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現空研 連絡事項

2008/12/31
稽古納めのあと神田錬成館の山本先生よりメールを頂きました。
もっと早くご紹介すべきだったのですがサーバのアクシデントのため遅れてしまい申し訳ありません。
山本先生の空手に対する真摯なお気持ちと現空研への過分な評価をいただき心を打たれました。
ぜひ現空研会員の全員に読んでもらいたいと思い先生の許諾をいただいてここにご紹介いたします。


2008/12/29

園田先生

昨日は、有難うございました。
お陰さまで、素晴らしい稽古を体験することができました。

また先生のご講話は興味深く、参加する際の楽しみの一つですが、今回の「今が最強の自分を目指す。」というのは、簡潔ながら説得力のある目標設定ですね。
空手のみならず職場や人生のある局面において、このような具体性と説得力をもった励ましや導きは、ものすごい力を発揮すると思います。
是非、「柔らかい決意」と共に私にも使わせてください。勿論、出典元は明らかにいたしますので(笑)。

Nojiriと共にKatoも良い経験をさせて頂いたと思います。慣れない場所・相手・ルール等の中で普段どおり力を出すことがどれだけ難しいことか。しかし、出稽古やアゥエーであることを言い訳にするのではなく、不利な状況をどのように克服するのか、それぞれの解決方法を見出すことが必要と思いますが、お陰さまで2人ともそれなりに課題を感じ取ったようです。

出稽古の様子を当会の館長である山本権之兵衛に伝えたところ、大変感激して貴会のご厚情に感謝を伝えるようことづかりましたので、権之兵衛に成り代り、改めて、お礼申し上げます。
また、当会へも皆様の出稽古を歓迎いたしますとのことでした。私からも、皆様お出でくださるようお願い申し上げます。

今年は、長年の夢が適い、貴会と交流することができました。これも園田先生はじめ現空研の皆様に暖かく受け入れて頂けたお陰です。来年も是非、よろしくご教授頂ければ幸いに存じます。どうかよろしくお願いいたします。

末筆になりましたが、貴会のますますのご発展と皆様のご健勝を祈念しております。
また、季節柄、ご自愛頂き、よいお年をお迎え下さい。

IKO神田錬成館
山本


ご丁寧なメールありがとうございます。
昨日はこちらこそ意義のある一日でした。

山本先生のお仲間、お弟子さんたちも皆すごいですね。
いわゆる伝統系の枠とは違った次元での強さを感じます。
山本先生、Nojiriさんの実力は承知していましたが、Katoさんもすばらしいです。
今回はたまたまルールの違いや緊張感で本来の実力は発揮できなかったかもしれませんが、
底力は見る者がみれば分かります。
5本連続の乱取でも、随所にその実力を感じさせられました。
なによりもあの大きな体で柔軟性に富み、基本稽古での気合、本当にすばらしい方です。
試合ではたまたま勝ったUchidaも、後で、「何発も寸止めのいいやつをもらいました」とこぼしていました。
現空研全員が本当に良い勉強をさせていただいたと思います。
来年はもっと頻繁にお出でいただけるようにお願いいたします。

また私のつたない言葉を過分におほめいただき少々こそばゆい思いをしております。
現空研は、様々なレベルの様々な境遇の方が多数混在していますので、全てのレベルの会員に共通した武道本来の意義を伝える事、そして空手をやることに心底喜びを感じ、やる気が湧き起こるように工夫ししているつもりです。
と言っても実は内容は自分に言い聞かせている事をそのままえらそうに言っているだけなので、お恥ずかしいかぎりなのですが。

それから山本権之兵衛先生からのご伝言まことにありがとうございます。
来年は貴道場へぜひご挨拶にお伺させていただければと存じます。
どうぞ宜しくお伝えください。

来年も宜しくお願いいたします。

現代空手道研究会
園田康博


2008/12/31
28日の稽古の写真を全てアップしました。

2008/12/30
一昨日は目黒道場で本年の稽古納めがありました。
本年最後の稽古にふさわしく大勢の会員が集まり、また山本先生率いる神田錬成館の方々もお出でになり充実した稽古ができました。
神田錬成館の方々にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
取り急ぎ当日の写真をアップしようと思いましたがなかなか時間がとれず、のびのびになっていたところ悪い事はおきるもので何とサーバのハードディスクがクラッシュしてしまいました。
バックアップディスクから何とか修復できそうですが、まだ完璧には終わっていません。順次写真をアップしていきます。
感想なども、後からアップする予定です。

一般部勝抜戦

 
左Watakabe君 右Horii君 右中段回蹴       左Watakabe君中段前蹴 右Horii君
Watakabe君はテニス暦10年、Horii君は高校野球部出身で共に長い球技暦を持っていて、格闘センスもあります。
球技と格闘技はどういうわけか両方やる人は少ないのですが、空手をやって球技の腕が上がったという声は時々耳にすることがあります。私には球技も格闘技も本質は殆ど同じように感じます。

 
手前 Tasiro君 奥Horii君中段前蹴         左 Tasiro君中段回蹴 右Horii君中段前蹴
Tasiro君は伝統系の空手経験者(茶帯)です。殆ど形中心だったという話ですが蹴りの威力はかなりのものです。
現空研空手に慣れればぐんぐん上達することまちがいありません。 

 
左 Someya4級 上段突き 右Tasiro君       左 Miwa3級 上段回蹴 右Someya4級
Someya4級は有名フルコン道場出身で、積極的な空手が特徴です。Miwa3級は筋力トレーニングで鍛えた圧倒的なパワーの持ち主で、最近脱力のコツを覚えてきました。怪我でしばらく休んでいましたがいよいよ本格的なトレーニングが可能になってきました。

 
左 Miwa3級 右 Tozen2級 上段回蹴        左 Tozen2級 右 Sawaguchi君 上段回蹴
Tozen2級は東大ボート部出身で身体能力はすごいものがあります。また何事も真面目に取り組むので日を追って上達しているのが分かります。Sawaguchi君は子供の頃空手の経験があり学生の時は卓球をやっていました。反射神経の良さが光ります。後5k筋肉で体重が増えれば別次元の空手ができるでしょう。

 
左 Tozen2級の至近距離での上段回蹴         左 Sawaguchi君の横蹴

 
左 Tozen2級の至近距離での上段回蹴       左 Muramatu2級の上段突 

 
左 Muramatu2級の上段回蹴             左 Tozen2級の上段回蹴
Muramatu2級は他流派の初段を持つ実力者です。スピードのある突き蹴りの持ち主で威力もあります。
脱力のコツを掴んで持続力が増せばどこまで伸びるかわかりません。

 
左 Muramatu2級 右Watanabe(R)1級 前蹴    左 Hituji初段 右Watanabe(R)1級上段回蹴
Watanabe(R)1級は突、蹴ともに重さが際立っていて一発の威力に関しては黒帯級です。
10人組手対策としてはスタミナの養成が最大の課題となるでしょう。

 
左 Hituji初段の豪快な上段回蹴           左 Hituji初段 右Watanabe(R)1級の後蹴
Hituji初段は良く上がる足を生かした接近戦での回蹴が武器です。突きの間合いで蹴りが出せる数少ない会員の1人です。
物腰は柔らかいのですが空手の実力は本物です。

 
左 Hituji初段の上段突 右Enomoto初段     左 Hituji初段 右Enomoto初段の上段回蹴
Enomoto初段は突いて良し蹴って良しの万能選手です。格闘センスも光ります。
もう少しパワーを付けると世界が変わるでしょう。

 
左 Tanaka初段の上段回蹴 右 Hituji初段    左 Hituji初段 右Tanaka初段の上段回蹴

 
左 Hituji初段の上段回蹴 右Tanaka初段     左 Hituji初段 右Tanaka初段の上段回蹴
Tanaka初段は50歳超えて現空研で黒帯を取りました。 伝統系でも黒帯の持ち主で伝統系の大会でも活躍しています。
フルコンの威力と伝統系のスピードを兼ね備えておりその実力の向上はとどまるところを知りません。

 
左 Tanaka初段 右 Mizuguchi初段 前蹴り    左 Tanaka初段 右 Mizuguchi初段 上段回蹴
Mizuguchi初段は大時代はラグビー部で活躍。  空手のスタイルは正統派で常に正面から戦いに挑みます。

 
左 Endo1級 踵落し 右 Mizuguchi初段      左 Mizuguchi初段 回蹴    右 Endo1級


左 Mizuguchi初段 右 Endo1級 踵落
Endo1級は今年最も実力が伸びた者の1人でしょう。もともと格闘センスも良かったのですが、着実な稽古を続け、突き、蹴り、受け全ての威力が桁違いに増しています。大きな相手でも殆ど押される事がなくなりました。10人組手に向かって更なる精進を期待したいところです。


左  Nojiri2段 上段回蹴 右 Endo1級       左  Endo1級 中段回蹴  右 Nojiri2段
Nojiri2段は出稽古に来られたYamamoto先生の職場の空手部の方で伝統系だけでなくフルコンの経験も長く、その実力は組手を見ればすぐ分かります。異なるルールへの対応力もすばらしく緩急の効いた連続技は学ぶべき点が多々あります。
急激に実力を上げて勢いに乗るEndo1級が果敢に攻撃しましたがなかなか付け入る隙を見せてくれません。
現在の技術の進展に現空研空手の技法を加えればどこまで強くなるか計り知れません。


左  Nojiri2段 上段回蹴 右 Endo1級               左  Endo1級 上段回蹴  右 Nojiri2段


左  Nojiri2段 上段回蹴 右 Suehiro 初段        左  Nojiri2段  右 Suehiro 初段 上段順突
Suehiro 初段は現空研空手道大会の一般部中量級優勝者で無差別級でも3位入賞の実力者です。
レベルの高い技の応酬となりましたが延長の末僅差判定で Nojiri2段の勝利となりました。


左  Nojiri2段 横蹴 右 Suehiro 初段           左  Nojiri2段  右 Suehiro 初段 中段回蹴


左  Suehiro 初段 右 Nojiri2段 上段回蹴          左  Nojiri2段  右 Suehiro 初段 上段後蹴 


左 Namekawa初段 上段回蹴 右Nojiri2段     左 Nojiri2段 上段回蹴 右 Namekawa初段
Namekawa初段 極真会館出身で現空研で黒帯を取りました。茶帯時代に現空研大会で壮年部軽量級で並み居る黒帯を押しのけて優勝し、他流派大会でも実力の片鱗を見せ付けるなどの活躍をしています。
今回は技の切れる者同士のかみ合った組手を十分に見せてくれました。
その行き詰る熱戦に道場内で時折「オーッ」という歓声が起きるほどでした。 


左 Namekawa初段 上段後蹴 右Nojiri2段     左 Namekawa初段 下段回蹴 右Nojiri2段


左 Namekawa初段 上段後蹴 右Nojiri2段    左 Yasui初段 右 Nojiri2段の上段回蹴


左 Yasui初段 右 Nojiri2段の上段突き      左 Nojiri2段 右 Yasui初段の上段回蹴
Yasui初段は体重もあり、そのパワーを生かした前に出る空手が信条です。
しかし技が切れスピードもあるNojiri2段にはなかなか有効打を得ることができませんでした。
果敢に攻め込んでいきますが一瞬の隙をついた足払いからの突きで技有りを取られてしまいます。


左 Nojiri2段 右 Yasui初段             左 Nojiri2段 右 Uchida2級 体重の乗った回蹴


左 Nojiri2段 右 Uchida2級 中段回蹴      左 Nojiri2段 右 Uchida2級 中段横蹴


左 Nojiri2段 下段回蹴 右 Uchida2級      左 Nojiri2段 右 Uchida2級 重量の乗った中段回蹴
Uchida2級は緑帯のとき現空研空手道大会の無差別級に出場し他全員が黒帯の中ただ1人緑帯で準優勝するなど当初から実力の片鱗を見せていました。
今回も最も勢を見せた一人でしょう。
Nojiri2段は現空研の3人を抜いた後、スタミナ消耗した時点で筋肉質で体重100kのUchida2級の猛攻を受けました。
それでもNojiri2段は上手にさばいて致命傷は受けなかったのですが、アクシデントでUchida2級の上段突きをまともに顔面にもらってしまいました。本人は続ける意思を持っていたのですが大事をとって私の判断で試合としては中断、無効試合としました。


左 Uchida2級の上段突が顔面に当たる。     左 Kato3段の上段回蹴 右 Uchida2級


左 Kato3段 右 Uchida2級の横蹴        奥 Kato3段華麗な上段回蹴 手前 Uchida2級
Kato3段はYamamoto先生の道場および職場の空手部で指導者として活躍されている方です。身長180Cm体重も100k近くUchida2級とほぼ同じくらいの体格です。体は大きいのですが柔軟性があり、スピードは軽量級並です。
試合は前半Kato3段が押し気味に展開するのですが双方決定打がないまま後半に入り、本戦では決着が付かず延長戦に入ります。そこでもパワフルな応酬が続くのですが双方はっきりとしたポイント差は付きません。
本当に僅差です。若干スタミナの残っているUchida2級の勝ちとしましたが、初めての道場で初めてのルールという事を勘案するとKato3段の本当の実力はこれの何倍もあると考えるのが妥当です。


左 Suzuki(R)2段上段回蹴 右 Uchida2級    左 Uchida2級 中段回蹴 右 Suzuki(R)2段
勢いに乗るUchida2級の進撃を止めたのは新婚間もないSuzuki(R)2段。
開始早々上段回蹴を首筋でピタリと止めて技有り。終了間際にもまたしても上段回蹴を首筋でピタリと止めて技有り2、合わせ一本で勝利。


左 Uchida2級 右 Suzuki(R)2段 上段回蹴       左 Suzuki(R)2段下段回蹴 右 Kawabe2段
現空研の2段同士の迫力ある組手。実力は拮抗していますが、しばらく稽古から遠ざかっていたSuzuki(R)2段が延長戦でスタミナの消耗が激しく、僅差判定でKawabe2段の勝利となりました。
Kawabe2段の圧力は最近一段と強くなってきました。


左 Suzuki(R)2段上段回蹴 右 Kawabe2段   左 Suzuki(R)2段 右 Kawabe2段の上段前蹴


左 Suzuki(R)2段 右 Kawabe2段上段突き    左 Suzuki(R)2段中段前蹴 右 Kawabe2段


左Nito(兄)2段の胴回し回転蹴り 右Kawabe2段 @  左Nito(兄)2段の胴回し回転蹴り 右Kawabe2段 A
この大技には一同唖然としました。現空研でも時々この技を見せる会員はいますが、こうした試合(一応決勝戦)のしかも開始早々で・・・・・・。まったく予想外。
Kawabe2段なんとまともに食ってしまいます。この二人は長い間ライバル関係(他にもいますが)で互いに切磋琢磨して技術を向上し続けています。だからこそこんな場でこんな実験もできるのでしょう。稽古の組手は大会試合ではないので、いろいろ試す事は意義のあることです。


左Nito(兄)2段の踵落とし 右Kawabe2段     左Kawabe2段の後蹴  右 Nito(兄)2段


左Kawabe2段  右 Nito(兄)2段のしなりの効いた上段回蹴

女子部


左 I初段 右K3級の上段前蹴            左 I初段の上段突 右K3級
K3級(Kanaちゃん)は剛柔流の黒帯です。長身から繰り出される突き、蹴りは重く破壊力は女性の範疇を超えています。
まだフルコンに慣れてないので自分の距離で自分のリーチを生かすことが未開拓です。
しかし一旦それを掴んだら手がつけられなくなるくらい強くなりそうです。


左 I初段 右K3級の上段突             左K3級 右 I初段の上段突


左K3級の上段突 右 I初段の上段突                左K3級の上段突 右 I初段の上段突


左 I初段 右 IM2級の上段回蹴          左 I初段の中段回蹴 右 IM2級 
IM2級は、抜群の体の柔らかさをほこります。毎月柔軟性が上がっています。どこまで柔らかくなるのでしょうか。
そのやわらかさがまだ組手に十分いかされていませんが、それは時間の問題でしょう。


左 I初段 右 IM2級の上段回蹴          左 IM2級の上段回蹴 右 I初段

 乱取

 
左 Nito(兄)2段 右 Yamamoto6段の上段突   左 Nito(兄)2段 右 Yamamoto6段の上段回蹴
Yamamoto先生の基本のしっかりした高度な技術は剛柔流の原点を常に見つめる謙虚さと、一方新しい技法や工夫に関して積極的にチャレンジしていくと両輪でなしえた結果だと思います。
当日も剛柔流の古典的な稽古方法をからアレンジした稽古方法を現在の道場で取り入れられている話を伺いました。
私が京都で通ったいくつかの道場でもそうした鍛錬方法は見聞したことがあります。

 
奥 Yamamoto6段の上段回蹴 手前Tozen2級  左 Yamamoto6段の上段回蹴  右 Tozen2級
Tozen2級を相手にのびのびと技を惜しげもなく披露するYamamoto6段。Tozenn2級はまたとない勉強をさせていただきました。

 
左 Yamamoto6段  右 Tozen2級の上段回蹴        左 Tozen2級  右 Yamamoto6段の上段回蹴

 
左 Enomoto初段 右 Nojiri2段            左 Nojiri2段 右 Tozen2級
Nojiri2段の脱力した蹴りが光ります。

 
左 Suzuki(R)2段 右 Kato3段            左 MS1級 右 MI2級
Kato3段はその体格からは想像もできないようなノーモーションのしなりの効いた蹴りを出します。

2008/12/28
来年にむけて稽古の予定日を更新しました。

2008/12/27
明日は目黒道場の稽古があります。これで今年の稽古納めとなります。
なお神田錬成館の山本先生他数名の関係者の方も出稽古に来られますので皆さんふるってご参加ください。

2008/12/26
12/17我孫子道場の組手の写真をアップしました。
12/23世田谷道場の少年部の組手写真をアップしました。一般部は後で。

2008/12/24
本日は我孫子道場で本年最後の稽古を行いました。
クリスマスイブにもかかわらず多数の参加がありました。
本日はUno初段が久々に稽古に訪れました。
Uno初段は元々格闘センスが良い上に体力もあり空手暦も長く本物の実力者です。ただしばらく休んでいたので勝負感はどうかなと思っていましたが、まったくそんな不安をかき消す組手を展開しました。
進歩著しいレスラーとの対戦では双方綺麗な上段回し蹴りを決めて相譲らないまま延長戦に突入します。
ここでも激しい攻防が繰り広げられましたが、僅差判定でUno初段の勝ちとしました。
決勝戦でのHayasi2段との対戦では、常に圧力をかけ続けるHayasi2段の前にスタミナを消耗し防御の一瞬の隙をつかれて上段突きをもらいますが、内容は厳しい攻防のせめぎあいでレベルの高いものでした。
今日集まった会員は、クリスマスイブなんか見向きもしない本当の日本男児、男の中の男と言えるでしょう。


左 yamada君上段回蹴 右 eguchi3級      左yamada君上段逆回蹴 右 tozen2級


左     Matumoto2級 上段回蹴 右 Yamada君 左 Ando初段 上段突 右 Matumoto2級


watanaabe(レスラー)初段 上段回し蹴り 右Ando初段 手前 Uno初段  奥 watanaabe(レスラー)初段 上段回蹴


手前 watanaabe(レスラー)初段  奥 Uno初段 上段回蹴 左 Uno初段 上段回蹴 右 Hayasi二段


左 Uno初段 右 Hayasi二段 上段突        左 IS初段 右MS1級 中段回蹴


左 MS1級 右 IS初段 中段回蹴


スポーツ保険が平成21年度より変更がありました。
特に振込みで会費を納められる方はご注意ください。(怪我の場合通院1日目から保障されるようですが保険料が100円アップしています)

2008/12/23
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部に一般部のOyama初段の息子さんKan君が参加しました。
Kan君は地元の伝統系の道場で茶帯の実力者で、現空研の合宿にも毎回参加しています。
取り急ぎ少年部の写真をアップしました。一般部も後でアップします。

 
左写真 まだ入会間もないTuji(弟)君 VS Sakai(弟)君 二人とも色帯のお兄ちゃんがいます。
まだ二人とも幼くてかわいいのですが、とても元気で勇気があり組手も積極的で将来が楽しみです。
右写真 Chiba君 VS Sakai君  Chiba君の中段回し蹴。

 
左Sakai(弟)君の回蹴 右Mikawa(弟)君            左Sakai君 右Mikawa(弟)君の回蹴
Mikawa君は低学年ですが経験も長く実力があります。まだ入会したばかりのSakai(弟)君との組手では危険のないように上段回し蹴りもピタリと寸止めをしているのがわかります。

 
左Sakai君 右Mikawa(弟)君の回蹴           左Oyama君上段突  右Mikawa(弟)君
実力者のMikawa(弟)君もさらに実力のある茶帯のOyama君に対しては全力で対戦します。

 
左Oyama君 右Mikawa(弟)君の上段回蹴        左Oyama君上段順突 右Mikawa(弟)君

 
左Oyama君 右Mikawa(弟)君の上段順突        左Oyama君上段順突 右Mikawa(弟)君

 
左 Oyama君前蹴 右アンドレイ君          左 Oyama君 右アンドレイ君前蹴
アンドレイ君は体も大きくパワーを生かした積極的な組手を展開しますが、Oyama君もスピードを生かした動きで対抗します。

 
左 Oyama君上段突 右アンドレイ君        左 Oyama君 右Tuji(兄)君横蹴
Oyama君は勝ち抜いて茶帯の上級生のTuji(兄)君との対戦になります。

 
左 Oyama君前蹴 右Tuji(兄)君          左 Oyama君 右Tuji(兄)君横蹴
スピード対パワーの好試合が展開されました。 

 
左 Mikawa(兄)初段回蹴 右Tuji(兄)君      左 Mikawa(兄)上段突 右Tuji(兄)君
いよいよ中学生黒帯Mikawa(兄)初段の登場です。さすがに余裕の組手をみせてくれました。 

 
左 Umezawa1級上段突 右 Mikawa(兄)初段   左 Mikawa(兄)初段中段回蹴 右 Umezawa1級
最後は中学生同士の対戦です。体力を生かして前にでるUmezawa1級に対してスピードを生かした突き、蹴りを繰り出すMikawa(兄)初段との対照的な組手となりました。

2008/12/20
本日は恒例の忘年会です。
直前の召集で日程の調整がつかなかった会員が多かったのですが、それでも掛け持ちで参加したり、後から駆けつけた会員もいて最終的には結構にぎやかな会となりました。
皆の自己紹介に私がいろいろエピソードや裏話を付け加え感動と爆笑がいりまじった面白くてためになる、一粒で二度美味しい意義深い飲み会となりました。
夕方4時から始まったのですが、2次会を終え私が最後に乗った電車は終電の一つ前でした。
今年は記憶に残るイベントが数多くあり、現空研にとっても意義の深い年となりました。
多くの黒帯が誕生しましたし、より上級の帯を獲得したり、これから狙える実力のある会員も増えました。
社会人が社会生活を犠牲にすることなく、武道としての空手を追求していくという私の理想を実現してくれている多くの仲間が増えていることは私にとってこれ以上の喜びはありません。
今年は後半になって急激な不況の波が襲ってきました。
暴力も不況も武道の立場でいえば同じような身に降りかかる火の粉のようなもので、それに勝つ事が武道家の生き方です。
程度の差はあってもいろいろ困難を抱えている会員は少なくないはずです。
常に前向きにあらゆる困難を打ち砕いていける強い精神力を養うのも空手の目的の一つです。
多いに頑張って来年はもっと明るい年にしていきましょう。
下の写真は私の"携帯"で撮影したもので取り急ぎアップします。もっと良い写真がたくさんあると思いますので入手できたらまた追加します。


左写真 10人組手を控えたKikuちゃん(1級)と我孫子道場女子部最強のAyaさん(初段)
右写真 右からNakabachi5段(筆頭師範)、Kimura4段(師範)、Kawabe2段、Suziki2段


左写真 師範一同     右写真 左よりレスラー初段Yanagi初段、Namekawa初段、Matumoto2級


左写真 左より アビ2段 Yamada初段(後ろ向き) Kawabe2段
右写真 左より Matumoto2級、Yamasaki初段、Horikomi初段、Suematu初段、Yamada初段

 
左写真 2次会でのNIto(兄)2段           右写真 左より Horikomi初段 Namekawa初段

 
2次会で出来上がった酔っ払い師範         レスラー初段 

 
左 Suematu初段 右 Kawabe2段          左 Sonoda会長 右 Suematu初段  

2008/12/17
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
本日のハイライトは何と言っても大学生のYamada君の大活躍でしょう。
Yamada君は上級者を相手に3人も勝ち抜いたのです。
しかも相手が全て格上の実力者なのです。最後は延長の末力尽きて元応援団のYamasaki初段に破れますが、内容はすばらしいものでした。
Yamada君は、最近急速な進歩をみせてはいますがまだまだ上級者の壁は高く、今までも善戦はしてもなかなか勝ちまで持っていくことはできませんでした。
今回もパワーで押される場面や、高度な技術に翻弄される場面も続いたのですが、最後まであきらめず、また心も折れずに果敢に攻めの姿勢を維持できたことが劇的な逆転を続けた原動力だと思います。
内容は全試合押され気味だったのですが、精神力でここ一発の勝機を物にしてきた結果です。
勝つために必要な精神力は、線香花火のような一時的なものではだめてす。
静かで持続力があり冷静で紳士的でありかつ何事にも動じない彼のこういうやわらかな精神力なのです。
まだまだ技術は未熟なのでいつもこういう結果が残せるわけにはいかないでしょうが、確実に上達していることは間違いありません。将来が楽しみです。
このような成長は若者の特権ではありません。
中年、熟年でもやりかた次第で本人の想像もしないようなレベルまで強くなる事が可能なことは私が記憶している多くの実例が証明しています。


