2005/12/31
大晦日です。
現空研は今年は、対外試合の多い年でした。
散打大会やグローブマッチといった顔面ありのフルコンタクトの試合にチャレンジ精神旺盛な若者が多数参加し、優勝も含めて大変良い成績を収めてくれました。
また、伝統空手の大会で優秀な成績を収めてくれた人もいます。
また、合同稽古や出稽古でお世話になった日本空手協会の小山先生は、全空連のマスターズ大会でとうとう日本一の栄冠を手にされました。
本年は特に多くの他流派の方が入会され、あるいは出稽古に来られました。
それだけ多くの空手家の方々が現空研に関心をもっておられるということで大変嬉しいことです。
多くの会員にとっても、いろんな刺激を受けますし勉強になることも多くありがたいことです。
来年もこうしたオープンな基本姿勢に変わりはありません。
もちろん現空研は現空研としての確固たる理念と体系があり、それは私の信念でもあって微動だにしないものです。
ただ、その信念は井の中の蛙であってはなりません。
いたずらに他流派を毛嫌いすることも逆に迎合することも必要ありません。
伝統は尊重しますが全ての伝統が正しいとは限らないのです。
逆に全ての革新的な技術がまた正しいとも限らないのです。
柔軟に学ぶ姿勢と柔軟な批判精神、これが進歩の根本原理です。
来年も一緒にがんばりましょう。
2005/12/27
本日は世田谷第二道場で本年最後の稽古を行いました。
これで今年の現空研の稽古はおしまいです。
今日は少年部の子供達に形三戦の要所を重点的に教えました。
三戦は剛柔流の基本中の基本であり、現空研空手の原点ともいえるものです。
重心を低く、膝に余裕をもたせて、息吹とともに体中の筋肉を締めます。
この時点での不動の姿勢に空手の真髄をみていくのです。
子供にはまだ真の意味は理解するのは難しいと思いますが、繰り返しこうした説明を受けながら稽古を続けるとこによっていつしか本質を体得できるのです。
一般部は寸止の勝ち抜き戦を行いました。
当てに行く「突き」ではなく、自分十分の間合いに入って、倒せる「突き」を当てる直前で止める。いわゆる「極め」を徹底的に理解してもらうための審判を行いました。
ただ当てにいくだけの突きでごまかしていると、フルコンタクトのルールで試合を行うと、当てたはずの中段の突きがぜんぜん効かないといった現実を思い知らされます。
当たれば倒れる突きを寸止めするのでなくては寸止めの意味が全くありません。
倒せる突きの原理は自分十分な間合いで腰を使った重い突きを相手にめり込ませる事につきます。
そのためにはいかに相手不十分、自分十分といった体勢に持ち込めるかがポイントになります。
試合に勝つだけなら当てにいく突きの方が有利になりますが、実戦で倒せない突きで試合に勝っても意味はありません。
相手の突きに威力がない場合は実戦では相打ちであってもこちらの必殺の突きが当たれば勝負はそこで決するのです。
今日はなるべく多彩な顔合わせになるように、3人以上勝ち抜いた場合は交替するという変則ルールでの勝ち抜き戦を行いました。
さすがに黒帯は皆原点をふまえた良い組手を行っていました。
特に、Miyake、Hosoda初段、Kin2段は内容が充実していました。
今日の優勝者はKin2段でした。
2005/12/25
今日はクリスマスですが現空研は稽古の日です。
さすがに今日は少なかったのですが、中には見栄で休んだ者もいるでしょう。
人数が少なかったこともあり、特に基本的な構えや動きを集中的に稽古しました。
初心者はまず基本をしっかりマスターして、あと組手は思いっきりやっていればいやでも上達していきます。
上級者には私としてはより高度な要求がありますので、それなりの注文もつけます。
今日は人数も少ないことから勝ち抜き戦は2回行いました。
女子部も男子に混じって組手を行い皆闘争心剥き出しの積極的な試合展開でした。
細かい注文は山のごとくありますが、最初はこうして思いっきりぶつかっていくだけで良いのです。
女性は男性と比べると子供のときから取っ組み合いなどの経験も少ないので、殴り、殴られという基本的なベースが不足しています。
まずこうした原始的なコンタクトの経験を多く積むことで格闘の原点を体に覚えさせることができるのです。
技の勉強はこうした経験がある程度積み上げられて、心から納得できる理解に到達することが可能になってきます。
今日は軽い技は意識的にポイントをとらないように審判をしました。
効く突、効く蹴といった観点で審判をしていきました。
Kawabe初段、Nito(兄)初段が大量の勝ち抜きをしていました。
Suehiro初段も今日は上段回し蹴や足払いなど技が冴えていたのですが、Nito(兄)との対戦中足払いを食って転倒しました。
そのとき腰を強打して痛みが強いようなので大事をとって救急車を呼び病院に行ってもらいました。
付き添いで行ったNito(兄)君の話と後から本人の電話(留守電)で元気そうで何よりでした。
(でも骨が何とかとか言っていたような・・・・・)
2005/12/23
今日は目黒道場で稽古を行いました。
金曜日の休日、クリスマスイブ前夜です。
しかもかなり寒い。
こんな日に稽古をする奴はそうそういないだろう。
と思っていたら最終的には結構集まっていました。
寂しい奴多いな。
今日は面白い見学者の方が来ました。
男性二人です。
一人は真っ黒な空手衣に赤い帯といういでたちです。
もう一人はジーパンにトレーナー。
この二人は同じ会社の同僚のようです。
聞いてみると一人は全空連の初段を持っています。
しかし、その初段を持っている人はジーパンの方で変わった空手衣を着ている人は全くの初心者ということでした。
さすがに初段の人は基本がしっかりしていました。
勝ち抜き戦になると、突然黒空手衣が僕も参加させてもらっていいですか、と聞いてきたので急遽組手も体験してもらうことにしました。
これが自己流ではありますがなかなかファイティングスピリットのある戦い方をします。
結果的には白帯のKudo君に技有りをとられて敗れますが動き自体は悪くありません。
もう一人の初段の人はジーパンで足も上げられないので見学です。
しかし、最後の乱取りでは、何本か組手稽古に加わってスピートのある組手を披露していました。
今日はもう一人美しいお客さんが来られました。
Horikomi君の奥さんです。
彼女はイタリアでファッション関係のお仕事をしており、殆ど日本にはいません。
しかし、彼女はイタリアで空手(日本空手協会)を稽古しているのです。
本場日本でのしかもフルコン空手を体験したいということで今日この現空研の道場へ来られたのでした。
一方、最近のHorikomi君は調子を上げており、今日も絶好調で黒帯を含む多数の勝ち抜きを行いました。
かなり疲労した状態で決勝戦を迎えNito(兄)君と対戦しましたが、惜しくも敗れてしまいました。
しかし、これだけの勝ち抜きを行った後、実力者のNito(兄)君とあれだけの戦いをしたのは立派です。
最後に黒空手衣のYさんが物足りなさそうだったので、Hituji君とライトコンタクトでの指名組手を行ってもらいました。
最終的にはHituji君の上段回し蹴をもらってしまいますが元気あふれる動きは気持が良かったです。
最後に全員で5本連続の乱取り組手を行いました。
Horikomi君夫妻も対戦しましたが、奥さんがHorikomi君の防具のない下腹部に強烈な前蹴りを入れたのを私は見逃しませんでした。
Horikomi君に聞いたところ「いつものこと」だそうです。
すごい夫婦だ。
目黒道場は明後日も稽古を行います。
2005/12/21-2
本日は我孫子道場で今年最後の稽古を行いました。
我孫子は来年1月11日(水曜日)が道場開き(稽古開始)になります。
本日はライトコンタクトでの勝ち抜き戦を行いました。
東大のMiyaji君は最近突きのスピードが向上しタイミングのとり方も上手になってきました。
Okawa君ももともと地力がありますが今日も良い組手でした。
高校の先生のレスラーも打たれてもビクともしない頑強な体を武器に大活躍です。同じく先生のMatumoto君も怪我はまだ完治していませんがここのところ時計係返上で組手参加です。
野球部出身の高校生Nakamura君も少しづつ組手の要領は体得しています。今日は同級生のSatou君も正式入会しました。
先日Siba君に強烈な回し蹴をもらって怒っていた女子部のSatoさんも今日は積極的な組手を見せてくれました。
先々週見学に来た専門学校の女学生のKさんも今日は元気に体験入会です。
今日は茶帯も良かったのですが黒帯の対戦は特に迫力がありました。
ライトコンタクトで寸止めに近い試合形式では一瞬の反射神経がものをいいますのでフルコンとは違った緊迫感があります。
少年部T君、ジープマン、Ikeda君、Nito(兄)君、酔っぱらい師範とそれぞれの持ち味を十分見せてくれた試合展開でした。(おもしろいハプニングもありましたが・・・・・)
優勝決定戦はNito(兄)君と酔っぱらい師範。
互いにカウンターを狙うヒリヒリするような試合でしたが、ポイント上の差はでませんでした。
全体を通して体勢の乱れの少なかった酔っぱらい師範が僅差判定勝ちをおさめ、今日の優勝者となりました。
2005/12/21
本年12月に実施されました二段昇段審査(15人組手を含む)の合格者の発表を会員専用ページにて行いました。
2005/12/20
本日は世田谷道場での稽古です。
本当に毎日寒い日が続きます。雪が降らないのが不思議なくらいです。
少年部は久しぶりに三戦を基礎から稽古しました。
一般部は、今日はライトコンタクトで、基本的には寸止という形で勝ち抜き戦を行いました。
今日はKojima君が多くの勝ち抜きをおこない活躍しました。
Kojima君の紹介で入会した方と体験入会の方は他流派での稽古暦も長く、基本がしっかりしています。
特に今日見学のTさんは去年も来られた方ですが左右の回し蹴が大変上手です。
同じく回し蹴の得意な黒帯のSue君を破ったあと、女子部のSuzukiさんと対戦。
ずっと受けに回っていたTさんの顔面になんとSuzukiさんの上段回し蹴がピタリと静止。
Tさんも回りのギャラリーも思わず「オー!!」
技有りでSuzukiさんの勝ち。もちろんハンデは付けてありますがSuzukiさん大喜びでした。
今日の優勝者はHosoda初段。
少年部の初段T君と同じく少年部糸東流初段のM君との寸止め特別組手は引き分け。
あと、寸止めだと物足りなさそうなHosoda君とKojima君、それに今回10人組手達成のMizuo君とHorikomi君にフルコン組手を行ってもらいました。
この3本も含めて今日は期待どおり中身の濃い組手となりました。
その後、全員で5本連続の乱取り組手(スパー)を行って本日は終了です。
今日はすごく寒くて人数も少なめだったけど充実した内容の稽古ができたと思います。
2005/12/17
本日は目黒道場で稽古を行いました。
ピアノに慣れた指でエレクトーン(電子オルガン)を弾き、しばらくしてピアノを弾いた時に驚くべき違和感を感じた経験などを話しました。
人間の筋力と神経系統のシステムの鍛え方のヒントとしてもらえれば幸いです。
今日は股関節のストレッチでPNFストレッチを行いました。
この原理についてはまだ未解明の点が多いそうですが、劇的に効く人もいますのでこれからも適宜取り入れていこうと思っています。
自分の身長より20Cm高い人の上段を軽く蹴ることができるというのが当面の目標です。
今日は、我孫子道場に準じて防具着用の寸止めで勝ち抜き戦を行いました。
これは、本来の意味での寸止めを怪我の心配をしないで思いっきり出せる環境を提供するという意味で意義のある形式です。
今日は時間に余裕があったので2周回しました。
大活躍したのはHorikomi君とOrigasa君です。
Horikomi君は的確な上段突きを何発も極めていました。
Origasa君は上段回し蹴が冴えていました。
実力のある黒帯が不覚を取る場面もありました。
寸止めになると一瞬の反射神経が勝敗を分けることになりますので、しばらく組手を休んでいると勘が鈍って思わぬ不覚をとることがあります。
そして、今度は勝ちを意識しすぎるとかえって無駄なところに力が入りますます悪い結果を招くということにもなるのです。
勝負というものは難しいもので、「勝とう勝とう」と思うと動きが単調になって簡単なカウンターを食らったり、足元をすくわれるような結果になりがちです。
「押しながら守り、引きながら攻める」気持ちを持つことが大切です。
明鏡止水の境地というのもこういうことを言っているのでしょう。
2005/12/14
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日も一段と寒さが厳しく、これで1月2月になればどんな寒さになるのやら、と先が思いやられます。
脱力は実戦における肝っ玉の据わり具合にもあらわれる重要なポイントです。
街中でいきなり理不尽な暴力を受けたような場合でも肩の力を抜いて説得、あるいは反撃といった行動にでられるよう普段から鍛錬しておくことが大切です。
これは空手だけにかかわらず、仕事や勉強でも同じではないでしょうか。
肩の力を抜くということは対人関係においても大切なことです。
人間関係がうまく作れない人は第三者からみると肩に力が入っているように見えます。
今日は肩の力を抜くための具体的な心構えや稽古の方法を紹介しました。
また恒例の勝ち抜き戦は変則的に防具着用の寸止め形式で行いました。
「寸止め」を文字通りの寸止めで行うための危険防止を兼ねてと、極限の寸止めを安全に行うためです。
実際はまだまだ私の理想とする形には程遠いのですが、意図は皆に伝わったと思います。
ただ純粋に組手としてみた場合は良い試合も沢山ありました。
今日はアビ(Kamioka)君が目立ちました。
アビ君は今回の15人組手の全ての試合に出場し、大活躍しましたが、その成果があらわれたのか、最近組手に積極性がでてきました。
まだまだ荒削りではありますが、これで脱力と緩急を使い分けて突き、蹴りにメリハリが出てくれば手をつけられなくなる可能性も秘めています。
2005/12/13
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
真冬並の寒さにもかかわらず子供達の集まりもよく元気に稽古ができました。
一般部もよく集まりました。
10人組手完遂のMatubara君や一級合格のInoue君も久々の参加です。
まだ体調が万全ではないので今日は基本のみの参加ということでしたが、勝ち抜き戦を除いては全て参加し最後の5本連続の乱取りもやっていました。
これから年末にかけて皆忙しくなりますから、怪我をしないように今日は組手はパワーを抑えてスピードを重視するように指示をし、「技有り」や「一本」は多少軽めでも取るという方針で行いました。
といっても、もともとフルコンですから、気合が入ってくればある程度パワーを効かせるのは大目に見ます。
今日は帯順優先のあいうえお順での勝ち抜き戦です。
ただし、白帯でも他流派などの実績のある会員は上位に入ってもらいました。
結果は、Kawabe君が大量の勝ち抜きを行いましたが最後の決勝戦ではMizuo君と互いに技有りひとつづつで引き分け、延長戦も両者殆どポイント差なしの僅差判定でMizuo君の優勝になりました。
Mizuo君は、最近接近戦も上級者に対して臆することなく果敢にチャレンジするようになりました。
今日もその成果があらわれ至近距離での足払いが見事に決まっていました。
2005/12/11-2
速報
Ikematu君15人組手完遂!!
2005/12/11
昨日は忘年会東京の部を渋谷で行い、2次会も含めて大変盛り上がりました。
ItoM君の顔の効くお店で、Kawabe君の調達してくれた高性能プロジェクターによる大画面の迫力ある現空研の組手のダイジェストが放映され、皆食い入るように見入っていました。
試し割のシーンは、その成功の時は勿論ですが、失敗したときの迫力(?)もそれなりの感動を与えてくれます。
時間の関係で用意した映像の全てを紹介できなかっのは少し残念でしたが、また見る機会はたくさんあります。
15人組手にチャレンジするIkematu(パンチ)初段も、参加しその決意を語っていました。
本日、その15人組手が目黒道場で行われます。
一次会会場
2次会でカラオケを絶唱するOrigasa君(思ったより上手)、手前はItoM君 右端Sibahara君、後姿はコマちゃん。
2005/12/10
本日は忘年会東京の部を渋谷で行います。
申込者はキャンセル待ちも含めて全員参加できるようになりましたのでふるってご参加ください。
詳細は会員ページで。
2005/12/08
本日は世田谷第二道場(駒留中)で稽古を行います。
2005/12/07-3
速報
Kuroiwa初段15人組手完遂!!
激戦でした。よくやった。
2005/12/07-2
本日は我孫子道場でKuroiwa初段の15人組手を行います。
15人組手の詳細は後日アップします。
2005/12/07
速報
Kin初段15人組手完遂!!
おめでとう。
2005/12/06
本日は世田谷道場でKin君の15人組手を行う予定です。
Kuroiwa君は12月7日(水曜日)我孫子道場、
Ikematu君が12月11日(日曜日)目黒道場の予定です。
2005/12/03
本日は目黒道場で稽古を行いました。
Tanaka初段の知り合いの伝統空手の経験者の方2人が見学・体験入会されました。
そしてhata初段久々の登場です。
今日の勝ち抜き戦ではHituji君が良い組手をしました。
Sionaka君の上段に回し蹴りを決めたのは見事でした。
Murakosi君もそつのない組手で勝ち数を挙げていました。
いつもは大量に勝ち抜きするその他の強豪達も今日は全体に早々と姿を消しましたが全体に内容は良かったです。
最後はHata初段とKawabe初段との打撃戦になりました。
2度の延長の末、僅差判定でKawabe君の優勝となりました。
今日は、女子部も男子一般部に混じって勝ち抜き戦に参加しました。(ハンデ付き)
目黒道場のレベルアップは顕著で、中身の濃い組手が多いです。
最後に、「強くなるコツ」について少しお話し、今日の稽古を終了しました。
2005/12/01
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
見学者のKさんは有名なアミューズメントパークにお勤めの方で、極真空手の経験者ですが、即日入会されました。
40才を目前にして自分の可能性を確かめたくてというのが空手再開の動機だそうです。
40才、50才というのは、体力だけでなく家庭生活や仕事の世界でもいろんな意味での節目となる時期でもあります。
空手は、それぞれの年代に応じて自分の力を向上させていくことができます。
先日見学に来られたパワーリフティングのチャンピオンの方も40才代の後半で毎年自己記録を更新されているのです。
この方はおそらく50才過ぎても自己記録を更新し続けていくのではないでしょうか。
人間の体力や技術は、上手に訓練をやり、合理的な休息をとれば年齢の限界は従来の常識より遥か先になるような気がします。
昨日は世田谷道場に準じて生まれ月の順での勝ち抜き戦を行いました。
脱力の極意を徐々に身に付けつつあるNito(兄)君が大量の勝ち抜きを果たし優勝しました。
途中、Takahasi初段の猛攻にも耐え、アビ初段とは最初からボデーの打合いとなり延長戦も壮絶な打合いを演じました。
最初はアビ初段がやや優勢で展開していきましたが後半結果的に脱力できたNito(兄)君の突きがややスタミナ切れを起こしてきたアビ君を捕らえ僅差ではありますが判定勝ちを収めました。
アビ君惜しかった。
Kawasima君との対戦では裏拳(バックハンドブロー)をモロに食ってしまいますが、振り切った顔面攻撃は反則ですので無効としました。
その後双方エキサイトして互いに当てる場面があったので、双方とも指導的注意を与えました。
最終的にはNito(兄)君が逆に裏拳(バックハンドブロー)を決め、これは当たる瞬間にパワーを殺していましたので技有りをとりNito(兄)君がこの組手を制しました。
番外で女子部のSatoAさんとSiba二段の組手を行ってもらいましたが、Siba君の強烈な中段回し蹴がピットしSatoAさんたまらずダウン。
この組手はSiba君は寸止めという特別ルールだったのに、Satoさんの猛攻の前にうっかり出してしまったというのが真相です。
SatoAさんはカンカンになってその後猛攻撃。
大変良い組手になりました。
(Siba君、その後しばらく口きいてもらえなかったと帰りぎわこぼしていました。)
2005/11/29
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部も今日は人数も多く、皆元気に組手の勝ち抜き戦を戦っていました。
一般部は、今日は生れ月の順という組み合わせで勝ち抜き戦を行いました。
こうすると、帯の順も体格もランダムになりますから、今まであまり対戦したことのない組み合わせができます。
いろんなタイプの人と組手を行うことが上達の近道ですからこれも一つの方法です。
今日も大変中身の濃い組手ができたと思います。
後半にパンチ初段が来ていたのですが、うっかり組手のローテーションに入れてなくて残念でした。
今日も目黒道場に続いてSaisyo初段の優勝となりました。
連続優勝は確かにくじ運もあるのですが、黒帯になってSaisyo君の実力が上がってきたのもまぎれもない事実です。
最近、また新規の入会者や見学の方が増えてきました。
働き盛りのビジネスマンが多いのが特長です。
またユニークな経歴の方も多いです。
今日入会されたMさんは身長が188Cmもあり、大学では柔道部で活躍し二段をお持ちです。
「基本部」を希望とおっしゃっていましたが、いやぜひ一般部でとむりやり(?)一般部にしてもらいました。
2005/11/28
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
女子部のSuzukiさんは最近好調で、世田谷第二道場での勝抜戦でも長身の男性会員相手に顔面まで楽々届く上段回し蹴を連発するなど目立っていたのですが、目黒道場でも3人抜きを達成するなど大活躍でした。
彼女はバイクの中型免許を取ったばかりで、もう250CCのバイクまで買ってあるそうでその行動の早さには驚かされます。
散打大会で大活躍したKadowaki君が久しぶりに道場に来たので、「久しぶりだね」と声をかけたら、何と新婚旅行中だったとかで、これまたビックリでした。おめでとう。
彼は秘密にしておきたかったかもしれませんが、これで皆にバレたな。
勝ち抜き戦は、大変白熱した組手が続き内容は満足のいくものでした。
道場は様々なタイプの人と組手を行うことで自分の課題をものにしたり、工夫した攻撃方法の実効性を確認できる最適の場です。
教わった事を完全に理解し、自分の工夫も重ねてその実効性を検証する。足りない事を発見したらそれを補強していく。
これの丹念な積み重ねが最終的な実力向上に繋がっていくのです。
昨日は、Saisyo初段が優勝しました。
2005/11/27
昨日は、我孫子道場の忘年会がありましたが大変楽しい会となりました。
夏合宿の名勝負や海岸での稽古、また20年前の秘蔵テープの公開で、現師範達の若い頃のサイやヌンチャクの演武、頭突きによる瓦10枚割、氷柱割等の過激な映像に皆見入っていました。
ロボコップ夫妻の結婚式映像もダイジェスト版を放映。現空研、麗澤大空手道部(空手協会)の演武も好評でした。
予定者全員参加に若干の飛び入り参加もあり、盛り上がりました。
冒頭、全員の紹介を簡単に行い、宴会に入りました。
酔っぱらい師範に日大空手部OB、応援団OBと筋金入りがそろいましたので当然2次会へと雪崩れ込むことになります。
人数も多かったのですが、斥候隊が場所を確保してくれたのでとどこおりなく2次会が開催できました。
東京組の何人かは終電の関係で抜けましたが、深夜になってもかなりの人数が残って盛り上がりました。
私は上野行きの最終電車で途中までは戻れましたが、帰れなかった人も多かったのでは?
来年への抱負では過激な発言から超控えめな発言まで千差万別でした。
酔っぱらい師範以下の3次会については知りません。
2005/11/25
本日は世田谷第二道場(駒留中)で稽古を行います。
明日(11/26土曜) は千葉の部の忘年会があります。
まだ人数に若干の余裕がありますので、お時間とれる方はぜひ参加して下さい。
2005/11/22
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は体験入会にNさんというすごい人が来られました。
異様に厚い胸板がただ者じゃないという雰囲気です。
彼はパワーリフティングの選手でベンチプレスで290kも挙げる日本チャンピオンだったのです。(正式記録では280kとのことです)
体重は120kgです。
このクラスでは世界大会でも4位(実質3位)という実績も持っています。
ベンチの290kというのは少しでもウェートをやった事のある人だったら、どれほどすごい数値かわかると思います。
現空研の力持ちMano初段が140kg、怪力大関だった霧島関が190k、あのボブサップでも270kぐらいだと聞いたことがありますから、Nさんの怪力がわかります。
武道の経験はないということだったのですが、Hosoda初段との体験スパーリングでは目線を顔から一瞬たりともはずさないのです。
普通初心者は最初は必ず相手の攻撃部位を見てしまいます。
蹴りが多い空手の場合はどうしても下を見てしまう傾向が強いのですが、Nさんは終始相手の目を捉えていました。
目線を下げないということは、かなり上級になってもなかなかできない人もいるくらいですからたいしたものです。
今日は来月15人組手に挑戦する、Kin、Kuroiwa、Ikematu、各初段の他、イタリアから帰国したHorikomi君や、転職を果たしたItoH君(怪我のため組手はお休み)他強豪が揃いました。
さっそく名前順という帯の色や体重がランダムになる組み合わせで勝ち抜き戦を行いました。
今日は、Kojima君が踵落し、Nara君が胴回し回転蹴りで技有りを取るなど、なかなか面白い試合が続きました。
怪我をさせたくないので今日は15人組手挑戦者は最後に出番を作りました。
勝ち上がってきたHosoda君は、この内二人から勝ちを取るなど好調なところを見せてくれました。
最後のKin初段との戦いはスタミナもかなり消耗していたはずですが互角の試合展開を見せてくれ、僅差で敗れましたがなかなか良い組手でした。
今日の優勝者Kin初段です。
2005/11/19-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
本当に寒くなってきました。
風邪をひいている人が増えたようです。
今年はインフルエンザが大流行するかもしれないとの事ですので注意しましょう。
本日は、女子部や新しく入会した人も混じって全員での勝ち抜き戦を行いました。
もちろん初心者と対戦する上級者はハンデが付きます。
先々週から始めた足先をも脱力した現空研オリジナルの特殊な蹴りを上級者には試してもらいました。
(まだなかなか上手く出来てる人は少ないのですが)
今日は帯の色は関係なく名前のあいうえお順で対戦を組みました。
こうすると、トンでもない上級者対初心者という組み合わせも生じます。
こうした事は、初心者にとっても上級者にとっても良い稽古になるのです。
組手はとにかく経験の量が即実力に反映してきます。
そしていろんなタイプの人と対戦する事が、自分の型をより強固に穴のないようにして行く上で大変効果的なのです。
今日目立ったのは黒帯のKawabe君でした。
勝ち抜いた数も多かったのですが、終盤、スタミナをかなり消耗した後でのNito(兄)君との対戦になり、2度も延長戦を繰り返して僅差ながら勝利した組手はりっぱでした。
さすがのKawabe君もその後の組手では、体力の限界に近づき、やぶれるのですが、大きく崩れることはなく実力が安定してきているのがわかります。
たまたま、敗れたNito君ですが、脱力した突き、蹴りがところどころ顔をみせており、そのうち一気に開眼するかもしれません。
今日は優勝者はYamauchi君となりました。
全員での乱取りもなかなか気合が入っており、ItoM君とNito(兄)君は防具を付けずにフルコンでボコボコ当てあう稽古をしていました。
現役自衛官のIkarasi君も東京での研修が終わり京都の部隊にもどることになり、今日の稽古を最後にしばらく休会となります。
しゃばの生活ともしばらくお別れとなり、今日は皆で反省会(追い出し会)をやっていることでしょう。
私は諸所の事情で今日は遠慮させていただきましたが、再会の時を楽しみにしております。
2005/11/19
訃報
現空研師範の本橋郁夫氏のご尊父株式会社システムポート筑波会長本橋浩氏が11月18日ご逝去されました。
謹んで哀悼の意を表します。
明日20日にお通夜、21日に葬儀及び告別式が執り行われます。
通夜
11月20日(日曜日) 午後6時〜
葬儀及び告別式
11月21日(月曜日) 午前11時30分
場所
つくばメモリアルホール(つくば市大字玉取1766番地 Tel
029-879-0330)
喪主 本橋郁夫
2005/11/17-2
10人組手を達成したMatubara初段から感想文が送られてきました。
現在怪我の治療中ですが近いうちに基本稽古に復帰するそうです。忘年会はもちろん参加。
2005/11/17
世田谷道場のSuematu初段の個展(グループ展)を見てきました。
Suematu君の作品は、さすがに素晴らしいですね。
それからSuehiro初段の作品もなかなか面白かったです。(意味はよく分からんが)
感想ノートが置いてあり中を見ると見慣れた名前が・・・・
Cyokko初段とEbina君がすでに来訪していました。
たまたま受け付けの素敵な女性の方とお話しましたが(この方も金箔を張った綺麗な作品を展示されていました)
金箔を貼るのは、昔田舎で母親が仏壇のはがれた金箔を貼るのが大変だった、という話を思い出し、これは大変な作業ではないですか?と問うと、我が意を得たりという感じて「そうなんですよ」といろいろ苦労話をしてくれました。
空手の話をすると、この美術の仲間は皆Suematu君が空手をやっている事をつい最近まで知らなかったということで、(黒帯という事は私が喋るまで知らなかったようです。)
「彼は体は小さいけれど身長2mを越す大男でも軽く回蹴で倒してしまうような男です。」と言うと、「え!スゴーイ」と絶句していました。
彼女はSuehiro君のことも、コンピュータもできるし、美術もすごい、ととても誉めていました。
それで、「Suehiro君もなりは小さいけれど、対外試合で顔をボカボカ殴りあうような試合に嬉々として参加するような危ない男」です。「若くて独身だけれど痛風なんていうセレブな病を持っている危険人物です。」と言うと「・・・・・・・・・・・・」と言葉に詰まっていました。
彼女は小さい時にバレーを習っており、すばらしいターンを見せてもらいました。
ときどき無性に「蹴り」たくなることがあります、という建設的なお話(空手の立場から見て)をされ、こんどぜひ道場に体験においで下さい、とお誘いしておきました。
2005/11/16
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日は豪華メンバーが揃いました。
木村師範を筆頭に酔っぱらい師範、Siba二段、15人組手チャレンジのKuroiwa初段、ジープマン、Koma初段Kitajima初段、Nito(兄)初段、Ikeda初段、Miyake初段、アビ初段といった黒帯がズラリ。
茶帯、緑帯も強豪が揃いました。
今日は、私の秘密兵器の一つである前蹴の足首と足先の使い方を皆に伝授し、それを意識した組手を勝ち抜き戦で行ってもらいました。
脱力はしても決してスピードは落とさないで出来れば合格です。
今日は組手としては総じて皆出来が良かったのですが、私が伝授したかった足首、つま先の脱力に関してはまだ完全に伝授した感じが持てませんでした。
15人組手チャレンジのKuroiwa君は流石に気迫のこもった組手で何人も抜いていましたが、まだまだ必要以上のバワーを浪費しています。
Ikeda君は良い回し蹴が何発か出せていて、自分でも手ごたえを感じているようでした。
今日は、組手の判定基準を課題の脱力を重視するか勝負そのものを重視するかでポイントのつけ方が難しかったのですが、脱力した力みのない攻撃ということを重視した判定にしました。
今日は優勝者はアビ君でした。
決勝のSiba2段との勝負は微妙でしたが、果敢に中間距離に身をおいて終始攻勢をかけたアビ君を僅差判定勝ちとしました。
せっかくロックオンしながらもミスミス好機を逃がしてしまうという惜しい場面も沢山ありましたが、最後まで攻撃の手を緩めなかったアビ君の僅差判定勝としました。
Kitajima初段にチャレンジしたSatoさん(女子部)も、最初はステップが早くて素早いKitajima初段に付いていけなかったのですが、すこし運足法をアドバイスすると随分前とは違った間合いの詰め方ができるようになりました。(飲み込みが大変速い)
最後に5人対戦の乱取り組手を行いましたが、見所のある多くの組手が展開されました。
2005/11/15-2
忘年会東京の部の場所が渋谷に決まりました。
詳細は会員ページを参照してください。
千葉同様大型スクリーンがありますので、今年の合宿、10人組手などの大きなイベントや対外試合、懐かしい発掘ビデオ等の上映も企画しています。
※本日は世田谷道場の稽古はありませんのでご注意ください。
2005/11/15
先日目黒道場で大活躍したMizuo初段の10人組手の感想文が送られてきましたので早速アップしました。
彼の努力と工夫そして激戦の模様が克明に記載してあります。
2005/11/14
現空研オリジナルの新トレーニングウエアができあがりました。
空手衣の上から着られるように腕回り足回りを特別太くしたオリジナルデザインです。
詳細は会員ページをご覧下さい。
2005/11/13
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日の勝ち抜き戦はなかなか見ごたえのある組手が多く、お互い勉強になるシーンがたくさんありました。
中学2年のTakagi君は一般部でパワーのあるWatanabeR君を相手に後半果敢な攻めを見せました。
判定では敗れましたが次に繋がる組手です。
WatanabeR君は今日は絶好調で、強豪のNito(弟)君も僅差判定ではありますが下します。
白帯ではありますがパワーのあるUdagawaさんも今日はパワーを活かして勝ち抜きました。
今日から黒帯を締めたOrigasa君ですが、独特のリズムが冴えていました。
今日一番多く勝ち抜いたのは茶帯のHituji君です。
上段蹴りが良く上がるので接近戦で効果的に回し蹴を使っていました。
久々に稽古に参加した黒帯のHagio君と自衛隊のIkarasi君の組手は名勝負でした。
パワーのあるIkarasi君にクリーンヒットを許さなかったHagio君が僅差ですが優勢勝ちをおさめました。
Saisyo初段は、今日道場に出現したゴキブリを見事な手捌きで処置しましたが、組手でも気合が入っていました。
最近ぐんぐん力をつけてきたMizuo君(初段)ですが、今日は変則の回し蹴で油断のできないNakano君の術中にはまって逆回しを食ってしまいました。
しかし、ここからの逆転ができる程Mizuo君は実力を上げています。
今日の圧巻はこのMizuo初段対強豪Kawabe初段です。
全体的な流れは地力に勝るKawabe君が押し気味に試合を進めていましたが、Mizuo君は一瞬の隙をついて足払いからの上段突きを極めます。
後半逆転を狙って攻勢をかけてきたKawabe君からまたしてもカウンター気味の足払いで転倒させ見事な突きで技有り、合わせ一本勝ちをもぎ取りました。
優勝決定戦はこのMizuo君とNito(兄)君となりました。
Mizuo君は最後には力尽きて立て続けに技有りを取られますが、前半は互角の勝負を展開していました。
回し蹴をもう少し勉強すれば、得意の前蹴りがもっと効果的に使えるようになるでしょう。
女子部も今日は鼻血を出しても本人が気付かないほど気合の入った組手が続きました。
皆着実に強くなっています。
今日は、現空研空手でなぜ皆強くなれるのか、といったテーマで講話を行いました。
最後の乱取り組手も全員大変熱気のある稽古が繰りひろげられました。
2005/11/10
忘年会の出欠はなるべく早くメールで連絡ください。
部屋(お店の)の確保の関係がありますので。
なお、会員ページ参照のパスワードを忘れた人が多いようですが、
忘れた人もメールで連絡ください。
折り返しパスワードをお知らせいたします。
2005/11/09-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
昨日の世田谷道場と同じ課題で初動からヒットするまでの時間を最短にし、かつ脱力してパワーを集中させる事を念頭においての組手稽古を行いました。
今日目立ったのは、まず女子部のSatoさんです。
突き、蹴りとも形が良くなってきました。
今日は茶帯でこれまた進境著しいソウちゃんが相手でしたが、果敢な攻撃を見せていました。
最も壮絶だったのは、Takahasi初段とMiyake初段の対戦です。開始早々、互いに接近しての打撃戦となりました。双方とも脱力の努力はしているのですが、どうしても力が入ってしまいます。
アビ初段と久しぶりに我孫子に登場したSuehiro初段の対戦も見られました。
全体的にアビ初段の得意の間合いになることが多く、Suehiro初段は一つの課題を見つけたようです。
Ikeda初段とジープマン初段の対戦はなかなか充実したものではありますが、スピードを殺さずに脱力することの難しさは双方とも感じたようでした。
今日は面白いハプニングがありました。
