ヒット カウンタ

2008年 現空研スナップ集

一般部勝抜戦

 
左Watakabe君 右Horii君 右中段回蹴       左Watakabe君中段前蹴 右Horii君
Watakabe君はテニス暦10年、Horii君は高校野球部出身で共に長い球技暦を持っていて、格闘センスもあります。
球技と格闘技はどういうわけか両方やる人は少ないのですが、空手をやって球技の腕が上がったという声は時々耳にすることがあります。私には球技も格闘技も本質は殆ど同じように感じます。

 
手前 Tasiro君 奥Horii君中段前蹴         左 Tasiro君中段回蹴 右Horii君中段前蹴
Tasiro君は伝統系の空手経験者(茶帯)です。殆ど形中心だったという話ですが蹴りの威力はかなりのものです。
現空研空手に慣れればぐんぐん上達することまちがいありません。 

 
左 Someya4級 上段突き 右Tasiro君       左 Miwa3級 上段回蹴 右Someya4級
Someya4級は有名フルコン道場出身で、積極的な空手が特徴です。Miwa3級は筋力トレーニングで鍛えた圧倒的なパワーの持ち主で、最近脱力のコツを覚えてきました。怪我でしばらく休んでいましたがいよいよ本格的なトレーニングが可能になってきました。

 
左 Miwa3級 右 Tozen2級 上段回蹴        左 Tozen2級 右 Sawaguchi君 上段回蹴
Tozen2級は東大ボート部出身で身体能力はすごいものがあります。また何事も真面目に取り組むので日を追って上達しているのが分かります。Sawaguchi君は子供の頃空手の経験があり学生の時は卓球をやっていました。反射神経の良さが光ります。後5k筋肉で体重が増えれば別次元の空手ができるでしょう。

 
左 Tozen2級の至近距離での上段回蹴         左 Sawaguchi君の横蹴

 
左 Tozen2級の至近距離での上段回蹴       左 Muramatu2級の上段突 

 
左 Muramatu2級の上段回蹴             左 Tozen2級の上段回蹴
Muramatu2級は他流派の初段を持つ実力者です。スピードのある突き蹴りの持ち主で威力もあります。
脱力のコツを掴んで持続力が増せばどこまで伸びるかわかりません。

 
左 Muramatu2級 右Watanabe(R)1級 前蹴    左 Hituji初段 右Watanabe(R)1級上段回蹴
Watanabe(R)1級は突、蹴ともに重さが際立っていて一発の威力に関しては黒帯級です。
10人組手対策としてはスタミナの養成が最大の課題となるでしょう。

 
左 Hituji初段の豪快な上段回蹴           左 Hituji初段 右Watanabe(R)1級の後蹴
Hituji初段は良く上がる足を生かした接近戦での回蹴が武器です。突きの間合いで蹴りが出せる数少ない会員の1人です。
物腰は柔らかいのですが空手の実力は本物です。

 
左 Hituji初段の上段突 右Enomoto初段     左 Hituji初段 右Enomoto初段の上段回蹴
Enomoto初段は突いて良し蹴って良しの万能選手です。格闘センスも光ります。
もう少しパワーを付けると世界が変わるでしょう。

 
左 Tanaka初段の上段回蹴 右 Hituji初段    左 Hituji初段 右Tanaka初段の上段回蹴

 
左 Hituji初段の上段回蹴 右Tanaka初段     左 Hituji初段 右Tanaka初段の上段回蹴
Tanaka初段は50歳超えて現空研で黒帯を取りました。 伝統系でも黒帯の持ち主で伝統系の大会でも活躍しています。
フルコンの威力と伝統系のスピードを兼ね備えておりその実力の向上はとどまるところを知りません。

 
左 Tanaka初段 右 Mizuguchi初段 前蹴り    左 Tanaka初段 右 Mizuguchi初段 上段回蹴
Mizuguchi初段は大時代はラグビー部で活躍。  空手のスタイルは正統派で常に正面から戦いに挑みます。

 
左 Endo1級 踵落し 右 Mizuguchi初段      左 Mizuguchi初段 回蹴    右 Endo1級


左 Mizuguchi初段 右 Endo1級 踵落
Endo1級は今年最も実力が伸びた者の1人でしょう。もともと格闘センスも良かったのですが、着実な稽古を続け、突き、蹴り、受け全ての威力が桁違いに増しています。大きな相手でも殆ど押される事がなくなりました。10人組手に向かって更なる精進を期待したいところです。


左  Nojiri2段 上段回蹴 右 Endo1級       左  Endo1級 中段回蹴  右 Nojiri2段
Nojiri2段は出稽古に来られたYamamoto先生の職場の空手部の方で伝統系だけでなくフルコンの経験も長く、その実力は組手を見ればすぐ分かります。異なるルールへの対応力もすばらしく緩急の効いた連続技は学ぶべき点が多々あります。
急激に実力を上げて勢いに乗るEndo1級が果敢に攻撃しましたがなかなか付け入る隙を見せてくれません。
現在の技術の進展に現空研空手の技法を加えればどこまで強くなるか計り知れません。


左  Nojiri2段 上段回蹴 右 Endo1級               左  Endo1級 上段回蹴  右 Nojiri2段


左  Nojiri2段 上段回蹴 右 Suehiro 初段        左  Nojiri2段  右 Suehiro 初段 上段順突
Suehiro 初段は現空研空手道大会の一般部中量級優勝者で無差別級でも3位入賞の実力者です。
レベルの高い技の応酬となりましたが延長の末僅差判定で Nojiri2段の勝利となりました。


左  Nojiri2段 横蹴 右 Suehiro 初段           左  Nojiri2段  右 Suehiro 初段 中段回蹴


左  Suehiro 初段 右 Nojiri2段 上段回蹴          左  Nojiri2段  右 Suehiro 初段 上段後蹴 


左 Namekawa初段 上段回蹴 右Nojiri2段     左 Nojiri2段 上段回蹴 右 Namekawa初段
Namekawa初段 極真会館出身で現空研で黒帯を取りました。茶帯時代に現空研大会で壮年部軽量級で並み居る黒帯を押しのけて優勝し、他流派大会でも実力の片鱗を見せ付けるなどの活躍をしています。
今回は技の切れる者同士のかみ合った組手を十分に見せてくれました。
その行き詰る熱戦に道場内で時折「オーッ」という歓声が起きるほどでした。 


左 Namekawa初段 上段後蹴 右Nojiri2段     左 Namekawa初段 下段回蹴 右Nojiri2段


左 Namekawa初段 上段後蹴 右Nojiri2段    左 Yasui初段 右 Nojiri2段の上段回蹴


左 Yasui初段 右 Nojiri2段の上段突き      左 Nojiri2段 右 Yasui初段の上段回蹴
Yasui初段は体重もあり、そのパワーを生かした前に出る空手が信条です。
しかし技が切れスピードもあるNojiri2段にはなかなか有効打を得ることができませんでした。
果敢に攻め込んでいきますが一瞬の隙をついた足払いからの突きで技有りを取られてしまいます。


左 Nojiri2段 右 Yasui初段             左 Nojiri2段 右 Uchida2級 体重の乗った回蹴


左 Nojiri2段 右 Uchida2級 中段回蹴      左 Nojiri2段 右 Uchida2級 中段横蹴


左 Nojiri2段 下段回蹴 右 Uchida2級      左 Nojiri2段 右 Uchida2級 重量の乗った中段回蹴
Uchida2級は緑帯のとき現空研空手道大会の無差別級に出場し他全員が黒帯の中ただ1人緑帯で準優勝するなど当初から実力の片鱗を見せていました。
今回も最も勢を見せた一人でしょう。
Nojiri2段は現空研の3人を抜いた後、スタミナ消耗した時点で筋肉質で体重100kのUchida2級の猛攻を受けました。
それでもNojiri2段は上手にさばいて致命傷は受けなかったのですが、アクシデントでUchida2級の上段突きをまともに顔面にもらってしまいました。本人は続ける意思を持っていたのですが大事をとって私の判断で試合としては中断、無効試合としました。


左 Uchida2級の上段突が顔面に当たる。     左 Kato3段の上段回蹴 右 Uchida2級


左 Kato3段 右 Uchida2級の横蹴        奥 Kato3段華麗な上段回蹴 手前 Uchida2級
Kato3段はYamamoto先生の道場および職場の空手部で指導者として活躍されている方です。身長180Cm体重も100k近くUchida2級とほぼ同じくらいの体格です。体は大きいのですが柔軟性があり、スピードは軽量級並です。
試合は前半Kato3段が押し気味に展開するのですが双方決定打がないまま後半に入り、本戦では決着が付かず延長戦に入ります。そこでもパワフルな応酬が続くのですが双方はっきりとしたポイント差は付きません。
本当に僅差です。若干スタミナの残っているUchida2級の勝ちとしましたが、初めての道場で初めてのルールという事を勘案するとKato3段の本当の実力はこれの何倍もあると考えるのが妥当です。


左 Suzuki(R)2段上段回蹴 右 Uchida2級    左 Uchida2級 中段回蹴 右 Suzuki(R)2段
勢いに乗るUchida2級の進撃を止めたのは新婚間もないSuzuki(R)2段。
開始早々上段回蹴を首筋でピタリと止めて技有り。終了間際にもまたしても上段回蹴を首筋でピタリと止めて技有り2、合わせ一本で勝利。


左 Uchida2級 右 Suzuki(R)2段 上段回蹴       左 Suzuki(R)2段下段回蹴 右 Kawabe2段
現空研の2段同士の迫力ある組手。実力は拮抗していますが、しばらく稽古から遠ざかっていたSuzuki(R)2段が延長戦でスタミナの消耗が激しく、僅差判定でKawabe2段の勝利となりました。
Kawabe2段の圧力は最近一段と強くなってきました。


左 Suzuki(R)2段上段回蹴 右 Kawabe2段   左 Suzuki(R)2段 右 Kawabe2段の上段前蹴


左 Suzuki(R)2段 右 Kawabe2段上段突き    左 Suzuki(R)2段中段前蹴 右 Kawabe2段


左Nito(兄)2段の胴回し回転蹴り 右Kawabe2段 @  左Nito(兄)2段の胴回し回転蹴り 右Kawabe2段 A
この大技には一同唖然としました。現空研でも時々この技を見せる会員はいますが、こうした試合(一応決勝戦)のしかも開始早々で・・・・・・。まったく予想外。
Kawabe2段なんとまともに食ってしまいます。この二人は長い間ライバル関係(他にもいますが)で互いに切磋琢磨して技術を向上し続けています。だからこそこんな場でこんな実験もできるのでしょう。稽古の組手は大会試合ではないので、いろいろ試す事は意義のあることです。