左Kato君の上段突 右Tozen2級の上段突きが一瞬早く技有り   左Kato君の中段突がわずかにそれる
新入会のKato君は鍼灸師の学校に通う学生ですが、バランスのとれた体格と体験入会の時から見せていた鋭い突きの持ち主です。実力のあるTozen2級に善戦しました。


左 Tozen2級 右Kato君               手前Matumoto2級の上段回蹴 奥Tozen2級


左 Matumoto2級の上段回蹴技有 右 Tozen2級  左 Matumoto2級 右 Tozen2級の上段回蹴
帯色は同じですが、Matumoto2級は大学の准教授(東京理科大)、Tozen2級は学生(東大)です。
二人とも格闘センスがあり組手のレベルは高いのですが、技有2合わせ一本で勝った年齢差をまったく感じさせないMatumoto2級の身体能力はすばらしいです。


左 Aando初段回蹴 右 Matumoto2級                       左 Aando初段 右 Matumoto2級前蹴


Yamada君のよくしなる上段回蹴 Matumoto2級ブロック  右Yamada君の上段突きが極まる 


左写真 手前Yamada君 体力に勝るTokiwa2級の圧力にバランスを崩されながらも後蹴を放つ。
右写真 押されながらもYamada君健闘して上段突きで勝ちをもぎ取る。


圧倒的なパワーと技術力を持つYanagi初段が次々と上段蹴りの嵐を浴びせるがYamada君何とか耐える。


Yamada君、一瞬の虚をついて足払いから中段の突きを決める。


その後左Yanagi初段の猛攻を何とかしのぐ。   左ベテランのYamasak初段からもYamada君上段回蹴で先攻。 


しかし終盤で接近戦での上段突きをもらいそのまま延長戦に。延長戦も上段を攻められ僅差判定でYamasaki初段に敗れる。


手前Hayasi2段と奥Yamasaki初段のベテラン対決 


左Hayasi2段に軍配が上がる            左 レスラー初段の上段回蹴 右Hayasi2段ブロック 


左    Hayasi2段の上段突き レスラー初段ブロック 左 Hayasi2段の中段突き
この日一番の好勝負を展開してくれました。パワー、技術、気迫 皆のお手本になります。


左 レスラー初段の上段回蹴 右Hayasi2段ブロック僅差判定勝ち。 Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴

 
左Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴 右レスラー初段  右Kikuchi1級(Kikuちゃん)の中段突


右Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴         右Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴をアビ2段がさばく 


余裕でさばくアビ2段の顔面にKikuchi1級(Kikuちゃん)の渾身の突が襲う。  アビ2段の重い上段回蹴を両腕でブロック。
最近Kikuchi1級(Kikuちゃん)の上達が目立ちます。

2008/12/16
本日は世田谷道場で稽古を行いました。

一般部

2008/12/14
本日はSuzukiR2段の結婚式に招かれ、行ってまいりました。
すばらしいお嫁さんでした。
現空研の仲間も呼ばれており恒例の演武が披露宴のトリとして行われました。
現在休会中ではありますがSuzukiR2段の先輩のHata初段も交えて勇壮な組手、試割の連続となりました。
最初はNamekawa初段とプロキックボクサーとして5連勝中のNito初段の組手です。
本番さながらの迫力のある組手で場内からは歓声と驚きの声が・・・・・・
お互い一本とりあったところで多分話しはついていたのでしょうが、私はわざと続行を指示。とまどいながらガチンコに入っていく二人。程よいところで「止め」を入れて万来の拍手に包まれました。
次はSionaka初段の四方割りです。以前Nito(兄)2段の結婚式で披露したとき後回蹴で割った板の破片が私の顔面のすぐ横をすごい勢いでかすめて後ろの壁に激突した事はまだ記憶に新しいところです。今回はきっちりと収め拍手の嵐。
次はHorikomi初段のバット折です。これも失敗した時の状況を考えておく必要があります。
大体失敗すると本人の怪我のケースはまあたいした事はないとして、バットが飛んで行きますから周りの見物の方に被害が及ぶおそれがあるのです。
今回もカメラマンの方が飛翔経路の延長線上で構えておられましたので念のためカメラマンに移動をお願いいたしました。
そして最初の一撃。支えが甘かったのか見事にバットは空中を物凄い勢いで飛び出し壁の激突しました。
カメラマンの方は命拾いをしました。場内にどよめき・・・・・
勿論2発目でバットはものの見事に真っ二つで大きな拍手に包まれました。
次のNito (兄)のバット2本折です。こちらは一発目で見事成功。オーという歓声と拍手の嵐。
次のHata初段は、2001年我孫子道場へ入門しキックボクサーのKobori君らと同期になります。Nz留学後に世田谷道場開設と重なり東京の道場での稽古が主体になりました。
平成16年に元全日本大学空手道選手権大会優勝者の市川さんと目黒道場で激突したことが昨日の事のように思い出されます。彼は SuzukiR2段の勤務先IBMの先輩(現在は独立)であり、彼がSuzukiR2段を現空研に連れてきたのです。
ちなみにHata初段の先輩が一時我孫子道場に所属していた元京都大学のアメフト部で日本一の原動力になった泉選手です。休会中とは思えない集中力で見事な試割を見せてくれました。場内はため息とともに拍手の嵐。
最後はKawabe2段の板4枚の試割です。
これも最初は1枚残りますが再度の挑戦で見事に成功しました。どっと沸く歓声と拍手。
ちなみにここで使った板はスポーツ店で売っているような正目の割りやすい板ではありません。
製材所で分けてもらった本物の板です。
ここで演武は終了の予定でしたが、ふと花婿を見ると何となくウズウズして様子です。
計画にはなかったのですが私はSuzukiR2段にもやってもらいたくなり彼を指名しました。
彼は喜んでそれを引き受けてくれ、この割りにくい板を2枚重ねて見事最初の試技で割ってくれました。
2枚の「板を割る」事は互いを「いたわりあう」に通じて空手界では極めて縁起の良い事とされています。
皆さんの大きな声援となりやまない拍手の中でSuzukiR2段の大きな「押忍」の挨拶で演武は終了しました。
きっと二人は互いをいたわりあって幸せな家庭を築いていくことでしょう。

※13日の稽古写真は後ほどアップします。


控え室で式の前記念写真

 
お祝いの挨拶と現空研の紹介

 
左 Nito(弟)初段 右Namekawa初段の上段後回蹴  左Namekawa初段 右Nito(弟)初段の上段回蹴

 
Sionaka初段の 四方割 成功            Horikomi初段のバット折 見事に粉砕

 
Nito2段の豪快なバット2本折             Hata初段の余裕のある板割

 
Kawabe2段 渾身の4枚割               Suzuki2段 板割に込められた「いたわり」の気持ち

2008/12/13
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は我孫子道場の二人が出稽古にきて活躍しました。
1人はレスラーことWatanabe初段、それに仕事の関係で忙しく久しぶりに顔を見せてくれたKiyama君です。
明日豊橋市でSuzuki(R)2段の結婚式があり、演武する準備で多くの上級者が抜けましたが、こうした参加者が十分その穴埋めをしてくれました。
今日は久しぶりに乱撃も行い充実した稽古ができました。
前回体験入会のTasiro君も今日正式に入会し、早速組手の勝ち抜き戦に参加しました。
新会員はまず最初は慣れる事からはじめます。最終的に強くなる事が目的ですから、稽古中の勝ち負けには一切こだわる必要はしりません。
リラックスして攻撃や受けができるようになること事、これが当面の目標です。
上級者も同じレベルの人ばかりを相手にしないで、初心者との対戦も積極的に行ってください。
初心者は、人間の本能に従った攻撃をします。そうした動きにスムーズに対処する技術も実戦という観点からは大切なのです。そしてレベルに応じて相手を怪我させない、自分もしないという技術も身についてきます。


左Watakabe君の重い中段回蹴           右 Sawaguchi君の十分おりたたまれた中段回蹴


右 Hirayama君の体重の乗った前蹴り               左 Sawaguchi君のしなりのある中段回蹴


左 kiyama君の上段突                右 Hirayama君の上段突
双方とも伝統系出身で鋭い突きの応酬が続く。


右Watanabe1級の右上段回蹴が決まる。      奥 kiyama君の上段突 技あり


左 Watanabe1級の上段回蹴合わせ一本      左 Watanabe1級の中段回蹴 右 Uchida2級


右 Uchida2級の上段突               左 Uchida2級 右Endo1級の踵落とし 技有


奥 Endo1級 手前 Hituji初段の上段回蹴 技有  左 Mizuguchi初段 上段突 技有り


左 Hituji初段の上段回蹴 やや浅く取らず    右 高校生のTakagi初段 上段突き


左 Mizuguchi初段の強烈な前蹴          左 Nogi初段の上段突 技有 右 Takagi初段


左 Nogi初段 右 Watanabe(レスラー)初段           右 Watanabe(レスラー)初段の上段突


左 Takagi(父)初段 上段回蹴           右 Watanabe(レスラー)初段の上段回蹴


右 Takagi(父)初段 上段突                             左 Hitujo初段を相手に少年部のTakagi5級が連続技@


少年部のTakagi5級の連続技A 回蹴       少年部のTakagi5級の連続技B


少年部のTakagi5級の連続技C           少年部のTakagi5級の連続技D 後蹴

2008/12/11
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
先週の二人の見学・体験入会の方も参加されました。
体験入会も2回目になりましたので、初心者から経験者まで広く対象にした運足の方法、防御の基本的な考え方を詳しく解説しました。
実戦空手は素手による護身術が基本的な発想です。
素面、素手の徒手空拳で暴漢の攻撃を防ぎ場合によっては反撃するというものです。
したがって勝敗に関しては圧倒的な勝利を得られる技法でなくては役に立ちません。
実戦においてはポイントでちまちまと得点を重ねるといった考え方は成り立たないからです。
圧倒的な破壊力を獲得すること。これがまず基本です。
そしてその力はリラックスする事、脱力する事、平常心を保つ事によって初めて得られるのです。
稽古はそれを可能にするためのトレーニングと成果を確認するための実験としての意味を持ちます。
勝ち抜き戦は自己鍛錬の成果の確認の意味が大きいのです。
女子部のKikuch1級も最近確実に実力を上げきました。

一般部
Yamada君○ vs Eguti 3級 ・・・上段突き
Ando初段○ vs Yamada君  ・・・上段突き
Ando初段○ vs Kagaya 3級  ・・・上段後ろ蹴り
Watanabe(ソウちゃん)初段○ vs Ando 初段 ・・・僅差判定
Watanabe(ソウちゃん)初段 vs Matumoto 2級 ○  ・・・上段突き+上段回し蹴り
Watanabe(レスラー)初段○ vs Matumoto 2級 ・・・上段突き
Watanabe(レスラー)初段 vs Hayasi 2段○ ・・・僅差判定

女子部
A.K.1級 vs ソウちゃん ・・・僅差判定

見学および体験入会の方
Kさん vs hayashi 2段 (Kさんは正式に入会されました)
Gさん vs matumoto 2級

最後の乱取(スパー)の時体験入会中のGさんが膝をひねってしまいました。大事をとってレスラー初段に病院付き添ってもらい診察を受けたのですが大事に至らず来週も来れそうだ、ということで安心しました。
世田谷でもNakazawa君が膝を痛めており、たまたま膝が続いたので本当にびっくりしました。
社会人が行う武道は、何よりも安全が第一です。
怪我をしない、させないということが結局は最強への近道であることを皆再確認してください。
レスラー初段、お疲れ様でした。


左写真 Yamada君の上段回蹴 右写真Eguchi君の上段回蹴 二人とも日に日に上達しています。


左写真 パランスを崩したEguchi君にYamada君の上段突。 右写真 Ando初段の上段突が決まる。


手前 Kagaya3級の上段回蹴 奥 Ando初段       手前 Kagaya3級 奥 Ando初段の後回蹴


左写真  奥 Watanabe初段(ソウちゃん) 上段回蹴 手前Ando初段 奥 Watanabe初段
右写真 手前Ando初段上段回蹴 


左 Watanabe初段(ソウちゃん) 上段回蹴 途中まで前蹴りの軌跡@ 中段から捻って回蹴に変化A


左写真 最後は上段を狙うがAndo初段もすばやく反応B  右写真 左Watanabe初段 右Matumoto2級の上段突き


左写真 左Matumoto2級の上段回蹴 右 Watanabe初段 
右写真 左Watanabe初段(レスラー)の上段突,


左写真 左レスラー初段の上段回蹴 至近距離からの絶妙のタイミングでMatumoto2級を襲う。
右写真 左 Matumoto2級の上段蹴もレスラー初段の鉄壁のガードに阻まれる。


左写真 左 Hayasi2段の踏み込んでの強烈な中段突に体力のあるレスラー初段も思わず後退
右写真 右 Hayasi2段の体重の乗った中段回蹴


左写真 レスラー初段の中段回蹴とHayasi2段の上段突きの相打ち。
右写真 Watanabe初段(ソウちゃん)に女子部のKikuchi1級の中段前蹴りが襲う。


左写真 Watanabe初段の上段回蹴        右写真 右 Kikuchi1級の中段回蹴


左 Kikuchi1級の中段回蹴              左 Kikuchi1級の上段突き


左写真 右KIkuchi1級はWatanabe初段の鋭い上段回蹴をかろうじてブロック
右写真 右 体験入会二日目のKさんのの突 相手はHayasi2段(Kさんはこの日正式入会されました)


体験入会二日目のGさん
KさんもそうですがGさんも初めての経験とは思えないほど突きに威力があります。

2008/12/09
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
少年部は中学生以上は一般部の強豪Suehiro初段とそれぞれ対戦させました。
大人のパワーを肌で感じるのも良い稽古になります。もちろんSuehiro初段はレベルに合わせた組手を行います。
一般部は先週に引き続き特定の課題を頭においた稽古を行いました。
勝ち負けにこだわらず精神をリラックスさせた状態で自分の体と対話しながら組手を行います。
大げさに言うと自然調和の原理で体が最適化を目指して反応していきます。
これを、丹念に繰り返すことで違ったレベルの自分を組み立てることができるのです。
今日は女子部IさんがKin2段を相手に上段回蹴を決めるという快挙を成し遂げました。
分解写真にして紹介してありますのでご覧下さい。 
今日の体験入会の方は大学で合気道(初段)をやっている大学生です。
同じ学生(大学院)のNakamura初段を相手に自分流で組手をやってもらいました。
突き、蹴りは初めての体験ということでしたが体のさばきはやはり武道をやっているだけあって無駄のないスムースなものでした。合気道は関節技を主体とした柔法を追求していますから、空手の突き蹴りをマスターすれば鬼に金棒になります。
ぜひ続けてください。

少年部
Take8級○ vs Sakai(弟)10級   ・・・上段回し蹴り×2 1本
Sato2級○ vs Urano3級 ・・・上段後ろ蹴り
Matunaga初段○ vs Sato2級 ・・・中段回し蹴り 対 上段後ろ蹴り 延長の末 僅差
判定
特別稽古
一般部Suehiro初段○ vs Urano3級 ・・・中段回し蹴り
一般部Suehiro初段○ vs Sato2級 ・・・上段回し蹴り と 上段突き
一般部Suehiro初段○ vs Matunaga初段 ・・・中段前蹴り

一般部
miwa3級 vs nakazawa2級○・・・上段回し蹴り
nakano初段○  vs nakazawa2級・・・続行不能
nakano初段○  vs chikaoka3級 ・・・僅差判定
nakano初段○  vs nakamura初段 ・・・僅差判定
nakano初段  vs namekawa初段○ ・・・足払いから中段突き
morita君 vs namekawa初段○ ・・・上段回し蹴り
suehiro初段 vs namekawa初段○ ・・・上段突き
chokko初段 vs namekawa初段○ ・・・下段蹴り
saisyo初段○ vs namekawa初段 ・・・僅差判定
saisyo初段 vs kin二段○ ・・・僅差判定

女子部
K.Kさん vs kin二段
M.I.2級○ vs kin二段 ・・・上段回し蹴り

見学および体験入会の方 
Nakamura初段 vs Oさん


少年部でも、現空研は組手を重視します。そして実際に攻撃された場合の防御の方法をしっかり教えます。
理屈や形だけを教わっても子供はなかなか理解できません。体で覚えた事は一生の宝です。


元気な最年少・低学年の組手            少年部上級生 左Urano3級 vs 右Sato2級


手前Urano3級  奥Sato2級の後蹴         左Matunaga初段の回蹴 右 Sato2級


中学生のSato君が果敢に一般部のSuehiro初段に挑戦するも上段の後蹴をもらう 


少年部Urano君も勇気をもって立ち向かうが上段回蹴、上段突きをもらう


少年部の黒帯Matunaga君も善戦するが一瞬の隙を疲れて上段回蹴をもらう。
技術、体力とも勝る一般部の黒帯との組手の経験は大きな財産になります。


世田谷道場の中堅重量級どうしの対戦です。
左 Nakazawa2級 右Miwa3級 個性は違いますが二人ともパワーがあり好試合を展開しました。
Nakazawa2級の上段回蹴が最後に綺麗に決まりました。


左 Nakano初段 右Nakazawa2級
Nakano初段は軽量ですがスピードがあり反応が良いのでパワーファイターのNakazawa2級もなかなか的が絞れません。
一方Nakano初段も相手の実力を知っているのでなかなか決定打が出せません。
上の写真は鋭い上段の突きを狙ったNakano初段ですがNakazawa2級のカウンターの中段で押さえられ決めることができません。


上の写真はNakazawa2級の中段回蹴をNakano初段が受けたのですが、その足を取る形となり、はずみでNakazawa2級がバランスを崩します。その時はたいした状況には見えなかったのですがNakazawa2級は膝をひねってしまい試合は中断となりました。


左 Chikaoaka3級の回蹴 Chikaoaka3級は50才を過ぎていますがパワーも運動神経もあり、もし実戦となったら相当の実力者です。Nakano初段延長の末僅差判定で勝利。
右の写真は東工大大学院に通う文武両道のNakamura初段です。彼も軽量ですがバネと鋭い反射神経の持ち主でNakano初段とはいつもスピード感溢れる組手となります。Nakamura初段の上段回蹴をNakano初段がブロックしたところ。


左の写真はNakano初段の上段回蹴。Nakamura初段のブロックの上なので浅いとみて技ありとらず。Nakano初段僅差判定勝ち。
右の写真は左Nakano初段の軸足を綺麗に刈るNamekawa初段。連続写真@


連続写真A足払いで倒れた所を間髪を入れずに突き。技あり
右の写真は入会間もないMorita君。Namekawa初段の上段回蹴の寸止め。


Morita君の威力のある前蹴り。Morita君は蹴りに威力があります。右の写真はNamekawa初段の上段回蹴の寸止め。


左 Suehiro初段の横蹴 右 Namekawa初段   奥 Suehiro初段 手前 Namekawa初段の後蹴


左 Suehiro初段の前蹴 右 Namekawa初段   奥 Namekawa初段 手前 Suehiro初段の後蹴
この二人の組手はいつも好試合になります。 


左 Namekawa初段 上段突 技あり        左 Namekawa初段 下段回蹴 右 Chokko初段


左 Chokko初段 右 Namekawa初段 突き合い 左 Saisyo初段の強烈な中段突 右 Namekawa初段
Chokko初段はマイペースではありますが着実に実力を上げています。突きの威力はかなりのものです。
Saisyo初段も、突きに関しては相当な威力の持ち主でまず押されて下がる事はめったにありません。


左 Kin2段の強烈な回蹴 右 Saisyo初段     左 Kin2段 右 Saisyo初段の中段正拳突
特別の顔面なしのフルコンルールで行った組手で双方の良い所がでましたが最終的にはKin2段が2段の底力を見せました。 


左 女子部Kさんの前蹴 右Kin2段         左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 @


左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 A    左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 B
余裕で受けていたKin2段ですが、思いのほか伸びるM.I.2級の上段回蹴をもらってしまいました。
ガードの上ではありましたが帯の差を考慮してM.I.2級の技ありを取りました。


左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 C    左 Nakamura初段 右 体験入会Oさん(合気道初段)
合気道初段のOさんは空手の経験はありませんが合気道で鍛えた身のこなしで良い動きをしていました。

2008/12/07
目黒道場の稽古です。
目黒道場は休日の稽古のためかいつも出席率が高いです。
今日も新会員のwatakabe君をはじめ見学者の方も含めて多彩な顔ぶれがそろいました。
冒頭先日行われたK1の試合で決勝戦のボンヤスキー対バダハリでバダハリの反則でボンヤスキーが優勝するといった結果になりましたが、この感想と私の経験をからめたお話をしました。
また、現空研のめざす空手、筋力トレーニングの話、そして我々のめざす強さのレベルの話をしました。
この強さをめざす第一歩としての4つのモードと神経系統の再構築というテーマで本日も稽古を行いました。
勝ち抜き戦の参加者と結果は下記のとおりです。
もちろん、この勝ち抜き戦はガチンコではありません(課題と制限付き)ので勝敗そのものは大きな意味は持ちません。
各自の課題の達成度を試し、各自の目標を明確に自覚する事が主な目的です。
写真は決定的な瞬間を選んで掲載してあります。研究の参考にして下さい。

watakabe君 vs Sawaguti君〇・・・中段前蹴り
Someya4級〇 vs sawaguti君  ・・・僅差判定 
Someya4級 vs Tozen2級〇・・・上段回し蹴り
Hirayama君 vs Tozen2級〇・・・上段突き
Muramatu2級〇 vs Tozen2級・・・上段回し蹴り
Muramatu2級 vs Endou1級〇・・・僅差判定
Okosi君 vs Endou1級〇・・・僅差判定
Hituji初段 vs Endou1級〇・・・僅差判定 
Hituji初段〇 vs Enomoto初段・・・僅差判定 
Hituji初段 vs Okawa初段〇・・・僅差判定
Tanaka初段〇 vs Okawa初段・・・上段突き
Tanaka初段 vs Namekawa初段〇・・・上段回し蹴り×2合わせ1本
Horikomi初段 vs Namekawa初段〇・・・上段回し蹴り
Kawabe二段〇 vs Namekawa初段・・・僅差判定
Kawabe二段〇 vs Uchida2級・・・僅差判定
Kawabe二段 vs Nito二段〇・・・上段逆回し蹴り
I.S初段〇 vs K.Kさん ・・・僅差判定

Namekawa初段  vs  見学者Tさん


 左Sawaguti君のための効いた回蹴        左新会員のwatakabe君の渾身の前蹴


左フルコン他流派出身のSomeya4級の前蹴り  左 Tozen2級の綺麗な上段回蹴


左 伝統系出身で動きの良いHirayama君をTozen2級の右上段突きが襲う。左 Muramatu2級の上段回蹴


右Endo1級の回蹴をMuramatu2級はステップバック 右ボクシング出身のOkosi君の後回蹴


右 Hituji初段の右中段突き(不十分で技ありにならず) 右 Enomoto初段の中段回蹴(不十分で技ありにならず) 


右Okawa初段の上段前蹴り ブロックされる。   左Tanaka初段の左上段突があごを捉える。 


右Namekawa初段の上段回蹴が綺麗に決まる  右Namekawa初段の一瞬の虚をついた上段回蹴が決まった瞬間


左 Namekawa初段の後回蹴            手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真@


手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真A  手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真B


手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真C入ってはいるがブロックの上からなので浅いと判断して技あり取らず。
奥 Kawabe2段の足払いからの中段突き タイミングの遅れから不十分とみて技あり取らず。


左 Kawabe2段のレバー打ち。右善戦したUchida2級 手前Kawabe2段の上段後回蹴 奥Nito2段


右 Nito2段 上段逆回蹴               左I.S初段 右K.Kさん 上達しています。


今日の体験入門者のTさん 伝統系3年の経験者です。私が言うのを忘れていたため最初未経験者だと思っていたNamekawa初段はびっくり。スピードもありとても良い動きをしています。ただ慣れない上段の攻撃には未対応でしたが、来週入会されるそうです。入会すればすぐ上達すると思います。

2008/12/05
一昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
参加人数は少なかったのですが、見学者の方が2名来られ、最近急激な進歩を見せる大学生二人組みも参加して活気ある稽古ができました。
だんだん寒くなってきましたのでストレッチは特に念入りに行います。
欲を棄てて自然体で勝負に臨む事が結果的に勝ちにつながることが多いのですが、人間は欲と煩悩のかたまりですから、なかなか頭では理解しても体はその通りには動いてくれません。
勝負がかかれば稽古でも勝ちたいという欲が頭をもたげます。
敢闘精神は旺盛に保ちながら小欲を捨てる事が大切です。4つのモードの調和です。
勝ち抜き戦の結果は以下のとおりとなりましたが、稽古における勝ち負けにこだわる必要はまったくありません。