先週メーリングリストに道場の駐車場で車をぶつけられた人はいませんかというメッセージが掲載されました。
車をぶつけた人がどうも現空研の人の車ではないかと思い名乗りでてきたのです。(りっぱな人です)
しかし、誰も心当たりがない(ぶつけられていない)と言うのです。
何かの間違いだったのだろうということで半分忘れていました。
そうしたら、今日またその人(女性)が道場に顔を出し、また「私がぶつけた車がそこに駐車してあるのですがどなたのでしょうか」と言うではありませんか。
話が見えないので、まず私がその車を見てみることにしました。
その車は駐車場にあり、私が見ても後のドアがベッコリと凹んでいます。
その女性は「これは私がやったのです」と言います。
あとは、この車が誰のものかという問題です。
そしたら、レスラーが「あ、これ僕のです」と言うではありませんか。
「いやー全然気が付かなかった、どこかキズでもありますか?」
このドアのへこみは誰が見てもわかります。
女性は深々と頭をさげました。
すると、レスラーは「このキズずっと前からあるんです」
つまり、このドアは前から凹んでおり、たまたまその場所にこの女性がぶつけた、というのが真相のようです。
まったく大笑いです。
女性は「申し訳ありませんでした」と平身低頭するのですが、レスラーは大笑いしながら「もともと凹んでいた所ですから気にされなくて結構です」ということで一件落着でした。
知らん振りして逃げていても分からないのですから、この女性もりっぱな人ですし、レスラーも良い人です。
しかし、本当に気付かなかったのかなレスラーは。
トアの凹みは直径30Cmはあったし、けっこう迫力あったよ。
2005/11/09
世田谷道場のTanaka初段が東京都空手道連盟(全空連の寸止めルール)主催のオープン大会に出場し見事ベスト16入りを果たしました。
本人の手記を掲載しましたのでぜひご覧下さい。
それから、昨日世田谷道場で三級を獲得したKatube君の司法試験最終合格の知らせが入りました。
おめでとう。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
.2005/11/08-2
二段審査の件ですが、
Kin君は仕事の都合で土日が難しく12月6日(火曜日)世田谷道場で行うことになりました。
Kuroiwa君が12月7日(水曜日)我孫子道場、
Ikematu君が12月11日(日曜日)目黒道場、
ということに現時点ではなっています。
2005/11/08
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は形三戦の稽古を行いました。
今日は勝ち抜き戦は省略して全員の乱取稽古を行いました。
一般部は司法試験論文式試験をパスしたKatube君が久々の参加です。
明日、最終口述試験の発表があるそうです。
「現空研の昇級審査ほどは緊張しなかった」そうですから合格は間違いないでしょう。
今日他の昇級・昇段者と一緒に三級を獲得しました。
そして今日は二段挑戦のKin初段のため特別枠で黒帯6人による連続組手を行いました。
黒帯が8人いましたのでジャンケンによって6人を選抜しました。
Cyokkou, Ikusima, Suehiro, Saisyo, Kawabe, Hosoda 各初段が次々とKin初段と対戦します。
さすがに後半はタフな組手になりましたが、4勝1敗1引き分けという好成績で終わりました。
勝った試合は一本、技有りも多く全体的な好調さをうかがうことができます。
女子部のSuzukiさんは、先週から課題にしている高い蹴りをかなり積極的に使ってきて順調に伸びてきています。
最後の勝ち抜き戦は好試合が連続しました。
Nara君は、胴回し回転蹴りできれいな技有りをとりましたし、Mizuo初段は上段への逆回蹴を2発も綺麗に決め、その他の試合も勝って今日最多の勝ち抜き者となりました。
小学生のM君は今日も一般部で組手に参加し、パワーのあるKojima君に果敢に立ち向かっていきました。
その姿勢がりっぱです。
最終戦はKawabe君、Hosoda君、Kin君の戦いとなりました。
Kawabe君、Hosoda君は今日は足をとめての打撃合戦となりました。
甲乙つけ難い大接戦となりましたが、僅差でHosoda君の勝利となりました。
決勝戦はKin初段対Hosoda初段です。
最初の6人組手ではHosoda君が勝ちをおさめたのですが、最後の勝ち抜き戦ではKin初段が僅差判定で勝利をものにしました。
今日はだいぶ時間オーバーしてしまいましたので最後の乱取り(スパー)、突きは省略となりました。
2005/11/07-2
10人組手達成のOrigasa君からのメッセージが届きました。
例によって酔っぱらいの匂いがプンプンしていますが、いつものOri節が満開です。
2005/11/07
二段審査の件ですが、
Ikematu君は15人組手を12月11日(日曜日)目黒道場を希望しています。
Kuroiwa君が12月7日(水曜日)我孫子道場を希望していますので、
現時点で希望日の申し出は2名なので、この二人は希望日に実施する予定です。
2005/11/04-2
いよいよ忘年会のシーズンです。
千葉、東京の2箇所で行います。
千葉の会場は松戸で昨年と同じ場所で行います。
合宿での組手、10人組手、今回の15人組手、新しく発掘されたi試割秘蔵テープなどを大型プロジェクターで放映の予定です。
会員ページに詳細をアップしてありますので、参照のうえふるってご参加ください。
2005/11/04
今回10人組手を達成し無事黒帯の仲間入りを果たしたアビ(Kamioka)君の10人組手達成のメッセージが今日届きました。
早速アップしましたので、ぜひ読んでください。
彼の大きな体に似合わない繊細(?)な感想文です。
2005/11/03-4
本日は目黒道場で稽古を行いました。
怪我から復帰したSuzukiR君が久しぶりに顔を見せてくれ、軽いスパーリングなどで汗を流していました。
今日は1級のNakano君が大活躍をしました。
彼は青山学院の理工学部の4年生ですが、現在のアルバイト先はまったく毛色の違うところで、しかもそこへの就職を希望しているという変わった男です。
格闘技映画の「マッハ」の影響を受けてかなり変則の蹴り技を使います。
今日は、それが妙にきまり、勝ち抜き戦で10人近く(?)抜きました。
昇級審査を境にレベルの上がった人が多く、今日も良い組手が続きました。
Nito(兄)君が我孫子に続き、決勝でSaisyo君を相手に脱力した突きを連続で出し、コツをだいぶ掴んできた感じがします。
もう少し足との連係に自由さが出てくれば一気にレベルを上げることも可能です。
女子部も今日は上段回し蹴を課題として組手を行いましたが、SuzukiAさんの至近距離からの上段回し蹴が炸裂。
もう少しスピードがつけばかなり強力な武器になるでしょう。
2005/11/03-3
本日(11月3日木曜 祭日)は目黒道場で稽古を行います。
認定証、帯の授与も行いますので多数の参加期待しています。
二段挑戦の人は今月から来月の中旬までの中で15人組手実行の希望の日を連絡してください。
場所は我孫子道場または目黒道場を第一優先とし、日程の都合のつかない人は世田谷道場という優先順位で選択してください。
kuroiwa君は12月の最初の週、我孫子道場でのチャレンジを希望しています。
2005/11/03-2
世田谷道場のSuematu初段が個展(グループ展)を開きます。
彼は本職は工業デザイナーです。
場所は
港区北青山3-5-25 表参道ビル4F アートスペースリビーナというところです。
そして今回はなんと同じく世田谷道場のSuehiro初段も参加するとの事です。
ワケが分からないのですが、時間のある人はとりあえず行ってみましょう。
詳しくは彼のホームページを参照してください。
2005/11/03
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
認定状、及び帯の授与を行いました。
二段挑戦のKuroiwa君が調整のため世田谷、我孫子と精力的に各道場で稽古を積んでいます。
今日は、通常の勝ち抜き戦と違って、本人の希望で一試合目からの出場となりました。
多数の対戦者と当たりスタミナの消耗度などを計る目的だったと思います。
殆ど一本勝ちで7,8人を抜きました。
kuroiwa君の対戦者で今日目立ったのはソウちゃん(watanabe君)です。
上段回し蹴が得意なkuroiwa君に対して逆にきれいな上段回し蹴を決めて技有りを先取しました。
その後地力に勝るkuroiwa君がじりじりと追い上げ僅差の判定で敗れましたが上達を感じさせる内容でした。
最後の試合になる自衛隊のikarasi君とは壮絶な打撃戦を展開していました。
これもおそらく打撃戦での消耗度を試すためのものだったと思います。
この試合は絶妙のタイミングで前蹴りのカウンターで技有りをとったIkarasi君がkuroiwa君の連勝をストップさせました。
次のmiyake初段とikarasi君の組手も大変中身の濃い試合となりましたが、miyake君の上段回し蹴がきまり、勝利。
次のアビ君(kamioka初段)とも大激戦が展開されましたが、重い突きを武器としたアビ君がやや押し気味に試合を展開し勝利。
次はNito(兄)との対戦となりました。
この試合も物凄い打撃戦となったのですが、試合開始早々はNito君は肩に力みがあり、リラックスして強打を放つアビ君に押される場面が多く見られました。
しかし、後半に入り、少しスタミナが切れかかったアビ君に対し、リラックスした突きが出始めたNito君が次第に優勢になってきました。
結局はNito君が僅差判定で勝利を掴みました。
決勝戦は業師のikeda君との対戦です。
ikeda君のタイミングの見切りが鋭く、nito君なかなか自分の距離が作れません。
それでも、一旦自分の距離になると力みのない連打が容赦なくikeda君を襲います。
しかし、100戦練磨のikeda君はそう簡単にはnito君のリズムにさせません。
虚を突いて自分の距離を作るや、強烈な突きあるいは蹴りを見舞います。
延長戦の結果僅差判定でikeda君の優勝となりました。
とこのときkuroiwa君が最後にikeda君との対戦を希望。
急遽番外編の特別マッチの実現となりました。
本戦ではお互い一進一退の攻防が繰り広げられ、甲乙付けがたい内容となりました。
そして延長戦においてもビシバシと重みのある突き、蹴りの応酬となりましたがポイントに差はつかず、引き分けとなりました。
女子部も勝ち抜き戦を行いましたが、Yositakeさんは、重い突きを連発していました。
satoさんは、回し蹴に威力がでてきました。
女子部も実力の向上が誰の目から見てもわかるようになってきました。
今日特に気が付いたことは、この数ヶ月で皆、脱力に対しての感心が深まり、それを結果として組手に出そうとする努力を感じた点です。
脱力する事はスピードを落とす事ではありません。
Nito君の今日の組手はそれを意識して出そうとする意欲を感じさせるものでした。
完全に自分の物にするには、もう少し実戦的な稽古を積み重ねる必要があります。
そして、それは誰でもそうですがある日突然やってきて、心から納得でき、理解したという実感を伴うものなのです。
2005/11/01
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部、一般部とも昇級・昇段者の認定状および帯の授与を行いました。
今日の稽古は、少年部は「振り打ち」を重点的に稽古をしました。
また回蹴から後蹴に連絡する連続技の稽古も行いました。
低学年の子は回るだけで精一杯という感じですが、中には早くもコツを掴んだ子もいます。
その後の自由組手では結構応用している子がいました。
一般部は今日も勝ち抜き戦を行いました。
今日の優秀選手は高校生のHasunuma君です。
まだ白帯ですが、なんと一級の強豪Ito君からカウンターの前蹴で技有りをとり、そのまま逃げ切って勝利を収めたのです。
もちろん実力ではぜんぜんレベルが違うのですが、こういった強豪の一瞬の隙を突けたという事実は大きな意義があります。
少年部のM君(糸東流初段で今回の現空研の審査で五級に飛び級)は一般部にも参加して元気な組手を見せてくれました。
そのM君ですが、11月19日にK1のヘピー級決勝の試合の前座でデモンストレーションを行います。(現空研の関係ではありませんが)
地上波では編集されてテレビに映らないかもしれませんがCSでは全部流しますので見られると思います。
今日の勝ち抜き戦は決勝はHosoda君とKawabe君という対戦になりました。
両者互いに譲らぬ打撃戦になりましたが延長してもお互い決定打、ポイント差がなく、引き分けという結果になりました。
※我孫子道場の稽古予定日 平成17年11月23日(水曜日、勤労感謝の日)は稽古はお休みといたします。
2005/10/30-2
我孫子道場のYosida君(初段)の結婚式が今日とりおこなわれました。
恒例の現空研の試割演武を行う予定でしたが、会場(ディズニーシー)の都合で演武ができなかったのが少し残念だったのですが、すばらしい結婚式でした。
実はお父上も沖縄少林流の有段者で、一緒に試割演武を行う予定だったのです。
しかしアメリカ人の留学友達や幼馴染の友人、かつての会社の同僚の方などといろいろ空手の話など聞けて楽しかったです。
どの友人も皆彼に空手を誘われたような話をしていました。
新婦は大変な美人だったです。
彼の強さとやさしさに心を引かれたという話を司会者の方が披露されてました。
やさしさの方は詳細は不明ですが、強さの方は私が保証します。
2005/10/30
11月25日(金曜日)世田谷道場(駒繋小)の稽古は世田谷第二道場(駒留中)に変更になりました。
2005/10/26
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今回の一般部の昇級・昇段者への認定状及び帯の授与を行いました。
昇級するには一定の基準をクリアしなければなりません。
帯の色は自分のこれまでの努力の客観的な証です。
その中でも黒帯を取るということは、大きな関門であり目標でもありますが、黒帯を取ったところが本当の空手の出発点でもあります。
緑帯、茶帯を獲得した人は勿論ですが黒帯を取っても更なる向上をめざしてがんばってください。
※随時各道場で認定状及び帯の授与を行いますので昇級・昇段者(会員ページで発表済み)は参加して下さい。
2005/10/25
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は昇級者の認定状と帯の授与を行いました。
今日は少年部は2年生以上は防具なしのフルコンタクトでの勝ち抜き戦を行いました。
皆、熱心な稽古の成果で、打撃に対する耐久力がついています。
拳サポータをしていればフルコンで当てても大丈夫な体になっている事は分かっていますから、今日はそれを実行しました。
中段で効かされる子も何人かいましたが、皆楽しそうにやっていました。
痛みに耐える力も精神力の一環として子供の頃から訓練しておくと強い大人になれます。
最近の日本の教育で最も欠けているのが「訓練」という要素です。
現空研の子供たちはニコニコしながらこうした訓練をこなしています。
一般部は二段の15人組手を控えたKuroiwa君の準備を兼ねて、黒帯を優先して体重の重い人から5人を先発してKuroiawa君の胸を借りる形の5人組手を行いました。
黒帯、重量級を5人相手でさすがのKuroiwa君もかなり消耗していました。
Nito(弟)君、Hosoda君、Kawabe君たちの3人組手からはじめて、最後は勝ち抜き戦を行いました。
今日は技術的な観点から良い組手が多く、世田谷道場の全体的なレベル向上が感じられます。
優勝決定戦はHosoda君とKuroiwa君の対戦となりました。
お互い一歩も譲らぬ攻防で若干有効打の数で優勢に進めていたKuroiawa君でしたが、最後の攻勢に出たところをHosoda君のカウンターの上段回し蹴をもらい、そのまま時間切れでHosoda君の優勝となりました。
2005/10/22
本日は目黒道場で稽古を行いました。
どうも、最近は稽古の日に雨がふるパターンが多い気がします。
今日は、乱撃でのスウェー、ダッキングのテクニックを実際のフルコン組手の中で実行する稽古を行いました。
フルコンではありますが5割くらいの力でいわゆるライトスパーリングに近い形で技の攻防を行ってもらうという形式です。
ライトスパーといっても実際に当てていきますから緊張感はそれなりにあります。
今日は、Horikomi君が多数の勝ち抜きを達成しました。
Sionaka君との激戦でかなりスタミナを消耗しましたがその後スタミナがもてばもっと勝ち抜いていたかもしれません。
後半はTakagi君のお父さんがかなり勝ち抜き、最後の優勝決定戦で10人組手達成者のSaisyo君にスタミナが切れたところで上段突きの技有り2、合わせ一本で破れはしましたが、後一歩で優勝というところまできました。
今日の優勝者はSaisyo君です。
女子部はほぼ先週と似た組み合わせになりましたが、今日はSasakuraさんが優勝です。
その後、Ikarasi君とSionaka君、Origasa君とTake君、Horikomi君とNakano君に模範組手を行ってもらいました。
それぞれの持ち味を存分に見せてくれた組手になりました。
今日は時間があったので、最後に大学の講義形式で人間関係論の特別講義を行いました。
2005/10/20
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
イレギュラーな日だったので少年部も一般部も参加者が少なかったのですが、これを利用して普段とはちょっと違った稽古をおこないました。
少年部は、勝ち抜き戦を二周行いました。
少年部で今日目立ったのはM.Sawakoちゃんです。
弟のKazufumi君も勇気があってとても積極的な組手をするのですがお姉ちゃんのSawakoちゃんは、体は小さいのですが、どんな強い相手にも物怖じせず正々堂々と戦いを挑みます。
普段はとても大人しく、ちょっとはずかしがりやさんなのですが一旦組手で始めの号令がかかると、男の子顔負けのアグレッシブな空手を実行します。
クラシックバレーをやっているせいもあって体はとても軟らかくバネもあります。
一回目は、同じくらいの体格でこれまた技の切れるMikawa君に上段回し蹴を決められて敗退しましたが、2回目は、順調に勝ちを重ねていき、とうとう優勝しました。
最も最後の対戦相手は、いつもは一般部で稽古をしている中学生のIkeda君でしたから、彼にはハンデを与えての結果であるかことは言うまでもありませんが。
一般部も今日は人数が少ないので、技術的に参考になるお話をたくさんしました。
また、組手も課題を儲けて数多くやりました。
女子部のSuzukiさんも柔軟な体を利用して男子相手に上段回し蹴を極めるなど、上達が目に見えてきました。
Suzukiさんもバレーをやっていたし、今日は少年部も一般部もバレー出身の女子が大活躍でした。
Nito(兄)君は、突きの研究をかなりやっていて今日も良い質問をしていました。
理屈はわかっても、実際のガチンコの状況で脱力した理想の突きを出すには、精神力もかなり鍛えておく必要があります。
しかし彼は吸収も早く稽古量も豊富なので脱力した威力のある突きを身につけるのももうすぐでしょう。
※もうすぐ新しい帯ができあがってくると思います。
2005/10/19
本日は我孫子道場で稽古をしました。
乱撃で、スウェー、ダッキングの技法を稽古し、互いに向き合って至近距離での蹴りを反復練習しました。
こうした基本的な技術は数多くやって体に覚えこませる必要があります。
反射的に体が動かなくては武器とはなりえないのです。
至近距離からのスピードの乗った突きはある距離を境に受けることが物理的に不可能になります。
もちろん人によって突きの最高スピードは違いますから、全てにあてはまる原理ではありませんが、熟練した上級者の突きは頭で考えて避けられるものではありません。
相手の動きの気配を体が察知して反射的に体が反応してくれるようにならねばなりません。
自分で行う場合はイメージトレーニングが大変効果的です。
今日は、帯別のあいうえお順で勝ち抜き戦を行いました。
今日は、ただガチンコで殴り合うといったパターンではなく、顔面ありを想定した動きを課題としました。
今日動きがめだったのは、Otuka君です。
中段回し蹴で一本を取るのはフルコンタクトでもなかなか難しいのですが今日はきれいな一本勝ちを収めました。
しかし、そのOtuka君を上段回し蹴で技有り2、合わせ一本勝ちしたのはソウちゃんことWatanabe君です。
最近技が切れるようになってきました。
自衛官のIkarasi君も、技の吸収が大変早く、それにパワーのある突き、蹴りが目立ちました。
ベテランのジープマンは確実な組手で数人を抜きました。
決勝戦はNito(兄)君との対戦になりました。
両者一歩も譲らず、延長の末僅差判定でNito君が勝利しました。
ジープマンは何人かと戦ってスタミナを消耗した点が延長戦での微妙な判定に影響があったのかもしれません。
優勝者はNito君でした。
白帯も含めて全員が急速に実力を上げている事をKoba師範が感心しながら語っていました。
今日は、レスラー、アビ、Sibaなど元気の良い連中が負傷のため参加できませんでしたが、エネルギーを吐き出せずに残念そうでした。
そして、勝ち抜き戦の最中にいきなり大きな地震がきたのには本当にびっくりしました。
後で聞いたところ震度4程度だったようです。
2005/10/18
本日は世田谷道場で稽古をしました。
あいにくの雨で肌寒い日です。
少年部は皆いつもの元気で大きな声で良い稽古ができました。
糸東流初段で今回の現空研の審査でもいきなり五級にパスした5年生のM君は、そのまま一般部の稽古に参加しました。
一般部は、目黒道場につづいて相手をかわす稽古それに、接近戦での上段回し蹴の稽古を行いました。
しれにしてもクラシックバレーをやっていた女子部のSuzukiさんは足がよくあがります。
もう少し筋力がつけば大変な武器になります。
今日の課題は組手のときの精神のありようです。
組手だけに限らないのですが、人は強気の時は前に出て、弱気の時は下がります。
現空研では、逆に下がる時は攻撃の気持ちで、前に出るときは守りの気持ちでということを強調しています。
これは言うのは簡単ですが実行はなかなか難しい。
言葉を要約して突き詰めると「平常心」ということに落ち着くのですが、これではあまりにも漠然として具体的な目標になりにくいきらいがあります。
それを噛み砕いた形のした一つがこれなのです。
今日は二段を受けるKin君とパワーのあるHosoda君に最初こうした心構えでもって模範組手を行ってもらいました。
最初は二人とも考えすぎて慎重になりすぎていましたが、再度延長した試合では、気迫のこもった接近戦が展開されました。
その後何組かの模範組手を行ってもらいました。
少年部のM君もKin初段の胸を借りて元気一杯の組手を披露してくれました。
そして恒例の勝ち抜き戦です。
久々に参加したKawano君も技有りになる上段回し蹴を連発するなど技の冴えを見せてくれました。
Cyokkou君の組手もパワーアップしてきた事が一目で感じられるようになってきました。
今日の優勝者はKin初段でした。
最後に連続5人組手(乱取り)を全員で行いましたが、10人組手を完遂し今回黒帯を取得するMizuo君がKin君の上段回し蹴をもらってダウンしていました。
ダウン自体はたいしたものではなかったですが、Mizuo君は全然見えなかった、と言っていました。
見えない攻撃が受けたとき一番効きます。
軽い攻撃であっても見えてないと備えが全くないわけですから、もろに衝撃を受けてしまうという結果になるのです。
Mizuo君は勉強になったと言っていました。
これをきっかけにMizuo君はまた一つ強くなるでしょう。
2005/10/17
2005年現空研スナップ写真 (2005/10/17) をアップしました。
現空研連絡事項で取り上げた写真ですが一ヶ所にまとめました。
2005/10/16
今日は目黒道場で稽古です。
だんだん陽が落ちるのが早くなって、秋を感じさせます。
すぐ寒くなるんだろうなあ。
約一ヶ月ガチンコのドツキアイばかりやってきましたので、今日は少し目先を変えて、テクニック重視の稽古を行いました。
まず、乱撃の前に二人一組になり、相手の攻撃をスウェー、ダッキング等でボクシングのようにかわす稽古です。
人間はその骨格や筋肉のつき方によって攻撃パターンや突きの軌跡に一定の法則というか癖が存在します。
そうした動きに対するさばき方を一定のパターンとして体に記憶させておくことは大変有効な防御方法です。
カウンターの出し方もそうです。
現空研ではこうした一定の単純な様式を繰り返し反復させることで、殴られた時の最も効率的な体さばきを体に染み込むようにします。
こうした稽古の積み重ねはやがて何かのときに咄嗟にでて、自分でも驚くような威力を発揮することは長く武道をやっている人は皆思い当たる事があるでしょう。
今日は、そうした訓練と、それを生かす意味で、久々に寸止めで勝ち抜き戦を行いました。
今日一番活躍したのは今回10人組手を達成した一人のOrigasa君です。
10人近く勝ち抜いたのではないかと思います。
久しぶりに稽古に参加した緑帯のTanaka君も、強豪のNito(兄)君から技有りを奪うなど動きの良さが目立ちました。
ご家族で入会したTaさんはお父さんも息子さんも伝統系の流派の黒帯なので、今日の組手はさすがに大変良い動きをしていました。
特にお父さんはNito君と技有りを一つづつ取り合い同じポイントで並びましたが、僅差判定での惜敗でした。
今日の優勝者は最近伸張著しいIto君です。
女子部は今日はSasakuraさんの上段突きの速さが目立ちました。
女子は基本的に「殴りあい」の経験が少ないので初心者はまず、拳をまっすぐ相手に対して出すということを心がけてください。
細かなテクニックは最初はあまり考える必要はありません。
自分の拳や足を自分の思うところに運べるようにするという事が最初の目標です。
というか、最終的な目標も(レベルは違うのですが)結果的にはこれになります。
2005/10/14
世田谷道場のKatube君が難関の司法試験論文式試験に見事合格しました。
後は今月末の口述試験を残すのみです。
彼の常に積極的に前に出て攻撃の手を緩めない組手が勉強の姿勢を表しています。
最後まで油断せず、全力で立ち向かい合格を勝ち取ることを祈念いたします。
2005/10/12
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
10月も半ばになってくるとさすがに涼しくなってきます。
倒すための突き、蹴りという課題で集中的に稽古を行っていますが、突きの連打に比べて蹴り、特に前蹴りが効果的に出されているケースが少ない点が目立ちます。
相手の動きを感じてカウンターを体が勝手に反応して出せるようにしなければなりません。
しかし、突きに関しては全員かなりレベルアップしてきているのがわかります。
今日特に動きで目立ったのはTakahasi初段です。
重量級で突きに威力のあるKamioka君にも真っ向からの打ち合いを展開し気迫を見せました。
たまたま、終盤で顔面に突きを入れるというミスを犯しましたが、ここらへんのコントロールをしっかりできれば更なる飛躍があるでしょう。
特に今回は勝ち抜き戦で白帯(既に色帯の合格者もいるが)をわざと上級者と当てるという方法をとりました。
これは、白帯の人はもちろん、上級者にとっても刺激になります。
Miyaji君やWatanabeY君、SuzukiS君らはかなり実力を上げています。(既に白帯ではありませんが)
目黒道場のIto君は私の修猷館の後輩ですが、高校時代の暴れん坊の片鱗にプラスして最近は突きの威力が大変増しています。
今日は我孫子に遠征してそのパワーを披露していました。
またOkawa君は久しぶりの参加でしたが、良い組手を展開していました。
優勝者は脱力のコツをかなり掴んできたIkeada君でした。
2005/10/11
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は、負け抜き戦を行いました。
これは、組手で負けた方が残り、勝つまで延々と組み手を続けるという方法です。
勝ち抜き戦だとやる気の無い子は一回出場すれば義務を果たした感じで逃げれることになりますが、負け抜き戦では勝つまで退場は許されません。
逃げることが許されないこの方式は根性を鍛えるには大変有効な方法です。
皆こうした関門を突破して強い子に育ってほしいと思います。
ただ、一見過酷に見える方式ですが、上級生から順に行いますので、後半ほど年少の子が多くなるという状況になりますので、想像するほどのものではありません。
一般部は、サムライ二段が久しぶりに顔を見せてくれました。
職場の仲間の松濤館流空手をやっている方を連れてきました。
経験者なので、フルコン組手の勝ち抜き戦にも参加してもらいました。
形主体で稽古をしている道場とのことで、こうした組手には慣れてなく、敗れはしましたが、基本はしっかりしておりまた初めての道場で果敢にチャレンジする精神は立派です。
今日は茶帯のAzuma君が気迫のこもった組手で何人も抜いていました。
しかし、全般にフルパワーでの打ち合いでは、なかなか大量の勝ち抜きは難しく、皆2試合目からは急激に威力が減じてくるのが分かります。
この組手におけるスタミナ強化は実戦を想定した場合大変重要な課題となりますので皆よく研究するようにしてください。
最後の黒帯の試合は、怪力のKojima君を破ったSuematu君からKawabe君、Hosoda君そして二段を狙うIkematu君と迫力ある肉弾戦が続きました。
最後はIkematu君とサムライ二段の対決となりました。
両者一歩も引かぬ好試合になりましたが、中間距離でタイミングを計るIkeamatu君に対して、常に接近戦で望むサムライの圧力が若干勝り、僅差判定でサムライの優勝となりました。
2005/10/10
世田谷道場(第一、第二)の11月の稽古予定日を掲載しました。
少年部の昇級・昇段審査の結果を会員ページで発表しました。
2005/10/05
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
世田谷道場に続いて中段を主体とするフルパワーでの組手を稽古しました。
帯順、体重順での勝ち抜き戦を行いました。
茶帯、黒帯の強豪も揃い好試合が続きました。
こうしたフルパワーの打撃戦を数多く体験し、その感触というか体感が多ければ多い程、実戦での応用が効く生きた空手を身につけることができるのです。
白帯も含めて今日は全て見所のある試合ばかりでした。
その中でもIkarasi君とKamioka君は今日もお互いパワーを発揮しあう良い組手でした。
しかし、ここでパワーを使い果たしたKamioka君は、次のIkeda君のスピード、パワーを兼ね備えた攻撃には押されてしまいました。
一方、ここで体力を消耗したIkeda君は、次の酔っぱらい師範では荷が重過ぎました。
しかし、両者は最後までスピードを落とさず正面から打ち合いました。
さすがの酔っぱらい師範も、かなり消耗し、次のNito(兄)の休みない連打で、手数の面での判定を取られました。
そのNito(兄)君も、かなり消耗して次の現空研で一番打たれ強いAsaumi初段には、僅差で不覚をとってしまいます。
そのAsaumi君をこれまた手数で翻弄したのがボクサーコマちゃんです。
そのコマチャンもやはり次のSiba君との対戦では体力の消耗が激しくて、本来の突きの鋭さや連打が生かせません。
結局、黒帯も、多数の勝ち抜きはなく、互いに実力のある者同士でのフルパワーの打ち合いでは、短時間で体力を消耗することがわかります。
実戦では、相手は体力の限りを尽くして向かってくることを想定しなければなりません。
こうしたフルパワーでの打ち合いを数多く経験することは、自分の力を客観的に把握できることであり、ここで生まれた自信は本物の自信になるのです。
女子部はYositakeさんの突きの重さが目立ちました。
Satoさんは、突きから蹴りのコンピネーションがスムーズになってきました。
このコンピネーションに前蹴りが加わると一段のレベルアップになることは間違いありません。
2005/10/04
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は久々の勝ち抜き戦を行いました。
お互い真剣になると顔面が止まらなくなることもありますが、常に冷静になる心がけが必要です。
しかし少々当てられたからといって戦意をなくすような弱い心ではだめです。
「なにくそ」という気持ちは空手だけでなく人生のあらゆる状況で必要なことなのです。
心を鍛えるのも武道の目的の一つです。
一般部では、二段に挑戦するKin初段、Ikematu初段が参加。
フルパワーでの中段の攻撃を主体として勝ち抜き戦を行いました。
最終戦はHosoda初段とIkematu初段の対決になりましたが、延長戦の末僅差でIkematu君が優勝しました。
名古屋万博が終わり、コンパニオンを務めていたSuzuさんが今日から復帰しました。
柔らかな体とよく上がる足は相変わらず健在でした。
2005/10/01-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
前回ご家族で見学に来られたTさん一家と少林寺拳法二段のS君も入会されることになりました。
Tさんは他流派の初段であり、中学生の息子さんも同流派の初段です。
今日の稽古は前回の延長でフルコンタクトで中段をメインにした組手が主体です。
一回戦は体重別に色帯と白帯が当たるようにクラス分けをして、防具着き組手を行いました。
実際に思い切っての殴り合いというのはなかなか体験できません。
こうした防具を着けてお互い遠慮なしで思う存分殴り合うというのは、戦いの原点に立ち返るという意味はもちろんのことですが、フラストレーションやストレスの解消にも十分寄与します。
初心者や他流派の方も、とりあえず自分のやりやすい方法で自由に打ち合ってもらいました。
最初の方は皆、爽快感は別としても、そのあまりのスタミナ消耗度に驚かれます。
しかし、ここに戦いの原点があるのです。
この恐ろしい程の消耗戦を何度か体験している中で真の戦いの何たるかが理解できていきます。
最後に全員参加の勝ち抜き戦を行いました。
初心者も混じっていますから、もちろん上級者は相応の対応はするように指示してあります。
それでも、殆どフルパワーの組手が続きました。
今日入会されたTさんやS君も初めてのルールで、初めての体験にもかかわらず一人抜いたのはさすが黒帯です。
今回の最終的な優勝者はItoM君でした。
Ito君は、最近パワー、スタミナ、スピードも格段のレベルアップが感じられます。
2005/10/01
10人組手審査を終えて チョッコウ初段 (2005/10/01)
をアップしました。
2005/09/30
10人組手を終えて Suehiro初段 (2005/09/30)
をアップしました。
※ 先週サーバを変更しました。(IPアドレスが変わっています)
世界中のDNSが書き換わるまで2、3日から1週間以上はかかると思います。
このコメントは新しいサーバにのみ記述していますから、これが読めている人は、新しいサーバにアクセスしていることになります。
メールサーバも変えました。
上手く送信できない方がいたらお知らせください。(ってメールでは無理か、道場で直接。)
2005/09/28
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
酔っぱらい師範、Kimura師範も登場です。
世田谷に引き続き、中段に特化した組手を稽古しました。
もちろん倒すための突きを体て知ってもらうためです。
こうした体験は倒す方も倒される方も良い経験になり、後の稽古の方向性を定める良い指針になります。
もちろん防具、拳サポータを着けていますのでよほどの事がないかきり安全性は確保されています。
しかし、1分間であってもお互い倒すためのドツキ合いは想像以上のスタミナを消耗します。
こうした実体験の積み重ねで押しも押されもしない実戦力が培われていくのです。
○○県警に就職が決まったSu君はしばらく休会になり今日が最後の稽古日です。
消防庁のHisi君や自衛隊のIka君など治安と安全を守る公務員同士での追い出し組手を行いました。
10人組手を達成した重量級のKami君はさすがにパワーを発揮していました。
最後に勝ち抜き戦を行いましたが、好試合が続きました。
優勝はSiba二段を破ったIkeda君です。
Ikeada君は、全体にバランスがとれているのですが、今日は中段突きが冴えていて普段後退することの少ないTakahasi初段もかなり良い突きで効かされていました。
稽古の後はSu君の追い出し会となる二部に参加しました。
2005/09/27
本日は世田谷道場で少年部の審査と一般部の稽古を行いました。
少年部はtuji君とmatumoto君が審査を受けました。
matumoto君は2試合連続で上段回し蹴で一本勝ちをおさめるなど活躍しました。
一般部は、今日はフルコン組手の原点にかえって、中段に特化した組手を行いました。
中段突きで相手を倒すには、スピードだけでは不可能です。
急所(水月や脾臓)等に重みのあるえぐるような突きを放つ必要があります。
そのためには鍛えた拳や手首、そして威力のある突きを出すための技術とパワー、そして連続攻撃に耐えるためのスタミナや耐久力、持久力も要求されます。
最初にKin初段とKawabe初段に模範組手を行ってもらいました。
Kawabe君は少林寺拳法で四段を獲得しましたし、Kin君は今年二段にチャレンジします。