左Nito(兄)2段の踵落とし 右Kawabe2段     左Kawabe2段の後蹴  右 Nito(兄)2段


左Kawabe2段  右 Nito(兄)2段のしなりの効いた上段回蹴

女子部


左 I初段 右K3級の上段前蹴            左 I初段の上段突 右K3級
K3級(Kanaちゃん)は剛柔流の黒帯です。長身から繰り出される突き、蹴りは重く破壊力は女性の範疇を超えています。
まだフルコンに慣れてないので自分の距離で自分のリーチを生かすことが未開拓です。
しかし一旦それを掴んだら手がつけられなくなるくらい強くなりそうです。


左 I初段 右K3級の上段突             左K3級 右 I初段の上段突


左K3級の上段突 右 I初段の上段突                左K3級の上段突 右 I初段の上段突


左 I初段 右 IM2級の上段回蹴          左 I初段の中段回蹴 右 IM2級 
IM2級は、抜群の体の柔らかさをほこります。毎月柔軟性が上がっています。どこまで柔らかくなるのでしょうか。
そのやわらかさがまだ組手に十分いかされていませんが、それは時間の問題でしょう。


左 I初段 右 IM2級の上段回蹴          左 IM2級の上段回蹴 右 I初段

 乱取

 
左 Nito(兄)2段 右 Yamamoto6段の上段突   左 Nito(兄)2段 右 Yamamoto6段の上段回蹴
Yamamoto先生の基本のしっかりした高度な技術は剛柔流の原点を常に見つめる謙虚さと、一方新しい技法や工夫に関して積極的にチャレンジしていくと両輪でなしえた結果だと思います。
当日も剛柔流の古典的な稽古方法をからアレンジした稽古方法を現在の道場で取り入れられている話を伺いました。
私が京都で通ったいくつかの道場でもそうした鍛錬方法は見聞したことがあります。

 
奥 Yamamoto6段の上段回蹴 手前Tozen2級  左 Yamamoto6段の上段回蹴  右 Tozen2級
Tozen2級を相手にのびのびと技を惜しげもなく披露するYamamoto6段。Tozenn2級はまたとない勉強をさせていただきました。

 
左 Yamamoto6段  右 Tozen2級の上段回蹴        左 Tozen2級  右 Yamamoto6段の上段回蹴

 
左 Enomoto初段 右 Nojiri2段            左 Nojiri2段 右 Tozen2級
Nojiri2段の脱力した蹴りが光ります。

 
左 Suzuki(R)2段 右 Kato3段            左 MS1級 右 MI2級
Kato3段はその体格からは想像もできないようなノーモーションのしなりの効いた蹴りを出します。

2008/12/24
本日は我孫子道場で本年最後の稽古を行いました。
クリスマスイブにもかかわらず多数の参加がありました。
本日はUno初段が久々に稽古に訪れました。
Uno初段は元々格闘センスが良い上に体力もあり空手暦も長く本物の実力者です。ただしばらく休んでいたので勝負感はどうかなと思っていましたが、まったくそんな不安をかき消す組手を展開しました。
進歩著しいレスラーとの対戦では双方綺麗な上段回し蹴りを決めて相譲らないまま延長戦に突入します。
ここでも激しい攻防が繰り広げられましたが、僅差判定でUno初段の勝ちとしました。
決勝戦でのHayasi2段との対戦では、常に圧力をかけ続けるHayasi2段の前にスタミナを消耗し防御の一瞬の隙をつかれて上段突きをもらいますが、内容は厳しい攻防のせめぎあいでレベルの高いものでした。
今日集まった会員は、クリスマスイブなんか見向きもしない本当の日本男児、男の中の男と言えるでしょう。


左 yamada君上段回蹴 右 eguchi3級      左yamada君上段逆回蹴 右 tozen2級


左     Matumoto2級 上段回蹴 右 Yamada君 左 Ando初段 上段突 右 Matumoto2級


watanaabe(レスラー)初段 上段回し蹴り 右Ando初段 手前 Uno初段  奥 watanaabe(レスラー)初段 上段回蹴


手前 watanaabe(レスラー)初段  奥 Uno初段 上段回蹴 左 Uno初段 上段回蹴 右 Hayasi二段


左 Uno初段 右 Hayasi二段 上段突        左 IS初段 右MS1級 中段回蹴


左 MS1級 右 IS初段 中段回蹴

2008/12/23
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部に一般部のOyama初段の息子さんKan君が参加しました。
Kan君は地元の伝統系の道場で茶帯の実力者で、現空研の合宿にも毎回参加しています。
取り急ぎ少年部の写真をアップしました。一般部も後でアップします。

 
左写真 まだ入会間もないTuji(弟)君 VS Sakai(弟)君 二人とも色帯のお兄ちゃんがいます。
まだ二人とも幼くてかわいいのですが、とても元気で勇気があり組手も積極的で将来が楽しみです。
右写真 Chiba君 VS Sakai君  Chiba君の中段回し蹴。

 
左Sakai(弟)君の回蹴 右Mikawa(弟)君            左Sakai君 右Mikawa(弟)君の回蹴
Mikawa君は低学年ですが経験も長く実力があります。まだ入会したばかりのSakai(弟)君との組手では危険のないように上段回し蹴りもピタリと寸止めをしているのがわかります。

 
左Sakai君 右Mikawa(弟)君の回蹴           左Oyama君上段突  右Mikawa(弟)君
実力者のMikawa(弟)君もさらに実力のある茶帯のOyama君に対しては全力で対戦します。

 
左Oyama君 右Mikawa(弟)君の上段回蹴        左Oyama君上段順突 右Mikawa(弟)君

 
左Oyama君 右Mikawa(弟)君の上段順突        左Oyama君上段順突 右Mikawa(弟)君

 
左 Oyama君前蹴 右アンドレイ君          左 Oyama君 右アンドレイ君前蹴
アンドレイ君は体も大きくパワーを生かした積極的な組手を展開しますが、Oyama君もスピードを生かした動きで対抗します。

 
左 Oyama君上段突 右アンドレイ君        左 Oyama君 右Tuji(兄)君横蹴
Oyama君は勝ち抜いて茶帯の上級生のTuji(兄)君との対戦になります。

 
左 Oyama君前蹴 右Tuji(兄)君          左 Oyama君 右Tuji(兄)君横蹴
スピード対パワーの好試合が展開されました。 

 
左 Mikawa(兄)初段回蹴 右Tuji(兄)君      左 Mikawa(兄)上段突 右Tuji(兄)君
いよいよ中学生黒帯Mikawa(兄)初段の登場です。さすがに余裕の組手をみせてくれました。 

 
左 Umezawa1級上段突 右 Mikawa(兄)初段   左 Mikawa(兄)初段中段回蹴 右 Umezawa1級
最後は中学生同士の対戦です。体力を生かして前にでるUmezawa1級に対してスピードを生かした突き、蹴りを繰り出すMikawa(兄)初段との対照的な組手となりました。

2008/12/20
本日は恒例の忘年会です。
直前の召集で日程の調整がつかなかった会員が多かったのですが、それでも掛け持ちで参加したり、後から駆けつけた会員もいて最終的には結構にぎやかな会となりました。
皆の自己紹介に私がいろいろエピソードや裏話を付け加え感動と爆笑がいりまじった面白くてためになる、一粒で二度美味しい意義深い飲み会となりました。
夕方4時から始まったのですが、2次会を終え私が最後に乗った電車は終電の一つ前でした。
今年は記憶に残るイベントが数多くあり、現空研にとっても意義の深い年となりました。
多くの黒帯が誕生しましたし、より上級の帯を獲得したり、これから狙える実力のある会員も増えました。
社会人が社会生活を犠牲にすることなく、武道としての空手を追求していくという私の理想を実現してくれている多くの仲間が増えていることは私にとってこれ以上の喜びはありません。
今年は後半になって急激な不況の波が襲ってきました。
暴力も不況も武道の立場でいえば同じような身に降りかかる火の粉のようなもので、それに勝つ事が武道家の生き方です。
程度の差はあってもいろいろ困難を抱えている会員は少なくないはずです。
常に前向きにあらゆる困難を打ち砕いていける強い精神力を養うのも空手の目的の一つです。
多いに頑張って来年はもっと明るい年にしていきましょう。
下の写真は私の"携帯"で撮影したもので取り急ぎアップします。もっと良い写真がたくさんあると思いますので入手できたらまた追加します。


左写真 10人組手を控えたKikuちゃん(1級)と我孫子道場女子部最強のAyaさん(初段)
右写真 右からNakabachi5段(筆頭師範)、Kimura4段(師範)、Kawabe2段、Suziki2段


左写真 師範一同     右写真 左よりレスラー初段Yanagi初段、Namekawa初段、Matumoto2級


左写真 左より アビ2段 Yamada初段(後ろ向き) Kawabe2段
右写真 左より Matumoto2級、Yamasaki初段、Horikomi初段、Suematu初段、Yamada初段

 
左写真 2次会でのNIto(兄)2段           右写真 左より Horikomi初段 Namekawa初段

 
2次会で出来上がった酔っ払い師範         レスラー初段 

 
左 Suematu初段 右 Kawabe2段          左 Sonoda会長 右 Suematu初段  

2008/12/17
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
本日のハイライトは何と言っても大学生のYamada君の大活躍でしょう。
Yamada君は上級者を相手に3人も勝ち抜いたのです。
しかも相手が全て格上の実力者なのです。最後は延長の末力尽きて元応援団のYamasaki初段に破れますが、内容はすばらしいものでした。
Yamada君は、最近急速な進歩をみせてはいますがまだまだ上級者の壁は高く、今までも善戦はしてもなかなか勝ちまで持っていくことはできませんでした。
今回もパワーで押される場面や、高度な技術に翻弄される場面も続いたのですが、最後まであきらめず、また心も折れずに果敢に攻めの姿勢を維持できたことが劇的な逆転を続けた原動力だと思います。
内容は全試合押され気味だったのですが、精神力でここ一発の勝機を物にしてきた結果です。
勝つために必要な精神力は、線香花火のような一時的なものではだめてす。
静かで持続力があり冷静で紳士的でありかつ何事にも動じない彼のこういうやわらかな精神力なのです。
まだまだ技術は未熟なのでいつもこういう結果が残せるわけにはいかないでしょうが、確実に上達していることは間違いありません。将来が楽しみです。
このような成長は若者の特権ではありません。
中年、熟年でもやりかた次第で本人の想像もしないようなレベルまで強くなる事が可能なことは私が記憶している多くの実例が証明しています。


左Kato君の上段突 右Tozen2級の上段突きが一瞬早く技有り   左Kato君の中段突がわずかにそれる
新入会のKato君は鍼灸師の学校に通う学生ですが、バランスのとれた体格と体験入会の時から見せていた鋭い突きの持ち主です。実力のあるTozen2級に善戦しました。


