いろいろな疑問や質問が数多く寄せられています。
今回は空手とは少しはなれた話題ですが、子供達にとって最も巨大で深い闇に包まれた問題。
そうあのサンタクロースについてお答えすることにしました。
この内容については企業秘密、個人情報にに関する事項も含まれていますが、あえてぎりぎりの線まで公表することにいたしました。
なお、ここに記載した事実に関しその著作権は現代空手道研究会に属します。
サンタクロースは実際にいるのですか?
はい、サンタクロースはいます。
(Yes, There is a Santa Claus.)
北の寒い国にすんでいます。
サンタクロースは全ての子供にプレゼントするのですか?
しません。
一年間の行動記録を見てふさわしい子供だけにプレゼントします。
世界中の子供に一斉にプレゼントするのは不可能ではないですか?
大丈夫です。それを可能にするシステムがあるのです。
そのシステムはどんなのものですか?
詳細は述べられませんが、現代社会で言えば下請け制度のようなものと考えてください。
ちょっと疑問もありますが分かったことにします。でもあんな大量のプレゼントの資金はどうなっているのですか?
かわいくないけど良い質問です。
あなたが子供なら「サンタクロースはお金持ちだ」が答えです。
あなたが大人なら「サンタクロースは巨大コングロマリットだ」が答えです。
質問を原点にもどします。煙突から入るのは無理だと思うのですが?
無理ではありません。初期のサンタクロースの時代は、活動はローカルでしたし、近所の家にはみな煙突があってそれは入るのに十分な大きさがあったのです。
現在は、ドアから入るのが普通です。
初期ってサンタクロースは一人じゃないんですか?
一人ではありません。何代にもわたって引き継がれていますし、同時期に複数のサンタが存在しています。
サンタクロースは個人ではなく組織なんですか?
これもかわいくない質問ですが、お答えしましょう。
わかりやすく言えばサンタクロース株式会社のような存在なのです。これ以上はお答えできません。
僕は小学生ですが僕の友達は皆サンタクロースなんて信じていませんよ。
それが普通の子です。子供は幼稚園の頃は皆素直に信じています。
小学生の高学年くらいになると中途半端な知識を持った子が世界経済の根源も理解できていなのにサンタクロース捏造説を持ち出します。
小学生くらいはこうした都市伝説を一番信じやすい多感な時期です。
サンタクロースは捏造されたものだというデマは根強いものがあり、中には大人でも信じている者も増えていて困った現象です。
でも僕はお母さんがこっそりプレゼントを隠した現場を見たことがあります。
だからサンタクロースは居ないって?それは幼稚園児の判断です。
サンタクロースは現在は巨大組織で様々な形で委託、下請け組織を使っているのです。お母さんがサンタクロース株式会社とどういう関係があるかは子供のあなたには知る由もないのです。
じゃもう一度原点にもどします。トナカイが引くそりで空を飛ぶという点はどうなんですか?
あなたは、一面雪で真っ白な世界にさらに雪が降り注いでいる光景を見たことがありますか。
スキー場でも良いです。真っ白な雪景色の中で一人のスキーヤーが滑っている姿は、まさに空中を飛遊する鳥のように見えます。
トナカイのそりは実際は空は飛べませんがその光景はまさに絵本で見る空中のソリそのものなのです。
でも、僕は実際はお父さんが買ってくれたのだと言う事を本人から聞いた事があります。
まだ良く分かってないようですね。それはあなたが幾つの時でしたか?
まだ子供だったでしょう。
あなたに本当の事を言っても理解できる年齢ではなかったというのが一点、それともう一つ核心にせまる理由があるのですが、後でお話しましょう。
僕は病気のおじいさんを助けてあげてとサンタさんにお願いしたのですが、おじいさんはとうとう病気で亡くなってしまいました。それ以来サンタは信じていません。
おじいさんはお気の毒でしたね。
サンタクロースは最善は尽くしますが万能ではありません。でもあなたのそのやさいし心はきっとおじいさんの心には届いていたはずですよ。
わかりました。まだ半分信じられないのですが少しわかったような気がします。
でもあなたはなぜそんなにサンタクロースのことに詳しいのですか。
君も随分核心を突く質問をくりかえしますね。
大人たちが執拗にサンタの存在を子供に主張し、サンタが存在しないという誤った都市伝説を是正しようという背景にはまず第一にサンタクロースは実在するという事実を知っているという点。
しかし真実を正確に伝える事が難しい点。
嘘も方便ということわざに惑わされて、安易な間違った説明をする大人達が横行し、善意ではあるが数々の派生伝説が生まれてしまった点などが背景にあります。
大人は自分を犠牲にしても子供達の幸福を願うものなのです。
この世界の大人たちの真心が担保となって世界規模のサンタクロース株式会社(?)というコングロマリットが存在しているのです。
お父さんやお母さんはこの会社の株主でありオーナーであり、時には独立した下請け会社ともなります。
君も大人になればサンタクロースの事には詳しくなります。
しかし、その存在の表現の仕方は株主はオーナーなのですから誰からの束縛も受けません。
その人のやり方でサンタクロースを表現します。
君のご両親も君のご両親の方法で君に説明をするはずです。