それから色帯全員に順次ガチンコの組手を行ってもらいました。
今日目立ったのはHosoda初段の上下を上手く使い分けた連撃です。
防具の上からダウンをとった威力がその実効性を証明しました。
2005/09/25-2
本日は目黒道場で最終審査を行いました。
緑帯チャレンジのMizuguchi君と自衛隊のIkarasi君です。
Mizuguchi君はラストのItoM君のパワフルな攻撃でかなり消耗しましたが、最後まで気力を保ちました。
Ikarasi君は、Hituji君、Kadowaki君、Suehiro君、 Nito(弟)君、Yosimitu君、Nito(兄)という強力な対戦相手の6人組手にチャレンジしました。Suehiro君とYosimitu君は今回10人組手完遂者ですから実質3人の黒帯が入っていることになります。
全試合気迫のこもった組手になりましたが、Ikarasi君はよくパワーをコントロールし、最後のNito(兄)の怒涛のラッシュにも良く耐え、6人組手を完遂しました。
最後に久々に関節技の講習を行いました。
関節技は最後は皮膚感覚というか身体感覚というか相手を触っただけで弱点が感じられるようにならなければ自分のものになりません。
関節技を知ることは体の構造をより具体的に知ることに繋がります。
それが最終的には打撃技にも応用できるようになります。(相手の弱点を攻撃できるという意味)
2005/09/25
小山先生(五段)が、全日本スポーツマスターズで優勝しました。
小山先生は現空研の我孫子、世田谷、目黒全道場にも何回か出稽古で顔を出され、ご自分の稽古や後輩の方々の指導、現空研会員にもご指導をいただいております。
また小山先生は、Kohiさんの大学の先輩で日本空手協会と現空研の合同稽古においてロボコップ師範と死闘を演じました。
そのロボコップ師範とKohiさんは現在結婚されています。
伝統系の指導者でありながらフルコンタクトにもチャンジし、ついに全空連の大会で日本一になったそのチャレンジ精神と努力には頭が下がります。
取り急ぎ緊急報告です。
2005/09/24
会員ページの会員連絡にも記載いたしましたが合宿および組手、審査などの感想文、コラムを募集しています。
是非、貴重な体験談をお寄せください。
2005/09/22
目黒道場の後期稽古日程表を発表しました。
2005/09/20-2
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は審査と稽古を行いました。
一般部はUto君が25日の最終審査日に来れないため特別に本日審査を行いました。
4人組手ですが、
初戦が長身のKawagisi君、二人目が茶帯のMurakosi君、3人目が今回10人組手を達成したSuehiro君そして最後が黒帯のHosoda君という強豪が相手になります。
Uto君は他流派フルコン(数見道場)の経験も長く、実力もありますが、いきなりこんな強豪との組み合わせですからかなりのプレッシャーだったと思います。
しかし、終始落ち着いて組手を展開しました。
さすがに最後の黒帯のHosoda君の怒涛の攻撃に対してははスタミナは使い果たしましたが最後まで気力を振り絞って立ち向かう姿勢は立派でした。
4人組手完遂です。
スイス留学から帰国した一級のKomiya君は今回は準備が不十分なので10人組手は次回にチャレンジするそうです。
本日の稽古は倒すための突きに耐える拳の鍛え方をテーマに行いました。
2005/09/20
本日は世田谷第二道場(駒留中学校)で稽古を行います。
今回の10人組手のDVDが完成しました。
完遂者には本日より道場で順次お渡しいたします。
明日(21日水曜日)は我孫子道場で稽古を行いますが私(園田)は所用があって参加しません。
したがってDVDは持って行けません。我孫子には次週持って行きます。
酔っぱらい師範、Siba二段が指導を行います。
2005/09/17
昇級・昇段審査の結果を会員ページで発表いたしました。
(合宿および9月15日までの審査の分)
なお、今回日程の都合で審査を受けられなかった人のために、9月25日に最終審査を行います。
これが今年の最終審査になります。
2005/09/15
本日は世田谷道場で少年部の審査と一般部の審査を行いました。
少年部も、皆上達した事がはっきり分かります。
特に女子のMちゃんが小さな体で大きく強い男子に果敢に立ち向かう姿が印象的でした。
一般部は、色帯はKawagisi君とAzuma君がそれぞれ4人組手、6人組手に挑戦しました。
怪我から復帰した黒帯の強豪Hosoda君や技の切れるSuematu初段、それに10人組手を達成したIkusima君やSaisyo君、T君、それに柔道黒帯のKimuraさんや私の後輩Ozaki君などの茶帯も揃っています。
久しぶりに参加したIkeda君に総合審判をやってもらい審査が行われました。
Kawagisi君は最後のHosoda初段の猛攻を受けましたがよく耐えました。
Azuma君も最後のSuematu初段との対戦では体力の限界に達していたと思いますが最後までがんばりぬきました。
白帯のNakagawa君はボクシングの経験があり、Nara君も他流派(正道空手)の経験者で良い組手を展開していました。
最後の女子部は長身のSyodaさんが4人組手に挑戦しました。
初戦は男子で180Cmを超える長身のKawagisi君が相手でしたが身長ではさほど引けをとりません。
組み合わせの関係で4人中3人までが男子との対戦になりましたが最後まで気力を振り絞り戦い抜きました。
最後は全力を使い切った戦いになりましたが見事完遂しました。
2005/09/14
本日は我孫子道場で稽古と審査を行いました。
色帯はKawasima君の5人組手、Yanagi君の6人組手を行いました。
コマ初段、Nito初段、Siba二段と強豪が揃った上、10人組手達成のMiyake君や自衛隊のIkarasi君などの実力者も参加し、中身の濃い組手が展開されました。
柔道出身の白帯のSibahara君も体力を生かした組手で将来性を感じさせました。
Kawasima君もYanagi君もダウン寸前まで追い込まれましたが、最後は精神力で難敵に立ち向かい、最後まで敢闘精神を貫いたのは立派でした。
自衛隊のIkarasi君は、勤務の関係で3ヶ月しか復帰できませんので、今日は黒帯の3人と連続組手を体験してもらいました。
茶帯ではありますがパワー、スピード、気力と3拍子揃ったIkarasi君と黒帯の強豪たちとの組手は大変迫力に満ちたものとなりました。
さすがに黒帯相手となると体力の消耗も激しく押され気味ではありましたが、気迫は最後まで衰えず見学した初心者にとっても良い勉強になったと思います。
2005/09/13
本日は世田谷道場で稽古と審査を行いました。
前半は少年部の審査を行いました。
少年部は糸東流初段のM君が白帯で審査を受けましたが、基本もしっかりしており、また組手でも大活躍をしました。
最後に中学生のIsora君に途中までは技有りで先行し後半疲れたところを立て続けに技有り2つをとられ合わせ一本で敗れましたが、素晴らしい内容でした。
一方一般部で稽古をしている中学生の白帯Ikeda君と一般部の白帯Sinoki君が3人組手に、茶帯のKojima君が6人組手に挑戦しました。
怪我から復帰したHosoda君が早速対戦希望を出し、結局6人の対戦者は、
10人組手を控えたYaegasi君、10人組手を達成したSuehiro君、6人組手を達成したMurakosi君、Kawabe初段、Hosoda初段、Kin初段という強豪が揃うことになりました。
Kojima君は肩の怪我でしばらく稽古を中断していましたが、よく復帰し今日の6人も強豪相手にタフな組手が続きましたがよく耐え、6人組手を完遂しました。
合宿のスナップ写真集をアップしました。
2005/09/11
本日は目黒道場で稽古と審査を行いました。
休会していた陸上自衛隊員のIk君が今月から復帰しました。京都にいる間、総合系の道場に通い、キックボクシングを中心にトレーニングしていたとの事です。
本日のIkusima君の10人組手の中の対戦者として早速参加してもらいました。
そのIkusima君は今日、途中のアクシデントも克服して10人組手を見事完遂しました。
今日は、少林寺拳法、極真空手の経験者である二人の体験入会者が来られたのですが、審査のため基本稽古のみの参加となりました。
2005/09/10
合宿に来られなかった会員のための昇級・昇段審査を行います。
受審希望の会員は会員ページを参照して、申し込みをしてください。
先週我孫子では先行して審査を行いましたが、受審者は会員ページ掲載の所定の書式で申し込み書を提出して下さい。
2005/09/07
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
また、合宿に来られなかった会員の審査も行いました。
対戦者に黒帯も多く、大変タフな組手が続きましたが、皆気力の限りを尽くした組手で大きな拍手に包まれました。
審査の結果発表ももうすぐです。
なお、今回から10人組手完遂者はその内容をDVDでお渡しいたします。
2005/09/06
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
倒すための突き、蹴り、長時間スタミナを保持する方法論などで話が少し長くなりました。
防具を着けたフルコン組手を選抜したメンバーで行ってもらいました。
2005/09/04
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
合宿の疲れも取れてきたようで、皆いつものペースに戻りつつあります。
しかし、9月に入ったというのに相変わらず残暑はすごいですね。
今回は、フルコンを脱力して行えるための前準備としてあえて防具を着けての寸止めを行いました。
フルコンでは、初心者ほど圧倒的なスタミナが要求されます。
そして、上級者には無限のスタミナがあるように感じられます。
しかし、単純な身体能力の差はフルコン組手で感じられらる程の大きなものではないはずです。
ここに、技(技術)としての空手の価値があるのです。
実戦、それがもし仮にあるとしたら、実戦における緊張度と体力の消耗度は組手稽古の比ではありません。
武道の精神は常に実戦を想定したものです。
実戦における、実効性を追及するならば、無限(に見える)のスタミナを、リアルな体力の向上は当然のこととしても、技術の向上で身につけることが稽古の大きな目的でもあるのです。
10人組手、20人組手の意義がここにもあります。
今回は剛柔流二段の体験入会の方がいました。
空手暦も長く、基本の稽古でも突き蹴りともしっかりしていましたし、特に蹴りはスピードもあり足もよく上がっていましたので本人の希望も聞き、寸止めの勝ち抜き戦に参加してもらいました。
彼の経歴から上級のクラスに入ってもらいました。
たまたま極真出身のSionaka君との対戦になりましたが、大変内容のある組手になりました。
経験年数も互いに10年近くあり、スタイルは違いますがかみ合った良い試合でした。
最近は緑帯クラスの成長が著しく、組手のレベルが全体的に底上げされてきていることが感じられます。
強豪が揃う我孫子道場との差もかなり狭まってきたようです。
手を負傷していたSuzukiR君も久々の稽古再開でした。
決勝戦はNito(兄)初段とHagio初段になり、今回はNito(兄)初段が優勝しました。
女子部も今日は参加が多く皆元気一杯でした。
また、合宿後初めてロボコップ夫妻が揃い、最後の組手では本気モードで衝撃のシーンが展開されました。
久々に私も二部に参加したのですが、話題は衝撃シーンの内容で盛り上がりました。
その他の話題も、合宿の話から、武道論、恋愛問題まであり、たまたま先週フラレタというN君がやりだまに上がって別の意味でヒートアップしていました。
失恋の数だけ成長するのだよ、N君、まだ若いのだからこれからが勝負だ。
来週から、順次合宿に来られなかった会員のために審査を行います。
2005/08/31
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
合宿あとでしたが酔っぱらい師範を始め、Siba2段、コマ初段、Ikeda初段の他今回10人組手を完遂したアビ君なども参加して中身の濃い稽古ができました。
今日は人数が少ないので白帯対黒帯という組み合わせを主体にした組手稽古を行いました。
倒すための技、攻撃方法を重点的に稽古しました。
2005/08/30
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は糸東流初段のM君が正式入会しました。
今日も組手の勝ち抜き戦で大活躍しましたが、前回一本とられたS君が上段突きの技有り2の合わせ一本で取り返すなど熱戦が続きました。
一般部はさすがに合宿・審査の疲れもあってか人数が少なめでしたが、それでも10人組手を達成した何人かの会員も揃っており、組手になるとがぜん活気がでてきます。
今日の勝ち抜き戦の決勝戦はKawabe初段とKin初段になり、延長戦の末Kin初段が優勝しました。
クラさんから写真データももらいましたので、近いうちに合宿や審査の様子をアップする予定です。
また、合宿・審査での昇級・昇段者の発表、合宿に参加できなかった会員の道場での審査日の発表も近々行います。
2005/08/30
合宿写真速報その2
2005/08/28-2
クラさんからの合宿写真速報。
海岸での組手(Siba対Nito)
2005/08/28
合宿無事終了いたしました。
今年も大きな感動がいくつもある合宿になりました。
そして10人組手完遂者が10名もでました。
詳しくは後日報告いたしますが、取り急ぎご報告いたします。
2005/08/27
いよいよ合宿です。
審査を受ける人は、今までの成果を思いっきり発揮してください。
ただし、安全性への留意は普段以上に行って下さい。
人事を尽くした人も尽くしていない人も、後は天命に従うだけです。
武士道を説いた葉隠にも「大事な思案は軽くすべし」という言葉があります。
普段どおり「淡々」とやれば良いのです。
夜はまた、大いに飲みましょう。
2005/08/26
お願い
合宿のときビデオカメラをお持ちの方はお持ちください。
可能な方メールいただければ幸いです。
テープは会で用意いたします。
2005/08/25
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
Nakabachi師範、酔っぱらい師範はじめ、Siba二段、Kawabe初段、Koma初段、Nito(兄)初段、Uno初段、Kitajima初段、Yosida初段他強豪が揃いました。
また、前回体験入会したKojima君が正式入会しました。
合宿・審査直前なので、基本や形の要点のチェックと色帯以上による寸止めの勝ち抜き戦を行いました。
皆調整もうまくいっているようでスパーリング的に行うように指示したのですが、切れのある攻防が多く、軽いながらも緊張感のある組手が続きました。
優勝者はYosida初段でした。
Yosida君は、初めて聞きましたが、近く結婚するらしいです。おめでとう。
それから、小柄ながらいつも切れのある組手をするSugiyama君ですが、彼に関してもうれしいニュースがあります。
Siba二段に続き、高い競争率を突破して治安を守る公務員の試験に合格しました。
おめでとう。
二人とも、明るくて建設的な考えを持ち、空手に関しては求道的で実力もあり申し分のない好青年です。
いろいろ危険も伴う仕事ですが、空手の技術、武道の心を直接的に生かせる職業でもあります。
ロボコップ師範という先輩もいますから、いろいろアドバイスを受けることもできます。
ますます頑張って欲しいと思います。
今日は台風で雨風強まっていますが、合宿は台風一過できっと良いお天気でしょう。
全師範と古参の猛者も多く参加し、意義のある合宿になりそうで、楽しみです。
2005/08/23
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は少年部、一般部とも体験入会の方がいました。
少年部は5才のO君と小学校5年のM君です。
M君は糸東流の初段です。去年も一度体験入会で来た事があります。
去年は2級(茶帯)でしたから努力した結果がよくわかります。
今日は少年部も寸止めの稽古でしたから、一緒に組手をやりました。
M君は伸びのある突きで、去年よりかなり上達していました。
しかも今日は寸止めの稽古でしたからM君は大活躍をしました。
せっかくなので一般部の稽古にも参加してもらいました。
M君は(もちろんハンデは付けましたが)一般部でも大活躍でした。
一般部は高校生のH君とそのお父さんのお二人が体験入会しました。
乱撃まで体験してもらい、さすがに汗びっしょりでしたが終わった後はさわやかそうでした。
今日の一般部の組手も寸止めで各自スパーリング的に調整を行う程度で流してもらいました。
それでも、皆静かな中にも気合を感ずることができました。
本日の優勝者はKawabe初段です。
いよいよ合宿・審査も迫ってきました。
ここまでくれば、後は食事、睡眠を十分にとって体調を整えて審査に臨むだけです。
と言っても10人組手を控えた人は前日は殆ど眠れません。
でも、皆条件は同じなのですから後は精神力です。
皆社会人として限られた時間、制約の中でここまで努力してきたわけですから後は天命にまかけるしかありません。
しかし、道場でも再三言ったように、審査の時は本人の意思に関係なく、健康上あるいは安全上の見地から組手を中断させることがあること予めご了承ください。
夜は楽しい宴会が待っています。
しかし翌日は早朝稽古を海岸で行います。
課題は「二日酔いの中いかにさわやかに稽古を行うか」です。
2005/08/21
本日は目黒道場で稽古を行いました。
合宿前という事もあり多数の参加者がありました。
合宿における審査での注意点などを話し、稽古は基本の確認および乱撃、寸止組手を行いました。
新婚旅行から帰ってきたKohi君(姓が変わったのですがNだとどちらか紛らわしいので今回はKohiさんで表記させてもらいます)も初稽古。
もちろん合宿にもカップルで参加です。
今日は参加者も多かったのですが、全員で勝ち抜き戦を行いました。
もちろんガチンコではありませんが、良い組手が続きました。
Sionaka君とOrigasa君はスピード勝負となりましたが、共に上段回し蹴の応酬となりました。
結果的にはSionaka君が技有り2を先取して合わせ一本となりました。
決勝戦はNito(兄)君とKohi君という珍しい組み合わせになりました。
Kohi君の積極的な攻勢に対しNito君もスピードのある技で対抗。
最終的にはNito君の右上段回し蹴が顔面にピタリと極まり勝負が決しました。
今日は体験入会として和道流の茶帯を持つ方の参加がありました。
寸止めなので勝ち抜き戦に参加してもらいました。
初めての道場なのにリラックスした動きで一人勝ち抜き、良い組手をしていました。
2005/08/18
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は、今日は寸止の組手稽古を集中的に行いました。
普段フルコンでやっているのですが、止めるコツもだいぶ掴んできたようです。
一般部も合宿が近いので寸止めで勝ち抜き戦を行いました。
試合というよりは調整のつもりで勝敗を目的としないで行うように指示しました。
そのためもあり、また実力も上がってきているので皆リラックスした攻防ができるようになっているのがわかります。
決勝戦は大柄の茶帯Inoue君と小柄な黒帯Suematu君との対戦になりました。
体力で勝るInoue君は常に前に出ますが、Suematu君は決してそのまま下がるような事はありません。
見事なカウンターの上段回し蹴を20Cm近くも身長差のあるInoue君に極め優勝しました。
また番外で今回出来の良かった二組の特別試合を行いました。
Nito(弟)君対Nara君、Horikomi君対Suematu君です。
Horikomi君は試合巧者のSuematu君から上段突き2本奪う健闘を見せてくれました。
皆、ここ数ヶ月の上達が目に見えており来週の合宿が大変楽しみになりました。
2005/08/17-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
いつもの酔っ払い師範、Koba師範、Siba二段、Kawabe初段、Ikeda初段、Nito初段それにコマ初段も久しぶりの登場です。
合宿前なので、今日は寸止めの勝ち抜き戦を行いました。
時間が短めだったので師範と故障のある者は不参加で行ったのですが、腕に故障のあるSiba君や膝がまだ完治していないIkeda君は参加しました。
黒帯以外も皆レベルが上がって大変良い組手が続きました。
Nito(兄)君がトイレに行っているあいだにSiba君とIkeada君の決勝戦になり、二人とも故障を抱えているとは思えない白熱した試合になりましたが、一瞬の虚をついたIkeda君の上段突きが決まり、今回の優勝者はIkeada君となりました。
最後に5人連続の乱取り組手をやり稽古を終わりました。
脱力しつつ威力を出すコツを多くの会員が掴んできた実感がありました。
2005/08/17
本日(17日)は我孫子道場の稽古あります。
合宿直前なので調整的な稽古にとどめます。
2005/08/10
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
Kimura師範も消防本部の仕事が忙しい中、久しぶりの登場です。
初段のKonisi君やTano君、ジープマン、Nito(兄)、Siba二段など黒帯も揃いました。
最後に酔っ払い師範の登場です。
今日は、女子も交えて師範も参加の勝ち抜き戦です。
(故障のある酔っ払い師範とSiba二段は不参加です。)
ただし合宿も近いので寸止めで行いました。
今日の組手を見て白帯も含めて全体的な急激なレベルアップが感じられます。
今回は決勝戦はKonisi初段とKimura師範の師弟対決となりました。
スピードのあるKonisi君ですが、虚を突くタイミングの取り方が絶妙なKimura師範の術中にはまってしまいました。
優勝はKimura師範です。
Nito君とジープマンの対決やSugiyama君、Hirayama君をはじめ多くの会員の良い点が確認できた日でした。
女子部のYositakeさんやSatoさんも男子を相手に果敢な攻撃を見せていました。
最後に良いニュースがあります。
大学4年生のSiba二段ですが、就職が決まりました。
職種は「治安を守る公務員」です。
ロボコップ師範、Ebihara2段の後輩になります。
2005/08/09
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は、勝ち抜き戦を行いましたが、女子のMさんが自分より体の大きな男の子を何人も抜き大活躍でした。
中学受験でしばらくお休みしていたS君も合格後復帰し、今日は久しぶりの参加です。(実はもっと前に復帰できるはずでしたが怪我のため遅れていたのです)
今日は久々の組手でしたが、優勝しました。
一般部は、合宿も近づき、実戦的な稽古を主体に行いました。
最後の勝ち抜き戦は寸止めにしましたが、皆集中しており気力の充実が感じられます。
Horikomi君はイタリアから帰ったばかりでしたが、早速気合の入った組手をNito(弟)君と展開していました。
今日はSuematu初段の優勝です。
※合宿希望者で申し込みまだ済んでない方は会員ページを参照のうえメールを下さい。
2005/08/07
速報 本日他流派の大会(ヘッドギア・グラブ着用顔面あり)に出場したNito(弟)君が優勝しました。
詳細は会員ページに記載します。
本日は目黒道場で稽古を行いました。
Nito(弟)君は、トーナメントの全試合を消化した後にもかかわらず、今日の稽古に参加するタフネスさを見せました。
合宿も近いので乱撃、組手ともに2分間の審査基準で行いました。(詳細は後で)
とにかく無茶苦茶暑かったのですが、皆気合十分で充実した組手を展開していました。
昇級・昇段審査と同じ基準での勝ち抜き戦の組手を行いました。
ただし、勝負にはこだわらず、自分をコントロールすることを課題にしました。
今回は決勝戦はNito(兄)君とKawabe君になりました。
二人は示し合わせたかのように足を止めてのフルコンタクトの中段突きの応酬を展開しました。
こういう場合に決して下がらないKawabe君を何とか下がらせようと猛攻を続けるNito君ですが、なかなか押すことはできません。
突きあいではほぼ互角の攻防でしたが、途中Nito君の放った下段蹴りが功をそうして技有りとなり、これが勝敗を分けることになりました。
今日の優勝者はNito初段です。
本日はまた面白いゲストがいました。
アメリカ人の留学生イアン君の参加です。
会員のSasakuraさんのお友達の家にホームステイしているアリゾナの高校生です。
ホームステイ先のお友達と高校生の息子さんも一緒に体験入会してもらいました。
イアン君は長身で、現在;カンフーをやっており、松濤館空手も少し経験があるとの事でした。
最後にNito君と寸止めで組手を体験してもらいました。
とても楽しかったそうです。
2005/08/04
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
白帯、緑帯、茶帯、黒帯の順で勝ち抜き戦を行いました。
合宿も近いので、ガチンコの組手ではなく、力をセーブし、スパーリング的に行うように指示しました。
多くの人は脱力した状態で組手を行っていましたが、試合形式となるとどうしても力が入ってしまう人もいます。
ここいらへんは、大きな見地に立てば自己コントロールの範疇に入りますから自分の空手の組み立てが自在にできるように心がけてください。
昨日、組手の途中でも注意しましたが、一旦試合が始まったら、審判の「待て」といった指示が無い限り、自分達でかってに試合を中断してはいけません。
どんな体勢になっても、審判の「一本」「技有り」「待て」といった指示があるか、相手が「参った」というような意思表示があるまで試合は続行されます。
相手がつまづいて倒れた場合でも、隙があれば上から攻撃します。(もちろん寸止め)
逆に審判の「待て」という指示があり、自分が試合を中断しても、相手もその声が聞こえているかどうかは分かりません。攻撃は止めますが、防御の心構えは常に保持してください。
昨日は組手の内容は大変良かったです。
白帯の人も急激に上手になってきました。
というか昨日は他流派、他武道の経験者も多くいわゆる初心者とは言えない人が多かったのですが。
他流派空手、柔道の有段者、レスラー、中国拳法のベテラン等。
緑帯ではSugiyama君の活躍が目立ちました。
長身の茶帯の実力者Komiya君と延長の末僅差判定勝ちを納めます。
しかし、茶帯のアビ君(100k超級の元アイスホッケー選手)の中段回し蹴で無念のダウン。
初めての一本負けとなりました。
アビ君は最近調子を上げてきています。
黒帯のKitajima君に終始攻勢をかけるも、カウンターの上段突きで技有りを取られ、そのまま時間切れ。
Kitajima君とIkeda君はいつも緊張感あふれる組手になりますが今回も中身の濃い試合になりました。
これを制したIkeda君とNito(兄)君の組手も見所がありました。
Nito(兄)君の課題は、一発狙いの大技にフェイント等の小技を織り交ぜることでしたが、そこいらの癖を熟知しているIkeda君は、蹴りをさばいてからの上段突きを狙っていました。(と思います)
しかし、脱力して軽くスピーディーな蹴りを覚えてきたNito君のタイミングのズレを計算違いし、接近してからの上段回し蹴を見事に食ってしまいました。
後半、猛然と反撃に転じたIkeda君でしたが、残念ながらタイムアウト。
決勝は シーブマン対Nito(兄)君となりました。
ジープマンはもとも運動神経が発達していてバック転などの体操的な動きも自在です。
前半は長身のNito君に距離をとらせないように常に間合いを詰めた攻勢をかけていましたが、これまたNito君のタイミングをずらした上段回し蹴をもらってしまいました。
今回はNito君が大活躍しました。
ただ、このジープマンとの試合ではトンでもないハプニング(ちょっと痛い)がありました。
公表には適さないので会員の方は会員ページをご覧下さい。
2005/08/02
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
合宿・審査も近づき皆動きが充実してきました。
今日は、審査と同じ条件で組み手稽古を行う予定でしたが、参加者が多かったので1分間での勝ち抜き戦を行いました。
皆リラックス(脱力)したなかにも緊張感があり良い組み手が続きました。
女子部の長身Sさんの蹴りが実力者のN君の急所を直撃し、さすがのN君も苦しそうでした。
最後はTanaka初段とKawabe初段の決戦になりました。
パワーに勝るKawabe初段は重い突き、蹴りで攻勢をかけますが、一瞬のカウンターを狙うTanaka初段も譲らず、厳しい攻防が続く中、Tanaka初段の上段突きがKawabe初段の顔面に入ってしまい、マウスピースをしていたにもかかわらず口の中を切ってしまいました。
出血が多かったのですが、ドクターのTanabe君が見て「これぐらいなら血はすぐ止まるでしょう」ということで実際ほどなく出血もとまりほっとしました。
やはり顔面は細心の注意が必要です。
こういう時お医者さんがいるのはとても助かります。
2005/07/31-2
来週Nito(弟)君が他流派の大会(グロープ着用)に出場します。
詳細を会員ページに記載しましたので応援に行ける人は行ってあげてください。
2005/07/31
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
気温は30度くらいだったと思いますが、湿気が多く無風のため道場はかなりの暑さでした。
そういった意味では合宿・審査の良いシミューションができたと思います。
審査では組み手の時間は1試合2分間で行います。
10人組み手では20分間連続の組み手になるのです。
審査では、技有り、一本の判定は厳密に行いますので最初から飛ばしての一本狙いも簡単には行きません。かといってスタミナを温存させようと消極的になりすぎたら、元気一杯の相手の攻勢をモロに受けてしまいますからなかなか判断、作戦の難しいところです。
昨日は、10人組み手予定者(一級)および6人組み手予定者(二級)に、それぞれ4人、3人の対戦者を選んで実戦的な稽古を行いました。
さすがに皆十分な稽古を積んでおり、中身の濃い組み手が数多く展開されましたが、やはりスタミナの消耗は本人の予想以上だったように感じました。
こういった猛暑の中では、まず十分な水分補給が不可欠です。
試合途中での補給ももちろん必要ですが、水分が体に吸収されるにはある程度の時間がかかります。
少なくとも試合の30分前までに十分な水分を補給しておいてください。
水分は市販のスポーツドリンクは糖分が多すぎるという話です。
私は2〜3倍に薄めたものを使っています。
なお、水分の補給は何も空手の稽古の時に限らず、日常でも意識的に行ったほうが良いそうです。
ドロドロの血をサラサラにするには水分補給が一番らしいです。
こうした日常的な補給であれば、スポーツドリンクではなく普通の水を少量づつ回数を多くしてとる事で十分だと思います、というよりかえって良いようなきがします。
昨日は久々に二部(飲み会)に参加しました。
駒場のいつもの店が閉まっていたので渋谷にでました。
空手以外の話題も盛り上がり、なかなかおもしろかったです。
合宿・審査の申し込み一応今月が締め切りですが、昨日確認したところ参加予定者で申し込み書未提出の人が多数いましたので来週8月7日(日)まで延期します。
なお、仕事の都合で直前まで分からない方はその旨ご連絡ください。
今回は貸切で行いますので人数はかなり余裕があります。したがって直前での参加も可能です。
2005/07/30
本日(30日土曜日)は目黒道場で稽古があります。
2005/07/28
夏期合宿がいよいよ一ヶ月後に迫ってきました。
この合宿は、これまでの成果を確認する大変良い機会でもあります。
普段顔を合わせることのない他道場の人との交流でいろいろな刺激を受け、モチベーションの向上、技術やノウハウの交換などが行えます。
また、自分の昇級・昇段審査は当然のこと、黒帯を目指す上級者のレベルの高い10人組み手などを多数観戦できます。
ぜひとも参加して下さい。
夏期合宿の参加希望者で申し込みがまだ完了していない人は申し込み書を提出して下さい。
メールでも構いません。
人数の確定をしなければなりませんのでなるべくお早めにお願いいたします。
2005/07/27
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
夏休みのせいか道路が混んでいて、しかも事故が多く、首都高速で事故を迂回するため二度も進路変更を余儀なくされました。
道場には久々にTano初段やHisinuma君、Komiya君が顔を見せていました。
合宿(昇級・昇段審査)が近いので、基本形の三戦と防具着用のフルコン組み手を稽古しました。
勝ち抜き戦ではなく、個性が似た者、逆に極端に違う者に対戦してもらい、本人はもちろん、見ているものにとっても勉強になるように組み合わせを考えて組み手を行ってもらいました。
ジープマン対Kitajima初段の技師同士の組み合わせ、Tano初段対Ito君のパワー対決、Sugiyama君対Hisinuma君の蹴り技対突技(ボクシング)対決、Kamioka君対Komiya君の重量級対高身長対決、
その他黒帯同士の実力者対決など熱戦が展開されました。
今月はずっと力をコントスールすることをテーマに稽古を続けていましたので、今回もそれをテーマにつまり、脱力を自己コントロールして組み手を行ってもらいました。
この技術は上位を目指すには不可欠の要素ですが特にパワー系の人はこのスキルが身につけば飛躍的にレベルが向上すると思います。
2005/07/26
本日(7月26日)世田谷道場での稽古は台風のため中止します。
少年部・一般部ともに本日は稽古はありません。
2005/07/25
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
審査も近いのでフルコンを中心に基本、組み手稽古を行いました。
白帯の体重順から初めて緑帯、茶帯、最後は黒帯の登場です。
今回は黒帯はSuzukiR君、Nito(兄)君、Kawabe君の3人です。
今回目立ったのは、怪我から復帰したSionaka君です。
自分の間合いに入ってから、しつこく攻撃をするようにアドバイスしたのですが、それがすぐ実行できるところが潜在力を感じさせます。
Chokkou君もかなりパワーを付けてきました。
Nito(弟)君は来月他流派の大会(グローブ着用顔面あり)にチャレンジするのですが今回はそのための練習も兼ねて左右の動きをテーマにやってもらいました。
仕事でしばらく休んでいた柔道出身のSibahara君(100k超級)も久々の参加です。
今回、初めてのフルコンにチャレンジしてもらいました。まだまだ荒削りですがパワー溢れる組み手を見せてくれました。
そして軽量でありながら動きのすばらしいSionakai君と突き、蹴りとも重いKawabe君、そして同じく軽量なのにハードパンチャーのNito(弟)君とこれまた突き蹴りの重いSuzukiR君と模範組み手を行ってもらいました。
皆持ち味を生かし、どちらも大変中身の濃い組み手となり、見ていた者も大いに参考になったと思います。
しかし、残念なこともあります。
大手商社勤務のKurokami君が転勤のため今日を最後に長期休会ということになりました。
やっと空手の面白さが分かり始めたのに残念、とは本人の弁ですが、私も期待していただけに残念でした。
今回は勝ち抜き戦のあとに乱取りとして5人連続の組み手を行いましたが、審査と同じ2分間としました。
1分とは全然スタミナの消耗が違うことを体感したと思います。
最後に、Nito(弟)君のグローブマッチの稽古として、ヘッドギアをつけて手だけで行う組み手(ほぼボクシングに近いルール)を行いました。
顔面ありの稽古は基本的に希望者だけです。
一番に手を挙げた1級のSaisyo君、そして続いて初段のNito(兄)君、Kawabe君を私が指名して、この特別ルールの組み手稽古が行われました。
2005/07/24
昨日はロボコップ師範、Kohiさんの結婚式が無事完了しました。
途中で大きな地震があったりハプニングが続出でしたが大成功でした。
出席者の大半が、警察官、現空研師範、日本空手協会の先生方そして余興が麗澤大空手部による演武、現空研師範および後輩の試割演武という、超硬派の集まりでしたが、その中にあっても笑いもあり涙もありのすばらしい結婚式でした。
私も久々にピアノ演奏をさせていただきました。
試割演武は、壮絶な結果になりましたが詳細は会員ページにアップいたします。
2005/07/23
本日はロボコップ師範とKohiさんの結婚式です。
祝電などの宛先は会員ページを参照してください。
2005/07/20
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日も黒帯の猛者が多数揃いましたので、フルコンの勝ち抜き戦を行いました。
Yosida君やTakeoman二段も参加です。
基本稽古の前に今日のテーマをまず皆に解説して、今日はそのテーマで基本から組手と稽古を重ねました。
全体的に今日は皆出来が良く、私としては満足でした。
特にSiba君の前蹴りと左右の力みのないスピーディーな蹴りが冴えていました。
試合巧者のTakeomanもなかなか中に入れませんでした。
今日の優勝者はSiba二段です。