左 Tozen2級 右Kato君               手前Matumoto2級の上段回蹴 奥Tozen2級


左 Matumoto2級の上段回蹴技有 右 Tozen2級  左 Matumoto2級 右 Tozen2級の上段回蹴
帯色は同じですが、Matumoto2級は大学の准教授(東京理科大)、Tozen2級は学生(東大)です。
二人とも格闘センスがあり組手のレベルは高いのですが、技有2合わせ一本で勝った年齢差をまったく感じさせないMatumoto2級の身体能力はすばらしいです。


左 Aando初段回蹴 右 Matumoto2級                       左 Aando初段 右 Matumoto2級前蹴


Yamada君のよくしなる上段回蹴 Matumoto2級ブロック  右Yamada君の上段突きが極まる 


左写真 手前Yamada君 体力に勝るTokiwa2級の圧力にバランスを崩されながらも後蹴を放つ。
右写真 押されながらもYamada君健闘して上段突きで勝ちをもぎ取る。


圧倒的なパワーと技術力を持つYanagi初段が次々と上段蹴りの嵐を浴びせるがYamada君何とか耐える。


Yamada君、一瞬の虚をついて足払いから中段の突きを決める。


その後左Yanagi初段の猛攻を何とかしのぐ。   左ベテランのYamasak初段からもYamada君上段回蹴で先攻。 


しかし終盤で接近戦での上段突きをもらいそのまま延長戦に。延長戦も上段を攻められ僅差判定でYamasaki初段に敗れる。


手前Hayasi2段と奥Yamasaki初段のベテラン対決 


左Hayasi2段に軍配が上がる            左 レスラー初段の上段回蹴 右Hayasi2段ブロック 


左    Hayasi2段の上段突き レスラー初段ブロック 左 Hayasi2段の中段突き
この日一番の好勝負を展開してくれました。パワー、技術、気迫 皆のお手本になります。


左 レスラー初段の上段回蹴 右Hayasi2段ブロック僅差判定勝ち。 Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴

 
左Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴 右レスラー初段  右Kikuchi1級(Kikuちゃん)の中段突


右Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴         右Kikuchi1級(Kikuちゃん)の回蹴をアビ2段がさばく 


余裕でさばくアビ2段の顔面にKikuchi1級(Kikuちゃん)の渾身の突が襲う。  アビ2段の重い上段回蹴を両腕でブロック。
最近Kikuchi1級(Kikuちゃん)の上達が目立ちます。

2008/12/16
本日は世田谷道場で稽古を行いました。

一般部

2008/12/14
本日はSuzukiR2段の結婚式に招かれ、行ってまいりました。
すばらしいお嫁さんでした。
現空研の仲間も呼ばれており恒例の演武が披露宴のトリとして行われました。
現在休会中ではありますがSuzukiR2段の先輩のHata初段も交えて勇壮な組手、試割の連続となりました。
最初はNamekawa初段とプロキックボクサーとして5連勝中のNito初段の組手です。
本番さながらの迫力のある組手で場内からは歓声と驚きの声が・・・・・・
お互い一本とりあったところで多分話しはついていたのでしょうが、私はわざと続行を指示。とまどいながらガチンコに入っていく二人。程よいところで「止め」を入れて万来の拍手に包まれました。
次はSionaka初段の四方割りです。以前Nito(兄)2段の結婚式で披露したとき後回蹴で割った板の破片が私の顔面のすぐ横をすごい勢いでかすめて後ろの壁に激突した事はまだ記憶に新しいところです。今回はきっちりと収め拍手の嵐。
次はHorikomi初段のバット折です。これも失敗した時の状況を考えておく必要があります。
大体失敗すると本人の怪我のケースはまあたいした事はないとして、バットが飛んで行きますから周りの見物の方に被害が及ぶおそれがあるのです。
今回もカメラマンの方が飛翔経路の延長線上で構えておられましたので念のためカメラマンに移動をお願いいたしました。
そして最初の一撃。支えが甘かったのか見事にバットは空中を物凄い勢いで飛び出し壁の激突しました。
カメラマンの方は命拾いをしました。場内にどよめき・・・・・
勿論2発目でバットはものの見事に真っ二つで大きな拍手に包まれました。
次のNito (兄)のバット2本折です。こちらは一発目で見事成功。オーという歓声と拍手の嵐。
次のHata初段は、2001年我孫子道場へ入門しキックボクサーのKobori君らと同期になります。Nz留学後に世田谷道場開設と重なり東京の道場での稽古が主体になりました。
平成16年に元全日本大学空手道選手権大会優勝者の市川さんと目黒道場で激突したことが昨日の事のように思い出されます。彼は SuzukiR2段の勤務先IBMの先輩(現在は独立)であり、彼がSuzukiR2段を現空研に連れてきたのです。
ちなみにHata初段の先輩が一時我孫子道場に所属していた元京都大学のアメフト部で日本一の原動力になった泉選手です。休会中とは思えない集中力で見事な試割を見せてくれました。場内はため息とともに拍手の嵐。
最後はKawabe2段の板4枚の試割です。
これも最初は1枚残りますが再度の挑戦で見事に成功しました。どっと沸く歓声と拍手。
ちなみにここで使った板はスポーツ店で売っているような正目の割りやすい板ではありません。
製材所で分けてもらった本物の板です。
ここで演武は終了の予定でしたが、ふと花婿を見ると何となくウズウズして様子です。
計画にはなかったのですが私はSuzukiR2段にもやってもらいたくなり彼を指名しました。
彼は喜んでそれを引き受けてくれ、この割りにくい板を2枚重ねて見事最初の試技で割ってくれました。
2枚の「板を割る」事は互いを「いたわりあう」に通じて空手界では極めて縁起の良い事とされています。
皆さんの大きな声援となりやまない拍手の中でSuzukiR2段の大きな「押忍」の挨拶で演武は終了しました。
きっと二人は互いをいたわりあって幸せな家庭を築いていくことでしょう。

※13日の稽古写真は後ほどアップします。


控え室で式の前記念写真

 
お祝いの挨拶と現空研の紹介

 
左 Nito(弟)初段 右Namekawa初段の上段後回蹴  左Namekawa初段 右Nito(弟)初段の上段回蹴

 
Sionaka初段の 四方割 成功            Horikomi初段のバット折 見事に粉砕

 
Nito2段の豪快なバット2本折             Hata初段の余裕のある板割

 
Kawabe2段 渾身の4枚割               Suzuki2段 板割に込められた「いたわり」の気持ち

2008/12/13
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は我孫子道場の二人が出稽古にきて活躍しました。
1人はレスラーことWatanabe初段、それに仕事の関係で忙しく久しぶりに顔を見せてくれたKiyama君です。
明日豊橋市でSuzuki(R)2段の結婚式があり、演武する準備で多くの上級者が抜けましたが、こうした参加者が十分その穴埋めをしてくれました。
今日は久しぶりに乱撃も行い充実した稽古ができました。
前回体験入会のTasiro君も今日正式に入会し、早速組手の勝ち抜き戦に参加しました。
新会員はまず最初は慣れる事からはじめます。最終的に強くなる事が目的ですから、稽古中の勝ち負けには一切こだわる必要はしりません。
リラックスして攻撃や受けができるようになること事、これが当面の目標です。
上級者も同じレベルの人ばかりを相手にしないで、初心者との対戦も積極的に行ってください。
初心者は、人間の本能に従った攻撃をします。そうした動きにスムーズに対処する技術も実戦という観点からは大切なのです。そしてレベルに応じて相手を怪我させない、自分もしないという技術も身についてきます。


左Watakabe君の重い中段回蹴           右 Sawaguchi君の十分おりたたまれた中段回蹴


右 Hirayama君の体重の乗った前蹴り               左 Sawaguchi君のしなりのある中段回蹴


左 kiyama君の上段突                右 Hirayama君の上段突
双方とも伝統系出身で鋭い突きの応酬が続く。


右Watanabe1級の右上段回蹴が決まる。      奥 kiyama君の上段突 技あり


左 Watanabe1級の上段回蹴合わせ一本      左 Watanabe1級の中段回蹴 右 Uchida2級


右 Uchida2級の上段突               左 Uchida2級 右Endo1級の踵落とし 技有


奥 Endo1級 手前 Hituji初段の上段回蹴 技有  左 Mizuguchi初段 上段突 技有り


左 Hituji初段の上段回蹴 やや浅く取らず    右 高校生のTakagi初段 上段突き


左 Mizuguchi初段の強烈な前蹴          左 Nogi初段の上段突 技有 右 Takagi初段


左 Nogi初段 右 Watanabe(レスラー)初段           右 Watanabe(レスラー)初段の上段突


左 Takagi(父)初段 上段回蹴           右 Watanabe(レスラー)初段の上段回蹴


右 Takagi(父)初段 上段突                             左 Hitujo初段を相手に少年部のTakagi5級が連続技@


少年部のTakagi5級の連続技A 回蹴       少年部のTakagi5級の連続技B


少年部のTakagi5級の連続技C           少年部のTakagi5級の連続技D 後蹴

2008/12/11
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
先週の二人の見学・体験入会の方も参加されました。
体験入会も2回目になりましたので、初心者から経験者まで広く対象にした運足の方法、防御の基本的な考え方を詳しく解説しました。
実戦空手は素手による護身術が基本的な発想です。
素面、素手の徒手空拳で暴漢の攻撃を防ぎ場合によっては反撃するというものです。
したがって勝敗に関しては圧倒的な勝利を得られる技法でなくては役に立ちません。
実戦においてはポイントでちまちまと得点を重ねるといった考え方は成り立たないからです。
圧倒的な破壊力を獲得すること。これがまず基本です。
そしてその力はリラックスする事、脱力する事、平常心を保つ事によって初めて得られるのです。
稽古はそれを可能にするためのトレーニングと成果を確認するための実験としての意味を持ちます。
勝ち抜き戦は自己鍛錬の成果の確認の意味が大きいのです。
女子部のKikuch1級も最近確実に実力を上げきました。

一般部
Yamada君○ vs Eguti 3級 ・・・上段突き
Ando初段○ vs Yamada君  ・・・上段突き
Ando初段○ vs Kagaya 3級  ・・・上段後ろ蹴り
Watanabe(ソウちゃん)初段○ vs Ando 初段 ・・・僅差判定
Watanabe(ソウちゃん)初段 vs Matumoto 2級 ○  ・・・上段突き+上段回し蹴り
Watanabe(レスラー)初段○ vs Matumoto 2級 ・・・上段突き
Watanabe(レスラー)初段 vs Hayasi 2段○ ・・・僅差判定