一般男子
Yamada君 vs Eguchi3級〇・・・僅差判定 この二人の伸びは驚異的です。
Ando初段〇 vs Eguvhi3級・・・僅差判定 Ando君は安定性が出てきましたしパワーもアップしています。
Ando初段 vs Yamasaki初段〇・・・僅差判定 Yamasaki初段の応援団で鍛えられた根性は皆見習う必要があります。
Yamasaki初段 vs Yanag初段〇・・・上段回蹴 Yanagi初段の上段回し蹴りは今日も冴えました。
レスラー初段〇 vs Yanagi初段・・・僅差判定 レスラー初段の強さと安定感は毎回確実に上がっています。
レスラー初段 vs Ikeda2段〇・・・僅差判定 Ikeda2段の強さは頭一つ飛び出していますが、レスラー初段の猛迫にも注目しています。

女子部
K1級 vs I初段〇・・・僅差判定 K1級はいよいよ初段への挑戦が見えてきました。最近急激に突の威力が増しています。

見学者Kさん vs レスラー初段 体験入会のKさんは空手は初めてですが、体験組手では左右の重いボデーの連打を見せていました。
見学者Gさん vs IKeda2段 体験入会のGさんは体重が50k弱ですが、左のパンチの重さは天性のものを感じます。
体重別で考えるとすごいパワーといわざるを得ません。対戦したIKeda2段がびっくりしていました。


左Eguchi3級 右Yamada君の上段回蹴       左Yamada君 右Eguchi3級の上段回蹴


左 Ando初段の後回蹴 右 Eguchi君       左 Ando初段 右 Yamasaki初段の前蹴

 
左 Ando初段の後回蹴 右 Yamasaki初段    左 Yanagi初段 上段回蹴


左 Yanag初段の回蹴 右Yamasaki初段      左 Yanag初段 右Yamasaki初段の右上段突 


左 Yanagi初段 右 レスラー初段回蹴      左 Yanagi初段 右 レスラー初段回蹴 


左 Yanagi初段回蹴 右 レスラー初段             左レスラー初段 右 Ikeda2段 回蹴


左 Ikeda2段 右レスラー初段  回蹴       左 Ikeda2段前蹴 右レスラー初段


左K1級 上段回蹴  右 I初段           右 I初段 上段突  左 K1級


乱取 左 Ikeda2段 右 Eguchi3級         左 レスラー初段 右体験入会の方


左 体験家入会の方 右Ikeda2段          左 体験入会の方 右     Ando初段y

2008/12/04
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
写真と解説を掲載する予定でしたが明日の大学の講義の準備に時間をとられてしまいました。後日アップします。
取り急ぎ12/03の世田谷道場での稽古写真を追加しました。解説は後ほど。

2008/12/03
昨日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
12月に入り急に寒くなってきましたが少年部も元気に稽古を行いました。
最年少幼稚園児のTuji君も勝ち抜き戦に参加して元気な組手を見せていました。
一般部は、4つのモードの解説とそこに居ついてしまわない事の意義、そしてその稽古に重点をおきました。
勝ち抜き戦も、主眼をそこにおいての組手としました。
組手の対戦は

一般男子
Onabe君 vs Fujimoto4級〇・・・僅差判定
Fujimoto4級 vs Miwa3級〇・・・上段前蹴りと上段突きあわせ一本
Kawakami2級 vs Miwa3級〇・・・上段突き
Miwa3級 vs Chikaoka3級〇・・・上段裏拳と中段突きあわせ一本
Nakano初段〇 vs Chikaoka3級・・・上段回し蹴り
Nakano初段 vs Kubota初段〇・・・上段回し蹴りと上段突きあわせ一本
Kuboto初段 vs Suematu初段〇・・・上段逆回し蹴り
Namekawa初段〇 vs Suematu初段 ・・・僅差判定
Mano初段 vs Namekawa初段 ・・・僅差判定
Saito3級 vs Namekawa初段〇・・・上段突きと足払いからの突きあわせ一本
Suehiro初段 vs Namekawa初段〇・・・僅差判定
Chokko初段 vs Namekawa初段〇・・・上段回し蹴り
Endo1級 vs Namekawa初段〇・・・上段突き
Saisyo初段 vs Namekawa初段〇・・・上段突きと上段突きあわせ一本
Kawano初段 vs Namekawa初段〇・・・上段後ろ回し蹴り
Namekawa初段 vs Hosoda2段〇・・・僅差判定

体験入会の方 vs Hosoda2段
Hosoda2段の息子さん(中学生)〇 vs Suematu初段 上段突き

女子部
Kuboさんは手の負傷のため組手見学
Ichikawa2級vs Namekawa初段

※写真と内容解説を追加の予定。取り急ぎ用意できた写真のみアップ


右 最年少幼稚園児のTuji君 頑張っています。   押し込まれながらも至近距離からの上段回蹴

 
現空研は蹴り技の上手な子が多い。

 
子供にはまず勇気を持つ事、やれば絶対できるという信念を持たせる事が大事です。

 
左 Onabe君 右 Fujimoto4級 二人とも足技が良い。 左Fujimoto4級 右Miwa3級の脱力した上段攻撃  

 
左Miwa3級の上段突 右Kawakami2級       左Miwa3級の上段を捉える右Nakano初段の上段回蹴


左 Kubota初段の鋭い上段前蹴 右Nakano初段 左 Suematu初段の前蹴をブロックするNakano初段


右Namekawa初段の十分たたみこまれた回蹴  左Mano初段のパワー溢れる中段突き


Saito3級果敢に挑戦するもNamekawa初段の下段で撃沈 左Suehiro初段のタイミング良い前蹴


左Suehiro初段 右Namekawa初段         左Chokko初段善戦するも 右Namekawa初段の回蹴をもらう


左 進歩著しいEndo1級の上段回蹴        右Namekawa初段の右上段逆突


左 Namekawa初段の振り打ち           右 Namekawa初段の至近距離からの上段後回蹴


世田谷の重戦車Hosoda2段のパワフルな回蹴  左Namekawa初段 右Hosoda2段の上段突


Hosoda2段に全力でチャレンジする体験入会の方 Suematu初段にチャレンジするHosoda2段の息子さん(体験)
現空研では、体験入会の方にレベルに応じて安全な取り決めの上フルコンタクトを体験していただきます。
フルコン初めての方は新鮮な驚きや感動を体験できます。

 
女子部 Ichikawa2級がNamekawa初段にチャレンジ

2008/12/02
本日Uchida君より先日の大会のビデオが送られてきました。
内容は報告を受けた以上の出来で、私としては3名とも満足のいく内容でした。
動画は近いうちに会員ページにアップしますので会員の方は楽しみにしてください。
本日は世田谷第2道場で稽古を行います。

2008/12/01
二戸伸也初段がKO勝利した東京・ディファ有明で開催された『R.I.S.E.51』の結果

 
右 二戸伸也初段                                         左二戸伸也初段 (写真は上記ホームページより転載)

2008/11/30
速報 Nito(弟)初段KOで勝利
先ほどNamekawa初段よりメールが入りました。
本日東京・ディファ有明で開催された『R.I.S.E.51』で、Nito(弟)こと二戸伸也初段が見事KOで勝利です。
K1出場選手も交えたレベルの高い試合で、相手もかなりの強豪選手ですが二戸伸也初段は終始安定した試合運びで、2ラウンドKO勝利をかざったそうです。
これでプロ転向後また無敗記録を伸ばしたことになります。
詳しい状況や本人からの連絡等が入ったらまたご紹介したいと思います。

2008/11/29
忘年会の日時会場が決まりました。
今回は我孫子道場のレスラー初段、Yanag初段、アビ2段に全面的にお願いいたしました。
詳しくは会員ページをご覧下さい。
我孫子、世田谷、目黒道場合同で行います。

2008/11/28
11/25-2 世田谷道場の組手写真を追加しました。

2008/11/27
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場は所属会員は多いのですが参加者の顔ぶれは毎回異なります。
仕事の関係などでそれぞれ忙しい状況であるとは思いますが、来られる時に来るといった柔らかな決心で続けていれば必ず上達しますし確実に強くなっていきます。
今日は我孫子道場も、神経系統の再構築を課題としました。そしてそれをもう一歩踏み込んだ精神状態の4つのモードに居ついてしまわないというもう一つの課題をぶつけた稽古を行いました。
勝ち抜き戦もそうした前提で限りなく寸止めに近いライトコンタクトで行いました。
今日の勝ち抜き戦参加者は以下のとおりです。

Yamada君(白帯) 二松学舎大学一年 高校時代伝統系空手部 急激にフルコンのテクニックを身につけつつあります。
Karakida1級 合気道2段、しばらく仕事のため休会していたが再起復帰。めきめき実力を付け、以前の状態に戻りつつあります。次は10人組手です。
Miyata1級 仕事の関係で連続で稽古の出来ないことが多いが、時間をかけて着実に強くなっています。いよいよ10人組手が見えてきました。
Matumoto2級 東京理科大学准教授 伝統系有段者 自分の形をもっており、鋭い突き技が武器。文武両道すばらしい。
Ando初段 元自衛官、伝統系有段者 真面目に努力を積み上げ着実に実力を向上させています。
Watanabe初段 通称ソウちゃん。軸にブレがなく、ノーモーションで来る回し蹴りは脅威です。
Yanagi初段 拳道会出身。柔軟性を生かした至近距離からの蹴りはありえない体勢から繰り出します。
Watanabe初段 通称レスラー 元高校教師。レスリング経験者、剣道有段者。打たれ強さとパワーに加え最近は体に柔軟性も出てオールラウンドの実力を持ちます。
Ikeda2段 防具空手2段 高校時代は柔道選手。各種大会で入賞。離れてよし、組んでよしのバランスの取れた選手。
顔面有りの大会でも好成績を残す。弟はキックボクサー。彼はピアノも弾けます。
酔っ払い師範 説明不要。めちゃくちゃ強い。言えない話が多すぎて何も言えない。

下の写真は、絵になる上段攻撃を大目に掲載していますが、実際は下段や中段の攻撃も多いです。

 
Yamada君の後回蹴が決まった瞬間         右Miyata1級 

 
左 Yamada君 右 Karakida1級           左 Matumoto2級の上段突 右 Yamada君 

 
左Ando初段回蹴 右Matumoto2級         左Watanabe初段回蹴 右Matumoto2級    

 
左Watanabe初段 右Yanagi初段回蹴        左Yanagi初段 右Watanabe初段 

 
左Watanabe初段 右Yanagi初段           左Yanagi初段 右レスラー初段 

 
左Yanagi初段 右レスラー初段 上段回蹴        左レスラー初段 右Ikeda2段逆回蹴  

 
左レスラー初段 右Ikeda2段上段回蹴        左Ikeda2段 右上段逆突 右レスラー初段

 
左Ikeda2段 右レスラー初段 上段回蹴       左レスラー初段 右Ikeda2段 右正拳あご突 

 
左 Yanagi初段 右Matumoto2級 上段突     左 酔っ払い師範 上段回蹴 右Ando初段 

 
左 Ando初段 右Ikeda2段 上段突         


左 レスラー初段 右Ando初段    

2008/11/26
試合に出たSionaka初段より報告のメールが入りましたのでご紹介いたします。
出場した3人ともたまたま相手が優勝者、準優勝者、3位という強豪にぶつかったということですね。
くじ運が悪かったという捉え方もできますが、最強の相手と戦う事ができた幸運と捉えることもできます。
相手も勝つために必死の努力を重ねてきた方々です。
こうした方々への敬意とこれで終わらないという本人の決意のこもった文面でしたので皆様にご紹介いたします。
最終的には自分が強くなれば良いわけで過程のこまかい勝敗にはこだわる必要はありません。
それはいつも道場で私が話していることです。

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お世話になります。今日は、土曜日の休日勤務の代休で、久しぶりの平日休みを満喫しています。
先日は、大会に出させて頂き、本当にありがとうございました。
結果は残せませんでしたが、とにかく、得るものの多い大会でした。

Namekawaさんの相手は、どこぞの道場の道場主の方。
ルールの違いで思わぬところでポイントを落としていましたが、とてもいい試合でした。
相手の方はそのまま準優勝でした。

Nito兄の相手は、正道会館の黒帯。とても強い相手でしたが、全く引けをとらぬ戦いっぷりでした。
本戦は「とったかな?」と思ったんですが、引き分け。
延長も引き分けで体重判定へ。
そして、体重が全く同じだったため、再延長へ。試合巧者の相手にここでとられてしまいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
相手の方は3位に入賞しました。

そして、自分です。今回は気力も体力も十分でした。
早く試合がしたくてうずうずしていました。
一回戦からチャンピオンとの対戦でしたが、全く怖くなく、倒してやるくらいの気持ちでした。
最初から上段が決まり、「技ありかな」と思ったのですが、残念ながら主審は認めてくれずダメでした。
その後もプレッシャーをかけ続けて勝ちが見えてきた瞬間の試合終了3秒前。回し蹴りが当たってしまい、技ありを取られてしまいました。(相手の方はそのまま優勝されました。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でも今冷静になって考えると。あそこで勝てなかったのも何かの思し召しかなと。
自分はまだまだ強くなるのり代をいっぱい持っていると自負しています。
現状に満足するな、稽古を怠るな、努力しろ、という暗示だったのかもしれません。
これまでは勝つことしかないという思いで溢れていましたが、負けて腐らず、課題を見つけることも時には大事と前向きに捉えています。
でも、やっぱり次こそはという気持ちが大きいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな素晴らしい機会を与えてくれ、出場を認めてくださった先生に本当に感謝しています。ありがとうございました。
これからも、まだまだ未熟ですが、一歩一歩前進していきますので、ご指導宜しくお願いします。

押忍
目黒道場
Sionaka
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2008/11/25-2
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は久しぶりに移動稽古を主体に行いました。
移動稽古は伝統的な空手の稽古方法で、特に子供の頃の訓練としては効果的です。
少年部の稽古では次の言葉を禁句にしています。それは「いやだ」と「痛い」です。
これを実行するだけで子供達の規律は劇的に向上していきます。

一般部は今日も神経をバラバラにする稽古を主体に行いました。
そして、それを組手で生かせるように、リラックスした形でライトコンタクトでの勝ち抜き戦を行いました。

Saito3級 早大生です。今日は上段回蹴が冴えました。重量級のMiwa3級に敗れるまで勝ち抜きました。
Someya4級 終始攻めの姿勢を保ちましたが惜しくも敗退。
Chikaoka3級 パワーを生かした組手が効果的でした。 
Fujimoto4級 内容は互角の戦いでしたが上段回蹴をもらってしまいました。
Miwa3級 久々の登場ですが、リラックスしてしかもパワフルな攻撃で常に圧力をかけて勝ち抜きました。
Kawakami2級 リーチを生かしてMiwa君の距離をなかなか作らせなかったのが勝利の原因でしょう。 
Sumi2級 スピードがあり反射神経も鋭いものを持っています。久しぶりの組手でしたがすばらしいできです。
Muramatu2級 彼もスピードとパワーがあります。今日はたまたま勝ち抜きできませんでしたが潜在力はぴか一です。 
Nakano初段 鋭い反射神経の持ち主Sumi2級からきれいな上段回蹴を奪ったのは見事でした。しかしたまたまクチビルを少し切ったので大事を取って交代。
Kubota初段 スピードも根性もあり、常に前に押していくアグレッシブな組手が特長です。Sumi2級を破って長身のKawano初段との対戦となりました。
Kawano初段 10人組手完遂から急激に実力を上げてきましたが今日は実力者のKubota初段に敗れました。
Cyokko初段 名前の通り実直な空手で正攻法で攻めまくります。パワーで押して互角の戦いを続けていたのですが延長戦でKubota初段会心の上段回蹴の一撃をくらってしまいました。
Saisyo初段 強烈な突きの連打を得意技としています。今日は良いところをみせて判定勝利を取りました。
Namekawa初段 強烈な蹴技を持つ彼ですが最近は突きとのコンピネーションも冴えています。
Hosoda2段 久々のNamekawa初段との対戦です。これは行き詰る対戦となりました。途中Hosoda2段の突きが顔面に入るNamekawa初段にとっては不運なアクシデントがありましたが大きな相手にも果敢に攻めるいつもの姿勢で白熱した展開となりました。最後はHosoda2段の上段回蹴の技有が勝敗を決しました。
最後はKin2段対Hosoda2段の2段対決です。
最終戦にふさわしい白熱した内容となりました。この二人はいつもかみ合った激戦になるのですが、今回もそうでした。
今日はHosoda2段が技有を取って勝利しました。

女子部
Ichikawa2級対I初段 Ichikawaさんは最近メキメキ腕を上げています。ただせっかくの柔軟性がまだ組手では生かされておらず、押されるて消極的になったところを攻められるので、ここを克服して突き蹴を上下に打ち分けるテクニックが身に付けば一挙に強くなるでしょう。

今日体験入会したTさんは空手の経験はまったくありませんが180Cm近い長身で、一日おきに腕立てと懸垂で体を鍛えておりパランスのとれた体の持ち主です。
今日は黒帯を相手に打撃の体験をしてもらいました。
皆さんいくら殴っても全然効かないので本当に驚いたと感想を漏らしていました。
次回も参加したいということで楽しみにしています。


少年部組手


一般部組手 右Saito3級の右上段回蹴      左Kubota初段の強烈な前蹴り


左 Sumi2級上段突き 右 Muramatu2級      左 Nakano初段の右回蹴 その1 十分にたたみこまれている。


左 Nakano初段の右回蹴 その2 十分たたみこまれているのでスピードと位置を予測しにくい。
右 Sumi2級は中段の反応をしめしガードが下がる。
Nakano初段の右回蹴 その3 ノーガードになった顔面に回蹴が吸い込まれていき技有り。


Hosoda2段対Namekawa初段     Namekawa初段の後回蹴の連続写真3枚


Namekawa初段の渾身の後回蹴は皮一枚で空を蹴る Hosoda2段の上段回蹴


左 Namekawa初段の踵落し 右Hosoda2段    左 Hosoda2段 右 Kin2段の強烈な上段回蹴


左 Kin2段の踵落し 右 Hosoda2段         手前 Hosoda2段の回蹴り


Kin2段の後回蹴 連続写真その1         Kin2段の後回蹴 連続写真その2


Kin2段の後回蹴 連続写真その3

本日Namekawa初段から大会の状況を詳しく聞きました。
またSionaka初段からも詳しいメールをもらいました。
私の与えた課題については概ね満足のいく内容だった事がわかりました。
また新たな自分の課題も見つかったようです。
ビデオもあるそうなので、入手できたら近いうちに会員ページで紹介したいと思います。

2008/11/25
他流派大会に出場した3名は残念ながら今回は結果は残せなかったようです。
ただ今回はルールも違うので勝つということより別の目標というか試して欲しい具体的な課題を与えていました。
それがどの程度実現できたのかが最も重要な事です。
私は試合を見ていませんので道場で詳しく聞いてみましょう。
現空研はルールの異なる多くの空手家の方々も参加していますし、交流も行っています。
また、フルコン、伝統を問わず、希望者は対外試合への参加も自由です。
それは武道としての空手を追求するという目的に利するところがあり、志に共通点があれば他流派の方々とも建設的に交流することは双方にとって意義があると思うからです。
しかし、軸は武道空手であり、ルールのある大会はこれらを実現するための手段としての位置づけです。
それは現空研第一章の理念にも明記してあるとおりです。

このことは道場でも何度も確認しています。
したがって、競技大会に出場する場合一番大切なことはこうした観点で課題を持って臨み、ただ勝つだけではなく武道空手としての自己実現ができたのかという事です。
そして、その視点での成果があれば勝敗は2の次なのです。
勿論そのルール上での勝利も重なることが最良であることは論を待ちませんが、相手はそのルールで勝つために努力を重ねてきた選手であり、容易な事ではありません。
今回の課題の成果があればそれは本人の大きな自信につながるし今後の指針となるでしょう。
一方課題の成果が得られなかったとしたら、それは現時点での問題点として克服すべきターゲットという事になります。
いずれにせよ、このように何事にもチャレンジしていく姿勢は空手だけにとどまらず人生を成功させる大きな原動力となっていくことでしょう。
そういった意味で今回のチャレンジは3人とも「良くやった」というのか私の感想です。

2008/11/22
本日は目黒道場で稽古を行いました。
我孫子、世田谷道場同様突、蹴の誤った回路で固まった神経系統をバラバラにする事を主眼とした稽古を行いました。
この作業は、簡単には成果はでませんが、飽きずにコツコツ溶ぎほぐす事をやっていくと、必ず大輪の花を咲かせることは私が保証いたします。ただこの技術はだんだんできるようにはなりません。
できるまで(分解されるまで)は殆ど成果があがりません。
ある日突然できるようになり、一旦できれば劇的な総合力の向上が体感できそれは一生消えることはない、そういった性質のものなのです。
恐らく脳の中に新しい回路が形成されるのではないかと思っています。
自転車に乗れる技術やスキーやスケートの技術と共通のものがあります。
今日のハイライトは何と言っても剛柔流神田錬成館のYamamoto先生と卓越した技術の持ち主後輩のNojiri2段の参加です。
Nojiriさんには勝ち抜き戦のメンバーに入ってもらいました。

今日の勝ち抜き戦参加者は

Horii(白帯)君 出席率が高く確実に上達しています。
Sawaguchi(白帯)君 軽量ですがセンスが良く反射神経もすばやいです。
Someya(4級)君 某有名フルコン空手経験者で常に前にでる組手で圧力をかけます。
Hirayama(T白帯)君 Tanaka初段の紹介で伝統系出身で技にスピードがあり実力は白帯ではありません。
Watanabe(R1級)君 しばらく休会していましたが、復帰してメキメキ上達しています。次は10人組手です。
Nogi初段 基本に忠実な正統派の空手です。どんなに強い相手でも臆することなく自分の空手を貫きます。
Horikomi初段 イタリアで松濤館空手を学び日本帰国して現空研に入門し黒帯をとりました。
Mizuguchi初段 技術、パワー大変バランスがとれた組手が特長です。めったに下がりません。
Takagi初段 伝統系の黒帯を持ち、伝統系の飛び込みの速さに体力を生かしたパワー系の空手技術が加わった強豪です。
Endo(1級)君 10人組手を控え、最近急激に実力を上げてきました。自分より体力のある相手でも押されることはめったにありません。
Uchida(2級)君 100Kg近い筋肉質の体格と真面目な稽古で物凄いスピードで上達しています。少林寺拳法も有段者です。
Kawabe2段 現空研東京道場では最古参のベテランですが、常に向上心を絶やさず確実に強くなっています。東京の代表メンバーの1人です。少林寺拳法も4段の腕前です。
Nito2段 東京道場の代表メンバーの1人で、第一回現空研空手道大会の無差別級優勝者です。

原則は帯順ですが毎回適当に順番を入れ替えいつも同じメンバーの組み合わせにならないようにしています。
今日は主に茶帯の会員を黒帯の中に混じるような組み合わせにしました。
後、Namekawa初段は、試合前の調整期間なので大事を取って勝ち抜き戦は出場をやめ、Ozaki初段も遅れて到着し、参加にまにあいませんでした。

出稽古に来られたNojiri2段の初戦の相手はUchida2級です。
Uchda君は、最近上達が著しく勝ち抜き戦でNito2段を破ることも有る程の成長を見せています。
今日は強豪のNojiri2段に臆することなく挑み善戦をしました。
一方Nojiri2段は初めての現空研での組手なので遠慮もあり、おとなしい出足となりましたが、組手をコントロールしていましたので判定勝ちとしました。
しかし、要所要所でみせるテクニックはさすがYamamoto先生の秘蔵っ子だけあって高度なものでした。
二人目のkawabe2段の頃には固さもほぐれてきてリラックスした組み手になってきました。
お互いの持ち味も少しづつ出せるようになってきましたが、まだ遠慮もあって思い切った攻撃にはいたりませんでした。
しかし、瞬間のチャンスを捉えたNojiri2段の上段回し蹴りガードの上からではありましたが決まり、ガード不完全とみなして技有を取りました。そのまま時間切れとなり、最後の相手はNito2段です。
最初にライトコンタクトという条件も言ってありましたし、Nito2段は試合を控えていますのでこの組手もガチンコではありません。しかし、双方とも自分の持ち味を生かしたリラックスした高度な組手を展開しました。
Nito2段の上段蹴りが浅めではありましたが入り、ライトコンタクトの試合でしたので技有をとり試合終了となりました。

せっかくの機会ですからNojiri2段に、次期10人組手挑戦者茶帯二人Watanabe君とEndo君とHorikomi初段を相手に3人組手を行ってもらいました。
3人とも良い勉強になったと思います。