女子部は万博でコンパニオンをしているSuzukiさんが休暇で帰京しており久々の参加です。
最近進境著しいSatoさんとのフルコン組手は双方相譲らぬ好試合になりました。
延長の末引き分け判定となりました。
2005/07/19-2
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
ここ数週間の課題を今日はフルコンタクトで試してもらいました。
今日は皆肩の力が抜けたリラックスした組手ができていました。
一応勝ち抜き戦でしたが、今日はパワーセーブがテーマでしたから勝敗はこだわる必要はありません。
やはり、黒帯は皆個性は違いますが自分の型で今日のテーマをこなしていました。
今日の優勝者はKawabe君です。
話は違いますが、ロボコップ師範、Kohi君の結婚式で現空研は試割を行います。
その時下に敷くシート(ブルーシートのようなもの)で適当なものお持ちの方は貸してください。
ブロック、瓦等を割りますので破片が散らからないようにしたいのです。
できれば明日我孫子道場に持参してください。
2005/07/19
昨日の連絡で今日は我孫子道場で稽古となっていますが、世田谷道場の間違い。
今日は世田谷道場での稽古です。
2005/07/18
夏期合宿(昇級・昇段審査)の詳細を会員専用ページに記載しました。
明日は我孫子道場で稽古を行います。
2005/07/13
12日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は、久しぶりの寸止めの稽古です。
子供にとってはフルコンに比べて寸止めは大変難しいのです。
形を整えてピシッと極めるのは大人でも難しいのですが、子供は寸止めの意味や意義が分かりにくいのでなおさら難しくなります。
それでも上級生は何とか様になるようになってきました。
一般部もスピードのコントロールといった課題のもと、寸止めでの勝ち抜き戦を行いました。
今回の優勝者はNara君です。彼は他流派(フルコン系)出身ですが、現空研式のフルコン、寸止めにも慣れてきました。
タイから帰国したOrigasa君は、特別に体重が同じくらいの黒帯、茶帯3人を相手にフルコン組手を行ってもらいました。
体が軟らかく、スピードもあるOrigasa君ですが、やはりフルコンだとスタミナの消耗が激しくこの点を重要課題として取り組めば一挙に実力が上がるでしょう。
本日(13日)は我孫子道場での稽古です。
今日は、久々に師範の顔が揃いました。
Nakabachi筆頭師範以下、Kimura師範、Kobayasi師範、そして酔っ払い師範です。
またSiba二段、Nito(兄)初段のほかIkeda初段、Uno初段、Takahasi初段など黒帯の実力者がづらっと顔をそろえました。
これだけの豪華メンバーはなかなか揃いませんので、今日は全員参加の勝ち抜き戦を行いました。
帯別で体重の軽いものから順じ勝ち抜き戦を行っていきます。
もちろん女子も参加します。
特に後半は黒帯同士や師範同士の対決が続き、大変レベルの高い組手を見ることができました。
最後の優勝者は僅差の判定で酔っ払い師範となりました。
全体的には大変良い試合が続きましたが、人数が多かったので一試合を短くし、本来は不十分で取らない技でも取っていきましたので本来の実力を発揮できないまま、時間切れで不覚をとった多くの実力者がいました。
また、今日の課題が力のコントロールということもあり短時間での決戦とは相容れない要素もあったので試合の結果自体には大きな意味はないのですが、これだけ多くの黒帯、しかも師範クラスの人の直接対戦を見られたのですから今日の参加者は幸運だったと言えます。
なお、15日(金曜)には世田谷第二道場にて黒帯のみの特別稽古を行います。
黒帯は我孫子道場の人も是非多数参加してより高度な技の修練、情報交換でより高いレベルを目指してください。
2005/07/12
10日は目黒道場で稽古を行いました。
全力で物事に立ち向かうというのは、生き方や人生観、またダメな人間を鼓舞するときの最善の心構えとして説かれる事が多いのですが、技術論、戦略論的にとらえると必ずしもこれは正しくありません。
というより、これは貧者の発想、負け犬的発想という一面があります。
恐怖のため正常な判断力を失った者がとる最悪の対処は全てを放棄して腰を抜かして無抵抗になるという状況です。次の策は戦略なしの突撃的な攻撃です。子供が泣きながら相手にがむしゃらに突っ込んで行く姿などにこの典型例をみることができます。
真に勇気あるものは、自分の力を自分でコントロールしながら刻々変わる状況に応じて力の配分をしていきます。
これは、精神的にも肉体的にも高度な修練を積まなくてもなかなか実現できるものではありません。
全力で立ち向かうというのは、必ずしも勇気あるものの行動とは言えない場合があるという事を自覚しておいてください。
10日の目黒道場はこうした考えのもと、自分の持てる力、スピードより少し抑えたレベルを全力の攻撃の間に混ぜるという課題で稽古しました。
やってみて思ったよりこれが難しいということが分かったと思います。
特に難しいのが、少し抑えた程度です。
半分位の力には皆すぐできますが、9割くらいの力というのが殆どの人が出来ていません。
こうした課題も念頭においた勝ち抜き戦を行いましたが、試合時間が短いこともしりますが、やはり殆どの人が全力勝負になっていました。
序盤戦から緑帯のHorikomi君が、実力者のHagio初段から技有り2のあわせ一本を取るという快挙から始まり、今回の優勝者はYosimitu君でした。
また女子部のmizuguchi(妹)さんが良く伸びる上段の突きで、男子数人を抜いたのは立派でした。
特に、加減をしていたとは言えNito(兄)君から技有りを取ったのは見事というべきでしょう。
今回は、ヘッドギアとグローブを着用しての稽古も行いました。
グローブを付けた場合のパンチの効かせ方は素手による正拳突きの方法論とは全く異なります。
こうした点も踏まえて何組かの上級者を選抜して稽古を行いました。
希望者にはこうした稽古も時々実践してみようと思っています。
ただし、顔面への強打は私は長い期間で考えると健康面でのリスクが大きいので、ヘッドギアの着用はもちろんですが、希望するしないに関わらず、恒常的な稽古は行わない方針です。
2005/07/10
ロボコップ師範、Kohiさんの結婚式での演武用のコンクリートブロック、板、瓦を用意しました。
連日の雨でしっかり濡れていましたので、雨のかからないガレージにて保管することにしました。
乾燥しているほうが割れやすい(ような気がする)ので。
コンクリートブロックは試割用の簡単に割れるやつは別として、本物でもメーカーやロット、また湿度や床の硬さ(反動のあるなし)でもかなり成功率が異なります。
前回道場で試したものはかなり手強いものでしたが、今回も同じところ(ホームセンター)で入手しましたので難易度は同じでしょう。
道場では下がコンクリートのたたきの上でしたが式場は恐らく絨毯などが敷かれていますので、条件は悪くなります。
ただこういう晴れがましいところではアドレナリンがでて普段よりは力が出せますから道場では失敗していても案外本番では成功するものです。
現空研(拳誠会)の歴史を振り返りますと、大体試し割は成功しているのですが、大きな失敗も何度かありました。
一つは、会場で用意してもらったブロックが重量ブロックだった時。
もう一つは氷柱割の氷がマイナス10数度以下の冷凍庫から出したばかりの粉をふいたような状態だった時です。(氷の硬度は同じ厚さでも温度によって全く異なります)
今回は、こちらで用意しましたのでこのようなとんでもないミスはありませんが、それでもハードルは結構高いです。
出席者は私を含んだ師範が5名それと、日本空手協会さんとの合同稽古にも参加した者から若手代表としてSiba二段とNito初段に手伝ってもらうことにしました。
今日は目黒道場で稽古を行います。
2005/07/07
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
コバ師範久々の登場です。
昨日の稽古での最大の見せ場はSatoさん(女性)の大活躍です。
男子との組手ではのハンデを付けましたがそれでも6人抜きは快挙です。
最近急に動きが良くなってきたのですが、それが今回中段の突き、上段の回し蹴として形として表れてきました。
Satoさんは、本当におとなしい女性で最初は本当にパワーもスピードもなく、声も小さかったのですが、大変熱心で、飲み会でも空手のことしか喋らないと誰かが言っていました。
コツコツと努力を重ねた結果が確実に形となってきました。
ハンデはつけたものの強豪のNito(兄)、コバ師範も破るという歴史的な快挙を成し遂げたのです。
なお、今回の優勝者はSiba2段をやぶったIkeda初段でした。
Ikeada君は膝を痛めているのですが、肩の力の抜けたスピードの乗った上段突きをきれいに決めて一本に近い技有りで勝負を決めました。
2005/07/06
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は三戦の集中稽古と組手です。
一般部も三戦と、スピードをテーマにした組手稽古を行いました。
まず、黒帯のKin、Kawabe両君に模範組手を行ってもらい、その後、何組かの上級者に模範組手を行ってもらいました。
最後は勝ち抜き戦です。
順序はたまたま並んでいる順序で行いましたので無作為抽出のようなものでほぼランダムといって良いでしょう。ただし、たまたま先頭付近に黒帯が集中していましたのでこれは作為的に後方に移動してもらいました。今回の優勝者はInoue君でした。
振りぬかない蹴りと振りぬく蹴りは、スピードと重さがトレードオフの関係になる良い見本でもあります。
この両方の技術を体得し、高いレベルで融合できれば最高の蹴り技が完成します。
帰りの頃に突然大雨になり、びっくりしました。
殆どの人が傘を用意してなかったようで皆大変な目にあいました。
本日は我孫子で稽古を行います。
なお、ロボコップ師範とKohiさんの結婚式の演武の打ち合わせを行いますので出席予定の各師範の方はなるべく参加して下さい。(参加できなかった人はあとで打ち合わせします)
今日は総合格闘技HERO'Sミドル級がテレビで放映されます。
面白い対戦がありますが稽古と重なりますね、ビデオで録画しておこう。
2005/07/05
現空研会員用の電話番号が変わりました。
会員の方は会員ページで確認しておいてください。
本日は世田谷道場(駒繋小学校)で稽古を行います。
2005/07/04
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
気温はいくらか下がってはいましたが雨のためか稽古を始めると蒸し暑さはかなりのものでした。
今回は、破壊力は多少犠牲にしても、電光石火の素早さとモーションを見せない体の使い方、そして素早く元の体制に復帰させるという3つのポイントに絞った稽古を行いました。
速くて重い突き蹴りが理想なのですが、この2点を高いレベルで融合させている上級者にとっても極限まで追求した場合どちらに主力を置くかでその方法論はかわってきます。
ましてや初心者にとっては、速く出せば重さはなくなるし、重くすればスピードが落ちるといったジレンマに陥ります。
大雑把な傾向としてフルコン得意の人はスピードに難点があり、寸止め得意の人は重さに難点があるといった面を見ることができます。
これを、両立させるということが王道なのですが、あえて、どちらかを捨てて極限に挑むというのも稽古の過程では効果があります。
現空研は、本来破壊力を第一義とした稽古を行っていますが、今回はあえてスピードに特化した稽古を行いました。スピードだけにこだわって自分の最高スピードの限界を上げておいて、そのスピードを殺さないように重さを付加していくという方法論も有効だからです。
それは、自分で自分に知らず知らずのうちにかぶせている限界を意図的に破るという目的も含まれています。
早い動作に対応する神経のネットワークを刺激し、そのスピードを脳内に既成事実化するという狙いです。
限界を超えることで脳にサプライズを与え、あたらしいネットワークを作らせそしてそれを固定化していく。
これが技術にしろパワーにしろ自分の限界を超えていくための基本的なシステム作成の機序だと思います。
2005/06/30
昨日も道場はうだるような暑さでした。
前回のコンクリートブロック割の余韻が残った中での稽古となりました。
目黒道場に続いて寸止めの勝ち抜き戦を行いました。
我孫子には上級者が多いので今までにない組み合わせを考えてランダムな順序で組手を行いました。
初心者でも上級者との対戦がありえるような組み合わせです。
いつも通常の稽古では初心者と有段者は組手を行いますが、このような試合形式で行うことによって生の迫力を感じてもらう事も初心者にとって大切なことだからです。
この前見学に来たプロレスラーの方が入会します。
プロレスラーといってもアマチュアです。
アマのプロレスって変ですがそういう団体があるらしいです。
本職は高校の先生です。
現在緑帯のM先生(柔道部顧問)の同僚の方で「いくら蹴っても、殴っても平気」だそうです。
本人の談では「とんでもない」といったニュアンスでしたがどっちが本当なのだろう。
今回の組手ではジープマンが活躍しました。
突きと蹴りのコンビネーションが冴えて、蹴りで牽制したあとの上段突きがきれいに決まっていました。
膝が完調でないIkeda君も黒帯のSuematu君と激戦の末上段逆回し蹴を絶妙のタイミングで決めましたが、やはり膝が疼くようで中断。
故障がある時はこのように無理をせずに中断すのもの勇気の一つです。
圧巻はNtio(兄)君とSiba二段の対戦です。
開始早々Ntio(兄)君は先日私が目黒道場で指摘、実演した唯一ウィークポイントを見事につかれ、技有りをとられたのです。
その後のSiba二段の詰めが完璧であれば完全な一本負けです。
Siba二段は前回の目黒道場には来ていませんでしたから、彼の技は純粋に彼の感性で見つけた穴を突いた事になります。
Nito(兄)君も欠点の指摘を受けたばかりで、まだ対処方法が身についていないところを同じ技を食ってしまったということです。
それよりその一瞬の穴を見逃さなかったSiba二段の上達を誉めるべきでしょう。
Nito(兄)君にとっても構えの完成度を高める良い経験になったはずです。
昨日は珍しい人が姿を見せてくれました。
スイスに留学していたKomiya君が帰国したのです。
去年、一昨年と合宿に参加した人で彼を知らない人はいません。
その彼が合宿前に帰国したのです。きっとまた何かが起こります。楽しみ(?)です。
勝ち抜き戦の優勝は最後に残ったSugiyama君と対戦した「酔っ払い」がきれいな上段回し蹴を決めてさらってしまいました。
2005/06/27
6月とは思えないような暑い日が続きます。
昨日の目黒道場もかなりの暑さでした。
この分では今年の合宿は相当な猛暑の中で行うことになりそうです。
昨日は、蹴りだけに特化しない通常の寸止めの勝ち抜き戦を行いました。
上級者も揃い密度の高い稽古ができました。
こうした試合形式の稽古は自分が行うことの意義は勿論ですが、他の上手な人の動きや技術を参考にするというもう一つの意義があります。
昨日は緑帯のTanaka君の動きが目立ちました。
長身を利しての伸びのある突き、蹴りが力まずに出せていて技術の向上が認められます。
後半の黒帯同士の対決も技術的な進歩が見られ、なかなか意義のある一日でした。
安定感のあるHagio君にパワーのSuzukiR君、それに久々に怪我から復帰したNito(兄)君です。
今回はSuzukiR君の上段回し蹴が力に頼らずタイミングを計って出すというスタイルを模索しているように見えました。
Nito(兄)君は久々の組手でしたが、そうしたブランクを感じさせないばかりか以前よりスピード、パワーとも増したように感じました。
昨日はNito(兄)君が優勝者でした。
Nito(兄)君の猫足の構えは伝統的な剛柔流の構えで私も好きな構えの一つです。
ポイント制では不利なところもありますが、フルコンタクトでの接近戦においては絶大な威力を発揮します。
しかし、この構えを有効に使うには、かなりの基礎的な身体能力と基礎技術の習得が条件になります。
そうした意味ではまだまだ未完成ですが、昨日あえて皆の前で私が彼に対して実演してみせた崩し方(これは昔からの伝統的な定石です)などを防御する方法や反射神経の鍛錬を行えばこうした穴もなくなります。
こうした高度な技術は、ある程度のレベルに達した者でないと頭では分かっても体が動いてくれません。
黒帯講習会ではこうした技術の稽古を重点的に行います。
2005/06/24-2
世田谷道場(駒繋小学校)の6月28日の稽古は、体育館が選挙関係で使用できなくなりましたのでお休みいたします。
2005/06/24
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部の新一年生のI君は、勝ち抜き戦で色帯の上級生も次々連覇する元気を見せてくれました。
勝ち抜き戦になると通常の組手より皆気合が入って良い試合が多くなります。
一般部は、木曜というイレギュラーな曜日のため参加人数は少なかったのですが、2周回る勝ち抜き戦などで中身の濃い稽古ができました。
2005/06/23
本日(昨日)は我孫子道場でコンクリートブロックを使った試割を行いました。
試割用の割れやすいニセモノではありません。
ちゃんと建築現場で使う本物のブロックです。
今日は遅いので詳細は後ほど。
とりあえず写真のみ紹介。
このコンクリートブロック新品でしかも湿っていて結構手ごわかった。
酔っ払い師範が一番見事でしたね。
2005/06/22
先週は17日の金曜日に世田谷第二道場でイレギュラーな稽古を行いました。
少年部はそこそこ集まりましたが一般部は知らなかった人も多かったようで参加が少なかった。
しかし、熱心な会員同士で勝ち抜き戦を行い中身の濃い稽古ができました。
タイから帰国したOrigasa君は関節がやたらに軟らかいので、指など曲げてもらったところ信じられない角度でフニャっと曲がってしまいます。
手首の関節技をかけてもありえない角度までもっていかないと効きません。
開脚はもちろん180度ペッタリですが、徹底的に追い込めば中国雑技団のような芸当が可能かもしれません。
19日は目黒道場で稽古を行いました。
目黒道場は参加人数も多く、初心者から上級者まで満遍なく揃いましたので、上段蹴りに特化した組手稽古を行いました。
具体的には上段蹴りのみで勝敗を判定するという特殊なルールによる勝ち抜き戦です。
もちろん、通常の全ての技を使うことは構いません。
しかし、技有り、一本という判定は上段蹴りのみで行うというものです。
こうした制限付き稽古はたまに行いますが、いろんな効果があります。
上段蹴りはエネルギーを使いますので、正しい蹴りの技術を覚えていないとすぐ息が上がってしまいます。
また、受け手は上段に神経を集中できますから、上段蹴りの得意な人でもこのルールではなかなか技有りがとれません。それでむきになって攻勢をかけると上手い相手のカウンターを食うという結果になりやすいのです。
今回はこうしたルールですばらしい結果を残してくれた会員がいました。
茶帯のMurakosi君です。
寡黙で地道な努力を重ねてきた彼が今回12人抜きを演じました。
初戦はやはり茶帯のOzaki君です。
怪我から復帰したOzaki君は私の母校修猷館の後輩で水泳部に属していました。
彼は2人勝ち抜いており3人目がこのMurakosi君だったのです。
勝負は僅差判定でMurakosi君が取りました。
この時はまだ彼がこれから驚異の12人抜きを演じるとは正直予想できませんでした。
2人目は元気の良いIguchi君です。
Iguchi君の猛攻に押され気味のMurakosi君でしたが、的確なタイミングで上段回し蹴を決め、2人抜きを達成します。
それから、Sato,Yasuiと抜いてItoM君との対戦です。
ItoM君も修猷館の後輩で元応援団長です。
ItoM君はアメリカ留学でMBAを取得した秀才ですが高校時代は私と似たような楽しい学生生活を堪能していたようです。
彼も最近筋力トレーニングの成果もあり、急激に上達してきた一人です。
しかし、Murakosi君は僅差ではありますがこのItoM君も抜いてしまいます。
そして、Saisyo,Ikusima,Watanabe,Takesi,Suehiroとそれぞれ一癖も二癖もある連中を抜いていったのです。
青学のNakano君は、軽量ではありますが、時々出す逆回し蹴りが意表をついて決まる事がよくあります。
今回も絶妙のタイミングで疲れの蓄積したMurakosi君の上段に決まりました。
この11人目の対戦で終止符を打つことになると誰もが思った終盤、絶妙のタイミングでMurakosi君の上段回し蹴が炸裂しました。
そして12人目は上段蹴りの得意なHituji君です。
Murakosi君はこのHituji君にも勝利を収めました。
しかし、この時点でMurakosi君は、限界に近く、しかもこれは審査でも試合でもありません。
ItoM君から声がかかりましたが私も休止のタイミングを探っていたところだったので一旦組手は保留にしました。
次の対戦は黒帯のHagio君とYosimitu君の対戦です。
Yosimitu君も上達してこれも良い試合になりました。
僅差優勢でHagio君の勝ち。
そして、力を付けてきたCyokkou君、スピードに磨きがかかってきたHorikomi君、蹴りに威力が出てきた長身のTanakaY君を抜いて、黒帯のHagio君と休息をとったMurakosi君との決戦になりました。
黒帯の実力を十分に発揮し、常に攻勢をかけるHagio君でしたが、Murakosi君も押されながら要所での反撃を行っており、内容の濃い見所の多い試合になりました。
最終的には地力で勝るHagio君の勝利となりましたが、Murakosi君の健闘を祝する拍手がしばらく続きました。
Murakosi君が今回12人抜きを演じた原動力になったのは彼の上段蹴りが無駄な力を使わなく出来ていた事実です。
パワーでもっていく回し蹴も威力はありますが、これだけだとあっというまにスタミナを消耗し尽くしてしまいます。
Murakosi君のように脱力して軟らかくムチのようにしなる回し蹴は、スタミナを温存するには一番良い技法なのです。
もちろん、そうした蹴りの長所、短所またそれの補い方は道場でお話したとおりです。
2005/06/15
本日(厳密には昨日)は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部はフルコン勝ち抜き戦を行いました。
1年生のI君は、はじめたばかりなのに突きのスピード威力はかなりのものです。
2年生ではM君が多くの勝ち抜きを行いました。
3年生、4年生は勝ち抜き戦ではいつも勝ち残りをするT兄弟がいます。
今日も大活躍でした。
弟はパワーで押すタイプ、お兄ちゃんは試合を緻密に組み立てます。
この兄弟のお父さんは現役プロキックボクサーです。
5年生はK君ががんばりました。
6年生は女の子のUさんが何人もの男の子を下しました。
最後は中学2年のO君が優勝です。
今日の組手を見ると、1年前とは全体のレベルがまるで違います。
上手で強い子が大勢いると、それをお手本に全体のレベルがどんどん上がってくるのです。
まだまだ私の思う理想には程遠いのですが、着実に進歩していることは分かります。
一般部は、今日は組手中心で稽古をしました。
久々にオール寸止めです。
ゾーンディフェンスの考え方や、運足、体さばき、私の若い頃の得意技の紹介などを行いました。
何組かの模範組手を行ってもらい、それを簡単に解説して全員での乱取りを行ってもらいました。
それぞれ課題をもって稽古をしている様子も感じられ、中身の濃い稽古だったと思います。
2005/06/14
11日は目黒道場で稽古を行いました。
参加者が多かったので、出身地別で東日本チームと西日本チームとに分けて対抗戦を行いました。
若干東日本チームのほうが人数が多かったので、一部西日本チームに移ってもらいましたが、けっこう均衡しているのでびっくりしました。
それだけ東京には日本中の人が集まっているということですね。
白帯の会員にも寸止めの組手を体験してもらいました。
白帯といっても全く初めての人から他武道や他スポーツの経験者もいて、一概に初心者とはかぎりません。
全体的に中身の濃い組手稽古になったと思います。
また、この夏1級にチャレンジ予定の人に全員4人連続の組手を行ってもらいました。
これも、熱気にあふれた試合が展開されました。
6月から7月は組手を中心の稽古を行い、8月は合宿に向けて調整に入る予定です。
2005/06/09
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
サッカーの北朝鮮戦があるので少ないかなと思いましたが、最終的にはいつものような人数になり、空手家はあまりサッカーには興味がないのかなと思っていましたら、どこからか日本が勝ったニュースが入ってきて「よしよし」なんて声が聞こえてきます。
やはり関心はあるんだ。
今日は久しぶりにコバ師範の登場です。
そして今日は怪我を防ぐためにあらためて注意事項の確認を行いました。
上級者が揃ったので勝ち抜き戦を行いました。
Kitajima初段は小柄ですが和道流二段の経験を生かした間合いの見切りに独特の冴えがあります。
今日は、極真出身のSugiyama君や長身のSiba二段と緊張感あふれる対戦がありました。
Ikeda君も膝が完調ではないので軽いスパーリングをKitajima君と行っていましたが、顔面攻撃と受けに課題を絞った動きでかなり研究していることが伺われます。
初参加の白帯の東大生Miyaji君も元気な組手を見せてくれました。
上級者の相手はもちろん受け主体ですが、最初は、フルコンの感覚に慣れることが大切です。
SouちゃんはNito(兄)君のアドバイスが効いているのか最近めきめき上達しています。
我孫子は上級者が多いのでその他の組手の内容も変化に富んでいて大変面白かったです。
今日も全試合ビデオに納めましたので、動画あるいは静止画でそのうち紹介する予定です。(なかなか忙しくて編集の時間がとれません)
2005/06/08
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
タイから帰国したOrigasa君も復帰し、結婚式が間近にせまったKohiさんの参加などで楽しい稽古になるはずでしたが、残念な事故が起きてしまいました。
勝ち抜き戦を行い、久々のビデオ撮影で皆良い動きで収まっています。
最終戦のHosoda君とKin君の組手の時アクシデントが発生しました。
Kin君の足払いで体勢を崩したHosoda君が自分の体制を保とうとして左手を床に付けたとき、手首と肘を捻ったのです。
シドニーオリンピックで柔道の吉田秀彦選手がブラジルの選手の内股をこらえようとして腕を骨折しましたが、あのような状態でした。
会員でお医者さんのTanabe君もいましたので、彼のアドバイスで応急処置をしてすぐ救急車を要請し、彼に救急隊員と同行してもらってすぐ病院に行き検査と治療をしてもらいました。そしてKinさんにHosoda君を病院から自宅まで車で送ってもらいました。
レントゲンの結果は骨折はしていましたがあの状況からすると奇跡的な良好な状況のようです。
(状況の詳細がビデオに残っています)
しかし、しばらく治療が必要です。
この日は最初に怪我に関しての注意事項「怪我をしない、させない」という事をかなり時間を割いて説明した矢先の事故で残念ではありました。
ただ、組手の内容はお互い冷静であり、いわゆるヒートアップしての事故ではありません。
腕を床に付けた時のほんの一瞬のタイミングが最悪のタイミングになったという不可抗力に近い状況でした。
いくら注意していてもこういった不運の積み重ねで起こる事故もあります。
が、事故を避ける、あるいは最小限の被害に押さえる能力も強さのうちです。
最強をめざした稽古は行いますが、「怪我をしない、させない」といった安全性への配慮は皆今以上の自覚を持つようにしてください。
※稽古の内容の写真はおって掲載する予定です。
※夏合宿・審査の予定日は8月27日、28日です。(詳細は会員ページに記載します)
2005/06/05
本日は目黒道場で稽古を行いました。
合宿の日程が決まり(詳細は会員ページで)いよいよ昇級・昇段審査に向けての準備で皆の意気込みが感じられます。
今日も、相手を倒す威力のある突き、蹴りをいかにエネルギーを効率的に使って出すかという事をテーマに稽古を行いました。
これは稽古中にも言いましたが、理屈を聞いたからといってすぐできるわけではありません。
正しい方針の元、日々訓練を積み重ねる事でしか体得できないのです。
課題を持って短時間の集中を一定の期間継続的に行うことが肝要だということです。
1日の稽古時間はダラダラと長時間やっても無駄です。集中した短時間で十分です。
しかし、それを何ヶ月も何年も続ける継続力が必要です。
集中と継続これが地力をアップさせるための必要十分条件です。
今日は、受けの原理とその本質を説明しました。
この原理を理解したら、実戦(リアルファイト)における攻撃の方針と戦いの心構えも変わってくるでしょう。
今日も10人組手を控えた一級の選手たちの集中的な連続組手を行いました。
Matubara VS Syouji
190Cm近い長身のMatubara君は初戦から圧力をかけていきます。
Kadowaki
Kadowaki君の重い回し蹴が中段を襲う。
ItoM
Kawabe
黒帯のKawabe君に対しても真っ向勝負です。
Saisyo VS Takasima
Takasima君は久しぶりの稽古参加ですが元気な組手を見せてくれました。
大きな声を出すことに慣れると一皮むけます。
Udagawa
まだ白帯ですがパワーのあるUdagawaさんはあなどれません。
Hagio
IKusimda VS Banura
TanakaY
SuzukiR
安定した組手をするIkusimda君ですが、今日は黒帯のSuzukiR君の上段回し蹴で技有り2の合わせ一本を取られました。
Suehiro VS Hituji
体がやわらかく上段回し蹴の得意なHituji君に接近戦で対処するSuehiro君。
Katasiba
長身で個性豊かなKatasiba君にも相手の間合いを取らせないように接近した打撃戦をしかけるSuehiro君。
Murakosi
着実に地力を上げてきたMurakosi君(右)の蹴りを膝受けするSuehiro君。
Yosimitu VS Arahara
長身のYosimitu君(右)の上段に前蹴りで攻撃するArahara君(左)。
Horikomi
Miura
力の強いMiura君の前蹴りをブロックするYosimitu君。
Chokko VS Tamamura
Cyokko君(右)に下段回し蹴で攻撃。 足を止めての打ち合い(右 Tamamura)
Mizuguchi
Nakaba
Cyokko君(左) 元極真、防衛庁のNakaba君の食い込むような前蹴り。
Takesi VS Sionaka
Takesi君(右)の前蹴りを巧みな体さばきでかわすSionaka君。
Sato
Ozaki
その他番外編
Hagio VS Horikomi
最近めきめき上達したHorikomi君ですが黒帯のHagio君にはなかなか自分の空手をやらせてもらえません。しかし内容的にはレベルの高い組手でした。
SuzukiR VS TanakaY
今日Tanaka君(右)がリラックスした良い組手をしていましたので、黒帯のSuzukiR君(左)と特別試合をやってもらいました。180Cm弱のSuzuki君が小さく見えるほどの長身を生かして伸びのある蹴りを繰り出していましたが、SuzukiR君の肘を蹴ってしまい足の甲を打撲してしまいました。骨に異常がなければよいのですが。
Nakaba VS Sionaka
極真出身同士で体格も似ていて、互いにスピードもあります。
今日はSionaka君の上段回し蹴と上段後回し蹴がそれぞれ技有りで合わせ一本となりましたが、今日一番の好試合でした。
Kawabe VS Miura
パワーのあるMiura君に黒帯のKawabe君に挑戦してもらった。
まだまだ力の差はあるが、Miuraは常に前に出る姿勢を貫いており確実に強くなってきているのがわかります。
※ 今日は全体的に皆リラックスした中にも力強さが見られ、まだまだ私がイメージしている理想には距離がありますがそれに徐々に近づいている実感を持てました。
ただ、リラックスに慣れないと寸止めのコントロールが甘くなる傾向があります。
怪我をしない、させないというのも実力のうちですから、安全性に関しては常に注意を怠らないように気をつけてください。
追伸
本日、黒帯だけの反省会を行いました。
こうした反省会は、黒帯に限らずテーマを見つけて時々行う予定です。
2005/06/02
今日の我孫子道場には世田谷、目黒道場の黒帯Kawabe君、Suematu君も姿を見せ、パワフルなYosida君や打たれ強さ1のAsaumi君、ボクシングのHisinuma君など個性溢れるメンバーが揃いました。
当然Siba2段も来ていますし、Nito兄弟も揃いました。
Ikeda初段や一級のMiyake君も来ています。
酔っ払い師範も今日は早々と登場しました。
そうこうするうちにクラ二段もやってきて今日は大変バラエティーに富んだ組み合わせで試合稽古を行うことができました。
今日の我孫子の課題は東京道場と同じく「脱力」です。
脱力を意識した突き、蹴りの基本をみっちりやったあと、すぐフルコン組手の稽古に入りました。
いかにリラックスして突きを出せるか、ムチのようにしなる蹴りを出せるか、これを各自に意識させることで短時間でイメージを焼き付けさせる事が目的です。
そして上手な他者の組手を見ることも総合的な見地では有効な稽古の一つです。
我孫子道場は黒帯が多いのでさぞかし「脱力」も簡単にできるだろうと思っていたのですが、なかなか簡単にはいきません。
結局脱力は相手が自分より技術的、体力的に下位の者であれば比較的簡単にできるのですが、お互い実力があってしかも力の接近した者同士となるとやはり「力み」がでやすくなります。
これをいかに克服するかということが実戦空手のキーポイントなのです。
今日は全体的には良く出来ていましたが、細かく見るとまだまだ多くの課題が山積みです。
目線、格闘中の呼吸法など上級者は特に意識して試みてください。
今日の組手
Sugiyama VS Nito(弟)
軽量同士ではあるが見ごたえのある組手です。二人とも成長速度ではトップクラスです。
Kawabe初段 VS Yosida初段
アメリカで武者修行したYosida君(左)と少林寺拳法も三段を持つKawabe君の激突。互いにパワーがあり接近戦での攻防が続きました。
Suematu初段 VS Hisinuma(ボクシング)
Hisinuma君(左)はボクシングの経験を生かしてリズミカルなステップとスピードのある突きの威力が武器です。今回の対戦ではSuematu君の上段回し蹴をもろに食うというシーンもありましたが全体的には良い組手でした。
蹴り技にまだ不慣れな点がありますが急激に力をつけてきているので今後が楽しみです。
クラ二段 VS Nito(兄)初段
クラ二段(スキンヘッド)とNito初段の重量級のパワー組手が久々に見られました。
Ikeda初段 VS MIyake
二人とも故障箇所がありリハビリ中ではありますが、「脱力」がテーマでもあり軽くスパーリング的な組手を行ってもらいました。しかしぜんぜん軽くない。
Siba二段 VS Asaumi初段
華麗な足技を持つSiba二段と肉を切らせて骨を砕くといった重戦車Asaumi初段の組手。この対照的な二人ですが意外と組手はかみ合います。
Sekiguchi(他流派出身) VS Kaji
Sekiguchi君は入会して日が浅いのですが、格闘センスがあり現空研空手の修得するスピードは目を見張るものがあります。Kaji君も一発のパワーがあるタイプで、互いに気合のこもった組手でした。
Miyaji VS 酔っ払い師範
東大生のMiyaji君はまだ入会したばかりですが、今日は初めての酔っ払い師範への挑戦です。
思いっきり人を殴るということの難しさが体感できたと思います。
Toyama VS Asaumi初段
Toyama君もまだ入会したばかりで、今日は打たれ強さでは随一のAsaumi君にチャンレンジです。
Miyaji君同様、思いっきり人を殴るということの難しさが体感できたと思います。
Nito(弟) VS Yosida初段
パワフルで動きの良いNito(弟)君ですが、同様にパワフルでかつ経験の長い黒帯Yosida君にはなかなか通用しません。それでも得意の接近戦に持ち込んでの中段の突き合いは見ごたえがありました。
Siba二段 VS Kawabe初段
この対戦は今日のベストと言っても過言ではないでしょう。
ただ脱力は十分に意識してたはずでが、やはり後半は互いに力みが見られました。
たしかにこれだけ稽古を積んだ二人が接近戦での打ち合いを演ずれば力が入らないわけがありません。
しかし、こうしたガチンコの状況でも冷静な心情を持ち続けられるよう精進を重ねてください。
Suematu初段 VS Watanabe(ソーちゃん)
長足の進歩を遂げているWatanabe君(右)ですが、黒帯のSuematu君が相手だとなかなか自分の距離をとらせてもらえず得意の上段回し蹴りも不発におわりました。
これも勉強です。
Sugiyama VS 酔っ払い師範
Sugiyama君(右)自分の間合いを取れれば連続攻撃をかけられるのですが酔っ払いはなかなかそれを許しません。
Sugiyama君苦戦の連続でしたが、積極性のある良い組手でした。
そして女子部も組手を行いました。
Satoさんは本当に突きに威力がでてきました。
稽古番外編
さて、寝技で関節の取り合いを演じているこの二人は誰でしょう?
