意識はしっかりしているのですが声を出すのもつらい状況でした。
中止を命じようと思ったとき、回りから嵐のような声援を受けて立ち上がりました。
目はまっすぐこちらを見ていて意識もはっきりしており、続行の意思もしっかり確認できましたので続行を許可しました。
そして、Wakamatu1級は回りからの大きな声援は背景にそこから奇跡の復活をとげ、とうとう10人組手を完遂しました。
見事でした。
全ての力を出し切っての戦いでした。
と思いきや、NIto(兄)2段がカメラを向けるとちくゃんとVサインを出して皆の爆笑を誘っていました。
最後にOnuki君の形審査を行いました。2度の試技で見事合格。
これで全てだと思ったのですが、私の思い違いでOnuki君は組手審査がまだ終わっていなかった事が本人の話でわかりました。
次回組手審査をあらためて行います。
本日は二戸伸也初段に伝えた秘伝を皆に教えて実行してもらうつもりでしたが時間の関係でできなかったのでこれも次回に延期します。
あ、それからあのOrikasa初段が長い武者修行(?)から帰ってきて復帰しました。
早速今日はNito(兄)2段と模範組手を行ってもらいました。
随所に良い攻撃を見せてくれましたが、最後に飛び膝蹴りを食ってしまいました。もちろん軽くですがきれいに決まったので結構効いたかもしれません。
2009/09/22-2
二戸伸也初段の勝利はK1のオフィシャルサイトや格闘技ウエブマガジンでも速報されました。
Nito(兄)2段の話で、ほぼ想定通りの展開となったことが分かりました。
事前の二戸伸也初段とのやとりとや秘伝の伝授の顛末は会員ページに詳しく記載していますので会員は参照してください。
しかし後半の瀧谷選手の反撃は見事ですね。これは想定外ですし今後の二戸君の研究課題でもあります。
瀧谷選手は技術もあるし精神力もある有能な選手です。
左 二戸伸也 右 瀧谷選手 格闘技ウエブマガジンより
左 二戸伸也 右 瀧谷選手 K1のオフィシャルサイトより
2009/09/22
速報
二戸伸也初段 勝利
9/7 にお伝えしていた後楽園ホールで行われたK1ルールによる大会で見事二戸伸也初段が勝利しました。
たった今、Nito(兄)2段より現地から連絡を受けました。
詳細は本日道場で報告を受けてからアップいたします。
本日は世田谷道場でWakamatu1級の10人組手を行います。
Wakamatu1級はまだ大学生ですがテコンドー出身で左右の上段回蹴、かかと落しなど切れのある多彩な技の持ち主です。
2009/09/20
昨日は世田谷第二道場で特別稽古を行いました。
今日は修猷館の後輩Ito初段の奥様が体験入会で来られました。
彼女も修猷館出身ですから後輩になります。
御茶ノ水女子大の出身でピアノも堪能な才媛です。
会員ページで2007年の音楽会の動画、写真にピアノを演奏している姿があります。
準備運動の時体の柔軟性にびっくりしました。
長男のD君も入会して元気に活躍していますので、奥様も入会すればTakagi家と同じ家族会員となります。
現空研はむくつけき野蛮な男だけの団体ではありません。
「果実や花の香りを漂わせてしまう男」ばかりとは言いませんが、大半は常識的でやさしい社会人たちです。
ぜひ入会していただき、ジェントルな現空研のイメージアップに貢献していただきたいと願っています。
さて、今回はTozen2級の6人組手が行われました。
前回の我孫子道場の6人組手と同様のすごいメンバーによる対戦となりました。
Tozen君は東大の大学院に通う秀才ですが、ボート部で鍛えた筋力は筋金入りです。
また柔道も講道館の有段者でもあります。
しかし、たまたま集まったメンバーで組み合わせると次のような布陣となりました。
一番手は先日10人組手を完遂したMuramatu初段、説明の必要もないNamekawa初段、技の切れるHorikomi初段、伝統系でも指導員だったTakagi初段、 目黒の6人組手で防具の上から蹴でダウン寸前まで追い込んだパワーファイターのIto初段、そして誰もが認める実力者Kawabe2段です。
Muramatu初段は徹底的な中段の前蹴でスタミナを奪っていきます。
Tozen君は上段の突きを狙って何とか勝利しますが、初戦からかなりのスタミナを消耗させられてしまいます。
次のNamekawa初段も、下段上段と攻撃の場所をちらし、Tozen君の防御を崩していきます。
そして狙い澄ました後蹴が教科書のように上段に吸い込まれていきました。
久しぶりに登場したHorikomi初段は、充電していたパワーを一気に炸裂させるがごときの攻勢をかけていきます。
スピード、パワーとも兼ね備えているTozen君ですが、前半戦の強力な相手でもはやスタミナは限界に近い状態てす。
研ぎ澄まされたHorikomi初段の上段回蹴りの洗礼を受けてしまいます。
そしていよいよ重量級の上級者との対戦となります。
Takagi初段の体重の乗った蹴り、突きに圧倒されますが、それでも回りの声援やアドバイスには反応できる力は残っていました。
左右に捌きながら直撃をなんとか避けて最終戦に到達できました。
最後は気力の戦いとなりました。
Kawabe2段の落ち着いた、しかし、隙のない重い、威力のある蹴りが左右から上下に散らしながら襲いかかります。
何度か倒れそうになりながらも心は折れず、最後まで大きな気合とともに果敢な攻撃姿勢を崩さなかったのは立派です。
そして最後の終了の時を迎えます。
見事6人組みを完遂し大きな拍手に包まれました。
その後今日は目黒道場と世田谷道場の強力なメンバーが揃いましたので、普段なかなか見られない組み合わせで選抜模範組み手を行ってもらいました。
どの対戦も見ごたえのある内容となりました。
Horikomi初段 Vs Okosi2級
Takagi初段 Vs MUramatu初段
Ito初段 Vs Saisyo初段
Kawabe2段 Vs Namekawa初段
Kawabe2段 Vs Higuchi君
最後に
Namekawa初段に体験入会者の方との体験組手をやってもらいました。
合気道の経験者の方ですがまだ遠慮があって思い切った突きは出していません。でもだいぶ要領を掴んできたようです。
2009/09/19-2
本日は世田谷道場で稽古を行います。
10人組手を完遂したKarakida初段から感想文をいただきましたのでアップしました。
本人の紹介はあとからアップいたします。
2009/09/19
先週末日曜日に目黒道場で絞め技の講習を行いました。
関節技、絞め技は地味ですが、実戦の手段としては強力な選択肢の一つになります。
特に柔道はじめ組み技系の格闘技経験者は掴んできたり組んだりあるいはタックルなどで攻撃してくることが多いからです。
そうでなくても掴みかかるというのは本能的な行為で昔から「取っ組み合い」という言葉があるようにポピュラーなものです。
空手でも、柔法として多くの技がありますが、近代は競技に適する剛法としての突き、蹴りが偏重されている傾向があります。
現空研では、こうした点を補うべく定期的に柔法も稽古します。
今回は送り襟締めの稽古です。
今回相手に選んだのはNito(兄)2段。
彼は技術、体力、運動神経全て備わっているのでこういう場合の相手として最適なのです。
さて、始めようとすると彼の姿がいつのまにか消えています。
あれ、と見渡すといました。誰かの陰にコソっと隠れているのです。
空気を察してエスケープしようとしていたのです。
そうはさせません。
ということで早速彼を実験台にして実践講習をはじめました。
ところが、彼は突然一瞬の隙をみて脱出に成功します。
もちろんガチンコではありませんが彼は茶目っ気があり何かしでかすのです。
そしてエスケープだけでなく何と私に腕ひしぎ十字固めを極めようとします。
当然反撃します。
互いにふざけ半分ですが、結構皆の勉強になったと思います。
ここに分解写真を掲載しますので楽しんでください。
送り襟締めの基本体勢。かけられているのはNito(兄)2段。
がっちり入っています。
Nito(兄) 足を抜くことに成功しすばやく体を反転させてエスケープ。
すかさず横四方から腕をとり、
腕ひしぎ十字固めの体勢に入ります。
密着度が不十分だったので体勢がきまりません。
体勢を入れ替え、ここから反撃。
襟を狙うふりをして
腕を取り、
足で相手の頭を
引っ掛けて
典型的な十字固めに入りました。
タップと同時に周りから爆笑が。
まあいつものイベントです。
2009/09/16
本日は我孫子道場で3人の組手審査を行いました。
1人は白帯のAraki君で役者を目指しています。学生時代に少林寺拳法を2年くらいやっていて、体力もあり組手のセンスも良いものを持っています。
2人目は緑帯のKato君です。
彼は鍼灸師の専門学校に通う学生です。大変まじめでファイトもあり、体は細いのですが筋力もあります。
3人目は茶帯のEguchi君です。
彼も学生で、早稲田の理工学部に通っています。彼も体は細いのですがよく上がる足で威力のある回蹴が得意技です。
今日はそれぞれ3人、4人、6人組手が求められています。
しかし、Araki君は、他武道の経験も長く、基本がしっかりしていますのでダメもとで4人組手に挑戦するように指示しました。
今日の3人は、それぞれ大変厳しい組手となりました。
というのは、たまたま今日集まった顔ぶれがすごかったのです。
Ikeda2段をはじめ、アビ2段、Kitajima2段、それに最近復帰して調子を上げているOkimura(タケオマン)2段と2段がづらりと顔を揃えています。
そして、その他もYanagi初段、レスラー初段、Ando初段、Watanabe(ソウちゃん)初段、Yamasaki初段、それに先週10人組手を完遂したMatumoto君とKarakida君もいます。
茶帯は巨漢のSibahara1級Tokiwa1級というパワーファイターが揃いました。
故障のある数人を除いてもものすごい陣容です。
諸条件を勘案してKato君の4人組手から始めました。
多少体重を考慮しましたが相手は全員黒帯です。体重は殆ど関係ありません。
ando初段、Yanagi初段、Kitajima2段、Ikeda2段という対戦相手です。
最初からフルパワーでのガチンコ対決となりました。
全員黒帯ですから最初の一戦でスタミナを使い果たした感じでした。
しかし、皆強いけれどそれぞれ個性の違うタイプの猛攻を受けながらもよく耐え、そして反撃もしました。
最後のIkeda2段の抑制の効いたしかし重い突き、蹴りの連打にも良く耐えました。
次の挑戦者はAraki君です。
相手は100k超級のSibahara1級、レスラー初段、タケオマン2段、アビ2段
という強力メンバーです。
タケオマン2段の70k級が最軽量という重量級のオンパレードです。
Araki君も体重がありますが100k超級が二人もいる陣容です。
緒戦のSibahara1級と最初からフルパワーの激戦となりました。
格闘技経験はあるのですが、まだ、現空研のフルコンスタイルにあまり慣れていないので体力の消耗は激しく、全試合苦戦の連続となりました。
タケオマン2段に強烈な上段回蹴をもらい、最後のアビ2段にはダウン寸前まで追い込まれますが何とか耐えて4人組手完遂です。
最後のEguchi君ですが、彼の6人組手は我孫子道場の組み合わせとしては、最近ではあまり例がない最強の組み合わせとなりました。
ando初段、Yanagi初段、レスラー初段、Kitajima2段、Ikeda2段、アビ2段という強烈なメンバーです。
意図的に厳しい組み合わせにしたわけではありません。
他の色帯のメンバーがたまたま負傷していたり、黒帯も中量級以下の参加者がつき指をしていたりして順当な組み合わせをすると結果的にこうなっただけなのです。
合宿審査と違って道場審査はその時々の参加メンバーで対戦相手を組みますので結果的にこういう強力メンバーが揃ってしまう事が多いのです。
Ando初段の確実に相手を詰めていく堅実な組手でEguchi君は、技ありは取りますがかなりの体力消耗を喫してしまいます。
Yanagi初段からは上段蹴りの雨嵐の洗礼を受けます。
レスラー初段とは圧力で終始押され続ける展開となりましたが気力は充実していました。しかし体力はここらで使い果たします。
しかしこれから3人の2段の猛者と対戦しなければなりません。
Kitajima2段の接近しては前蹴り、中段突き、はなれては飛び込んでの上段突きと全く付け入る隙のない状況でしたが良く耐えました。
5人目のIKeda2段との対戦ではスタンディングダウンに近い様相を呈します。
この試合の終了時に、私が体力、気力の確認を行いました。
しかし受け答えもはっきりしていましたし、意識も覚醒しています。瞳孔の異常もありませんでしたし、本人の続行の意思も固かったので続行を許可しました。
6人目のアビ2段との戦いは気力のみだったと思います。
もはや自己との戦いです。
いかに心が折れないか、気力を2分間持続できるか、まさに根性の勝負です。
どんなに口で勇ましい事を言ったり、理屈を言っても、現空研の組手審査では真の強さが試されます。
危険のないように、いろいろ配慮はしていますから怪我はめったにありません。
しかし、体力のそして技術の限界の本当の意味を知るのは現空研の組手審査です。
Eguchi2級は遂に6人組手を完遂しました。
最後に先週10人組手を完遂したMatumoto君とKarakida君の形審査を行いました。
見事にやり遂げ二人とも一発で合格しました。
また現空研に黒帯の仲間が増えます。
毎回審査の組手はどの組手もドラマになります。
今回も新たな感動を私も含めて全員が共有することになりました。
2009/09/13-2
目黒道場で審査と稽古を行いました。
今日は少年部と女子部、一般部白帯の部が行われます。
少年部のKoki君は一般部のOzaki初段の息子さんです。
今日は一般部の大人との対戦で厳しかったと思いますが、よくがんばりました。
特に後半スタミナが切れてからのがんばりはたいしたものでした。
女子部のUedaさんも今日は前半は男子一般部の選抜メンバーと後半は女子部の上級者との対戦です。
最初は固くなってスムーズな技がなかなかでませんでしたが、後半にはいるとだんだん調子を上げてきて、最後はスタミナは切れていましたが気力は充実して手数も衰えませんでした。
一般部白帯は、激戦の連続となりました。
Oe君は、審査前の稽古で足の指を骨折して合宿の審査を受けられなかったのですが、やっと病院の先生からの許可もでて今日あらたに挑戦することになりました。
最初の相手はボクシング経験者のOkosi2級です。
お互い緒戦での固さが最初みられましたがすぐエンジン全開の打撃戦となりました。
Ito初段は前回も対戦者をダウン寸前まで追い込んだハードパンチャーで、今回も重い突き、蹴りで攻め立てます。
最後はパワーと圧力で定評のあるKawabe2段です。
しかし、Kawabe2段に相当追い込まれますが、最後まで気力を振り絞って完遂。
まだ足は完全には治っていなかったのですが、よくがんばりました。
最後のチャレンジャーは京都大学でアメリカンフットボールの選手だったパワー系のAkihara君です。
最初の相手は今回昇級したYosimura4級です。
彼は極真系の道場で2年近くのフルコン経験があります。
一回戦から壮絶な打ち合いが始まりました。
そして、二人目は今回10人組手を完遂したUchida初段です。
まさにパワーとパワーのぶつかり合いとなりましたが、いかにパワーがあっても相手が黒帯では思うような展開にはできません。
パワーを使い切ったあとで最終戦のSuzuki(R)2段を迎えます。
さすがにこの戦いは気力の戦いとなりました。
Suzuki(R)2段の余裕をもった、しかし重い突き、蹴りが容赦なく炸裂します。
ボデーを守ろうとするとすかさず上段蹴りが飛んできます。
大変苦しい戦いとなりましたが、よく耐え、3人組手を見事完遂しました。
また、基本審査も無事今回の受審者全員合格しました。
今日は最後に絞め技の講習と実技を行いました。
現空研の絞め技、関節技は、形だけのものではありません。
常に実戦の中で使える生きた技術としての柔法を稽古しました。
今日は合気道経験者の方の見学があり、一緒に基本の稽古を対戦してもらいました。
2009/09/13
10日から所用で福岡に行っておりました。
今回10人組手を完遂したMuramatu初段から感想文をいただいております。
すぐにアップいたしますのでご期待ください。
本日は目黒道場で稽古を行います。
2009/09/09
本日は我孫子道場で2組の10人組手が実施されました。
Karakida1級と合宿審査でアクシデントのため中止したMatumoto1級です。
東京からはSuzuki(R)2段とNamekawa初段が遠征です。
そのため、黒帯は、Hayasi(パオ)2段、タケオマン2段、アビ2段、Suzuki(R)2段の強豪がそろい、
さか坊初段、Oyama初段、Yanagi初段、レスラー初段、Yamazaki初段、Ando初段、Namekawa初段、Watanabe(ソウチャン)初段、Kikuchi(キクちゃん)初段、
と豪華な顔ぶれです。
控えはTokiwa1級、Sibahara1級、Eguchi2級、Yamada3級とこれまた侮れない連中が揃っています。
今日は、故障のあるOyama初段とWatanabe(ソウチャン)初段を除く黒帯全員が10人組手の相手となりました。
2段が4人も入ったかなりきつい組み合わせです。
2組だけでしたから対戦者は同じで多少順番を変えただけで行いました。
最初はKarakida1級からてす。
Karakida1級は合気道も長くやっいてもちろん有段者です。
忙しい仕事の中で稽古の時間を作ってはまじめに道場に通い稽古を積んできました。
攻守ともにバランスのとれた柔らかい動きで勝負勘も良いのですが、さすがに今日のメンバーでは苦戦の連続でした。
中盤ボデーを効かされ、それが後半戦にも大きく影響します。
2段クラスとの対戦ではダウン寸前まで追い込まれますが強靭な精神力が彼を最後まで奮い立たせます。
最後の10人目のタケオマン2段から技有りを取ったのは見事としか言いようがありません。
10人組手完遂です。
二人目の挑戦者はMatumoto1級です。
彼は和道流の有段者でもあります。
夏の合宿ではアクシデントでダウンをしてしまい悔しい中断となりました。
アクシデントによる中断なので再挑戦を許可していました。
そして今日そのリベンジとしての挑戦となったのです。
しかし、二人目の対戦者のNamekawa初段との対戦でまたしてもアクシデントが起きました。
お互いにスピードのある突きを持っていて、接近戦では皮一枚の厳しい攻撃の応酬となったのですが、またしても顔面に強打を受けてダウンしてしまいました。
一瞬ヒヤリとしましたが、意識もはっきりしており、傷もなく、足にもきていなかったので続行を許可しました。
その後は、どれ一つ取っても厳しい戦いの連続とはなりましたが、切れのある上段突きを武器に駒を進めてきました。
後半の2段との対戦はやはり相当な苦戦を強いられます。
特にSuzuki(R)2段、アビ2段の重い蹴りの攻撃にはたびたびボデーを効かされる苦しい展開となりました。
しかし、要所、要所で技有りを取る気迫はすさまじいものがありました。
最後のパオ2段の中段突きにはダウン寸前まで追い詰められますがよく耐えとうとう10人組手を完遂しました。
よくやりました。
今日は、さか坊初段やタケオマン2段の参加もあり大変変化に富んだ内容の濃い組手が続きました。
私は所用のため急ぎ東京にもどりましたが
今頃は、皆で新たな会員制クラブを見つけて静かに反省会を行い、そしていつものように星のロマンを語り合っていることでしょう。
※ 19日(土曜日)の世田谷道場の稽古は少年部の稽古も行います。
2009/09/09
昨日は世田谷道場で高校生のSato君の10人組手を行いました。
Sato君は少年部からの会員で、高校生になり一般部へ移って、初めての大人の中での審査となりました。
少年部時代ははライバルになっている年の近い連中といつも元気な組手を見せていました。
彼らも一般部に移り皆めきめき強くなっていますが、やはり大人の圧力は絶対的なパワーの壁となって彼らに立ちふさがっていました。
昨日はその洗礼を全身で受けました。
途中、アクシデントで顔面を打たれ、口の中を切ったので、一時審査を中断しました。傷口の様子を見て判断する事にしました。
当初続行は不可能だろうと思ったのですが、口の中を洗浄してみると幸い傷も浅く出血もすぐ止まり、本人の続行の意欲も高かったので再開を許可しました。
全試合苦しい展開となり、後半は防戦一方となる展開も続きましたが、回りの大きな声援にこたえて最後の力を振り絞って耐え抜きました。
ギリギリではありましたがとうとう10人完遂です。
まだ基本審査は残っていますが、今までやっきた事を普段通り実行できれば合格できます。
審査に合格してもまだまだいくつも克服しなければならない課題は山積しています。
しかしまじめで前向きな彼はきっとそれらを克服してりっぱな黒帯に成長してくれるでしょう。
下記の9月22日の稽古は目黒道場ではなくて世田谷道場でした。
本日は我孫子道場で稽古・審査(10人組手)を行います。
2009/09/08
明日(9月9日)我孫子道場でKarakiada1級の10人組手その他の審査を行います。
また9月19日目黒道場ではTouzen2級の6人組手その他の審査を行います。
9月22日は目黒世田谷道場で稽古がありますが、二戸初段のキックの試合日と重なっています。
時間的には重ならないとは思いますが、応援に行っていて時間が重なった場合は、稽古に出られなくても稽古出席と認めます。
二戸初段とは秘伝についての経過をメールでやりとりしていますが、ここでは詳細は明かせません。
一部を会員ページで記載していますので興味ある会員は会員ページをご覧下さい。
本日は世田谷道場で稽古があります。希望者があれば審査も行います。
2009/09/07
現空研会員でプロキックボクサーの二戸伸也初段の試合が急遽決まりました。
K1 のオフィシャルサイトでも掲載されています。
異なる団体がK1ルールで戦います。
二戸初段の相手はK1ユースのチャンピオンで、元全日本パンタム級1位の瀧谷渉太選手です。
この試合に勝てばタイトルマッチ、あるいはK1への道も開けるのではないでしょうか。
彼には今回に向けた必殺の秘伝を伝えてあります。
相手も無敗の強い選手です。
勝負はやってみなければわかりませんが、二戸初段が勝つ可能性は高いです。
9月22日に後楽園ホールで試合は行われます。
行ける会員はぜひ応援に行ってください。
2009/09/06
夏合宿の10人組手を見事完遂したKawakami初段の感想文をアップしました。
2009/09/05
本日は目黒道場で合宿審査を受けられなかった会員のための審査を行いました。
3 人組手のTakayama君と、6人組手のMiwa2級、そして10人組手にチャレンジするMuramatu1級です。
今日は、黒帯の強豪がづらりと顔をそろえ、我孫子道場からもIkeda2段も参戦するという潤沢な対戦者群となりました。
対戦者メンバーの選定は、道場審査は合宿に比べるときつくなりがちです。
それは、受審者が少ないから最高メンバーが総当りになる可能性が高いからです。
一方合同合宿では未知の対戦者が多いというプレッシャーもあるのでどちらが有利とは一概には言えないのですが。
今回の3人は結果的にはそれぞれが厳しい審査となりました。
キックボクシング経験者のTakayama君 も現空研の色帯の淡々としたしかし厳しい攻撃に苦戦を強いられます。
しかし、常に前に出る積極性は最後まで衰えず見事完遂。
2人目のMiwa2級は明治大学出身で柔道も黒帯を締める猛者です。
身長は180Cmを超え、体重も重量級で、ボディービルで鍛えた筋力もすごい。
しかし、今日の6人組手は大変厳しいものになりました。
特に後半は黒帯の重量級が選抜され、5人目は我孫子のIkeda2段、6人目はNito(兄)2段という厳しさです。
一番最初の洗礼はIto初段との対戦でした。
Ito初段の重い中段蹴りが炸裂。防具の上にもかかわらず一時棒立ちになるほどのダメージを受けました。
ボデーを効かされるとなかなか回復が難しくなります。