女子部
A.K.1級 vs ソウちゃん ・・・僅差判定

見学および体験入会の方
Kさん vs hayashi 2段 (Kさんは正式に入会されました)
Gさん vs matumoto 2級

最後の乱取(スパー)の時体験入会中のGさんが膝をひねってしまいました。大事をとってレスラー初段に病院付き添ってもらい診察を受けたのですが大事に至らず来週も来れそうだ、ということで安心しました。
世田谷でもNakazawa君が膝を痛めており、たまたま膝が続いたので本当にびっくりしました。
社会人が行う武道は、何よりも安全が第一です。
怪我をしない、させないということが結局は最強への近道であることを皆再確認してください。
レスラー初段、お疲れ様でした。


左写真 Yamada君の上段回蹴 右写真Eguchi君の上段回蹴 二人とも日に日に上達しています。


左写真 パランスを崩したEguchi君にYamada君の上段突。 右写真 Ando初段の上段突が決まる。


手前 Kagaya3級の上段回蹴 奥 Ando初段       手前 Kagaya3級 奥 Ando初段の後回蹴


左写真  奥 Watanabe初段(ソウちゃん) 上段回蹴 手前Ando初段 奥 Watanabe初段
右写真 手前Ando初段上段回蹴 


左 Watanabe初段(ソウちゃん) 上段回蹴 途中まで前蹴りの軌跡@ 中段から捻って回蹴に変化A


左写真 最後は上段を狙うがAndo初段もすばやく反応B  右写真 左Watanabe初段 右Matumoto2級の上段突き


左写真 左Matumoto2級の上段回蹴 右 Watanabe初段 
右写真 左Watanabe初段(レスラー)の上段突,


左写真 左レスラー初段の上段回蹴 至近距離からの絶妙のタイミングでMatumoto2級を襲う。
右写真 左 Matumoto2級の上段蹴もレスラー初段の鉄壁のガードに阻まれる。


左写真 左 Hayasi2段の踏み込んでの強烈な中段突に体力のあるレスラー初段も思わず後退
右写真 右 Hayasi2段の体重の乗った中段回蹴


左写真 レスラー初段の中段回蹴とHayasi2段の上段突きの相打ち。
右写真 Watanabe初段(ソウちゃん)に女子部のKikuchi1級の中段前蹴りが襲う。


左写真 Watanabe初段の上段回蹴        右写真 右 Kikuchi1級の中段回蹴


左 Kikuchi1級の中段回蹴              左 Kikuchi1級の上段突き


左写真 右KIkuchi1級はWatanabe初段の鋭い上段回蹴をかろうじてブロック
右写真 右 体験入会二日目のKさんのの突 相手はHayasi2段(Kさんはこの日正式入会されました)


体験入会二日目のGさん
KさんもそうですがGさんも初めての経験とは思えないほど突きに威力があります。

2008/12/09
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
少年部は中学生以上は一般部の強豪Suehiro初段とそれぞれ対戦させました。
大人のパワーを肌で感じるのも良い稽古になります。もちろんSuehiro初段はレベルに合わせた組手を行います。
一般部は先週に引き続き特定の課題を頭においた稽古を行いました。
勝ち負けにこだわらず精神をリラックスさせた状態で自分の体と対話しながら組手を行います。
大げさに言うと自然調和の原理で体が最適化を目指して反応していきます。
これを、丹念に繰り返すことで違ったレベルの自分を組み立てることができるのです。
今日は女子部IさんがKin2段を相手に上段回蹴を決めるという快挙を成し遂げました。
分解写真にして紹介してありますのでご覧下さい。 
今日の体験入会の方は大学で合気道(初段)をやっている大学生です。
同じ学生(大学院)のNakamura初段を相手に自分流で組手をやってもらいました。
突き、蹴りは初めての体験ということでしたが体のさばきはやはり武道をやっているだけあって無駄のないスムースなものでした。合気道は関節技を主体とした柔法を追求していますから、空手の突き蹴りをマスターすれば鬼に金棒になります。
ぜひ続けてください。

少年部
Take8級○ vs Sakai(弟)10級   ・・・上段回し蹴り×2 1本
Sato2級○ vs Urano3級 ・・・上段後ろ蹴り
Matunaga初段○ vs Sato2級 ・・・中段回し蹴り 対 上段後ろ蹴り 延長の末 僅差
判定
特別稽古
一般部Suehiro初段○ vs Urano3級 ・・・中段回し蹴り
一般部Suehiro初段○ vs Sato2級 ・・・上段回し蹴り と 上段突き
一般部Suehiro初段○ vs Matunaga初段 ・・・中段前蹴り

一般部
miwa3級 vs nakazawa2級○・・・上段回し蹴り
nakano初段○  vs nakazawa2級・・・続行不能
nakano初段○  vs chikaoka3級 ・・・僅差判定
nakano初段○  vs nakamura初段 ・・・僅差判定
nakano初段  vs namekawa初段○ ・・・足払いから中段突き
morita君 vs namekawa初段○ ・・・上段回し蹴り
suehiro初段 vs namekawa初段○ ・・・上段突き
chokko初段 vs namekawa初段○ ・・・下段蹴り
saisyo初段○ vs namekawa初段 ・・・僅差判定
saisyo初段 vs kin二段○ ・・・僅差判定

女子部
K.Kさん vs kin二段
M.I.2級○ vs kin二段 ・・・上段回し蹴り

見学および体験入会の方 
Nakamura初段 vs Oさん


少年部でも、現空研は組手を重視します。そして実際に攻撃された場合の防御の方法をしっかり教えます。
理屈や形だけを教わっても子供はなかなか理解できません。体で覚えた事は一生の宝です。


元気な最年少・低学年の組手            少年部上級生 左Urano3級 vs 右Sato2級


手前Urano3級  奥Sato2級の後蹴         左Matunaga初段の回蹴 右 Sato2級


中学生のSato君が果敢に一般部のSuehiro初段に挑戦するも上段の後蹴をもらう 


少年部Urano君も勇気をもって立ち向かうが上段回蹴、上段突きをもらう


少年部の黒帯Matunaga君も善戦するが一瞬の隙を疲れて上段回蹴をもらう。
技術、体力とも勝る一般部の黒帯との組手の経験は大きな財産になります。


世田谷道場の中堅重量級どうしの対戦です。
左 Nakazawa2級 右Miwa3級 個性は違いますが二人ともパワーがあり好試合を展開しました。
Nakazawa2級の上段回蹴が最後に綺麗に決まりました。


左 Nakano初段 右Nakazawa2級
Nakano初段は軽量ですがスピードがあり反応が良いのでパワーファイターのNakazawa2級もなかなか的が絞れません。
一方Nakano初段も相手の実力を知っているのでなかなか決定打が出せません。
上の写真は鋭い上段の突きを狙ったNakano初段ですがNakazawa2級のカウンターの中段で押さえられ決めることができません。


上の写真はNakazawa2級の中段回蹴をNakano初段が受けたのですが、その足を取る形となり、はずみでNakazawa2級がバランスを崩します。その時はたいした状況には見えなかったのですがNakazawa2級は膝をひねってしまい試合は中断となりました。


左 Chikaoaka3級の回蹴 Chikaoaka3級は50才を過ぎていますがパワーも運動神経もあり、もし実戦となったら相当の実力者です。Nakano初段延長の末僅差判定で勝利。
右の写真は東工大大学院に通う文武両道のNakamura初段です。彼も軽量ですがバネと鋭い反射神経の持ち主でNakano初段とはいつもスピード感溢れる組手となります。Nakamura初段の上段回蹴をNakano初段がブロックしたところ。


左の写真はNakano初段の上段回蹴。Nakamura初段のブロックの上なので浅いとみて技ありとらず。Nakano初段僅差判定勝ち。
右の写真は左Nakano初段の軸足を綺麗に刈るNamekawa初段。連続写真@


連続写真A足払いで倒れた所を間髪を入れずに突き。技あり
右の写真は入会間もないMorita君。Namekawa初段の上段回蹴の寸止め。


Morita君の威力のある前蹴り。Morita君は蹴りに威力があります。右の写真はNamekawa初段の上段回蹴の寸止め。


左 Suehiro初段の横蹴 右 Namekawa初段   奥 Suehiro初段 手前 Namekawa初段の後蹴


左 Suehiro初段の前蹴 右 Namekawa初段   奥 Namekawa初段 手前 Suehiro初段の後蹴
この二人の組手はいつも好試合になります。 


左 Namekawa初段 上段突 技あり        左 Namekawa初段 下段回蹴 右 Chokko初段


左 Chokko初段 右 Namekawa初段 突き合い 左 Saisyo初段の強烈な中段突 右 Namekawa初段
Chokko初段はマイペースではありますが着実に実力を上げています。突きの威力はかなりのものです。
Saisyo初段も、突きに関しては相当な威力の持ち主でまず押されて下がる事はめったにありません。


左 Kin2段の強烈な回蹴 右 Saisyo初段     左 Kin2段 右 Saisyo初段の中段正拳突
特別の顔面なしのフルコンルールで行った組手で双方の良い所がでましたが最終的にはKin2段が2段の底力を見せました。 


左 女子部Kさんの前蹴 右Kin2段         左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 @


左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 A    左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 B
余裕で受けていたKin2段ですが、思いのほか伸びるM.I.2級の上段回蹴をもらってしまいました。
ガードの上ではありましたが帯の差を考慮してM.I.2級の技ありを取りました。


左 女子部M.I.2級 上段回蹴分解写真 C    左 Nakamura初段 右 体験入会Oさん(合気道初段)
合気道初段のOさんは空手の経験はありませんが合気道で鍛えた身のこなしで良い動きをしていました。