2005/06/01
早稲田の大学院でフランス文学の研究をしていてこの度スイスに留学している一級のKomiya君からメールをもらいました。
皆、空手から離れた生活をしているとウズウズしてくるようです。
これが空手家の困ったところでもあります。
Hosoda君からもらった焼酎のお礼もありましたのでここで伝えておきましょう。
帰国が楽しみです。(彼は夏合宿での武勇伝(?)などいろいろ話題には事欠きません)
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園田康博先生
ご無沙汰しております。
主に世田谷道場でお世話になりましたKomiyaです。
かねてより一筆申し上げようと思っておりましたが、
こちらに渡って以来、言挙げするほどのこともなく、
日々うち過ごすうち、気が付くと半年以上経っておりました。
先日、久しぶりに現空研HPを覗いてみました
(自分が参加できないときにHPを見ると、
気持ちが掻き乱されていたたまれなくなりますので、
しばらく見ないことにしていました)。
皆さん、強くなられたようで、
ますます居ても立ってもいられなくなりました。
私の方は、しばらく修道士のような生活を続けてきたゆえ、
体力は相当に弱ったかもしれません(ベルトの穴が4つ減りました)。
しかしこちらの生活で、大いに気力を取り戻したように感じます
(これが私にとって、最大の収穫となりました)。
私は7月には帰国します。
この夏の昇段昇級審査は無理かもしれませんが、
練習に再び参加できる日を楽しみにしております。
追伸。
昨年の出発前、Hosodaさんから芋焼酎を頂きました。
出発前にもう一度くらい道場でお礼が言えるかと思っていたのですが、
あいにくあまりにも日程が詰まってバタバタしてしまい、
結局そのままになってしまいました。
よろしければ、HosodaさんにKomiyaが御馳走様と言っていたとお伝え下さい。
敬具。
Komiya
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2005/05/31
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部の三戦もだいぶ形ができてきました。
今日の一般部の課題は「脱力」です。
脱力は一般には「力むな」という言葉で言われることが多いのですが、その意味するところは奥が深くて言葉だけでその核心を伝えることはなかなかできません。
今日はピアニストの例で説明しましたが実際には経験を積んでいく過程で身につけていくものでしょう。
ただ、こうしたポイントの説明を予め受けておくことにより、より短期間に効率的に自分のものにすることができるのではないかと思っています。
今日も一級に対して4人組手を行いましたが、この「脱力」を意識して組手を行うように指示しました。
今日の稽古は一級が6人も参加しましたので大変多くの対戦になりました。
最初のうちは皆今日の課題である「脱力」を意識していることが分かる組手を行っていましたが、終盤はどうも力が入りすぎるシーンも見られるようになり、やはりこの課題の難しさと重要性を再確認させられた日でもありました。
Takesi VS Kawakami
Azuma
Horikomi
ItoM
Takesi VS Kawakami 長身のKawakami君に果敢に上段回し蹴を放つ少年部Takesi君。
Mizuo VS Horikomi
ItoM
Azuma
Kawakami
今日のMizuo君は足払いがさえていた。
Chokkou VS Katasiba
Inoue
Uto
Nara
Nara(左) VS Chokko(右) 他流派フルコン出身のNara君は白帯ながら実力者。その重い蹴りの連発をさばくChokko君。
Suehiro VS Uto
Nara
Katasiba
Inoue
Inoue VS Suehiro 巨漢Inoue君に接近戦を挑むSuehiro君。
Ikusima VS Kawagisi
Kawabe
Kawano
Kin
Kin初段の足払いを食ったIkusima君。
しかし今日のIkusima君は好調のKawagisi君に中段突で一本を決めるなど気合が入っていた。
Saisyo VS Kawano
Kawagisi
Hosoda
Kin
Saisyo(左) VS Hosoda(右) 終始圧力をかけ続けるHosoda初段に挑むSaisyo君。
火花散る女子部の組手
今日は名古屋万博でコンパニオンを務めるSuさんが久しぶりに東京に戻っての参加です。
対戦者のSyoさんは女性ながら180Cm近いモデルのような体型の持ち主です。
Suさんはクラシックバレーの出身で180度開脚なんか全く問題にしな柔軟性の持ち主ですから、お互い軽々と相手の上段に蹴りを入れることができます。
今日は久しぶりの対戦ですがしばらく空手を休んでいてエネルギーが溜まっていたのか互いに迫力のある攻防を見せてくれました。
Syo(左)の中段前蹴がSu(右)を襲う。 Su(右)すかさず中段回し蹴を返す。
少年部(中学生)の組手
一級のTakesi(左)に挑戦するIkeda(右)
Ikeda君は入会して日が浅いけれどぐんぐん上達しています。
2005/05/28
本日の目黒道場の稽古は参加人数が大変多く、充実した稽古ができました。
膝の故障でしばらく稽古を離れていたIkeda君も稽古に復帰しました。
初心者も多かったので今日は基本を特に解説もいれて入念に稽古をしました。
倒せる突き、倒せる蹴りは、基本的な筋力と自分のパワーに耐えられる拳や足が必要です。
それらの鍛え方もお話しました。
組手は一級のMatubara君とYosimitu君に10人組手の準備として5人組手を行ってもらいました。
今日は対戦できる人数が多いので、稽古のため本人たちより体重の重い人をメインに対戦者を選定しました。
Yosimitu君の対戦相手は
Horikomi君
Watanabe君
Nito(弟)君
Nakaba君
ItoM君です。
ItoM(左) VS Yosimitu(右) Ito君の上段蹴りをステップパックしてかわすYosimitu君。
Matubara君の対戦相手は
Nakano君
Tanaka君
ItoH君
Murakosi君
Kawabe君
です。
ItoH(左) VS Matubara(右) 体重100kgの元ラグビーフォワードの選手ItoH君のパワフルな中段回し蹴りを受けるMatubara君。
1分間という本番の半分の対戦時間での組手ですが、フルコンでお互い相手を倒すつもりでの組手はやはりスタミナの消耗が激しく、両君とも対戦を終えた後ではかなり息が上がっていました。
しかし、今回の組手は中身は濃く二人とも研究課題を明確にできたと思います。
基礎体力と基本が出来たらあとは、脱力と集中を的確に行い戦い全体を効率的に行うということが最大のポイントとなります。
その他本日は
Hituji君 VS Tamamura君
Arahara君 VS Banura君
Takesi君 VS Sionaka君
Kawakami君 VS Nara君
Iguchi君 VS Sato君
で対戦を行ってもらいました。
皆向上の後が見られます。
ただ、声(気合)はもう少し思い切って出して下さい。
声も含めた自分の肉体のコントロールを自在に行えるのが理想です。
現空研では倒せる突き蹴りでなければ一本、技有りとなりません。
倒せない突き蹴りをいくら当てても、相手の最後の一発で倒されたのでは実戦では完敗です。
倒せる突き、蹴りのやり方は理屈は皆耳にタコのできるほど道場で聞いていると思います。
あとはその稽古をどれほど集中して行い、次にそれをいかに継続させるかで自分の到達点(実力)が決まります。
2005/05/25
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
世田谷第二道場に続きこちらも一級の会員を対象に集中的なフルコン組手を行いました。
Miyake君はまだ故障が完治してないので、今日は先日散打大会で活躍したSuehiro君とアイスホッケー出身のKamioka君が対象です。
我孫子は黒帯がゴロゴロいるので過酷な組み合わせになることが多い。
今日もご多聞にもれず酔っ払い師範、ジープマン、プロボクサーコマちゃん、人間機関車Asaumi君、Siba二段、Nito君と強豪のオンパレードでした。
全員を当てるとあまりにも過酷なので酔っ払い師範とジープマンは外すほどです。
それでも、先日散打大会で活躍したSugiyama君やラグビー出身のOkawa君、中国拳法出身で90kも体重のあるTasaki君、ボクシングもやっている消防隊員のHisinuma君、他流派の経験も長い2級のYanagi君など一癖も二癖もある連中ばかりです。
今日はSuehiro君とKamioka君それぞれに黒帯を含めた4人組手を行ってもらいました。
Kamioka君は先週のダメージが足に残っているということでしたが内容は常に前に出て行く積極的なもので調子も良いようでした。そして最後の相手はSiba君でしたが、押し気味で試合を進めていました。
しかし一瞬の隙をついて放たれたSiba君の必殺上段回し蹴が炸裂。
Kamioka君調子が良かっただけに悔やまれるところとなりました。
今日は、Sugiyama君が技の切れるYanagi君から足払いからの上段突き、また至近距離からの上段回し蹴りを決めるなど活躍が目立ちました。
ラガーマンOkawa君と消防士ボクサーのHisinuma君はHisinuma君の鋭い突き攻撃とOkawa君の研ぎ澄まされたカウンターの前蹴りの応酬が見ごたえがありました。
ソーちゃん(Watanabe君)もきれいな上段回し蹴を武器に技にめりはりが出てきました。
いつもパワフルな組手でアクレッジブな攻撃が武器のNito(兄)君と現空研で一番打たれ強いAsaumi君の攻防もなかなか見ごたえがありました。
常に攻撃を仕掛けているのはNito君なのですが、Assaumi君の方が前にでています。
この対照的な二人の組手も興味深かった。
今日は女子部もフルコン組手をやってもらいました。
今日一番目立ったのはSatoさんです。
今までの弱々しい突き蹴りとは見違えるようなスピード、重量感ある突きや蹴りができていました。
So(Watanabe) VS Suehiro 最近格段に蹴りが上手くなったWatanabe君。
ABI(Kamioka) VS Okawa 動かざるごと山の如し、悠然と構えるKamioka君の隙を伺うOkawa君。;
Asaumi VS Nito(兄) Nito君の積極的な攻勢にあってもじわじわ前に進むAsaumi君。
Siba VS ABI(Kamioka) 圧倒的なパワーでKamioka押すがこの後Siba伝家の宝刀上段回し蹴が炸裂。
女子部 Yano VS Sato 極真出身の茶帯Yanoさんに果敢な攻撃をしかけるSatoさん。
2005/05/24
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は形三戦を最初から最後まで通して行いました。
新一年生にとっては大変だったでしょうが大丈夫、だんだん上手にできるようになります。
ただ基本稽古のときわき見をしたり、ボーっとしている子には多少痛みのある気合を入れました。
しかし全体的にはピシっと引き締まった稽古ができたと思います。
一般部はこの夏黒帯にチャレンジする一級の会員を対象に集中的な組手稽古を行いました。
4級から初段までの全員を割り振って3本連続でのフルコン組手です。
Ikusima君
Saisyo君
T君
Chokkou君
が最後は黒帯の猛者を相手の連続組手にチャレンジしました。
Ikusima君は最初は無難にこなしていましたが、最後はHosoda君の圧力に押される場面が多くなりました。
体力を消耗した状態での戦い方を研究すれば1ランク上の空手ができるでしょう。
Saisyo君は最近腕を上げていて、今日は特に良い所が目立ちました。
最後のKawabe君の圧力にも良く耐えました。
Kawabe VS Saisyo Kawabe君の力強い上段の突きをからくも避けるSaisyo君。
少年部のT君は最初の対戦者Katube君の猛攻でかなりのスタミナを消耗していました。
しかも2本目のKimuraさんは柔道でも黒帯を持つ猛者です。
終始押されていましたが、果敢に向かっていく姿勢は評価できます。
Kimura VS T 終始圧力をかけ続けるKimuraさんの胸元に決死の前蹴りで攻撃するT君。
最後の黒帯のSuematu君との対戦では完全に消耗しきってしまいました。
全体的なパワーアップも必要ですが自分の体力の効果的な配分といった視点も持つ必要があります。
Chokkou君は最初の出足は好調でした。
散打大会で大活躍したHorikomi君を相手に技有りを取るなど順調だったのですが、後半はスタミナを消耗して集中打を受けるケースが目立ちました。
最後の黒帯のTanakaさんには連撃の技有りを続けて取られ合わせ一本での敗退となってしまいました。
技有りを取れる得意技も持っているのですからあとは、スタミナや耐久力といった体力面での強化ができれば飛躍的な向上が見られると思います。
2005/05/19
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
イレギュラーな木曜日にもかかわらず少年部はほぼ全員集まりました。
最近は少年部も逞しくなり、少々怒鳴られてもすぐ泣き出したりする子はいなくなりました。
しかし、どなられるような事はするんじゃないよ。
一般部はさすがに仕事の都合もあるのか今日は参加者が少なめでした。
ただ少年部に見学に来た6年生の少年は、そのまま一般部の稽古にも参加して元気一杯基本稽古をこなしていました。
人数が少ないのを利用して今日は寸止め、フルコンの両方で全員参加の勝ち抜き戦を行いました。
順番は生れ月の順というランダムなものです。
今日目立ったのは、Nito(弟)君とKimuraさんの対戦、Kurata君とHosoda君の対戦です。
Kimuraさんは50才を過ぎて入会されたのですが、着実に実力を着けていて今日はNito君との対戦では1勝1敗でしたが終始圧力をかけていて試合の主導権を握っていました。
Kurata君は剣道の高段者で極真空手の経験も長く、巨漢のHosoda君にもパワー負けしない体力もあり、この二人の対戦は今日のベストの組手でした。
勝敗は伝家の宝刀上段回し蹴でHosoda君の2勝に終わりましたが内容の濃い組手でした。
勝ち抜き戦の最終勝者は寸止め、フルコン両方ともHosoda初段でした。
後半は人数も少なく時間に余裕があったので関節技の講習を行いました。
首の骨の折り方、肩関節のはずし方と入れ方、手首や肘関節のきめ方などです。
勿論こうした技術は使うためではなく、こうした技に対する防ぎ方を身に付けるための基礎知識として必要なのです。
2005/05/18-2
本日の我孫子道場の稽古はなかなかおもしろかった。
酔っ払い師範、コバ師範、Siba二段、タケオマン二段、Nito(兄)初段、Asaumi初段、Kitajima初段(和道流二段)の他久々にYosida初段が顔を見せてくれました。
Yosida君は仕事でアメリカに行くことが多いのですが、今回は南米のチリに行っていたそうです。
散打の動画を見てウズウズしたそうです。
今日は、散打大会に出た極真出身のSugiyama君や2級(他流派黒帯)のHirayama君がフルコン組手でYosida君に挑戦しました。
二人とも果敢に攻めましたがYosida君の威力スピードに圧倒されるのは仕方がありません。
最後のSiba2段との組手は迫力ある攻防になりました。
最初はYosida君が190Cmの長身Siba君に上段回し蹴を決めて技有りを取りましたが、後半Siba君の接近しての膝蹴りが炸裂してダウンを奪うという相譲らない展開になりました。
互いに威力のある突き蹴りの攻防は今日の参加者にとって良いお手本になったと思います。
技のスピードや多彩さでは定評のあるタケオマンと100kg超級の1級Kamioka君との組手も興味深いものでした。
圧倒的なパワーを誇るKamioka君の猛打には流石のタケオマンもたじたじになるシーンがあり、フルコン組手におけるパワーの持つ意味をあらためて認識させられる試合でもありました。
ただ、Kamioka君もパワーで押した後の極め技に一考の余地がありました。
せっかくの攻勢が技有りや一本に結びつかなければ意味がないのです。
タケオマンは上段回し蹴から後ろ蹴りへの連続技などが冴えましたが、相手の体重に吸収されてしまうシーンも見られより相手にダメージを与える突き方、蹴り方の工夫と鍛錬が一つの課題ではあると思います。
Kitajima初段と酔っ払い師範の組手は互いに技有りに近い上段回し蹴を決めるなどスピードと緊張感溢れる試合展開になりました。
Siba2段とNito初段の組手は、Siba二段が得意の上段回し蹴で技有りをとるや、すかさずNito初段は得意の裏拳の後ろ回しによる振り打ちで技有りを返すという、先日の散打大会での互いのKO技の応酬になり、道場がドッと沸きました。
しかし、今回は現空研ルールですから互いに顔面に皮一枚という究極の寸止めを極め技術の確かさも確認できました。
こうした本来の寸止めができれば当てて良いルールであれば散打大会のようにダウンを奪うことも可能になります。
Yosida君とAsaumi君は稽古の後も互いにボデーをドツキ合うフルコン稽古を行っていました。
こうした鍛えた者同士の肉体の会話は本来の強さを獲得するには大変良い稽古方法です。
最後に、手首を鍛えるための究極の筋肉トレーニングの方法をSigiyama君に実験台になってもらって皆に伝授しました。
Sugiyama君は今までの人生で一度も経験しなかった極限の筋肉疲労を身をもって体験したわけですが、このときの筋肉の感触を忘れずに更に精進してください。
2005/05/18
昨日は世田谷道場で黒帯対象の特別稽古を行いました。
現空研黒帯として知っていてもらいたい事や心構え、また技術的な話や審判規定その他有益な講習ができたと思います。
これからも機会を見つけてこういう上級者向けの稽古や研究会を開く予定です。
今回は最初ということもあって恒例の反省会も行いました。
稽古スナップ
本日は我孫子道場で稽古を行います。
2005/05/16
明日17日は世田谷道場(駒繋小体育館)で黒帯(初段以上)を対象にした特別稽古を行います。
我孫子・目黒の黒帯の方も可能なかぎり参加して下さい。
6時から9時まで開いています。
少年部及び一般部の方はお休みになりますのでご注意ください。(19日木曜日は同道場で少年部・一般部の通常の稽古を行います。)
2005/05/15-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
夕方雷と雨になったのですが、6時頃には雨も上がりほっとしました。
今日は、新入会した人や見学の方が多かったので、基本を中心の稽古を行いました。
また、心技体の中の体の鍛え方についてもお話をいたしました。
現空研の基本は常に「人を倒すには」という命題が背景にあります。
人を倒す術を知ることが人を活かす事に繋がるという逆説の重さを知っていただきたいと思います。
今日は女子部も大勢の参加者がありました。
2005/05/15
Suehiro君 Sugiyama君 Ikeda君の散打大会の動画を追加しました。
本日は目黒道場で稽古を行います。
2005/05/14
東京造形大学のコンピュータ技術論の受講生に本ホームページを今日紹介しましたが早速緊急連絡。
本日の講義で渡したプリントに誤りがあります。
4ページ目、表題「補数は何のため」の中の試験に出すと宣言した例題7)の回答にミスがあります。
2進数で10001の2の補数を求めて減算を加算に変換する例ですが、
011100-010001と書くべきところが011100-01001と一桁少なく表示してあります。
6ビットの010001が正しい数値です。答はそのままで正しいです。
一人の学生の質問で発見できました。質問者君!良く見つけたね。
2005/05/13
動画にKadowaki君のタックルを追加しました。
体格の良い外国人を相手に再三テイクダウンを奪い圧倒的なポイント差で勝利したKadowaki君の戦い方は、立ち技だけでない現空研の実戦性を示す良いお手本の一つになると思います。
2005/05/12
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
久々に中鉢筆頭師範(五段)、木村師範(四段)、酔っ払い師範(三段)と指導者が揃いました。
その他、クラ二段、Siba二段、ジープマン初段、Asaumi初段、Takahasi初段、コマ初段などの黒帯がずらりと揃い圧巻でした。
早速木村師範と酔っ払い師範に模範組手をやってもらい、互いの得意技である回し蹴と前蹴りの応酬で上級者にとっても良い勉強になったと思います。
今日は現空研で一番打たれ強いAsaumi君に防具を着用してもらい、茶帯以下の全員に素手によって全力で突きの攻撃を行うという荒稽古を行いました。
一人30秒のフルパワーの猛攻を約15分間にわたって受け続けてニコニコしているAsaumi君の特技(?)も大したものですが、初心者は全力での打撃が相手が受けてくれていたとしてもいかにスタミナを消耗し、また効かせる突きの難しさというものも体感したと思います。
本当に鍛えた人間の中段に会心の突きを入れて倒すということがいかに難しいかということも解ったと思います。
今日は私も反省会に参加しました。
いつものメンバーの他久々の顔ぶれも多く、話題もつきませんでした。
気が付いたら、とっくに12時を過ぎておりびっくりしながらの解散となりました。
2005/05/11
動画にHorikomi君の上段突を追加しました。
表面に当てる突きではなく相手の後頭部まで貫くような突きというのは、いつも基本稽古のとき強調していることですが、普段の寸止めではなかなか実行できません。
散打大会のように防具を着用して顔面に当てることが許された試合ではこうした技を試すことができます。
実戦という想定であれば大変有効な技です。
ただし、普段の稽古でこうした打撃をお互い繰り返すことは私は安全性の面からは否定的である、ということを再三主張している事は忘れないで下さい。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
2005/05/10-2
本日は世田谷道場で稽古を行った。
少年部も新一年生が増えにぎやかになった。
今日は一般部も見学の方なども居て盛況だった。
いつもの基本稽古の後、何組かの模範組手を行った。
散打大会に出場したSuehiro君とNito(弟)君には久々に寸止めの組手を行ってもらったがなかなか良い組手だった。
今日はSuehiro君に軍配が上がった。
中学生の1級T君は黒帯のSuematu君にチャレンジした。
最近身長が伸びて大人の中に入っても背の高さではあまり遜色がなくなったのだが体力ではまだまだ雲泥の差がある。
しかもSuematu君は巨漢を相手にしても一歩も引けをとらない業師である。
とてもT君に勝ち目は無かったのだけど、今日は奇跡的に技有りの上段回し蹴りを2本決めることができ合わせ一本で勝利することができた。
Kin初段とKawabe初段はさすがの迫力ある組手を見せてくれた。
Hosoda初段とTanaka初段も良い組手だった。
Tanaka初段の鋭い顔面への突きとHosoda初段の接近戦での絶妙な上段回し蹴の応酬となった。
その他フルコン組手も何組か行い最後に全員で5本連続の組手を行った。
2005/05/10
散打大会では現空研選手による多くのダウンシーンが展開されましたが、Nito(弟)の相手の攻撃を頭を振ってかわし強烈な突きをカウンターで決めるという得意のパターンの動画をアップしました。
2005/05/09
散打大会のHorikomi君の動画をアップいたしました。
上段回し蹴でポイントを取ったシーンと連続攻撃でダウン寸前まで相手を追い詰めたシーンです。
最終的には散打ルールで3ポイント対0での処理でしたが、現空研ルールでは両方とも技有り合わせ一本のケースです。
2005/05/07-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
久しぶりに寸止めの勝ち抜き戦を行いました。
Sionaka君の活躍が今日は目立ちました。
フルコンでもUto君と良い組手を展開していました。
その他黒帯同士のフルコン組手はやはり迫力がちがいます。
久しぶりの寸止めでしたが皆全体的に上手になっており、これからの稽古や審査が楽しみです。
2005/05/07
散打大会の動画にNito(兄)君を追加しました。
他の参加者にも見所のあるシーンはたくさんありますので、会員の勉強になるシーンを追加していきます。
2005/05/06
昨日の散打友好大会の動画をアップいたしました。
Siba二段の上段蹴りのシーンです。
その他、稽古の参考になるシーンを追ってアップする予定です。
2005/05/05
本日は散打友好大会がありました。
現空研の選手は大活躍をしました。
詳しい感想等はあらためてアップいたします。
2005/05/04-2
明日の散打大会の注意事項を会員ページに記載しておりますので出場選手、サポートの会員は目を通しておいてください。
2005/05/04
明日は2005年春季散打友好大会があります。
現空研ルールとはかなり異なります(顔面直接打撃OK)が、中国拳法など普段接するチャンスの少ない武道との対戦は選手にとって良い体験となると思います。
現空研の選手は散打の部とキックの部に若手が合計7名参加しますので、時間のある方はぜひ応援に行ってください。
私も行く予定にしています。
観戦は無料です。
日時 2005年5月5日(木) 選手集合:10:30,閉会:17:00
場所 八雲学園 体育館
東京都目黒区八雲2-14-1,東急東横線都立大学駅より徒歩7分
2005/05/02
今日は連休中日なのに少年部は大勢の参加がありました。
新一年生の入会や見学もあり、皆元気一杯の組手をしていました。
3年生くらいになると稽古に熱心な子は技の切れもでてきます。
一般部は、やはり少ないですね。
家族サービスに駆り出されたお父さんも多かったのでしょう。
それでも、空手に燃える熱血漢たちの参加で今日も組手稽古は盛り上がりました。
Nito(弟)君は、技の切れるSuematu初段、圧倒的パワーのラガーマンIto君、スピード、パワーを併せ持つKawabe初段の3人と連続フルコン組手を行いました。
今日入会されたKさんは、すばらしい組手を見せてくれました。
剣道暦数十年で四段、空手も極真で1級という腕前です。
前腕の太さが尋常ではなく、今日は現空研での初めての組手体験にもかかわらず、寸止め、フルコンそして最後の5人連続の乱取り組手(スパー)も軽々とこなしていました。
慣れてくると大変な力を発揮されるでしょう。
今日の組手で目立ったのは、ラガーマンIto君とKawabe初段との対戦です。
寸止めで、少し注意を与えたあと大変素晴らしい展開を見せてくれたので、今度は防具を着けたフルコンで対戦を指名しました。
狙いどおり、接近戦で威力ある突きの応酬を二人は見せてくれました。
手首を固定した上で肩の力を抜いて威力のある突きを連続で繰り出すという一見簡単そうで、やってみるととてつもなく難しい課題を二人は何とかクリアしてお互い体にめりこむような突きの応酬が繰りひろげられました。
Chokkou君も今日は突き蹴りとも威力が増してきたことを感じさせる組手でした。
Miyake君も着実に調整を続けているようで、今日は接近戦で重みのある突きの連続攻撃を見せてくれました。
2005/05/01
本日は目黒道場で稽古を行いました。
連休中にしては大勢の参加者がありました。
タイからOrigasa君が帰国し、おみやげにムエタイのキックミットを持参してくれました。
真っ黒な顔に中国人のようなあごひげを伸ばし相変わらずの変わり者ぶりはかわりません。
去年取った一級の茶帯を授与し、今日は、散打大会出場のNito(弟)君と面を付けての気合の入ったフルコン組手を見せてくれました。
10人組手の挑戦権を得たわけですから、ぜひとも黒帯を狙ってチャレンジしてほしいものです。
今日は、全員組手を中心に稽古を行いました。
今年に入って寸止め稽古を十分に行って、技の切れ、突き、蹴りのコントロールを自在に行える下地を作ってフルコン稽古を集中的に行ってきましたが、ボチボチ成果が目に見えるようになってきました。
学生は卒研や就職活動で時間をとられ、社会人は移動その他で環境の変わった人も多く、春はなかなか思うように稽古ができない人も多かったのですが、そうした悪条件にもかかわらずこうした成果が目に見えるのは各自のモチベーションが高く、少ない稽古でも効率良く稽古ができたためだと思われます。
限られた時間をいかに活かすかという工夫やそれを実行に移せる能力も実力の一つです。
今日はOrigasa君の話を一杯やりながら聞きたかったのですが、私が時間をとることができず断念でした。
次の機会にぜひ話を聞かせてください。
2005/04/30
本日は音楽家新年会でご一緒したヴァイオリニストの工藤美穂さんのコンサートが世田谷道場の近くであります。
第一部が午後2時30分から第二部が午後5時からです。
彼女とは昔現空研の仲間と一緒に飲み会をやったこともあり、空手には昔から興味を持っています。
先日、修猷館の同窓で判事のSさんと一緒に飲んだときパンフレットをもらっていたのですがうっかり忘れてしまっていて、今日思い出した次第です。
(ミホちゃんごめん)
残念ながら私は急用のため行けなくなったのですが、もしお時間ある方がいれば足を運んでください。
素晴らしいヴァイオリンの音色が聴けること保証いたします。
ゆめのコンサート2005春
会場 ゆめ芸術学園(全席自由 各部\2,000) 東急田園都市線池尻大橋
演奏
工藤美穂(ヴァイオリン) 桐朋学園 ヴァイオリン学科卒
井上とも子(チェロ) 桐朋学園卒
柳瀬佐和子(ピアノ) 国立音楽大学作曲科卒
野村圭子(ソプラノ) 東京音楽大学声楽家卒
曲目
春の声 ヨハンシュトラウス
愛の喜び クライスラー
白鳥 サンサーンス
エレジー フォーレ
さくらさくら 日本古謡
花・芭蕉布・他 沖縄民謡
からたちの花 北原白秋 山田耕作
他
問合せ先 ゆめ芸術学園/うさぎ薬局(03-3421-6770) 世田谷区池尻3-19-10
2005/04/27
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日は寸止め及びフルコン両方の組手を中心に稽古をしました。
Nito(兄)君、Sugiyama君には散打向けの組手を行いました。
今日はジープマン初段やコマ初段が来ましたので、相手をしてもらいました。
特にコマ初段はプロボクサーなのでバンデージのまき方やグラブ着用時のパンチの打ち方カウンターの方法などをNito(兄)君にアドバイスしていました。
実際に軽いスパーリングも行いましたが、やはり顔面ありではプロボクサーは生き生きします。
何度も「軽く」「軽く」と声をかけました。
東京からはIto君の参加もあり、我孫子の強豪を相手にパワフルな組手を展開していました。
寸止めあるいは防具をつけてのフルコンタクトはほぼ全員行いました。
今日特に目立ったのは緑帯のMiyata君対Yamasaki君、それに白帯のOtuka君対Miyake君の対戦です。
Miyata君は最近足技が急激に上手になりスピードもあり、高さも十分に上がるようになりました。
対するYamasaki君も上段の鋭い突きが冴えており好勝負を展開しました。
Miyake君はまだ怪我の治りが万全ではありませんが、ぼつぼつリハビリ的な稽古を始めています。
今日は受け主体での組手でしたが、対戦したOtuka君の攻撃は見所がありました。
接近されて下段を放たれても視線が動かないのです。
普通白帯ではなかなかこうはいきません。
上下の打ち分けもできているし、すぐに強くなるでしょう。
アビ君は相変わらずのパワーで余裕の組手です。
これでもう少し体の柔軟性が増したら大変な怪物になります。
いつもパワフルな女子部の茶帯Yanoさんですが、今日は連続黒帯、茶帯の一般男子との対戦で後半はかなりスタミナを使い果たしたようでした。
私は今日帯を忘れてしまい、予備の白帯。
初心に帰ったというか何か懐かしい感覚で稽古を行いました。
2005/04/26
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
二日連続の稽古ですが少年部はフル参加に近い出席率でした。
今日は全員防具なしの寸止め稽古です。
いつもフルコンでやっているので中々難しいようでしたが、中には上手にやっている子もいます。
寸止の稽古は技の切れを習得するには必要不可欠なものです。
一般部は最初は人数が少なく、やはり二日連続は社会人にはきついのかなーと思っていると、後半にどっと人数が増えて最後は普段とあまり変わらない人数になっていました。
今日は、Kin初段やHosoda初段、Tanaka初段、Suematu初段、それにKohinata初段の黒帯勢の他、茶帯、緑帯の精鋭達も多数来ましたので、多彩な稽古ができました。
まず、Nito(弟)君、Horikomi君といった散打大会出場予定者による、顔面ありルールの迫力ある組手、それから黒帯同士の現空研ルールの寸止、またその他色帯による寸止め、フルコンの模範組手をやってもらいました。
少年部のT君が全空連ルールの大会に出るので、今日は空手協会二段のKohinataさんと伝統ルールでの組手稽古もしました。
先週もいろいろ教わっていましたが多少は成果がでたようです。
しかしまだまだ中途半端な突き蹴りが多く、課題は山のようにあります。
どんなルールであっても空手の本質である一撃必殺の精神は胸に秘めて稽古を行わなければなりません。
今日は見学者に興味深い方がいました。
フルコン系他流派で茶帯を持ち、柔道では黒帯の方です。
「一年ぶりの組手で最後は息があがりました」とメールを頂きましが、組手そのものはとても楽しかったようです。
今日は軽いスパーリング程度という互いの条件での組手でしたが初めての道場でルールも違うのに伸び伸びとした組手を展開していました。
来週正式入会されます。
2005/04/25
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は久しぶりの勝ち抜き戦です。
勝ち抜き戦となると皆目の色がかわります。
気合のこもった良い組手が続きました。
一般部は今日は曜日がイレギュラーだったためか人数が少なかったのですが精鋭が揃いましたので組手中心の稽古を行いました。
全員に最初から防具を着用してもらい、寸止め、フルコンを織り交ぜて稽古しました。
Suehiro君は大会に備えてフルコンの5人組手を行いました。
最後が黒帯のHosoda君だったのでかなりハードだったと思います。
今年の夏の昇級昇段審査は10人組手に挑戦する人も多くなりそうです。
技術の向上はもちろんですが今からじっくり体力作りも念頭においた練習計画をたてて下さい。
明日は世田谷第一道場で稽古です。
2005/04/25
本日(25日月曜)は世田谷第二道場(駒留中学校)で稽古を行います。
明日(26日火曜)は世田谷第一道場(駒繋小学校)で稽古を行います。
二日連続です。
2005/04/23
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は30分も前に道場に着きました。
まだ、誰も来ていませんでした。
最初に誰がくるかなあ、と待っているとSaisyo君が来ました。
最初はSaisyo
・・・・・
しばらくすると続々と集まってきました。
当然最初の話題はあの事です。
やはり、皆びっくりしていました。
今日はHata初段が久々の参加。
稽古は頭を振って相手の打撃をかわす乱撃と顔面なしフルコン、顔面有りフルコンなどを主体に行いました。
皆に体重をもっと増やすように要望しました。(もちろん筋肉で)
筋肉だけであと5kg増量したら世界が変わります。
今日は特別の日なので皆で飲み会を行いました。花見です。
写真を撮りました。(アングルが悪くて写真に写ってない人もいます。ゴメン)
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2005/04/20
我孫子道場女子部反省会。(なぜだか男のほうが多い)
2005/04/23-4
本日は目黒道場で稽古を行います。
散打大会出場の方の最終確認をします。
5月4日(水曜日)の我孫子道場の稽古は連休のためお休みにいたします。
※Ori君がタイから帰国しました。5月1日から稽古に復帰するそうです。
2005/04/23-2
先日フランス大使館で行われたピアノコンサートに招かれました。
2005/04/23
大変おめでたい話があります。
会員の方は会員専用ページをご覧下さい。
2005/04/22-2
本日は東京造形大学で今学期最初の講義を行います。
2005/04/22
昨日(正確には一昨日)は我孫子道場で稽古を行いました。
酔っ払い師範、パオ初段、Siba二段、Nito(兄)d)初段、マック初段、Ikeda初段のほか久々にコマ初段の登場です。
コマ初段は、10人組手で小指の脱臼と骨折の怪我をしましたが、だいぶ良くなってきて今日は久々の稽古となりました。
しかし、Nito(兄)君は先週にSizukiR君との組手でアバラを痛めており、今日はIkeda君がSiba君との組手で膝をひねってしまいました。
怪我には皆細心の注意を払って稽古をするようにいつも言っており、また各自も十分な自覚を持っているのですが、ときたまこういった怪我をすることがあります。
これからはもっとお互い注意して怪我のないようにしましょう。
せっかく稽古を積み上げて強くなっても怪我で何ヶ月も稽古が中断されてしまうとせっかくの努力が水の泡となってしまい本当にもったいない事になるからです。
さて、稽古の内容ですが、先月からの倒せる突き、倒せる蹴りという課題を明確に自覚できるように、最初の一分を突きのみの限定で行い、次の一分は蹴りも加えた通常のフルコン組手というスタイルで行いました。
また、いろんなパターンを経験してもらうという意図でボクシングのクラブを装着してのフルコンタクト組手を行いました。
面なし
Sugiyama VS Hisinuma
極真経験者のSugiyama君とボクシング経験者のHisinuma君の組手です。
この二人は過去の経験の特徴がよくでた展開になりました。
足なしでの組手では、水を得た魚のように生き生きとした動きのHisinuma君の独壇場となりました。
とくに軽快なフットワークからのリズムに乗ったワンツー攻撃は的確で威力がありました。
しかし、足技OKとなるとがぜんSugiyama君が地力を発揮します。
特に出だしを止める下段蹴りや中段突きから上段回し蹴りというコンビネーションせ絶妙なタイミングで繰り出されていきます。
お互い長所と短所が裏腹の二人にとってはこの組手は良い研究材料になったと思います。
Ikeda VS Siba
この実力者同士の組手は今回の最大のハイライトだったのですが、Siba君のカウンター気味にだした下段が丁度悪いタイミングでIkeda君の膝の裏に当たってしまいました。
しかも下が畳だったので床のような滑りがなくそのためIkeda君は膝をひねってしまいました。
急遽Kamioka君に交替しました。
Kamioka VS Siba
体力のあるKmioka君と手だけの戦いだとさすがのSiba君もなかなか思うようにはいきません。
接近したときはカギ打ちでレバーを狙うようにSibda君に指示したのですが、Kamioka君が鎖骨や胸に体重を乗せた正拳をすかさず打ってくるのでなかなかレバーを狙える形にもっていけませんでした。
また二人とも経験の少ないボクシンググラブの着用でしたからいつもとは勝手が違う様子が見て取れました。
後半の足技OKとなると形勢が逆転してSiba君有利は状況が多くなってきます。
しかし、前半でかなりスタミナを消耗していますからSiba君の蹴りもいつものような自在さはなくなっていました。
しかし双方とも威力は格段に増しており、グラブを外した時の効きはかなりのものでしょう。
Sekiguchi VS Yanagi
Sekiguchi君はまだ入会して日も浅いのですが他流派の経験も長く、動き自体は大変良いものをもっています。一方Yanagi君も他流派出身ですが現空研空手にも慣れてきておりこの組手も中身の濃い展開でした。
脱力と集中が二人の共通の課題でしょう。
パオ VS マック
現空研古参の黒帯同士の組手です。
しかしボクシンググラブ着用のフルコンは二人とも経験が少ないはずです。
互いに課題はいろいろ自覚したのではないでしょうか。
面あり
Siba VS Sugiyama
身長差はかなりありますがお互い蹴りが得意という共通項もあります。
今日はSugiyama君がSiba二段の胸を借りるという形になりました。
顔面ありに慣れていないSugiyama君は自分の強化すべき点が明確になりよい勉強になったと思います。
もともと格闘センスがありますから短時間のうちにこうした課題を克服していくでしょう。
Sou VS Hisinuma
Sou君とHisinuma君の緑帯対決です。
Sou君も最近メキメキ実力を上げていますが、顔面ありとなるとボクシング経験者のHisinuma君に一日の長があります。
Hisinuma君が終始攻勢をとる展開でしたが、初めての経験としてはSou君の健闘は光りました。
最後は全員で3本組手を行いました。
反省会
女子部のための反省会を行いました。
女子部だけで行う予定でしたが、場所がいつもの所なので酔っ払い師範と他いつもの連中と合流してしまい、合同反省会となりました。
女子部も会員が増えてきて、緑帯や茶帯、そして黒帯を取る人も出てきました。
こうした人たちは着実に強くなっています。
肝心な反省会の内容ですが、酔っ払い師範とコマちゃんがいましたから、りっぱな反省会となりました。
先日の花見の写真も拝見しました。
楽しそうだけど、何といったら良いのか恐さを感じる。明るいんだけどそのアンバランスが余計に。
2005/04/21
19日の世田谷道場の稽古の内容ですが、倒せる突きを実現させるため、防具を着用した上、突きのみでフルコンタクトの組手と蹴りも加えた通常のフルコン組手、そして面を付けた顔面ありフルコン組手を行いました。
突きのみの組手
Tanabe VS Katube
Katube君の手数に対して一発の重さで勝負するTanabe君の対照的な組手でした。
Tanabe君は現役のお医者さんですが、稽古の出席率も高く着実に実力を付けています。
もともと筋肉質なので一発の重みがあります。
Katube君は軽量ですが、その動きの良さと手数で対抗していました。
Kouno VS Katasiba
この二人は体格も良くスタイルは異なりますが突きの威力はかなりのものです。
Ito VS Uto
Ito君のラグビーで鍛えた体力はダテではありません。一方Uto君もフルコン他流派の経験も長く、迫力ある組手が展開されました。
Kimura VS Saisyo
Kimuraさんは50才代で空手を始めたのですが、柔道で鍛えた体力で着実に実力を上げています。
Saisyo君も皆勤に近い出席率で最近突きの威力が増してきました。
最初はSaisyo君が手数で押していましたが、後半はKimuraさんの突きの重さが目立つような展開でした。
Cyokkou VS Azuma
お互いコンピュータ関係の仕事で共通点があります。
積極的に攻めるAzuma君に対してやや受身が目立ったCyokkou君。突き自体は良いのですが、あまり真正直なガチンコにこだわるとパワーのある相手に相打ち狙いで来られたときリスクが高くなります。
臨機応変の体さばきや運足の研究も大切です。
Takesi VS Nito(弟)
Nito(弟)君の変幻自在な動きに翻弄され気味のTakesi君。相手の攻撃に威力があっても半身にならずにさばき、反撃する態勢を取れるようにならなければなりません。
Inoue VS Murakosi
体力に勝るInoue君ですが、Murakosi君も力負けしない積極的な組手を展開しました。
Hosoda VS Kojima
今回の組手では一番迫力がありました。
お互い強打の持ち主で、突きだけという制限がありますから最初から足を止めての連打の応酬になりました。最近Hosoda君の下突きの威力が増してきましたが今日もそれが目立ちました。
Kawabe VS Suematu
体力、スピードともに地力のあるKawabe君と小柄ながらも黒帯をしめるSuematu君との対戦です。