このダメージが尾を引いてその後の対戦はいかにボデーを効かされなくするか、つまり倒されないようするかが重要ポイントになりました。
中段を守ろうとすると上段、下段にスキができます。
そこを上級者は見逃すはずもありません。
1試合2分間のフルコンの厳しさはやったものにしかわからないでしょう。
もちろん安全性に対する配慮に関しては全員に厳しく言ってあるのでメチャクチャなヒステリックな攻撃はありません。
しかし、脱力し、淡々とした、そして重く骨にきしむ攻撃は容赦なく続きます。
そうした中、6人目のNito(兄)2段との対戦で全てを使い果たしたMiwa2級でしたが、ついに6人組手完遂です。
最後のMuramatu1級の10人組手は、近年稀に見る激戦となりました。
他流派、他武道でもいくつかの段位を持っていて、現空研でも技の切れ味ではピカイチのMuramatu1級ですが、今日は対戦相手がすごかった。
後半は重量級の猛者がそろっている上、軽、中量級も技の鋭さ完成度の高い実力者がこれでもかとそろっています。
試合は初戦から激戦となりました。
一人目のHayasi1級は現空研初期からのベテランです。(途中転勤のため休会していたため昇級が送れていただけ)
スタミナを温存しようと持久戦法にでるMuramatu1級ですが、Hayasi1級はそうはさせてくれません。
鞭のようにしなやかな左右の蹴りで容赦なく攻め立てます。
アクシデントはその時起きました。
終了1秒前、攻勢をかけたHayasi1級にカウンターとして出した上段突きが顔面をクリーンヒット。
拳サポータを付けていたのですが、Hayasi1級はダウン。
もちろん顔面は寸止めで、当てる事は厳しく戒めています。ですから反則です。
しかし、流れの中での動きでしたし故意性はまったく感じられません、アクシデントでしたので続行させようとしましたが、Hayasi1級が立てません。
意識はしっかりしているのですが、脳震盪でいわゆるダウン状態となりました。
大事を取ってこの試合は中断。
中段となると本来は1試合のカウントにはならないのですが、タイムは残り1秒ですし、アクシデントは場外スレスレでおきています。
よってこの試合はここで終了し、勝負は引き分けとして1試合にカウントし、10人組手は続行を命じました。
2試合目からも厳しい戦いは続きました。
特に中盤のTakesi初段から立て続けに上段を決められてからはスタミナもかなり消耗し、続くEndos初段の猛攻でおそらく通常のスタミナは消費し尽くしたと思います。
後半の業師、重量級との対戦は、もはや精神力、そして自分との戦いの領域に入ってきました。
一瞬意識が飛んだ状況を感じましたので、意識の確認、脈拍の測定を行いました。
意識はしっかりしていました。
脈拍は限界に近い拍動でしたが、測定中に急速な回復を見せ、本人の継続の意思も高かったので続行を許しました。
限界を超えた中での戦いは続きましたが、すごかったのは9人目のIkeda2段との戦いです。
殆ど本能と反射的な動きだと思いますが、必殺の上段前蹴が炸裂しました。
皮一枚の寸止めでビタリと静止しましたが、Ikeda2段のほほにはうっすらとスリキズが残っていました。
左 Muramatu1級の必殺前蹴り 右 Ikeda2段
そのあと猛然に反撃されてしまいますが、業師としての面目躍如の一瞬でした。
最後のNito(兄)2段には果敢に打撃戦に打って出ます。
再三ダウン寸前まで追い詰められますが、よく絶え、最後まで気力が折れることはありませんでした。
ついに10人組手完遂です。
よくやりました。
その他、合宿の講評、対外試合や出稽古における注意、現空研黒帯の自覚などについて話しました。
2009/09/04
大会出場や自主トレーニング、スポーツ保険等についての注意事項を会員ページに記載しましたのでご覧下さい。
2009/09/02
本日は合宿後初の稽古を我孫子道場で行いました。
木村師範、酔っ払い(飯塚)師範はじめ、タケオマン2段、パオ2段、Ikeda2段、Kitajima2段、アビ2段の2段組がそろい、Oyama初段、レスラー初段、Ando初段といった強豪が続きます。
それに10人組手をひかえたKarakida1級、Tokiwa1級、Eguchi2級、合宿審査で進級したSibahara1級、それに女子部のKikuchi初段も加わりました。
最後に今日のハイライトはあのさか坊の登場です。
基本稽古は突きに特化して行いました。
現空研の正拳は、単に当てる正拳ではありません。
一撃で相手を倒し、果たせない場合は連打して相手を粉砕できる正拳です。
そのような並外れた力を持つためには基本的な自己の肉体改造も必要となります。
そのための基本トレーニングと自分でできるエクササイズの方法を稽古しました。
後は審査を控えたKarakida1級、Eguchi2級のための特別組手稽古を行いました。
しかし今日の白眉は久々のタケオマン2段とさか坊初段の対戦でしょう。
お互いしばらく組手から遠ざかっていましたので、ライトスパーで行いましたが、鋭い技の応酬は昔を彷彿させるものでした。
そして、合宿でも歓声のあがった木村師範対酔っ払い師範の対決ですが、今日も特別模範組手として披露してもらいました。
特に、木村師範の前蹴りを皆参考にしてもらえればと思います。
あと、まったくモーションを見せない酔っ払い師範の回蹴です。
全く見えませんのでスタミナを使い切った状況でこの回蹴を食らうと軽くても間違いなくダウンしてしまいます。
皆注意するように。
女子部のKikuchi初段も最近めきめき強くなっています。
最後の乱取では、さか坊初段に挑戦していました。
手前 さか坊 奥タケオマン タケオマン2段の絶妙な回し蹴りが決まる。 すかさず手前さか坊が上段でお返し。
双方技あり1づつで引き分け。久々の対戦で自然と健闘をたたえ合う。
次は師範対決。
左 木村師範 右 酔っ払い師範の上段回蹴。 右 木村師範の上段回し蹴り。
左 木村師範の足払い
私は参加しませんでしたが2部でもかなり盛り上がったようです。
さか坊のブログに詳しく顛末が記載してあります。
しかし、現空研2部のために存在していたようなあの老舗の会員制高級クラブが閉店となっとは、時代の流れとは言え一抹の寂しさを覚えます。
2009/08/31
合宿での審査結果の発表を会員ページで行いました。
また、合宿で審査を受けられなかった会員のための審査予定日も合わせて発表いたしました。
2009/08/25
道場ではお話しましたが明日(26日)の我孫子道場の稽古はお休みです。次週より通常稽古に戻ります。
現在、動画、写真等を整理しています。
整理出来次第、審査結果の発表、動画、静止画のアップを行います。
2009/08/24
今年の合宿内容。
今回の合宿は、いろんな意味で記念すべき合宿となりました。
まずはUno二段の誕生です。
Uno二段は入門はKIn2段より少し前になります。
初段を取得したのが平成16年ですから、初段を取得して5年目に二段を勝ち取った事になります。
途中ブランクがありましたが復帰して精進し、ついに今回15人組手の完遂を成し遂げたのです。
今回は奥様、お子さんも合宿に参加され、家族の目の前で見事な快挙となったのです。
しかも相手は我孫子、世田谷、目黒の2段も大勢含めた全員黒帯の実力者たちが相手で誰一人楽な相手はいませんでした。
そうした中で内容もすばらしいものでした。
こうした姿を子供たちの前で見せることができたことは一家の財産となります。
どんな苦労が起きても「あの15人に耐えられた、打ち勝った」という実績が証明する技術、体力、精神力が心強いバックボーンとなって一家を支えるでしょう。
次に特筆すべきことは三人がチャレンジした10人組み手ですが二人の完遂者が誕生しました。
トップバッターのKawakamii1級は、本当にギリギリの合格でした。
スタミナ養成にかけては十分準備してきたはずですがやはり本番となると想定どおりには事が運びません。
とうとう、終盤に中段の連続攻撃でとうとうダウンを喫しました。
ボデーを効かされると中々これを短時間に回復させるのは困難です。
かれはダウンを繰り返します。
私は一時中断を指示し彼の意思を確認しました。
彼は強い意志で続行を希望しました。
しかし、当事者の意思だけで続行することは禁じています。
今回はたまたま主審を務めた中鉢師範が救急救命士でもあり、私と瞳孔の確認、意識の確認、脈拍の測定をやりました。
そして続行は許可しましたが後1回ダウンをしたら中止を命じました。
しかし、彼はここから奇跡の回復をし、とうとう10人組手を完遂させたのです。
一方、完遂はほぼ間違いないだろうと期待されていた我孫子道場のMatumoto1級がTakesi初段の上段回蹴りをもらいダウンしてしまうのです。
蹴り自体は十分にコントロールされたものでしたが、たまたまタイミングが悪い方向に一致してしまい軽い脳震盪を引き起こしたのです。
アクシデントと言って良いでしょう。
本人は意識もしっかりしていましたが、現空研の基本方針であるは安全を第一に考慮し、中止を命じ、Matumoto1級もそれを受け入れ10人組手は不成功となりました。
彼の実力を持ってすれば必ず再挑戦で完遂してくれるでしょう。
Uchida1級は、その潜在能力という点では申し分ありませんが、10人組手には魔物が潜んでいます。
これだけはやってみないことには分からないのです。
成功して当然と思われる事はありがたいことですが、本人にとってはこれが違った意味でプレッシャーとなるのです。
オリンピックでも金メダルを確実視されていた選手がアクシデント的な失敗をするといった例は珍しくありません。
しかし、彼はこうした心配は吹っ飛ばし、期待に応えて見事に完遂をはたしました。
6人組手の二人は我孫子の秘密兵器Sibahara君と平成15年入門ししばらく休会したHayasi君です。
彼らも苦労しましたが見事完遂でした。
5人組手は親子で参加のTasiro君と一家で参加のOkosi君です。
この二人は、実力もあり、期待されていたのですが、やはり楽には勝たせてもらえません。苦労はしましたが、回りの期待を裏切らない見事な内容で完遂しました。
4人組手はSawaguchi君です。
格闘センスのあるSawaguchi君ですが、やはり審査となると緊張もし、相手も緊張から全力で向かってきますので最後はスタミナを使い切りました。
3人組手にチャレンジする5人はそれぞれ個性も全然違います。
Suga君は、長身を生かした持ち前の上段突きを武器に見事完遂しました。
Goto君も大きい相手もにひるまず、前に出る組手で見事完遂しました。
Yosimura君は、本来は在籍期間あるいは稽古回数ともに受審資格を満たしてはいなかったのですが、稽古における積極性と他流派(極真系)での2年弱の経験を考慮して特別に受審を許可しました。
前にでる積極性とパワーはかなりのものがありますが、スタミナ配分にやや難があり、後半はかなり苦戦を強いられました。
しかし、後半は精神力でがんばりとおし、完遂を成し遂げました。
Takamori君はテニスの経験はありますが格闘技は初めてです。最初はかなり苦労していましたが最近は急激に強くなっています。見事完遂しました。
Oikawa君はまだ大学生ですが見事完遂です。まだまだ荒削りですが長身でもあるし素質は十分なものを持っています。
こうして初日の審査は緊張と興奮そして大歓声と最後の感激を皆で共有して終わりました。
その他、今回特筆すべき事は、現空研の初期で大活躍した伝説の3人の参加です。
クラさん、さか坊、マックです。
宴会の席でも面白い話の連続で私も明け方の3時まで飲み続けました。
Uchida君、今回直前で仕事が入って傘下できなかったサムライ2段をはじめ多くの方からの差し入れありがとうございます。
そしてSaisyo初段は大量の花火を箱詰めで持参してくれ、少年部や参加したご家族の子供たちを楽しませてくれました。
その他いろいろご紹介したいエピソードが山のごとくあるのですが、機会を見てご紹介したいと思います。
なお、動画、写真に関しては現在整理中です。
整理でき次第会員ページにアップします。
取り急ぎ、手近な写真をご紹介いたします。
初日稽古前の集合写真
宴会の前に、今回の審査に関しての講評。
恒例の海岸稽古での集合写真
恒例の海岸での模範組み手。 Suematu初段 vs Matumoto1級
左 我孫子道場 Kitajima2段 VS Mizuo初段
左 伝説のクラ2段 VS 右 暴れ竜ことSuziki(R)2段 倒れたSuziki(R)2段に馬乗りになるクラ2段(笑)
左 Uchida1級 右 Nito2段
左 酔っ払い師範 に果敢に飛び横蹴りで挑む 右 Takesi初段。 左 Takesi初段。 右 回し蹴りを放つ酔っ払い師範
左より伝説のさか坊、マックKoizumi、酔っ払い師範、私、中鉢筆頭師範、伝説のクラさん
2009/08/21
いよいよ明日から合宿です。
合宿参加者を紹介するコラムを書いていますのでぜひ参照してください。
現在書きかけ中ですが途中までをとりあえずアップしました。
順次追加予定です。
合宿はまだ若干空きがありますので飛び込み参加も可能です。参加希望の方は明日朝までにご連絡ください。
明日の朝以降はメールの参照ができませんので現空研連絡用電話にて連絡下さい。
2009/08/19-2
本日は我孫子道場で合宿前最後の稽古を行いました。
15人組手のUno初段、10人組手のMatumoto1級、同じくKarakida1級はじめタケオマン2段、アビ2段はじめいつものメンバーが揃いました。
が、アビ2段がどうも元気がありません。
停車中に追突され首がおかしくなったらしいです。
結局組手はできず。
しかし、全体的には今日の内容は濃かったです。
詳しくはアビ2段のブログを参照してください。
2009/08/19
昨日までの全道場、全組手の動画をアップしました。
本日は我孫子道場で合宿審査前最後の稽古を行います。
2009/08/18-2
本日の世田谷道場は大変楽しい稽古となりました。
先月、ティファ有明で試合をしたばかりの二戸伸也初段がひょっこり顔を見せてくれたのです。
またしばらくご無沙汰していたHagio初段も登場です。
それに10人組み手を控えたKawakami1級、Muramatu1級、その他いつものメンバーが顔を揃えましたので、興味深い組み手が続きました。
性格がおとなしいKawakami1級ですが最近は積極性もでてスタミナ面の伸びも著しいものがあります。今日は勝ち抜きはできませんでしたが中身の濃い組手でした。
Muramatu1級は、もともと武道センスが良い上に多くの流派も黒帯レベルで経験しているので一旦自分の土俵に相手を引きづりこんだら無類の強さを発揮します。
もちろん現空研の上級者はそこのところは承知の上なのでその駆け引きがまた面白いのです。
今回は、Muramatu1級の上手さが光り、多数を勝ち抜きました。
そのMuramatu1級を破ったのが、Suematu初段です。
彼は上背は高くないのですが相手に圧力をかけて接近してからの上段回蹴を得意としています。
今回もその伝家の宝刀が決まりました。
次は、プロキックボクサーの二戸伸也初段との対戦です。
これは、相譲らぬ好試合となりました。
左 Suematu初段 右二戸伸也初段の鞭のようにしなる中段回蹴 左 Suematu初段の上段回蹴
互いにポイント差がなく延長戦となり、僅差判定で二戸伸也初段の勝利となりました。
二戸初段は次のTakesi初段との試合も好試合となりました。
最近力を上げてきているTakesi初段ですが、少年部の頃から稽古をしてきた仲間です。
左 Takesi初段の上段回蹴 右 二戸伸也初段の中段回蹴
これも伯仲する好試合となりました。
明確なポイント差はなく、延長の末僅差判定で二戸伸也初段の勝利となりました。
次の試合はCyokko初段との対戦です。
Cyokko初段も、最近防御が上手になり、簡単には技を食いません。
そして、前に前に出る圧力にも磨きがかかっており、これまた好試合となりました。
こちらも延長の末僅差判定で二戸伸也初段の勝利となりました。
次のSaisyo初段も接近しての打撃を得意としています。
果敢に攻めていきますがさすがにキックボクシングで鍛えた二戸伸也初段は相手の距離を作らせません。
こちらも延長の末僅差判定で二戸伸也初段の勝利となりました。
次は久々に登場のHagio初段です。
多少ブランクはありますが、もともと格闘センスもあり体力、スピードともに備えた欠点の少ないベテランです。
今回も多彩な技で攻勢をかけますが、相手を追い詰めるまでには至りません。
こちらも判定の難しい内容ですが延長の末僅差判定で二戸伸也初段の勝利となりました。
こうしてとうとう決勝戦のNamekawa初段との対戦となりました。
ここまで二戸伸也初段はすべて延長戦までもつれ込む試合となりましたが、息ひとつあがっておらずさすがにプロで鍛えているだけの事はあります。
この二人は現空研大会の無差別級で対戦しておりその再現となりました。
左 二戸初段の上段回蹴 足払いからの上段突が見事に決まったNamekawa初段
双方、自分の距離で戦おうと駆け引きをしていましたが、終了間際に相手の出る所で軸足を刈ったNamekawa初段が突を決めてきれいな一本勝ちとなりました。
結果はこうなりましたが内容は双方とも相手をよく見た、レベルの高い試合でした。
普段はキックのルールでトレーニングを積んでいる二戸伸也初段ですが、やはり原点の現空研空手のルールでも一定のレベルを保っているのはさすがです。
彼にはまだ教えていない必殺技がたくさんあります。
その中のいくつかはキックボクシングでも応用が利くものです。
現在圧倒的な勝率でキックボクシングの道を進んでいる彼ですが、プロの世界でも最強を目指してほしいと思っています。
東京はこれで合宿審査前の稽古は全て終了しました。
完全に対策できた会員は一人もいないと思います。
完全な状態で試合に臨むということは不可能に近いのです。
皆、それぞれ多くのやり残しを抱えたまま本番に臨みます。
これは人生の全ての仕事や活動にも言えます。
与えられた条件、そして成り行きや突発的なアクシデント、そうした全てを肯定して、現時点で取れる現実的なベストを選択していく。
これが最強への第一歩なのです。
合宿では審査を受ける会員もそれを阻止する立場になる会員も互いのベストを尽くしましょう。
そして多いに飲み、楽しみましょう。
19日は我孫子で稽古があります。
2009/08/18
書きたい事は山ほどあるのですが時間がとれなくて更新できていません。
今日取り急ぎ16日の目黒道場の動画を会員ページにアップしました。
残りの動画も明日以降速やかにアップします。
本日は世田谷(三宿中学格技室)で稽古を行います。
2009/08/12-2
昨日は臨時の世田谷道場(三宿中)で稽古を行いました。
臨時の道場で夏休みということもあって少年部の参加が少ないのですが、かえって少人数でマンツーマンの指導が行える利点もあります。
手押し相撲などの遊びも取り入れた、楽しい稽古となりました。
もちろん要所はビシときめます。
一般部は今日も新しい体験入会者がありました。
東大大学院生で専門は物理という秀才ですが極真空手を2年経験しており、体験組手をTakesi初段とやってもらいましたが大変良い動きをしていました。
先日目黒道場で体験していただいたTさんも正式入会され、一般部は新しい会員が続々と増えています。
初心者が多かったのと審査も近いことで基本中心にみっちり稽古しました。
勝ち抜き戦は多数をかちぬいたTakesi初段とNamekawa初段の対戦となりました。
今回も双方とも多彩な技の応酬となりましたが延長までもつれこんでも決着がつかず引き分けとなりました。
ただ、今日目だったのはCyokko初段です。
Takesi初段との対戦では常に自分の間合いで試合をすることに成功していました。フェインの後の上段回蹴りもしっかりブロックしていましたし、試合をコントロールしていました。惜しむらくは延長戦での上段逆回し蹴りをさばけなかった一点です。
技ありこそ取られませんでしたが、これが判定のポイントとなってしまいました。これがなければ勝ちでした。
Saisyo初段も本戦、延長戦と終始押し気味に試合を進めていたのですが最後の最後で逆転の後ろ回し蹴りを食ってしまいました。
これもこれさえ食わなければ勝っていたでしょう。
実戦となると話は違いますが試合形式となると、明確なポイントが勝敗を分けます。
現空研は実戦重視の空手ですが、試合で勝つという観点も広い(人生という観点)勝負という世界では大切な事です。
2009/08/12
9日目黒道場の稽古
審査が近いので、基本の復習および組手の感覚をにぶらせないようなプログラムにしました。
キックボクシング経験者のTakayama君もだいぶ現空研空手に慣れてきました。
Goto君は小柄ですがセンスがあり至近距離からの回蹴りがだいぶ上手になってきました。
Tasiro4級は、毎稽古事に強くなっていく感じですが、相手のSawaguchi君も軽量ですがバネがあり良い対戦となりました。
東大ボート部出身のTozen2級はパワーもスピードもあり欠点が少ないのですが、1級審査を控えている事と力の配分にやや問題をかんじましたので、後で特別メニュー(4人組手)を行ってもらいました。
Hirayama3級は、たまたま審査を受けられない事が重なって現在の段級ですが実力的には10人組み手も狙える位の技の持ち主です。
勝ち抜き戦でもTozen2級をやぶり、パワー空手のMiwa2級もやぶります。
3人目のTakeshi初段とも良い組み手を展開しました。
このところ調子を上げてきたTakeshi初段は、白帯ですが伝統空手の経験者でスピード抜群の長身Suga君との対戦です。
Suga君は基本部で入会しましたが、毎回組手にも参加し、めきめき実力を上げています。
今回も大変すばらしい組み手を展開しました。
Saisho初段は、フルコンタクトで実力を出すタイプなので今回のライトコンタクトではなかなか本領を発揮できませんがやはり鋭い突きの連打は威力があります。
Namekawa初段 vs Takeshi初段は最近世田谷道場では毎回のごとく見られる対戦となり、双方とも手の内が分かっていていつも高度な技の応酬の末紙一重の勝負になります。
今回も大変レベルの高い組み手となりNamekawa初段が勝利しました。
Namekawa初段 vs Takagi初段は、体重が違うので普段あまり対戦がありません。
対戦となると蹴りのNamekawa初段vs 突きのTakagi初段の様相を呈するのですが、今回はNamekawa初段の鋭い突きが勝負を決しました。
Namekawa初段 vs Suzuki(R)二段は、いつも現空研空手の本流の戦いです。
双方譲らぬ好試合となりましたがSuzuki(R)二段ガパワーを炸裂させ勝ちを制しました。
Nito二段 vs Suzuki(R)二段 この組み合わせは目黒道場の定番メニューです。
互いに相手を良く知っていますのでなかなか技あり、一本は取れません。
優劣つけがたい展開となりましたが延長の末僅差判定でNito二段が勝利しました。
体験入会の方は数年間のアメリカ滞在で2,3日まえ日本に帰国されたばかりの方で、まだ時差ボケが残っていると冗談を言っておられました。
アメリカでずっと現空研のホームページをご覧になっていたそうです。
Nito二段二段と体験組み手をやってもらいましたが、かなりパンチのある方でした。格闘技は初体験だそうです。
通常の勝ち抜き戦のあと、6人組手以上の審査を受ける会員のたぬの特別組手を行いました。
最初はTozen2級です。
最初は好調な滑り出しでしたが、後半のNamekawa初段あたりからスタミナの消耗がはげしくなり、最後のTakaga初段からは連続で技ありを取られるなどかなり動きが悪くなってしまいました。
緩急つけた動きとスタミナの配分、そして極めるべきところでの集中こうした事をもう一度確認して本番に臨んでください。
Miwa2級は今回はマイペースで組手ができましたが本番ではどういうタイプの相手と組み合わされるかわかりません。
平常心をくずさないことが成功への秘訣です。
Uchida1級は、体格、パワー、スピード、根性と揃った類まれな素質の持ち主です。