2008/12/07
目黒道場の稽古です。
目黒道場は休日の稽古のためかいつも出席率が高いです。
今日も新会員のwatakabe君をはじめ見学者の方も含めて多彩な顔ぶれがそろいました。
冒頭先日行われたK1の試合で決勝戦のボンヤスキー対バダハリでバダハリの反則でボンヤスキーが優勝するといった結果になりましたが、この感想と私の経験をからめたお話をしました。
また、現空研のめざす空手、筋力トレーニングの話、そして我々のめざす強さのレベルの話をしました。
この強さをめざす第一歩としての4つのモードと神経系統の再構築というテーマで本日も稽古を行いました。
勝ち抜き戦の参加者と結果は下記のとおりです。
もちろん、この勝ち抜き戦はガチンコではありません(課題と制限付き)ので勝敗そのものは大きな意味は持ちません。
各自の課題の達成度を試し、各自の目標を明確に自覚する事が主な目的です。
写真は決定的な瞬間を選んで掲載してあります。研究の参考にして下さい。

watakabe君 vs Sawaguti君〇・・・中段前蹴り
Someya4級〇 vs sawaguti君  ・・・僅差判定 
Someya4級 vs Tozen2級〇・・・上段回し蹴り
Hirayama君 vs Tozen2級〇・・・上段突き
Muramatu2級〇 vs Tozen2級・・・上段回し蹴り
Muramatu2級 vs Endou1級〇・・・僅差判定
Okosi君 vs Endou1級〇・・・僅差判定
Hituji初段 vs Endou1級〇・・・僅差判定 
Hituji初段〇 vs Enomoto初段・・・僅差判定 
Hituji初段 vs Okawa初段〇・・・僅差判定
Tanaka初段〇 vs Okawa初段・・・上段突き
Tanaka初段 vs Namekawa初段〇・・・上段回し蹴り×2合わせ1本
Horikomi初段 vs Namekawa初段〇・・・上段回し蹴り
Kawabe二段〇 vs Namekawa初段・・・僅差判定
Kawabe二段〇 vs Uchida2級・・・僅差判定
Kawabe二段 vs Nito二段〇・・・上段逆回し蹴り
I.S初段〇 vs K.Kさん ・・・僅差判定

Namekawa初段  vs  見学者Tさん


 左Sawaguti君のための効いた回蹴        左新会員のwatakabe君の渾身の前蹴


左フルコン他流派出身のSomeya4級の前蹴り  左 Tozen2級の綺麗な上段回蹴


左 伝統系出身で動きの良いHirayama君をTozen2級の右上段突きが襲う。左 Muramatu2級の上段回蹴


右Endo1級の回蹴をMuramatu2級はステップバック 右ボクシング出身のOkosi君の後回蹴


右 Hituji初段の右中段突き(不十分で技ありにならず) 右 Enomoto初段の中段回蹴(不十分で技ありにならず) 


右Okawa初段の上段前蹴り ブロックされる。   左Tanaka初段の左上段突があごを捉える。 


右Namekawa初段の上段回蹴が綺麗に決まる  右Namekawa初段の一瞬の虚をついた上段回蹴が決まった瞬間


左 Namekawa初段の後回蹴            手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真@


手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真A  手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真B


手前Namekawa初段の上段回蹴の分解写真C入ってはいるがブロックの上からなので浅いと判断して技あり取らず。
奥 Kawabe2段の足払いからの中段突き タイミングの遅れから不十分とみて技あり取らず。


左 Kawabe2段のレバー打ち。右善戦したUchida2級 手前Kawabe2段の上段後回蹴 奥Nito2段


右 Nito2段 上段逆回蹴               左I.S初段 右K.Kさん 上達しています。


今日の体験入門者のTさん 伝統系3年の経験者です。私が言うのを忘れていたため最初未経験者だと思っていたNamekawa初段はびっくり。スピードもありとても良い動きをしています。ただ慣れない上段の攻撃には未対応でしたが、来週入会されるそうです。入会すればすぐ上達すると思います。

2008/12/05
一昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
参加人数は少なかったのですが、見学者の方が2名来られ、最近急激な進歩を見せる大学生二人組みも参加して活気ある稽古ができました。
だんだん寒くなってきましたのでストレッチは特に念入りに行います。
欲を棄てて自然体で勝負に臨む事が結果的に勝ちにつながることが多いのですが、人間は欲と煩悩のかたまりですから、なかなか頭では理解しても体はその通りには動いてくれません。
勝負がかかれば稽古でも勝ちたいという欲が頭をもたげます。
敢闘精神は旺盛に保ちながら小欲を捨てる事が大切です。4つのモードの調和です。
勝ち抜き戦の結果は以下のとおりとなりましたが、稽古における勝ち負けにこだわる必要はまったくありません。

一般男子
Yamada君 vs Eguchi3級〇・・・僅差判定 この二人の伸びは驚異的です。
Ando初段〇 vs Eguvhi3級・・・僅差判定 Ando君は安定性が出てきましたしパワーもアップしています。
Ando初段 vs Yamasaki初段〇・・・僅差判定 Yamasaki初段の応援団で鍛えられた根性は皆見習う必要があります。
Yamasaki初段 vs Yanag初段〇・・・上段回蹴 Yanagi初段の上段回し蹴りは今日も冴えました。
レスラー初段〇 vs Yanagi初段・・・僅差判定 レスラー初段の強さと安定感は毎回確実に上がっています。
レスラー初段 vs Ikeda2段〇・・・僅差判定 Ikeda2段の強さは頭一つ飛び出していますが、レスラー初段の猛迫にも注目しています。

女子部
K1級 vs I初段〇・・・僅差判定 K1級はいよいよ初段への挑戦が見えてきました。最近急激に突の威力が増しています。

見学者Kさん vs レスラー初段 体験入会のKさんは空手は初めてですが、体験組手では左右の重いボデーの連打を見せていました。
見学者Gさん vs IKeda2段 体験入会のGさんは体重が50k弱ですが、左のパンチの重さは天性のものを感じます。
体重別で考えるとすごいパワーといわざるを得ません。対戦したIKeda2段がびっくりしていました。


左Eguchi3級 右Yamada君の上段回蹴       左Yamada君 右Eguchi3級の上段回蹴


左 Ando初段の後回蹴 右 Eguchi君       左 Ando初段 右 Yamasaki初段の前蹴

 
左 Ando初段の後回蹴 右 Yamasaki初段    左 Yanagi初段 上段回蹴


左 Yanag初段の回蹴 右Yamasaki初段      左 Yanag初段 右Yamasaki初段の右上段突 


左 Yanagi初段 右 レスラー初段回蹴      左 Yanagi初段 右 レスラー初段回蹴 


左 Yanagi初段回蹴 右 レスラー初段             左レスラー初段 右 Ikeda2段 回蹴


左 Ikeda2段 右レスラー初段  回蹴       左 Ikeda2段前蹴 右レスラー初段


左K1級 上段回蹴  右 I初段           右 I初段 上段突  左 K1級


乱取 左 Ikeda2段 右 Eguchi3級         左 レスラー初段 右体験入会の方


左 体験家入会の方 右Ikeda2段          左 体験入会の方 右     Ando初段y

2008/12/04
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
写真と解説を掲載する予定でしたが明日の大学の講義の準備に時間をとられてしまいました。後日アップします。
取り急ぎ12/03の世田谷道場での稽古写真を追加しました。解説は後ほど。

2008/12/03
昨日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
12月に入り急に寒くなってきましたが少年部も元気に稽古を行いました。
最年少幼稚園児のTuji君も勝ち抜き戦に参加して元気な組手を見せていました。
一般部は、4つのモードの解説とそこに居ついてしまわない事の意義、そしてその稽古に重点をおきました。
勝ち抜き戦も、主眼をそこにおいての組手としました。
組手の対戦は

一般男子
Onabe君 vs Fujimoto4級〇・・・僅差判定
Fujimoto4級 vs Miwa3級〇・・・上段前蹴りと上段突きあわせ一本
Kawakami2級 vs Miwa3級〇・・・上段突き
Miwa3級 vs Chikaoka3級〇・・・上段裏拳と中段突きあわせ一本
Nakano初段〇 vs Chikaoka3級・・・上段回し蹴り
Nakano初段 vs Kubota初段〇・・・上段回し蹴りと上段突きあわせ一本
Kuboto初段 vs Suematu初段〇・・・上段逆回し蹴り
Namekawa初段〇 vs Suematu初段 ・・・僅差判定
Mano初段 vs Namekawa初段 ・・・僅差判定
Saito3級 vs Namekawa初段〇・・・上段突きと足払いからの突きあわせ一本
Suehiro初段 vs Namekawa初段〇・・・僅差判定
Chokko初段 vs Namekawa初段〇・・・上段回し蹴り
Endo1級 vs Namekawa初段〇・・・上段突き
Saisyo初段 vs Namekawa初段〇・・・上段突きと上段突きあわせ一本
Kawano初段 vs Namekawa初段〇・・・上段後ろ回し蹴り
Namekawa初段 vs Hosoda2段〇・・・僅差判定

体験入会の方 vs Hosoda2段
Hosoda2段の息子さん(中学生)〇 vs Suematu初段 上段突き

女子部
Kuboさんは手の負傷のため組手見学
Ichikawa2級vs Namekawa初段

※写真と内容解説を追加の予定。取り急ぎ用意できた写真のみアップ


右 最年少幼稚園児のTuji君 頑張っています。   押し込まれながらも至近距離からの上段回蹴

 
現空研は蹴り技の上手な子が多い。

 
子供にはまず勇気を持つ事、やれば絶対できるという信念を持たせる事が大事です。

 
左 Onabe君 右 Fujimoto4級 二人とも足技が良い。 左Fujimoto4級 右Miwa3級の脱力した上段攻撃  

 
左Miwa3級の上段突 右Kawakami2級       左Miwa3級の上段を捉える右Nakano初段の上段回蹴


左 Kubota初段の鋭い上段前蹴 右Nakano初段 左 Suematu初段の前蹴をブロックするNakano初段


右Namekawa初段の十分たたみこまれた回蹴  左Mano初段のパワー溢れる中段突き


Saito3級果敢に挑戦するもNamekawa初段の下段で撃沈 左Suehiro初段のタイミング良い前蹴


左Suehiro初段 右Namekawa初段         左Chokko初段善戦するも 右Namekawa初段の回蹴をもらう


左 進歩著しいEndo1級の上段回蹴        右Namekawa初段の右上段逆突


左 Namekawa初段の振り打ち           右 Namekawa初段の至近距離からの上段後回蹴


世田谷の重戦車Hosoda2段のパワフルな回蹴  左Namekawa初段 右Hosoda2段の上段突


Hosoda2段に全力でチャレンジする体験入会の方 Suematu初段にチャレンジするHosoda2段の息子さん(体験)
現空研では、体験入会の方にレベルに応じて安全な取り決めの上フルコンタクトを体験していただきます。
フルコン初めての方は新鮮な驚きや感動を体験できます。

 
女子部 Ichikawa2級がNamekawa初段にチャレンジ

2008/12/02
本日Uchida君より先日の大会のビデオが送られてきました。
内容は報告を受けた以上の出来で、私としては3名とも満足のいく内容でした。
動画は近いうちに会員ページにアップしますので会員の方は楽しみにしてください。
本日は世田谷第2道場で稽古を行います。

2008/12/01
二戸伸也初段がKO勝利した東京・ディファ有明で開催された『R.I.S.E.51』の結果

 
右 二戸伸也初段                                         左二戸伸也初段 (写真は上記ホームページより転載)