Suematu君は接近した距離から絶妙のタイミングで上段回し蹴りを決めるのを得意としていますが、今日は足を使えません。
一発の重いKawabe君に対抗する意識が強すぎて右正拳の一発にこだわる体勢が多く、結果的にKawabe君の有効打をもらうシーンがありました。
一発にこだわりすぎると左右のバランスが崩れる結果になりがちなのでその点が研究課題になりそうです。
Hosoda VS Ebina
白帯のEbina君に黒帯のHosoda君に挑戦してもらいました。
Hosoda君は受け主体で軽めに攻撃していたのですが、要所では効かす突きも出しており、良い組手でした。
Nito VS Ikeda
Ikeda君はまだ入会間もない少年部の中学生です。
小学生の弟のほうが早く入会しており、かなり技も切れますが、兄も弟同様に筋が良く、日増しに上手になっています。
今日はNito君の胸を借りて元気一杯の組手でした。
Kawabe VS Syouda
Syodaさんは、長身の女性会員です。
足が長く、どんな大柄の男子会員でも顔まで足が届きます。
ただ今日は突きだけの組手ですから得意の蹴りは出せません。
しかしファイティングスピリッツ旺盛な彼女が強烈な突きを出せるようになるのはそんなに長い先ではないことがこの組手をみてもわかります。
面なしフルコン
Ito VS Uto
突きだけの組手の内容が良かったので同じ組み合わせで蹴りも入れた対戦をやってもらいました。
突きのみではIto君の強打が目立つ場面が多かったのですが、蹴りが入ると、経験の長いUto君の蹴りのカウンターが有効になる場面が多く見られました。
Takesi VS Katube
少年部茶帯のTakesi君と緑帯のKatube君の対戦です。
Takesi君は果敢に攻勢にでるのですが、体力で勝り、手数も多いkatube君の懐にはなかなか入れず攻撃が空転する場面が見られました。
面ありフルコン
Nito(弟)VS Kojima
顔面ありの試合形式をもつ他流派にも所属しているKojima君と散打大会出場予定のNito(弟)君の対戦です。この組み合わせはいつも好試合になるので今回も期待したのですが、開始早々、もつれあった時Kojima君が肩をひねってしまいました。
おそらくはずみで瞬間的に脱臼しかかりそれを自分で元に戻したといった事だったと思いますが、大事をとって組手は中止しました。
続きはHosoda君にやってもらいました。
Nito VS Hosoda
顔面ありとなるとダッキングとカウンターが得意なNito(弟)の技術が光ます。しかし相手が大型で黒帯の実力者Hosoda君となると話は別です。
Hosoda君は開始早々からぐいぐいと前にでて圧力をかけていきます。
それを左右の素早い動きでかわしながら飛び込む隙をうかがうNito(君)。
双方有効打を決めますが、ポイント総数ではHosoda君が優勢という結果になりました。
Suematu VS Kawabe
突きのみの組手とまたしても同じ組み合わせになりました。
顔面ありとなると双方の緊張感もがぜん高いものになります。
Kawabe君の強打が遠慮なくSuematu君の上段に浴びせられます。
Suematu君もスピィーディーな動きで打ち返しますが今回はKawabe君のパワーの前にスタミナを消耗させられたようです。的確な攻撃を効率良く行いスタミナの無駄な消耗をいかに防ぐかということが重要な課題です。
Nito(弟)VS Kawabe
この組手は大変な接戦になりました。
顔面ありでは経験の多いNito(弟)ですが、相手は地力に勝るKawabe君ですから、簡単にはいきません。
正攻法で真正面から攻撃するKawaba君に対して、頭をふり、ダッキングで交わしながら潜り込む戦法のNito(弟)君。
両者それぞれ有効打を決め最終的なポイントでは引き分けでした。
2005/04/20
本日は我孫子道場で稽古を行います。
散打大会の詳細をやっと会員ページに記載しましたので参照ください。
一昨日フランス大使館で国際音楽コンクールフランス大使館賞受賞者のピアノコンサートに招待されました。
フランス大使館は初めてだったので写真も撮ってきました。
この内容や昨日の稽古内容もアップする予定でしたがなかなか時間がなく、今日の稽古内容といっしょにアップする予定です。
2005/04/19-2
本日は久々の世田谷道場(駒繋小学校)での稽古です。
今日は倒せる突きを磨くためにまず手だけに特化した組手を行いました。
内容は明日アップします。
2005/04/19
今日は世田谷第一道場(駒繋小学校)で稽古を行います。
2005/04/17
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日も実戦的な倒せる技を集中的に稽古しました。
乱撃ではスウェー、ダッキングも含んで頭を振りながらの顔面攻撃を稽古しました。
正拳とかぎ打ちの当てる場所の違いや中段の攻撃のもう一つの意味なども解説しました。
今日は色帯以上は全試合フルコンで行いました。
Sugiyama VS Nito(弟)は極真出身で蹴技の冴えるSugiyama君と突きの威力と天性のバネを持つNito(弟)君が好試合を展開しました。
Sugiyama君は我孫子道場所属ですが今日は出稽古です。
ポイントでは若干Nito君がリードしましたが、Sugiyama君も良い攻撃が出ていました。
二人とも、集中と受け流しの緩急、突き蹴りの高度なバランスが今後の課題でしょう。
SuzukiR VS Nito(兄)は黒帯同士の対戦です。
この二人はいつもそうですが今日は事前の倒す突き、倒す蹴りの稽古の後の組手でしたから余計パワフルな組手を展開していました。
今日目立ったのはSuzukiR君の中段回し蹴です。
一発は完全に相手の動きを止めるスタンディングダウンに近い状態で、一本といっても良い蹴りでした。
Nito君はまだ継続可能だったかもしれませんが、稽古なので大事を取ってここで中断。
今日のSizuki君は蹴りに力みがなく、このポイントを取った蹴り以外にも良い蹴りがありました。
次の黒帯対決はKawabe VS Hagio
この二人も好敵手です。
二人とも時期を同じくして腰を痛めてしまいました。
やっと回復してきた状態で、腰痛同士の対決となりましたが内容は激しいものでした。
次はHosoda VS Matubara
この二人も、世田谷道場の好敵手です。
Hosoda君は今回黒帯を取りましたが、Matubara君はアメリカ出張のため今回は断念、しかし実力は黒帯級です。
この二人もいつも激しい組手を見せてくれますが今日も気合の入った組手が繰り広げられました。
今日はHosoda君がポイントをとりました。
Suehiro VS Kadowaki
この対戦はKadowaki君の上達が随所で見られました。
もともと重い突きの持ち主ですが、今回のテーマ「倒す突き」の一つのポイント、体重を突きに乗せるという課題をかなり消化しており接近してのの突きは威力がありポイントをリードしました。
よりリラックスして肩の力を抜き緩急をつけた攻撃を覚えると更に良くなるでしょう。
Suehiro君はタイミングの良い上段蹴り等でポイントは返したのですが、突きは本来の切れが殺されていてリートをゆるしてしまいました。自分の間合いになった時の集中力、爆発力を磨いてください。
Cyokkou VS Horikomi
今日はHorikomi君の威力のある突きでCyokkou君はかなり効かされてしまいました。
Cyokkou君は最近突きの威力が増し、常に真正面から果敢に攻撃を仕掛けます。この姿勢は正しいのですが、相手の突き、蹴りにも威力がある場合は、この単調さを突かれてジャストタイミングで相手の攻撃を受けてしまうというリスクがあります。自分の動きや体勢の変化をもう少しスピードアップして横への変化を覚えると相手も簡単には的を絞れなくなります。
組手で勝つということはいかに自分十分、相手不十分という状況を数多く作れるかにかかっているのです。
Takesi VS Nakano
Takesi君とNakano君は全力を出し切った組手になりました。
しばらく休んでいてスタミナに不安のあるNakano君が出だしで圧倒する作戦に出たのですが、連日稽古を重ねている少年部のTakesi君のスタミナを計算違いしていたようです。
逆回しげりなどの上段の蹴りは良いタイミングで何発も出るのですが執拗な中段突きの連続攻撃で徐々にスタミナを消耗させられ最後は双方ともへとへとの状態になりました。場外ポイントを取ったTakesi君の辛勝。
Sugiyama VS Hituji
再度我孫子道場からの出稽古のSugiyama君と回し蹴が上手なHituji君の対戦です。
Sugiyama君のポイントリードで試合は進みましたがHituji君もタイミングの良い蹴りを返し、お互いかみ合った良い組手でした。
Nito(弟) VS Kin
次の試合はNito(弟)に実力者のKin初段に挑戦してもらいました。
いつも縦横無尽に暴れまわるNito(弟)君ですが、さすがスピード、パワー、技量に勝るKin初段にはなかなか通用しません。
それでも、一瞬の隙をうかがって果敢に攻め込むNito(弟)君ですが、逆にカウンターの上段回し蹴を食らったり、間を取ろうと引くと一気に踏み込まれたりしてなかなか自分の空手をやらせてもらえませんでした。
Nito(弟)君にとっては良い勉強になった組手でした。
Watanabe VS Iguchi
緑帯同士の対戦ですが二人とも気合の入った良い組手を展開しました。
Iguchi君が先手を取る場面が多かったですがWatanabe君も冷静に反撃しポイントでIguchi君がリードしました。内容は僅差でした。
Saisyo VS Kawakami
Saisyo君は開始早々から中段の連続攻撃で相手を圧倒しましたが、kawakami君も徐々に反撃に出て、結果的には双方足を止めての中段の打ち合いとなるガチンコ組手でした。
ポイントは一日の長のあるSaisyo君がリードしましたが接戦でした。
Horikomi VS Katasiba
お互い他流派経験者です。
突き蹴りともスピードパワーの付いてきたHorikomi君と突きに重さのあるKatasiba君です。
手数と多彩な攻撃で攻勢をとるHorikomi君ですが突きに重みのあるKatasiba君も善戦をします。
最終的にはHorikomi君がポイントをリードしました。
最後に全員総当りで連続5本組手を行いました。
今日は皆気合の入った良い稽古ができました。
2005/04/13
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日は4月だというのに10度Cくらいしかありませんでした。しかも雨。
それでも、新会員や体験入会者、Siba君やジープマン、Kuroiwa君、パオ君、Asaumi君などのベテラン黒帯勢の他、Ikeda君やNito(兄)君といった来月他流派大会出場の実力者もそろったのでフルコン組手中心の稽古を行いました。
特に「倒すための突き」を重点的に稽古しました。
破壊するための突きとは原理がまったく異なることがやってみると分かったでしょう。
また、上手にやらないとあっというまにスタミナを使い果たしてしまいます。
まず、イメージを正確に把握し、ゆっくり動いて確認し肩をはじめ必要最小限の力で自分の重さを吸収できるようにすることです。
皆、何発かは良い突きを出すのですが、良いときと悪いときの差が激しく悪いときはエネルギーだけ消耗するような結果になりがちです。
脱力と集中を適宜行い、体重の乗った重くてしかもスピードのある突きを集中的に出せるように稽古をしてください。
今日は16オンスのグラブを使って希望者には顔面ありの稽古も行いました。
特にSiba二段とNito(兄)初段は、顔面ありでも気合の入った良い組手を見せてくれました。
今日のこの二人の出来の良さは目立ちました。
Yanagi君対Kamioka君、Sugiyama君対Asaumi君という軽量級と重量級の組み合わせも今日は互いの持ち味を生かした良い組手でした。
しかし本人達にとっては納得のいかない点も多かったと思います。
特に顔面ありという実戦に近い形態だと本当に物凄い体力の消耗をするということが経験者は肌で感じたと思います。
ガチンコの喧嘩だと殆どの素人は30秒でフラフラになると普段私が言っている意味がよく分かったでしょう。
たまにはこういう体験も良いものです。
2005/04/11
本日は世田谷第二道場にて稽古を行いました。
少年部はいつもの基本のほか貫き手の説明と稽古を行いました。
一般部は今日は曜日がイレギュラーだったせいか人数が少なかったので、基本は省略して「倒すため」の空手の技に特化した稽古を行いました。
そして防具を付けて全員にそれを試し、経験させました。
こういう技やコツは頭で理解しただけではダメで反復練習して体に覚えこませる事が大切です。
反復練習しては実際の組手で試してみるというサイクルを繰り返すのが上達の秘訣です。
今日は大型のHoso初段に防具を二枚重ねて着用してもらい、「倒すため」の突きを皆に見てもらいました。
胸元への一撃で肺から空気が一気に噴出す音が聞こえたと思います。
重さとスピードを兼ねた腰からの一撃が目標にジャストミートした場合ああいう音が聞こえます。
あの突きは決して力んで打っているわけではありません。
肩から肘までは完全に脱力しています。
だから何発打ってもあまり疲れないのです。
今日お話した「倒す突き」と「破壊する突き」は原理も方法も根本から違います。
この二つを意識して稽古することが大切です。
今日は初心者が少なかったので殆どを組手の稽古にあてました。
特にフルコンで手だけの組手では重い突きが出ていましたが、全般的に言えるのは肩に力みが見られることです。
注意を与えるとしばらくは良いのですが、だんだん力が入ってしまいます。
脱力を常に意思的して組手の回数を重ねることが大切です。
2005/04/10-2
世田谷道場の5月の稽古日が確定しました。
なお、5月17日(火曜日)に師範、及び黒帯(初段以上)のみを対象として稽古および講義を行います。
高度な技の解説や稽古、審判ルールの説明その他を集中的に行いますので世田谷、目黒はもちろん我孫子道場の黒帯会員も可能なら参加して下さい。
なお、今後こうした上級者向けの稽古、研究会を適宜設けていく予定です。
2005/04/10
来週の世田谷の稽古は11日(月曜日)に第二道場で行います。12日(火曜日)は稽古がありませんので間違えないように。
世田谷、目黒道場で活躍していた東京農大のIsihara君がいよいよ明日ケニアに出発します。
Isihara君は、入会の時、ボクシングにするか空手にするか迷った末、空手を選んで現空研に入会したという経緯があります。
入会してからは、そのファイティングスピリッツ溢れる組手でぐんぐん強くなっていきました。
そのIsihara君からケニアへ行く話を聞きびっくりしたのですが、いよいよ明日出発という日を迎えました。
最近海外のいろいろ物騒な事故や事件のニュースも少なくないので、どんな事があっても最低死なないように気を付けろ、と最後の稽古の後言いました。
その彼からメールをもらったので紹介いたします。
園田先生、
お久しぶりです。
世田谷道場と目黒道場に通う、東京農大のIsiharaです。
いよいよ、明日ケニアに出発します。準備や研究室の用事等で道場にはあまり行けず、最後の挨拶もメールとなってしまったこと、大変申し訳ありません。
一年間、ケニアにある伝統的な作物や動物その他を利用している研究所の学生スタッフとして、活動してきます。
ナイロビ大学や、町にも空手をやっている団体があるらしく、もし機会があればぜひ参加してみたいと思っています。僕がいない間にみんなが、どんどん成長してしまうの正直悔しいですもんね。
帰国したら、また現空研に通わせてもらいますので、その時はよろしくお願いします。
死なないように気をつけます。
押忍。
Isihara
現空研と日本空手協会の合同稽古やその後の出稽古などでも大活躍した麗澤大学OBの強豪、Aoki君もベトナムのホーチミン市で青年海外協力隊として空手を教えにるために先週日本を発ちました。
直前にメールを頂きました。現空研の会員当てのメッセージもありますのでご紹介させていただきました。
園田先生
ご無沙汰しております。
福島での事前訓練も終わり、明日ベトナムへ出発いたします。
ホーチミン市で14〜25歳の初級選抜チーム対象に組手の指導をさせていただきます。
今まで積み重ねてきたことを信じて、思いっきり取り組んできます。
行く前に一度訪れたかったのですが、バタバタしていて行けませんでした。
Kohinata先輩も10人組手を達成されたようで刺激を受けます。
またお会いできる日まで実力をつけておきます。
それでは現空研の皆様にも宜しくお伝えください。
合掌
Aoki
二人の海外での活躍と健勝を祈念いたします。
2005/04/09
本日は目黒道場で稽古を行いました。
少し前体験入会したSio君は無事東京都の教職に合格、就職も果たし、今日正式に現空研の会員になりました。
今日は、Siba二段やKawabe、Nito初段、それに他流派の顔面有りの試合にチャレンジする予定のNito(弟)君やHorikomi君などもそろいましたので、フルコンの勝ち抜き戦を全員で、それから顔面打撃ありのフルコン組手を希望者だけで行いました。
ここしばらく寸止めでみっちり基礎をかためた成果がでて、皆の技の向上が一目でわかります。
ただ、稽古をしている者は全員技術が向上しているので、実際の組手では僅差判定が多くなるのはやむを得ません。
今日は微妙な差でも必ず勝敗を判定するという方針で勝ち抜き戦を行いました。
入会したばかりのSio君も参加してもらいましたが、何人も勝ち抜き実力の一端をみせてくれました。
今日のフルコン組手の優勝者はSiba二段でした。
Siba君には、その後白帯全員の対戦相手になってもらいました。
今日は希望者には面を付けて顔面ありのフルコン組手も稽古しました。
やはり経験者のNito兄弟は慣れていて一日の長を感じさせてくれました。
Hituji君とSio君も両者とも顔面有りは未経験ですがトライしてみるように薦めると快諾して元気一杯に組手を展開していました。
両者ともにライトスパーリングの感覚で行うように指示しましたが、ともになかなか的確な動きで初めての体験には見えませんでした。
今日は関節技の形も一つを完成させるつもりで稽古しました。
Siba君も次の他流派大会に出場したい意向を伝えてきましたので許可しました。
顔面ありの試合では使える必殺技を伝授しました。長身の彼にもっともマッチする技なので体で覚えると大変な威力を発揮するでしょう。
しかし、全ての技に言えるのですが、知っているのと使いこなせるというのは大きな開きがあります。
反復練習し、実際に使ってみて欠点を修正しながらまた反復練習するというサイクルを繰り返して体が覚えるところまで持っていって初めて技と言えるのです。
顔面有り大会出場者にはあらためて顔面に使える効果的な技の説明とその有効性を解説します。
2005/04/07
サカ坊のブログに本人とクラさんの顔面写真がアップされました。
世間への悪印象を避けようと何度も取り直した結果がこれです。
このとってつけたような異様な笑い顔でしばらく入門者は激減するな。こりゃ。
(あえて直リンは避けておこう)
※この二人の顔が現空研を象徴するものでは決してありません。
追伸 笑うとよけい恐いよ。おい。
2005/04/06
今日の我孫子道場は初夏を思わせる温度でした。
準備運動の段階で汗をかく程です。
夏の審査へ向けて稽古の基本方針と対外試合への取り組みもお話しました。
今日は対外試合候補者や黒帯も揃ったので寸止めとフルコン両方の模範組手を行ってもらいました。
まず、Sugiyama君とSuehiro君。
この二人はタイプは違いますが技の切れがよく、今日も内容の濃い組手でした。
次にSiba君とNito(兄)君。
この大型二人のフルコンはダイナミックです。
スピード、パワーとも日増しに向上している二人ですが、自分の間合い(自分十分、相手不十分)をいかに効率良くとるかが勝敗の分かれ目になります。
酔っ払い師範とタケオマン二段の組手はそのスピードが光りました。
酔っ払い師範には、Kuroiwa初段とも模範組手を行ってもらいました。
久しぶりに顔を見せたYanagi君とOkawa君もハイキックの応酬で活気のある組手をみせてくれました。
SouちゃんとTake君も双方課題はありますが元気一杯の組手でした。
今日は女子部も防具をつけたフルコン組手にチャレンジです。
今日は見学者や新規入会者もありました。
見学者の一人は他流派(総合系)で3年位の経験がある方で、体験組手では足もよく上がり威力のある回し蹴りがでていました。
白帯と思って(わざと私は黙っていました)対戦したタケオマンが「この人白帯じゃないでしょう」とびっくりしていました。
もう一人は東大の学生で陸上12年の経験があり専攻も身体教育学(?だったかな)で運動に関してのプロフェッショナルの卵ともいうべき存在です。
私としても大変興味のある専門分野の方です。
今日はYosiさんの旦那さん(私の高校の同級生)から帝国劇場でやっているミュージカル「レ・ミゼラブル」の招待を受けたのですが、明日の昼ということで私は予定が入っていてダメでした。
しかし、それを聞いたSuehiro君が「私が行っても良いですか」という次第で結局彼が行くことになりました。
「タモリの笑っていいとも」という番組の担当者から現空研に電話がきた話を3月の末ごろ紹介しましたが、
”私の疑問はみんなのギモン”というコーナーで実際に取り上げ、ゲンコツで人の頭をなぐる前のハー!の意味について現空研の公式見解(?)が紹介されたそうです。(本当だったんだ、あの話)
2005/04/05-2
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は今日も勝ち抜き戦を行いました。
勝ち抜き戦になると真剣味が違ってきて皆必死の形相になります。
この必死になって闘うという経験が子供達にとって良い経験になるのです。
フルコンですから力の限界まで皆出し尽くします。
こうした戦いで勝つ経験も良いのですがむしろ負ける経験が人間をより深く大きいものにします。
一般部は今日はより実戦的な稽古を行いました。
実戦的な組手における防御の原則や運足の方法そして破壊できる間合いについての説明です。
kin君、Hosoda君、Suematu君、Tanakaさんなど黒帯の代表者に寸止めとフルコンの両方の組手を連続して行ってもらいました。
また、今日は時間がなかったのですが色帯代表として最近好調のNito(弟)君とHorikomi君にも模範組手を行ってもらいました。
最後に関節技の形の一つを復習して終わりにしました。
今日の見学者は極真の一級で剣道四段という方です。
時間が無かったので組手体験は無かったのですが最後の合同稽古の突きはさすがでした。
2005/04/05
本日は世田谷第二道場(駒留中学)で稽古を行います。
会員、見学者の方も間違えないようにお願いします。
少年部は6時半からです。
一般部の稽古は7時15分からの予定ですが、少年部の稽古の時間に来て柔軟など自主練習していても構いません。
2005/04/03
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は大変暖かい日でした。
基本稽古をみっちりやったあとは、勝ち抜き戦を行いました。
緑帯以上の全員に行ってもらいました。
寸止めをかなり集中的に行った成果がでて、皆皮一枚で止めることがだいぶできるようになりました。
しかし、上段に比べてまだまだ威力ある中段が少ない点が気がかりです。
威力ある中段突きと上段の回し蹴のコンビネーションは現空研のフルコンでは絶大な威力を発揮します。
ということは実戦的にも威力があるということです。
今日の優勝者はCyokkou君でした。
今日は時間があったのでその後勝ち抜き戦で連続2勝以上した者を選抜して再度勝ち抜き勝を行いました。
決勝戦はHorikomi君とSuehiro君で延長の末引き分け。
最後に久々に希望者だけでフルコンの勝ち抜きを行いました。
こちらはIto君とHorikomi君で、やはり延長戦の末引き分けでした。
今日はHorikomi君の活躍が目立ちました。
フルコンと寸止めではやはりエネルギーの消耗がかなり違うことがこうした組手を見ていてもよくわかります。
きめ細かく鋭い寸止めの試合とパワーも必要なフルコン、この両方をバランスよく稽古することで効率的に実力を上げることができるようになります。
最後に先週やった関節技を復習して終わりにしました。
先週見学で今日正式入会されたMさんは学生時代はラグビー部でがんばっていたそうです。
2005/03/30
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
最近道路がよく混んで道場の到着が遅れることが多い。
今日もそうでした。
今日は黒帯を渡したNito(兄)君をはじめ、有段者が揃いました。
Oto君,Kuroiwa君,Kin君,Asaumi君,Ikeda君,Tano君などの強豪達です。
彼らに模範組手を行ってもらいましたが、その他の色帯も強いメンバーが揃っていたので選抜して組手を行ってもらいました。
もっと、やりたかったのですが今日は開始時刻が遅れたこともあり時間が足りなくなり、全員の乱取りに移行せざるを得ませんでした。
今日の模範組手では、Kin,Ikeda両君が接近戦での突き、蹴りをバランス良く組み込みそれぞれの持ち味を生かしたコンビネーションを展開してくれました。
バワー系の対決は我孫子一の怪力アビ君と我孫子一打たれ強いAsa君にやってもらいました。
この二人はやはりフルコンが一番似合います。
色帯の部ではSugiyama君とOkawa君の組手が目立ちました。
両者とも良い動きでしが特にSugiyama君は至近距離からの上段回し蹴りをタイミング良く決めていました。
Matumoto君も上段蹴りが高く上がるようになっていました。
女子部も茶帯同士で対戦してもらいました。
女子部は我孫子だけではありませんが、全体的にレベルの向上が感じられるようになってきました。
なお、今日の見学者の中にSugiyama君の小学校から高校まで一緒だった友人がいました。
彼は早稲田大学の学生ですが中国武術を長年やっており、90kも体重があるのに足もよく上がります。
Kuroiwa君他何人かと軽い組手をやってもらいました。
空手の組手が始めてにしてはリラックスした動きでなかなかのものでした。
空手の基本を覚えて組手に慣れてくれば、こうした中国拳法の技を生かせるシーンはいくつもあると思います。
2005/03/29
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は久々のフルコンタクト勝ち抜き戦を行いました。
一年生から順に男女混合です。
形はまだまだですが、実戦をやらせると半年前とは格段の差で皆上達していることがわかります。
今回は特に低学年の上昇が目立ちました。
勝ち抜いた子は勿論ですが、たまたまくじ運が悪くて敗退した子でも技術的には上手な子が何人もいました。
一般部は今日は特に突きと蹴りを出す体勢をシームレスにするという注意点を与えて稽古をしました。
突きの時は突きモード、蹴りの時は蹴りモードになってしまう人が、特に初心者には目立ちます。
上級者でもフルコンになると力が入ってどちらかのモードに固定しがちです。
これを余裕をもって突きでも蹴りでも自在に操れるようになれば、相手にとってこれほど嫌な存在はないということになります。
今日はそのことを特に意識して組手をやってもらいました。
色帯ほぼ全員に模範組手を行ってもらいました。
黒帯同士はさすがに突き蹴りのバランスも良く、緊迫感のある組手を見せていました。
女子の黒帯Kohi君と男子1級Sai君との組手も見所がありました。
Sai君は接近戦が得意ですが、中段の連続突きを入れる時上段が空く事があるので、高い回し蹴には気をつけるように言ったのですが、開始早々逆回しを顔面にバッチリと入れられてしまいました。
だから、あれほど言ったのに!
しかし、ここはKohi君の切れを誉めるべきでしょう。
でも、この技は対Suehiro戦のための秘密兵器かな?
2005/03/28
「タモリの笑っていいとも」という番組の担当者から現空研に電話がきました。
「”私の疑問はみんなのギモン”というコーナーで取り上げるのですが、ゲンコツで人の頭をなぐる前にハー!と息を吹きかける動作をよく見かけますがあれはどういう意味があるのですか」という質問です。
たしかにマンガなどで殴る前にコブシに息を吹きかけるシーンの絵は良く見ますね。
空手にそういう動作はありますか?との質問ですが、組手でそんなもの見た事もないし、聞いたこともありません。
「本を読んでいてページがめくれないとき唾を付けてめくることがありまよね。あれと同じように皮膚の表面を湿らせてパンチが滑らないようにするためですかね」と冗談っぽく返答しましたが、「そうですか。わかりました。現空研のどちらの方でしょうか」とまじめな質問が続きます。
「私、代表者ですが」と言うと、「あっそうでしたか、どうもありがとうございました」と丁重な挨拶。
これが、現代空手道研究会のゲンコツにハーと息を吹きかける意味の公式回答ってことになるのかな。
2005/03/26-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
寸止めの究極、皮一枚を残した突きを実感してもらうため、防具を着用し、防具には当てて体には当てないといったルールで組手を行ってもらいました。
正確な距離感とコントロール能力がないと上手にはできません。
上級者は大体できていましたが、初心者はまだ寸止めにしようとするとスピードが落ちたり、逆に力んだりするケースが目につきました。
リラックスして思いっきり突き、蹴りを出しても思うところで止める、当てるという選択が自在にできるように稽古を重ねていくことが重要です。
今日は、見学の人や入会間もない人が多かったので、全員皆の前で一組づつ組手を行ってもらいました。
見学者のMさんも高校、大学とラグビーをやっていただけに始めての稽古でも最後までバテずに参加していました。
また、夏ごろ一度見学に来たS君も就職先が東京に決まりそうで今日再度体験入会し楽しそうに稽古に参加していました。
S君は極真の茶帯で小柄ながらシャープでかつ力強い組手を行います。
慣れない寸止めでも黒帯のKawa君相手に綺麗な組手を展開していました。
最後に体格も近く同じ茶帯のNito(弟)君とライトコンタクトで組手を行ってもらいました。(後で聞いたところ身長、体重とも全く同じで年齢も1歳しか違わないということでした。)
内容はライトというよりフルコンに近かったのですが、お互いタイプも似ており素晴らしい組手でした。
二人とも刺激を受けたようでとても楽しそうでした。
最後に関節技の形を重点的に稽古して今日はおしまいです。
2005/03/26
目黒道場平成17年度前期稽古予定日
(2005/03/26) を掲載しました。
本日は目黒道場で稽古を行います。
2005/03/23
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
あいにくの雨で肌寒く、我孫子はなんだかこういう日が多いような気がします。
Ozeki君は、就職で群馬県に行くので、今日が最後の稽古になりました。
しかし退会したわけではなく、長期休会の扱いです。
せっかく茶帯まで頑張ったのですからぜひ稽古を再会して黒帯にチャレンジしてください。
今日は、酔っ払い師範、ジープマン、マック、Kuroiwa君、Siba君、それに今回10人組手達成のIkeda君、Tano君など黒帯の強豪が揃い、茶帯、緑帯も実力のある者が揃いましたので、またまた勝ち抜き戦を行いました。
(Kuroiwa君は風邪をこじらせ組手はできませんでしたが)
女子部は勝ち抜き戦には参加しませんでしたが、2本づつ防具を着用で組手を行ってもらいました。
Sato君が急激に力をつけてきたのがわかります。
軽めの技でもどんどん取っていく方針で行いましたので、番狂わせも多く、逆に言えば緊迫感のある組手が展開されました。
Ozeki君今日は最後の記念すべき稽古でしたが、アビ君(100k超級)のカウンターの前蹴りを食ってダウン。
しかし、不死鳥のごとく立ち上がって試合続行する気迫をみせてくれました。
これも良い思い出になるでしょう。
きっと第2部の追い出し会(反省会)では盛り上がっていることと思います。
私は所用のため今日は不参加です。
2005/03/22-2
本日は、久々に勝ち抜き戦を行いました。
1分で寸止めです。
通常の試合では取らない軽い突き蹴りでも技有りを取るというルールで行いました。
いつも、フルコンのガチンコの組手ばかりやっていると、力に頼ってしまい、技術の向上という観点からは得るものが少なくなるという弊害があります。
かといっていつもポイントばかりを争う組手ばかりだと、実戦的な感触から遠ざかってしまいます。
こうした、硬軟おりまぜた形式を数多く体験していくことが、真の強さを得る近道です。
ろうそく消しや皮一枚を残した突による乱撃など、ここのところこうした稽古を重ねてきましたが、今日の勝ち抜き戦ではその効果が顕著に見られました。
何より、皆スピードが付いてきた事が傍目にもよく分かります。
勝ち抜き戦に先立って模範組手を何組か行ってもらいました。
Kin初段対Hosoda初段
Suematu初段対Tanaka初段
Suehiro君、Ikusima君、Saisyo君、Murakosi君、Kojima君、Horikomi君 等が良いお手本を示してくれました。
今日のような勝ち抜き戦では、軽い技でもポイントを取られますので、完璧な防御が要求されます。
一瞬の油断が致命傷になりますので番狂わせも多く、そういった意味では緊張感も高まります。
こうしたフルコンとはまた違った緊張感の中での試合も良い経験となります。
2005/03/22
本日は世田谷第二道場(駒留中)で稽古を行います。
なお、今回女性で10人組手完遂し初段を獲得したKohi君から、次期10人組手挑戦予定のSuehiro君に挑戦させて欲しい旨のメールをもらいました。
宿敵Suehiro君の昇段を阻止すべく準備に怠りない様子で気迫(?)が伝わってきます。
Suehiro君の10人組手は一つ困難の度が上がったような気がします。
Kohi君は天敵のOri君がタイに行ったので矛先をSuehiro君に絞ったようです。
お互いに高い蹴技が得意なので先日の目黒道場での熱戦以上の展開が予想されます。
サカ坊のブログ、昔の現空研のウラ話、会社の事件(?)などおもしろ話が満載です。
ところでコンブ茶飲んだ犯人は誰?
2005/03/21-2
本日夜9時TBSテレビで「青春の門」があります。
五木寛之さんの有名な小説が原作です。
私の故郷である筑豊の炭鉱が舞台で時代も私の青春時代と重なっております。
私の父もその父も、そのまた父も炭鉱と筑豊には深くかかわっており、私は4代目になります。
現在の私の考えの基礎はこの筑豊で養われたものであり男としての原点がここにあります。
「無法松の一生」、「花と竜」、そしてこの「青春の門」に描かれている男たちは、ある意味では日本の男の原点とも言えるものではないかと思っております。
ぜひご覧になることをお薦めいたします。
2005/03/21
昨日は目黒道場で稽古および昇級・昇段の認定を行いました。
昇級・昇段を果たした方、特に10人組手を達成し黒帯を締めることを許された方はこれから自分自身に対しても大きな自信と誇りを得られたと思います。
今回残念ながら達成できなかった方は夏にリベンジを果たすべく準備に入って下さい。
1級獲得の人は、10人組手への挑戦権がありますので、特に入念に計画をたてて取り組んでください。
昨日の稽古には、ロボコップ師範も顔を見せてくれました。
今月はろうそく消しを含めて突のスピードと極めということを重点課題として取り組んできましたが、その成果がだんだん見えてきたようです。
模範組手では、10人組手達成者のIke初段対SizuR初段、今回出張で10人組手を断念したMatu君対Takasaki君、それに女性で10人組手達成したKohi君対1級のSuehiro君に対戦してもらいました。
皆、スピードのある技術レベルの高い組手になっていました。
特に、Kohi君とSuehiro君は、試合形式で行ってもらいました。
中盤Suehiro君の上段逆回しが綺麗にKohi君の顔面を捉えて技有を先取。
しかし、ここからKohi君の猛反撃が開始され上段正拳が見事に決まります。
その後も一進一退の好試合になりました。
飛び級を果たしたHori君とKado君の対戦も気力のこもった緊迫感のある良い組手でした。
2005/03/19
明日(20日)は目黒道場で稽古を行います。
なお、今回の昇級・昇段者の認定証及び帯の授与を行います。
明日以降順次全ての道場で授与を行いますので昇級・昇段者はなるべく早めに受け取れるようにして下さい。
2005/03/16
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
久々にコバ師範の登場です。
今日は酔っ払い師範、マック初段、Asa初段なども揃いました。
後はいつものメンバーです。
今日は我孫子でもろうそく消しをやってみました。
さすがに、消す人数も今までの最多でした。
消えなくても、風圧で炎が横流しになって後一息という感じの人が多かったです。
酔っ払い師範はさすがに一発で消しました。
Siba二段やNito(兄)初段も太いやつを何度も消していました。
そして女子部もUnoさんやSatoさんが見事に消したのには驚きました。
Asa初段は雑念が多くて失敗していました。
ろうそく消しは、消してやろうという欲が出るとかえって力んでしまい消えなくなります。
リラックスして肩の力を抜き無念夢想でスパッとだした拳が一番消える確率が高くなります。
実際の突きで効かす時と要領は同じです。
今日は模範組手を酔っ払い師範対Ikeda初段、Siba二段対Nito初段、Take君対ソウちゃんにやってもらいました。
また、今回飛び級を果たしたHisi君Ai君も対戦してもらいました。
Hisi君はボクシング経験者でAi君は合気道有段者で、空手も急激に上手になっています。
今回は二人の動きにまったく異なる異種格闘技の様相もあり、なかなか興味深かったです。
稽古の後、番外でAsa君とNito(兄)君が防具なしのフルコンでパンチの応酬をしていました。
こうした生身の打ち合いも上級者にとっては良い鍛錬になります。
2005/03/15
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は三戦がだいぶ様になってきました。まだまだですが。
一般部は今日も皮一枚を残した極限の寸止めが課題です。
目黒道場に続き、ろうそく消しをやってもらいました。
まず細いろうそくで全員にチャレンジしてもらいました。
人数が多いので一人3本までの突きです。
今日は、何人かの人が綺麗に消していました。
消えなくても炎が後ろに倒れ、あと一歩という人も何人かいました。
消すこつは何と言ってもスピードです。
スピードが無ければ絶対消えません。
次にいかに拳をブラさずピタ!と止めるかです。
今日も太いやつに替えるとやはり殆どの人が消せませんでした。
今日は模範組手はまずHosoda君とSuamatu君の10人組手完遂者でやってもらいました。
次に今回チャレンジできなかったMatubara君とSuehiro君、その後今回飛び級を果たしたHori君と数見道場出身のUto君、少年部茶帯のTake君とNito(弟)君にやってもらいました。
皆ろうそく消しの後ということもあり、気合の入った良い組手でした。
2005/03/12
本日は目黒道場で稽古を行いました。
せっかく温かくなってきたと思ったらどういうわけか稽古の日は寒くなります。
今日は面白い稽古方法を披露しました。
ろうそく消しです。
ろうそくの炎を正拳の風圧で消すのです。
スピードと目標の直前でピタリと止めるいわゆる”極め”がポイントになります。
これがなかなか難しい。
今日は細いろうそくでは何人か成功しましたが、少し太いのに替えると殆どの人が失敗していました。
以前、壁ぎりぎりにつるした紙を正拳で突き(パチンと音がするくらい)しかも壁には当てない、といった稽古方法を道場で紹介しましたが、このろうそく消しもそれと同様の効果があります。
スピードの養成と自分の思った所でピシッと止められる制御(コントロール)能力の養成です。
これが自在にできるようになると、相手の鼻は潰しても、頭蓋骨に一切の衝撃を与えないといった芸当も可能になります。(実際にやってはいけません。例えの話です)
今日は、家に帰ってさっそく練習した人も多いと思います。
一つだけ注意。
ろうそく消しはむきになって長時間やると頭痛を起こします。
あまり長時間やらないように。
どんなに頑張っても一日や二日では絶対できるようにはなりませんから。
そして、ただ消すことばかりを考えてめちゃくちゃなフォームになる人がいますが、これも意味がありません。
基本に忠実な中段正拳突きが結局は一番綺麗に確実に炎を消すことができるのです。
そして、それが簡単にできるようになったとき貴方の突の威力は何倍にもなっているはずです。
2005/03/11-2
サカ坊を知らない人は現空研にはいませんが、彼がブログを立ち上げました。
元暴走族のヘッドで伝説化した10人組手では最後の対戦相手が警視庁機動隊のN師範だという小説のような展開を繰り広げました。
礼儀を教えるためと称して会社の後輩ダチョウハンターを連れて来て、次に合法的に殴るためと称して上司のハットリさんを強引(?)に入門させます。
先月は部下の0.1t君を連れてきました。
サカ坊は文章が上手で感動したことや面白い体験をユーモア溢れるタッチで書いています。
10人組手から得たもの サカ坊初段
(2003/03/03)
サカ坊の 「粟国(あぐに)の夜はバイオレンス」 (2004/02/10)
サカ坊の 「九死に一生スペシャル 食われてたまるか The
遭難」 (2003/04/13)
2005/03/11
明日は目黒道場で稽古を行います。
10人組手のビデオテープができましたので、10人組手完遂者には来た人からお渡しいたします。
回覧用のテープも準備しております。
昇級・昇段者の帯および認定証はもう少しお待ちください。
2005/03/10-2
我孫子道場のKamioka君がホームページを開きました。
コマちゃんのホームページとはまた違ったユーモア一杯のサイトです。
実は少し前から立ち上げており仲間内では掲示板などに書き込みをして楽しんでいたらしい。
今後は本人のホームページでのハンドルネーム「アビ」君で紹介いたします。
アビ君は体重が100kを超える巨漢で元アイスホッケーの選手です。
凄いパワーの持ち主で6人組手でNito(兄)君の肋骨を骨折させたのも彼です。
女の子が乗るようなかわいい車に乗っていて、ちょっかいをかけてきたチンピラが顔を見るなり逃げ出したというのは有名な話です。
力が強いので、関節技の講習の時はいつも彼が相手をさせられます。
我孫子には変わった人物がとても多いのですが、彼もその代表の一人です。
彼のホームページはここです。
獅 子 吼
なお、会員専用のページがあります。
会員は我孫子だけでなく現空研全ての会員がアクセスできます。
IDとパスワードは現空研会員ページでお知らせいたします。
2005/03/10
昨日録画したトリビアの泉を見ました。
山岸先生が実験した安藤選手のグルグル回り、本当に1000回転しても平気でしたね。
余裕たっぷりというか、めまいのかけらも感じさせない表情でした。
実は昨日我孫子道場で回蹴から後蹴という連続技を5回続けるというセットで4,5セット続けて行ったのですが、程度の差はあれ殆ど全員がめまいを起こしていました。
後蹴を終えた瞬間の姿勢でそれがわかります。
1000回というのは物凄いのですが、安藤選手の表情を見て感ずるのは10回転で平気であれば、あとは何回転しても平気なのではないのかといったことです。
30回転は平気だけど50回転はダメといったリニアな関係ではないように感じました。
でも、目を回さないという事の原理はどこにあるのでしょうね。
目を回すカニの話を道場ですると、Kamioka君が面白い話をしていました。
子供のころカニを捕まえて回転するレコード盤の真中にしばらく置いて、回転を止めるとカニは縦に歩いたりしたというのです。
本当っぽいけどあやしい。彼は昨日は花粉症だといってマスクをしていました。本当かな?