スタミナに多少難がありましたが、最近は地道なトレーニングの成果がでて、スタミナ面での不安も解消してきました。
ただ今回の稽古では相手を掴んでの膝蹴りを多用し、それで1人怪我をさせてしまいました。
現空研では膝蹴りも禁じ手ではないのですが、やはり稽古では相手を怪我させないという配慮が必要です。
怪我そのものは偶然の産物で注意していても起こりうるものなのでしかたないのですが、意図しないで相手を怪我させるというのはやはり心にゆとりがないためです。
今回の相手はHirayama3級という実力者ですから力も拮抗していてゆとりを持てと言われてもなかなか難しいところではあります。
しかし、「圧倒的な強さ」というのはどんな相手でもゆとりを持って対処できる能力のことですから、今後の課題としてください。
Suzuki(R)二段とは双方納得のうえで打撃戦となりました。
Nito二段とも激しい展開となりました。
勝負ではこうした上級者にまだ一日の長がありますが、確実に強くなっているのは間違いないところです。
合宿・審査での本番を楽しみにしています。
以下今回の組手組み合わせ表
Takayama君 vs
Goto君
Takayama君 vs Oikawa君
Takayama君 vs Sawaguchi4級
Tasiro4級 vs Sawaguchi4級
Tasiro4級 vs Tozen2級
Hirayama3級 vs Tozen2級
Hirayama3級 vs Miwa2級
Hirayama3級 vs Takeshi初段
Suga君 vs Takeshi初段
Saisho初段 vs Takeshi初段
Namekawa初段 vs Takeshi初段
Namekawa初段 vs Takagi初段
Namekawa初段 vs Suzuki(R)二段
Uchida1級 vs Suzuki(R)二段
Nito二段 vs Suzuki(R)二段
Nito二段 vs 体験入会者 のライトスパー
Tozen2級 vs Takagi4級(少年部)
Tozen2級 vs Goto君
Tozen2級 vs Takayama君
Tozen2級 vs Namekawa初段
Tozen2級 vs Takaga初段
Miwa2級 vs Oikawa君
Miwa2級 vs Sawaguchi4級
Miwa2級 vs Takeshi初段
Miwa2級 vs Saisho初段
Uchida1級 vs Suga君
Uchida1級 vs Tashiro4級
Uchida1級 vs Hirayama3級
Uchida1級 vs Suzuki(R)二段
Uchida1級 vs Nito二段
2009/08/11-2
本日世田谷道場(三宿中学)の稽古は通常通り行います。
2009/08/11
現在ルータの調子が悪く、最悪明日ホームページの更新ができなくなるかもしれません。
ホームページの更新がこれ以上されてなくても、台風の状況が悪くなっている場合は稽古を中止いたします。
迷った場合は現空研専用電話にお問い合わせください。
2009/08/10
台風9号の影響で明日は大雨が予想されます。
状況により、稽古を中止いたしますので、その場合はこの連絡事項に記載いたしますので来られる前に稽古があるかどうかの確認をお願いいたします。
昨日の稽古の感想および動画は明日アップします。
2009/08/07
5日の我孫子道場の稽古の感想。
夏休みのせいか、ここのところ道路の混み方がすごく、倍近くの時間がかかってしまいます。
というわけで、私が道場に着いた時は、Ikeda2段の指導で基本が終わったところでした。
珍しい人が来ています。
タケオマン2段です。
税理士の仕事が忙しくてしばらく顔を見せていませんでしたが久々の登場です。
これからも時間ができれば顔を出してください。
今日は10人組手予定のMatumot1級とKarakida1級の二人と15人組み手のUno初段も揃っています。
早速乱撃から初めて勝ち抜き戦を行いました。
また今日はこの3人のための特別メニューも考えています。
まず勝ち抜き戦ですが、
Araki君 vs Yamada3級
Eguchi2級 vs Yamada3級
Karakida1級 vs Yamada3級
Uno初段 vs Yamada3級
Ando初段 vs Yamada3級
Matumoto1級 vs Yamada3級
Matumoto1級 vs Kitajima二段
Takeshi初段 vs Kitajima二段
Takeshi初段 vs Ikeda二段
Takeshi初段 vs Hayashi二段
Kamioka(アビ)二段 vs Hayashi二段
という対戦となりました。
初戦はAraki君 vs Yamada3級となりました。
Araki君は体力も運動神経も良くバランスのとれた攻撃ができますが、このところ急激に力をつけてきているYamada3級の勝ちとなりました。
今日目立ったのはこのYamada3級とTakeshi初段です。
Yamada3級は同年代の大学生のEguchi2級も破り、10人組手を控えて調子を上げているKarakida1級を破ると15人組手を控えるUno初段、実力者のAndo初段も破ってしまいます。
最後はこれまた10人組手を控えたMatumoto1級に上段の前蹴りで敗れますが、実力者の黒帯にも勝てる実力をつけてきたということです。
一方久しぶりに東京から遠征してきたTakesi初段ですがこちらもKitajima二段、Ikeda二段を僅差ではありますが破り、Hayashi二段とは本戦引き分けで延長で敗れるという活躍を見せました。
あの動きの厳しいKitajima二段があれほどきれいに上段回し蹴りをもらったのは初めてではないでしょうか。
Yamada3級とTakeshi初段は年齢も近く、体格もほぼ互角でともに実力を確実に上げていることを感じさせます。
勝ち抜き戦の後、この二人に特別試合として対戦してもらいました。
双方技ありを取る内容のある試合でした。
Takeshi初段 vs Yamada3級
また10人組みを控えた二人にはそれぞれ、実力のある上級者を3人づつ当てる特別試合を行いました。
Karakida1級 vs Ando初段
Karakida1級 vs Kitajima二段
Karakida1級 vs Kamioka(アビ)二段
この組み合わせは大変過酷なものですが、良い稽古になったと思います。
Matumoto1級 vs Eguchi2級
Matumoto1級 vs Hayashi二段
Matumoto1級 vs Ikeda二段
こちらも若くスピードのあるEguchi2級に抜群の実力を誇るHayashi二段、Ikeda二段の二人を含む厳しい組み合わせです。
最後は15人組み手を控えたUno初段が6人を相手にします。
Uno初段 vs Araki君
Uno初段 vs Yamada3級
Uno初段 vs Eguchi2級
Uno初段 vs Takeshi初段
Uno初段 vs Ando初段
Uno初段 vs Kamioka(アビ)二段
こちらも、Araki君は白帯ですが格闘技経験者ですし、全員が実力のある者ばかりです。
特に最後のKamioka(アビ)2段は、最近驚異的に技の幅がでてきて、持ち前のパワーとの相乗効果で抜群の破壊力に磨きがかかっています。
はたして今回も恐らく二人とも意識的であろうと思いますが、互いに前に出る打撃戦となりました。
大変良い稽古になったと思います。
審査を控えた3人は皆順調な仕上がりを見せていました。
2009/08/06
コラム追加しました。
このシリーズをしばらく連載する予定です。
2009/08/04
本日は世田谷の稽古でしたが、道場が臨時の場所だったせいか、参加人数が少なめでした。
しかし、道場自体はきれいな建物で、なかなか良い環境でした。
本日は先日見学のスリランカの留学生G君が正式入会し、また別の見学者Kさんも一緒に稽古をしました。
今日の見学者Kさんは、あのクラさんと同姓なので、最初は親戚の方かなと思いました。
そうではないようでしたがクラさんのことはネットを通してよくご存知でした。
この方もG君同様、筋肉質の良い体格をしています。
軽いスパーを行ってもらいましたがなかなか良い動きです。
バレーボールでは県代表になるくらいのスポーツマンですから、上達は早いでしょう。
また今日は久しぶりにMizuo初段が参加しました。
勝ち抜き戦ではブランクを感じさせない良い動きをしていました。
今日の決勝戦はKIn2段とNamekawa初段でした。
この二人の対戦はいつも緊張感の漂うスピーディーな展開となります。
今回も双方ゆずらぬ好試合となりました。
延長の末、若干押し気味のKin2段の僅差判定勝ちとなりました。
2009/08/01
本日は目黒道場で稽古を行いました。
黒帯の強豪たちや、審査を控えた中堅の会員が多く集まり、蒸し暑い道場の中は熱気に包まれました。
審査も近いので、怪我をしないように、ライト中心の稽古となりましたが、要所はきちんと押さえました。
通常の勝ち抜き戦の他、今日は3組の模範組み手を行ってもらいました。
こちらは、ほぼ大会、審査ルールと同じ設定です。(本戦2分延長1分)
最初は、Suzuki(R)2段対Namekawa初段
この二人は階級は違いますが、今年の現空研大会無差別級の2位と壮年部軽量級のチャンピオンです。
二人とも持ち味は違いますがトップクラスの実力であることは変わりません。
大会などではクラスが違うのであまり対戦の機会はありませんので、今回は皆注目した一戦となりました。
内容は期待以上のものとなりました。
激しい攻防の末本戦では決着がつかず延長戦へ、そこでも互いに決定打は取ることはできませんでした。
やや押し気味に試合を運んだSuzuki(R)2段の僅差判定勝ちとなりましたが内容的には甲乙つけがたいナイスファイトでした。
次は10人組み手を控えたUchida1級対Kawabe2段です。
これも、現空研トップクラスの破壊力の持ち主同士です。
フルコンタクトでの中段の打ち合いは壮絶なもので、こちらも本戦では決着がつかず、延長戦となりました。
最後の一分間は互いに足を止めての打撃戦となりまたが、Uchida1級は最後まで折れずに力を出し切りました。
こちらは引き分けとなりました。
最後は黒帯を取ってから飛躍的に実力を上げてきているEndo初段とこれまた、前に出る圧力では誰もが認めるWatanabe(R)初段です。
こちらも、壮絶な打撃戦を予感させたのですが、勝敗はあっけなくついてしまいました。
Endo初段の絶妙な上段蹴りが随所に炸裂し、あわせ一本となる一方的な展開となりました。
Watanabe(R)初段は持ち味の打撃戦に持ち込む前に敗退してしまいました。
これはWatanabe(R)初段の油断というよりEndo初段の圧力と技が驚異的に向上している証だと思います。
通常の勝ち抜き戦では、Takesi初段とTakagi初段が活躍しました。
女子部や少年部も審査に向けて気合の入った組み手が続きました。
今回のビデオもなるべく早くアップしますので会員の方は参考にしてください。
最後に、今回は「集中力」についてお話しました。
この内容については後日コラムでも取り上げたいと思っています。
2009/07/29
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
10人組み手を控えたMatumoto1級と15人組み手を控えたUno初段をはじめ審査予定者が、調子を上げてきているのが感じられます。
今日はけたたましいほどの蒸し暑さでしたが、こういう環境での稽古はトレーニングとしてはある意味意義のあることです。
戦いは空調の聞いた健康的な環境で起こるとは限らないからです。
しかし、稽古ということになれば過度の負荷は健康維持という観点からは程々にしないと逆効果ということもあります。
猛暑の中での稽古はまず、水分補給を忘れないことです。
水分の体内へのロードは、短時間では出来ませんので、過酷な環境が長く続くと想定される場合は少なくとも30分前には十分水分を補給しておくのが効果的です。
今日は、復習として足と手の無用な連動を断ち切るエクササイズと、基本的にはライトコンタクトでの調整ということをテーマに、勝ち抜き戦もそうした観点から行いました。
とはいえ、審査も近いのでどうしても力が入り気味になりがちですので、何度かあらためて注意をしながら稽古を行いました。
今日は上級者ではUno初段、Hayasi2段、IKeda2段、アビ2段が厳しい組み手を見せてくれました。
会員の方はぜひビデオを参照してください。(至急アップの予定)
左 Matumoto1級の上段回蹴 右Yanagi初段 左 Ikeda2段 右Uno初段の上段前蹴
左 Ikeda2段 右 Hayasi2段 厳しい上段のせめぎあい。 Hayasi2段の上段が一瞬速かったが、極めが不十分と見て、返しのIkeada2段の正拳を技ありと判定した。
難しい判定であったがビデオを見てもやはり難しい。試合では旗が分かれるところだろう。
左 アビ2段の脱力した上段回蹴を受ける右 Ikeda2段 右 Ikeda2段の強烈な中段回蹴。
この試合、極めて僅差でアビ2段の判定勝ちとなる。
2009/07/28
今日の世田谷道場は蒸し風呂のようでした。
気温はそこそこだったのですが湿度が高く風も入ってこず、妙にセミの声ばかりが響き渡ります。
それでも少年部も元気いっぱいの稽古が出来ました。
今日は珍しい出稽古の少年が来ました。
我孫子道場のKiyama3級のお子さんです。伝統系の経験が2年あります。
フルコンタクトは初めての経験ということですが、臆せずに勝ち抜き戦にも参加して激しい打撃戦を展開しました。
その他目黒道場のTakagi君やRunaちゃんも参加し、夏休みで人数は少なかったのですがレベルの高い子が揃いとても良い組み手の稽古になりました。
一般部では今日、Nameakawa初段から二戸伸也初段のキック試合の報告を受けました。
体調が万全ではなく、減量も含めてかなり厳しい状況だったようです。
しかし、こうした悪条件にもかかわらず、判定とはいえ、3:0の一方的な勝利を得たのですから大したものです。
階級はどのクラスになるかはわかりませんが、かならずチャンピオンになってくれるでしょう。
それから今日はめずらしい見学の方が来られました。
スリランカからの留学生のGさんです。
Nakamura初段と東工大で同じ研究室だそうで、彼の紹介です。
筋肉質で体重は98kあり、空手の経験はないそうですがサッカーをやっており、基礎体力は申し分ありません。
今日は、Suzuku(R)2段と体験組み手をやってもらいました。
力はとても強いのですが、それが効率的に拳には伝わっていません。少しコツを説明すると見違えるようなパンチを出すようになりました。
下の写真はNamekawa初段とのスパー。
来月は合宿・審査もあるので、今日は基本を特に念入りに稽古しました。
(合宿、まだ正式に申し込んでない会員が大勢います。参加予定で会員ページに名前が記載されていない方はなるべく早くメールを下さい)
8月は世田谷は臨時の道場(近くです)になりますので間違えないようにしてください。
間違えても歩いて行ける距離ですが。
2009/07/26-2
速報その2
二戸伸也君の応援に行っていたNamekawa初段から写真が送られてきましたのでご紹介します。
詳細はまだ聞いておりませんが今回、減量がかなり苦しかったようです。
彼のパンチ力ならもう一階級上げても良いかなという感じはします。
※彼からも合宿参加できそうだというメールをもらいました。今年の合宿は多彩で個性的な参加者が多く、大変楽しみです。
左 二戸伸也の強烈な上段。
右 二戸伸也のカウンター
左 二戸伸也
二戸伸也の拳ダコ
2009/07/26
速報 現空研初段 Nito(弟)こと二戸伸也が本日ティファ有明で行われたキックボクシングの試合で見事勝利しました。
Nito(兄)2段より電話連絡を受けました。詳しい状況が分かり次第またご紹介します。
写真左 現空研初段 二戸伸也
2009/07/2
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
最近我孫子道場は東京道場からの出稽古組が多くて面白い対戦が多く見られます。
いろんなタイプの人と組み手をすることは実力をつける上では大変大切なことです。
それは空手に限らず柔道や相撲の世界でも強くなる人は必ず出稽古に行っています。
今回の我孫子道場は、女子部が充実していました。
初段のKikuちゃん、それに目黒道場のTakagi初段、同じくIchikawa1級など最近ぐんぐん実力を伸ばしている女子の上級者が顔を揃えました。
ライトコンタクトでの組手だったのですが、後半はフルコンに近い迫力となりました。
また、Goto君も東京、我孫子両方に顔をだしていますが今回も我孫子に参加です。
また、Tokiwa1級も久々の登場です。
足の肉ばなれで10人組手が先延ばしになってしまいましたが、もうかなり良くなり今日は基本運動だけということでしたが乱取(スパー)には参加していました。
この分だと、10人組手へのチャレンジはそう遠くない日に実現できるでしょう。
今日の組み手で目立ったのはYamada3級とSibahara2級でした。
Yamada君は、現空研大会で優勝した後もグングンと実力を上げている大学生です。
一方Sibahara君は体重100k超級、大学時代は柔道部で鍛えた体力をアビ2段の特訓を受けて空手の技に生かせるようになってきた新鋭です。
先週はSibahara君は、そのアビ2段に帯ハンデ付きではありますが破るという快挙を成し遂げています。
今日も、その体力を生かしたバワー空手と体重は70k台だけど抜群の格闘センスの持ち主Yamada君の好試合となりました。
本戦では、終始圧倒したSibahara君がやや優勢でしたが決定的なポイント差とはならず延長戦に突入。
このままSibahara君が押し切るかに見えた瞬間Yamada君の伝家の宝刀上段回し蹴りが炸裂。劇的な逆転勝利となりました。
しかし、この二人はどこまで強くなるか分かりません。
今日はライトコンタクトでやりましたので、伝統系出身者の活躍も目立ちました。
Kitajima2段やTakagi初段、今度10人組み手にチャレンジするMatumoto1級などもフルコンの間合いで、伝統系のスピードを生かすコツを掴んできています。
決勝戦のアビ2段とIkeda2段の試合は大変興味のある内容でした。
もともとアイスホッケーの選手だったアビ2段は100k超級の体重を軽々とコントロールする体力と運動神経がありましたが、又割りが不得意で上段回蹴りがほとんど出ませんでした。
しかし、天性の打撃センスがあるところに現空研空手の脱力した突きを身に付けフルコンでは我孫子道場でトップクラスの破壊力の持ち主となりました。
ただ、寸止めやライトコンタクトとなると彼の超人的な破壊力が直接生かせませんでしたのでフルコンのような精彩がありませんでした。
しかし、最近はトレーニングの成果が出て体の柔軟性が上がり、上段蹴りも身長180Cmクラスの長身選手でも軽々と蹴れるようになってきました。
今日は、ライトコンタクでもフルコンタクトでも自在にこなす実力派のIkeda2段との対戦となりました。
何と最初に攻勢をとってしかも上段回蹴などを連続技の中で使いこなしているのがアビ2段なのです。
最後には実力者のIkeda2段の上段突きが勝敗を決することになりましたが、この突きの攻防もほとんど相打ちに近い接戦となりました。
今回の我孫子道場の勝ち抜き線は面白い試合のん族なのでぜひ動画を参照ください。(すぐにアップします)
女子部の組み手 その1
女子部の組み手 その2
女子部の組み手 その
Ikeda2段(左) を上段回蹴で攻撃するアビ2段(右)
2009/07/22
所用で更新が滞っていました。
明日からた溜まっていた分を順次掲載していきますのでご期待ください。
おもしろいコラムも書きかけのものが溜まっています。
それから、合宿まだ申し込みしていない会員はなるべく早くご連絡ください。
今日は我孫子道場で稽古を行います。
2009/07/15
今回の夏期合宿にまたうれしい参加者が加わりました。
あの伝説の「クラさん」です。
サカ坊をはじめあまり伝説伝説というと、まだそんな年じゃないと怒られそうですが、初期の現空研は野獣のような拳誠会の生き残りと現空研一期生との
混在常態でした。
しかも旧拳誠会の方が圧倒的に数が多いのです。
そうした中で、私も理想の空手道場を作るべく試行錯誤を繰り返していた常態でした。
入門したくても道場の窓から中を覗いただけて帰ってしまう見学者も多かった拳誠会時代の雰囲気を明るく変えてくれたのはクラさんのホームページです。
彼のユーモアとやさしさに満ちたホームページで現空研に入門した数知れません。
もっとも彼の明るいホームページでイメージされるクラさんの姿と実際にクラさんの姿を肉眼で見たギャップはサカ坊その他の多くの会員の手記、ホームページ、プログ等で語られているので多くは語りません。
今回クラさんが久しぶりに合宿に参加します。
皆さんに紹介したいと思います。
まだ、実際に会ったことのない新会員の方も多いと思いますので、ぜひ合宿に参加して生「クラさん」を楽しみましょう。
2009/07/14
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は幼稚園生二人が体験入会です。
最初は恥ずかしがっていましたが、最後は元気に正拳突きができるようになりました。
今日は道場に入ってくるなりかばんを乱暴に放り投げた中学生がいましたので厳しく注意しました。
皆が真剣に稽古している時に、入り口から入ってきてかばんを数メートルも先に投げれば大きな音がします。
彼には何の悪気もなかったのですが、一般社会でこのような態度をとれば、明らかな悪意と取られます。
私は子供のこういう態度は無知から来ているのだと思います。
恐らく、学校や近隣の大人たちを含んだ社会全体にこういう態度を取る子供たちを教育したり叱るシステムが崩壊しているのでしょう。
我孫子道場で昔稽古の後タバコを吸い出した高校生を数人に厳しい指導をした事があります。
その時も彼らは学校で一度も注意を受けたことが無かったと言っていました。
もちろん、彼らは一発でまじめな高校生になり、そのうちの1人は黒帯を締めるまでに成長しました。
若者のこうした行為の大半は罪悪感を持っていないか、持っていても大人が想像するよりはるかに希薄なことに原因があります。
要するに「無知」なのです。私も若い頃はあきれるほど「無知」でした。(今でも無知は残っているが)
中には「無知」ではなく筋金入りの「悪」もいますがこれはごく少数です。
いずれにせよ大人はこうした若者を、状況に即して適切に指導するべきです。
またできる実力がなければなりません。
今日は先週に続いて中段突きによるフルコンタクト要するにガチンコの殴り合いの稽古です。
今日は現空研のブルドーザーサイショ初段とベンチプレス145kの怪力Mano初段に模範乱撃をやってもらいました。
二人とも防具は必要ないのですが、模範ですから一応付けてもらいます。
ビシビシ、ドスンドスンとものすごい打撃戦になりました。
こうしたフルパワーで一定時間打ち合いというのは馴れ合いのスパーなどでは絶対経験できません。
またいかにフルコンタクトの組み手であっても、通常稽古であれば実力の差や互いの遠慮でどうしもカチンコにはなりにくいのです。
しかし、こうして防具で完全防備し、しかも攻撃部位を限定することで、お互い心おきなく全力の打ち合いが可能になります。
どんなに腕力があっても、走りこんでいても、技があっても限界状況でフルパワーを出し続けると毎回疲労困憊します。
しかし、この極限状況を何度も経験するとそこには全く今まで知らなかった世界が広がってきます。
恐らくは極限状態での脳内快楽物質の分泌です。
ランニングハイにも似た一種独特の乱撃ハイといった状況です。
この感覚を皆に一度は体験してもらいたいと思います。
自分には無限のパワーがあるのではないかといった感覚になり、全然疲れなくなります。
もちろん物理的な限界は存在し、無限に戦う事が不可能な事は論を待ちませんが、こうした状況で自分の限界を超えたパワーが発揮できることは何度もそれを体験し、また指導した者の多くに体験させた私が保証します。