2008/11/30
速報 Nito(弟)初段KOで勝利
先ほどNamekawa初段よりメールが入りました。
本日東京・ディファ有明で開催された『R.I.S.E.51』で、Nito(弟)こと二戸伸也初段が見事KOで勝利です。
K1出場選手も交えたレベルの高い試合で、相手もかなりの強豪選手ですが二戸伸也初段は終始安定した試合運びで、2ラウンドKO勝利をかざったそうです。
これでプロ転向後また無敗記録を伸ばしたことになります。
詳しい状況や本人からの連絡等が入ったらまたご紹介したいと思います。

2008/11/27
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場は所属会員は多いのですが参加者の顔ぶれは毎回異なります。
仕事の関係などでそれぞれ忙しい状況であるとは思いますが、来られる時に来るといった柔らかな決心で続けていれば必ず上達しますし確実に強くなっていきます。
今日は我孫子道場も、神経系統の再構築を課題としました。そしてそれをもう一歩踏み込んだ精神状態の4つのモードに居ついてしまわないというもう一つの課題をぶつけた稽古を行いました。
勝ち抜き戦もそうした前提で限りなく寸止めに近いライトコンタクトで行いました。
今日の勝ち抜き戦参加者は以下のとおりです。

Yamada君(白帯) 二松学舎大学一年 高校時代伝統系空手部 急激にフルコンのテクニックを身につけつつあります。
Karakida1級 合気道2段、しばらく仕事のため休会していたが再起復帰。めきめき実力を付け、以前の状態に戻りつつあります。次は10人組手です。
Miyata1級 仕事の関係で連続で稽古の出来ないことが多いが、時間をかけて着実に強くなっています。いよいよ10人組手が見えてきました。
Matumoto2級 東京理科大学准教授 伝統系有段者 自分の形をもっており、鋭い突き技が武器。文武両道すばらしい。
Ando初段 元自衛官、伝統系有段者 真面目に努力を積み上げ着実に実力を向上させています。
Watanabe初段 通称ソウちゃん。軸にブレがなく、ノーモーションで来る回し蹴りは脅威です。
Yanagi初段 拳道会出身。柔軟性を生かした至近距離からの蹴りはありえない体勢から繰り出します。
Watanabe初段 通称レスラー 元高校教師。レスリング経験者、剣道有段者。打たれ強さとパワーに加え最近は体に柔軟性も出てオールラウンドの実力を持ちます。
Ikeda2段 防具空手2段 高校時代は柔道選手。各種大会で入賞。離れてよし、組んでよしのバランスの取れた選手。
顔面有りの大会でも好成績を残す。弟はキックボクサー。彼はピアノも弾けます。
酔っ払い師範 説明不要。めちゃくちゃ強い。言えない話が多すぎて何も言えない。

下の写真は、絵になる上段攻撃を大目に掲載していますが、実際は下段や中段の攻撃も多いです。

 
Yamada君の後回蹴が決まった瞬間         右Miyata1級 

 
左 Yamada君 右 Karakida1級           左 Matumoto2級の上段突 右 Yamada君 

 
左Ando初段回蹴 右Matumoto2級         左Watanabe初段回蹴 右Matumoto2級    

 
左Watanabe初段 右Yanagi初段回蹴        左Yanagi初段 右Watanabe初段 

 
左Watanabe初段 右Yanagi初段           左Yanagi初段 右レスラー初段 

 
左Yanagi初段 右レスラー初段 上段回蹴        左レスラー初段 右Ikeda2段逆回蹴  

 
左レスラー初段 右Ikeda2段上段回蹴        左Ikeda2段 右上段逆突 右レスラー初段

 
左Ikeda2段 右レスラー初段 上段回蹴       左レスラー初段 右Ikeda2段 右正拳あご突 

 
左 Yanagi初段 右Matumoto2級 上段突     左 酔っ払い師範 上段回蹴 右Ando初段 

 
左 Ando初段 右Ikeda2段 上段突         


左 レスラー初段 右Ando初段    

2008/11/25-2
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は久しぶりに移動稽古を主体に行いました。
移動稽古は伝統的な空手の稽古方法で、特に子供の頃の訓練としては効果的です。
少年部の稽古では次の言葉を禁句にしています。それは「いやだ」と「痛い」です。
これを実行するだけで子供達の規律は劇的に向上していきます。

一般部は今日も神経をバラバラにする稽古を主体に行いました。
そして、それを組手で生かせるように、リラックスした形でライトコンタクトでの勝ち抜き戦を行いました。

Saito3級 早大生です。今日は上段回蹴が冴えました。重量級のMiwa3級に敗れるまで勝ち抜きました。
Someya4級 終始攻めの姿勢を保ちましたが惜しくも敗退。
Chikaoka3級 パワーを生かした組手が効果的でした。 
Fujimoto4級 内容は互角の戦いでしたが上段回蹴をもらってしまいました。
Miwa3級 久々の登場ですが、リラックスしてしかもパワフルな攻撃で常に圧力をかけて勝ち抜きました。
Kawakami2級 リーチを生かしてMiwa君の距離をなかなか作らせなかったのが勝利の原因でしょう。 
Sumi2級 スピードがあり反射神経も鋭いものを持っています。久しぶりの組手でしたがすばらしいできです。
Muramatu2級 彼もスピードとパワーがあります。今日はたまたま勝ち抜きできませんでしたが潜在力はぴか一です。 
Nakano初段 鋭い反射神経の持ち主Sumi2級からきれいな上段回蹴を奪ったのは見事でした。しかしたまたまクチビルを少し切ったので大事を取って交代。
Kubota初段 スピードも根性もあり、常に前に押していくアグレッシブな組手が特長です。Sumi2級を破って長身のKawano初段との対戦となりました。
Kawano初段 10人組手完遂から急激に実力を上げてきましたが今日は実力者のKubota初段に敗れました。
Cyokko初段 名前の通り実直な空手で正攻法で攻めまくります。パワーで押して互角の戦いを続けていたのですが延長戦でKubota初段会心の上段回蹴の一撃をくらってしまいました。
Saisyo初段 強烈な突きの連打を得意技としています。今日は良いところをみせて判定勝利を取りました。
Namekawa初段 強烈な蹴技を持つ彼ですが最近は突きとのコンピネーションも冴えています。
Hosoda2段 久々のNamekawa初段との対戦です。これは行き詰る対戦となりました。途中Hosoda2段の突きが顔面に入るNamekawa初段にとっては不運なアクシデントがありましたが大きな相手にも果敢に攻めるいつもの姿勢で白熱した展開となりました。最後はHosoda2段の上段回蹴の技有が勝敗を決しました。
最後はKin2段対Hosoda2段の2段対決です。
最終戦にふさわしい白熱した内容となりました。この二人はいつもかみ合った激戦になるのですが、今回もそうでした。
今日はHosoda2段が技有を取って勝利しました。

女子部
Ichikawa2級対I初段 Ichikawaさんは最近メキメキ腕を上げています。ただせっかくの柔軟性がまだ組手では生かされておらず、押されるて消極的になったところを攻められるので、ここを克服して突き蹴を上下に打ち分けるテクニックが身に付けば一挙に強くなるでしょう。

今日体験入会したTさんは空手の経験はまったくありませんが180Cm近い長身で、一日おきに腕立てと懸垂で体を鍛えておりパランスのとれた体の持ち主です。
今日は黒帯を相手に打撃の体験をしてもらいました。
皆さんいくら殴っても全然効かないので本当に驚いたと感想を漏らしていました。
次回も参加したいということで楽しみにしています。


少年部組手


一般部組手 右Saito3級の右上段回蹴      左Kubota初段の強烈な前蹴り


左 Sumi2級上段突き 右 Muramatu2級      左 Nakano初段の右回蹴 その1 十分にたたみこまれている。


左 Nakano初段の右回蹴 その2 十分たたみこまれているのでスピードと位置を予測しにくい。
右 Sumi2級は中段の反応をしめしガードが下がる。
Nakano初段の右回蹴 その3 ノーガードになった顔面に回蹴が吸い込まれていき技有り。


Hosoda2段対Namekawa初段     Namekawa初段の後回蹴の連続写真3枚


Namekawa初段の渾身の後回蹴は皮一枚で空を蹴る Hosoda2段の上段回蹴


左 Namekawa初段の踵落し 右Hosoda2段    左 Hosoda2段 右 Kin2段の強烈な上段回蹴


左 Kin2段の踵落し 右 Hosoda2段         手前 Hosoda2段の回蹴り


Kin2段の後回蹴 連続写真その1         Kin2段の後回蹴 連続写真その2


Kin2段の後回蹴 連続写真その3

2008/11/22
本日は目黒道場で稽古を行いました。
我孫子、世田谷道場同様突、蹴の誤った回路で固まった神経系統をバラバラにする事を主眼とした稽古を行いました。
この作業は、簡単には成果はでませんが、飽きずにコツコツ溶ぎほぐす事をやっていくと、必ず大輪の花を咲かせることは私が保証いたします。ただこの技術はだんだんできるようにはなりません。
できるまで(分解されるまで)は殆ど成果があがりません。
ある日突然できるようになり、一旦できれば劇的な総合力の向上が体感できそれは一生消えることはない、そういった性質のものなのです。
恐らく脳の中に新しい回路が形成されるのではないかと思っています。
自転車に乗れる技術やスキーやスケートの技術と共通のものがあります。
今日のハイライトは何と言っても剛柔流神田錬成館のYamamoto先生と卓越した技術の持ち主後輩のNojiri2段の参加です。
Nojiriさんには勝ち抜き戦のメンバーに入ってもらいました。

今日の勝ち抜き戦参加者は

Horii(白帯)君 出席率が高く確実に上達しています。
Sawaguchi(白帯)君 軽量ですがセンスが良く反射神経もすばやいです。
Someya(4級)君 某有名フルコン空手経験者で常に前にでる組手で圧力をかけます。
Hirayama(T白帯)君 Tanaka初段の紹介で伝統系出身で技にスピードがあり実力は白帯ではありません。
Watanabe(R1級)君 しばらく休会していましたが、復帰してメキメキ上達しています。次は10人組手です。
Nogi初段 基本に忠実な正統派の空手です。どんなに強い相手でも臆することなく自分の空手を貫きます。
Horikomi初段 イタリアで松濤館空手を学び日本帰国して現空研に入門し黒帯をとりました。
Mizuguchi初段 技術、パワー大変バランスがとれた組手が特長です。めったに下がりません。
Takagi初段 伝統系の黒帯を持ち、伝統系の飛び込みの速さに体力を生かしたパワー系の空手技術が加わった強豪です。
Endo(1級)君 10人組手を控え、最近急激に実力を上げてきました。自分より体力のある相手でも押されることはめったにありません。
Uchida(2級)君 100Kg近い筋肉質の体格と真面目な稽古で物凄いスピードで上達しています。少林寺拳法も有段者です。
Kawabe2段 現空研東京道場では最古参のベテランですが、常に向上心を絶やさず確実に強くなっています。東京の代表メンバーの1人です。少林寺拳法も4段の腕前です。
Nito2段 東京道場の代表メンバーの1人で、第一回現空研空手道大会の無差別級優勝者です。