少年部はTakagi初段のご子息のTakagi君とOzaki初段のご子息Ozaki君がいつものように好試合を展開しました。
Ozaki君がころんだ時ひじを床で打って痛そうでしたが大事にいたらずほっとしました。
女子部は、久々の登場のKanaちゃんとめきめき上達してきたKuboさんが気合の入った組手を見せてくれました。
今日はYamamoto先生の前もあってKanaちゃんの中段突きが炸裂しキャリアの違いを示していました。
しかし今日一番の出来はTakagiさん(初段)です。接近しての鋭い上段突きが冴え渡りました。
Ichikawa(1級)さんも押され気味ではありましたが、鋭い突き蹴りの連打を最後まであきらめず出し続け判定勝ちを収めました。
最後の全員の5本連続乱取(スパー)では、Yamamoto先生にも指導を兼ねて参加していただき、多くの会員が良い勉強ができたと思います。

 
Uchida君(右)の果敢な上段突き 左Nojiri2段   Nojiri2段の右上段回蹴で技有 左Kawabe2段 

 
左Nito2段左上段回蹴で技有 右Nojiti2段     少年部 左Takagi君 右Ozaki君

 
Kanaさんの右中段逆突技有 善戦のKuboさん左  左木初段の戦慄の右カウンター 技有


Yamamoto先生の裏拳がNogi初段の顔面を捉える。

Yamamoto先生より過分なメールをいただきましたのでご紹介させていただきます。(一部お名前の表記等を変更)
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昨日は、ご指導頂き有難うございました。
園田先生の卓越した理論と深い経験に裏打ちされた現空研の稽古は、本当に素晴らしいものでした。
参加する度に目からウロコで、学ぶことが多いです。
Nojiriも大変感激しており、是非またお邪魔したいと申しております。
私は、彼には、小手先のテクニックに走るのではなく、相撲で例えれば、どんな相手でも正面から押す電車道を目指してほしいと考えています。いろいろな状況や相手での経験をつむために、これからも出稽古させて頂ければと思います。

今後もよろしくご指導をお願いいたします。
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謙虚で謙遜された内容ですが、先生ご自身もハードなトレーニングを物語る筋力、そして柔軟な体、鞭のようにしなる回蹴など、模範演技として披露していただき現空研全員大いなる勉強をさせていただきました。
これからも後輩、お弟子さんともどもお気軽に出稽古に来ていただき、お互いの稽古そしてご指導もいただける事を期待しております。

2008/11/22
本日は目黒道場で稽古を行います。
今日は剛柔流神田錬成館のYamamoto先生が後輩でお弟子さんのNojiriさんと出稽古に来られます。
以前一度出稽古に来られ、そのあと現空研のメンバーも出稽古にお伺いさせていただきました。
Yamamoto先生は当然ですが、Nojiriさんも凄腕という話はメンバーから聞いております。
なお本日はイタリアで仕事を続けていたHorikomi初段の奥さん(松濤館)が日本に帰国され、道場に来られます。
皆さんふるってご参加ください。
なお、24日に試合を控えた出場選手たちは調整期間に入っていますので、ハードな組手は控えさせます。

2008/11/19
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今までずっと効かす突き、蹴りというコンセプトで稽古を重ねましたが、これからは突き、蹴りの神経系統をバラバラに再構築して、互いの運動の無駄な連携を断ち切り新たな格闘のために最適化した神経のシステムを構築するという基本方針で稽古を行います。
分かりやすく言えば、ピアニストが右手と左手とまったく違うメロディーを苦もなく同時に弾きこなす神経システムの空手版です。
また突き、蹴りは当てる対象の質量や質感をどれだけリアルにイメージできているかということがそれが効くか効かないかの分かれ道になります。
今日も大学生のEguchi君Yamada君の上達が感じられました。
今日は組手の順序を大幅に変更してやってみました。
特にYamada君を黒帯の中に入れ、重量級の実力者レスラー初段を軽量の部に組み込みました。
また、軽量級のYamasaki初段を重量級に入れました。
さすがに、上達したとはいえ大学生のEguchi君からは簡単に一本を取っていました。
本日の組手で一番印象に残ったのはYamada君が上段回蹴りでYanagi初段から技有りをとった組手です。
あの上段得意のYanagi初段のお株を奪う上段蹴りは見事でした。
まあその後、乱取の自由組手ではしっかりお返しをされていましたが、進歩が本物であることが証明されました。
Ando初段とアビ2段もAndo初段は臆することなく果敢に重量級のアビ2段に挑んでいましたが、最後にカウンターの後ろ蹴りを決められてしまいました。
アビ2段は軽く出したつもりだったと思いますが綺麗にカウンターできまったので効かされてしまいました。
ラストのパオ2段とアビ2段も延長の末僅差判定でパオ2段の勝利となりましたが、試合であれば旗判定がどちらにあがってもおかしくない白熱した内容でした。
女子部のKikuchiさんが先週から大分気合の入った組手を展開しています。突きに威力がでてきました。
今日は筑波大学の大学院生の方が体験入会しましたが、黒帯の皆さんに丁重に教えていただき大変楽しかったというメールをもらいました。 

2008/11/17
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
変則的な月曜日の稽古だったので人数は少年部、一般部とも少なかったのですが、人数が少ない場合は少ない人数でしかできない稽古を行います。
少年部は、裏拳を使った技を主体に稽古し、勝ち抜き戦も2周回しました。
入会したばかりのTuji(弟)君はまだ6歳ですが今日始めての組手でも果敢に攻撃の姿勢を見せ将来が楽しみです。
一般部は、個々の筋肉を独立して効率よく働かせるため、神経システムを再構築する事を目的とした稽古を行いました。
これは、ピアノを弾くテクニックを空手に応用したものです。
勝ち抜き戦では、今日はYosida君が活躍しました。
Yosida君は昔我孫子で稽古していた復帰組ですが、重いパンチに磨きがかかってきました。
Yosida君の勝ち抜きを阻止したのはNakazawa君です。
Nakazawa君は長身を生かした上から叩きつけるような回し蹴りが得意ですが、最近会員は皆それを警戒するようになって簡単には食わないようになってきました。
しかし、その為の防御の体制は他の攻撃に対しての守りは薄くなるわけで得意技を持っている有利性は確実に確保されます。
今日もNamekawa初段と良い組手をしていました。
Nakazawa君は最近プログもはじめましたのでご紹介いたします。(目黒の税理士 稽古日誌
おもしろいのでぜひご覧下さい。
緑帯のChikaoka君は相変わらず馬力がありますし、Kawakami君も最近復帰した1人ですが、大分調子が戻ってきたようです。
テコンドー出身のWakamatu君も久々の参加ですが蹴り技の切れを相変わらずです。
黒帯はCyokko初段、久しぶりのSuematu初段、Saisyo初段、Oyama初段、それに大会を控えたNamekawa初段が参加しました。
Namekawa初段は今日は、黒帯全員を勝ち抜くという順調な仕上がりを見せていました。
黒帯との全ての対戦はリラックスした中にも中段のド突き合いも含まれ、突きの威力が増してきている事が感じられました。
特にOyama初段とは我孫子道場での組手の再現になりました。
女子部のIchikawaさんはSuematu初段との対戦で初めて技ありを取り確実に上達している事を証明しました。

Suematu初段は工業デザイナーですが彼のグループ展が今年も開催されます。明日18日(火)から23日(日)までです。
場所は地下鉄表参道A3出口の前の表参道ビル4階です。JAM展「家」
Suehiro初段も参加していますので、お時間ある方はぜひどうぞ。

2008/11/16
Nito(兄)2段、Sionaka初段、Namekawa初段の3名が、他流派の大会に出場します。
第3回全日本武術空手道選手権大会です。
日時 11月24日(月・祭日) 9:45 開会式
場所 神奈川県川崎市とどろきアリーナ メインアリーナ

Nito(弟)初段のキックの試合の紹介です。
彼はプロの試合で無敗を誇っています。
K-1 WORLD MAXで活躍した選手も参加します。
11月30日(日)東京・ディファ有明で開催される『R.I.S.E.51』です。

どちらも応援に行ける会員はぜひ応援に行ってください。

こういった大会はチャレンジする精神が大切です。
我々の目的は武道空手の実践ですが、このような大会への前向きな姿勢も評価に値します。
結果はついてくるもので、ルールも現空研とは異なりますので勝ち負けに一喜一憂する必要はありません。
自分の空手道、そして人生においてその経験を財産としより良い自分の構築の糧にできれば良いのです。

コラム追加しました。人は進歩という強力な武器を手に入れた。(2008/11/16)

2008/11/13
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
試合を控えたNamekawa初段が出稽古に来ていました。
また、参加メンバーもいつもと顔ぶれが違っていて、久しぶりに顔を見せてくれた会員が多くいました。
せっかく遠方からNamekawa君が参加しましたので、組手は特別メニューで、黒帯全員との連続対戦を組みました。
ただNamekawa君は風邪が完全に直っておらず、スタミナ面での不安はあったのですが、せっかくなのでやってもらうことにしました。
本人は、いろいろ不満も多かったようですが、私の目からみて、体調の悪さも勘案すれば内容は大変良かったです。
まず、試合感が研ぎ澄まされており、全体の動き、特にバランスが非常に良い事が目立ちました。
攻撃が上段、下段にかたよらず、かといってワンパターンの散らしでもなく、例えば下段に集中するように見せておいての絶妙のタイミングでの上段蹴りは、さすがの我孫子の猛者も何人かモロに食っていました。
体調不完全のためスタミナの消耗は普段より激しかったのですが、体調が良ければもっと多彩な攻撃をしていたでしょう。
大学生のYamada君は最近急激に上達を見せています。また同じく大学生のEguchi君も良いものをもっており、二人の対戦を見ていると将来が楽しみです。
10人組手を控えたMiyaji君も忙しい中久しぶりの参加でした。
久しぶりの急な組手のため、本来の彼の空手ができなかったようですが、100mを10秒台で走る脚力を持つ彼のことですから、稽古の時間が作れればあっというまに本来の力を取り戻すでしょう。
勝ち抜き戦で大活躍したのは茶帯のMatumoto君です。
間合いの取り方と上段の突きのタイミング、スピードに磨きがかかってきて、不利な状態からも一発逆転の攻撃が効果的でした。最後のスパーではNamekawa君の下段攻撃でだいぶ効かされていたようですが、対処方法も教わっていたようです。
Hirayama初段は安定した力があり、選抜戦、勝ち抜き戦、スパー全てに余裕を感じました。
Yanagi初段は勝ち抜き戦ではたまたま僅差の判定負けで活躍できませんでしたが実力は確実に上がっています。
日大空手部OBのOyama初段は、勝ち抜き戦のチャンピオンになりました。
Namekawa初段との選抜戦では壮絶な中段のド付き合いを演じ、延長の末判定引き分けでしたが体育会系の根性を見せた試合でした。
Ando初段は殆ど休みなく道場に通い、着実に力をつけている強豪ですが、今回はNamekawa初段の上段の回し蹴りを食ってしまいました。
彼がああいう負け方をするのは珍しいのですが、これはNamekawa初段のタイミングの取り方が一歩先んじていたということでいたし方なかったでしょう。良い経験になったと思います。
女子部のKikuchiさんもAndo君を相手に重い突きを出す感覚がだいぶ飲み込めてきたようです。
最後に酔っ払い師範とNamekawa初段のライトスパーは大変レベルの高い組手となりました。

2008/11/09
先週水曜日は我孫子道場で稽古を行いました。
突きにおいて体重のかけ方、そして手首強化の意義を畳を突く実体験で感覚としてとらえてもらいました。
効かせるのに力はあまり必要ありません。
効かすという実体験を体が感覚として覚える事、これが最も大切です。
この感覚を掴むと後は全ての稽古を脳が自動的に有機的に蓄積してくれるのです。
この感覚を掴まないかぎりこうしたサイクルに入れません。まずは実感する事。これが大切です。
本日は目黒道場で稽古を行います。
久しぶりにコラムを更新しました。みかんの食べ方 

2008/11/05
最近の稽古では、効かせる突き、蹴りを執拗に繰り返し強化しています。
顕著な効果がでているのですが、稽古に参加している全員が上昇しますので、なかなか個人レベルでの実感とはなっていないようです。
そこに、しばらく休んでいた会員が組手に参加すると、たちどころに餌食(?)になるという現象が頻繁に起こっています。
餌食という言葉はちょっと言いすぎですが、思わぬところに軽く当てられた突きが効いてしまうという現象です。
目黒道場、世田谷道場でこの現象が頻発しています。
昨日はNamekawa初段が、体調は万全ではないないものの順調な仕上がりを見せていました。
最後のKin2段との対戦では、中段を効かされていましたが、何人も勝ち抜いた後という事を勘案するとすばらしい出来といって過言ではないでしょう。
最近、休会の会員の復帰が目だっています。すばらしい事だと思います。
世の中は不景気の風が吹きまくっていて個々には空手どころではないという方も少なくないとは思いますが、むしろこういう時代だからこそ、強力な精神的なバックボーンとなる武道との接点を持つということに更なる意義を感じます。
今日、アメリカの大統領選挙で民主党のオバマ候補が勝利しました。
彼の演説はいつ聴いても首尾一貫していて主義主張にブレのないさわやかさを感じます。
しかし、もっと心を打たれたのは敗北した共和党のマケイン候補の敗北宣言です。
最後まであきらめず全力で戦い、そして敗北しました。
いつもアメリカの選挙で思うのですが、敗者の演説のすばらしさです。
今回のマケイン候補は特に印象が深かった。
アメリカ初の黒人大統領の誕生を祝福します。
そして、一旦彼が大統領になると決まれば、今度は互いに協力して現在の国難に立ち向かう姿勢を鮮明にします。
オバマ候補の祖母が彼の成功を見ないまま先日亡くなられた事に哀悼の意を表明します。
これらを原稿を読むことではなく、自らの口で自らの文章で語りかけます。
たまたま、見たテレビでは同時通訳が上手でなかったのですが、本当に感動しました。
やはり本当の意味で民主主義が成り立っている国だと実感しました。
我が日本はこの国と競っていかねばならないのです。
敵ではありませんが、平和的な競争相手であることは間違いありません。
彼らの精神的バックボーンである自由主義に対抗できるわが国の精神的バックボーンは武士道だと思います。
この二つは外見はかけ離れていますが実は深いところでは多くの共通点を持っているのです。
また別の機会で詳しく論じてみたいと思いますが、一つだけ言いますと、
それは「自尊他尊」の精神です。
言葉をかえればフェアプレイです。
アメリカはきっと再生するでしょう。
しかし我々日本はさらに上を行く事を信じています。

2008/10/28
日曜日の目黒道場の稽古では、突きに関しての最近の特訓の効果が顕著に見られました。
まだまだ、私の想定するレベルは全員もっともっと上なのですが、効かせるとういことの原理が皆わかってきたという実感があります。上手くできなくても、もう少しでできそう、あるいは時々良いやつが出る、といった感じです。
特にNito(兄)2段、Namekawa初段は、大会を目指して調整している事もあり、急激に威力を増しています。
全員のライトコンタクトで総じてリラックスし、しかも重い突きが増えたという実感がありました。
初心者は基本を崩さないように、さらに脱力を意識的する事、上級者は、威力に強弱をつけ、相手の対処を一定で済まさないようにすると重い突きの威力がよりいっそう増します。
具体的なやり方は道場でこれからも解説したいと思います。
株式の暴落など不景気の波で仕事が大変になり、なかなか稽古時間が取れない方も多いと思いますが、やれない時は休んでも構いません。大切な事は大きなスパンで考えて継続することです。
空手で強くなる事も仕事でピンチを切り抜けることも、原理は同じです。
常に前向きで考える事。あせらない事、あきらめない事。やわらかな決心で困難を粉砕していきましょう。

2008/10/26
先週の我孫子道場は、効かせる突きの稽古の最終段階として、全員に畳をサンドバッグ代わりとして、突きの実演をやってもらいました。
想定は自分より20Cm背の高い相手を仮想して、効果的な突きを入れるというものです。
普通にサンドバッグを叩く場合、誰でも本能的に自分が最も打ちやすい位置を選びます。そして立ち位置や歩幅も自分の最適地に取ります。
この状態では、誰でもそこそこのパンチは打てるのです。
ましてや、多少の技術があれば相当威力のある突きを出せます。
しかし、この打ち方は実戦では殆ど役にたちません。
なぜなら、相手も攻撃をする状況で、自分に最適な位置関係に身を置き、しかも最も打ちやすい位置がノーガードで空いている状況など殆ど起こりえないのです。
しかしある工夫をすることでガードの死角から急所に有り得ないような重いパンチを叩き込む事が技術的に可能なのです。
一旦コツを掴めば、これを実際の組手で冷静に出せるようになるのは時間の問題です。
パンチの弱い人は体力がないからではありません。
自分のパワーを有効に使うための技術が無いからなのです。
人の潜在的なパワーは物凄いものがあります。(これは体力に限ったことではありませが)
この眠っているパワーをいかにして顕在化させるか、これを技といいます。
実は今日は私は阿佐ヶ谷のジャズフェスティバルに出演します。
私は以前から楽器演奏と空手の技術には多くの共通点があるという事を道場でもよく話しております。
現空研の黒帯は皆潜在ピアニストだとも言っています。
逆に、音楽家の方は皆潜在空手家とも言えるのです。
名ピアニストともお会いできますので、ぜひ空手をお誘いしてみるつもりです。

阿佐ヶ谷JazzStrssts メインホームページ
http://www.asagayajazzst.com/

私の出演する「にしぶち」
http://www.asagayajazzst.com/modules/information/index.php?content_id=51

本日は昼すぎ2時ころからリハーサルをやっていますのでお近くの会員は遊びに来てください。
正式には夕方6時からで、こちらは有料になっていて予約でいっぱいのようです。

2008/10/16
先週末から今週は、目黒、世田谷、我孫子とも効かす突きを徹底的に稽古しました。
各道場で、私が効く突きと効かない突きの実演をし、その突きを受けてみる人を募ったところ次々と希望者が現れたのには驚きました。
結構自虐(?)な人多いですね。でもその積極性が大切なのです。
腹筋を鍛えている人も多く普通では効かす事は難しいのですが、例のコツを掴めば誰でも脱力した状態で内臓まで効かす事が可能です。実演してみせた突きは、一見軽そうに見えたと思いますが受けた人は想像以上に内臓にきているはずです。
我孫子の学生のYamada君は伝統系の経験者ですが、現空研式の脱力した突きのコツをかなり掴んできました。
突きで圧倒的に効かすことのできるのはアビ2段です。
2段以上の会員は全員重いパンチの持ち主ばかりですが、完全にコツを掴んで自由自在に使いこなせる、といったレベルに達している人はまだいません。
組手の最中に突発的に良い突きを見せる会員はいますが、次に意識しすぎるとパワーだけが空回りしがちです。
皆かなり掴みかけてはいるのですが。
アビ2段、Ikeda2段、酔っ払い師範のドツキ合いは迫力がありましたね。
目黒ではNito(兄)2段、Kawabe2段、Uchida君が重い突き,を出していました。
世田谷では、先週のKin2段対Mano初段、今週はNamekawa初段対Mano初段が良い打ち合いをしていました。 Saisyo初段も重い突きの持ち主です。
大会に出る3人には何としても短期間でコツを掴んでほしいと思っています。

お知らせ
Yosimitu初段が近々結婚します。その彼女を目黒道場で紹介されました。皆の前でYosimitu初段がキチンと挨拶され、皆の祝福を受けました。すばらしい彼女です。お幸せに。

2008/10/08
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
中鉢筆頭師範、木村師範、酔っ払い師範に、Ikeda2段、アビ2段、その他強豪の黒帯がづらりと揃いました。
豪華メンバーが揃ったところで、今日は基本稽古はとばして、倒すための突きの稽古を集中して行いました。
アビ2段、レスラー初段、Yanagi初段他かなりコツを掴んできた会員もいます。
新人の大学生二人もなかなか良い組手をみせてくれました。
全員確実に「倒せる突き」の輪郭が見えてきつつあるようです。
しかし、私のイメージするレベルはこんなものではありません。
もっともっと圧倒的な破壊力を持ってほしいのです。
先日偉大なる王監督が引退されましたが、あの一本足打法も、原理は同じです。
打とうと欲を出すと打てません。突きも同じです。
しかるべきポイントの強化と脱力とスピード、毎日5分10秒の鍛錬で半年で誰でも生まれ変わります。
今日の稽古の最後は勝ち抜き戦と乱取を行いました。
乱取(スパー)は師範も全員参加でレベルの高い、しかも迫力ある組手が展開されました。
久々の中鉢師範対木村師範も実現しました。

2008/10/07
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は、先週からの流れで、効かす突きの特訓です。
少年部も今日は突きに強化した稽古を行いました。
休会だったMiwa君が元気に姿を見せてくれました。
さっそく体の大きなMiwa君や、筋肉のかたまりMano初段を実験台に使って効かす突きの具体的な解説を行いました。
後は、全員で体験してもらいます。
脱力、抜重、固定、イメージ、呼吸法などがキーワードになります。
コツさえ掴めば、あっというまにパンチ力が3倍くらいになります。
しかも、極めて省エネのテクニックなのでスタミナに自信のない人も、というよりスタミナに自信のない人ほど強力な武器と成り得るのです。
今日の見学者の方は大学で伝統系の空手の黒帯をお持ちですが、こういう稽古は見た事もないはずです。
早速体験していただきました。
このコツを身につけると、全てのスポーツに応用が利くようになります。
ゴルフなら劇的な飛距離のアップを体験する事になります。
今日の勝ち抜き戦は早速防具をつけてガチンコの「ド突き合い」という変則ルールで行いました。攻撃が許されるのは防具のカバーしている範囲のみで蹴りは一切禁止です。
条件は一つ、常にフルパワーで打ち合う事。
後半の黒帯になるとさすがに突きの威力が大いに感じられるようになりました。
最後のKi n2段と休会復帰したMano初段の対戦は、お互い重い突き(パンチ)の応酬となり見ごたえがありました。

2008/10/05
昨日は目黒道場は久々の稽古でした。
Nito(兄)2段、SuzukiR2段はじめ、Sionaka初段や陸上自衛隊のパワーファイターIkarasi君、外国語大学の講義を無事終了したHorikomi初段、その他強豪の黒帯がづらりと顔を見せてくれました。
Sionaka初段から、他流派全日本大会出場の希望は聞いていたのですが、Nito(兄)2段、Namekawa初段も出場の許可の申請がありましたので勿論許可いたしました。
試合形式は顔面なしのフルコンタクトルール(防具、拳サポなし)なので、通常の現空研ルールとは違います。
他流派の試合に出場するには、まずルールの認識が大切です。
現空研の目指す空手は武道空手、素手の勝負で禁じ手がない場合の最強の戦い方を研究しています。
ルールのない場合の戦い方で最適化を行った方法は必ずしも全てのルールで最強とは限りません。
そのルールで磨き抜かれたテクニックはそのルールにおいては当然洗練されたテクニックとなっています。
生半可な気持ちでは勝てません。
昨日は、こうした試合に臨む者の心構えと、その意義、そして実践的なテクニックを示し、稽古を行いました。
フルコンタクトの空手において共通する絶対的な持ち駒となりうるのは圧倒的な破壊力、威力です。
これがあれば、少々のテクニックは粉砕されてしまいます。
この圧倒的な破壊力は現空研空手の真髄でもあります。
もちろん、力だけに頼るなどという原始的な方法ではありません。
物理学的、生理学的、心理学的な整合性を持った技術で、普通の社会人や学生でも限られた時間でこれを達成することが可能であると私は信じてこれまで活動しこれからも活動し続けるつもりです。
今回の3名の挑戦は、あくまでこういった現空研空手の確認の場であって目的ではありませんが、やはり出場するからには全員優勝を狙うという気構えで行ってもらいます。
勿論結果は問いません。たとえ惨敗しても、長い人生の中でこれを大きな糧とできるかどうかは本人しだいなのですから。

2008/10/04
今週は世田谷道場、我孫子道場で新しい帯と認定状の授与を行いました。
新たに帯に色がついた会員、そして新しい黒帯が誕生しました。
特に黒帯を取得した人は、より大きな自信と誇りを持ってこれからも上位を目指してがんばって下さい。
本日は目黒道場で新しい帯と認定状の授与と稽古を行います。
他流派主催の全日本大会に出場予定のSionaka初段や陸上自衛隊のパワーファイターIkarasi君も久々に稽古に参加します。
他にも休会中の会員の復帰も増えてきています。
アメリカの経済の混乱や痛ましい事件など暗いニュースの多い昨今ですが、空手を続ける根性があればどんな困難にも打ち勝つ事ができます。
まず継続する事。人生あきらめる事さえしなければ何事も必ず達成できます。

2008/09/30
夏期の全ての審査が終了し、最終的な合格者の発表を会員ページにて行いました。
夏季合宿から始まり、各道場で熱のこもった組手審査、基本審査、形審査が行われ、特に、黒帯を取るための最大の関門である10人組手、それに2段への必須条件である15人組手は本当に厳しいものがあるのですが、これを突破した新たな猛者たちが誕生しました。
人それぞれの考えと覇気でチャレンジした審査だと思いますが、一つだけ確実に言える事は現空研の黒帯は実力の証明です。
苦しい組手を乗り越えたという実績と自信は人生のあらゆる場面できっと大きな力となります。
本日から各道場にて順次、帯と認定状の授与を行います。