こうした考えで行っているフルコン乱撃ですが、今日は先週からの世田谷、我孫子、目黒に続き勝ち抜き戦を行いました。
2度目、3度目の会員たちは短期間で驚くべき進化を見せています。
いかに脱力して効かす突きが重要かといったことを身をもって体験し自発的あるいは本能的に頭と体で学習した成果です。
このコツをつかむ事で圧倒的な実践力を持つことができ、ひいては10人、15人、20人、30人組手を完遂できる底力が身につくのです。
2009/07/13-2
今日うれしいメールをもらいました。
あの伝説のサカ坊が今回の夏合宿に参加します。
膝の半月版損傷から手術による奇跡の復活をとげ、10人組み手に望み、今でも語り草になっているあの感動的な10人組手の達成者です。
重症の怪我から必死のリハビリで復帰した元暴走族のリーダーが、10人組手の最後で意識もろうとした中の相手が現役警視庁機動隊のロボコップ師範という作ったかのようなドラマ仕立てに周りの声援で主審の声もかき消されるような状況でした。
そのサカ坊初段に続きサムライ2段も参加します。
サムライ2段の15人組み手の最後は私(園田)が相手をしました。
今年の夏合宿は当事者を交えた面白い秘話を皆様に紹介できる大変楽しい合宿になりそうです。
そしてまた新しい伝説が作られるでしょう。
さてそのサカ坊ですが、新しくブログをたちあげましたのでご紹介します。サカ坊のブログ
2009/07/13
本日(12日)は目黒道場で稽古を行いました。
今日は可愛い見学者の登場です。
空手協会2級の小学4年生の女の子です。
しかし、体の柔軟性もあり、体験組み手をやってもらうと可愛い外観には似つかわない鋭い動きです。
協会空手の基本をよく稽古していることが見て取れました。
防具を着用の現空研方式の組み手を説明するとすぐ、それに適応した動きをし、フルコン独特の手首の固定などを教えるとすぐそれを実行できる適応力の持ち主です。
一つ残念だったのは、RunaちゃんやTakagi君、それにIto君やOzaki君などの同年代の精鋭たちが今日に限って誰もいなかったことです。
それでも一般部の大人を相手に果敢な攻撃を行い、常に前に出る積極性も申し分ありませんでした。
写真 一般部の大人を相手に果敢に攻撃する体験入門のTちゃん(右)
今日は目黒道場でも中段のフルパワーによる乱撃を稽古し、勝ち抜き戦も中段突きのみの変則ルールで行いました。
模範組み手はNito(兄)2段とIto初段というハードパンチャー同士で行ってもらいましたが迫力十分の組み手を行ってくれました。
写真 左 Ito初段 右 Nito(兄)2段
2009/07/12-2
先日目黒道場でNit(兄)2段からプロキックボクサーとして活躍する弟のNito(弟)初段の試合の話を聞きましたので皆様に紹介します。
場所はティファ有明、日時は7月26日です。
相手は名キックボクサー土屋ジョー氏率いるJTクラブのDAISUKE君。
この試合で勝つとベルトが見えてきます。
都合のつく会員はぜひ応援に行ってください。
写真左 現空研初段 二戸伸也
2009/07/12
最新動画全て会員ページにアップいたしました。
少年部で試みている手押相撲の勝ち抜き戦や集団戦、中段突の特訓など全てアップしましたので会員の方は参考にしてください。
最近の子供の世界は相撲のような格闘技的な遊びが激減しています。
そのため、ものすごく基本的な動物的な生きるための身体操作や反射神経が昔の子より劣っています。
走る、投げる、飛ぶといった基本的な運動能力が低下している事は指摘されていますが、それ以上にこうした動物としての生存技術が衰えていていることが気になります。
この「手押し相撲」は昔からある子供の遊びですが、簡単なようで格闘技術のエッセンスが詰まっています。
力だけでは勝てません。
私は空手の稽古の一環として小さな子供たちには時々これをやらせるようにしています。
子供たちは喜んでやりますし、どんどん上達していきます。
少年部の手押し相撲勝ち抜き戦(動画)
2009/07/11-2
最新動画一部を会員ページにアップしました。残りは本日中にアップします。
2009/07/11
コラム空手と怪我を追加しました。
2009/07/09
夏期合宿の詳細を会員ページにアップしましたのでご覧下さい。
今回は、各道場から4人〜6人組手をはじめ多数の10人組手挑戦者も集います。
また近年は10人組手だけでなく一級(茶帯)の6人組み手も大変レベルが上がって興味深い組み手が予想されます。
普段顔ををあわせない他道場の会員たちとの組み手は新鮮な緊張感があり、挑戦者にとっても観戦者にとっても大きな収穫となるでしょう。
また今回は特に二段を目指す15人組み手もあります。
昇級・昇段審査の資格のある方はたとえ失敗しても次回の良い経験になりますので積極的に参加しましょう。
チャレンジしなければ何も得ることはできませんから。
また、怪我などの故障を抱えた方で、昇級・昇段審査を見送る方も、合宿の審査は独特の雰囲気と熱気があり今後の稽古の良い参考になります。
また現空研は様々な職種の方がいて、それが空手という共通項で結ばれた仲間なので、飲み会などでもいろいろ面白い話が飛び交い普段とはちがったコミュニケーションで良い思い出がたくさんできます。
2009/07/08
7日は世田谷道場で8日は我孫子道場で稽古を行いました。
審査が近いこともあり、フルコンタクトでの中段の突きの効かせ方を習得してもらいました。
理屈は分かっても実際にやれなければ画餅です。
世田谷道場ではKin2段とNamekawa初段に模範乱撃をやってもらいました。
さすがに両者ともすばらしいできでした。
これは分かりやすく言うと両者足を止めてのフルコン、ドツキ合いです。
フルコン空手ならどこの道場でもこういう稽古を行うと思いますが、現空研は独自の理論と手法によって稽古を行います。
それは、明確なイメージを持ち、人間の肉体を物理的に観察、理解することで最も効率的な打撃方法を短期間に身に付けることができる方法です。
全ての手法はコツがあります。
極真会館の故大山倍達氏は、闘魂という著書で自然石割のコツを解説されています。
この中で氏は述べておられます、石を割るのに一年半もかかったと。
今では氏もおっしゃったように合理的な方法を学べば、黒帯クラスの者なら誰でも石を割れるようになるでしょう。
しかし、凄いのは誰も成しえなかった事を始めて行い、そのコツを体得したことです。
技とは本来こういうものです。先人が苦労して体得した秘密を後輩はそれを合理的に学ぶ事ではるかに短期間でその技術をものにできるのです。
私の中段の効かせ方も、道場でお話したように私が紆余曲折を経て体得したものです。
こうした形とういうかコツをつかむのには長い年月がかかっていますが、自然石割と同じで一旦ノウハウとして確立されれば、短期間に自分のものにすることができるのです。
もちろん、理屈だけではそこいらへんの「能書き素人」と同じです。
それを実際に身につけるための稽古が、今回行ったフルコン乱撃なのです。
この稽古の数分間の消耗度は初体験の人はすさまじいものがあります。
これが楽に行えるようになった時がコツを身につけた時です。
8日は我孫子道場でIkeda2段とHayasi2段に模範乱撃をやってもらいました。
こちらこも世田谷同様迫力のある展開を見せてくれました。
両道場とも、この形での勝ち抜き組み手も行いました。
この組み手で多数勝ち抜くには、一般には並外れた体力を必要とします。
しかし、一旦コツをつかめば、違った世界を体験できます。
2009/07/04-3
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は先日見学に来られたYKさんが正式入会されました。
また、今日見学に来られたYTさんは合気道を7年間やっておられ、空手も一年の経験のある方です。
今日は、目黒も集団戦の勝ち抜き戦を行いました。
集団戦も回を重ねる度にその内容が充実してきています。
上位者には、周りを囲まれても何人か抜く者が現れ始めました。
10人組み手6人組み手を控えている会員の特別集中組み手を行う予定でしたが時間の関係でできませんでした。
しかし新入会の方と見学の方はどちらも経験者なので、Kawabe2段、Namekawa初段とそれぞれ現空研式の組手を体験してもらいました。
初めてとは思えない良い内容でした。
特に合気道有段者のYTさんの組手はスピードもあり、レベルの高さを感じさせるものでした。
今日は女子部のKuboさんが黒帯のTakagi初段に対して常に攻め続ける敢闘精神を見せてくれました。
最後は技ありを2つ取られ合わせ一本の負けとなりましたが内容のある組手となりました。
少年部は、RunaちゃんとTakagi君が延長にもつれ込む熱戦を見せてくれました。
二人とも良く上がる足と前に出る積極性が光る将来が楽しみな逸材です。
2009/07/04-2
話は前後しますが1日(水曜日)は我孫子道場で稽古を行いました。
世田谷道場に続いて集団戦の勝ち抜き戦です。
詳しい内容はアビ2段のホームページ獅 子 吼内の「我孫子ぐだぐだ組」というプログにアップしてありますのでご覧下さい。
道場では先週のアビ2段の華麗なる上段蹴りの話題でもちきりでした。
ブログでも記載されていますがSibahara2級の上達がめざましく、アビ2段の特訓の成果が出ているようです。
Uno初段も15人組み手に向けて調子を上げていますし全体的に我孫子のレベルは相変わらず高いです。
しかし、成長の早い東京組みのレベルも昨年とはくらべものになりませんので今回は夏合宿がとても楽しみです。
ただそれについて一つだけ残念な事があります。
世田谷道場のNakazawa1級が膝の故障のため、休会を余儀なくされた事です。
恵まれた体格とパワー、常に攻撃的な姿勢をとり続ける積極性、独特の上からたたきつけるような回蹴りで常に一目置かれる存在でしたが、残念ながら今夏の10人組み手は見送らざるを得ない状況となりました。
十分な静養と治療で怪我を完治させ、新たに10人組み手にチャレンジしてもらいたいと切に願うものです。
2009/07/04
ご紹介
目黒、世田谷、時々我孫子道場でも熱心に稽古し、後輩の指導も積極的に行っているNamekawa初段が現空研田町同好会のホームページを立ち上げました。
現空研活動の補佐とより広く現空研空手を紹介するためのものです。
道場でお話したように現空研の支部を展開していくためのさきがけとなることにも期待しています。
詳しい紹介は後にして取り急ぎ現代空手道研究会田町同好会のホームページをご覧下さい。
本日は目黒道場で稽古を行います。
2009/07/03
いろいろお知らせしたい事や書きたい事が山ほどあるのですが、所要で時間が取れません。
4日(土曜日)の目黒道場の稽古までにはアップする予定です。
2009/07/01-2
昨日の世田谷道場少年部に休会中のMasuhira君(6年生)が顔を見せてくれました。
運動神経がとても良く、格闘センスも抜群のMasuhira少年は久しぶりの組み手にもかかわらず大変良い動きをしていました。
本人は思ったより動けなかったと言っていましたが、なかなか良い動きでした。
中学生で黒帯のUmezawa君にはさすがに体力負けしましたが延長までもつれ込む健闘をしました。
中学生になり時間が取れるようになったらぜひ復帰してもらいたいものです。
左 Mikawa(弟)君 右Masuhira君
左Umezawa君 右Masuhira君
一般部では飛び蹴りの稽古も行いました。
2段蹴りは、まず十分なジャンプ力がないと効果的な蹴りが出せません。
空中での滞空時間が長ければ長い程状況に応じた幅広い対応が可能です。
基本的なジャンプ力を強化する。
空中でも制御の効いた鋭い蹴りを出せるようにする。
2009/07/01
昨日は世田谷道場で面白い勝ち抜き戦を行いました。
1対3の集団戦で、技ありを取られた人が抜けていき、次々と交代していくというものです。
ほとんど1人の側ががやられるのですが、たまに3人の側が取られることがあります。
1人の側は常に囲まれますから一瞬の隙が命取りとなります。
また同時にかかられ団子状態になるのも致命的です。
そうさせないためには、俊敏な動きだけでなく、「近寄ることが危険」という感じを多数側に与えることです。
感情や動作が受身で逃げの様相が表面にでたらその時点で一巻の終わりでしょう。
一撃必殺の威力を持っている、そしてそれを相手に感じさせる事がこうした万事休すの状況から生還するためのポイントになります。
大勢でたった一人の賊を追い詰めたとします。
しかしその賊は銃弾一発の入った拳銃を持っているとします。
たった一発の玉ですが、それ十分な殺傷能力を持っているわけです。
大勢で取り囲んでも、その一丁の拳銃のため、なかなか皆で取り押さえることは難しくなります。
最初に飛び掛った者は多分殺されるからです。
取り囲んだ者が統制された集団でなく、そして賊に覇気があればたった一発の銃弾でこの窮地が逃れることができるでしょう。
実際こうした状況の事件は過去いくつもあります。(道場では実例をいくつかお話しました)
空手の強さは、この一発の銃弾と似たものがあります。
「一撃必殺」はまさにこのことをあらわしています。
武道としての空手はこういう状況で威力を発揮するものでなければなりません。
(動画は会員ページに今日中にアップする予定です)
2009/06/30
本日は世田谷第一道場で稽古を行います。
今日も様々な状況を設定した稽古を行います。
2009/06/26
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
ずいぶん蒸し暑くなりました。
先週時間の関係でやれなかった集団戦の稽古を重点的に行いました。
今日は目黒道場のTakagi初段ご夫妻が始めて我孫子道場に出稽古に来られました。
Takagi初段はしばらく体調不良で稽古を控えていたのですが、徐々に体力も回復され調子を上げています。
我孫子は最近上級者の参加が多く大変レベルの高い稽古が可能になっています。
今日はせっかく遠方からご夫婦で我孫子まで来られたので、我孫子の最強メンバーとの集団戦を体験してもらいました。
Hayasi2段、IKeda2段、Kitajima2段、アビ2段という恐怖の4人組みです。
Takagi初段も伝統系では指導員もされていて、現代空手道研究会でもその体力、スピードは一級品ですが、やはり精鋭の2段を4人相手では、厳しい戦いとなります。
左 アビ2段の上段回蹴り 右 Hayasi2段の上段突きをもらう 中央 Takagi初段
もちろん、彼ら2段も全員1対多数の洗礼は受けました。
我孫子だけではありませんが、もちろん一人の側は圧倒的に不利である事実はかわらない中、多数の側も人数の差ほど有利となるわけではないことがこうしたシミュレーション的な組手で明らかになったと思います。
こういうルールのある組手でもこういう状況になるのですから、もしこれが何でもありの実戦だったら、たとえこちらが多数でいても、死に物狂いの一人を制することは想像以上に困難であり、各自がそれ相応の覚悟と細心の注意をはらわないと思わぬ不覚を取ることにもなりかねません。
今回、2段の連中は敗れてもさすがという動きを見せてくれるしたが、初段の中にも良い動きを見せてくれた会員が何人もいます。
その中でも特にめだったのはレスラー初段です。
あのガッチリした体格には似合わないすばやい身のこなしで4人に囲まれてもほとんど致命的な攻撃は受けていませんでした。
その他、皆個性のある戦い方で大変面白かったです。
女子部も黒帯が3人、茶帯が1人と上級者が揃いましたので始めて集団戦を体験してもらいました。
会員の方は全試合の動画をアップしましたのでぜひ参考にしてください。
自分が一人で大勢を相手にする場合、逆に一人の賊を皆で取り押さえる場合など、双方の立場での多くの組手体験はいざと言うとき心のゆとりを生みます。
集団戦は実戦の場では戦う前に神経戦となることがほとんどです。
正義が自分の側にあれば、自分の能力を信ずる事で最適の判断と行動ができます。
日本オフィス機器のコラムを更新しました。
2009/06/24
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
乱闘を想定した一人対多数、あるいは複数同士、技術レベルの異なる複数の組み合わせなど、様々な状況を想定した稽古を行いました。
また、事前に作戦を立てることも可能にしました。
複数同士の対戦は頭で考えているような形には決してならないことが分かったと思います。
実戦でも多少の違いはありますが、複数の側が思った程圧倒的に有利というわけではない事が体験できたと思います。
もちろん一人で多数相手が簡単なわけはありませんが、自分が多数の側であっても決して油断できないという事を覚えておいてください。
今日は我孫子道場でもこうした稽古を行いたいは思っています。
Take初段 両方から攻められたとき諸手で正拳を決めた瞬間。
今回はたまたまきれいに決まりましたが、いつも上手く行くわけではありません。
会員ページに全動画をアッフしましたのでご覧下さい。
2009/06/23
本日は世田谷道場で稽古を行います。
1対多数の稽古を重点的に行います。
見学の方もお気軽にお出でください。
2009/06/21-2
今日は世田谷に続き目黒道場でも面白い稽古を行いました。
技術的にレベルの高い選手を選抜し、4人に囲ませて組み手を行うというものです。
要するに暴漢に取り囲まれたときを想定したシミュレーションとなります。
しかも取り囲んだ4人も必ず二人の黒帯が入るという強力布陣です。
Namekawa初段を取り囲む4人の刺客。 (動画は会員ページ)
一瞬の虚を突き包囲網の一人をSuzuki(R)2段の必殺の上段回し蹴りが襲う。(動画は会員ページ)
Nito(兄)2段の飛び蹴りで集団の連携を崩し一挙に勝敗を決する作戦。(動画は会員ページ)
現空研は実戦での強さを追求しますので、町中での乱闘や不審者からの不意の攻撃なども常に想定した稽古を行います。
私は生まれた地域や時代に恵まれて(?)いたせいか、子供の頃から多くの大人たちの喧嘩や乱闘、騒動を見て育ちました。
また若い頃は血の気も多かったので好き好んでこういった環境に野次馬的に身をおいたふしもあります。
今となっては若気のいたりともいえる軽率な行動も多々ありましたが、映画などの派手なものとは違ったリアルの喧嘩の実体験は多いです。
そうした中で、事の良し悪しは別として結果的に多くの教訓を得た事も事実です。
そうして得た教訓を多くの会員に反面教師として伝えることも意義のあることだと思って時々お話します。
今日もその中の一つのお話をいたしました。
しかし、道場でもお話しましたが、一番大切な事は相手も含めて命を粗末にしない、常に生き延びる事を最優先にするという考えです。
戦わずして勝つことが理想なのです。
2009/06/21
本日は目黒道場で稽古を行います。
見学の方もお気軽に参加してください。
2009/06/19
一昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
古参の強豪や新会員の方も交えて中身の濃い稽古が最近続きます。
上の写真は、15人組み手を控えたUno初段とYanagi初段の組み手です。
最近調子を上げている強豪のUno初段ですが、今回は上段回蹴の得意なYanagi初段の技を食らってしまいました。
左の写真は右側で左上段を放っているのがYanagi初段です。右の写真では左側(顔を見えない)で右上段を放っているのがYanagi初段です。
上記の組み手の動画は会員ページにアップしてあります。
(右、今回黒帯を取ったKikuちゃんの強烈な中段回蹴。)
こちらも、世田谷道場と同じ設定の集団行動の稽古を行う予定だったのですが10人組み手、15人組み手を控えた会員のため、組手稽古を優先したため次回へ繰り越すことにしました。
予告編として少し、お話だけすることにしました。
実例があると説明しやすいので、子供の頃から今までに集団でリンチを受けた事のある人を挙手させたところ、何と酔っ払い師範が手を上げるではありませんか。
おお、これは参考になると思って話を聞いて見ると、何とやられた経験ではなくやっつけた話です。
これでは参考になりません。
今回はひどい目にあった人の実体験を多く聞き、私の知っている実例とも照らし合わせて、集団暴行の被害の現実、よく言われる話の虚実をあきらかにし、
本当に身のある対処方法を考察するつもりでした。
それが「一人で大勢をやっつけた話」では痛快ではありますが今回のテーマにそぐいません。
これはこれとして、合宿などで別のテーマとして聞くことにし、今回は臨機応変の状況判断の大切さと基本的な心構えをお話するにとどめました。
日本オフィス機器のコラムを更新しました。
2009/06/17
本日は我孫子道場で稽古を行います。
最近は道路が込むので私の行く時刻がまちまちになりますが必ず行きますので、早く来た人は上級者の指示で稽古を始めて下さい。
上級者がいなくても準備運動などで体を慣らしておいてください。
見学者の方も道場内でお待ち下さい。
2009/06/16-2
世田谷道場は今日はすごい雨でした。
なんか世田谷道場はやたら雨が多い気がします。
今日は、少し変わった稽古を行いました。
それは集団乱闘の方法です。
集団乱闘といってもこちらからしかける話ではありません。
そういう状況に遭遇したときの対処の方法です。
集団で暴漢を取り押さえる稽古
相手が集団の場合とこちらが集団の場合、双方が集団の場合などいろいろケースがあります。
また、進入してきた暴漢を集団で取り押さえるケース、あるいは相手が武器を持っている場合など具体的には無数のケースが考えられます。
今日はこちらが集団の場合の対象の具体的な方法と普段からの心構えについてお話し、そのいくつかのケースを具体的にシミュレーションしてみました。
あらかじめ指揮系統が整っている軍隊とか警察がシステムとして行動しているケースは理想的なものが多いのですが、あるとき突然事件に遭遇した場合の集団はたとえそれが空手の有段者ばかりだったとしても集団としての行動はなかなか理想的にはいきません。
集団の中での役割をいかに咄嗟に作り上げ、それを意思表示し、お互いが有機的に動けるか、これが集団乱闘を制する一番の要です。
現在の日本人が最も訓練されていないものの一つでしょう。
武道としての空手を追求する以上こうした集団行動に関しても普段から心がけなければならないことはたくさんあります。
特に、昨今暴力を使った異常行動の事件が多発している社会の現状を考えるとこうした訓練も重要な事と考えています。
2009/06/16
本日は久しぶりに世田谷第一道場で稽古を行います。
駒繋小学校体育館になりますので新会員の方や見学の方は間違えないようにして下さい。
現空研連絡用専用電話番号が6月になって変わっていますので会員ページで確認しておいてください。
なお、会員でまだパスワードをもらってない方や忘れた方はなるべく早くメールでパスワートの請求をして下さい。
2009/06/14
目黒道場で稽古を行いました。
今日は、30人以上が参加して多彩な顔ぶれとなりました。
総会の終わった修猷館の後輩も参加し、剛柔流神田錬成館のYamamoto師範とKato3段も出稽古に来られました。
Yamamoto先生は、仕事でしばらく海外に行かれます。
久しぶりに稽古の後の反省会にyamamoto先生やKato3段もお誘いして参加しました。
さすがにお二人とも勉強させていただく多くの点があり、実際に組み手で手合わせした会員や指導を受けた会員も得た所は多かったと思います。
Kato3段は決勝戦でNito(兄)2段との対戦となり現空研大会一般部重量級決勝戦の再現を見る思いでした。
今回は延長戦の末引き分けとなりました。
なお神田錬成館とはお互い出稽古等で交流を深めている事もあり、リンクの許可もいただきましたのでリンクページにご紹介させていただきました。
便宜上伝統系の欄に記載させていただきましたが、剛柔流の本流を歩む神田錬成館の内容はフルコンの要素も強く、こうした分類にはちょっと当てはまらない部分もあります。
そのうち、分類方法も含めて検討しようと思っています。