2005/03/09-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
酔っ払い師範をはじめ、Siba二段、打たれ強さNo1.のAsaumi初段、マック初段、パオ初段、Nito(兄)等の黒帯が揃いました。
今日は突きを中段に限定した組手を行いました。
突きを中段に限定した組手で上段の蹴りをもらうと、本当に見えにくくもらいやすいということが体感できます。
そして中段をコントロールすることが予想以上に難しくまたスタミナを消耗することも体験してもらいたかったのです。
模範組手は、酔っ払い師範対パオ初段、Siba二段対Nito(兄)初段、他流派黒帯のHirayama君対Miyake君(今回負傷のため10人組手を延期)で行ってもらいました。
さすがにこの3組は中段もきれいに極め、突き、蹴りのコンビネーションも良くできていました。
今日は、棒術と関節技も講習を行いました。
関節技は今日は上級者には受け手に抵抗してもらってそれを虚を見て(裏をとって)関節に入るという稽古もしました。
空手の場合、関節技は相手が突いて来ることを前提に技に入らなければ意味がありません。
そこに空手における関節技の難しさがあります。
今日は、10人組手で指を骨折しながらそれを完遂したコマちゃんが顔を見せてくれました。
まだ稽古には参加できませんが、治療は順調に進んでいるようで安心しました。
彼はまだ現空研の皆には公表していなかったホームページを持っています。
今日、本人の了解を得ましたのでここにご紹介させていただきます。
といっても作成の主体は奥さんです。
ご家族を中心とした温かい家庭の雰囲気が伝わってくるホームページです。
川崎病という難病と戦ったお子さんの胸を打つ闘病記やプロボクサーを目指して血のにじむような猛訓練を続けるパパ(コマちゃん)と娘さんとの心の交流。
そして空手で黒帯をとるまでの激闘記。
そして奥さんの日記にコマちゃんの特訓の秘密が暴露されています。
最高なのがコマちゃんが奥さんの誕生日に送ったプレゼント。
何と、拳サポとスネ当てなのです・・・・・・・・・・・。
2005/03/09
年度の変わり目で来年度の道場の稽古日が確定していない所があります。
確定出来次第ホームページで発表いたします。
世田谷道場(第一、第二)の4月の稽古予定日を記載しましたのでご覧下さい。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
2005/03/08
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は今日は形三戦をみっちり稽古しました。
一般部は、アメリカ出張で今回の10人組手を断念したMatu君も久々の参加です。
今日はサカ坊の後輩0.1トンのtaka君や少年部に弟が在籍するIkeda君、今日から正式入会したEbi君、それに体験に来たオーストラリア人のP君など初心者が多かったので基本を中心に稽古を行いました。
もっともP君は合気道を4年(初段)、ブラジリアン柔術、空手も3年経験しており、普通の初心者ではありませんが。
乱撃をじっくりやり、その後寸止めの模範組手を行ってもらいました。
Ebi君もスキューバダイビングのレスキュー資格やウィンドサーフィンのインストラクターその他ヨットでは多くの大会入賞暦をもっている海の男です。(拳誠会当時の「牛」を思い出します)
今日も皮一枚で止める本来の寸止めの稽古を行いました。
まずKin初段とSuematu君、久しぶりにHoso君とMatu君、そしてKojima君とNito(弟)君に模範組手を行ってもらいました。
そして全員で5本連続の組手稽古を行いました。
P君は他武道、他流派とはいえ格闘技経験が長いので、Kin初段と軽くスパーリング的な組手を体験してもらいましたが動きが滑らかで上段蹴りも足がよく上がります。
その後、Hoso君やSuehiro君、Kojima君、Suematu君などとも組手を体験してもらいました。
今日は基本の時間を多く取ったので棒術や関節技が出来なかったのですが次回に行う予定です。
2005/03/06
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日も本当に寒い。3月だというのに。
今日は世田谷道場に続いて棒術も稽古しました。
Tanakaさんが棒を2本持ってきてくれ、Nakano君が木刀とカーボン竹刀を持ってきてくれましたので、これらを使って基本の稽古を行いました。
基本は今日は久しぶりに回し蹴から後ろ蹴りへと体を回転させる技を稽古しました。
これを10回も連続でやると大抵の人は目が回ってしまいます。
実は、今日この稽古をやったのにはわけがあります。
今日午前中、車のタイヤのバランスをとるために近くのタイヤ屋さんに行ったのですが、そこで同じくスタッドレスに交換している人がいました。
3月でスタッドレスに替える人も珍しいので声をかけてみたのですが、その理由以上にその方の専門が興味深かったです。
名刺交換したのですがその方は整形外科医で日本のスポーツ医学の分野で第一人者の山岸博士でした。
来週の水曜日フジテレビで「トリビアの泉」という番組がありますが、そこに出演される、というか過去のやつの再構成が放映されるらしいのです。
その内容は「フィギュアスケートの選手は何回転したら目が回るのか」という実験で全日本選手権優勝、14歳の時世界で始めて4回転ジャンプを成功させた安藤美姫選手を特殊な装置の上で連続高速回転させるというものです。
そこでバレリーナの方の回転方法や動物でも目が回る話などいろいろ伺ったのです。
安藤選手は10分間で1000回転させても目が回らなかったらしいです。
バレリーナは一点を凝視するという方法でめまいを防ぎます。
現空研でもそのように教え稽古をします。
しかし、安藤選手は、こんなことしなくても全くめまいを起こさなかったということです。
山岸先生からは「かに」にめまいをおこさせると縦に歩くこともある、などという面白いお話も伺いました。
来週の水曜日(9日)は我孫子道場での稽古がありますのでトリビアの泉はビデオに録画しておくことにしました。
今日の稽古は、関節技も行いました。
つかまれた時の手首の関節の決め方と、十字固めのように肘をきめる方法です。
今日は体重100kのラガーマンのIto君やNito(兄)に相手をしてもらいました。
Ito君はさすがに腕力が強く、技を防ぐコツを教えて抵抗するように指示すると簡単にはかからなくなりました。しかし一旦ツボにはまると関節技はそれでもかかってしまいます。
Nito(兄)はいつも必死に抵抗しますが、今日は積極的にこちらに技をかけ返してきました。
そういえばSuzukiR君と逆の取り合いをだいぶやっていましたね。
Nito(兄)も体力、運動神経がありますし、最近は防ぐコツもだいぶ覚えてきて料理するのが大変です。
ヘタすると逆に取られかねない勢いだったので、肘を逆にきめて裏から逆十字に入る、というまだ皆に教えてない技できめました。(ちょっと痛かったでしょう。今度教えてあげます)
関節技もだいぶ上手な人が増えてきました。コツを覚えるともっともっと面白くなってきます。
2005/03/03
昨日は我孫子で稽古を行いました。
ジープマンが転勤で道場が近くなり、頻繁に顔を見せてくれるようになりました。
そしてパオ初段も登場です。
女子部のSuzukiさんも参加しましたが、何と空手衣のまま登場したので、東京からこの格好で?と聞くと「そうです」との事。
ジャンパーは羽織っていましたけど結構目立ったのでは・・・・・・。
ジープマン初段とパオ初段、Siba二段とIkeda初段、それに体重100kのKami君と50kのSugi君に模範組手を行ってもらいました。
怪我で10人組手を断念したMiya君も久々の登場です。すごくでかいオートバイ(ハーレー?)に乗っていました。
女子部のSatoさんとSuzukiさんも皆の前で模範組手をやってもらいました。
その後全員で7人連続の寸止め組み手を行いました。
寸止めとはいえ、7人連続は結構スタミナを消耗します。
我孫子道場は天井が低いので棒術はやりにくいので、関節技の特訓を行いました。
今回は相手から掴まれたときの制し方が課題です。
いつも実験台になってもらう怪力のkamioka君が手首を故障しているので(彼は自分のパンチの重さに自分の手首が耐え切れず時々手首を痛めているようです)、Siba2段と入会間もないSibahara君を指名して技の講習を行いました。
久々にSiba君に技をかけましたが、入門したときのヒョロヒョロの腕と違って太く逞しくなった腕に成長の跡が感じられました。
Sibahara君は大学時代は柔道部だっただけあって100kの体重は見かけではなく腕力も相当なものでした。
また技にかかったあとのきれいな受身はさすがでしたね。
あと、高校柔道部の顧問をしているM先生から凄い話を聞きました。
先日、高校の授業中に生徒同士の喧嘩があり、一方が刃物を出すという騒ぎがあったそうです。
M先生は臆せず二人の中に入って興奮している生徒の腕を制して刃物を取り上げ事なきを得たそうです。
生徒の方が体も大きく一つ間違えば大参事にもなりかねない状況だったそうです。
空手をやっていて本当に良かったとのお話でした。
こういう形で空手が役にたつということは、指導者としては嬉しい反面、なんか本当に恐い社会になってきたなあという気がしてきます。
本当に学校を舞台とした多くの凶悪な事件がテレビ等で報道されている中での話ですからリアリティーがあります。
2005/03/01-2
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
始めての道場ですが、少年部も殆どの子が参加して元気いっぱいの稽古ができました。
一般部では、今日は棒術を中心の稽古を行いました。
今日は見学の方と先日入会したばかりのサカ坊の後輩(0.1t)Taka君、それにSuga君も一緒に稽古を行いました。
サカ坊の後輩に関してはメーリングリストで面白い会話が続いていて、彼のハンドルネームが決定したのですが、何というか・・・・・ここでは使いづらいのです。
仕事で名古屋に行っている女子部のSuzukiさんも今日は東京に戻ってきての参加です。
帯の号数まだ連絡ない人は今週中に連絡ください。
連絡ない場合はこちらで適当に判断します。
2005/03/01
Ikeda君から10人組手の感想をもらいましたので紹介いたします。
本日(3月1日火曜日)の稽古は世田谷第二道場です。間違えないようにしてください。
2005/02/27
3月の火曜日は世田谷第二道場(臨時)にて稽古を行います。
道場の場所と詳細図をアップしましたので参照ください。
2005/02/26-2
本日は目黒道場で形審査の残りと稽古を行いました。
今日の形審査は全般に出来が悪かった。
白帯はまあ許せるとしても、茶帯があんなミスをしていてはダメだ。
動作自体はきまっていたので合格としましたが、「優」、「良」、「可」で言えば「可」です。
今日は乱撃で特に中段で皮一枚を残した寸止めの特訓を行いました。
また久しぶりに関節技の講習も行いました。
大学生でパワーのありそうなIsihara君や体重100kのラガーマンIto君、Nito(兄)君に力の限りを尽くして腕を取らせてそれに関節技をかけて説明しました。
皆パワーがありましたがIto君はさすがに握力が強いですね。
でもどんなに相手に力があってもツボを押さえれば簡単に逆を取られるということが理解されたでしょう。
関節技も理屈だけでなく何度も試して相手を掴んだ瞬間の感触で弱い方向を感じ取れるように稽古をすることが大切です。
それから、今日タイで武者修行中のOri君からメールと写真が送られてきましたので皆さんに紹介いたします。
首に巻いているのはでっかい蛇ですよね。
最近の皆さんの十人組手の連続達成ぶりを見て、なんともしがたいえもいわれぬいたたまれない精神状態になったのでついメールをしてしまいます。
当方私はというと動物たちと戯れる毎日を過ごしております。
私自身は今夏も十人組手を受けれないかもしれませんが、たとえいつになろうとも必ず受けに参りますのでその時はよろしくお願いいたします。
そして皆さん、十人(他)組手達成本当におめでとうございます。 押忍
2005/02/26
本日は目黒道場で稽古を行います。
Oyama君からプライドの録画デープを送ってもらいました。
ミルコ対コールマンの試合は面白かった。
コールマンのタックルを全て防いだミルコは素晴らしいね。
立ち技のみでこういう総合系のトップ選手を次々撃破していくスタイルは空手の理想像の一つです。
一発の破壊力の意味を改めて考えさせられる展開でした。
K-1のほうはちょっと消化不良。
正道会館の安廣選手は強い。
スネの負傷で棄権した武田幸三選手が実力という意味では一番印象に残りました。
ライブドア対フジテレビの喧嘩もとうとう司法的な争いにまでこじれてきました。
しかし、外野の意見には的外れなものが多いね。
2005/02/24
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
妙に温かくて稽古の後久々に皆暑い暑いといっておりました。
就職がきまりやっと卒研も終わったOzeki君やTakahasi君(理科大ではなく筑波大の方の)など大学4年生組も久々の稽古参加です。
先日の世田谷道場同様、寸止めの組手を中心の稽古を行いました。
まずは酔っ払い師範とSiba二段の模範組手、さすがにレベルの高さを見せてくれました。
Nito(兄)君とKamioka君は、ライトコンタクトになってしまいましたが、いつもの事なのでそのまま続行。
SouちゃんとTakahasi君にも組手をやってもらいました。
良い試合でした。Souちゃんは上段回し蹴が最近冴えています。
先日目黒道場に見学にこられたSさんは我孫子道場にも顔を見せてくれました。
他流派の経験者で空手衣も用意されていたので、ジープマン初段と寸止めで組手を体験してもらいました。
始めてのルールの違う組手にもかかわらず力強い組手をみせてくれました。
Sさんはこの場で即入会されました。
Sさんの「もう42歳です」という声に「私は44歳になります。」と勝ち誇ったように切り返したジープマン。
ジープマン助走をつけて側転からバック転、見事に足を揃えた着地と体操選手のような技を披露。
その後、Siba君の前蹴りをバック転でかわしてみせるデモンストレーション。
現空研では40歳台はまだまだ若者です。(バック転はできなくてもです。普通こんなもんできません。)
先日、サカ坊が連れてきた0.1トンの巨漢のT君も入会するそうです。
そう言えば、元大鵬部屋のもうひとまわり大きい新人も今度見学に連れて来るなんて話していました。
現空研でもトップクラスの小柄なサカ坊はこういう巨漢達と常日頃秘密特訓を行っている模様です。
ただいつも飲みながら(?)という注釈付きが謎ですが。
2005/02/23
3月は世田谷道場は世田谷第二道場(臨時)にて稽古を行います。
特に少年部は開始時間が30分遅くなりますのでご注意ください。
本日は我孫子で稽古を行います。
昨日のテレビのプライドの試合録画している人いたらテープ貸してください。
今日はK-1があります。これはタイマー録画のセットをしたから大丈夫。
2005/02/22-2
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部はインフルエンザで学級閉鎖になり審査を受けられなかったSawa.Mちゃんが一人で審査を受けました。 上級の男の子との組手でも勇敢に戦い審査に合格しました。
今日は一般部で久しぶりに寸止めの組手を行いました。
今回の10人組手完遂者同士による模範組手を行ってもらいました。
一番おもしろかったのはSuematu君とKohinataさんの対決です。
前半立て続けに上段回し蹴で技有りをとったSuematu君に対し後半猛烈な攻勢をかけ上段突き一本をとりました。
今日は二人の見学者がありお一人はその場で入会もう一人サカ坊が連れてきた体重103kの会社の後輩もほぼ間違いなく入会するでしょう。
世田谷道場の駒繋小学校の体育館は学校行事のため3月はお休みになりますが、近くの駒留中学校の武道場(格技室)で同じ曜日稽古を続けます。
3月は特に上級者向けで棒術、ヌンチャク等の講習も予定しています。
詳しくは会員専用ページに掲載します。
2005/02/22
平成17年2月昇級・昇段審査の結果を会員専用ページで発表いたしました。
2005/02/21-2
53才で10人組手を完遂したTanakaさんの感想文です。
10人組み手を完遂して。Tanaka初段 (2005/02/21)
2005/02/21
今回10人組手を完遂した二人の感想文を掲載しました。
10人組手マル秘大作戦 コマちゃん (2005/02/21)
10人組手それは岩盤まで到達した強力な支持杭 Nito(兄)
(2005/02/21)
2005/02/20-3
本日、目黒道場で現空研春の審査が全て終わりました。
今日はの顔ぶれは、10人組手以外は、
Banura君 白帯、水産庁
Katasiba君 白帯、他流派経験1年
Sato君 白帯、SE 元同志社大学少林寺拳法部
Watanabe(通称ソウちゃん) 4級
Yosimitu君 2級 東京都
です。
白帯の3人と緑帯のWatanabe君、茶帯のYosimitu君で総当り戦をやってもらい、Watanabe君には4人目として我孫子から初参加のKitajima初段に、Yosimitu君には4人目Takahasi初段、5人目Kin初段、6人目Siba二段に対戦してもらいました。
最後は皆相当のスタミナを消耗していましたが規定の人数をクリアできました。
10人組手は
Tanaka 1級 53歳 他流派経験2年半、今年度千葉県市民空手道大会形3位、組手準優勝。
Tano 1級 日石三菱 ラグビー。
Ikeda
2級 防具空手二段、柔道二段 第一回格闘打有段軽量プロテクト部門3位。
の3人です。
Ikeda君は、2級なので本人は6人のつもりでいましたが、過去の実績と3つの道場に参加した稽古量を勘案し私が指名して10人組手に挑戦してもらいました。
今日の10人組手は審査の最後を飾るにふさわしいものとなりました。
まず、対戦者の顔ぶれが揃ったことが上げられます。
インフルエンザでしばらく休んでいたロボコップ師範(ロホコップも風邪をひくのです。20年以上一緒に稽古してきた私も彼が風邪を引いたという記憶が今回以外はありませんが)が復帰して今日参加を表明したこと。
Siba二段、Kitajima初段(和道流二段)、Kin初段、Ikematu初段、Takahasi初段ら我孫子の黒帯が大挙参加してくれたこと、世田谷の熊Kawabe初段や暴れん坊で10人組手完遂のSuzuki君、パワーのある修猷館の後輩Ito君やNito(弟)君、その他一癖も二癖もある連中が揃いました。
今日はこのように対戦者の人数が多かったので、多少体重を考慮して対戦者を決めました。
初戦のTanakaさんは53歳ではじめての10人組手に挑戦です。
仕事はグラフィックデザイナーで自分でデザイン事務所を経営しておりそこの代表取締役です。
また沖縄の伝統系の空手や棒術も稽古をしていて対外試合の入賞経験もあります。
今日の対戦相手は、
1人目 Tamamura君 緑帯
2人目 Hituji君 緑帯
3人目 Nisi君 緑帯
4人目 Kimura君 茶帯
5人目 Cyokkou君 茶帯
6人目 Takesi君 茶帯
7人目 Kitajima初段(和道流二段)
8人目 Takasaki初段
9人目 Ikematu初段(元ボクサー)
10人目 ロボコップ 師範三段
です。特に後半の相手は並大抵ではありません。
4人目のKimuraさんも50代ですが柔道の経験を生かしたパワフルな組手をしていました。
このあたりからTanakaさんはスタミナの消耗がだんだん激しくなってきました。
しかし、事前のトレーニングと食事管理も功を奏したか、一人また一人と戦い抜いていきます。
最後のロボコップ師範との組手はまさに死闘と形容されるような凄まじさでした。
勝てないまでも何とかこの猛攻に耐えて見事10人組手を完遂しました。
2番手はラガーマンのTano君です。
Tano君は先日骨折しながら10人組手を完遂したIkoma君(通称コマちゃん)、Kin初段と同期です。
過去、元キックボクサーコボちゃんの10人組手の対戦者として試合中に腕を骨折したり、前回10人組手直前の試合稽古中に怪我をしたりでなかなか10人組手のチャンスにめぐまれませんでした。(その点ではコマちゃんと似ています)
今回、やっとそのチャンスに恵まれ今日の挑戦になったのです。
体力があり、ラグビーのフォワードが物語るように常に前にでるタイプです。
今日の対戦相手は
1人目 TanakaY君 緑帯
2人目 Nito(弟)君 緑帯
3人目 Ito君 緑帯
4人目 Miura君 茶帯
5人目 Takasaki君 茶帯
6人目 SuzukiR君 茶帯(10人組手完遂)
7人目 Kawabe初段(少林寺拳法三段)
8人目 Kin初段(元体操選手)
9人目 Siba二段
10人目 ロボコップ 師範三段
です。
最初は慎重な滑り出しを見せていましたが、二人目のNito(弟)で全ての作戦は吹っ飛んだようです。
最初から全力でパンチを繰り出してくるNito(弟)の攻撃は挑戦的で、あっというまにTano君の持ち前の闘争心に火がつきました。
次のIto君も同じパワー系で旺盛な闘争心の持ち主です。
全試合がフルパワーのガチンコ組手となりました。
そのため最後の7、8人目あたりからは、体力の限界を超えた戦いになりました。
最後のロボコップの猛攻は一発一発で体が「く」の字に折れ曲がりそうになるのを必死で堪えて、それでも足を止めての打ち合いに持ち込むなど精神力の強さを随所にみせてくれました。
Tano君ついに10人組手完遂。
3番手はIkeda君です。
Ikeda君は今日は6人組手のつもりで来ていたので突然の10人組手への変更は精神的にはかなりきつかったと思います。
しかも、対戦相手は、
1人目 Nito(弟)君 緑帯
2人目 Nakano君 緑帯
3人目 SuzukiR君 茶帯(10人組手完遂)
4人目 Kitajima初段(和道流二段)
5人目 Kawabe初段(少林寺拳法三段)
6人目 Takahasi初段
7人目 Ikematu初段(元ボクサー)
8人目 Kin初段(元体操選手)
9人目 Siba二段
10人目 ロボコップ 師範三段
です。
試合は最初の一試合目から激しいものになりました。
何しろ今日のNito(弟)は絶好調で、どの試合もフルパワーの連続攻撃で2分間まったく休みなく攻撃し続けました。
3人目のSuzikiR君に試しに下段を蹴ってみたのが失敗だったと後の飲み会で本人が言っていましたが、SuzukiR君のスイッチが入ったようで、物凄い連続攻撃がここから始まります。
とうとう上段回し蹴をもらってしまいました。
その後の黒帯たちも一人一人まったく異なる個性の持ち主で実力者ぞろいです。
しかし、百戦錬磨のIkeda君は、上手にこうした猛攻をさばき、あるいは耐えて、致命傷をもらわないまま9人目のSiba2段との対戦をを迎えました。
この時点では多少の攻撃は無視して正面からの打ち合いが多くなりました。
本人の弁では、この時点でいわゆる「切れた」状態に近かったそうです。
最後のロボコップとの試合は大変スピード感のある好試合になりましたが、積み重なった疲労もあって立て続けに顔面への突きをもらって技有りを2本取られてしまいます。
しかし最後にロボコップが足を滑らした瞬間を見逃さず飛び込んでの胸板への一発で技有り一つを返したところで試合終了。
Ikeda君10人組手完遂。
今日もすばらしい組手が展開され3人の10人組手完遂者がでました。
今回仕事等の事情で10人組手を断念せざるを得なかった何名かの会員がいますが、組手の機会は夏にもあります。
ぜひ次回再度挑戦し黒帯を目指して頑張ってください。
今日は皆でいつものところで反省会です。
10人組手完遂者のいろいろ面白い裏話など聞け楽しかったです。
なお二戸(兄)君やコマちゃんから感想文をもらっています。
明日にでもアップしたいと思います。
2005/02/20-2
本日は目黒道場で審査を行います。
審査の最終日になりますので、我孫子、世田谷道場の会員も、審査を何らかの理由で受けられなかった人は今日が最後のチャンスになります。
今日を逃すと次は夏の審査になります。
10人組手もありますので多数の参加をお願いいたします。
2005/02/20
Q&Aのコーナーで酒乱の夫から身を守りたいを取り上げました。
2005/02/19-2
10人組手を達成したKohinataさんから感想のメッセージをもらいましたので掲載いたしました。
10人組手の体験 Kohinata (2005/02/19)
特に後半男性黒帯と演じた死闘は皆の記憶に残っていると思います。
なお、今回10人組手達成者を私が初段として紹介していますが、これは暫定的なもので正式発表ではありません。
正式発表は20日に全審査が終了の後、全員の発表を行います。
2005/02/19
久々に見るガチンコの喧嘩2(ライブドア対フジテレビ)をアップしました。
2005/02/18
10人組手を達成したSuematu君からもらったメールを「会員からのメッセージ」に掲載しました。
小柄な彼の奮闘と心の中が良くわかります。
サカ坊もそうですがこのように小柄でもフルコンで黒帯が取れるんだという実証をしてくれたことは素晴らしいと思います。
今回10人組手を達成した人、6人、5人、4人、3人組手を達成した人、それから過去失敗した人もそれぞれの体験記をおよせ下さい。
いろんな年齢、職業の人がそれぞれ貴重な時間を使って稽古をし、成功したり失敗したりしながら空手の道を進んでいます。
その体験記はこれから続く人にとっても大きなはげみになるからです。
2/13の連絡事項で渋谷駅でSuzukiさんが暴漢にからまれ、それを現空研の連中が蹴散らすという記述がありますが、昨日の飲み会であのSuzukiさんを今回10人組手達成のSuzukiR君と勘違いしている者がいると聞いたのであらためて言っておきます。
絡まれたのは女性のSuzukiさんでバレーで鍛えた180度開脚自在の美人のSuzukiさんです。
あのSuzukiRがからまれるはずがないでしょう。
からまれたら電話するまでもなく瞬時に事は終わっています。
2005/02/17
昨日は我孫子道場での審査最終日でした。
最後にふさわしい熱戦が展開されました。
審査は人数が少なくなるにつれ、お互いの組手が少なくなり、疲労していない新手と対戦しなければならない組み合わせが増えてきます。
また、審査を終えて気持ちが軽くなった者が多数参加してきますので大体後半ほど過酷になるのです。
もちろん審査自体はこうした内容も考慮して評価しますので極端な不公平はないのですが、それでも実際に組手を行う当事者にとっては大きなプレッシャーになります。
まず、白帯のHisinuma君とKaji君です。
Hisinuma君は栃木から通う消防士です。ボクシングの経験が1年半あり、突きのコンビネーションや全体のスピーディーな動きにボクシングの経験が生かされています。
Kaji君は中華料理の調理師で現在4級です。
この二人は直接の対決の他、Hirayama君(他流初段)、Oyama君(日大空手部OB有段者)SuzukiR君(10人組手完遂実質初段)、Tano君(Kin初段、Ikoma君と同期、目黒で10人組手予定、実業団ラグビー選手)というとんでもない相手との組手が組まれました。
二人とも文字どおり死力を尽くした組手を展開し、無事規定をクリアできました。
そしていよいよ10人組手の始まりです。
まずプロボクサーIkoma君から開始です。
Ikoma君の相手は
1人目:Hirayama君(緑帯 他流派黒帯)
2人目:Oyama君(3級日大空手部OB黒帯)
3人目:Tano君(1級 10人組手予定者)
4人目:Konisi君(初段)
5人目:Koike君(初段)
6人目:Kawabe君(初段・少林寺拳法三段)
7人目:Kitajima君(初段・和道流二段)
8人目:Kuroiwa君(初段)
9人目:Siba君(二段)
10人目:酔っ払い(三段・師範)
という実質全員黒帯といった最強メンバーが揃いました。
Ikoma君は、最初は軽いステップでフットワークを利用したアウトボクシング的な展開ではじめました。
しかし、闘争心の塊のようなIkoma君は、すぐ攻勢に転じていきます。
3人目のTano君は同期ということもあり、完全なフルパワー対決となりました。
しかし今回は対戦相手皆相当な実力をもった有段者達で体格も大きな者が多く、Ikoma君も決して体力負けするよう体ではないのですが(180Cm
75k)、体重100kあるいは身長190Cmでしかも技も切れるといった面々を相手にするのですから大変です。
今回は投げ、関節技もOKというルールで行いました。
組み技ありとなるとスタミナの消耗はまた一段と激しくなります。
しかし、Ikoma君は持ち前のファイトでパワフルな組手を展開していきました。
しかし、後半なんか動きが変です。
それは組んでからの動きにまず現れました。
Ikoma君は柔道も初段の腕前ですが、今回組んでからの投げが今ひとつ冴えないのです。
実は、後で分かったのですが、彼は最初の一人目か二人目で右手の小指を骨折していたのです。
本人はすぐ気がついたそうですが、そのまま黙って続行していたのです。
後から聞きましたが右手には全然力が入らない状況だったそうです。
しかしそんな中で苦しみながらもとうとう10人組手を完遂しました。
最後の組手が終わったあと、右手の指が異様に曲がっているのでこうした状況がわかったのです。
私はすぐ救急車を要請しました。
二人目はNito(兄)君の番です。
Nito(兄)君の相手は
1人目:Okawa君(緑帯 元ラグビー部)
2人目:Kamioka君(緑帯 元アイスホッケー選手 体重100k)
3人目:SuzukiR君(世田谷道場の暴れん坊 先日10人組手でHata初段と激闘)
4人目:Konisi君(初段)
5人目:Koike君(初段)
6人目:Kawabe君(世田谷道場 初段・少林寺拳法三段)
7人目:Kitajima君(初段・和道流二段)
8人目:Kuroiwa君(初段)
9人目:Siba君(二段)
10人目:酔っ払い(三段・師範)
どういうわけかNito(兄)君は対戦希望者が大変多いのです。
凄い人気者?です。
今日もKamioka君やSuzukiR君、Kawabe君やSiba君などが対戦前からにこにこしてうれしそうでした。
組手の内容ですが、Nito(兄)君も最初は距離をとって慎重に始めました。
しかし、その作戦は二人目のKamioka君で吹っ飛ばされてしまいます。
体力を利していさい構わず前に出て重みある左右の突きの連打が情け容赦なく放たれます。
先週この一撃でアバラを痛めたNito(兄)君です。
そのま打たれっ放しでいるわけがありません。
ここからNito(兄)君の壮絶な打撃戦が展開されるのです。
5人目のKoike君の中段回し蹴では喰らった瞬間のウッという声がこちらまで聞こえてきました。
10人全員が雨あられのような連打の連続でしたがNito(兄)君は良くこれに耐えました。
特に後半からは終始押される展開が続きましたが、要所要所では高い回し蹴を放つなど体力、気力ともに高いレベルで保持できていました。
最後の酔っ払い師範との組手では最後の力を振り絞った攻勢をかけ、終了、それまで、の声を聞くや場外で倒れこみ床の上に寝そべる格好になりました。
こうして我孫子道場の最終日にふさわしい組手審査が終了したのです。
Ikoma君、Nito(兄)君、10人組手完遂。
Ikoma君からは電話で無事病院で応急手当が済んだことの連絡がありました。
小指第一関節の骨折と第2関節の脱臼だったそうです。
よくこの状態で10人組手を完遂したものです。
そしてその後酔っ払い師範にさそわれ恒例の反省会へと雪崩れ込みました。
2005/02/16-2
本日(正確には昨日)我孫子道場で審査を行いました。
10人組手の二人を含む4名が挑戦しました。
酔っ払い師範を筆頭に多数の我孫子の黒帯連中が集まる中、世田谷、目黒の精鋭も加わり、稀に見る壮絶な10人組手が展開されました。
酔っ払い師範に反省会に誘われ帰ってきたのが午前様になりましたので、詳しい内容は明日記述することにします。
2005/02/16
本日は我孫子道場で審査を行います。
今日は2人が10人組手に挑戦します。
プロボクサーIkoma君とNito(兄)君です。
大勢の参加(特に黒帯)を期待しています。
そして出来る限り早く来てください。
2005/02/15
本日は世田谷道場で審査を行いました。
まず少年部前回受けなかった者の審査です。
そして前回受審者の結果発表も行いました。
ただインフルエンザで学級閉鎖されたクラスが相次ぎ、受けられなかった子の審査は特別次回まで延期することにしました。
一般部は白帯、色帯の部の審査です。
白帯は、Kawagisi君とHorikomi君です。
Kawagisi君は職業は俳優、モデルさんです。ハンサムで身長180Cm、体重72kの堂々とした体格、しかも少林寺拳法初段の持ち主です。
奥さんは桐朋音大出身のバイオリニスト。
先日の音楽家の新年会の写真に知り合いがいたそうで私もびっくりしました。
Kawagisi君はテレビコマーシャルなんかの出演も多く例えばこんなテレビコマーシャル皆知ってますよね。
Horikomi君はイタリアで松濤館空手を始めて現空研に入門しました。現在は日本ソムリエ協会ワインアドヴァイザーで『旅の指差し会話帳6・イタリア』(情報センター出版局)の著者でもあります。自分のホームページで空手稽古の感想を日記風に綴っています。
緑帯のIto君は三井住友銀行の管理職で大学時代はラグビーの選手でした。身長約180Cm体重は98kの巨漢です。その圧力は並大抵ではありません。
Mizuo君は慶応大学理工学部の大学院に通う学生です。専門はコンピュータで趣味でピアノもやっています。私と共通点がありますね。かれも長身(177Cm)で最近前蹴りに威力がでてきました。
こうした一癖も二癖もある連中が今日の審査対象者です。
白帯のHorikomi君は前回イタリア出張が審査と重なって今回が初めての審査になりますが入門期間が長い事と他流派の経験も長いので今日は3級を目指す4人組手に挑戦してもらいました。
しかも4人目の対戦者はKin初段です。彼はついこの間までインフルエンザでダウンするという不運にあい、しかも来週はまたイタリアに出張という過酷なスケジュールの中での挑戦です。
まずは、この4人で総当たり戦をやってもらいました。
これはお互いが審査対象者ですから全力のフルコン組手が展開されました。
次にHorikomi君はKin初段と対戦してもらいました。
Ito君にはパワー系のSuzuki君(IBM 10人組手完遂)
Mizuo君にはIkusima君(6人組手完遂)が対戦。
これも壮絶な激戦になりましたが、Horikomi君、Ito君ともに完遂。
Mizuo君の5人目はHosoda君(10人組手完遂)です。
バワーの差は如何ともしがたいのですが、Mizuo君積極的に蹴り技を繰り出していきます。
しかし距離を詰められると突きの連打を浴びてしまいます。
勝負としては一方的でしたが最後まであきらめない姿勢は大変良かったです。
最後はMizuo君の6人目としてSiba2段の登場です。
さすがにMizuo君も体力の限界を超えていましたが、Siba二段の猛攻に良く耐えて6人組手を完遂しました。
そしてメインイベントのSuematu君の10人組手がいよいよはじまりました。
今日は審判はKuroiwa初段に行ってもらいました。
Suematu君は、工業デザイナーで、毎年仲間と個展を開いたりする芸術家です。
身長は160Cmで小柄ですが、熱心に道場に通い、着実に実力を上げてきました。
普段の稽古が殆ど自分より大きな相手なので、多少の体の大きさの差はハンデとしない上手さが身についています。
しかし、今日の世田谷道場の面々は特に大型選手が揃いました。
あまりにも体重差がありすぎるので、少し調整をしようと緑帯のクラスも見渡しましたが、これまた今日は大型の選手が圧倒的に多いのです。