2008/09/24
本日は我孫子道場で稽古を稽古を行いました。
今日は特別メニューでノンルールのガチンコ勝負で体力のある相手に対する効率的な空手家の攻撃方法というタイトルでいろいろ状況を変えて考察しました。
アビ2段をはじめ、Suzuki初段、Tokiwa君など圧倒的な体力の持ち主にハード防具を付けてもらって攻撃するという分かりやすい方法です。
私の過去の体験や、見聞した事、テレビで放映された異種格闘技戦などを引き合いにだし、擬似体験させるという方式で行いました。
防具の上からでも内臓に効かせる打撃は可能だということが実体験できたと思います。
組み合っての打撃方法、ひじの使い方、ヒザ、関節技などを効果的に融合させて圧倒的有利な状況を作る方法です。
もちろんこういう状況はあってはならない事なのですが、最近異常な事件が多発しているおり、まったく無駄な努力という感じではないところが複雑な気持ちです。
圧倒的な強さを身に付ける事がいろんな行動にゆとりをもたせ、これが無駄な争いを少なくする原動力になるというのが私の基本的な考えです。
それにしても、最近の幼い子供たちに対する凶悪な事件が多発する事には本当に憤りを感じます。

2008/09/19
今週は忙しくて、更新が滞っていました。
世田谷道場では、組技系の格闘技対策なども含めたノンルールでの戦い方の心構えと具体的な方法論について説明と稽古を行いました。
我孫子道場でも同じ稽古を行う予定でしたが、今週は所用で行く事ができませんでした。
酔っ払い師範も今週は都合がつかず、タケオマン2段とIkeda2段が指導を行いました。
目黒道場は学校行事の関係で、今月は終了で来月からになります。
時間の都合がつく方は世田谷道場またはと我孫子道場にぜひ出稽古に行ってください。
特に我孫子道場は古参の強豪(高段者)が時々顔を見せますので、勉強になる事が多いですよ。
世田谷道場と目黒道場の新しい日程表をアップしましたので参照してください。

2008/09/13
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日はすばらしい方の訪問がありました。Kanaチャンの剛柔流の師範であるY先生(6段)がお見えになったのです。
私の京都時代の先生も良くご存知でした。
Y先生は、現空研の東京道場が開設される前からホームページをご覧になっており、アメリカに出張されていた時も時々ご覧になっていたというお話を伺い大変うれしく思いました。
職場の後輩のSさん(茶帯)も一緒に現空研の体験をしていただきました。
また今日は、先日キックの試合で優勝したNito(弟)初段も顔を見せてくれました。
Nito(弟)初段は、あばらを痛めていたのですが、ライトコンタクトでやるし、せっかくだから組手していこうよ、と無理やりに勝ち抜き戦に参加してもらいました。
また、少年部も元気な3人組(Takagi君、Ito君、Ozaki君)が揃いましたので、まずは少年部からの勝ち抜き戦です。
少年部の3人は昇級審査を境に、全員が一気に進歩を見せています。今日もそれぞれの持ち味を見せた良い組手が続きました。
一般部男子は、帯順、体重順で行いました。
白帯も、他流派、他武道経験者がいて、なかなか迫力のある良い組手が続きました。
もう少しリラックスできれば申し分ありません。
色帯の部に入ると、接戦が続きました。
今日は高校生のTakagi君(先般10人組手達成して初段取得)がプロキックボクサーになったNito初段に善戦しました。
最初は余裕をもって対戦していたNito(弟)初段を延長戦で本気にさせました。かみあった良い組手でした。
Nito(弟)初段はあばらを痛めていましたが、さすがプロでもまれているだけあって、一発の威力がグンと増しています。
実力のある黒帯を何人か抜いて、Namekawa初段との対戦になりました。
これはなかなか見ごたえのある対戦となりました。
Namekawa初段は得意の上段回蹴、後蹴と電光石火の攻勢をかけていきます。
一方Nito(弟)初段も得意の打撃戦に持ち込もうとします。ただあばらを痛めているせいか、得意の接近戦で自分の距離までつめない場面が見られました。しかし、後回蹴なども交えて技が多彩になった事を感じさせてくれました。
この戦いは延長戦の末僅差判定でNamekawa初段の勝利となりました。
もう一人今日目立ったのはHorikomi初段です。
今日の彼は力みのない良い突き、蹴りが何発か見られ、それが印象的でした。
終盤は重量級の黒帯が続き、ライトコンタクトとはいえパワー空手の激戦となりました。
決勝戦はNito(兄)2段とKawabe2段との対戦になりましたが、この組手に限りフルコンタクトにしました。
お互い、効かす突きの応酬となり、大変見ごたえの組手となりましたが、まだ完全に脱力できた理想の突きには至っておらず二人ともまだまだ強くなる余地はかなりあります。
女子部は、新人のKuboさんとKanaちゃんとの対戦で始まりました。
もともと突きの素質のあるKuboさんですが、パワーもあり技術もある空手暦の長いKanaちゃんが順当に勝ち抜いていきます。
前回やぶれた黒帯のTakagi初段との対戦ですが、今日は中段の前蹴りが決まりました。(たまたま防具のしたから入ったのでかなり効いてしまいました)
後半S初段には押されましたが、パワー空手全開でした。
Ichikawaさん、今日は慎重になりすぎていつもの得意の高い蹴りが出ませんでした。
多分相手の動きが見えるようになってきたのでしょう。
上達の途上でよくある現象です。
ダメもとで「エイヤ」と攻勢をかけてみるのも稽古の一環としては有効な方法です。
出稽古のSさん(茶帯)にはSuehiro初段(現空研大会中量級チャンピオン)と組手体験していただきました。
最後の乱取(スパー)では、Y先生(6段)にお願いしてNamekawa初段と対戦していただきました。
すばらしい組手が展開されNamekawa君には大変良い勉強になったと思います。
私はこの一本だけお願いしたつもりでしたが、現空研の上級者たちが次から次とY先生(6段)に組手をお願いし、結局5本連続でY先生(6段)にも参加していただく結果となりました。
突然の無理なお願いを快く引き受けていただきY先生(6段)に感謝しております。
Y先生とはもっとお話したいことがたくさんあり、これを機会により深く交流できることを願っております。

最後にちょっと残念なお知らせがあります。
日本テレビの「99プラス」ですが、番組の都合で放映は中止になったということです。
リハーサルも含めてNamekawa初段とUchida君が何回も試し割りまで録画してたのにちょっと残念でした。

2008/09/10
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日は、我孫子道場でYosida初段が大活躍をしました。
参加人数は少なかったのですが勝ち抜き戦でYosida君が彼の希望で先頭に立ち全員抜き(最後は引き分け)という快挙を達成したのです。
初戦は新人ですが緑帯で進歩著しい早稲田大学の学生のEguchi君です。
善戦した彼を軽くさばいた後、人数は少ないとはいえ歴戦の黒帯を次々と破り、最後はタケオマン2段との決戦となりました。
双方相譲らぬ激戦となり、時間切れの宣告とほぼ同時にYosida君の上段がTakeomanにヒットしました。
顔面は寸止めなのでポイントにはならず、引き分けとなりましたが、すばらしい組手でした。
前回、アビ2段に敗れたスタミナ面での弱点を補う作戦で、それでも最後はかなり体力を消耗してはいましたが前回とは見違えるような無駄のない動きをしてました。
今日気になったのは顔面が止まらないケースがちょっと目立ったことです。
Yosida君もそうですが、ただ今回は彼も多くの顔面をもらっており、接近戦での上段のコントロールが全員不足していると感じました。それで、その点を全員に注意するとともに、その対策、訓練の方法等を具体的に指導しました。
顔面を皮一枚を残して寸止めする技術を伝授しました。
実験台にSuzuki初段、レスラー初段、Yosida初段、Eguchi君らになってもらって私が寸止め(当て)を実演しました。
派手に当たった音はしますが全然痛くありません。
何人か、痛いと言っていましたが痛いはずがありません。音が結構するので精神的な錯覚に陥っているのです。
本当に慣れると決して痛くないのです。(もちろんダメージもありません)
要するに、 ミリ単位で突きをコントロールできる技術を持てば、当てるのも止めるのも自由自在にできるようになり、これが心の余裕をもつ原動力になるのです。
もちろん稽古中の事故も激減します。
次回はより具体的な稽古方法を伝授します。

2008/09/09
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は、少年部Mikawa君(中学1年生)の10人組手が行われました。
Mikawa君は、2003年に小学校2年生になった時、世田谷道場の開設と同時に入会して、づっと稽古を続け、今回黒帯へのチャレンジとなりました。
入会当時の様子は私はよく覚えています。
初めて独立した少年部を開設したときの一期生ですから忘れようもありません。
本当に可愛さが目立つ子供たちが大勢入会してきたのです。
その時の同期生たちは、個性的な子が多く、すばらしい素質を持っていたのに海外転勤で休会した子や引越しで退会した子
など現在は居なくなっても記憶に残っている多くの子供たちがいます。
今回チャレンジしたMikawa君は、最近の黒帯挑戦者の中では最年少になります。
10人組手は少年部だけでは対戦者として役不足の子が大勢いますので、一般部の黒帯にも参加してもらいました。
もちろん、それなりのハンデは付けてあります。
しかし、少年部といっても、体も一回りも二回りも大きい年上の子も多く、大激戦となりました。
どんなに大きな相手にも決してひるむ事なく、前に前にでて攻撃する姿はすばらしいものがありました。
ついにMikawa君10人組手完遂しました。おめでとう。基本審査も無事合格しましたので、ついに念願の黒帯を手に入れることができます。
その他の昇級審査も、皆元気いっぱい戦い、大変良いできでした。
詳細は近日中に発表いたします。

一般部ですが、前回全員不合格だった形の部の追試験を行いました。
今回は全員見違えるばかりの進歩をして全員合格を勝ち取ることができました。
細部に関してはまだまだ注文も多数ありますが、それぞれの帯色に対しては十分な出来と言って良いでしょう。

また本日は、長い休会していたMano初段が復帰しました。
体格は決して大きくはないのですが、ベンチプレス140kを挙げる鍛え抜かれた筋力は現在も健在でそれはその太い腕っ節を見ればすぐわかります。
Mano初段は、彼がまだ緑帯か茶帯の頃私と我孫子道場で組手をしている動画が残っています。98年稽古納めの時のものです。10年前ということになりますね。このコラム中のトップM君との「組み手(M) No.」1と「.組み手(M) No.2」がそうです。

Mano君はしばらく組手から離れていたので今日は体慣らし程度を考えていたようですが、急遽勝ち抜き戦にも参加してもらうことにしました。
今日もいつものメンバーで勝ち抜戦は白熱した戦いとなりましたが、故障でしばらく組手から遠ざかっていた日大空手部OBのOyama初段の活躍が目立ちました。
Mano初段は最後の登場となり、第一回現空研大会一般部中量級優勝者のSuehiro初段との決勝戦となりました。
本戦は双方相譲らぬ一進一退の戦いとなり延長戦に入りました。
これも双方持ち味を十分に発揮した白熱した戦いとなりましたが、双方決定的なポイントを取るには至らず、引き分けとなりました。
翌日彼から感想のメールをいただきましたので、一部を抜粋して紹介させていただきます。

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おはようございます。
昨夜は急な訪問にも関わらずご指導いただき、ありがとうございました。

以前と変わらぬ先生の指導内容・方針に安心感すら覚えました。
ただ、個々の会員の方の組手スタイルは皆個性があり、とても新鮮でした。

休会前に小生を覚えていてくださった方々が声を掛けてくれたことで、
こちらも緊張がほぐれました。(ありがたいです)
その方たちも今は黒帯(当時は確か白帯)。
皆さん頑張っていらっしゃいますね。

昨夜は稽古時間が短い、とおっしゃっていましたが、復帰一回目の小生には
ちょうど良かったかも知れません。
それでも参加させていただいた組手では、後半思わず「キツい〜」と
声を出してしまいましたが・・・。

先生のアドバイスのお蔭で、道場訪問という再開の第一ステップは何とか
クリアできました。
後は「柔らかな決心」を持ってこれからも稽古を続けることが、今後の課題
と思っております。
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押忍
Mano

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2008/09/07
本日は目黒道場で稽古の日ですが、先ほどから東京は物凄い雷雨に見舞われています。
16時49分東京都23区に大雨洪水警報が出されました。
現時点(17時)でこれを見た方は念のためお休みしてください。
とりあえず私は道場に行きますが、来た人で稽古をやるか早めに切り上げるか中止するかは、その場で判断いたします。

2008/09/05
本日は、日本テレビの「99プラス」の録画撮りがありました。
Namekawa初段に出演してもらうことにし、私も行けたら行くことにしていたのですが所用でやはり行けませんでした。
リハーサルも含めて試割等もうまくいったと携帯にメールをもらいました。
まだ返事を出していませんが、この連絡で返事にかえさせていただきます。
本当にお忙しい中お疲れ様でした。
出演時間は短いとの事ですが、16日の夜オンエアされる予定で楽しみです。放映が近くなったらまたお知らせしたいと思います。

先日我孫子道場で久しぶりの稽古をしたYosida初段からメールをもらいました。
皆の上達ぶりに驚いた様子がよくわかります。
短い稽古時間でいかに安全にしかも効率よく強くするか、という現空研の理念を再認識した感動が生き生きとつづられていたので一部を皆にご紹介いたします。

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水曜日はありがとうございました。結婚してから3年間まともに稽古も運動もしてなかったので
最初のストレッチの時から気持ちがいい感じでした。
今日はもう金曜日の朝ですが、全然疲れがぬけません・・・。やはり3年間という月日は相当体力を
うばってしまうものなのだと痛感しました。

実際私がバリバリやってた頃に白帯だった相手の上達ぶりには驚かされました。
「継続は力なり」現空研の理論である1週間に1度の稽古でも継続すれば十分な効果がある
というのを見せつけられた思いです。
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2008/09/03
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
道路が異常に混んでいて、大分遅れて到着することになりました。
タケオマン2段に柔軟運動等をやってもらっていたので、道場到着後すぐ、基本、組手と行うことができました。
今日は、結婚してしばらく休会していたYosida初段が復帰して久々の組手をしました。
2001年の昇級昇段審査の動画があります。ここでオープニングで長身のSiba(2段現千葉県警、当時学生で初段)やタケオマン2段(当時初段)、キックボクサーのコボ君との組手を見ることができます。
当時と比べると大分重量は増していますが、今日は往年の片鱗を見せてくれました。
勝ち抜き戦ではアビ2段との対戦で体力を使い果たしてしまいましたが、敗れたとはいえ気力あふれた組手はなかなかのものです。決勝はタケオマン2段とIKEDA2段との対戦となりましたが延長戦の結果引き分けとなりました。
現空研空手は試合に勝つための空手ではなく、実戦で相手を倒すための空手を目指しています。
今日はたまたま、テレビで身障者の方の陸上競技の話がありましたが、私の考えにフィットしていた部分があり、その事を皆に紹介しました。
時間があればコラムでも取りあげたいテーマです。

2008/09/02
本日世田谷道場で審査を行いました。
4名の受審でした。
組手の部に関しては全員、気迫のこもった試合で、全員完遂しました。
今回は全員個性のある人ばかりです。
現空研暦は長いのですが仕事の都合で中断していて復帰した人が2名、50歳台ですが他流派の経験もありパワーあふれた方やテコンドー出身の大学生といった実力のある方たちです。
それぞれ自分の持ち味が十分いかされた試合展開でした。
しかし余裕で全員合格と思いきや、形の部で全員ガタガタと崩れてしまいました。
実はこれは珍しいことではありません。
特に10人組手や15人組手などの直後では、殆ど例外なしにこうした現象はおきます。
体力を使い果たした後では思考力や記憶力が飛んでしまっていて、頭の中が真っ白になっているのです。
特に、直後は記憶が殆ど無くなっているのが普通です。
今回は少人数である事と時間の関係で、組手の後あまり時間をとらずに形審査が行われた結果この現象が顕著に出たと思われます。それにしても全員討ち死(不合格)はちょっと珍しいです。
組手審査をパスした者は、基本審査は一回だけの追試が認められていますので、最後のチャンスで全員がんばって下さい。

2008/08/31
NIto(弟)初段の試合の写真をNIto(兄)2段より送ってもらいましたので、一部ご紹介いたします。
また本人からメールをもらいましたのでご紹介いたします。
本人からのメールは控えめな表現ですが、観戦した会員たちの話では2度もダウンを奪った圧倒的大差での勝利という報告を得ています。

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押忍

結果報告が遅くなりすみません。
昨日の試合は辛うじて勝ち 優勝する事が出来ました。
まだまだ課題の残る内容ではありましたが、勝ちは勝ちです! 
しばらくは自分を誉めてやり また練習に励みたいと思います。

あと、現空研の皆さんが応援に来て下さり本当に心強かったです。
稽古のある日だったにも関わらずわざわざ観に来て下さりありがとうございました。

近いうちに稽古にお邪魔させていただきますのでよろしくお願い致します。

Nito Sinya
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2008/08/31
夏合宿で10人組手を完遂した二人の感想文をアップいたしました。
一人はNamekawa初段でもう一人はKawano初段です。
Namekawa君は、超スピードで黒帯をとりました。一方Kawano君は、忙しい仕事の合間をぬって自分のペースで稽古を続け黒帯をとったのです。
二人は対照的ですが、そのどちらのやり方も多くの人に生き方のヒントを与えてくれます。

2008/08/30
速報 二戸伸也初段優勝
本日行われたキックの決勝戦で二戸伸也初段が見事優勝しました。
道場で稽古中に兄のNito(兄)2段からうれしい電話がありました。
大雨とキックの試合観戦で道場の方は稽古人数が少なかったのですが、優勝の知らせで歓声が起きました。
この大会の初代チャンピオンになったと同時にプロに転向後無敗記録をまた一つ伸ばしたことになります。 
あとで詳しい状況を聞いたらまたご紹介したいと思います。
今日は、道場で倒すため空手の基本的なお話と稽古をしました。
今日の見学の方はロック、ヒュージョンの現役ドラマーでした。さっそく明日の阿佐ヶ谷ジャズフェスティバルのリハーサルに来てもらう事にしました。後他に希望者が居ればメール下さい。
あと、テレビ出演の件も誰かOKの人いたらたのみます。
拳ダコといえばNamekawa君やUchida君を皆が推薦していました。

2008/08/29
本日はお知らせすることが3点あります。
1.明日30日(土曜日)はNito(弟)初段のキックの決勝戦があります。目黒道場の稽古もありますが、試合観戦した人も出席扱いにします。行ける人はぜひ応援に行ってください。道場で稽古もありますから可能な人は両方参加してください。どちらか一方でも構いません。

2.日本テレビから出演依頼がありました。「99プラス」というバラエティー番組で、いろいろ特技や個性を持った人のコンテストというか紹介したいということです。
「空手の拳ダコ」のでかい人を募集しているようです。
現空研には拳ダコの大きい人結構いますので我こそはと思う人ぜひ出演してみてはいかがでしょうか。
まあバラエティーですから、軽いのりのできる人が向いていると思います。収録は1週間後ということなので結構性急ですね。
主演希望の方はメール又は道場でお申し出ください。

3.この秋に阿佐ヶ谷ジャズフェスティバルがあります。去年私も参加して絶大なる(?)反響を得たのですが、今年も参加させられることになりました。(汗)
メンバーはプロばかりです。
といってもクラシックのプロと料理のプロと空手のプロというへんてこりんな集団です。
去年はぶっつけ本番に近かったので今年はすこし準備をしようということで31日(日曜日)にリハーサルを行う事になりました。場所は阿佐ヶ谷の某氏の豪邸です。
広大なレッスン室にグランドピアノ、電子ピアノ、ボーカルアンプ等の音響機器も揃っています。
ここで本番さながらのリハーサルを行います。トークあり酒ありの楽しい場となります。
もちろん無料。ただし酒は適当に各自持参の事。
このきっと楽しいリハーサルに参加希望の方はメール又は道場でお申し出ください。希望者多数の場合は適当に選ばせていただきます。希望者ゼロの場合は恐怖の逆指名もあります。

2008/08/27
本日は我孫子道場で稽古と審査を行いました。
4人組手の緑帯二人と10人組手一人です。
今日のYamasaki君の10人組手も、厳しいものでした。
Yamasaki君は壮年部の年齢にはいりましたが、元大学応援団で年代的にもまだまだ体育会系の色彩の強い世代で、その根性は筋金入りです。
しかし体重は軽量の部類に属します。
運命の女神は意地悪なものでこの日に集まった黒帯の連中は、今回15人組手の完遂のアビ2段をはじめ、たまたま今日来た打たれ強さNO.1のAsaumi2段など重量級がづらりと顔をならべ、IKeda2段、酔っ払い師範とこれでもかという強力布陣です。
序盤は鋭い上段突きなどで攻勢をとっていきますが、すぐ我孫子の黒帯の底力がじわじわと襲ってきます。
後半レスラー初段、アビ2段、Ikeda2段の一発一発の重い攻撃に限界を超えた防戦となりますが、それでも敢闘精神はいささかも衰えませんでした。
しかし終盤Asaumi2段の中段への強烈な回し蹴りはガードの腕からいさいかまわず体にめりこみました。
一旦止めを命じ、腕を確認するも骨折の兆候はなかったので続行を許しました。
しかし、腕は完全に痺れており、10人目の酔っ払い師範には何度も上段回し蹴りを極められますが全員総立ちの大声援の中遂に10人組手を見事完遂させました。

2008/08/25-2
Nito(弟)君から、うれしいメールをもらいました。
30日のキックの決勝戦用に"現空研"ネーム入りの「キックパンツ」を新調したそうです。
行ける会員の人は盛大に応援してやってください。

2008/08/25
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
我孫子道場から15人組手を完遂したアビ2段とレスラー初段が出稽古にきました。
また目黒道場もNito(兄)2段、15人組手を完遂したSuzukiR2段、10人組手完遂したNamekawa初段はじめいつもの強豪がづらりと揃い、新入会した会員も揃って、東京では合宿後最初の稽古が充実したものになりました。
それだけに合宿に来られなかったTouzen君の5人組手は過酷なものになりました。Touzen君は東大生でボート部出身です。鍛えられた筋肉と真面目な取り組みで急速に実力を付けてきましたが、何しろ今回は全員黒帯が相手という過酷さです。
二人目まではパワー溢れた組手を展開しましたが3人目からはボデーや下段を効かされ急速にスタミナを消耗していきました。
しかし、皆の声援と持ち前の精神力で何とか5人組手を完遂できました。これでいよいよ茶帯を締めることになります。
こういった状況で昨日はアビ2段、レスラー初段の出稽古組を交えたレベルの高い組手稽古を行うことができました。
また、アメリカ留学のため一年休会していた早稲田大学のSaito君も昨日から復帰し、元気に組手に参加しました。
昨日は、合宿も終わったので、現空研本来の実戦向きの稽古を主体に行いました。
素手でルールなしの実戦で勝つための空手です。
そして、先日しばらく休会していたYosida君から復帰のメールをもらいました。
5年前に初段をとり、我孫子道場でも強豪の仲間に入っていたあのアメリカ帰りのYosida君です。
初段をとった時のコメント「自分と空手」を書いた本人です。
しばらくブランクがあったので「お手柔らかにお願いします」というコメントがありましたが、敢闘精神旺盛な彼のことですから、すぐ往年の実力を取り戻すでしょう。
昨日は、脱力して効かす突きを実際に丈夫な人に的になってもらって解説しました。
白羽の矢が立ったのはUchida君です。
彼は頑丈な体の持ち主なのでかなり安心してボデーに打ち込むことができます。
あまり彼ばかりだと消耗するので、これまた打たれ強さでも一二を争うNito(兄)君にも的になってもらいました。
私は軽く打っているのですが、見た目よりは効いているはずです。
あの程度に軽くしかも重さを程よく乗せたパンチをどのタイミングでもまた何発でも連打できる事が「突き」で相手を倒すコツです。リキんだパンチは1発2発は効かせる事ができても息が続かなくなります。
自分は一切消耗しない打ち方を学んでください。

2008/08/22-2
きたる8月30日現空研初段でプロキックボクサーになったNito(弟)君の試合があります。
プロになって無敗を誇るNito(弟)君ですが、今回はトーナメントの決勝戦で勝てばチャンピオンとなります。
相手もプロ戦績無敗ということで無敗同士の対決ですからハードな試合になるでしょう。
現空研で手ほどきを受け、精進して黒帯をとった空手家Nito(弟)君にぜひチャンピオンになってもらいたいものです。
チケットはチケットピアで入手できますが現空研会員はNito(兄)2段に相談してみてください。

http://www.rise-kgs.com/event/event_080830.html

なお、試合の日と目黒道場の稽古の日は重なりますが、今回の試合観戦は稽古の一環として認めますので応援に行く事は正式に許可します。
前回の試合の後Nito(弟)君から決意のメールをもらっていますので皆さんにご紹介しておきます。