稽古の内容は、運足、捌きを主体とした乱撃、自由組み手が本日のメインテーマです。
今日は、見学の方も含めて初心者の方も多かったので(今日の見学の方はフルコン経験2年の方ですが)、復習もかねて見本をNamekawa初段とNIto(兄)2段に約束組手の形で披露しました。
また、基本稽古では、前蹴の鍛錬の方法として、蹴ったところで一瞬意図的に静止状態をキープするという訓練のやり方を稽古しました。
組手では一瞬で引かなければ足を取られたり危険なのですが、基礎技術の習得にはとても有効な方法です。
これは基礎的な筋力と極めの感覚をつかんでいないと簡単にはできません。
勝ち抜き戦は、参加人数が多く、いろんなタイプの人が次から次と登場しますのでなかなか面白く内容も濃いものになりました。
白帯や緑、茶帯を締めていてもさまざまな経歴をもった人もいますので初めて対戦するときは、皆緊張感が走ります。
この未知な人との初めての対戦が貴重な経験となるのです。
おそらく町中で理不尽な暴力を受けるケースを考えた場合、相手の素性は全く未知という場合が殆どでしょう。
初めての対戦という経験、場数は多ければ多いほど心にゆとりを持てます。
そういう意味でオープンな考えの現空研の勝ち抜き戦は意義深いものと考えています。
一瞬の静止を伴う前蹴りの稽古。 相手の内臓をえぐるように効かせる前蹴りが生まれる。
体が反応する体捌きを身につける稽古。 これを徹底することで体が拳を避ける反応を条件反射化させることができる。
左 Kawabe2段 VS 右NIto(兄)2段 踵落とし (動画は会員ページ)
左 剛柔流Kato3段の上段回し蹴り VS 右 Nito(兄)2段 (動画は会員ページ)
2009/06/13
本日は目黒道場で稽古を行います。
会員直通の現空研専用電話番号が8日より変わりましたので会員の方は会員ページで確認しておいてください。
見学者の方は6時前に正面玄関の前にお出下さい。
日本オフィス機器のコラムパケットという変な考えがインターネットを可能にした をアップしました。
2009/06/10-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
最近我孫子道場は上級者、高段者が多く参加するので大変レベルの高い稽古ができます。
今日もHayasi2段、IKeda2段、Kitajima2段、アビ2段、それに今度15人組手にチャレンジするUno初段などがが参加して上級者が毎回のごとく顔をそろえます。
その他にも実力のある、初段、茶帯、緑帯がぐんぐん力をつけています。
今日も内容の濃い組み手が続きましたが、一点皆に注意を促した事があります。
それは、試合の途中で審判の指示のないまま勝手に自己判断で試合を中断させないという点です。
例え、明確に一本を取っても、相手が戦意喪失しても、場外に出そうになっても、そこで勝手に止めてはいけません。
場外でもつれ合うような危険な行為は論外ですが、どんなケースでも十分に注意を払いながら一切の油断を廃して審判の号令を待つという心がけが大切です。
こうした配慮は町中で暴力を受けた場合でも同じです。
相手が形だけ謝るそぶりを見せても、いつ不意に反撃してくるか分かりません。
こうした事で有段者が素人のチンピラに不覚をとったケースをいくつか聞いたことがありますし、私自身も学生時代.思い出しても冷や汗がでる経験があります。
今日の注意は肝に銘ずるようにしてください。
2009/06/10
本日は我孫子道場で稽古を行います。
最近は道路が込むので私の行く時刻がまちまちになりますが必ず行きますので、早く来た人は上級者の指示で稽古を始めて下さい。
見学者の方も道場内でお待ち下さい。
最新の稽古動画を会員ページにアップしました。
平成21年度東京修猷会総会でのIto初段、Ozaki初段の飛燕の舞の動画もアップしてあります。
2009/06/09
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部も今日は少し人数も増え、久しぶりに活気のある勝ち抜き戦ができました。
裏拳など普段あまりやらない技の稽古を行いました。
一般部は最近参加者の大幅な増加で活気があります。
休会中だった会員の復帰が相次ぎ、それに新会員も増え、いろんなタイプの人が居て理想的な環境になりつつあります。
東工大の学生で小柄ながらも優れた反射神経で黒帯を取ったNakamura君が研究と就職活動で休会中でしたが、久々に顔を見せてくれました。
就職が決まり、その報告と久々の稽古のためでした。就職先は私の理科大の恩師田崎教授が勤めていた大手のC社で私もなじみがあります。
田崎先生も東工大の出身でした。
Nakamura君はしばらく休会が続きますが、時間があればまた顔を出してください。
そのNakamura君、今日は久々の組み手でしたが、良い動きを見せてくれました。
勝ち抜き戦では相変わらず反応の良い動きでしたがパワーファイターMano初段に上段回し蹴りをきれいに決められました。その後の反撃は鋭かったのですが技ありを返すところまでは行けませんでした。
Cyokko初段は、追突事故にあって軽い鞭打ち症のような状態だったようですが、今日はパワー感溢れる組み手を見せてくれました。
少年部から一般部に上がってきた高校生たちもぐんぐん実力を上げています。今日はあえて一般部の上級者の中に入れて体験の幅を広げさせました。
最近目立つのはKawakami1級の上達ぶりです。
最近復帰した実力者なんちゃって緑帯のHayasi君から上段回蹴で技有りを取るなど動きが良くなっているのが手に取るようにわかります。
Namekawa初段、Endo初段、Suehiro初段、Nakano初段、Take初段はじめその他の実力ある黒帯が揃った中での勝ち抜き戦や自由乱取(スパー)は互いの得意技の確認や欠点の修正にとても効果があります。
本日の優勝者は長身のKawano初段です。
左 Endo初段 右 Take初段の上段後ろ回し蹴り
2009/06/08
会員直通の現空研専用電話番号が本日より変わりました。
会員の方は会員ページにより確認してください。
※なお、私(園田)の個人用の携帯電話番号も変えましたので古い番号を登録の方は道場で聞いてください。
2009/06/06
昨日は東京修猷会総会に行ってきました。
元応援団長Ito君の飛燕の舞は見事でした。
に写真を掲載しています。
田中が来なかったので電話してみたら私が間違えた日時を彼に連絡していた事が判明。申し訳ない。
2009/06/05-3
本日は私の母校修猷館の東京総会があるので今から出席します。
元修猷館応援団長のIto初段とOzaki初段が幹事をつとめ、「飛燕の舞」を披露するそうなので楽しみです。
私の年度の出席者は、元京都大学空手部の土井と元早稲田大学少林寺拳法部の田中が出席します。
田中は高校時代の悪友と酒を飲んだ で登場する乱闘事件の仲間です。
その他京都時代に一緒に下宿したことのある安部も来るようなのでこれまた楽しみです。
2009/06/05-2
日本オフィス機器のコラム「株式投資必勝プログラム」をアップしました。
2009/06/04
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場は最近充実しています。
仕事で先週休んでいたレスラー初段、同時通訳者として活躍中のSibahara2級、明学応援団OBのYamasaki初段、2段挑戦資格をもつUno初段。
それにいつもの強豪Ikeda2段、アビ2段、Kitajima2段、ソウちゃん(初段)Ando初段、あと急激に進歩している大学生トリオ、Eguchi2級、Yamoda3級、Kato4級、白帯でも実力のあるAraki君など
今回は突きに対する反応と条件反射の作り方です。
技は頭で考えているうちは技ではありません。
何も考えないで体が自然に反応するまで練りこんで初めて技と言えるのです。
自動車の免許をとったばかりの初心者は、全ての操作を意識的に行います。
というより、意識しなければ運転できません。
しかし、ベテランのドライバーは運転に関する全ての動作は無意識で行っています。
音楽を聴いたり、隣の人とオシャベリをしたり、仕事の段取りを考えたりしながら、運転できます。
空手もこれと同じです。
突きにしろ受けにしろ捌きにしろ体が反射的に動くまで訓練する必要があります。
一旦身に付いたこうした反射神経は一生消えることはありません。
稽古不足で多少衰えても一般人とは歴然とした差がありますし、少しの努力ですぐ取り戻せます。
今日は空手協会の初段の方(Kさん)が見学に来られました。
体験組み手ではUno初段と手合わせしていただきました。
Kさんにはハード防具を着けてもらい思い切り突いてもらいました。
スピードも切れも十分でしたが自分が思ったようには効かせられなかったようです。
初めてフルコンタクトを経験する伝統系の人はほとんどの方が「こんなはずではない」という感想を持たれます。
効かせる突きはそれ専門の稽古をして、基本の空突きでもイメージを常にもって稽古しなければ効果はありません。
ハード防具の上から私のごく軽い効かせる突きを体験してもらい、軽くても内臓に響く突きを実感されたようです。
Kさんは即日入会されました。
基本は十二分にできていますのであっというまに強豪の仲間入りをするでしょう。楽しみです。
左レスラー初段 右Yamasaki初段のけん制の前蹴りからの鋭い上段突き。
左 Yamada3級 右 Sibahara2級の上段の突き。
左 体験入会のKさん 右 Uno初段
左 体験入会のKさんに防具の上からフルコンの効かせる突きを体感してもらいました。
厚い防具でぜんぜん痛くはないはずですが、内臓に響きます。
2009/06/03
本日は我孫子道場で稽古を行います。
我孫子道場は最近、師範級、高段者、その他上手な人の参加が多くなっています。
東京道場や出稽古の方、見学の方もお気軽にお出でください。
2009/06/02
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は人数が少なかったので昔私が子供の頃よくやった遊びを教えました。
「手押し相撲」と「引き相撲です」
手押し相撲は簡単なルールですが力だけでは勝てません。結構反射神経と腰のねばりを要求します。
皆あっというまに夢中になり、最後は勝ち抜き線とトーナメントで優勝者を決めました。
これは空手の稽古にも役立つのです。
もちろん空手の稽古も行いましたよ。
一般部は今日は柔軟性を増すストレッチを入念に行いました。
また、蹴りを強化する稽古も行いました。
Namekawa初段とMano初段に模範組手を行ってもらいましたが二人とも足技が切れるのでお手本としては最高のできでした。
ひざの故障がまだなおらないNakazawa君もひさびさの参加です。
無理をしない範囲で稽古に参加してもらいました。
目黒道場のKawabe2段も世田谷には久しぶりの登場です。
今日は上段の蹴りを主体にしたライトコンタクトでの勝ち抜き戦を行いました。
ポイントは上段への攻撃を主に見て判定の材料にします。
黒帯が多く、全試合、好試合となりましたが、後半のMizuo初段、Take初段、Namekawa初段、Kawabe2段、Kin2段の対戦は特に見ごたえがありました。
とは言え、実際どの試合をとっても甲乙つけがたい内容のある試合でした。
現空研の目指すものは強い空手ではありません。
圧倒的に強い空手です。
圧倒的な強さを持つことであらゆる行動に余裕が持て、他人にもやさしくなれ社会人としても成功につながるのです。
手押し相撲を楽しむ子供たち 模範組手 左 Namekawa初段 右 Mano初段
模範組手 左 Namekawa初段 右 Mano初段 勝ち抜き戦 左 Nakano初段 右 Suematu初段
勝ち抜き戦 左 Kawabe2段 右 Kin2段 左 Kin2段 右 kawabe2段
2009/05/29-2
5月の稽古動画でアップしていなかったもの全てアップいたしました。
あらためて見てみますと、初心者の急激な技術向上は手に取るように分かります。
空手は、他のスポーツと比べて一般の学校教育などでは教えられることがまずありません。
そのため、大抵の人は生まれて初めての体験であり、真綿が水を吸収するがごとく覚えていくのです。
ここに空手を稽古する最初の感動が生まれます。
自分の動きの進歩をまず時系列に動画を見ることで実感してください。
上級者は、自分の動きが日により、また相手により大きく変化する事を確認して下さい。
自分のピークの強さに近いものを調子の悪いときでも出せるということが理想であり、武道としての空手では一つの重要な目標です。
2009/05/29
27日の我孫子道場での稽古、講習、勝抜戦の動画を会員ページにアップしました。
その前の動画も順次アップします。
2009/05/28-2
日本オフィス機器コラム更新しました。一致した意見に価値はない
2009/05/28
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場に昔の強豪たちが集いました。
まず中鉢筆頭師範、木村師範、そして久しぶりのKitajima2段、最近復帰したUno初段、東京から出稽古にきたNamekawa初段です。
そしていつもの強豪メンバーIKeda2段、Abi2段、Yanagi初段、Ando初段、Watanabe初段と続きます。
そしてまだ3級ですが先日の現空研大会の軽量級で優勝したYamada君、その他いつもの強力メンバーが揃いました。
(でも、どういうわけか酔っ払い師範がいません。何か深いわけがあるはずです。きっと・・・・)
今日もメインテーマは「捌き」ですが、秘儀に属する振り打ちの方法、倒れた相手の踏み方など実戦的な技も講習しました。
左 園田 右 Ikeda2段 左 園田 右 Ikeda2段
こういう技はルールの厳しい競技会などでは使えませんが、いざというときの実戦ではものを言います。
Namekawa初段の足払いで技ありを取られるYamada君 左Namekawa初段 右Kitajima2段の攻防
勝ち抜き戦では我孫子の強豪達に東京の強豪Namekawa初段が混じって興味深い、レベルの高い技の応酬が多く見られました。
Ikeda2段とKItajima2段の決勝 Abi2段に稽古をつけるNakabachi筆頭師範
久々に中鉢師範が重量級の技で皆を指導しました。Abi2段とは軽い乱取(スパー)を行っていましたが迫力がありました。
左 木村師範の絶妙のタイミグででる前蹴り。右Yanagi初段 左 Namekawa初段に稽古をつける 右 中鉢師範
木村師範は、あの絶妙のタイミングで出すカウンターの前蹴りが最もいやな武器ですが、最初は皆これの餌食になってしまいます。
ぜひ全員この技(タイミング)を盗んで欲しいと思います。
(動画も会員ページにアップします)
2009/05/27-2
本日は我孫子道場で稽古を行います。
アビ2段のホームページ獅子吼に現空研大会の感想が書かれていました。なかなか面白く的を得ています。あと我孫子グダグダ組がブログになっています。
2009/05/27
昨日は少年部の大会をおこなったのですがその後は一般部の稽古を行いました。
フランス在住のFujisakiさんが2年ぶりに見学にこられ、今回は正式入会されました。
しかし、国籍はフランスですし仕事もフランスなのでなかなか日本には来られません。
間違いなく遠距離入会の最長距離記録更新です。
Fujisakiさんは日本とフランスの両方で松濤舘の2段をお持ちです。
今日は先週に引き続き運足と体裁きを中心に稽古を行いましたが、早速Fujisakiさんにも勝ち抜き戦に参加してもらいました。
いきなりなので構えと動きは完全に松濤舘流なのですが、運足の原理やフルコンに対応する構えなど、短時間で適応されていました。
フランスの武道の話などいろいろ面白い話も伺いました。
パリには日本の支部道場もありますが、少し田舎に行くと空手道場は殆ど見ないということでした。
海外の現空研支部も考えてみましょう。
2009/05/26-2
世田谷第二道場で現空研大会少年部を実施しました。
副審も立て、本格的な試合形式は初めての子も多かったのですが、皆元気いっぱいというより、いつもより力を発揮して大変良い大会になりました。
人数の関係で1、2年生の部、3年生の部、4年生の部、5、6年生の部としましたので、学年の下の子は体力的に不利な面もあったのですが、自分の力を十分出して戦ったと思います。
なかには実力はありながら思うような組み手ができなかった子もいますが、これをバネとして夏の昇級・昇段審査、あるいは次の大会に生かすようにしてください。
2009/05/26
本日は世田谷第二道場で稽古を行います。
少年部は現空研大会少年部として試合を行います。
少年部の参加費は無料です。稽古の延長のつもりで平常心で参加しましょう。
まだ参加表明してない子も、当日参加できますからなるべく道場に来てください。
一般部の稽古は少し遅くなりますが、少年部の試合の後行います。
2009/05/22-2
5/20は我孫子道場で稽古行いました。
この日は首都高速が事故でメチャクチャ渋滞し、かなり遅れて道場に着きました。
酔っ払い師範が準備運動を終えたところでした。
今日はKikuちゃんの黒帯の授与、その他の帯や認定証の授与を行いました。
また、今回の現空研大会で、重量級は優勝したものの、無差別級では、残念な星を落として決勝に出られなかったAbi2段の表彰状の授与も行いました。
酔っ払い師範が30年ぶりに風邪を引き、今はやりの新型インフルエンザではないかと皆に言われていました。
そうするうち稽古中にYanagi初段や大学生のEguchi君も時を同じくして気分が悪くなり、いよいよ悪性のウイルスが我孫子にもやってきたかと皆で笑っているところがさすがに我孫子道場。
稽古が終わる頃には皆回復していました。
でも、インフルエンザには気をつけなくては。
Uno初段が久しぶりに顔を見せてくれました。
今日は、上智大学で少林寺拳法をやっていた見学者が来られました。ちょうど上智大学出身で今は大学で英語を教えている同時通訳者のSibahara2級も久しぶりの参加で来ていたので紹介しました。彼は柔道部にいたのですが年が離れているので接点はなかったようです。
またSibahara君からは面白い本を頂きました。(Sibahara君も今日から茶帯です)
OBAMA'SWORDS(オバマの英語)という彼が共著ということで書いた本です。
ちょうど東京理科大学の英語の准教授Matumoto1級もいて、しばし英語談義。
「英語で気合は何と言うべきか」から最近海外の空手家が「キアイー!!」という発声で行う奇妙な「気合」の出し方などいろいろ話題は尽きません。
今日の我孫子道場のテーマは「打たせないで打つ」つまり体サバキと運足です。目黒、世田谷でもやりましたが、Hayasi2段とIkeda2段の気合の入ったスピーディーな、組み手はすばらしかった。
もう少し円の動き(直線ではないという意味)が混じれば言うことはないでしょう。
でも、この体さばきは、慣れないと結構エネルギーを消耗します。
必要以上のエネルギーの消費があるということはまだ、体がサバキを覚えていないということです。
理屈がわかれば後は動きを条件反射化するように稽古を積みましょう。
左 Ikeda2段 右Hayasi2段の息詰まる攻防。
2009/05/22
私の母校修猷館の東京修猷会総会があります。今年の幹事は現空研の黒帯Ito君とOzaki君です。
我が後輩 修猷館の硬骨漢 伊藤君・尾崎君の事で詳しく紹介しましたのでぜひごらん下さい。
2009/05/19-2
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
Takesi初段(左)の鋭い蹴りを瞬時の体さばきで余裕をもってかわすNamekawa初段(右)
今日のテーマは「体さばき」。
相手の攻撃をガチンコで受け止めるだけではなく、受け流したり、姿勢をすばやく変化させることで、直接的な致命傷になる打撃を受けないようにするテクニックです。
最も重要なのは運足。
まず、基本的な法則をしっかりた身につけてほしい。
一旦基本をマスターしたら次は応用です。
相手の動きを「見る」のでは「感じる」ことが大切です。
今日は、まず上手な会員にいくつか見本を見せてもらい、あとは全員で稽古してもらいました。
防具をつけて力の限りの「ド突きあい」も稽古の大きな意義がありますが今日おこなった打撃を受けないテクニックもそれと同様に重要です。
最後は恒例の勝ち抜き戦ですが、今日はKin2段とNamekawa初段の決勝戦となりました。
「体さばき」をテーマとした寸止めの試合ですが、双方とも持ち味を生かしたレベルの高い攻防で、延長戦の末引き分けとなりました。
2009/05/19
夏期合宿の場所と日時が決定しました。
九十九里 8月22日〜23日です。(要望の多かった平成17年の夏期合宿と同じ場所)
宿と武道場と海岸が一体になっていますので移動がとても楽です。
詳細は追って会員ページに掲載します。
今年の夏期合宿は、昇級昇段審査の受審資格者が多く、特に10人組み手の挑戦者も充実していますので、とても楽しみです。
2009/05/16-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
稽古の前に、筋力とスピードの関係や持久力の話、そして現空研の標榜する武道としての空手の意義や普段の稽古、トレーニングの方法、何才になっても生涯現役を目標にするお話をしました。
Takagi一家のお父さんは体調を崩していたのですが今日から組み手復帰です。
でも、まだ心配なので、試合では勝ち抜きましたが、私は交代を指示しました。
体調はすごくよさそうでした。
また、Hagio初段の同僚の京大アメフト部出身のAkihara君も今日から正式会員です。
早速今日の組み手ではパワーを十分感じさせてくれました。末恐ろしい存在です。
少年部のTakagi君とRunaちゃんは小学校5年生同士ですが、ともによく上がる足で蹴りの攻防がすばらしかったです。
左 TakagiFumiya君 右 TasiroRunaちゃん
最近は我孫子道場もそうですが不景気のせいで会社や部署が変わったりいろいろ苦労する人も増えています。
武道精神でがんばってください。
今日は新会員も含めて参加者も多く、充実した稽古ができました。
5/10の目黒道場の稽古の写真を↓にアップしました。
2009/05/16
朝たまたまある番組で大相撲の13日の取り組みで朝青龍が肘打ちを使ったという話をしていました。
この番組では批判的な色合いが濃かったのですが、その写真を見た瞬間ひらめいたものがありましたのでコラムに朝青龍の猿臂として書きました。
2009/05/15
第2回現空研空手道大会の全動画を会員ページにアップしました。
あらためてビデオを見直すと、隠れた名勝負がいくつもあったことに気づきます。
また第1回と比べると明らかに全体のレベルが上がっていることにも気がつきます。
一方、フルコンタクトと顔面の寸止めという現空研独自の試合形式がまだ経験の浅い者には難しくコントロールがきかない場面が見られた事は会として再度検証、考慮すべて点であったと思います。
あくまで武道空手を追求し、社会人、一般人として、また生涯空手を標榜しつつ最強を目指すという欲張りの目標を掲げてますが、この目標を高いレベルでクリアする最も重要なポイントが適正なルールとその運用にあることをあらためて感じさせられました。
しかし、現空研のこの高い目標に向かって皆自己研鑽を積んで、その成果が確実に出ていることはこのビデオが雄弁に語っています。
ぜひ、自分の姿を客観的に見ることで自分の長所、短所を再度確認してよりレベルの向上を目指す参考にしてください。
※複数のカメラで撮影したものを取捨選択していますので、順序の重複や欠落している試合があるかも知れません。お気づきの点がありましたらご連絡ください。(特に欠落している試合)
また、複数のカメラで撮影されてたものを編集しましたので掲載の順序はかならずしも試合の順序とはなっていませんがご了承ください。
2009/05/14
東京造形大学の講義のコラム(原爆の作り方)を追加しました。
2009/05/12