原則は帯順ですが毎回適当に順番を入れ替えいつも同じメンバーの組み合わせにならないようにしています。
今日は主に茶帯の会員を黒帯の中に混じるような組み合わせにしました。
後、Namekawa初段は、試合前の調整期間なので大事を取って勝ち抜き戦は出場をやめ、Ozaki初段も遅れて到着し、参加にまにあいませんでした。

出稽古に来られたNojiri2段の初戦の相手はUchida2級です。
Uchda君は、最近上達が著しく勝ち抜き戦でNito2段を破ることも有る程の成長を見せています。
今日は強豪のNojiri2段に臆することなく挑み善戦をしました。
一方Nojiri2段は初めての現空研での組手なので遠慮もあり、おとなしい出足となりましたが、組手をコントロールしていましたので判定勝ちとしました。
しかし、要所要所でみせるテクニックはさすがYamamoto先生の秘蔵っ子だけあって高度なものでした。
二人目のkawabe2段の頃には固さもほぐれてきてリラックスした組み手になってきました。
お互いの持ち味も少しづつ出せるようになってきましたが、まだ遠慮もあって思い切った攻撃にはいたりませんでした。
しかし、瞬間のチャンスを捉えたNojiri2段の上段回し蹴りガードの上からではありましたが決まり、ガード不完全とみなして技有を取りました。そのまま時間切れとなり、最後の相手はNito2段です。
最初にライトコンタクトという条件も言ってありましたし、Nito2段は試合を控えていますのでこの組手もガチンコではありません。しかし、双方とも自分の持ち味を生かしたリラックスした高度な組手を展開しました。
Nito2段の上段蹴りが浅めではありましたが入り、ライトコンタクトの試合でしたので技有をとり試合終了となりました。

せっかくの機会ですからNojiri2段に、次期10人組手挑戦者茶帯二人Watanabe君とEndo君とHorikomi初段を相手に3人組手を行ってもらいました。
3人とも良い勉強になったと思います。

少年部はTakagi初段のご子息のTakagi君とOzaki初段のご子息Ozaki君がいつものように好試合を展開しました。
Ozaki君がころんだ時ひじを床で打って痛そうでしたが大事にいたらずほっとしました。
女子部は、久々の登場のKanaちゃんとめきめき上達してきたKuboさんが気合の入った組手を見せてくれました。
今日はYamamoto先生の前もあってKanaちゃんの中段突きが炸裂しキャリアの違いを示していました。
しかし今日一番の出来はTakagiさん(初段)です。接近しての鋭い上段突きが冴え渡りました。
Ichikawa(1級)さんも押され気味ではありましたが、鋭い突き蹴りの連打を最後まであきらめず出し続け判定勝ちを収めました。
最後の全員の5本連続乱取(スパー)では、Yamamoto先生にも指導を兼ねて参加していただき、多くの会員が良い勉強ができたと思います。

 
Uchida君(右)の果敢な上段突き 左Nojiri2段   Nojiri2段の右上段回蹴で技有 左Kawabe2段 

 
左Nito2段左上段回蹴で技有 右Nojiti2段     少年部 左Takagi君 右Ozaki君

 
Kanaさんの右中段逆突技有 善戦のKuboさん左  左木初段の戦慄の右カウンター 技有


Yamamoto先生の裏拳がNogi初段の顔面を捉える。

Yamamoto先生より過分なメールをいただきましたのでご紹介させていただきます。(一部お名前の表記等を変更)
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昨日は、ご指導頂き有難うございました。
園田先生の卓越した理論と深い経験に裏打ちされた現空研の稽古は、本当に素晴らしいものでした。
参加する度に目からウロコで、学ぶことが多いです。
Nojiriも大変感激しており、是非またお邪魔したいと申しております。
私は、彼には、小手先のテクニックに走るのではなく、相撲で例えれば、どんな相手でも正面から押す電車道を目指してほしいと考えています。いろいろな状況や相手での経験をつむために、これからも出稽古させて頂ければと思います。

今後もよろしくご指導をお願いいたします。
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謙虚で謙遜された内容ですが、先生ご自身もハードなトレーニングを物語る筋力、そして柔軟な体、鞭のようにしなる回蹴など、模範演技として披露していただき現空研全員大いなる勉強をさせていただきました。
これからも後輩、お弟子さんともどもお気軽に出稽古に来ていただき、お互いの稽古そしてご指導もいただける事を期待しております。

2008/08/31
NIto(弟)初段の試合の写真をNIto(兄)2段より送ってもらいましたので、一部ご紹介いたします。
また本人からメールをもらいましたのでご紹介いたします。
本人からのメールは控えめな表現ですが、観戦した会員たちの話では2度もダウンを奪った圧倒的大差での勝利という報告を得ています。

 

 


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押忍

結果報告が遅くなりすみません。
昨日の試合は辛うじて勝ち 優勝する事が出来ました。
まだまだ課題の残る内容ではありましたが、勝ちは勝ちです! 
しばらくは自分を誉めてやり また練習に励みたいと思います。

あと、現空研の皆さんが応援に来て下さり本当に心強かったです。
稽古のある日だったにも関わらずわざわざ観に来て下さりありがとうございました。

近いうちに稽古にお邪魔させていただきますのでよろしくお願い致します。

Nito Sinya
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2008/08/22
合宿で審査を受けられなかった会員のための昇級・昇段審査の予定日を会員ページにアップしました。
合宿速報その4
二日目体育館の写真

2008/08/15-2
各道場や合宿の時もお話しましたが「子供の呼び捨て」に関するコラムを書きました。

2008/08/15
合宿速報その3
今回の合宿では、少年部の活躍も目立ちました。
少年部は保護者も会員の方のみ合宿を許可しています。
全員本当にすばらしい子供たちです。
将来の現空研いや日本を背負っていってくれる宝です。
組手もすごい進歩をしていますし、その態度や言葉遣いも申し分ありません。
それが、表面をかざったものではないことは、くったくのない遊びの場を見れば分かります。
食事の時の挨拶も子供らしいかわいさと空手少年のりりしさが混じった本当にすばらしいものでした。

2008/08/14
合宿速報その2

合宿二日目海岸での師範対決 Kimura四段(我孫子)対ロボコップ三段(目黒)

 
Kimura四段の上段回蹴が見事にロボコップ三段を捕らえる。すかさず後回蹴、前蹴で反撃するロボコップ三段。

10人組手達成者の二人(Namekawa君、Nakamura君)による模範組手

    

前日の10人組手のダメージを感じさせない二人の白熱した組手に周りの拍手も。遠巻きに一般の見物者も集まってきました。

2008/08/13
夏季合宿・審査における昇級・昇段者を会員ページにて発表いたしました。

2008/08/11
合宿速報その1
合宿無事終了しました。
いろいろ盛りだくさんの思い出ができたのですが、何と言っても今年の合宿のハイライトは 15人組手と10人組手でした。
普段道場でどんなに強くても、審査としての組手となりますと、肉体的なプレッシャー以上に精神的なファクターが加わります。 実力はありながら完遂できない事は珍しくないのです。
今回15人組手にチャレンジしたアビ初段、SuzukiR初段はそれぞれ我孫子道場、目黒道場でも屈指の強豪ですが、やはり相当なプレッシヤーを感じていたようです。
SuzukiR初段は、初戦からエンジンフル回転の様子を呈していました。
やはり後半はスタミナ面からの苦闘が続きました。しかし、最後は何かが乗り移ったかのような復活を見せ、見事15人組手の完遂させました。
アビ初段の試合の圧巻はCyokko初段との一戦です。
あの真面目でこつこつと稽古を重ねて、試合も真正面から正攻法のみでぶつかっていくタイプのCyokko初段が圧倒的なパワーに押されながらも放った乾坤一擲の上段回蹴がアビ君に決まった瞬間です。(止まっていないのでポイントにはなりません)
ヒザから崩れ落ちるアビ初段の姿は誰も想像できないシーンでした。 
アビ君は最大のピンチを迎えましたが、本人の意識状態、意思、その他総合的判断で試合は続行を許可いたしました。
そしてそこらかアビ初段は驚異の復活をみせ見事15人組手を完遂させます。
全道場の上位のものから選抜された対戦者のその顔ぶれを見ただけでこの完遂の意義が分かります。
10人組手は今回は特にそのチャレンジヤーたちのそれぞれの個性が様々です。
Kawano君は、入門5年になりますが、自分のペースで着実に実力を上げてきて今回のチャレンジとなりました。
180Cmを超える恵まれた体と公認会計士の資格を持つ文武両道の士です。
Ando君は、伝統系他流派黒帯出身ですが、我孫子道場にほぼ皆勤の努力家でもあります。自衛隊の経験もあり堅実な空手が武器です。
Namekawa君は、彼のブログでご存知の方も多いと思いますが、極真会館出身で、体の柔軟性、また多彩でスピードのある足技の冴えを武器としています。
目黒、世田谷道場は殆ど皆勤で、我孫子にも時おり出稽古で顔を出し、その実力は皆の知るところとなっています。
Nakamura君は、世田谷道場にまじめに通ってその恵まれた反射神経の良さと真面目に取り組む姿勢で確実に実力を上げてきた一人です。
彼は東京工業大学の大学院に学ぶ秀才でもあります。中学生の時から現空研ホームページを見ていたそうです。
今回最年少で10組手に臨むTakagi君はまだ高校2年生です。
Takagi君のお父さん、お母さんも現空研黒帯で弟のFumiya君も少年部で活躍しています。
一家全員が現空研の会員なのです。
お父さんは伝統系でも師範代をつとめていた程の実力者でありTakagi君も現空研に入門した時点で初段を持っていました。
自宅が道場から遠い事や高校生で勉強なども忙しい中でも着実に実力をあげ今回のチャレンジとなったのです。
こうしたそれぞれが、この真夏の過酷な条件下での10人組手チャレンジとなったのですが、全員完遂という奇跡的な快挙を成し遂げてくれました。
今回は全員完遂は100%ないだろうと予測していた私を見事に裏切ってくれました。
しかし、15人組手も含めて今回の全員完遂は、その現場を見た人はおそらくこれが奇跡的と言った私の言葉に一切の虚飾もない事はおわかりいただけたと思います。
黒帯チャレンジ以外でも、今年は女子部も個性的な面々が揃い、厳しい熱戦を見ることができましたし、緑帯、茶帯挑戦者も本当に気合の入った試合を見せてくれました。
特に二日目に行われた少年部の熱戦はその一戦一戦が大きな声援と拍手に包まれる白熱したものとなり、少年たちの技術だけでない人間としての成長も感じさせてくれる意義深い内容となりました。
形審査に関しては、やはり例年とおり、トンでもない間違いが多数展開される結果となりましたが、2回の試技で何とか合格ラインを確保した人も多く、やはり平常心の難しさを皆再認識したことと思います。
宴会はいつもの様に大変楽しいものとなりました。
Kin2段はじめ多くの方から差し入れをいただき皆を代表して御礼申し上げます。
2次会場では、いろいろ公開不可の面白い話のオンパレードとなり爆笑につつまれましたがあくまで公開不可の話なので詳細はお話できません。
海岸での稽古も楽しいものとなりました。
最後に面白いハプニングもあったようです。
今回はまだまだ書きたい事が山のようにあります。時間ができたら一つ一つご紹介していきたいと思っています。
また、10人、15人組手完遂者(昇段者)は感想文を書いていただけたらホームページで紹介したいと思いますので、どしどしお寄せください。(以前の完遂者の方も引き続き感想文募集します)
※今回の10人、15人組手完遂者の昇段は当日発表いたしましたが、その他の昇級者(緑帯、茶帯)に関しては、正式には会員ページの発表まで少しお待ちください。