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押忍。
先日の試合の結果をホームページでご紹介していただきありがとうございます。
また報告が遅くなりまして申し訳ありません。

試合の内容は相変わらずの泥試合でして ほとんどいい所の無い試合でした。
今回の欠点を課題だと思い練習の中に生かして行きたいと思っています。

また稽古に伺いたいと思いますので、その時はお手柔らかにお願い致します。

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2008/08/22
合宿で審査を受けられなかった会員のための昇級・昇段審査の予定日を会員ページにアップしました。
合宿速報その4
二日目体育館の写真

2008/08/15-2
各道場や合宿の時もお話しましたが「子供の呼び捨て」に関するコラムを書きました。

2008/08/15
合宿速報その3
今回の合宿では、少年部の活躍も目立ちました。
少年部は保護者も会員の方のみ合宿を許可しています。
全員本当にすばらしい子供たちです。
将来の現空研いや日本を背負っていってくれる宝です。
組手もすごい進歩をしていますし、その態度や言葉遣いも申し分ありません。
それが、表面をかざったものではないことは、くったくのない遊びの場を見れば分かります。
食事の時の挨拶も子供らしいかわいさと空手少年のりりしさが混じった本当にすばらしいものでした。

2008/08/14
合宿速報その2

合宿二日目海岸での師範対決 Kimura四段(我孫子)対ロボコップ三段(目黒)

 
Kimura四段の上段回蹴が見事にロボコップ三段を捕らえる。すかさず後回蹴、前蹴で反撃するロボコップ三段。

10人組手達成者の二人(Namekawa君、Nakamura君)による模範組手

    

前日の10人組手のダメージを感じさせない二人の白熱した組手に周りの拍手も。遠巻きに一般の見物者も集まってきました。

2008/08/13
夏季合宿・審査における昇級・昇段者を会員ページにて発表いたしました。

2008/08/11
合宿速報その1
合宿無事終了しました。
いろいろ盛りだくさんの思い出ができたのですが、何と言っても今年の合宿のハイライトは 15人組手と10人組手でした。
普段道場でどんなに強くても、審査としての組手となりますと、肉体的なプレッシャー以上に精神的なファクターが加わります。 実力はありながら完遂できない事は珍しくないのです。
今回15人組手にチャレンジしたアビ初段、SuzukiR初段はそれぞれ我孫子道場、目黒道場でも屈指の強豪ですが、やはり相当なプレッシヤーを感じていたようです。
SuzukiR初段は、初戦からエンジンフル回転の様子を呈していました。
やはり後半はスタミナ面からの苦闘が続きました。しかし、最後は何かが乗り移ったかのような復活を見せ、見事15人組手の完遂させました。
アビ初段の試合の圧巻はCyokko初段との一戦です。
あの真面目でこつこつと稽古を重ねて、試合も真正面から正攻法のみでぶつかっていくタイプのCyokko初段が圧倒的なパワーに押されながらも放った乾坤一擲の上段回蹴がアビ君に決まった瞬間です。(止まっていないのでポイントにはなりません)
ヒザから崩れ落ちるアビ初段の姿は誰も想像できないシーンでした。 
アビ君は最大のピンチを迎えましたが、本人の意識状態、意思、その他総合的判断で試合は続行を許可いたしました。
そしてそこらかアビ初段は驚異の復活をみせ見事15人組手を完遂させます。
全道場の上位のものから選抜された対戦者のその顔ぶれを見ただけでこの完遂の意義が分かります。
10人組手は今回は特にそのチャレンジヤーたちのそれぞれの個性が様々です。
Kawano君は、入門5年になりますが、自分のペースで着実に実力を上げてきて今回のチャレンジとなりました。
180Cmを超える恵まれた体と公認会計士の資格を持つ文武両道の士です。
Ando君は、伝統系他流派黒帯出身ですが、我孫子道場にほぼ皆勤の努力家でもあります。自衛隊の経験もあり堅実な空手が武器です。
Namekawa君は、彼のブログでご存知の方も多いと思いますが、極真会館出身で、体の柔軟性、また多彩でスピードのある足技の冴えを武器としています。
目黒、世田谷道場は殆ど皆勤で、我孫子にも時おり出稽古で顔を出し、その実力は皆の知るところとなっています。
Nakamura君は、世田谷道場にまじめに通ってその恵まれた反射神経の良さと真面目に取り組む姿勢で確実に実力を上げてきた一人です。
彼は東京工業大学の大学院に学ぶ秀才でもあります。中学生の時から現空研ホームページを見ていたそうです。
今回最年少で10組手に臨むTakagi君はまだ高校2年生です。
Takagi君のお父さん、お母さんも現空研黒帯で弟のFumiya君も少年部で活躍しています。
一家全員が現空研の会員なのです。
お父さんは伝統系でも師範代をつとめていた程の実力者でありTakagi君も現空研に入門した時点で初段を持っていました。
自宅が道場から遠い事や高校生で勉強なども忙しい中でも着実に実力をあげ今回のチャレンジとなったのです。
こうしたそれぞれが、この真夏の過酷な条件下での10人組手チャレンジとなったのですが、全員完遂という奇跡的な快挙を成し遂げてくれました。
今回は全員完遂は100%ないだろうと予測していた私を見事に裏切ってくれました。
しかし、15人組手も含めて今回の全員完遂は、その現場を見た人はおそらくこれが奇跡的と言った私の言葉に一切の虚飾もない事はおわかりいただけたと思います。
黒帯チャレンジ以外でも、今年は女子部も個性的な面々が揃い、厳しい熱戦を見ることができましたし、緑帯、茶帯挑戦者も本当に気合の入った試合を見せてくれました。
特に二日目に行われた少年部の熱戦はその一戦一戦が大きな声援と拍手に包まれる白熱したものとなり、少年たちの技術だけでない人間としての成長も感じさせてくれる意義深い内容となりました。
形審査に関しては、やはり例年とおり、トンでもない間違いが多数展開される結果となりましたが、2回の試技で何とか合格ラインを確保した人も多く、やはり平常心の難しさを皆再認識したことと思います。
宴会はいつもの様に大変楽しいものとなりました。
Kin2段はじめ多くの方から差し入れをいただき皆を代表して御礼申し上げます。
2次会場では、いろいろ公開不可の面白い話のオンパレードとなり爆笑につつまれましたがあくまで公開不可の話なので詳細はお話できません。
海岸での稽古も楽しいものとなりました。
最後に面白いハプニングもあったようです。
今回はまだまだ書きたい事が山のようにあります。時間ができたら一つ一つご紹介していきたいと思っています。
また、10人、15人組手完遂者(昇段者)は感想文を書いていただけたらホームページで紹介したいと思いますので、どしどしお寄せください。(以前の完遂者の方も引き続き感想文募集します)
※今回の10人、15人組手完遂者の昇段は当日発表いたしましたが、その他の昇級者(緑帯、茶帯)に関しては、正式には会員ページの発表まで少しお待ちください。

2008/08/08
いよいよ明日は合宿です。
アビ初段が15人組手にチャレンジすることになりました。
15人組手はSuzukiR初段とアビ初段の二人となります。
参加者も多数になり、10人組手をはじめ各クラスにおいて熱戦が予想されます。
毎日猛暑が続いておりますので本当にアツイ戦いとなるでしょう。
今までの成果を思う存分発揮して悔いの残らない審査にしていただきたいと思いますが、昇級・昇段は、長い空手修行の中の1ステップにしか過ぎません。成否は運も作用します。
そして自他ともに怪我をしないさせないといった配慮を忘れてはなりません。
節度もわきまえて真の強者と成りえます。
民宿は去年と同じ部屋割りで新館が全て貸切になりますので夜はリラックスできます。

2008/08/06-2
ゴメン本日我孫子道場はお休みでした。

2008/08/06
本日は我孫子道場で合宿前最後の稽古となります。
先週の我孫子道場の結果。

勝ち抜き戦
yamadaR君 vs someya君
yamadaR君 vs touzen君
tokiwa君 vs touzen君
tokiwa君 vs shibahara君
namekawa君 vs shibahara君
namekawa君 vs anndo君
namekawa君 vs matumoto君
namekawa君 vs suematu初段
namekawa君 vs そーちゃん初段
namekawa君 vs yanagi初段
suzukiS初段 vs yanagi初段
suzukiS初段 vs レスラー初段
kamioka初段 vs レスラー初段
kamioka初段 vs ikeda2段

10人組手挑戦者の特別メニュー
anndo君 vs touzen君
anndo君 vs suematu初段
anndo君 vs レスラー初段
namekawa君 vs yamadaR君
namekawa君 vs suzukiS初段
namekawa君 vs ikeda2段

同時通訳者として活躍し大学でも講座をお持ちの柴原君から面白い話を聞きました。
(我孫子道場の2部で私の話を同時通訳で英訳してもらったことがありますが覚えていますか?皆酔っ払っていたからなあ)
彼がNHK教育TVに出演します。
8月4日(月)23時30分から『リトル・チャロ』
実はもう見たのですが・・
さすがに自己紹介では流暢できれいな英語を披露されていました。
シャドウイングという訓練方法の紹介でこれもとても上手です。(当然か)
再放送があります。
8月9日(土)24時45分〜
8月11日(月)6時40分〜
です。
英語に興味のある方は、ぜひご覧ください。

そういえばHorikomi初段も、10月に外国語大学でイタリア語の特別講義を行うということです。
詳細はまたご紹介いたします。
現空研は外国語に堪能な方が本当に多いです。 

2008/08/05
世田谷道場で稽古を行いました。
合宿前最後の稽古になりました。

夏休みに入り少年部は参加者がすくなくなっていますが、今日も元気な子が集まりました。
少年部の勝ち抜き戦は以下のとおりです。
soma君 vs teppei君
soma君 vs taizo君
andorei君 vs taizo君
andorei君 vs nakamura(1級)君一般部
taizo君 vs nakamura(1級)君一般部


一般部は、今日は調整ということで寸止めでの勝ち抜き戦を行いました。

miyamoto君 vs okoshi君
wakamatu君 vs okoshi君
wakamatu君 vs nakazawa君
wakamatu君 vs nakamura君
namekawa君 vs nakamura君
namekawa君 vs suehiro初段
namekawa君 vs kawano初段
namekawa君 vs suematu初段
chokko初段 vs suematu初段
saisyo初段 vs suematu初段
kin2段 vs suematu初段
kin2段 vs morita初段

女子部
msさん vs kuboさん
I初段 vs icikawaさん

2008/08/02
目黒道場で稽古を行いました。
連日の猛暑ですが、合宿・審査に向けての注意と心構えについてお話しました。
組手の内容は、皆充実していました。
今日は特に緑帯、茶帯クラスの気合を感じました。
目黒の少年部は、皆やる気があってしかも真面目で強いのですがそれぞれ強烈な個性の持ち主です。
毎回組手の時は一般部の歓声が聞こえるのですが今日もそうでした。
道場での稽古は勝敗より内容です。今回は二人ともすばらしかった。
一般部は通常の組手以外に最後に6人組手以上の予定者による勝ち抜き戦を行いました。
こちらも勝敗抜きで全員内容の充実が見て取れました。
SuzukiR君も15人組手に向かって調整が進んでいるようです。
女子部では、Takagi初段とKanaチャンの組手が見ごたえがありました。

一般部
Horii君(本日入会) vs Kokubu君
Okoshi君(新人)vs Kokubu君
Okoshi君(新人) vs Sawaguti君
Sibuya君 vs Sawaguti君
Sibuya君 vs Uchida君
Nakamura君 vs Uchida君
WatanabeR君vs Uchida君
Takagi(兄)君 vs Uchida君
Takagi(兄)君 vs Horikomi初段
Endou君 vs Horikomi初段
Endou君 vs Saisyo初段
Namekawa君 vs Saisyo初段
Namekawa君vs SuzukiR初段
Takagi(父)初段 vs SozokiR初段
Kawabe2段 vs SudukiR初段

少年部
Takagi(弟)君 vs Ozaki君

女子部
Takagi初段 vs Kuboさん(新人)
Takagi初段 vs Kanaさん(新人)
I初段 vs Ichikawaさん

6人組手10人組手15人組手挑戦者の特訓
Nakamura君 vs Takagi(兄)君
Nakamura君 vs Namekawa君
Endou君 vs Namekawa君
WatanabeR君 vs Namekawa君
WatanabeR君 vs SuzukiR初段

少年部
Ozaki君 vs Takagi君

2008/07/30
本日は世田谷道場での稽古です。
少年部は三戦の稽古と勝ち抜き戦を行いました。
Souma君 VS Teppei君
Souma君 VS Yuji君
Yuji君 VS Taizo君
Taizo君 VS Andre君
Andre君 VS Muramatu君(一般部)
皆一生懸命に熱戦を展開しました。
Teppei君は一年生ですがファイトがあり常に前に出て行く姿勢は勇敢です。
Souma君は大きな気合でいつも全力で向かいます。
Yuji君は伝統系他流派出身ですが、フルコン空手にすっかり慣れ、伝統系のスピードも生かしたバランスの良い組手ができるようになりました。
Taizo君は、Teppei君のお兄さんです。
どんなに大きな相手にも果敢に攻めていく姿勢に精神力の強さを感じます。
今日も体の大きなAndre君と真っ向勝負で延長戦までもつれ込む好試合を展開しました。
最後に勝ち残ったAndre君には一般部のMuramatu君(他流派有段者)と特別組手を行ってもらいましたが、強い大人を相手に自分の力をフルに出し切った良い組手をみせてくれました。 
一般部も今日は三戦の特訓と勝ち抜き戦です。

男子一般部は

Miyamoto君 VS  Muramatu君
Nakamura君 VS  Muramatu君
Namekawa君 VS  Muramatu君
Namekawa君 VS  Wakamatu君
Namekawa君 VS  Kawano君
Namekawa君 VS  Yosida君
Namekawa君 VS  Kubota初段
Namekawa君 VS  Cyokko初段
Namekawa君 VS  Saisyo初段
Namekawa君 VS Ogosi君(新人) 

女子一般部

Kuboさん(新人) VS Kasai初段
Nisinoさん(新人) VS Kasai初段
I初段 VS Kasai初段
I初段 VS Ichikawaさん

という対戦でした。
今日はNamekawa君の活躍が特に目立ちました。
10人組手を控え心技体ともに充実しているようです。
とはいえ、今日の対戦者はみな一癖もふた癖もある連中で、決して楽に勝たせてくれる相手ではありませんでした。
スピードテクニック兼ね備えたMuramatu君にテコンドーの猛者Wakamatu君、同じく10人組手を控え充実している大型のKawano君、帯こそ緑ですが経験年数の長い実力者復帰組Yosida君、それに黒帯Kubota君、Cyokko君、Saisyo君と強豪が続きましたので、今日の結果は見事でした。
最後に特別組手として新人のOgosi君とスパーを行ってもらいました。
Ogosi君はボクシング経験者で突きのスピードやタイミングの取り方はさすがと思わせるものがあります。

女子部は新人が増えて活気がでてきました。
Kuboさんはテニス出身で左の突が強く、Nisinoさんはジャズダンスもおやりで体の柔らかさは抜群です。
Ichikawaさんも最近めきめきと上達しており、今日見せた左上段の回し蹴りはなかなかのものでした。

皆、合宿、審査に向けて心身ともに充実してきており合宿が楽しみになってきました。

2008/07/16
夏期合宿の参加者名簿を発表いたしました。
まだ申し込みをしていない会員はなるべく早く提出してください。
予約(確保すべき部屋数や参加者の部屋割り)の確定のためなるべく早く提出をお願いいたします。
現時点で未定の場合もその旨記載していただければ結構ですので提出をお願いいたします。
今年度の2段昇段審査推薦者を発表いたしまたので会員ページをご覧ください。
本日は我孫子道場で稽古を行います。

2008/07/12
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は遠方(関西)から見学の方がいらっしゃいました。
伝統系の黒帯の方でFさんです。実は以前あるコラムに関しての感想のメールを頂いておりました。
そのコラムはサンタクロースは実在するのか (2006/11/22)です。
私はこのコラムを、幼い子供を思うお父さんやお母さんの気持ちを代弁する心で書いたのですが、空手のホームページという特殊な分野にも関わらず予想外の反響を頂きました。
その中でもFさんのメールは、本当に私の気持に共感していただいた事や、あたたかな人柄を想像させるに十分なメールでした。
今回、仕事の関係で東京に来られるのを利用して現空研を訪ねられたのです。
人柄は想像通りでしたが外観はかなり違っていました。
急遽用意したと言われるタイツ(?)がLLにも関わらず、その筋肉で裂けそうな重量級の体つきです。
後で聞くとNamekawa君ともプログを通して知り合いということでそれもご紹介いたします。
生涯空手への再出発  〜40歳を前にして〜
ここでFさんの空手に関する思いやお子さんとの関わり方、そして現空研との接点などが熱く語られています。
ぜひご一読ください。

さてFさんですが、まずは一般の見学者の方と同じコースで準備運動、基本と体験していただきました。
もともと剛柔流の出身なので多少の道場での差はありますが基本は何の問題もありません。
普通はここまでで残りは見学になるのですが、一目見てその潜在能力は分かりますので、ライトコンタクトの勝ち抜き戦に黒帯の部で参加していただきました。
初めての道場で初めてのルールにも関わらず、動作ふるまいに気負ったところもなく、かといって消極的にもならず、淡々と落ち着いた態度で臨まれる精神力は大したものです。
相手は今夏2段の挑戦を推薦したSuzukiR君です。
初めての対戦ですが互いに気負いも気後れもなく、正々堂々としかもパワー溢れたかみ合った組手となりました。
勝負は
SuzukiR君の上段後回蹴の技ありが最終的なポイント差となり破れはしましたが、ルールに慣れた場合の潜在的な戦力は相当なのもであるところは私が言うまでもなく衆目の一致するところです。
その後Nmekawa君とも特別試技を行ってもらいました。
本試合であれば技有を取っても良い突や蹴が双方ありましたが、特別稽古なのであえて時間いっぱい戦ってもらいました。
これも、双方とも見事な組手でした。
勝ち抜き戦の方は決勝がSuzukiR初段とNito(兄)2段との対戦になりNito(兄)2段の勝利となりました。
今日目立ったのは久しぶりに参加したTakasima君です。彼は白帯ですが他流派の2段を持つ実力者で、今日は黒帯の部に混じって参加してもらいましたが、そこでも実力の片鱗を見せていました。
緑帯のWatanabe君も最近技の向上が目立つようになってきました。
復帰して徐々に調子を上げてきているHorikomi初段からはうれしいメールをもらいました。
そのうちご紹介させていただきます。
最後にビッグニュース。Hituji初段、お子さん誕生です。おめでとう。
その他いろいろ紹介したいことあるのですが、今日はこのへんで。

2008/07/09
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
前回10人組手を達成したSuzuki君が久しぶりに顔を見せてくれました。
回蹴、後蹴の特訓の成果は我孫子道場でも顕著にでています。
全員勝ち抜き戦の決まり手が多彩になりました。
特に最近目立つのはベテラン勢です。
休会していた人が復帰した場合、最初は体力の回復や勘の戻りまである程度時間がかかるのはしかたがありませんが、いったん戻ると以前より高いレベルに短時間に上る人が多いのです。
タケオマン2段がそうです。
今日は勝ち抜き戦の決勝は「タケオマン」対「酔っ払い」になりましたが、双方とも気力が充実しており、互いにスピードのある攻撃で最後まで緊迫感のある好試合になりました。
前半はほぼ互角でしたが、後半は「酔っ払い」の気迫が「タケオマン」を上回り、たたみかける怒涛の攻撃に押し切られる形となり「酔っ払い」師範の勝利となりましたが、見所の多い組手でした。
全体的に皆足技が多彩になり技の幅が広がった人が目立ちます。
圧倒的な圧力を持つアビ初段も軽く上段蹴りを放つようになりましたし、上段突きの得意なレスラー初段もよく上がる足と柔軟性を生かしたコンピネーションが目立つようになりました。

2008/07/06
本日は目黒道場での稽古です。
それにしても何と暑いこと。
準備運動中に水分補給タイムをとるほどでした。
こんなに暑い日が続くと、洞爺湖サミットもはじまったことだし、マスコミは地球温暖化とからめて話題にしたりしそうな予感。
今日も女性の見学者あり。最近毎日のように女性の入会者があります。
全くの初心者から空手経験者まで多彩です。
大きな意味で女性の会員が増える事は大変良い事だと思います。
それにしてもKanaちゃん強い。
今日は、我孫子道場でも行ったコンピネーションのお話と最初の稽古を行いました。
私はこのコンビネーションの技術の極致を競っている世界は楽器演奏の世界がトップだと思っています。
ピアノ以外の楽器はあまり知りませんが、コンクールで優勝するレベルのピアニストの指をコントロール技術はまさに神業のレベルです。
持って生まれた天分はもちろんですが、子供の頃からの天才教育と本人の血のにじむような継続的な努力、それに世界中で、音楽の歴史に沿って練り上げられた学習メソッドの進化、これらの総合的な結果として現在の技術レベルの到達点は、残念ながら格闘技の世界とは比べ物になりません。
卑近な例では、プロの格闘技の大会に体力、センスのある素人格闘家をチャレンジさせるような企画のテレビを見た事があります。
その素人がそこそこの成績を残した例もあったと思います。
ピアノのコンクールで素人がこれと同じようなことができるでしょうか。
私は不可能だと断言します。
一流ピアニストの到達点は、素人から見れば神業の領域なのです。
1ヶ月や2ヶ月、数年、いや残りの一生をかけても、彼らの領域に踏み込む事は殆ど不可能です。
それくらい高いレベルにピアノ技術は、体系としての完成度を誇っています。
それに比べると格闘技の世界はまだまだ発見されていないノウハウや改良の余地が多大にあると思います。
逆に考えるとそれだけ追求する意義が大きい世界だとも言えます。
この話題もコラムでまとめたいことの一つです。
今日の勝ち抜き戦では、Endo君の活躍が目立ちました。
彼は、もともと進歩が大変速かったのですが、最近は体の柔軟性も増しており、一皮むけた感じて強くなっています。
我孫子から遠征のOkawa初段も勝ち抜き戦では活躍できませんでしたが、最後の乱取では切れのある組手を披露していました。

2008/07/02
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日は黒帯が充実しています。
キャンプでの怪我も癒え、復調いちぢるしい酔っ払い師範にIkeda2段、パオ2段、タケオマン2段、現空研大会壮年部重量級チャンプのアビ初段、レスラー初段、Yanagi初段、先日目黒道場に遠征し、Namekawa君と好試合を展開したたソウちゃん(初段)その他強豪連中が揃ったので、全員参加の変形方式の組手を行いました。
今回は突きも解禁しての組手です。
さすがに上級者同士の対戦は緊張感のただよう組手になりました。
これだけ高段者同士の総当り組手はなかなか稽古の中では実現しないのですが、今日は貴重な一日になりました。
どの組手も緊迫感あふれたものになりましたが復調した酔っ払い師範の技が特に光った一日でした。
一方最近入会した会員は全くの初心者の他、学生l空手部出身者や極真出身者など潜在能力の高い人も増えています。

2008/07/01
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日の稽古で目立ったのは最後に行った勝ち抜き戦でのKin2段とNamekawa1級の決勝戦です。
現空研大会壮年部中量級チャンプと軽量級チャンプとの対戦でもあります。
KIn2段は無差別級には仕事の関係で出場できなかったのですが、もし出場していたら必ず優勝に絡む展開になっていたと思われる強豪ですし、Namekawa1級も途中のアクシデントがなければさらなる上位者との優勝に絡む展開になっていたことは想像に難くありません。
この世田谷道場きっての実力者同士の対戦が不思議なことに正式にはこれまでなかったように思います。
今日それが実現しました。
二人とも技の切れスピード、格闘センスの良さには定評があり、カウンターの巧みさも含め互いに手の内は知っているので最初はなかなか手がでません。
やがて静寂を破る裂ぱくの気合とともに激しい技の応酬が繰り広げられますが、本戦、延長戦ともにポイント差は認められず引き分けとなりました。
多くの会員の参考になる最高の組手でした。
その他の試合も、皆最近の急速なレベル向上により中身の濃い組手が多数見られました。
一方初心者の方も増えています。
全く初めて空手を経験する人や他の競技の経験者など多彩ですが、3ヶ月続けると自分で自分の変化を感ずるようになります。

2008/06/28
本日は目黒道場で稽古を行いました。
我孫子道場のWatanabe初段が遠征にやってきました。
蹴りの名手なので、同じく蹴りの名手Namekawa君と模範組手をやってもらいました。
初顔合わせということでもあり、全員注視の中での対戦となりました。
互いに慎重な中にも研ぎ澄まされた技の応酬となりました。
本戦では決着がつかず延長となりましたが、最後はNamekawa君のきれいな技ありで勝負がつきました。
本日はテコンドー出身緑帯のWakamatu君とNamekawa君がその後の勝ち抜き線でも大活躍しました。
先日見学の長身の女性も今日正式入会されました。
バワーもあり、特に右の中段正拳と蹴は威力があります。
何と詳しく聞くと伝統系2段の腕前です。
久しぶりに顔を見せてくれたKawabe2段と特別組手を行ってもらいました。
大柄なKawabe2段と対戦しても身長はあまり変わりません。
白熱した展開に大きな拍手がおきました。