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
Touzen君が久々に顔を見せてくれました。
就職が決まったようです。
今年は東大生でも就職はそれなりに大変なようです。
でも良い所に研究職で入れたようで何よりです。ちょっと残念なのは就職先が大阪だということですが、これは仕方ありません。
まだ一年ありますので、ぜひ黒帯にチャレンジしてください。
就職で東京を離れあと一歩で黒帯にチャレンジできなかった学生が何人もいます。同じ東大のMIyaji君や少し前の早稲田のNakazato君もそうです。
実力があったので残念です。機会があればぜひチャレンジしてほしいと思っています。
今日は、組み手に特化した稽古を行いました。
動画の準備ができたらアップします。
大会の動画ももう少しお待ちください。
後、,めずらしい方から見学の申し込みがありました。以前一度見学に来られた事があるフランス在住のFさんです。5月26日に世田谷道場に来られます。
2009/05/10
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は珍しい会員の復帰がありました。
我孫子道場のHayasi君です。
彼は5年前大阪転勤のため休会しました。
我孫子に戻ってきて復帰することになりました。
彼は3級ですが、4級を取ったときの同期は良く顔を見せる会員だけでも
Hosoda 2段
Saisyo 初段
Kawabe 2段
CYokko 初段
Orikasa 初段
Mizuo 初段
Suehiro 初段
Yosimitu 初段
Kamioka 2段
Miura 初段
Suematu初段
などそうそうたるメンバーです。 (他
もともとセンスのある組み手が持ち味でしたが、本日の勝ち抜き戦でも、良い組み手を見せてくれました。
先日見学の方は全員今日正式入会となり、今日は現空研大会直後にもかかわらず多数の参加者となりました。
まずは大会の感想とそれも踏まえた現空研空手の武道精神、心構えについてのお話をしました。
今日の勝ち抜き腺はそうした意味で皆静かな中にも気合の入った良い組み手が続きました。
今日は大会に出られなかったHituji初段やEndo初段はじめ大会不参加組の良い動きも目立ちました。
また大会では結果を残せなかったHorikomi初段も気合の入った組み手で勝ち抜いて無差別級準優勝のSuzuki(R)2段と互角の勝負をしていました。
残念なことに転んだはずみで眉毛のあたりを切ってしまい、勝ち抜き戦は勝負なしのまま辞退となりましたが内容はすばらしいものがありました。
決勝戦はまたもNito(兄)2段とSuzuki(R)2段の対決となり延長戦でも決着がつかず、引き分けとなりました。
女子は、今日はKanaちゃんが久々の登場です。
そのKanaちゃんに故障の治ったKubo4級が果敢な攻撃を見せました。
地力にまさるKana3級には延長腺の末敗れましたが最近グンと実力が上がっています。
※本日の動画も含めて、大会の動画も整理でき次第会員ページにアップしますので今しばらくお待ちください。
2009/05/08
をアップしました。
2009/05/07
東京造形大学で第4回の講義の内容を会社のホーページにアップしてあります。
2009/05/06
第2回現空研空手道大会の結果を発表しました。
写真や動画も整理でき次第、会員ページ、一部は本サイトにもアップしていきます。
2009/05/05
第2回現空研空手道大会も終了しました。
今回で2回目の大会ですが、参加選手の多彩さで昨年以上の盛り上がりとなりました。
本橋師範が久しぶりに顔を見せてくれました。
今回の特筆すべき点は何といっても無差別級参加者の増加とその顔ぶれの多彩さです。
身長190の千葉県警の猛者SIba2段の特別参加、世田谷道場随一の実力者Kin2段、プロキックボクサーのNito(弟)初段、他流派大会で優勝はじめ多くの実績を持つSionaka初段、剛柔流神田錬成館のKato3段、に我孫子の重戦車Abi2段、レスラー初段、それにディフェンディングチャンピオンのNito(兄)2段、復帰した強豪Hagio初段、暴れ竜ことSuzuki2段、目黒でも常に勝ち抜き戦でトップ争いを演ずるKawabe2段、急激に実力を上げている巨漢のUchida1級、その他軽量級随一の実力者Namekawa初段やSuematu初段、Suehiro初段、Horikomi初段、Mizuo初段その他大勢の強豪でひしめき合いました。
全ての試合が現空研史に残る名勝負となりました。
決勝戦は暴れ竜ことSuzuki2段とディフェンディングチャンピオンのNito(兄)2段の互いに譲らない激戦となりました。
本戦では決着が付かず延長へそこでも決着がつかず、主審と副審の協議となります。
審判長でもある私と主審の協議で再延長戦で決着をつけることになりました。
再延長戦でもポイント差はなく、最終的な旗判定でNito(兄)2段の無差別級連覇となりました。
この戦いは、皆で選ぶ最優秀組手賞も獲得することになります。
他にも特筆すべき試合はたくさんありました。
Namekawa初段とプロキックボクサーのNito(弟)初段もすばらしい試合でした。
延長の末、Namekawa初段の上段回蹴で決着することになりましたが、内容は甲乙つけがたく非常にレベルの高い組手でした。
この試合の内容が評価されNamekawa初段が昨年に続き最優秀技能賞を獲得する事になりました。
あと軽量級のSionaka初段(彼は急遽私の要請で出場したので体調は万全ではありませんでした)と重量級の実力者Kawabe2段との組手も印象に残りました。
今日はKawabe2段は充実しておりじわじわと圧力をかけてこの試合を制すると我孫子の強豪Siba2段も破り駒を進めていきます。
また、Kin2段とIKeda2段の壮年部中量級の決勝戦も今回の全試合で最も緊迫感の高い名勝負となりました。
無差別級出場者
Namekawa 初段 技の切れ味はぴか一
NitoSinya 初段 現空研初のプロキックボクサー
SuzukiJyunya 和道流一級
Mizuo 初段 鋭い前蹴りの名手実力者 昨年は軽量級準優勝
Uchida 1級 体力、素質に恵まれた大型ホープ昨年の無差別級準優勝
Suehiro 初段 昨年中量級チャンピオン、無差別級3位。今年は体重別には軽量級に絞って参加
SuzukiRyuta 2段 自他共に認める目黒道場の実力者、昨年度一般部重量級準優勝
Kawabe 2段 目黒道場のトップレベルの実力者
Sionaka 初段 軽量級の業師。各種大会で優勝、入賞実績多数。
Yamada 3級 我孫子道場期待の新星。大学生
Horikomi 初段 目黒道場の中堅。散打大会で大活躍。
Hirayama 3級 伝統系出身の実力者
Hagio 初段 世田谷道場の最古参の1人。最近復帰した実力者。
Siba 2段 我孫子道場のトップレベルの1人。190Cmの長身を生かした回し蹴、膝蹴が武器。
NitoKengo 2段 目黒道場のトップレベルの実力者昨年度無差別級チャンピオン。
Muramatu 1級 多彩な武道暦を持つテクニシャン。軽量級ながら大型選手も苦しめる実力の持ち主。
Watanabe(レスラー) 初段 急激に伸びてきた我孫子の実力者。
Sawaguchi 4級 スピードもセンスもある目黒道場の新人。筋肉であと5k増量できたら現在とは全く違う世界が見えてくる。
Suematu 初段 どんな強豪、大型選手にも気後れせず正面から戦いを挑む精神力の持ち主。昨年壮年部軽量級3位。
KIn 2段 心技体を兼ね備えた実力者。昨年度壮年部中量級チャンピオン。
Kamioka 2段 その破壊力では右に出るものはない。我孫子の実力者。昨年度無差別級3位。
KatoYasuaki 4級 我孫子道場期待の新星。大学生
Kawano 初段 黒帯を取って間もないが体格にもめぐまれ、毎年着実に実力を上げている
Chikaoaka 2級 その体力ファイティングスピリットはまったく年齢を感じさせない。まだまだ進化し続ける壮年の星。
Saisyo 初段 温和な性格とはうらはらに一旦自分の間合いに入ったら怒涛の突きの連打で相手を圧倒するのが武器。
Kato 3段 体重100kを超える神田錬成館の猛者。体からは想像もできないスピードのある多彩な技の持ち主。
詳しい結果は明日アップします。
2009/05/05
本日は現空研大会を世田谷(第一道場)で行います。
試合は稽古の一環ですから勝負にはこだわらず自分の糧とするべく平常心で臨みましょう。
10時開場です。
無差別級は午後になります。
本日は会員の方は連絡事項がある場合はメールではなく会員専用電話でお願いいたします。
2009/05/04
明日は現空研大会です。
剛柔流神田錬成館の強豪K3段も無差別級に急遽参加されます。
白帯の方の参加もできます。
白帯にとっても良い体験になりますので負けてもともとという気持ちで気楽に参加しましょう。
最後に昨年と同じ全員総出で変則道場対抗戦も行います。この場合は人数の多い道場が有利になります。
昨年は人数が少ないにもかかわらず我孫子道場が優勝しました。
今年はどうなるか全く予想がつきません。
見学、応援の会員も最後の道場対抗戦はその場で応援出場可能なので出場予定してなくても空手衣はなるべく用意しておいて下さい。
それから、出場は予定してない黒帯の会員の方も審判などでお手伝いいただきたいので、時間が許せばお越し下さい。
時間はオールタイムでなくて構いませんので。
※翌日の5月6日(水曜日)我孫子道場の稽古は休みになります。
2009/05/03
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
連休初日のせいか、あるいは深刻度がましてきた新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)のせいなのか、思ったより集まりが悪かったのですが、見学者の方が3名来られ、稽古の終盤にはそこそこの人数になりました。
1人は大学生で私の教えている東京造形大学のすぐ近くにある東京工科大学の学生さんです。専門はコンピュータ情報処理、空手の経験は子供のころ少しあるだけで高校時代は卓球をやっていたそうです。
もう1人はハードウェアのエンジニアで、キックボクシングの経験が2、3年あるけど、最近は殆ど運動らしい運動をしていないという事でした。
さすがにコンピュータのエンジニアだけあってこのホームページの小さな秘密(というほどのものではないけど)にすぐ気づかれました。
最後の1人はHagio初段の会社の同僚でソフトエンジニア、すごい体格の持ち主です。
それもそのはずあの京都大学のアメリカンフットボールの選手だった方です。
京都大学のアメフトと言えば昔私と腕相撲して入会した京大アメフト部で日本一のなった泉選手の事を思い出します。
その泉選手の後輩にあたるわけです。
軽い組手も体験してもらいましたがそのパワーは特筆ものです。
3人ともタイプは違うのですが、体格にも恵まれて将来性を感じさせてくれます。
目黒道場には、毎回白帯で勝ち抜いている不思議な人物がいます。
Suga君です。
彼は基本部なのです。
性格はすごくおとなしくて真面目です。
でも、組手になると強いのです。
前回も今回も勝ち抜き戦では負けなしです。
前回は、スタミナ切れで途中交代、今回は足の突き指で途中交代で負けたわけではありません。
でも、基本部で白帯なのです。不思議です。
今回はひじ打ち(猿臂)を詳しく解説しました。
肘打ちのコツ (動画は会員ページにアップしてあります)
肘打ちは、打撃系の技ではかなり効果的な技なのですが、試合では禁止されることが多く、有効性の割りにはあまり深く研究さていません。
私はこの技の威力を体感として知っています。
昔、勝つための方法としていろんな工夫をして、効果の確認も幸か不幸かできたからです。
肘は他の技にも言えることなのですが、意識と威力が最も乖離した技のトップクラスに位置します。
つまり、当たるとびっくりする程の効果があり、一方当てようと思うとなかなか思い通りにいかないのです。
しかし、ある事に意識を集中すると面白いように決まるようになります。
それを今回皆に伝授しました。
極端に言うとこの技一つでそこらのチンヒラなんか一撃と倒せるテクニックです。
その実演と詳しい説明を行いました。
2009/05/02
本日は目黒道場で稽古を行います。
大会前最後の稽古日になりますのでふるって参加して下さい。
まだ、参加のメールを出していない人も今日道場で受け付けます。
休会中の会員も参加資格があります。参加、観戦どちらでも結構です。ぜひお出で下さい。
2009/05/01
5日はいよいよ現空研大会です。
各クラスの優勝トロフィーが届きましたのでご紹介します。
エントリーは当日飛び入りも可能ですが、なるべく事前にメールでお知らせください。クラスは後から変更も可能です。
平成21年無差別級優勝トロフィー 平成21年 階級別優勝トロフィー
2009/04/30
本日は東京造形大学で第3回の講義を行いました。
内容は会社のホーページにアップしてあります。
テーマはカラスは引き算ができる。
いよいよ大会が近くなりましたが、平常心で臨むようにしてください。肉体的にも精神的にも「脱力」が思わぬ力を発揮します。
2009/04/29
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
最近世田谷道場が以前より増して活気が出てきました。
少年部は低学年の子の伸びが特に目立ちます。
一般部も今年に入って休会中の会員の復帰が相次ぎ、新人とベテランの双方にとって良い環境になっています。
実戦空手はまず稽古相手に恵まれることが最も効果的な環境なのです。
それは、相手が強い人ばかりが良いという意味ではありません。
様々な習熟度、体力、年齢の人と多くの手合わせをすることで現在の自分の立ち位置が客観的に把握できるからです。
井の中の蛙になったり、必要以上のへりくだりも正しい態度ではありません。
自分を過小でも過大でもなく評価する事。ここから全てが始まります。
それには様々なタイプの人と組手をすることが一番確実な道なのです。
今日は久しぶりにO君の登場です。
彼は他道場での空手暦、現空研の会員暦もそこそこあり、実力もあるのですが昇級・昇段審査に出られずに、まだ白帯なのです。
それと今日の体験入会の方は年齢は50歳代ですが大学時代はアメリカンフットボールの選手で空手も2年くらいの経験をお持ちです。(後からお聞きしました)
最初全くの初心者だと思っていましたので、組手の体験は見送ったのですが、最後の乱取(スパー)でSuehiro初段との組手を見て、あ、これは経験者だとすぐ分かりました。
ぜひ続けて頂きたいと思います。
会員ページに動画をアップしてあります。
コラムを追加しました。バケツいっぱいの墨汁を白壁にぶちまけても壁は灰色にはならない
プログで有名なNamekawa初段の「闇錬」ですが、名称とは違って現空研公認です。
「こそ練」にしろ「闇錬」にしろ「トラの穴」的な凄みがあり、良いネーミングのセンスですね(笑)
あと、お花見の席や道場でもお話している、支部も含めた全国的な現代空手道研究会の展開の具体的な青写真もできつつありますのでご期待ください。
2009/04/28-2
道場でもお話したとおり現空研大会の出場予定者は出場クラスを明記した申し込みのメールをお願いいたします。
事前の組み合わせ作成のためお早めの申し込みをお願いいたします。
なお出場可否も含めて当日クラス変更も可能ですから暫定的な予定出場クラスで構いません。
大会は会員(休会中も含む)および会員の家族、友人、知人、入門予定の方も観戦できます。(無料)事前にメール等でご連絡ください。
2009/04/28
我孫子、世田谷、目黒道場の組手動画最新版を会員ページにアップしました。
2009/04/27-2
昨日の稽古で脱力した突きの詳しい分析をNito(兄)2段とKawabe2段に実演してもらいながら行いました。
二人ともかなりの突きの威力の持ち主で、しかも打たれ強さも持っています。
今回はkawabe2段がだいぶコツを掴んできて、大変きれいで脱力した威力のある突きが出るようになりました。
Nito(兄)2段も平均すると同じ位の威力のある突きを持っていますが、良いときと悪いときの波は多少大きいようです。
逆に言うときれいにはまった時の威力は爆発的でもあります。
威力を出そうという意識が強すぎるとパワーが空回りして効かない突きになるのです。
このように稽古では冷静なので上手にできても試合や実戦ということになると緊張感も違いますしアドレナリンもでまくりますからそうそう簡単ではありません。
どんなに興奮しても常に冷静でいられるという事は単に精神面の問題だけでなく物理的な威力にも激烈な効果がもたらされるという事です。
完全に脱力した突き(ダメな例と良い例)の説明(動画)
2009/04/27
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
大会の心構え(平常心)と脱力のお話をしました。
稽古の参加人数が最近増えてきて組手も変化にとんだ組み合わせができ皆良い刺激を得ていると思います。
動画も追って会員ページにアップします。
日本オフィス機器のコラムで第2回造形大学の講義、「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」をアップしました。
2009/04/24
5月5日の現空研空手道大会の詳しい実施要領を会員ページに発表しました。
会員の多くの参加を期待しています。
場所 世田谷第一道場(午前10時〜午後7時)
特に準備は必要ありません。武道空手は日常が当日という考えです。平常心で淡々と試合に臨みましょう。
なお、現空研に出稽古に来られた他流派、他道場の方も参加可能ですので、ぜひ参加をお願いいたします。
詳細はお問い合わせください。
当日計量 試合は現空研方式となります。
(昨年男子一般の部)
(昨年入賞者)
男子
一般部
(40歳未満)
軽量級(66kg未満)
中量級(66kg以上〜70kg未満)
重量級(70kg以上)
壮年部(40歳以上)
軽量級(66kg未満)
中量級(66kg以上〜76kg未満)
重量級(76kg以上)
無差別 (年齢・体重制限なし)
女子
一般部
壮年部
無差別
※少年部は5月26日世田谷第二道場で実施します。
(少年部でお渡しした手紙には世田谷道場での実施と記載されていますが、正しくは世田谷第二道場での実施になります)
2009/04/21
今日は世田谷道場で稽古を行いました。
久しぶりにHagio初段が顔を見せてくれました。
最近、ベテラン、強豪の復帰組が相次ぐ一方、フレッシュな新規入会者も増え、道場に活気がでています。
今日も変則的な順番での勝ち抜き戦を行いましたが、なかなか普段見れない新鮮な組み合わせで好試合が続出しました。
勝敗とは別に良い動きの会員が多く目につきました。
先日見学の大学生も正式入会しましたし、今日も和道流の長い経験を持つ大学生が見学に来ました。
名古屋出身で高校生の頃から現空研のホームページを見ており、大学進学で上京してやっと現空研に来る事ができたといううれしい話を聞きました。
さっそく組手も体験してもらいましたが、初めてのフルコン(ライトコンタクト)にもかかわらず積極的な動きで将来性を感じました。
現空研大会も近づき、良い意味でも緊張感も高まっています。
先日も話たとおり現空研大会は、普段の稽古と同じように全会員に平常心で参加していただきたいと思っています。
勝ち負けが目的ではありません。
より強い自分を作り上げるための1ステップとしてチャレンジすることに大いなる意義があります。
2009/04/19
最新の我孫子、世田谷、目黒道場の組手動画を会員ページにアップしました。
2009/04/18
本日は目黒道場で稽古を行いました。
現空研大会も近づいてきましたが、特にそれらを意識したメニューは行いませんでした。
現空研は武道としての空手を追求しています。
武道の心構えは日常が戦場なのです。
いつも淡々と日常をこなしながら、危急の時は冷静に対処する、そうした心構えが大切です。
とは言え、全員の稽古の熱の入れ方は少し違っても無理はありません。
今日は、参加人数も多く、また勝ち抜き戦の順番を特殊なものにしましたのでめずらしい組み合わせの対戦がいくつも見られました。
特に、中盤から参加したNito(兄)2段の活躍がめだちました。
しかし、その絶好調のNito(兄)2段を破ったのはNamekawa初段です。
互いにレベルの高い攻防を繰り広げましたが、本戦では決着がつかず、延長にもつれ込みます。
一瞬のもつれを利用してNamekawa初段の上段回し蹴りが決まり決着がつきました。
こうした負け方はNito(兄)2段には珍しいことです。
Namekawa初段、次のSaisyo初段との対戦は、打ち合わせでもあったかのような接近した打撃戦です。
これも延長のすえNamekawa初段が制します。
決勝戦の相手は強豪のSuzukiR2段です。
これまた、レベルの高い攻防となりましたが、SuzukiR2段の上段がアクシデントでNamekawa初段の顔面をヒットし、しばし中断。
大事に至らず試合再開。
その後も一進一退の攻防が続きますが、終了間際に狙いすましたNamekawa初段の上段回蹴が綺麗に決まり、技有りで決着しました。
今日は、昨年壮年部軽量級のチャンプのNamekawa初段が、重量級、無差別級チャンプのNito(兄)2段、壮年部中量級3位のSaisyo初段、重量級2位のSuzukiR2段をことごとく破っての優勝となりました。
5月の現空研大会はおもしろくなりそうです。
左Namekawa初段の後ろ回し蹴り 惜しくも空を切る 右Nito(兄)2段
右Nito(兄)2段の裏拳も空を切る。
右Namekawa初段の上段回蹴で技有り。
手前Namekawa初段、上段を攻めるも奥Saisyo初段接近戦で応戦。
決勝戦 左SuzukiR2段の上段正拳が止まらずヒット。
左 Namekawa初段の会心の回蹴で決着。
2009/04/17
日本オフィス機器のコラムに東京造形大学平成21年度コンピュータ技術論第一回講義を追加しました。
Kawabe2段が写真にさりげなく写っています。
写真ページに以下の写真をまとめました。
2008年プロキックボクサーとして活躍する二戸伸也初段 (2009/04/17)
2009/04/14
コラムを追加しました。
2009/04/10
現空研大会を5月5日世田谷道場にて開催します。
詳細はおって発表いたします。
10日は我孫子道場で稽古を行いました。
久しぶりに中鉢筆頭師範が顔を見せてくれました。焼き増しした多くの写真をいただきました。
忘年会のも預かっています。
木村師範も久々の登場で組手指導を行ってもらいました。
今日は勝ち抜き戦を今までと全く違った組み合わせになるように、血液型別誕生月順というへんてこりんな順序で行いました。
そのため序盤から優勝候補の対決となりました。
圧巻はIkeda2段と世田谷道場から出稽古に来たSuehiro初段の対戦でした。
個性の全く違う実力者同士の対戦はスリリングなものとなりました。
開始早々Suehiro初段がフェイントを使ったいきなりの横蹴りを放ち、これが見事に上段を捉えます。
してやったりというSuehiro初段にIkeda2段が怒涛の攻勢をかけます。
接近してからの絶妙のタイミングで放った上段突きが見事に決まり、延長戦も制したIkeda2段が勝ち上がりました。
これは通常であれば決勝戦となるような組み合わせです。
しかし、この好調のIkeda2段をTokiwa1級が破り、混戦となってきました。
Tokiwa1級は、最近グンと実力をあげてきました。もともと伝統系の2段の持ち主ですから潜在能力は高いものがあります。
その後も波乱含みの連続で決勝戦は技の切れるHirayama初段と急激に実力を伸ばした大学生のYamada3級となりました。
Yamada君は臆せず果敢に攻めますが、さすがベテランのHirayama初段は一瞬の隙を見逃しません。
最終的には見事なカウンターの上段回蹴で合わせ一本となり優勝しました。