2008/06/03-2
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
今日のメインテーマは"効かせる回蹴"です。
回蹴は前蹴とは全く異なったポイントがあります。
それは、回転運動が持つ特有の力学的な作用を理解する事から始まります。
長年の私の仮説の詳しい話は道場でしましたし、これからもより詳しい分析的なお話を続けます。
ヒントは野球のバッティングやゴルフのスウィング、剣道や居合の太刀さばきにあります。
今日はこの蹴り方のノウハウを基本でコツを掴んでもらい、そして実際の組手の中で行ってみるというプログラムを組みました。
そしたら、驚くべき結果が出ました。
緑帯のNakazawa君が、あっというまにコツを掴んで勝ち抜き戦で技有りの大量生産となったのです。
もともと、自分でも研究していたのでしょうが一挙に開花した感じです。
しかも今日の対戦相手は皆一癖も二癖もある強豪ばかりでしたので余計めだちました。
 
他流派の黒帯を持つMuramatu君もきれいに技有りを取られます。
最後のしなりで急速にスピードが増し、威力も幾何級数的に増大している様子が写真のブレからも分かります。
2回目はガードを破ってのしなやかで重みのある上段です。見事。

 
次は10人組手を控えた長身のKawano君が相手です。
これまた見事に決めています。Kawano君曰く、直前まで「見えなかった」

 
いよいよ黒帯登場です。
前蹴の名手Mizuo初段ですが、最近は回蹴にも冴えがでています。
さすがに押され気味のNakazawa君でしたが、またしても出ました。必殺回蹴。
ガードをこじ開けたような決まり方です。


いよいよ回蹴も上手な黒帯Kubota初段との対戦です。
さすが試合巧者のKubota君、相手の間合いを作らせません。
終始し自分得意の接近戦に持ち込み圧倒します。
しかし、一瞬ひやりとする場面はありました。
上の写真がそれです。
もう少し間合いが遠ければ極められていたかもしれません。
距離を詰めることで相手の体制を崩しています。

それにしても今日はNakazawaデイでした。
これからの進歩が楽しみです。

2008/06/02-4
5月20日の少年部の組手勝ち抜き戦の写真です。
小学校の一年生から順番に行い、最後は高校一年生です。
小学生でも経験の長い子は現空研特有の効かせる突き、蹴りを身に付けており、大人顔負けの組手をする子もいます。
皆、空手の鍛錬を通して何事にも負けない強い精神力、強さを背景にしたやさしい気持ちを持った子に成長しています。

2008/06/02-3
先週の世田谷第二道場の稽古の風景です。
前蹴の強化のための特別ルールで行った組手です。
前蹴に関しては一癖も二癖もあるOrikasa初段とMizuo初段の因縁対決です
4年前の2人がまだ緑帯だった頃の動画が本ホームページに残っています。
このときはOrikasa君の一本勝ちだったのですが、今回は逆の結果となりました。
転倒したところまで全く逆の展開となっており面白いのでアップしました。
会員の方はもうすぐ動画でもアップしますのでお楽しみに。

2人とも蹴り足のポジション(膝位置)が高く、これが効果的な前蹴りとなっている大きな理由です。
今回はたまたまこういう結果となりましたが、2人とも前蹴りに関しては名人級と言って良いでしょう。
これにより一層のパワーが加わると鬼に金棒状態になります。

2008/06/02-2
速報 Nito(兄)2段から嬉しい連絡が入りました。
弟のNito(弟)初段がプロキックボクサーとしての4戦目の試合で圧倒的な判定勝ちをおさめ、全勝記録を更新しました。
8月30日のこのトーナメントの決勝戦進出が決定しました。

  
ブルートランクス Nitoの強烈なローキック      文句なしの判定勝利


応援に駆けつけた現空研のメンメンと記念撮影

2008/05/19
昨日はKawabe2段の結婚式があり、お招きを受けました。
恒例の試割は会場の都合で行えず、代わりにSionaka初段とNito(弟)初段で模範組手を行ってもらいました。
多少の取り決めはあったようですが、私は内容を知らされておらず、しかも司会などの打ち合わせも殆どやらないでぶっつけ本番になりましたので、結果的にはガチンコの組手に近い状態になりました。
もちろん防具はなしです。ただ2人とも試合を間近に控えていますので(Sionaka初段は極真の大会、Nito(弟)初段はキックボクシングのプロ4戦目の試合)サポータは着用しました。
さすが息のあった2人で高度な技の応酬が続きました。双方技有りを取り合ったところで止させるべきでしたが、とても気合が入った良い組み手だったので、結婚式場であることを忘れて思わず延長のコールをしてしまいました。(スマン、スマン)
しかし、2人ともこのハプニングを絶妙に消化し最高のできだったと思います。


Sionaka初段 VS Nito(弟)初段 (手前Sionaka初段の飛び後ろ回し蹴りがきまった瞬間)

その後、少林寺拳法(Kawabe君は少林寺拳法も四段の腕前です)の道場の方々の演武もあり、こちらはKawabe君も参加してすばらしい出来でした。
少林寺拳法の方々は現空研の後の演武なので、会場の外で待機をしておられ現空研の演武を見ることができず残念だとおっしゃっていました。我々は両方見ることができラッキーでした。
こうして素晴らしい結婚式は幕を閉じました。
私は所用で2次会には残念ながら参加できませんでしたがこちらも現空研の大勢の仲間たちで盛り上がったことでしょう。

2008/05/07
昨日は現空研空手道大会が実施され、各階級において熱戦が繰り広げられました。
そして、全階級無差別のトーナメントが行われ、優勝者が決定しました。
個々の試合の内容は大変中身が濃く、とてもこの連絡事項には書ききれませんので、あらためて入賞者や写真をタイトルをつけたコラムで紹介したいと思います。
なお、この大会の全動画をなるべく早く会員ページにアップする予定です。
取り急ぎ紹介した下の写真は壮年部軽量級でのNamekawa君とMuramatu君との試合です。
2人とも優勝候補の実力者で一回戦に当てるのはもったいない組み合わせでした。
事実決勝戦にも匹敵する好試合で延長の末Namekawa君の上段後ろ回蹴りで決着がつきました。
この写真は動画からのキャプチャなので解像度が低いのですが、見事技が決まった瞬間を捕えらえています。

2008/05/06
本日は現空研空手道大会が実施されます。
体重別、年代別各級と無差別級のトーナメントが行われます。

2008/05/04
造形大学の講義がいよいよ本格的に始まりました。
5月2日は連休の谷間にも関わらず出席率が良く、今年の受講者の意気込みが感じられます。
私の講義(コンピュータ技術論)は教職をとるための必修科目になっているので、好きではないのに受講している学生もいると思いますが、一ヶ月努力すれば必ず好きになります。
学習のコツは空手も音楽も勉強も皆同じで、まずそれを好きになる事です。
努力は必要ですが最初の努力は好きになるための努力をすることが最終的に見れば最も学習効率を高めます。
好きににするためのコツはモチベーションを明確にすることです。
「何のため」という事が明確であれば、努力も苦になりません。
先日の講義は論理数学の第一歩である2進数の話でした。
最も重要な要点は「何のため2進数が必要か」という事です。三角関数も対数もベクトルも微分・積分もすべて、それが「何のため」という視点を持てば漫然と話を聞く場合の何倍も速く、深く本質を理解できます。
内容は決して易しくはないのですが良い質問をする学生も多数いて、今年は最初から良い手ごたえを感じさせてくれました。
私の講義は空手道場と同じでまず、全員お互いの挨拶からはじめます。
全員起立のうえ挨拶の号令は私がかけます。
大学ではあまり見られない光景のようですが、私はこれが正常だと思います。
掛け声は道場では「押忍」ですが、大学では「おはようございます」ではじめます。


東京造形大学コンピュータ技術論受講生たち(全員起立)

2008/03/08
本日は一人の漫画家をご紹介したいと思います。
その名は「月本シンリ」さん。デビューしたての新人漫画家です。
ジャンルは少女漫画。
なぜ、少女漫画の作者を現空研が紹介するのか。
詳しい話は後であらためてお話したいと思いますが、簡単ないきさつをご紹介します。
昨年の夏、漫画家を志しているある女性からメールをいただきました。
ある雑誌のコンテストに応募したいのだけれど、空手のシーンに現空研の写真を使わせていただけないか、という問い合わせでした。
これがきっかけで何回かメールのやりとりがあり、その後しばらく連絡が無かったのですが、先日コンテストに入賞した事、プロの漫画家としてデビューされたことの連絡がありました。
デビュー誌は2月23日小学館発行のデラックスベツコミというコミック雑誌です。
タイトルは「乙女心とプレゼント」です。
現空研の黒帯を締める少女(強いけどナイーブ)が思いを寄せる少年(ひ弱)にあるプレゼントを贈るというステキなお話です。
空手の追想シーンで、現空研の道場での組手の写真をそのままアニメにしたような情景が展開されます。
私が合宿でKitajima2段の関節を極めるシーンやAsaumi2段を腕十字で極めるシーンで私を主人公の少女に置き換えた絵が登場します。・・・・・・・・・・・
道場は我孫子道場がモデルになっています。
ぜひ、ご覧になってください。
著作権の問題があり、コミックの絵をそのままこのサイトで紹介できませんが、月本シンリさんから現空研のために絵を描いていただきましたのでそれを紹介します。

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