2008/06/25
先週も回蹴に特化した稽古を続けてきましたが、その成果は驚くべきものがありました。
全体的な底上げがまず顕著に現れました。
初心者は伸びしろが大きいのは当然ですが、今回はかなりのベテラン(茶帯、黒帯)クラスにも劇的な向上が見られます。
今回の最終的目標は「足」を「手」のごとくコントロールすることです。そのためには稼動範囲をなるべく広げ、脱力して自分の思うような軌跡を描いた蹴りが自由に出せることです。
昨日女子部に見学に来られた方はジャズダンスをやっておられ、その柔軟性にはビックリしました。
格闘技はまったく初めてということでしたが、これは最初からすばらしい武器をもっていることになりますね。
昨日道場で話した簡単に180度開脚できる秘技は、ウソではありません。ただし「実践」にはくれぐれも用心するように。

2008/06/18
本日は我孫子道場で稽古がありましたが私は所用で行けませんでした。
変わりに酔っ払い師範に指導を頼みました。
先週からの延長で回蹴に特化した稽古を行ってもらいました。
タケオマンがづっと続けて来ています。
稽古酸化人数も増えてきて我孫子道場は活気付いています。

本日Namekawa君のブログを見て、昨日の世田谷道場の稽古日が違っていた事に気がつきました。
どうりで常連の人が何人かいなかったわけが分かりました。
でも、他の人は良く稽古があることがわかりましたね?
ウーン・・・・・・・・・不思議だ・・・・・
これからは予定日など変だと思ったら遠慮せずにぜひお問い合わせください。

2008/06/17
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は久しぶりにYamada初段の顔が見えます。
回蹴の特訓も最終段階に入ってきました。
今日めだったのはMizuo初段です。
彼はもともと前蹴が得意なのですが、回蹴もコツを掴んできたようです。
何より左の軸足の返しが上手になり蹴りに幅が出てきました。
威力も増しており、持ち前の前蹴とのコンビネーションができてくると対戦者にとってはかなりいやなタイプになります。
勝ち抜き戦のKin2段との決勝戦はKin2段の上段回蹴をもらって敗れはしましたが内容的にはなかなか見ごたえがありました。
Cyokkou初段も一発の重さがずいぶんと増してきました。
全体として回蹴に関しては皆急激に威力が増しています。
一発の威力を増す事と複数の技の組み合わせコンピネーションを工夫することで効果は相乗的になります。
どんなに巧みなコンビネーションを持っていても一発に威力がなければ、相打ち覚悟のパワーファイターには苦戦します。
またどんなに一発の威力があっても単発しか出せないのならちょっと上手な相手には見切られてしまいます。
体重を乗せる蹴りとスピードで勝負する蹴り、これが今日のテーマです。
いずれにせよ股関節の全方向への柔軟性を意識したエクササイズも心がけてください。

2008/06/15
本日は目黒道場での稽古です。
いつもより人数は少なめでしたが、見学者の方が二人いて、お二人とも背が高い。
男性の方は180Cm以上女性の方も170Cmは楽に越えています。
男性の方は空手はまったく未経験ですが、その場で入会されました。きっと強くなります。
女性の方は高校時代からおやりになっており社会人の現在も続けておられます。剛柔流ですから基本は共通点が多く、基本稽古はまったく違和感なくサクサクとおやりでした。
最後の組手にも特別参加してもらってNito(兄)との対戦も良かったです。
右の正拳はかなり重くて威力があります。ぜひ、入会して続けていただきたいと思います。
復活組が最近目立ちますが、今日も仕事が忙しく休会中だった3級のTanaka君が復帰しました。
長身で格闘センスの良い青年です。
また、Horikomi初段が、いよいよ本格復帰です。
彼の執筆したイタリア語会話の本 (食べる指さし会話帳7イタリア)がやっと完成し仕事に一区切りついたとの事でした。
イタリア料理などの紹介でふんだんに写真が使ってあり、ほとんど彼が撮影したものだそうです。
まあ、仕事にかこつけて美味しいものを何とたくさん食べていることか。この本の原価はかなりのものです。
常にアグレッシブな空手をする彼の復帰は道場の旋風になるでしょう。
回蹴の特訓はもう少し続けますが、鎖骨゛脾臓といった急所への打撃のコツも特化して稽古で強化する予定です。
今日はNito君から面白い質問を受けました。(技術的に面白いという意味)
ずっと前から私もターゲットにしていた問題なのですが、なかなかまとまった形で理路整然と結論を言うことが難しく(結論事態は私は持っているきですが)もう少し整理してコラムで述べたいと思っています。

2008/06/12
本日は我孫子道場で稽古行いました。
我孫子道場は復帰組の参加が目立ちます。
本日はお休みでしたがKimura師範も時々指導、稽古に参加していますし、今日はタケオマン2段、パオ2段、それに怪我から復帰したIkeda2段、それに山だか海での冒険で肉離れをおこしてしばらく組手を休んでいた酔っ払い師範も稽古に復帰し、これらの高段者全員が参加するものすごい勝ち抜き戦が行われました。
もちろん、今月は全道場回蹴特訓期間ですから、組手も回蹴に特化した勝ち抜き戦です。
名勝負の連続でこれも動画をなるべく早くアップしますのでご期待ください。(といいながら延び延びになっていて申し訳ありません。今月中には全遅れを取り戻す予定です)
とりあえずは決定的瞬間の写真をアップしますので初心者の会員の方もぜひ参考にしてください。

2008/06/11
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
本日のサプライズは棒術です。
棒術は空手道の一環としてどうしても体験していただきたい分野です。
本日は六尺棒を使って説明いたしました。
空手は、徒手空拳のみではなく、手近にある道具を全てこれを有効活用し、最終的に戦いに勝つことを前提として技術が体系化してあります。
棒があれば棒を使えば良いのです。
特に相手が武器を持っている場合は素手で戦うのはリスクがあります。
長さが四尺以下のものは棒とは言わず杖と言うこともありますが広義では棒です。
今日は棒そのものを扱いというより、蹴、特に前蹴と回蹴の物理的な特性の違いを棒術の動きの中で解説いたしました。六尺の棒が片手で半回転させるだけで「ビュン」という風を切る音を出すほどのスピードを出すことができるのは、回蹴のひざのかいこみ、ゴルフスウィングのコックを効かせた、「ため」を持たせたショットと同じ原理によるものです。
棒の先端は、(接線方向の直線運動としてみても)決して等加速度運動ではありません。というかそんなものでは全く威力は出ないのです。
もちろ回蹴も同じです。
さて、今日は参加者も多く、組手も充実した稽古ができましたが、今日もNakazawaマジックは炸裂しました。
皆、警戒モードになっていますから前回のようには決まりませんが、逆にNakazawa君は相手が出てこない分自分の空手が存分にできます。
必殺の得意技を持つ効用の一つは、相手の注意を一点に偏らせる事です。
そのため、他の技が楽に出せるようになるのです。
今日は、テコンドウ出身のWakamatu君が「ための効いた」回蹴をあと一歩で開眼するまでになりました。
ほぼ全員の回し蹴りが数段の威力の増大を見せていますので、夏までにはすごいことになりそうです。

2008/06/10-2
コラム追加
絶対強くなる鍛錬の方程式 (2008/06/10)

2008/06/10
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
引き続き"効かせる回蹴"がメインテーマです。
世田谷道場のNakaza君の成果が皆の話題になっていました。
破壊力の物理的な解析の続きを定性的ではありますが続けて、後は実習編です。
新会員も、いきなり高度な実戦稽古なので戸惑いもあったかもしれませんが、基本は基本で定期的に稽古しますので心配はいりません。
稽古をマンネリ化させない事も、大きな観点からみた能力向上プログラムとしては大切な要素です。
筋肉や頭脳もときどきサプライズを与えることが大切なのです。
今日は世田谷道場で稽古がありますが、またサプライズがあるかもしれません。

2008/06/05
久しぶりにコラムを追加しました。
4つの視点 (2008/06/05)

2008/06/04
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
世田谷道場と同じ"効かせる回蹴"がテーマです。
我孫子道場も最近復帰組みが多く、2段になったパオ君からも連絡がきていますし、今日はタケオマン2段が久しぶりに顔を見せてくれました。
Ikeda2段との回蹴による模範組手はさすがレベルの高いものとなりました。
乱取り(スパー)は昇段審査に合わせて1試合2分間連続5本を行いました。
休憩なしの5本連続ですから、息を切らさないのは大変です。
しかも、今日は回蹴り主体という制限がついていますので、スタミナの消耗度も高いのです。
全員全力を出し切った中身の濃い稽古ができました。
格闘技は有酸素運動と無酸素運動の微妙なバランスの上に成り立った世界です。
条件をいろいろ変えて試行を繰り返すことで、その最高のバランス感覚を体が覚えていきます。
それが総合力の向上となっていくのです。

2008/06/03-2
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
今日のメインテーマは"効かせる回蹴"です。
回蹴は前蹴とは全く異なったポイントがあります。
それは、回転運動が持つ特有の力学的な作用を理解する事から始まります。
長年の私の仮説の詳しい話は道場でしましたし、これからもより詳しい分析的なお話を続けます。
ヒントは野球のバッティングやゴルフのスウィング、剣道や居合の太刀さばきにあります。
今日はこの蹴り方のノウハウを基本でコツを掴んでもらい、そして実際の組手の中で行ってみるというプログラムを組みました。
そしたら、驚くべき結果が出ました。
緑帯のNakazawa君が、あっというまにコツを掴んで勝ち抜き戦で技有りの大量生産となったのです。
もともと、自分でも研究していたのでしょうが一挙に開花した感じです。
しかも今日の対戦相手は皆一癖も二癖もある強豪ばかりでしたので余計めだちました。
 
他流派の黒帯を持つMuramatu君もきれいに技有りを取られます。
最後のしなりで急速にスピードが増し、威力も幾何級数的に増大している様子が写真のブレからも分かります。
2回目はガードを破ってのしなやかで重みのある上段です。見事。

 
次は10人組手を控えた長身のKawano君が相手です。
これまた見事に決めています。Kawano君曰く、直前まで「見えなかった」

 
いよいよ黒帯登場です。
前蹴の名手Mizuo初段ですが、最近は回蹴にも冴えがでています。
さすがに押され気味のNakazawa君でしたが、またしても出ました。必殺回蹴。
ガードをこじ開けたような決まり方です。


いよいよ回蹴も上手な黒帯Kubota初段との対戦です。
さすが試合巧者のKubota君、相手の間合いを作らせません。
終始し自分得意の接近戦に持ち込み圧倒します。
しかし、一瞬ひやりとする場面はありました。
上の写真がそれです。
もう少し間合いが遠ければ極められていたかもしれません。
距離を詰めることで相手の体制を崩しています。

それにしても今日はNakazawaデイでした。
これからの進歩が楽しみです。

2008/06/03
今年度の夏期合宿の詳細を会員ページで発表いたしました。
例年10人組手や道場対抗戦など熱い熱戦が繰り広げられる合宿ですが、各道場の会員が一堂に会しての懇親会も大変楽しいひと時です。
今年も評判の良かった昨年と同じ場所といたしました。
道場(体育館)は昨年と異なり、より近くに借りることができました。
多数の参加を期待しております。
詳細は会員ページをご覧下さい。
昨年の様子は2007年スナップ写真でご覧下さい。

2008/06/02-4
5月20日の少年部の組手勝ち抜き戦の写真です。
小学校の一年生から順番に行い、最後は高校一年生です。
小学生でも経験の長い子は現空研特有の効かせる突き、蹴りを身に付けており、大人顔負けの組手をする子もいます。
皆、空手の鍛錬を通して何事にも負けない強い精神力、強さを背景にしたやさしい気持ちを持った子に成長しています。

2008/06/02-3
先週の世田谷第二道場の稽古の風景です。
前蹴の強化のための特別ルールで行った組手です。
前蹴に関しては一癖も二癖もあるOrikasa初段とMizuo初段の因縁対決です
4年前の2人がまだ緑帯だった頃の動画が本ホームページに残っています。
このときはOrikasa君の一本勝ちだったのですが、今回は逆の結果となりました。
転倒したところまで全く逆の展開となっており面白いのでアップしました。
会員の方はもうすぐ動画でもアップしますのでお楽しみに。

2人とも蹴り足のポジション(膝位置)が高く、これが効果的な前蹴りとなっている大きな理由です。
今回はたまたまこういう結果となりましたが、2人とも前蹴りに関しては名人級と言って良いでしょう。
これにより一層のパワーが加わると鬼に金棒状態になります。

2008/06/02-2
速報 Nito(兄)2段から嬉しい連絡が入りました。
弟のNito(弟)初段がプロキックボクサーとしての4戦目の試合で圧倒的な判定勝ちをおさめ、全勝記録を更新しました。
8月30日のこのトーナメントの決勝戦進出が決定しました。

  
ブルートランクス Nitoの強烈なローキック      文句なしの判定勝利


応援に駆けつけた現空研のメンメンと記念撮影

2008/06/02
先月は書きたい事が山のようにあったのですが、あまりに多すぎて更新が滞ってしまいました。
一度に多くのおやつを目の前にした子供がどれから食べてよいのか分からなくてもじもじしている状態です。
大会の感想は改めて書きますが、日々の稽古でもいろいろメニューを変えて行っています。
最近は、夏の合宿と昇級・昇段審査に向けてのテーマ別の集中稽古です。
先月は"効かせる"事がテーマでした。
それを科学的に分析した稽古がメインテーマです。
破壊力を力学的に考察してみました。
空手の破壊力は単純な運動エネルギーや運動量の概念だけで測れるものではありません。
なまじの理系の知識で単純にモデル化できるような生やさしいものではないのです。
道場では簡単に説明しましたが、いずれコラムで紹介する予定です。
今月は、筋肉の生理的特性も考慮に入れた物理的考察を加える予定です。
筋肉は、一般の電気モーターや内燃機関に例えると恐ろしい程の低回転高トルク形エンジンとしての特性を持ちます。
しかも内部抵抗は想像を絶する程大きく、最大出力を維持できるのは極めて短時間ときています。
一瞬で疲労しますが回復も驚くほど速い。
こんなエンジンは生体以外には存在しません。
これは頭脳とコンピュータの関係とも似ていますね。
頭脳も恐ろしく処理速度は遅く疲れやすいのですが、すぐ回復しトータルの処理能力は高い。
とにかく人間はのろまなのです。
しかし、空手はスピードが命です。
ここに何を訓練し、どこをどのように鍛えるのが効果的かというカギがあります。

最近、新会員も増え、休会中の方々も次々と復会し、うれしいかぎりです。
先日はHagio初段が久々に目黒道場に来て、切れのある組手を見せてくれました。

2008/05/19
昨日はKawabe2段の結婚式があり、お招きを受けました。
恒例の試割は会場の都合で行えず、代わりにSionaka初段とNito(弟)初段で模範組手を行ってもらいました。
多少の取り決めはあったようですが、私は内容を知らされておらず、しかも司会などの打ち合わせも殆どやらないでぶっつけ本番になりましたので、結果的にはガチンコの組手に近い状態になりました。
もちろん防具はなしです。ただ2人とも試合を間近に控えていますので(Sionaka初段は極真の大会、Nito(弟)初段はキックボクシングのプロ4戦目の試合)サポータは着用しました。
さすが息のあった2人で高度な技の応酬が続きました。双方技有りを取り合ったところで止させるべきでしたが、とても気合が入った良い組み手だったので、結婚式場であることを忘れて思わず延長のコールをしてしまいました。(スマン、スマン)
しかし、2人ともこのハプニングを絶妙に消化し最高のできだったと思います。


Sionaka初段 VS Nito(弟)初段 (手前Sionaka初段の飛び後ろ回し蹴りがきまった瞬間)

その後、少林寺拳法(Kawabe君は少林寺拳法も四段の腕前です)の道場の方々の演武もあり、こちらはKawabe君も参加してすばらしい出来でした。
少林寺拳法の方々は現空研の後の演武なので、会場の外で待機をしておられ現空研の演武を見ることができず残念だとおっしゃっていました。我々は両方見ることができラッキーでした。
こうして素晴らしい結婚式は幕を閉じました。
私は所用で2次会には残念ながら参加できませんでしたがこちらも現空研の大勢の仲間たちで盛り上がったことでしょう。

2008/05/08
現空研大会入賞者を発表いたしました。
会員ページには高解像度写真とフルネームで発表いたします。
個々の試合の感想等は追ってアップします。

2008/05/07
昨日は現空研空手道大会が実施され、各階級において熱戦が繰り広げられました。
そして、全階級無差別のトーナメントが行われ、優勝者が決定しました。
個々の試合の内容は大変中身が濃く、とてもこの連絡事項には書ききれませんので、あらためて入賞者や写真をタイトルをつけたコラムで紹介したいと思います。
なお、この大会の全動画をなるべく早く会員ページにアップする予定です。
取り急ぎ紹介した下の写真は壮年部軽量級でのNamekawa君とMuramatu君との試合です。
2人とも優勝候補の実力者で一回戦に当てるのはもったいない組み合わせでした。
事実決勝戦にも匹敵する好試合で延長の末Namekawa君の上段後ろ回蹴りで決着がつきました。
この写真は動画からのキャプチャなので解像度が低いのですが、見事技が決まった瞬間を捕えらえています。

2008/05/06
本日は現空研空手道大会が実施されます。
体重別、年代別各級と無差別級のトーナメントが行われます。

2008/05/04
造形大学の講義がいよいよ本格的に始まりました。
5月2日は連休の谷間にも関わらず出席率が良く、今年の受講者の意気込みが感じられます。
私の講義(コンピュータ技術論)は教職をとるための必修科目になっているので、好きではないのに受講している学生もいると思いますが、一ヶ月努力すれば必ず好きになります。
学習のコツは空手も音楽も勉強も皆同じで、まずそれを好きになる事です。
努力は必要ですが最初の努力は好きになるための努力をすることが最終的に見れば最も学習効率を高めます。
好きににするためのコツはモチベーションを明確にすることです。
「何のため」という事が明確であれば、努力も苦になりません。
先日の講義は論理数学の第一歩である2進数の話でした。
最も重要な要点は「何のため2進数が必要か」という事です。三角関数も対数もベクトルも微分・積分もすべて、それが「何のため」という視点を持てば漫然と話を聞く場合の何倍も速く、深く本質を理解できます。
内容は決して易しくはないのですが良い質問をする学生も多数いて、今年は最初から良い手ごたえを感じさせてくれました。
私の講義は空手道場と同じでまず、全員お互いの挨拶からはじめます。
全員起立のうえ挨拶の号令は私がかけます。
大学ではあまり見られない光景のようですが、私はこれが正常だと思います。
掛け声は道場では「押忍」ですが、大学では「おはようございます」ではじめます。


東京造形大学コンピュータ技術論受講生たち(全員起立)

2008/05/03-2
本日は目黒道場で大会前最後の稽古を行いました。
主審と副審2名の大会ルールでトーナメント模擬試合を行いました。
試合前なのでライトコンタクトで行いましたが、好試合が続出しました。
まだ入会まもない初心者の方も慣れてもらうため参加してもらいました。
今日は見学者の方も2人いましたが、どちらも経験者で松濤館初段の持ち主だったので、いきなりだったのですが体験参加してもらいました。
高校の先輩後輩の関係ということで、2人とも個性はまったく違うのですが、両名とも初めての現空研ルールにもかかわず見事な組手を見せてくれました。
今日は少年部のTakagi君とIto君の組手も大変良い内容でした。
2人ともお父さんは現空研の黒帯です。
最後の決勝戦はNito(兄)2段は順当としても、3級のUchida君が見事勝ち残り決勝戦を戦いました。
最後はNito(兄)2段の地力に敗れはしましたが、大きな可能性を感じさせてくれる内容でした。
重量級のホープとして今大会の台風の目になるかもしれません。

2008/05/03
いよいよ5月6日の現空研空手道大会が近づいてきました。
参加申込みは、今からでも構いません。当日受け付けつけまやっていますのでどしどし参加してください。
無差別級優勝者、各階級優勝者にはトロフィーと賞状が、入賞者には賞状が授与されます。
大会は非公開ですが、会員紹介者、家族友人、入会希望者は観戦できます。お問い合わせください。
なお、当日集合時間は9時となっていますが、会場が9時オープンなので、出場者は9時30分頃までに来て頂ければ大丈夫です。
初級者クラスから開始し、年齢別、体重別を行い、最後に無差別級トーテメントを行います。
会場での飲食は禁止されています。(選手の水分補給等は構いません)
昼食は休憩時間を取りますので外部で各自取ってください。
その他細かい注意は会員ページをチェックしてください。
本日は目黒道場で大会前最後の稽古を行います。

2008/05/01
昨日は我孫子道場で稽古と本番模擬試合を行いました。
大阪に就職したため休会中のTakahasi初段が、連休の帰郷を利用して2年ぶりに稽古に参加、大会にも出場するそうです。
模擬試合では初戦に強豪のKin2段と当たったため惜しくも敗退しましたが、初戦敗退組のみの敗者復活トーナメントでは見事優勝を果たす強豪ぶりを発揮しました。
通常トーナメントは、全員参加の無差別トーナメントで行いましたが、我孫子道場重量級の強豪とアビ初段と世田谷道場中量級最強の一人Kin2段との決勝戦となりました。
上段回し蹴、後蹴、踵落しと多彩な技を繰り出すKin2段に対し、常に前に前に圧力をかけて重い突き、蹴りで攻勢をかけるAbi初段。本戦では決着つかず延長戦の結果判定でアビ初段が勝利しました。
甲乙つけがたい好勝負でした。
木村師範、飯塚師範の他今回は負傷のため試合には出場できないIkeda2段も審判員をつとめてもらうことになり、審判講習もかねて本番のシミュレーションを行いました。
全空連や極真ルール、硬式空手とも異なった現空研ルールなので、全空連公式審判員の資格を持つつ師範でもちょっと迷うところがあると思います。
実戦空手はこのルールの整備が最も重要な要素の一つである事はまちがいなくその整備は私の大きな目的の一つでもあるのです。今回の大会もこういった意味での成果を大いに期待しているところです。
なお、大会は5月6日に行いますが、7日の我孫子道場の稽古はお休みと致します。

2008/04/30-2
本日我孫子道場で本番模擬試合を行います。
また、各師範と審判員の皆さんは、大会審判規定の説明と事前チェックを行いますのでなるべく参加してください。

2008/04/30
昨日は世田谷道場で大会に向けての本番模擬試合を行いました。
副審2名を置き、判定、延長も大会と同じ形式で行いました。
稽古参加者も多かったのでいつもの勝ち抜き戦ではなく、トーナメント方式を取りました。
時間の関係上試合時間は短く設定しましたが、本番さながらの熱戦が見られ、男子一般ではNamekawa君が、女子一般ではSuzukiさんが優勝しました。
これは本番での無差別級にあたります。
本番では、我孫子、目黒の重量級が加わり更なる熱戦が期待されます。
その他のクラスは細かく分かれますのでそれぞれ興味深い対戦が見られると思います。
また、プロキックに転向したNito(弟)君にも出場要請していますので、上級クラスはレベルの高い試合が期待されます。
なお、大会の新しい情報を会員ページにアップしますので、会員の方はこまめにチェックしておいてください。
パスワードを忘れた方はお問い合わせください。

2008/04/21
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
大会が近づき、試合に向けての稽古も中身の濃いものになっています。
稽古で初めて本番と同じ年齢別の勝ち抜き戦を行ってみました。
試合時間も本番と同じにしました。
ただ体重は無差別で行いましたし、トーナメントではなく勝ち抜き戦ですから、後半出場者が有利となりますが、それでも決勝戦は実力者同士の対戦となりました。
最近、見学の方や新入会の会員が増え、その中には他流派で黒帯を取得している方も多く、組手で多彩な技の攻防が見られ、私が考えている理想的な稽古の環境になりつつあります。
勉強も武道も上達のコツは同じで、基本をしっかり抑えた後は、さまざまなタイプの相手(問題)に実際に取り組んで見る事が何よりも大切な事です。
応用なき基本は机上の空論、基本なき応用は自己流と言い、飛躍的、圧倒的強さを獲得することはできません。
常に基本を忘れず、そして様々な相手との実戦稽古を重ねる事で人は当初考えもしなかった高い所へ自分を持ち上げる事が可能になるのです。
そういった意味で初心者はもちろんの事ですが、他流派経験の方も現空研は大歓迎いたします。
双方にとって良い勉強の機会が得られるからです。
昨日は、剛柔流の黒帯の方が体験入会に来られました。
幼少の頃から空手をやっておられ、基本がしっかりした方でした。
体重が同じくらいのSuzukiR初段とエキシビジョンマッチとして特別ルールで模範組手を行ってもらいましたが、双方技有りを取り合うなどかみ合ったレベルの高い組手となりました。
事前に私からの注意として互いに勝ちに行く組手ではなく技を披露しあう形で行うように指示していましたので、ガチの試合ではありませんが、互いに勉強になったと思います。
また体験入会者にラグビー部、ボート部出身の大学生もいて、武道の経験はないのですが基礎体力は十分で、こちらも楽しみです。