乱取では久々に木村師範が初心者から上級者まで細かい指導を行いました。
左 Suehiro初段(手前)の見事な上段横蹴りが決まる。 Ikeda2段(左)の接近しての右上段突きが決まる。
Yamada3級(右)の上段突きを狙っての飛び込みにタイミングを合わせたHirayama初段(左)のカウンターの上段回し蹴りが決まり、合わせ一本。
左 木村師範(左)の強烈な前蹴りがAndo初段を捉える。 右 みっちり行う回し蹴りのための基本稽古。
2009/04/05
我孫子道場の稽古の動画をアップしました。
それから、日本オフィス機器のホームページを全面リニューアルしましたのでご覧下さい。
空手も仕事もピアノも上達のコツはまったく同じというのが私の基本的な考えです。
一つの事を高いレベルで習得できればそのコツは万事に通じます。
そのため空手と仕事の両面をより密接にリンクした形でこれからホームページを作っていこうと考えました。
具体的には、日本オフィス機器のホームページのコラム欄でこの現空研のコラムとリンクを張り、そのまま参照できるようにしました。
仕事関係でホームページを見た方にも空手に興味をもってもらえたらという狙いです。
ぜひ参照してください。
我孫子道場のMiyaji君からメールをいただきました。
彼は東京大学在学中に現空研に入会し大学院卒業まで頑張りました。
研究熱心で空手以外に陸上でも活躍し(100mは10秒台の記録保持者)、短距離だけでなくマラソンにもチャレンジするスポーツマンです。
就職の際相談を受け、私が薦めた京都の有力企業に採用されました。
残念なのは後一歩で10人組手チャレンジのポジションに来たのですがそれがかなわず休会となったことです。
しかしがんばりやのMiyaji君は、いつの日か再チャレンジして黒帯を締めてくれることと信じています。
彼のメールを紹介したいと思います。
本当に厳しい時代に社会に旅立つ彼ですが、がんばれMiyaji君
園田会長
とうとう京都へ向かう日を迎えました。
生まれてから常に傍にいてくれた両親の元を離れるのは寂しいですが、
両親にようやく親孝行ができる資格が持てたのだと、
前向きに捉えたいと思います。
これまでの人生の中で、
人間として素晴らしい方々と出会い、
その方々の下で学ぶことによって、
私は大きな成長を遂げてきました。
現空研との出会いも当然その一つであり、
園田会長に巡り会えたことは本当に幸運だと思います。
園田会長には、
空手道の達人としての側面に加えて、
社会人・経営者としての側面からも、
更なるご指導を賜りたいと思います。
生活がある程度落ち着きましたら、
京都でも武道を再開し、
いつの日か我孫子道場で10人組手に挑ませていただきますので、
今後ともご指導ご鞭撻のほど、
よろしくお願い申し上げます。
それでは、
行って参ります。
2009/04/01-3
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
4月になったのにまた寒くなり、後半はカミナリを伴う大雨になりました。
しかし人数はそこそこ集まり充実した稽古ができました。
先週からAsaumi2段も顔を見せています。今日はAbi2段と迫力あるど突き合いを展開していました。(一応ライトコンタクト)
そのAbi2段ですがどういうわけか2週続けて白帯を締めています。
昔極真のオープントーナメントでも白帯でやたら強い選手がいましたが、偽装(?)白帯は動作、物腰、構えですぐばれます。
Abi2段もかえって不気味さが増しています。
今日は見学の方もいました。私と同じ九州出身で、大学で少林寺拳法をやり現在は合気道の道場にも通っている方です。役者さんで体を動かす職業なので身のこなしはとても良く、レスラー初段と体験組手をやってもらいましたが現空研空手に慣れればすぐ強くなれそうです。
今日は帯、認定証の授与もあり、昇級・昇段者で帯色の変わった会員は新しい帯で稽古をしました。
2009/04/01-2
03/24〜03/31の動画を会員ページにアップしました。
2009/04/01
今日から新年度入りです。
昨日の世田谷道場は多数の参加者がありました。
私の大学の教え子で今は社会人のUedaさん(女子部)が久しぶりに顔を見せてくれました。
新たな道をめざして勉強中だそうです。
受験でしばらく休会していたTakesi初段も復帰です。
少年部で活躍していたMatunaga君(初段)とSato君(1級)が、高校生になり、一般部デビューとなりました。
まだまだ体力的にも技術的にもこれからですが、二人とものびのびとした組手で大人の中に入っても十分活躍できる素養を感じさせてくれました。
今回10人組手を完遂したEndo初段が初めての黒帯を締めての参加となりましたが、さっそく組手では大活躍を見せてくれました。
昔から黒帯だったかのような錯覚を起こすほどレベルが上がっています。
少年部も皆元気な組手を見せてくれました。
特に入会間もない4年生のRunaちゃん(お父さんも会員)が大活躍しました。
圧倒的な体力を誇る少年部きっての強豪Andrei君に終始押され気味だったのですが、最後に逆転の上段回し蹴りを決めて勝ち残ったのは見事でした。
左 Andrei君の右中段回蹴 右 Runaちゃんの上段回蹴
一般部は参加者が多かったので勝ち抜き戦は本戦40秒、延長なしという変則ルールで行いました。
黒帯になるとこの時間では殆ど差がでないケースが続出しましたが、短時間で集中する稽古にはなります。
Mano初段やKubota初段、Suehiro初段をはじめ初戦で敗れた上級者も多かったのですが組手のレベルは高く内容的にはすばらしいものがあります。
とにかく全試合判定は正直むずかしかった。
2009/03/31
本日より各道場にて昇級・昇段認定証の授与を行います。
本日は世田谷第2道場で稽古を行います。
2009/03/24
本日は世田谷道場の稽古の後花見を決行しました。
決行という表現は、大変寒く、桜も殆ど開いていないという事前情報があったにもかかわらず行ったからです。
2年前も同じ場所で花見を行い、その時はもう少し桜は開いていました。
しかも、突然横笛を吹く御仁が登場し雰囲気はいやがうえにも盛り上がったのです。
今回は残念ながらそういう演出は一切ありません。
ひたすら寒さに耐えながらの宴会となりましたが、中身は充実した大変面白い花見でした。
いろいろ面白い話もきけましたし、今後の抱負などもお話ししました。
もう少し花が開いたら第二次花見を行うかもしれません。
そういえば今回参加した会員でNamekawa初段やMizuo初段、Suematu初段、Miwa君はじめ2年前の花見と同じメンバーが結構集まりました。
Namekawa初段はじめ何人から写真を送ってもらいましたのでご紹介します。
Saisyo初段からはエビスビール他多くの差し入れをいただきました。ありがとうございます。
2009/03/22
昨日の目黒道場での回蹴から後蹴への連続技移動稽古と乱撃の講習です。今日の相手はNito(兄)2段。
クリックすると動画を見ることができます。続きは会員ページにアップします。
2009/03/21
本日は目黒道場で稽古を行いました。
先日の辰吉選手の話やマラソンの瀬古俊彦選手の話、暁の超特急吉岡隆徳氏の話、水泳のマークスピッツの話など、彼等に共通しているある一点についてのお話をしました。
今日も参加者は多く、先日見学の東大生のW君も正式入会し少し前に入会したT君と共にハンディー付きながら勝ち抜き戦にも参加しました。
まだ勝手がわからないと思いますが、まず体験してみること。これが一番大切なのです。
今日は勝ち抜き戦を出身県別で行ってみました。南から北に向う順番です。
今日の出席者の最南端は熊本で最北端は秋田でした。
いつもの帯順とは違った対戦が多く、これはこれでまた大変面白い試みでした。
高段者が当然勝ち抜くパターンが多いのですが彼等とて疲労してきますのでいつまでも勝ち抜けるわけではありません。
そうした番狂わせも面白さの一つになります。
それから来週の世田谷道場の稽古のあと花見の予定です。
ふるってご参加ください。
動画は明日アップ予定です。
2009/03/19-2
を理念に追加。
2009/03/19
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
前日ボクシングの元世界チャンピオン辰吉丈一郎選手の復帰第2戦を見ての感想をお話いたしました。
タオル投入でTKO負けの試合だったのですが、いろいろ考えさせられる試合でした。
ネットでは酷評が多いようですが、私は必ずしもそんな感想は持っていません。
もちろんプロボクシングと武道としての空手ではよってたつ根本思想が違いますので軽々な論評はできませんが”戦い”という視点で見れば互いに参考になる点は多いのです。
私は彼の現時点での生理的な体力がどの程度かは知りません。
しかし、映像で見るかぎりではかなりピーグの時よりは落ちている感じを受けます。
一方技術的なレベルはどうでしょうか。
私は彼の反射神経はまだまだ超一流のレベルを保っているように感じます。
体で覚えた反応自体はまったく衰えていません。
じゃ、なぜあれほど打たれたのか。
それは状況を判断する目などのセンサーとそれを認知するCPUは超一流なのにそれに対する神経系統と筋肉をつなぐシステムとそれを実働させる筋肉のパワーが落ちている事が大きな原因です。
それから彼のコメントの中で大変気になる部分がありました。
それは試合で「打たれたら痛い」という言葉です。
彼はインタピューでは大変正直に本音を話していました。
事実を淡々と飾らず喋ることができると言うのは彼の男らしい性格を証明しています。
しかし、「打たれたら痛い」というのは私には違和感がありました。
「怖い」というのは分かります。どんな強い男でも試合前は恐怖のどん底にいます。
しかし、試合中には「痛い」という感覚は通常ありません。
もしあるとしたらそれはとてつもなくその人が冷静であるということです。
あの、強気の辰吉丈一郎選手が「打たれたら痛い」という言葉を発し、それをテレビ局がどのような意図で編集して流したのかは想像できます。
私はテレビ側の意図とは違った感覚を辰吉選手は持っていてそれを彼の表現で「打たれたら痛い」と言ったのではないかと思うのです。
彼は「打たれたら痛い」なんて試合中にはまったく感じていません。
彼は肉体的な痛さなんかへっちゃらな強靭な精神力の持ち主です。
しかし、自分の体を冷静に心配する感覚を持っています。
そしてそれは家族に対する思いや将来に対する不安、そして自分のプライドが渾然一体となったファジーな恐怖感です。
そうした精神的な恐怖感を彼は「痛い」という表現で表し、テレビ局は別な意味でそこを切り取って編集したのでしょう。
この精神的な恐怖感が生理的、医学的な問題が根源にある場合は現役を続けるかどうかの重要なポイントになると思いますが、そうでないならば、まだまだ復活の可能性はあると思います。
先天的な反射神経を筋肉の動きに有機的に結びつけるための集中エクササイズと根本的な筋力トレーニング、これが全てだと私は思います。
昨日はこうした感想も踏まえて、通常の乱撃稽古の前に反射神経と動作(筋肉の動き)を有機的に結びつける稽古を行いました。
顔面の打ち合いは瞬時の合理的な反射動作を物にしている方が勝ちます。
これをいかに反復練習して体に覚えこませる事ができたかが勝負の分かれ目になります。
Ikeda2段(右)を相手に乱撃の講習(クリックすると動画を見る事ができます。この続きは会員ページにアップしてあります.)
2009/03/18
会員ページに2月の我孫子道場の稽古動画アップしました。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
2009/03/17
空手衣やサポータ類をオンラインで注文できるようにしました。
サポータ類は基本的に在庫していますので当日発注でも稽古に間に合います。
ジャージその他のグッズもすぐ取り揃えます。
先日道場でもお話いたしましたが事務的なことは全てオンラインでスピーディーに処理できるようにしていく予定です。
2009/03/15
本日は目黒道場で稽古を行いました。
ホームページの模様替えの話、それから新基本部の新しい考え方と意義のお話をしました。
また新年度の大イベント現空研大会のお話や今後の予定をお話しました。先週見学されたお二人とも正式に入会され今日は別の見学者の方も来られました。
東大生ですが私と同じ福岡出身でびっくりしました。身長も高くパワーもあるのでぜひ続けていただきたいと思っています。
今日は久々にKanaちゃんも参加です。
最後に先週の続きで関節技の基本講習と実技稽古を行いました。
今日の動画も会員ページにアップしました。過去の分も少しづつ遡っています。
2009/03/15
世田谷道場の4月の稽古日を発表しました。
3月、4月は学校行事のため稽古日が少なくなっていますので稽古のある日はなるべく休まないようにしましょう。
一般部の方は目黒道場にも顔を出してみると相手も変わるのでまた良い刺激があると思います。
それから、あの伝説のサカ坊初段からうれしい復帰の連絡をもらいました。
本日(明日)の目黒道場では新基本部の詳しいお話もいたしますので見学、体験入会をお考えの方もぜひご参加下さい。
2009/03/13-2
ちょっと前ですが昨年の我孫子道場の忘年会の写真せっかく会員からもらったのにアップし忘れた分があったのでご紹介しときます。
我孫子女子部の SatoちゃんとKikuちゃんと木村師範、中鉢筆頭師範、私。 女子部の二人は「元か弱き乙女」です。現在は二人とも黒帯。
2009/03/13
3月7日の目黒道場の審査と稽古の動画をアップしました。
これから順次抜けている動画をアップしていく予定です。
とり急ぎ審査の組手を優先的にアップしていきます。
2009/03/12
昨日は、酔っ払い師範も急用で道場に来られなくなり、アビ2段、その他の上級者で指導を行ってもらいました。
さて、久しぶりに技術編のコラムを追加しました。
関節技の原理
です。道場での説明を聞き逃した方は参考にしてください。
2009/03/11
本日は我孫子道場で稽古がありますが、私(園田)は所要で行けませんので酔っ払い師範、他上級者の指導のもとで稽古を行ってください。
2009/03/10
長期休会中の会員に復会のお薦めのコラムを書きました。
経験者に基本部復会のお薦め (2009/03/10) ←New
2009/03/07
本日は目黒道場で稽古を行いました。
少年部のOzaki君が審査を受け、見事合格しました。
少年部の対戦者がいなっかたのでたまたま本日正式入会した
少年部女子の小学生Runaちゃん(お父さんは一般部のTさん)がトップの対戦者として選ばれました。
Runaちゃンは伝統空手の経験が長く基本がしっかりしています。先日も世田谷道場の少年部で勝ち抜き戦でも活躍しました。
今日はOzaki君と好試合になりました。
Ozaki君はその後一般部のNamekawa初段、Suehiro初段と対戦し果敢に立ち向かいました。
その後の基本、形審査も無事合格しました。
本日は2名の見学、体験入会の方が来られ、初心者も多かったので、関節技も基本から説明しました。
勝ち抜き戦は決勝戦はNito(兄)2段とKawabe2段の対戦となりました。
今日は延長戦無しのルールだったのですがポイント差が無く決勝戦なので特別延長戦を行いました。
結果僅差判定でNito(兄)2段の勝利となりました。
この二人はいつも好試合になります。
我孫子道場のレスラーからとても面白い感想メールをもらいました。
早速会員からのメッセージにアップしました。
2009/03/05
先日紹介したKoma初段の10人組手の感想メールを会員からのメッセージにアップしました。
2009/03/04-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日は関節技の重点稽古です。
空手における関節技のポイントは、攻撃の選択肢を広げることにあります。
護身の立場で考えるとたとえ正当防衛だとしてもいきなり正拳で急所を強打するというのは躊躇するケースが多いものです。
完全な戦闘モードに入れば突き、蹴りの技術を存分に発揮できるのですが、一般社会のトラブルは、平穏な状況と戦闘モードの中間的なファジーな状態が圧倒的に多いのです。
相手が暴力団でもいきなり殴りかかられるケースはまずありません。
例えば酔っ払いが女の子に絡んでいるのを助ける場合、その酔っ払いは酒が醒めると普通のサラリーマンだったりするわけです。
現時点でどんなに理不尽な行為を行っていたとしてもこういう人をいきなり正拳で殴るのはかわいそうです。
ここで登場するのが関節技です。
私は学生時代まさに上記の状況で関節技を使った事が一度だけあります。
その顛末はおかしくもあり、怖くもあり、悲しくもあったのですが、結果としては良かったと思います。
関節技を使わなかった状況は想像するだに恐ろしい結末だったはずですから。
2009/03/04
昨日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
最近また見学の方が良く来られるようになりました。
昨日は、30歳代のメーカーにお勤めの方です。
昔から一度空手をやってみたいと思っていたというお話を伺いました。
空手はやってみたいけどなかなか機会にめぐまれなかったという方がとても多いです。
一般の球技やスポーツジムなどと違って何か怖いイメージがあったのも事実です。
現空研は最初から社会人の空手を基本設定にしていますから、来てみるとそんな懸念は吹っ飛びます。
合理的に安全に稽古は進めますがやっていることは実戦的な強さを目指す本格的な空手です。
審査も終わり、もすぐ春になります。(と言いながら昨日は東京は雪でしたが)
先週の我孫子道場に続き世田谷道場でも関節技を重点的に稽古しましたが、棒やヌンチャクも機会をみて伝授したいと思っています。
少年部は雪のためか人数が少なかったので私1人対全員の組手を行いました。
ワーと取り囲まれパンチ、キックの雨あられを受けてしまいました。
元気な少年を驚かそうと思って頭の上を越える上段回し蹴りを放ったところ目測を誤って頭のてっぺんをかすってしまいました。
でもその子は「ぜんぜん平気!!」と言いながら反撃に転じていました。
これですっかり体が温まりました。
一般部は勝ち抜き戦での決勝戦がKin2段とNamekawa初段の試合となりました。
手数は互いに多くはなかったのですが緊迫感のあるクロウトをうならせる内容でした。
2009/03/01
我孫子道場で10人組手を完遂したKoma初段からとても感動的なメールをいただきました。
Koma初段は、忙しい仕事の合間に我孫子道場と古くからの友人(会長)のキックボクシングジムで鍛えて今回の10人組手に臨みました。
そこの若い選手でつい先日K-1MAXに出場した山本優弥選手と知り合い、彼との交流、彼からの励ましで今回の10人組手の完遂につながったお話や娘さんとの暖かい会話などのエピソードが語られています。
昨今の厳しい社会情勢の中で一社会人としてまた父親としてまじめに空手に取り組む彼の姿がとても感動的です。
山本優弥選手は、技術、精神力とも抜群の選手で先日私はテレビ放映されたものの録画を拝見させてもらいましたがすばらしい内容でした。
Koma初段は有給を取って会場に駆けつけて応援したそうです。
Koma初段のがんばりと山本優弥選手のがんばりが私の脳裏で重なって見えました。
山本優弥選手は惜しくも準優勝となりましたが延長を含む強豪との全試合の内容を考えると実質的に優勝以上の内容だったと思います。
10人組手は多くの入門者の大きな目標です。
これを達成することで晴れて黒帯を締めることが許されるのです。
しかし、これはゴールではありません。
空手道が海だとすれば、船でやっと港をでて大海原を見た時点に相当します。
これからが本当の航海のはじまりなのです。
Koma初段のメールを本人の許可を得られれば皆さんに紹介しようと思っています。
なお、今回にかぎらず6人組手や10人組手その他を達成された方はぜひ感想をお寄せください。
会員の皆様の生の声がこれからチャレジしようと思っている人たちへの大きな励みとなると思います。
昔の経験でも結構です。今思いかえせば当時とは別の感想もあると思います。
2009/02/24
昇級・昇段審査の結果を会員専用ホームページで発表いたしました。
若干名の審査が終了していませんので暫定版となります。
追加合格者が出た場合はその時更新いたします。
2009/02/18
本日は我孫子道場で最終審査を行いました。
白帯2名と緑帯1名茶帯1名です。
白帯のKato君は鍼灸師の学校に通う学生ですが、世田谷道場にも出稽古に来るなど熱心に取り組んでいます。
また覚えも早くぐんぐん強くなっています。
もう1人の白帯のYamada君も二松学舎大学に通う大学生ですが、高校時代に空手を初めており、現空研に入門してからぐんぐんと実力を上げてきました。前回の審査を学校の都合で受けられなかったのですが実力は十分なので最初から飛び級を狙う挑戦をさせました。
緑帯のEguchi君も早稲田大学に通う学生です。彼も運動神経が良く、Yamada君とはいつも良い組手を展開しています。
最後のTokiwa2級は全空連(伝統系)2段の実力者で長身の上筋力トレーニグで鍛えたパワーを合わせ持つ強豪です。
こういった個性的な受審者が揃いました。
一方対戦者は、実力者Ikeda2段、豪腕アビ2段、技術パワー併せ持つレスラー初段、上段蹴り得意のYanagi初段、寡黙なファイターSuzukiS初段、元応援団の硬派Yamazaki初段それに今回10人組手を完遂したKoma1級等のひと癖もふた癖もある連中が揃っています。
審判は酔っ払い師範です。
こうした中で、何と全員所定の組手を完遂しました。
やはり、5人組手、6人組手となると終盤はタフな試合になります。
Yamada君は、今回は特に出来が良かったのですが試合の後はさすがに歴戦の形跡がいくつも残っていました。
Eguchi君は後半黒帯のパワー、スピードに圧倒される場面が増えてきましたが良く耐えました。
今回最大の見ものはTokiwa2級の6人組手です。
先週は世田谷道場にも出稽古にきたりしっかりと準備はできていましたが、やはり本番となると自分の思うような展開にはさせてくれません。
彼ほどの実力をもってしても後半のアビ2段の強烈な重い突き、蹴りにはかなり効かされていました。
特にアビ2段の脱力した中段の突きは見かけ通りというか、それ以上の威力があります。
最後のIkeda2段との対戦では、精神力で立ち向かうしかありませんでした。
Ikeda2段の絶妙なタイミングで繰り出す上段、中段の突き、回し蹴り、前蹴り、膝蹴のコンビネーションに翻弄されますが最後まで正面から戦い抜きました。
見事6に組手完遂です。夏の10人組手が楽しみです。
最後に前回10人組手を完遂したKoma1級、女子部のKikuちゃんことKikuchi1級も交えて、基本、形審査を行いました。
緊張感の漂う中行われ、今回の審査ではめずらしい全員一発合格となりました。
※会員ページに連絡事項が時々アップされますので、会員の方は定期的にアクセスしてください。
2009/02/17
本日は世田谷道場で審査を行いました。
少年部のUmezawa君は世田谷道場の少年部では最も経験の長い1人です。
小学生低学年から初めて中学生になり今回の黒帯挑戦となりました。
たまたま、同じレベルの少年が殆ど居なかったので特別に一般部の大人との組手となりました。
もちろんそれなりのハンデをつけての対戦です。
良くガンバリ所定の人数をとうとうがんばりぬきました。基本、形も合格しいよいよ黒帯を締めることができます。
一般部は東京道場最後の挑戦者Nakazawa2級の6人組手です。
この6人組手はきたるべき10人組手の前哨戦になります。
対戦相手も同クラス以上ということで決して楽な組手ではありません。
10人組手とは別のきつさがあります。
今日の対戦者は、Endo1級(既に10人組手完遂)、Suematu初段
Choko初段
Mano初段 Saisyo初段 Namekawa初段
という強力な布陣です。
Nakazawa2級は膝を痛めており、まだ完治していません。
本人の強い希望があり、また私の経験やその他総合的見地から大丈夫だろうと判断しましたので受審は許可しました。
ただ、社会人ですから大きな怪我をしたら武道として本末転倒になってしまいますので本人への注意とまた対戦者にも注意を促しました。
ただし、手加減は一切不要ということも申し添えました。
怪我をさせないことと手を抜く事はまったく違います。
組手は厳しい展開となりました。長身で力もあり、また得意の上段蹴りという武器も持っているNakazawa君ですがこのクラスの対戦者となるとなかなか簡単には決めさせてくれません。
試合は初戦からエンジン全開の展開となりました。
Endo君の一発一発の重い突き蹴り、Suematu初段の接近しての上段回し蹴り、中間距離からの前蹴りが容赦なく襲います。
一番効かされたのは3人目のChokko初段の接近しての中段の連撃でしょう。
かなり効かされたうえ、4人目のMano初段は現空研でもベテランの部類に入る強者です。
ベンチプレス145k、鍛えられた上腕、前腕は潜在的なパワーの物凄さを感じさせます。
彼の攻撃にも良く絶えました。
Saisyo初段は普段心根はとても優しいのですが一旦攻撃モードに入ると容赦のない中段連撃の雨嵐となります。
この戦いでダウン寸前までおいこまれましたが持ち前の根性でなんとか乗り切りました。
最後は技の多彩さと切れ味では現空研トップクラスのNamekawa初段との対戦です。
ここまで来ると彼を立たせているのは精神力です。
そして、最後の組手となると残りの全ての力を出すことができます。
猛然と決戦に打ってでる彼の心意気がすばらしかったです。
しかしNamekawa初段のえぐるような強烈な中段回し蹴りでとうとうダウンを食らいます。
それでも彼の闘志は最後まで衰えることはなく猛烈な打ち合いのまま時間切れ終了となりました。
Nakazawa君6人組手完遂です。
2009/02/11
昨日は世田谷道場で審査を行いました。
今日審査を受けた少年部のMikawa君はお兄ちゃんが既に少年部で黒帯を持っています。
兄弟ともセンスが良く確実に進歩を続けています。
今日は特に気合の入った組手で数人を勝ち抜き、圧倒的な体力差のあるTuji君(2級)に敗れるまで活躍しました。
今日は中学生の昇級審査はありませんでしたが組手稽古で黒帯のMatunaga君や先週審査で一般部の強豪Namekawa初段相手に善戦したSatou君(2級)が気合のこもった試合を展開しました。最近少年部の実力も急激に上がっています。彼らが成長して一般部で活躍するのが楽しみです。
さて一般部の審査ですが、これもすごい内容でした。
まずCyikaoka3級です。50歳台で入会してほぼ皆勤で稽古に参加し実力を付けました。
天性のパンチ力に空手の技を身に付け、もしガチンコの喧嘩になったら一般の若者で彼に勝てる者は数少ないと思います。
そこらのチンピラなど瞬時に片付いてしまうでしょう。
しかし、今日の5人組手は対戦相手が普通ではありません。
初戦が伝統系の経験の長いTasiro君、2人目のSomeya4級も他流派フルコン経験者、3人目のNamekawa初段は言うまでもありません。
4人目は殺人的な連打のパンチ力に定評のあるSaisho初段、そして最後は誰もが恐れる重量級の猛者Hosoda二段です。
最初は持ち前の鋭い上段の突きが冴え渡りましたが、次第に体力を消耗するにつけ、相手の攻撃をモロに受ける場面が増えてきました。
特に3人目のNamekawa初段には下段、中段と散らされた攻撃を受け、とどめの上段への蹴りで技有りを立て続けに取られます。
4人目のSaisho初段の中段の連撃で体力の消耗は最高潮に達します。
そして最後はあのHosoda二段です。
重い突き蹴りが防具の上からめり込みます。さらに強烈な上段回し蹴りが襲いますが、最後まで気力の衰えはまったくありませんでした。
そして終了間際に渾身の上段突きの技有りを奪いました。勝敗は技有りを先取され合わせ一本を取られていますが内容としては最後まであきらめない精神力の強さが爆発した一瞬と言って良いでしょう。
そして6人組手のWakamatu君(2級)です。
彼はテコンドー出身でよく上がる蹴りと軽快な身のこなしが武器の大学生です。
対戦相手は1、Tasiro君 2、Someya4級 3、Tokiwa2級 4、Cyokko初段 5、namekawa初段 6、kin二段
というこれまた強力な布陣です。
3人目のtokiwa2級は我孫子道場からの遠征です。彼は次の我孫子道場で審査を受けます。180Cmでしかも筋肉質の体力の持ち主で空手暦も長く他流派では2段を持つ実力者です。
スピードと威力をあわせもった彼の攻撃に苦戦となりますが持ち前のセンスで致命的なダメージは受けませんでした。
4人目のCyokko初段は威力のある中段突きが武器です。
Cyokko初段の攻撃には後退一方になりましたが常にカウンターを狙っており決して精神的に追い込まれていたわけではありません。
最後の関門は5人目のNamekawa初段と6人目のkin二段です。
いつもいっしょに稽古をしていますからお互い手の内は知り尽くしています。
しかし、わかっていても食らってしまうのがNamekawa初段の攻撃です。彼は目標を一点に集中せず常に相手の弱点に一瞬の隙を突いて攻撃しますから少しでも集中力が欠けると食らってしまいます。やはり良い攻撃を受けてしまいました。
最後のkin二段は最大の試練でした。
技術、体力、経験全てに圧倒的なkin二段に対して消耗しきった状況で対峙しなければならないのです。
ここでは今までの稽古してきた自分の技を信ずる気持ちとどんな困難にも正面から立ち向かう精神力だけが武器となります。
そして彼は6人組手を完遂しました。見事でした。
形審査は追試組も含めて全員合格となりました。(ちょっと危なかった会員もいましたが)
今回の組手審査は2人とも良くがんばりました。
特に5人組手のChikaoka3級は見事でした。
彼は50歳台後半という年齢でありながら少年部の稽古時間に来る事も多く、道場の後の方で目立たないように少年たちと同じ基本稽古に参加する事もあり、忙しく、厳しい社会状況の中での稽古を続ける精神力には頭が下がります。
礼儀正しくそして稽古では常に気迫をみなぎらせる。
こういう人が日本を支えているのだと思います。
2009/02/07
本日は目黒道場で昇級・昇段審査を行いました。
今日は少年部の二人と我孫子道場のKiyama君、それに6人組手に挑戦するMuramatu2級が審査を受けました。
まず、少年部ですが、Ito君はお父さんが黒帯で私の高校の後輩です。Takagi君はお父さんもお母さんもお兄さんも全員が現空研の黒帯という空手一家です。
二人ともこの親にしてこの子供ありといったすばらしい空手をします。
Ito君は技術もさることながら、どんなに打たれても蹴られても常に前にでる積極性と根性が光ります。Takagi君は身軽な身のこなしと大人顔負けの上段回し蹴り、後ろ蹴りを自在に操ります。
目黒は少年部が少ないので最初は一般部の大人が相手です。しかし圧巻は最後の少年部同士の直接対決でした。
終始押し気味に攻勢に出るIto君と、巧みなカウンターで的確に攻撃するTakagi君といった様相で試合は一進一退の好試合となりました。
結果はお互いの良さを十分に出し切った大変良い組手でした。
次はKiyama君の4人組手です。彼は白帯なのですが入門も古く、また伝統系の経験もあり現空研空手道大会にも出場している実績を考慮して4人組手にチャレンジさせました。彼は私の大学の後輩でもあります。
最初の相手Tasiro君は白帯(今回昇級)ですがやはり伝統系の経験を持つ実力者です。次は茶帯ですがついこの間10人組手を達成した実力は黒帯のEndo君です。そして3人目は黒帯のHorikomi初段、4人目も黒帯のSaisyo初段です。
ちょっと過酷な相手となりましたが、最後まで大きな気合をだして大いなる敢闘精神をみせてくれました。4人組手完遂です。
最後は6人組手のMuramatu2級です。
彼は先日ブログを立てた事を紹介しましたがインフルエンザに罹ってしまい、病み上がりでの挑戦となりました。
もともと他流派の経験も長く実力的にはかなりの技量の持ち主ですが、今日は全員黒帯が相手という過酷な布陣です。その上今日は休会中の強豪Murakosi初段も特別参加です。
Okawa初段(我孫子)、Namekawa初段、Suehiro初段、Yosimitu初段、Nogi初段、Murakosi初段という対戦相手は現空研の会員なら過酷さがわかると思います。
近年、この6人組手が10人組手に迫るタフな様相を呈しています。
10人組手の大変さは論をまたないのですが、6人組手はまた違った大変さがあります。
陸上競技で言えば10人組手を1500mあるいは3000mとすれば6人組手は800mのような感じと言えばわかるでしょうか。
長距離と短距離の中間的なきつさがあります。スタミナ配分がとてもデリケートで難しいのです。
Muramatu2級の組手も感動深いものになりました。
技術的にはかなりのレベルにあるMuramatu2級ですが、相手が相手で、また1人1人が強烈な個性の持ち主ばかりですから最初の一試合目から激烈な展開となりました。
途中かなり効かされる場面もありましたが何とか最後のMurakosi初段との対戦まで持ち込みました。
この時点でほぼ体力は使い切った感じで上段の回し蹴り、中段の突を受けて苦しそうでしたがそれでも気力は最後まで衰えず力を出し尽くしました。
全員規定の人数を完遂できました。
また、最後の基本、形審査ですが、こちらは少年部の二人は良くできました。
追試も含めて一般部の出来は部分的にはまだ修正が必要なところが見られましたので今後の奮起を期待します。
全体を通した出来としては大変すばらしく、印象に残る審査となりました。
2009/02/04-2
本日は我孫子道場で昇級・昇段審査を行いました。
6人組手と二組の10人組手が行われました。
今回は東京からNamekawa初段とSuematu初段が特別参加。その他我孫子の強豪が揃いました。
まずWatanabe初段(ソウちゃん)、Ando初段 、Hirayama初段、Yanagi初段、Oyama初段、Watanabe(レスラー)初段、Ikeda二段、Hayasi二段、Kamioka(アビ)二段、
酔っ払い師範;等です。
1級挑戦のMatumoto2級は実力的には十二分の技量の持ち主ですが、審査となると一回勝負ですから何が起きても不思議ではないのです。
しかし、Matumoto2級の集中力はすさまじく、得意の上段突きに効果的な回し蹴りを加えて技有りを積み重ねていきました。
後半は体力をかなり消耗しましたが、敢闘精神はいささかも衰えることがなく最後まで威力のある攻撃を続け6人組手完遂です。
次の試合は女子部のKikuchi一級です。
忙しい仕事の合間をぬって東京のコソ練にも参加したり、積極的な稽古を続けてきましたがついに今日の日を迎えました。
しかし一般男子からも技有りを取るなど、今日が今までで最高のできと言えるほど集中力を高めた試合ができました。見事10人組手完遂です。
最後は一般男子Koma1級です。
正直今回の10人組手は苦しいかなと思っていました。
特に、今日の対戦相手(全員黒帯、我孫子の猛者が集結、二段以上も多数、東京からも強豪参加)を見ると誰1人として楽な相手がいません。
しかし、覚悟を決めた彼の顔はすっきりしていました。
そして驚異的なガンバリを見せてついに10人組手を完遂するのです。
しかもただ我慢の空手ではありません。
常に積極的な攻勢にでて、多くの技有りを取ります。
途中、効かされて苦しそうな場面もありましたが、最終戦の酔っ払い師範相手に技有り一つ取ったのは快挙でした。
周りから拍手の嵐が湧き起こりました。
最後は上段回し蹴りを立て続けに決められましたが見事な10人組手完遂でした。
7日は目黒で審査があります。休会中の強豪Murakosi初段も参加します。
2009/02/04
昨日は世田谷道場で少年部と一般部の審査を行いました。
元気な少年部の審査のあと、一般部ではKawakami2級の6人組手他が行われました。
最近は6人組手に厳しいものが見られることが多いのですが、今回のKawakami君もかなりタフな試合となりました。
まだ、茶帯なので、2段との対戦は無いように対戦相手を選抜しましたが、それでも初戦のWakamatu君(テコンドー出身茶帯)を除いて全員黒帯という強力布陣です。
序盤戦は180Cmを超える身長を生かした上段回蹴などで機敏な動きをしていましたが、中盤すぎると黒帯の威力のある突き、蹴りで次第に消耗戦の様相を呈してきました。
Cyokko初段、Saisyo初段の重い中段突きにダウン寸前まで追い込まれましたが何とかこれを耐え6人組手を完遂しました。
ゲロを吐いてもよいように袋まで用意していたKawakami君ですが、それは使わずにすみました。
女子部も気合のこもった組手が見られました。
本日は我孫子道場で6人組手10人組手が行われます。
6人組手は、大学時代空手部(和道流)で初段をとっている実力十分のMatumoto2級です。彼は東京理科大学の准教授でいつも昇級・昇段審査と入試などが重なりなかなか受審できませんでしたが、今回なんとか時間を作ってチャレンジします。
10人組手はKoma1級です。彼も現空研暦が長いのですが仕事の関係でなかなか時間がつくれませんでした。
今回は彼の友人が代表を務める有名キックボクシングジムで特訓を積んでのチャレンジです。
とはいえ、忙しい中での稽古ですからまったく自信はないそうです。しかし、「逃げない」「前向き」という彼の信念で挑戦と言う決断に至りました。
彼を支えているのはたぶんご家族のご理解でしょう。
我孫子の会員だけでなく東京からも参加・応援を期待します。
2009/02/01
本日は目黒道場で昇級・昇段審査を行いました。
我孫子からも強豪アビ2段とレスラー初段の参加があり、黒帯だけでも20人を超える参加で活気あふれる中身の濃い審査となりました。
そして組手に関してはあれだけ厳しい内容にもかかわらず怪我や事故も一切なく全員規定の人数を完遂する奇跡的快挙となりました。
一方基本・形審査においては若干の不合格者もでましたが、基本・形に関しては一回の追試がありますので最後のチャンスで頑張ってください。
本日は白帯もレベルが高く開始早々緊張感あふれる組手となりました。
4人組手、5人組手、6人組手においても今回は対戦相手のレベルが非常に高く受審者は大変ではありましたが、相手が強いと自分の良い所も引き出してもらえるので一概に不利というわけではありません。
それでも10人となるとやはり完遂するのには技術や体力だけではどうにもならない精神力の役割が大きなものになります。
今日の二組の10人組手も私の記憶に深く刻み込まれる大変感動的なものとなりました。
道場でもお話しましたが、10人組手を完遂した事はこれからの人生にとって大きな財産となるでしょう。
社会人は毎日が戦いの連続とも言えますが、それでもこれだけの短時間(2分×10本)でこれだけの肉体、精神の完全燃焼を行う体験は普通の人はなかなか経験できません。
10人組手完遂者はこれで押しも押されもせぬ現空研の黒帯となれます。
これからどんなに苦しい事に遭遇しても10人組手を完遂した事を思い出してがんばることができるでしょう。
私は10人組手完遂は人生の宝だと思います。
下の写真は今日の二人の最終戦10人目の激闘の様子です。
Watanabe1級 10人目の相手アビ2段の猛攻を受けるもよく耐える。
Endo1級 10人目の相手Nito(兄)2段の膝蹴り、回蹴の嵐にもよく耐える。
2009/01/31
明日は目黒道場で一般の審査の他、二組の10人組手が予定されています。(Watanabe1級、Endo1級)
二人とも完遂できる十分な実力を持ってはいますが、審査となるとどんな計算外の事態が起こるかはわかりません。
平常心を心がけてください。
また、他道場の会員もぜひ参加をお願いいたします。
他流派で黒帯を持つMuramatu君がインフルエンザに罹ってしまいましたが、何とか回復し7日には審査を受ける旨連絡がありました。
なお、同時に新しくブログを立てたとの連絡もありましたのでここでご紹介いたします。
幅広く武道を追求する彼の武人としての生き方や真摯な人間性が垣間見え、ユーモアも交えとてもおもしろいです。ぜひご覧下さい。
2009/01/30
いよいよ昇級・昇段審査が始まります。
10人組手の第一弾が2月1日の目黒道場で行われます。挑戦者はWatanabe1級です。
パワフルで常に前に出る組手を信条としているWatanabe君です。完遂できる、できないは結果であってチャレンジする精神が大切です。
その他の見ごたえのある昇級・昇段審査も次々と続きますので、受審する会員はもちろんですが、今回は挑戦しない会員もぜひ参加するようにしてください。特に10人組手は、多くの参加を期待します。
審査を受ける会員は会員ページを参照の上申し込んで下さい。
2009/01/24
本日は目黒道場で稽古を行います。
毎日寒い日が続きますが、もうすく審査です。風邪などひかないように気をつけて頑張りましょう。
更新が滞っているのですが、14日は我孫子道場に某有名フルコン道場の方と元キックボクサーのお二人が体験入会されました。
フルコン道場の方は空手暦も長くもちろん黒帯です。
たまたまその日は我孫子道場はいつもの強豪たちが少なく、白帯色帯が中心でした。
基本稽古のあと勝ち抜き戦は遠慮されていましたが、せっかくなので入っていただきました。
ガチンコではなかったのですが、さすがという技量の持ち主で、次々と勝ち上がり決勝戦で酔っ払い師範との対決になりました。
お互いに慎重な組手とはなりましたが、よっぱらい師範の上段回蹴が技有りをとり終了しました。
その後、全員で乱取(スパー)を行いましたが最近急成長の大学生たちも強烈な蹴り(それでもガチではない)を何発も食らって効かされていました。
終始友好的な中にも緊張感のある稽古ができました。
昔から現空研のホームページはご覧になっており、今すぐの入会は難しい状況とのことですが、ぜひまた出稽古にでもきていただきたいと思っています。
(Namekawa初段のブログに最近コメントを書き込まれています。)
2009/01/18
本日は目黒道場で稽古を行います。
2月に入るとすぐ昇級・昇段審査を行います。基本審査や形審査の要点を解説しますので受審予定の会員はなるべく参加してください。
先週は世田谷道場、我孫子道場で面白い組手が行われたのですが、大学の仕事などで忙しく写真などをアップする時間がありませんでした。そのうちアップいたします。
先週の金曜日は私が講義をしている大学で後期試験を行いました。
半分が穴埋め問題、半分が記述式の問題です。
今年の学生は総じて出席率が高くて試験の出来も比較的良いのですが、中には合否の境目にいる学生もいます。
特に、最終講義の日に後期要点解説を行ったのですが教育実習などで出席できなかった学生は条件が不利になったと思います。(試験は全て講義した内容ですが)
講義中にお話したとおり特別課外研究として道場での空手稽古参加を設定しました。
バーチャルリアリティーのオブジェクトの観察として研究してもよし、自分自身をオブジェクトとみなして実体験をするもよし、生きたデータを生身の体で体感できる貴重なチャンスです。(安全性は十分に考慮します。)
2009/01/11
今年に入り、6日の世田谷道場での初稽古、7日の我孫子道場での初稽古があり、今日は目黒道場で初稽古があります。
それぞれ新たな気持ちで活気のある稽古がはじまりました。
今年も皆一丸となって空手の道を進んでいきましょう。
さて、初稽古ですが7日の我孫子道場で総当り戦の決勝戦で木村師範(4段)と酔っ払い師範(3段)の対戦が見られました。師範クラスは通常こういった組手試合には参加しないのですが、稽古初めということもあり特別参加したのです。
久々の両強豪の対戦で、一瞬静寂に覆われた道場で研ぎ澄まされた両雄の技の応酬が始まりました。
現空研空手の真髄を生で見ることができた会員は幸運です。
サーバの整理ができたら会員ページに動画をアップする予定です。(これまで溜まっている動画も)
取り急ぎ、いくつかの静止画をアップしましたのでご覧下さい。
木村師範対飯塚師範の組手
2009/01/04
今年もいろんな方から年賀状を頂きました。
昨年は、特に現空研は様々なイベントやできごとがあり、大変忙しい中にも充実した一年でした。
今年もがんばらねば、と思っているところに面白いメールをもらいました。
メール自体は今回は特に変わったところはないのですが内容が奇妙です。
このメールの送り主は、そうあのOrikasa初段でした。
Orikasa初段は、昨年末、空手衣一つを携えて放浪の旅に出たのでした。
今度は、沖縄まで徒歩で行き、沖縄の空手の達人との接触を試みるとのことでした。
彼は昨年は他流派大会にチャレンジして好成績を残すなど大活躍をしましたが、個人的にいろいろあったようで心機一転何らかの決意を持ったようでした。
例によって話は極度に抽象的であり私の理解の範疇を超えております。
そうした中、今年になって次のようなメールをもらったのです。
6年前彼からもらった年賀メールを「まくらことば」というコラムで紹介したことがありますが、それの続編とでも言うべきでしょうか。
あけましておめでとうございます。
思えばあの物議を醸した年賀状から早六年になりますが、
精神面においては逆行現象が起こるばかりの〇〇でございます。
しかし失ったものもあれば得たものも無きにしも非ずと言えなくもないと明確に感じております。
これも園田先生の慈悲と修羅の教えによるものと痛感する日々でございます。
徒歩による旅は大阪までは順調に進んでおりましたが現在寒さのため野宿を断念し、
不本意では有りましたがいろいろあった末現在友人宅に世話になり
鋭気と若干の怠惰さを養っている次第であります。途中で幾たびも人の温かさに助けられ、
なんとしてでも到達せねばという思いを抱かされております。有難いであります。
常なる向上を現空研から感じさせられる度己の不甲斐なさと社会的不適合さを感じさせられる次第でありますが、これからも私のような厚生労働白書に不名誉な統計として記載される人間の
希望であり続けて頂ける事を感謝の意をもって活躍の拝見を続けさせていただきます。
人として最低限の社会性を携えいずれまた必ず道場に伺います。
〇〇
2009/01/03
新年明けましておめでとうございます。
昨年末のアメリカの金融ショックに端を発した経済不況の中大変厳しい年明けとなりました。
会員の中にも直接、間接に影響を受けた方も少なくないと思います。
経済評論家の予想は悲観一色ですが、私はいくらか異なった見方をしております。
武道の世界では、苦境というのは一瞬にして勝ちを取れるチャンスでもあるからです。
相手が攻勢一点張りで攻めている時、素人目には勝負は一方的に見えますが、実力のある人間なら、一瞬にして逆転できるカウンターのチャンスを狙える好機なのです。
もちろん険しい状況であることに変わりはないのですが、ぐじぐじと膠着状況が続いているよりは余程勝利の確率は高いと言えます。
武道の世界はもちろん一般社会においても大切な事はまず自分を磨くことです。
厳しい状況であるほど新の実力が問われるのです。
私は空手を通して人間の本当の強さとは何か、何が大切なのかをこれからもずっと追求していきたいと思っています。
現空研で黒帯を取れた人は、空手に限らずどんな世界でも目標を達成できる能力があると思います。
少なくとも、力が残っているのにあきらめたり、途中で投げ出す人はいないと確信しています。
常に「今日の自分は昨日の自分より成長した自分」でありつづければどんな困難でもいつかは克服できます。
簡単には折れない柔らかな決心で今年も前向きに進んでいきましょう。
※あたらしいページになりましたが、昨年(2008)の連絡事項の後半写真や解説の未掲載分、が追加されることがありますのでしばらくはチェックしてください。
※稽古納め出稽古に来られた神田錬成館の山本先生からのメールも昨年の連絡事項に掲載致しましたのでご覧下さい。
2008/12/24の我孫子道場の稽古の写真を昨年の連絡事項にアップしました。