2008/04/15
先週より大会向けの稽古とルールを再確認するための稽古を行っています。
我孫子、目黒、世田谷各道場とも、休会中の会員の復帰や新会員の入門も重なり、多彩な稽古ができました。
特に昨日の世田谷道場は、復帰組みのOri君やY君、他流派出身の新会員も混じり、勝ち抜き戦は好試合が続きました。
また少年部の大会要領も会員ページにアップしましたので参照してください。

2008/04/15
4月15日より、世田谷第一道場の少年部の稽古開始時刻を6時30分からに変更します。(従来は6時から)
世田谷は第一、第二道場ともに少年部の稽古は6時30分からとなります。
一般部も第二道場と同様7時15分開始となります。

2008/04/08
5月に現空研空手道大会を実施します。
参加要領を会員ページにアップしましたので参照のうえこぞってご参加ください。

2008/03/30
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
イレギュラーな稽古日でしたが熱心な少年部も集まり、また春休みなので一般部の会員お子さんで普段は近くの伝統系道場で稽古をしている子の出稽古や特別参加の少年もありとても良い稽古と組手が出来ました。
一般部では、目黒道場の会員も交えて、普段あまり見られない組み合わせの稽古ができました。
今日は少年部、一般部ともに良い組手試合が多く、ルールを変えて2度勝ち抜き戦を行いましたが、それぞれルールの特徴を掴んだかみ合った組手が大半を占めました。
ルールを変えるということは制限事項の内容が変わるということです。
どんなルールであってもそれに即応できる能力が究極の強さということになります。
一つのルールに固執することは実戦空手という観点からは相容れない考え方です。
もっとも現空研で行う変則ルールの組手は別の明確な目的を持って行っている事は皆さんご存知ですよね。
なお昇級・昇段者の認定状、帯の授与を各道場で先週より行っていますので昇級・昇段した人は、なるべく早く授与を受けてください。

今日は稽古の途中で嬉しいニュースが飛び込んできました。
Nito(弟)初段の勝利の知らせです。
プロのキックボクサーとしては第二戦目になりますが、これで2戦2勝の成績になったわけです。
知らせてくれたのはMizuo初段です。
彼はNito(弟)君の試合まで観戦してその足で道場に駆けつけ勝利を皆に知らせたわけです。(マラトンの話みたいだね)

2008/03/29
本日は我孫子道場のAsaumi2段の結婚式に出席しました。
恒例の現空研の試割演武を行いました。
okawa君のバット折、yanagi君の板割、Nito(兄)君の瓦割と続き、最後はAsaumi君本人によるコンクリートブロック割を行い、これを見事成功させました。
私は最後にピアノを演奏して2人へのはなむけとさせてもらいました。

あと、うっかりお知らせするのが遅れてしまいましたが、プロキックボクサーとしてデビューしたNito(弟)君のキックの試合が明日(30日)東京で行われます。この試合はトーナメントで勝てば8月の決勝戦に進出できます。
詳細は下記のホームページをご覧ください。

http://www.rise-kgs.com/event/event_2008_3_30.html

明日(30日)は世田谷第二道場での稽古もあります。

2008/03/25
世田谷道場4月の稽古予定日を追加しました。

2008/03/18
目黒道場の4月からの稽古予定表を追加しました。

2008/03/14
3月は学校行事等で道場が使えない日が多いのですが、会員の皆様は自主トレーニング等で体がなまらないようにしてください。
最低週に一回、なんらかのトレーニングを行えば少なくとも現状維持は可能です。
とにかく継続は力です。
やわらかな決心で、がんばりましょう。

さて、今年は夏合宿の前に、現空研大会を行う予定です。
詳細決まり次第会員ページに発表いたします。
クラス別、年齢別それに無差別級を設ける予定にしています。
今回の各優勝者は現空研第一回大会(仮題)の歴史的優勝者になるわけです。
なお、参加資格は現空研の会員である事が条件です。休会中の方も参加資格があります。
最近、旧会員の方の復帰が目立っています。(先日も7年前に休会された方からのメールがありました)
こうした方々も調整が間に合えばぜひ大会にも参加していただきたく思います。

先ほど、プロキックボクサーとしてデビューしたNito(弟)君から30日東京で試合がある旨メールをもらいました。
詳しい状況が分かり次第ご紹介します。
試合が終わったらまた道場に来るそうですから、また勝ち抜き戦に参加してもらいましょう。
彼と組手稽古したい人は大勢いますから。:

2008/03/08
本日は一人の漫画家をご紹介したいと思います。
その名は「月本シンリ」さん。デビューしたての新人漫画家です。
ジャンルは少女漫画。
なぜ、少女漫画の作者を現空研が紹介するのか。
詳しい話は後であらためてお話したいと思いますが、簡単ないきさつをご紹介します。
昨年の夏、漫画家を志しているある女性からメールをいただきました。
ある雑誌のコンテストに応募したいのだけれど、空手のシーンに現空研の写真を使わせていただけないか、という問い合わせでした。
これがきっかけで何回かメールのやりとりがあり、その後しばらく連絡が無かったのですが、先日コンテストに入賞した事、プロの漫画家としてデビューされたことの連絡がありました。
デビュー誌は2月23日小学館発行のデラックスベツコミというコミック雑誌です。
タイトルは「乙女心とプレゼント」です。
現空研の黒帯を締める少女(強いけどナイーブ)が思いを寄せる少年(ひ弱)にあるプレゼントを贈るというステキなお話です。
空手の追想シーンで、現空研の道場での組手の写真をそのままアニメにしたような情景が展開されます。
私が合宿でKitajima2段の関節を極めるシーンやAsaumi2段を腕十字で極めるシーンで私を主人公の少女に置き換えた絵が登場します。・・・・・・・・・・・
道場は我孫子道場がモデルになっています。
ぜひ、ご覧になってください。
著作権の問題があり、コミックの絵をそのままこのサイトで紹介できませんが、月本シンリさんから現空研のために絵を描いていただきましたのでそれを紹介します。

2008/02/28
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
先日、Suzuki君は10人組手にチャレンジし失敗しましたが、当日の組手は、本人の希望日とは異なり、組み合わせの都合上急遽実施されたものでした。
そのため直前に食事を取っていたり、本人の責任外の悪条件が重なっていた事を考慮し、例外的に再チャレンジを許可しました。
その2度目の10人組手が昨日行われました。
今回は、前回にも増して対戦者に重量級が揃いました。
70kクラスが軽いほうに分類されるほど、80k゛90kクラス、そして100k超級も2人います。
7人目のアビ初段以下は、Ikeda2段、Nito(兄)2段、最終10人目は酔っ払い師範という過酷な組み合わせでした。
やはり、アビ初段からは重みのある突き、蹴りを決められ、特に中段の突では相当効かされましたが、今回は何とかしのぐ事ができました。Nito(兄)2段の容赦のない連打には防戦一方になる場面もありましたが、技有りはとられつつも致命的な攻撃は紙一重でかわしこれも耐えました。
8人目のIkeda2段、9人目のNito(兄)2段、最終酔っ払い師範との対戦は、圧倒的な力量の差はいたしかたないとしても、気力を振り絞って自分との戦いの展開になりましたが、最後までダウンを喫することなく見事10人組手を完遂しました。
へとへとに疲れていましたが、大きな怪我もなく最後の苦しそうな挨拶の後の笑顔が印象的でした。
10人組手完遂です。
近いうちに審査の組手の全てを会員ページにて動画で配信しますので、次回のチャレンジャーはこれを参考に稽古に励んでください。

2008/02/24
会員ページにて現時点での昇級・昇段審査の結果を発表しました。

2008/02/20-2
本日は我孫子道場で女子部のKikuchiさんの5人組手を行いました。
対戦相手は黒帯も含めた男子が相手となりました。
危険防止のため男子には一定のハンデを付けましたが、きびしい組手となることは前例を見るまでもありません。
最近、急激にパワーをつけたKikuchiさんですが、やはり後半はスタミナの限界に近く、ガードの腕を高く上げることすら苦しい状況となりました。
しかし、上段の突を決めるなど、最後まで攻める姿勢を貫き通したのは立派でした。
5人組手完遂です。

2008/02/20
お知らせ
3/29日(土)の目黒道場の稽古はAsaumi2段の結婚式のため稽古日を変更します。
3/30日(日)に世田谷第二道場にて行います。少年部の稽古が18時30分からはじまり、一般部は19時15分から21時までとなります。
スポーツ保険に関するお知らせがありますので会員ページの「会員連絡」も参照してください。

2008/02/19
本日は世田谷道場でEbina君が見事10人組手を達成しました。
体調不良で長期間休会の後、奇跡の復活を遂げ、今回のチャレンジで見事10人組手完遂を成し遂げました。
最終戦のKin2段とは、にらみ合ったまま気合の応酬をするなど闘争心を隠さない組手でした。
内容はKin2段の猛攻を耐える形となりましたが最後まで気迫は衰えませんでした。

先週の我孫子道場ではS君が10人組手にチャレンジしましたが、惜しくも6人目でダウンを喫し完遂なりませんでした。
しかし、その恵まれた体格と重い突き、蹴りを持ってすれば、必ずや10人組手は達成できると思います。
がんばってください。
ちなみに6人目の対戦者は、100k超級のアビ初段でした。脱力した中段の回し蹴りで3回のダウンを奪い、S君は続行の意思を示しましたが、主審と私で協議の上中止を命じました。

2008/02/12
本日(2/12)は世田谷道場で少年部と一般部の審査を行いました。
少年部は、黒帯に挑戦するMatunaga君が10人組手にチャレンジします。
Matunaga君は中学2年生ですが現空研の世田谷道場ができてすぐ小学生の頃入会した一期生です。
真面目で、コツコツ努力しついに10人組手チャレンジのキップを手に入れました。
本日は対戦相手の中学生が少なかったので、対戦相手の大半が一般部の大人達となりました。
もちろん、危険防止のためのハンデはつけてありますが、中学生にとっては最大の難関であることにかわりありません。
最初の同年齢対決からはじまり、最後はKin2段の洗礼を受けました。
最後は全てを使い切りましたたが、よく耐え10人組手を完遂しました。おめでとう。
一般部は早稲田大学の4年生(就職は決まっています)Nakazato君の6人組手が行われました。
Nakazato君はテコンドーの出身で、長身を生かした切れ味鋭い左右の回蹴、後蹴が主武器です。
また、タイミングの良い突技も持っています。
今日は、対戦者は上位黒帯の猛者が揃い、色帯も先日6人組手を完遂したNamekawa君をはじめ、10人組手を控えた大型のKawano君、これまた大型で極真出身のNakazawa君などの一癖も二癖もある強豪です。
黒帯は、接近戦からの上段蹴が得意なSuematu初段、高校生のTake初段、炎のKin2段です。
楽な相手は一人もいません。
それでも、闘志を内に秘め、決して折れる事のない敢闘精神は最後のKin2段との対戦を含み衰えることはありませんでした。
終盤は、体力の限界を超える状況となりまり、最終戦はKin2段の猛攻に防戦一方となったのは仕方がありません。
しかし最後までダウンを奪われることなく耐え抜きました。よくやった。

2008/02/09-2

昇級・昇段審査速報

本日は目黒道場で昇級・昇段審査を行いました。
少年部はTakagi君、Ito君、Ozaki君がそれぞれ指定の組手をファイトあふれる好試合で展開しました。
4人組手はMuramatu君、Sibuya君、Uchida君が達成。
5人組手はWatanabe君
6人組手はNamekawa君、高校生のTakagi君が達成しました。
Muramatu君は他流派の黒帯で、潜在能力の高さはぴか一です。Sibuya君も他流派経験者で確かなテクニックの持ち主です。Uchida君は4人組手チャレンジで敢闘精神のかたまり、Watanabe君の友人で、恵まれた体力を持ち、格闘センスと根性は注目に値します。 個人的にはいろいろ反省点もあるかもしれませんが皆それぞれの個性を生かした組手を展開しノルマを果たしました。 
Namekawa君は、奥さん息子さん、娘さんも応援に来られていましたが、高度な技の連発で充実した内容で余裕すら感じられました。後半はくせものの黒帯達が対戦相手でしたが見事に6人組手完遂しました。
10人組手はKubota君、Enomoto君、Nogi君、Takagiさんが達成しました。
本日は色帯の部、少年部と多彩でしたが、非常に中身の濃い、そしてレベルの高い組手が展開されました。
最後の10人組手は、それぞれ対戦相手の全員が黒帯で重量級も多く、その上2段の猛者も参加するという過酷な組み合わせとなりました。
Kubota君は長い休会期間がありましたが、今日とうとう10人組手を完遂しました。
Enomoto君は総じて上手な組手で余裕すら感じさせられましたが最後のNito(兄)2段の猛攻の前にはかなりの消耗をしました。
Nogi君は、序盤戦に重量級の猛者達とあたりましたので、早い段階から消耗戦に突入し、苦しい戦いが続きました。特に後半下段を効かされ、本当につらい状況でよく耐えました。しかし最後まで前に出る姿勢を崩さず見事に10人組手を完遂しました。
皆過酷な消耗戦を余儀なくされましたが、大声援の嵐の中、上記の完遂者が生まれました。
女子部で10人組手完遂のTakagiさんと高校生のTakagi君、少年部のTakagi君は親子です。
皆素晴らしい組手でした。
今回も大きな感動が道場を包みました。

6日の我孫子道場
3人組手 Eguchi君
4人組手 Suenaga君
5人組手 Morioka君 
6人組手 Ando君
がそれぞれ達成しました。
多くが自分の限界を超える組手となりましたが、上記の達成者が生まれました。
Eguchi君最後のNito2段の回蹴、ひざ蹴の洗礼を受けましたがよく耐えました。
Suenaga君は、100kの体重を生かす柔術、総合系からの転向組で、実力もあるので4人組手に挑戦し見事に完遂しました。
Morioka君も100k級のボディビルダーで体力を生かした豪快な組手を展開しました。しかし今回は対戦相手も上位の重量級が多く、最後はスタミナ勝負となりましたがよく我慢をし、見事完遂。
6人組手のAndo君は、他流派出身で、的確な技を持っていますが、最初からパワー全開で向かってくる相手には技だけでは対抗が難しく、力対力のガチンコ組を展開、後半は体力の限界を超える領域に入り精神力での戦いとなりましたが、見事完遂しました。

5日の世田谷道場
3人組手 Uedaさん
4人組手 Nakazawa君、Wakamatu君
6人組手 Nakamura君
がそれぞれ達成しました。
個性の違う挑戦者達でしたが、達成者はみな自分の力を出し切ったと思います。
特に最後の6人組手の後半はなかなか自分の組手をさせてもらえない相手の連続でしたが、最後まで前向きの気持ちが完遂を勝ち取る原動力となりました。
女子部のUedaさんは私が講師をしている大学の教え子です。
大学の成績も大変優秀ですが空手もまじめで熱心です。
まだ初心者ですがよく頑張りました。
Nakazawa君は、極真出身、Wakamatu君は大学ではテコンドーをやっている猛者です。
それぞれ自分の個性を生かす組手で完遂しました。
Nakamura君は東工大に在籍する秀才ですが運動神経が良く、急激に実力を向上させています。
しかし、さすがに黒帯相手となると、なかなか自分の組手をやらせてもらえず後半は苦しい展開が続きました。
特に最後のKin2段の猛攻の前には何度も足を払われ体力は極限近く消耗させられました。
しかし、最後まで気持ちは折れることなく果敢に立ち向かっていき、6人組手を完遂できました。

努力を積み重ねて最後にチャレンジし、そしてそれを完遂する。
こうした現空研の昇級・昇段審査の成功体験をした者は、この体験そのものが人生における大きな財産となるでしょう。
組手完遂者の皆さん、おめでとう。よくやった。

2008/02/09
本日は目黒道場にて審査を行います。
※特に中止の連絡が無い場合は、本日以降全ての審査を予定通り行います。

2008-02/03-2 14:00
本日(2月3日)の目黒道場の稽古および審査は雪のため中止いたします。
現時点(午後2時現在)でまだ雪が続いておりますし、天気予報でも夜半にかけて降雪が続くということなので、本日はお休みといたします。
なお、本日審査を受ける予定だった方は、申込書記載の第二希望日へ振り替えいたします。
審査日を変更したい方はメールでご連絡ください。

2008/02/03
本日は目黒道場で昇級・昇段審査を行う予定になっていましたが、関東地方は積雪に見舞われています。
特に遠方の方は道場からの帰りの足の確保が懸念されます。
現在は中止の方向で検討していますが、最終的な判断は午後3時までにここにアップする予定です。

2008/01/31
昨日は我孫子道場でAsaumi初段の15人組手が行われました。
我孫子の精鋭達に加えて東京組の参加もあり、多彩なメンバーによる中身の濃い組手が展開されました。
中鉢筆頭師範のきびしい審判により技有りの判定が高いレベルに設定されましたので、全ての組手が2分フルに行われるというきびしい内容になりましたが、約40分間に及ぶ15人組手を見事完遂しました。
素晴らしかったのはAsaumi君は、全試合一つの技有りも挑戦者に取らせることなく終えたことです。
普段の稽古とマラソンで鍛えたスタミナがその成功に多大の貢献をしました。
おめでとう。

2008/01/30
本日は我孫子道場にてAsaumi初段が2段昇段への関門15人組手にチャレンジします。
打たれ強さには定評のあるAsaumi君ですが、15人となると話は変わってきます。
マラソン大会などにも積極的に参加してスタミナ強化は万全のようですが、簡単には15人を完遂させまいとする親友たちの多いAsaumi君です。東京からの遠征組も迎えて今日は好試合が展開されるでしょう。
多くの参加者を期待します。

ベトナムに出張中のプロボクサーで現空研初段のコマちゃんが一時帰国で来週稽古に参加します。
今日でないのが残念ですがしかたがありません。

休会中の我孫子道場のSugiyama君からも復帰したいというお便りをもらいました。
現在は就職して公務員としてがんばっているようです。

ここのところ、休会中であった多くの会員の復帰が目立ちます。
逆に転勤や仕事のパターンが変わって来られなくなった会員もいます。
社会人は、仕事が優先しますから、なかなか思うように時間が取れない方も多いです。
こうした外部環境の変化は長い人生の中では何回か起こることはどうしも避けられません。
そういう時でも、自主稽古で最低限、体力、技術を温存あるいは、緩やかでも向上させていく心構えが長い目でみれば最強の自己をつくり上げる秘訣です。
「継続は力なり」この言葉は奥が深いです。
最悪の場合でも毎日の拳立てとスクワット(回数は問いません)、そしてイメージトレーニング(空手の事を考えるだけでもトレーニングになります)これでも稽古の中断は防げます。というより向上するはずです。
我々の目的は生涯空手です。
柔らかな決心で継続していきましょう。

2008/01/22
2月の昇級・昇段審査の詳細を会員ページに発表しましたので、審査を受ける会員は所定の手続きで審査を申し込んでください。

2008/01/11
会員のName君がブログの中のやりとりで会員同士の名前の呼び方に言及しています。
先輩、後輩、年上、年下、段、級の上下、これらが組み合わさり、また自分の育ってきた地域や属していた組織などで、いろいろ基準も違いますし、そうでなくても日本の礼儀作法が乱れている昨今、会員同士戸惑う事もあるかと思います。
本来なら、義務教育の過程や社会人であれば社内教育でちゃんと知識として持っているはずのものですが、昨今の風潮としてこういう教育はあまり力を入れられておらず、今の若者の言葉の乱れの原因にもなっています。
こうした礼儀作法の伝統を伝えるのも武道の役割の一つですから、現空研も会員数が増えてきたこともあり良い機会だと思いますので、きちんとしたガイダンスを作ろうと思っています。
会員ページにもこの事についてふれていますので会員の方は目を通してください。

2008/01/05

新しい年を迎えて。

昨年は10人組手、15人組手のレベルの高い関門をクリアして昇段を果たした仲間達、それから他流の大会でも活躍したり、プロの世界に飛び込む仲間達も登場しました。

一方、中年、熟年と世間では言われる年代の方たちや、格闘技の経験が全くない多くの初心者の方も大勢入会されています。
女子部も会員が増え、初心者だけではなく黒帯の人数も増えてきました。

少年部も元気な子が大勢がんばっています。
高学年の上級者は言うまでもないのですが、低学年はセンスのある子が多く揃っており将来が楽しみです。

現空研は、仕事や学業を犠牲にすることなく、武道としての空手道を追求する、いわゆる文武両道を目指した会です。
安全性を第一に考えながらも最強を目指すというちょっと欲張ったスローガンを掲げています。

昨年の頭に宣言しながら、私の個人的な状況で実現できなかった現空研大会を今年の第一の具体的な目標としたいと思います。

あと、今まで、私はこのホームページの「理念」において、テーマとしては空手、あるいは武道といった観点を常に中心に据え、他の領域には意図的に踏み込まないようにしてきました。
それは、主義主張や哲学、経済、宗教、法律、倫理といった分野は武道のホームページでは述べることはあまり適切ではなく、また自分がそうした大風呂敷を広げる器ではないという思いも強くあったからです。

どうしても言いたい事があった場合は会員ページでは述べることがありますが、それでも小説仕立てにしたり、比喩的な小話程度でなるべく重い話題にならないように配慮してきました。

しかし、少年部に新しく入ってくる子供たちの立ち振る舞いの昔との違いや大学の講義での若者たちと接触が増えるに従い、何か今日本人が忘れている多くの大切な事があるのではないかという思いが日増しに強くなってきました。

昨今のニュースでも、多くの暴力事件を見ます。
暴力事件は昔からありますが、その内容は昔とは大きな違いがあります。

本当に、いやな、悲惨な、そして許せない事件が多いのです。
また、暴力事件ではなくても、日本が腐ってきていると思わせる状況は日常茶飯事になってきました。

現空研の根本的な目的は護身、不正義の阻止、精神力の育成にあります。
つまり、直接的(物理的)な暴力をから身を守るための技術と、間接的(精神的)な暴力にも屈しない精神力を鍛え、向上させるというものです。

しかし、こうした課題は社会の状況によってその発露の仕方が変わってきます。
暴力は皆で阻止しようというコンセンサスの成り立った社会と、自分だけ無事ならいいやといった社会では、理不尽な暴力を受けている人を助けるにしても、その具体的な行動の仕方やリスクは全然違ったものになるからです。

私が体験した数少ない例でも、理不尽な暴力を受けている人を助けたとき、周りのあまりの無関心さには心に寒気を覚えるほどでした。
今の日本社会は、本当に病んでいます。

これは主義主張といった大上段の問題ではありません。
本質的に人間が持っていて、長い歴史の中で試行錯誤を経て醸成されてきた、人と人との友好的な交流の仕方や基本的な約束事(常識)、そしてこれを教える立場(大人)と教わる立場(子供)の役割と処し方、こういった事がすっかり抜け落ちているのが現在の日本社会です。
今年は、こういった問題もテーマにホームページのコラムも書くつもりです。
もちろん現空研の活動、特に少年部に対しては明確な指導方針として実行していきたいと思っています。

そして、私自信に対して課した課題は「行動」です。
「知って行わざるはいまだこれ知らざるなり」とは、中国の思想家王陽明の言葉です。
分かっている人には釈迦に説法となりますが、簡単に説明すると、「知識として知っていても、実践しなければ知らないのと同じだよ」という事です。
高校生の時習いましたよね。「知行合一」です。
これは、いざ実践となるとなかなか難しいです。一つ間違えば危険な過激行動にもつながりますから。

もちろん、私の言いたいのは、これを金科玉条のスローガンとするのではなく、精神的なバックボーンとして常識的に捉えるという意味です。
自分の保身、利益ばかり考えて、見て見ぬふりをする今の社会風潮に対して怒りを覚えるからです。

もちろん私とて多くの欲はあります。
現空研をいろんな意味で拡大し、その主張するところを広めたい。
そして会員は皆、最大効率で強くしたい。

しかし、自分(現空研)だけ良ければよい、といった考えは一切ありません。
自分(現空研)の存在を犠牲にしても他を助けるといったお釈迦様のような行動は、未熟な自分にはとても出来ませんが、最低限、自分を含めた最大多数のための最大幸福を願う気持ちは持っています。

こうした考えも力が無いと何もできません。
「力を持て」これが私の主張です。
この力は努力で勝ち取れるものです。

人間は無限の力を得ることはできませんが、少なくとも自分の遺伝子が持っている可能性の範囲であれば努力によっていくらでも伸ばせるのです。
そして、物理的可能性を示す遺伝子の限界は、想像を絶する程広大なものであることは、スポーツだけに限っても世界記録の絶え間ない伸びを見るだけで自明な事です。

可能性を広げる一番の方法は継続です。
やわらかな決心で、無理をしないで、でも怠惰にはならず努力を継続することが最強への王道です。

今年も、皆でお互い最強の自分を造っていきましょう。

 

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