こういう偶然は重なるものです。
これも一つの試練として乗り切るしかありません。
正直この10人は難しいなと思いました。
特に後半6人目以降は全員パワータイプの猛者たちです。
一発でも効かされたら、その回は耐えられても次でダメになるでしょう。
こうした状況で10人組手は始まりました。
1人目:チョッコウ君 2級(6人組手完遂)
2人目:Suehiro君 2級(6人組手完遂)
3人目:Saisho君 2級(6人組手完遂)
4人目:Ikusima君 2級(6人組手完遂)
5人目:Take君 1級
6人目:Suzuki君 1級(10人組手完遂)
7人目:Hosoda君 1級(10人組手完遂)
8人目:Kawabe初段
9人目:kin初段
10人目:Siba二段
驚いたことに5人目くらいまで、Suematu君はぜんぜん疲れた様子を見せません。
守りに入っているわけではないのですが、皆攻撃をうまくいなされて大きなダメージになるような攻撃を喰らってないのです。
しかし、このまま簡単に終わるほど10人組手は甘くはありません。
まず6人目のSuzuki君から足を止めての打ち合いが目立つようになります。
またいきなりの上段回し蹴ももらってしまいます。
7人目のHosoda君は、ここで終わらせるという意思を感じさせる猛攻にでます。
圧倒的な体格差、体力差がありますが、押されながらも終始攻める姿勢を貫きとおしポイントは奪われますが致命的なダメージは受けませんでした。
8人目のKawabe初段は、Kohinataさんが「熊」と言っていましたがまさに熊のように襲いかかっていました。
試合としては一方的ではありましたが、Suematu君は大きな気合とともに常に攻撃の手は緩めていませんでした。
9人目のKin初段、10人目のSiba二段との対戦は自分の限界への挑戦とも言える内容でした。
Kin初段からはノーガードの状態での上段回し蹴や足払いで転ばされたり内容は一方的なものでしたが、最後まで致命的なダメージを受けない体さばきは見事でした。
Siba二段は最後に10人組手を阻止すべく要所要所でダウンを狙った的確な突き、蹴りを繰り出していきます。とられた技有りはそれがかなり効いている事は皆にもわかりました。
しかし皆の声援の中Suematu君は最後の力を振り絞って前に出ます。
最後の30秒はお互い足を止めての突きあいが何回も見られ気力の充実は皆にも伝わってきました。
身長160CmのSuematu君が体力を使い果たした状態で190CmのSiba二段と真っ向勝負を展開したのです。
Suematu君10人組手完遂。
2005/02/14
本日はピアノのコンサートのご招待を受けサントリホールに行ってまいりました。
ロン・ティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサートで内容はこのコンクールの今年の1位と2位それに、2001年の優勝者によるコンサートです。
(中国人、イタリア人、韓国人のピアニスト達です)
それぞれがショパン、リスト、プロコフィエフのピアノ協奏曲をやるのですから、すごいの一言です。
まあどれもピアノを少しでもかじったことがあればその難曲さの程度は分かります。
しかしこうした難易度の高い曲を軽々とこなす超絶技巧のピアノを聴かされると、音楽を聴いているのかサーカスの軽業を見ているのか分からないような気持ちになります。
決して音楽性が低いというわけではありません。私が圧倒されただけです。
あまりに圧倒されると一瞬眠くなったりもするのです。
とにかく凄いテクニックの人達でした。
フジテレビのカメラが回っていましたからきっとそのうちテレビ放送されるでしょう。
最初の曲ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調の出だしのとき大きなくしゃみの音が鳴り響きますが、あれは私です。申し訳ありませんでした。
2005/02/13
本日(昨日)は目黒道場で審査を行いました。
まず一般部男子は白帯のTakebe君、4級のIguchi君、Watanabe君、3級のOzaki君、Nakano君、2級のTakasaki君です。゜
女子はHosoda君、Mizuguchi(姉)さん、3級のSasakuraさんです。
また10人組手は男子のHagio君、女子のKohinataさんがそれぞれ挑戦します。
Takebe君の勤める会社はマクニカという会社ですが、この会社の社長さんとは昔からの知り合いです。
私が最初に会社を設立したとき当時のCP/MというOSやFORTRAN、COBOLといった言語でカタカナを使用できるように改良した商品を共同で発売したことがありますが、そのときのパートナーが現在のマクニカの前身ジャパンマクニクスという会社だったのです。当時はマイクロソフトもまだ数人の小さな会社でした。
Takebe君は現在そのマクニカで営業のリーダーをやっています。
Iguchi君はさいたま市から毎週通っています。小柄ですがパワーもあるし精神力も強いものをもっています。Watanabe君は自営で機械加工をやっています。Ozaki君は私の高校の後輩で現在はオリックスの管理職ですが大学院に通っていて修士課程をもうすぐ卒業します。
Nkano君は青学の3年生で剣道二段です。先日マッハのDVDを借りました。
Takasaki君は法政大学の4年生です。今回は6人組手に挑戦です。
女子のHosoda君は、先日お父さんが10人組手を完遂しました。まだ中学生ですが伝統系の経験もあり組手も上手です。Mizuguchi(姉)さんは日本食品分析センターで食品の分析などを仕事にしています。
Sasakuraさんは外国の方々と言語を通して交流をはかるNPO法人で仕事をされています。
そして10人組手に挑戦するHagio君は東大大学院卒でIBMに勤務するSEです。
Kohinataさんは、マーケットリサーチ会社でコンサルタントを仕事としています。彼女は空手協会二段、全空連初段です。
今日は皆苦しみましたが全員規定の人数の組手を完遂しました。
6人組手のTakasaki君は5人目が先日10人組手完遂のHosoda君、6人目がSiba二段ですが、何とか耐えることができました。
10人組手のHagio君は、最初は余裕をもって組手を消化していましたがやはり7人目のHosoda君あたりから急激にスタミナを消耗したようです。
8人目はKawabe初段が相手ですが中段の回し蹴でだいぶ効かされて息づかいが荒くなってきました。
9人目のKin初段では体力を振り絞る展開でしたが、上段の回し蹴を食ったり、中段の突きでは一瞬息が詰まる程のダメージを受けてしまいました。
最後のSiba二段との組手はもはや技術云々ではなく気力で立ち向かった2分間でした。
容赦なくふりそそぐ上段、中段の蹴りをあび続けましたが、最後まで立ち向かう気力に衰えはありませんでした。
Hagio君10人組手完遂。
女子部も白帯、色帯とも気力あふれる組手で全員規定の人数をこなしました。
10人組手にチャレンジしたKohinataさんは、後半は男子が相手になりました。
女子と比べると圧倒的な体力で押してくる男子との組手は多少のハンデをつけてもその消耗するエネルギーは普通ではありません。
フルコン組手での体力の消耗はやってみた人間にしかわからない物凄いものがあります。
9人目はKawabe初段、10人目はKin初段が相手でした。
体力の限界近くになってこうした猛者を相手にしなければならないのが10人組み手の辛いところです。
後の飲み会で彼女はKawabe初段を熊、Kin初段を壁と形容していましたが、とうとう最後まで気力を振り絞り10人組手を完遂しました。
今日は久しぶりに渋谷で反省会を開きました。
女子部のSuzukiさんが仕事の関係でしばらく(半年くらい)名古屋へいくための追い出し会も兼ねてです。
遅くまで皆で飲んだのですが、最後にちょっとしたハプニングがありました。
終電にまにあうようにSuzukiさんは先に店を出たのですが、しばらくして別の女子会員の携帯に電話がかかってきました。
終電に間に合わなかったとのことですが現在ハチ公の前でへんな男に絡まれているというのです。
我々のいる店はすぐそばです。
私はすぐ元気な数人にそこに行くよう指示しました。
こんな時は意思決定が瞬時にできる現空研です。
あっというまに数人が飛び出していきました。
Ito君がにこにこしながら後を追います。そして私に「先生止めてくださいよ」
もちろん程よいところで止めてくれという意味は言わなくても分かります。
私は「キープしておけ」とだけ言い皆が走っていった後ゆっくり後を追いました。
こういう緊急な状況は現場で判断させるのが一番です。
もちろん最終責任は私がとります。
たまに、繁華街にはこういう運の悪い男がいるものです。
我々が居た店はすぐ目の前なのですから。
男は皆の姿を見て顔色が変わったそうです。
Suzukiさんの話によると、今日は休日で終電の時間が少し早くそれで乗り遅れたということでした。
とりあえず連絡をいれようと思って携帯をとったときいきなり男から腕をつかまれたそうです。
電話で仲間に話しているから皆すぐ来るといっても、うそだろうといった調子でしつこく絡んできたそうです。
まさか、目の前の店に仲間の空手の猛者が集団でいるとは普通想像しないからね。
そうこうしている内に現空研の若い連中が集団でこっちに向かってきて、それを見て脱兎のごとく逃げたということでした。
まだ後ろ姿が見えていて、Siba君が「追っかけて捕まえてきましょうか:」と言ったのですが、実害はないようだし十分教育的効果はをあったと思ったので見逃すことにしました。
今日渋谷駅で狼藉をはたらいたふとどき者は幸運だったことを天に感謝して二度とこんな馬鹿なことはやらないことだな。
今日は飲み会でもいろいろ面白い話があったのですが、いろいろありすぎて書ききれません。
また続きはそのうち。
2005/02/12
本日は目黒道場で昇級・昇段審査を行います。
毛色の変わったコラムを書きました。久々に見るガチンコの喧嘩(ライブドア対フジテレビ)
2005/02/09-2
本日は我孫子道場で昇級・昇段審査を行いました。
今日は白帯のMatumoto君(高校の先生です。柔道部顧問)とSugiyama君(極真経験2年半、演劇志望の好青年)の審査とSuzukiR君の10人組手を行いました。
白帯の二人は実力もあり順調に所定の組手をこなし、いよいよSuzukiR君の10人組手が始まりました。
今日は我孫子の一癖も二癖もある連中が相手です。
SuzukiR君は普段世田谷道場で稽古をしていますから今日はじめて対戦する者が多く、それだけ緊張感からエネルギーの消耗も激しかったと思います。
今日はダウンシーンを伴う一本勝ちの勝負が2度見られました。
1人目のYamazaki君は大学応援団OBの硬派です。
2人目のKawasima君は立教大学の学生で、現在緑帯(剣道初段)で常に前進する積極性があります。
3人目はご存知日大空手部OBのOyama君
4人目はOkawa君は緑帯、大学ではラグビー部で現在NEC勤務。これはIBM対NECのコンピュータメーカー同士の対戦です。(今日の対戦ではSuzukiR君が上段回し蹴を2回決め合わせ一本でIBMの勝ち)
5人目は茶帯のYanagi君。他流派の経験も長い実力者です。
6人目は一級のMiyake君。他日10人組手の予定者です。
7人目は一級のNito(兄)君。彼も10人組手予定者です。
8人目はTakahasi初段です。
9人目はSiba2段。
10人目は因縁のHata初段です。
Hata初段は会社( IBM)の先輩です。
この日はわざわざ我孫子に後輩の10人組手阻止のため遠征してきました。
こうしてSuzukiR君の10人組手が始まりました。
我孫子は下が畳のため、今日は投げ、関節技もOKというルールで行いました。
試合は第一試合からお互いにフルパワーを出し合う激しい展開になりました。
特に緑帯の顔ぶれを見れば分かりますが、皆前に前に出るタイプばかりです。
SuzukiR君もパワーで押すタイプですから、最初からがっぷり4つに組み合った試合展開が続きました。
最初は技有りを順調に重ねていったSuzukiR君ですが5人目あたりからやはりスタミナの激しい消耗が感じられるようになりました。それでも何とか攻勢は保っていました。
しかし7人目のNito君の猛攻でかなり疲労が蓄積され、次のTakahasi君の中段の突き、鎖骨への攻撃は相当のダメージを受けたようです。
しかし、何とSuzukiR君は、押されながらも渾身の中段回し蹴をTakahasi君に決めます。抜群のタイミングでジャスミートした中段回し蹴はTakahasi君の腹部にめり込み、一瞬スタンディングダウンの状態になりました。見事な逆転一本勝ちの勝利でした。
しかし、9人目のSiba二段との対戦ではもはや腕の筋肉は力が入らない状態になっているのが傍目でもわかります。
しかし、それでも果敢な攻撃を繰り返しますが、絶妙なタイミングで繰り出したSiba二段の必殺の前蹴りは、全く見えていませんでした。
ついに崩れるようにSuzukiR君ダウン。
しかし残り時間を僅かに残して再度立ち上がります。
そしていよいよ10人目を迎えました。
新年会ではSuzukiR君の10人組手はオレが阻止すると宣言したHata初段です。
Hata初段は昨年の終わりに元全日本大学空手道選手権大会優勝者の市川さんと死闘を演じたその人でもあります。(今年長女が生まれ、サカ坊と酔っ払いが現在命名で大騒ぎをしています)
私は最後の試合の前にSuzukiR君にこう告げました。
「もしダウンした場合30秒以内に立ち上がれない場合は10人組手は不成立とする」
これは、意地悪で言っているのではありません。
このように疲労こんぱいした状態でダウンし、30秒も立てないダメージを負った場合、たとえその場はアドレナリンの力で戦うことができたとしても、安全性、健康管理といった面で考えた場合きわめて危険な状態だからです。
こうして最後の10人目の試合が開始されました。
Hata君は一切の手抜きをせずに全力で攻め、その試合の展開は一方的でありましたがSuzukiR君の気力は最後まで折れず勇敢に戦い続けました。
そしてついに10人組手完遂です。
2005/02/09
本日は我孫子道場でSuzukiR君の10人組手があります。
先輩Hata初段の絶対阻止(?)宣言の因縁(?)の大一番もあります。
皆参加して下さい。
サッカーはビデオ録画の手があります。
そういえばHata君の長女命名騒動はまだ渦中で、今日サカ坊による最新情報がアップされていましたが、酔っ払いとのやりとりはとても公開できる内容ではないので没。
2005/02/08
本日は世田谷道場で審査を行いました。
まず、最初は少年部の審査です。
組手の最中集中力が途絶えた何人かの子が注意を受けましたが全体的には良いできでした。
特に高学年は大きな成長のあとが見られました。
その中でもTakizawa君は少年部で最も進級のスピードが速く、組手も常に前に出る積極性を持って強くなっており、今日も大活躍をしていました。
しかし彼は来月からお父さんの仕事の関係で外国に引越ししなければならなくなり、道場はしばらく休会になります。
友人ともお別れになりますので本当に辛いでしょうが、空手で鍛えた精神力でがんばってください。
一年生は技はまだまだですが皆一生懸命にがんばっている気持ちは手に取るようにわかります。
一般部はSuehiro君はKubota君の二人が6人組手に挑戦しました。
あと、SEのMura君が5人、東京農大のIsi君が4人で、白帯のKatu君が3人です。
6人組手には、サムライ二段、Siba二段、そして先日10人組手を完遂したHosoda君が後半の3試合に参戦しましたので大変タフな試合になりました。
今回Suehiro君もKubota君もどちらかと言えば小柄なほうになりますが、対戦相手の大半は自分より重量があります。
特にSiba二段は190Cm80k、Hosoda君は180Cm85kの大型選手です。
こうした強豪を相手の2分間6人のフルコン組手は大変な消耗戦になりました。
しかし、今日も皆規定の組手を完遂してしまいました。
Kubota君は、その後両足が痙攣して基本審査を後日に延期しましたが、それ程エネルギーを出し尽くしたという事です。さすが最強の公務員をめざす根性はいかんなく発揮されていました。
2005/02/07
明日は世田谷道場で少年部、一般部の昇級・昇段審査を行います。
会員ページに10人組手の予定等を記載していますので、なるべく多くの参加を期待しています。
2005/02/06-2
目黒道場での審査を行いました。
今日はIkusima君の6人組手、他数名の色帯と白帯組の審査を行いました。
また、本来は次週を希望していた10人組手のHatusika君に組み合わせの都合上、急遽今日に変更してもらいました。
10人組手は事前の相当の気持ちの準備も必要なのですが、Hatusika君が快諾してくれましたので決行いたしました。
また今日は女子部の審査も行いました。
Ikusima君の6人組手は相手も審査対象の者が4人とそれ以外の2人の茶帯が相手です。
今日の受審者は、
3級のIto君:私の後輩で修猷館出身です。有名外国語スクールの経営者ですが、トレーニングジムで筋力トレーニングを積みパワーはかなりのものです。ジム仲間の元力士でプロ格闘家の玉海力さんを紹介してくれたのも彼です。
3級のInoueさんはNHKグールプ会社の映像製作の担当部長さんです。身長180Cmで体重は80k以上あります。
3級のMiura君は、現在フリーターでがんばっています。彼も身長175Cmで体重もあり威力のある突き蹴りが得意です。
4級のHituji君:彼はエンジニアです。小柄の部に属しますが柔らかい足腰でどんな長身の相手でも顔に足が届きます。
4級のTamamura君は東京農工大学の学生で4級です。やはり小柄の部に属しますががんばっています。
Kado君は白帯ですが、入門期間は1年(休会期間あり)で、ボクシングの経験もあるファイタータイプです。
白帯のUto君は高等学校の教師ですが、数見道場で約2年の経験がありフルコンの基本はできており、入門期間は短いのですが実力があるので今回の審査を許可しました。
同じく白帯のWatanabe君は小柄ですが力強い空手をする若者です。
同じく白帯のTakasima君は上記Ito君の会社に勤めています。
女子部は白帯の3人緑帯1人が審査を受けました。
女子部も全員規定の人数の組手をこなし、6人組手のIkusima君も堅実な組手で完遂しました。
Hatusika君は、花粉症の薬のため喉が渇き、途中で大量の水分を補給しながらの組手になりました。
黒帯が少ないという面では幸運と言えますが、本人の希望日時を当日1週間も前倒しする突然の指定というハンデの方がトータルとしては大きかったはずです。
Nito(弟)など元気な色帯やTakasaki君などの大型選手、そして10人目はパワーのあるKawabe君が相手ですから決して楽な組手ではありません。
かなりの消耗戦を想像していましたが、要所要所を押さえたHatusika君は中盤までは自分のペースで勝ち抜いていくことができました。
現空研にはいつもニコニコしている者が二人います。
我孫子のAsa君と今回の目黒のHatusika君です。
Hatusika君8人目まではなんとかニコニコできていましたが、9人目のTakasaki君に上段回し蹴で技有りを取られてからはニコニコが消えました。
10人目のKawabe君は冷静にかつ容赦なく猛攻を続けます。
何発も重い突きを胸板にもらい、また中段の回し蹴の音が大きく道場に響きますが決して逃げない組手を貫き通した気力は高く評価できます。
Hatusika君10人組手完遂。
昇級・昇段審査もいよいよ中盤にかかり、熱い戦いが続いています。
今から本番に臨む人は自分の気持ちを高める事も必要ですが、その中で平常心も忘れずに取り組むようにしてください。
2005/02/06
本日は目黒道場で審査を行います。
審査とか試合という、いわゆる本番でどうしても普段の実力を出せない人がいます。
というか、そっちの方が割合としては圧倒的に多い。
普段の稽古と同じようにやれと言われ、自分もそうしようと思ってもなかなか簡単にはいきません。
こんな時は無理に平静になろうとするよりも、自然の成り行きに任せるというのも良い方法の一つです。
前の日眠れなかったり、妙に興奮状態になったり、あるいは落ち込んで消極的になったり、心臓がドキドキしたり、程度の差はあっても殆どの人は本番前は普段と心理状態が違ってきます。
こうした状態を無理に変えようとしないで、本番前とはこんなものなのだとあきらめるのです。
準備不足の人は勿論のこと、どんなに準備しても、まじめな準備をした人ほど、もっとああすれば良かった、これも足りなかった、と反省点や、後悔が湧き上がってくるものです
そして、本番が終わっても、無事終了した安堵感はあっても、あの時こうすれば良かったとか、何であんな簡単なことで失敗したのだろう、とまたもや後悔が押し寄せてきます。
人は皆そうなのです。
あなただけではありません。全員多かれ少なかれこういう気持ちになるのです。
人事を尽くして天命を待つ、という心境には殆どの人はなれません。
だって人事を尽くす事なんて誰もできないからです。
皆、人事を尽くせなかった事を後悔しながら本番に臨み、その中で最良の方法を模索しながらあがくというのが実態です。
これが人間の普通の姿なんだということを知って、まずそれを受け入れましょう。
どうですか、だんだん気持ちが落ち着いてきたでしょう。
明鏡止水の気持ちとは現実を受け入れることからはじまります。
2005/02/03
Hata初段長女命名中間報告
Yama: Hataさん、おめでとうございます。なんか、みんな大変そうですね。私も忙しいんで命名の件、無視してましたけど、同門生としてそうも言ってられませんね。家族で考えました。最近の子供は、ひねった名前が多いので、シンプルに「○」 ○○ちゃん!
どうでしょう!!
Hata:サカ坊さん、酔っ払い師範、Yamaさん、我が子のために寝ずに考えて頂きありがとうございます。
どのような名前を付けて頂けるのか、楽しみで僕も眠れません。
サカ坊さんだと、画数が多いヤンキー風?
酔っ払い師範だと、源氏名風?
Yamaさんの、シンプルな「○○」ってのもいいですが、「○○○○」ってなんか笑えますね・・・。
ちなみにSuzuRが付けるとすると、間違いなくかつての合コン相手です。
とりあえず、顔を見てインスピレーションで決めようと今朝しげしげと見てきたのですが、浮かんだ名前は、「くしゃおじさん」・・・。
考え直します・・・。
サカ坊:「酔っ払い師範、サカ坊さん、ここは一つ良いのをお願いします」とゆうHataさんの気持ちが伝わって来ました。
分かってる、分かってる。
こんな時の為に誰にも命名してない、とっておきのを残してあったから。
酔っ払い師範が最後の仕上げ、字画数の占い中なのでもう少々待ってて。
二日前から筑波山に、こもりっぱなし。
「集中したい」とのことです。
2005/02/02-3
本日は我孫子道場で昇級審査を行いました。
今日のハイライトは元アイスホッケー選手の100k超級Kamioka君の6人組手です。
1人目は3級、元日大空手部OBのOyama君
2人目は4級、大学ラグビー部出身のOkawa君
3人目は合気道二段のAisawa君
4人目は3級(他流派初段)のHirayama君
5人目は初段のTakahasi君
6人目はNito(兄)
という布陣です。
本人の審査日希望は来週でしたが、組み合わせの都合上本日に対戦してもらいました。
5人目、6人目以外は対戦者も審査対象ですから、全員必死の対戦です。
圧倒的パワーを誇るKamioka君ですが、全員一癖も二癖もある連中ですから簡単には行きません。
特に5人目のTakahasi君あたりでかなりのスタミナの消耗を感じさせました。
しかし気力はいささかも衰えません。
最後のNito(兄)とは死闘を演じました。
両者一つの技有も譲らない展開で終了まぎわにKamioka君が中段正拳突を決めました。
Kamioka君6人組手完遂。
試合の後Nito君から「どうもアバラのあたりが変です」という報告がありました。
中段の突をもらったときパキッという乾いた音がしたというのです。
息を吐くとき痛むということは、恐らくあばら骨を骨折したものと思われます。
防具の上からしかも拳サポータを着けている中段突きでアバラを折るとは・・・・・・・・
しかもあの大柄の筋肉質のNito君のアバラです。
普通では考えられないパンチの重さというしかありません。
Nito君は来週10人組手を控えています。
とりあえず2,3日様子を見て今後のことを考えることにしました。
今日は女子部も二人が審査を受けました。
白帯のSさんと2級にチャレンジのYさんです。
Yさんは5人組手です。
今日は後半の三人は男子が相手です。
特に5人目の黒帯Konisi君との組手はりっぱなものでした。
もちろん男子との組手は一定のハンデを与えてはいますが、それでもスタミナの消耗は並大抵のものではありません。
特に体力を消耗しつくした時は軽い打撃でも骨の髄まで響くものです。
Yさんもラッシュした後のKonisi君の軽い(ように見える)中段突きで、胃の中のスッパイものが上がってきたそうです。
吐きそうになるのを必死に堪えての組手になりました。
しかし、とうとう2分間を耐え抜き、最後には攻勢もかける根性を見せてくれました。
我孫子も今日は全員目標を達成しました。
帰りの皆すっきりとした笑顔が印象的です。
きっと今日の酒はおいしいことでしょう。
初日の世田谷といい今日の我孫子といい、想像以上の出来が続きました。
こんな事を書くと後の者にプレッシャーを与えることになるかもしれませんが、自分は自分です。
皆自分のペースを守ってタンタンと審査に臨んでください。
勝負は時の運。人事を尽くして天命を待つの心境が大切です。
2005/02/02-2
空手上達のこつその1をアップしました。
2005/02/02
Hata初段に長女が誕生しました。おめでとう。
しかしメーリングリストでは大変なことがおきています。
まずサカ坊から命名はオレにまかせて、とのメッセージが。
しかもさすらいの酔っ払いと二人で考えるとの事。
すかさず、クラさんから
サカ坊と酔っ払い師範の命名は無視しましょう、という救いの手が。
ダチョーハンターは、この件に関しては一切触れず、祝福とツッコミを別件に振ります。
しかし酔っ払いから更なる追い討ちが・・・・
「命名はサカ坊と私に任せてください。今まで何度も命名してきましたが、なぜか?全て却下されています。
今度こそは期待してください。あ〜、今夜もねむれない・・・。」
ただならぬ気配を察してサムライからやわらかな祝福のメールが届きますが・・・・・・
サカ坊から再び駄目押しのメールが・・・・
「いやぁ、私も眠れませんでした。
ほんと人の名前を考えるのは大変です。
でも酔っ払い師範、何度却下されてもイイ名前を考えましょうね!
イメージは固まりました。
中間報告です。
酔っ払い師範と私(サカ坊)のイメージ、キャラでもある「星空」と「愛」、そして
「可憐」と「寝酒」です。
Hataさん、もう少し待っててね!!
頑張るぞぉー!!」
Hata初段は来週(2月9日)の我孫子道場での10人組手(Nito(兄)とSuzu君)に参加します。
会社(IBM)の後輩であるSuzu君の10人組手は必ず自分が阻止するとの固い決意を新年会で表明していました。普段の稽古でも激戦を展開する二人ですから現空研史に残る10人組み手になると思います。
今日も我孫子道場では審査を行います。
2005/02/01-3
本日は世田谷道場で昇級・昇段審査を行いました。
Hosoda君が10人組手に挑戦しました。
1人目は1級のSuzu君(世田谷)。 IBM勤務で、パワーでは世田谷道場の3本指に入るつわもの。
2人目:同じく1級のSue君(世田谷)。
小柄ではあるが、よく上がる回し蹴とアグレッシブな攻撃は定評がある。
3人目:同じく1級のHgio君(世田谷)。 長身で突き、蹴りのバランスがとれだ万能タイプ。東大大学院卒。
4人目:1級のYamada君(我孫子)。 身長185Cm、あだなはシガレット。1級ではあるが最古参の一人。次期黒帯候補。
5人目:Kawa初段(世田谷、少林寺拳法三段)。絶対下がらない根性の持ち主。
6人目:Kin
初段(我孫子)。スピードとパワーを兼ね備えた万能タイプ。
7人目:Koike
初段(我孫子)。現空研の古参。大道塾でも稽古を積む。身長185Cm、体重100kgという大型選手。
8人目:ダチョーハンター(我孫子)。説明するまでもない現空研のスター。
9人目:ご存知サカ坊(我孫子)。ダチョーハンターの上司。
10人目:現在絶好調の長身のSiba二段(我孫子)。
この対戦メンバーを見るだけで、現空研会員ならこの10人組手の困難さがわかります。
Hoso君、激戦の末、この10人組手を完遂しました。
今期10人組手達成者第一号となりました。
今日は、白帯はTana君一人が挑戦です。
Tana君は、筋肉質で今風の好青年ですが実は精神科のお医者さんです。
今日は3人組手を確実にクリアしていました。
緑帯は、強豪が揃いました。
他流派(防具付き顔面あり)出身のKoji君、柔道有段者で50歳代のKimuraさん、それに散打大会で大活躍したNito(弟)です。
茶帯はフルコン他流派出身のYae君、世田谷では古参のSai君、それにご存知Cyokkou君です。
何と、今日は結果的には全員が規定の組手をパスしました。
正直、初日は何人かが苦渋を舐めるのではないかと予想していましたが見事に裏切られました。
審査の後、黒帯全員で反省会(Kin初段は車のためパス)を開きました。
やはり話題は今日の組手になります。
Hosoda君の活躍やCyokkou君のがんばり、Koji君はじめ色帯の実力の高さが話題にのぼりました。
Saisyo君、Oyama君に頂いたお酒、焼酎はあっというまに空っぽになりました。ごちそうさまでした。
明日は我孫子道場で審査を行います。
明日の審査は申込者が少ないので、まだ未定の人はどんどん明日チャレンジしてください。
苦しい事は先に終わらせた方が楽だぞ〜。
2005/02/01-2
本日は世田谷道場で一般部の昇級・昇段審査を行います。
すぐ審査に入りますから、早めに来た人は準備運動・ストレッチなどで体を慣らしておいてください。
少年部の審査は来週です。
2005/02/01
1月8日ご招待を受けた音楽家の新年会の写真がアップされたサイトを紹介します。
先日目黒道場を見学した修猷館の悪友も写っています。
2005/01/30-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
Siba二段が来ましたので、今度10人組手に挑戦するNito君やSuzu君を含め茶帯7人に連続で挑戦させました。
茶帯相手のフルコン7人組手はハードなものです。
最初は簡単に技有り、一本を取っていたSiba君も、さすがに6人目、7人目は技有りを取られたりする激戦となりました。
続けて、Nito君、Suzu君が緑帯相手の6人組手、Hatu君、Mizu君が白帯相手の3人組手を行いました。
今回は白帯も強い者が揃っていましたので良い組手が展開されました。
来月から昇級・昇段審査がはじまりますので皆気合の入り方が違っていました。
今日は、気合を入れながら平常心を保つことの重要性を解説しました。
今日見学に来られた方は英語の先生で上智大学の柔道部出身です。
長い間運動らしい運動をしていなかったそうですが、気持ち良さそうに組手の体験をしていました。
2005/01/30
一昨日は、サムライ、サカ坊、ダチョー、Koi各君に誘われ、赤坂で飲みました。
サカ坊には前から二段審査を受けるように話していましたが、再度促し、夏には15人組手にぜひ挑戦したいとの意思表明を確認しました。
来月から昇級・昇段審査が始まるので、ベテランの黒帯勢にもなるべく参加してもらいたい旨を伝えたところ、皆組手審査には喜んで参加したいとのことでした。
2月2日以降は道場はこれまで以上に活気に溢れることでしょう。
私は、丁度ベテランが揃いましたので、まだ公表していない秘儀のヒントを話しました。
これは、理論的に組み立てたもので、一部は乱撃の稽古でコンビネーションとして具体的に行ったりして、初心者でも獲得可能なものかは実証中のものです。
Nito兄弟の今回の活躍などではその成果を客観的に感ずることができました。
この理論の原点になった数学的な考察をお話しました。
皆分かったのか分からなかったのか分かりませんでしたが、前半の第一章は理解できたと思います。
第ニ章に関してはサムライは理科系なので鋭い質問をしていました。
大学であれば前期の全講義に相当するくらいの理論ですから、その全てをしかも飲みながらでは伝えることは難しいので、大きなヒントだけを与えて、まずは考えてもらうことにしました。
第一章から全ての先入観を取り除いて、過去の私の話(何度も言っています)と組み合わせて考ええれば、演繹的に結論を出すことができるかもしれません。
仮に今回正解まで持っていけなくともいろんな勉強になると思います。
しかし30分で微分、積分、確率論がこれほど分かりやすく理解できる講義はそうそうないでしょう、と自画自賛。
また、この後私の用意した小道具でおもしろい稽古方法も伝授しました。
これは拳誠会当時は時々行っていたもので昔からの鍛錬方法ですが(特に現空研のオリジナルではない)簡単なようでなかなか難しい。
まず私が簡単にやって見せたあと全員にやってもらいましたか、皆苦労していました。
これもそのうち全員にやってもらうことにしましょう。
話は、昔の稽古から昇段審査のこと色々話題がひろがり、楽しい話で盛り上がりましたが結局またしても終電の時間を過ぎてしまいました。
一旦は解散しましたが、サカ坊がもう一軒行きそうな雰囲気だったので、じゃ皆でということでとことん飲むことにしました。
結局私はタクシーで帰りましたが、全員の消息は今現在わかっていません。
皆生きているか〜。
本日は目黒道場で稽古があります。
2005/01/26-4
我孫子道場は大変寒くて床が凍っているようでした。
朝は雪だったらしいです。
散打大会で活躍したIke君はじめ昇級・昇段審査を控えた色帯が揃いましたので、茶帯を中心の白帯から黒帯まで入り乱れての総当り戦をフルコンで行いました。
審査前に怪我をする例が多いので、茶帯には今日は特に軽く流すように注意して組手稽古を行いました。
Siba二段やさすらいの酔っ払い師範も混じっての組手ですから中身の濃い稽古ができました。
100k超級のKami君と酔っ払い師範の組手は迫力がありました。
Kami君は寸止めだとなかなか持ち味が生かせませんが、フルコンになると、そのパワーを生かした組手で水を得た魚のように生き生きとしてきます。
しかし相手がスピード、パワー両方を備えた酔っ払い師範だとなかなか思うようには行かず苦労していましたが、それでも果敢に前にでる組手は力感溢れていて見ていても気持ちの良いものです。
mino君やMiyata君も久しぶりの稽古でしたが元気な組手を見せてくれました。
Ike君も流してはいましたが要所要所ではきっちり極めており準備は怠り無いようでした。
女子部も今日は防具を着用してのフルコン組手です。
白帯のYosiさんやSaさんも組手に慣れてきており今日は良い組手を見せてくれました。
ただ女子部はまだ絶対的な組手の経験が浅いので皆力みが取れず、必要以上のスタミナを消耗していました。
これは男子にも言えることですが、リラックスした突きが一番効きます。
「力むな」とは言葉では簡単ですが実行はなかなか難しいものです。
しかしこの力まない攻撃を身につけなければ、10人組手の達成は難しいものになります。
2005/01/26-3
ダチョーハンターより連絡あり、サカ坊の無事確認。
詳細は本人からメールあるそうです。
2005/01/26-2
本日は我孫子道場で稽古を行います。
オーイ!サカ坊生きているか?
26日午後3時時点でサカ坊の消息?がわかりません。
知っている人は連絡ください。
2005/01/26
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部も来月の審査に向けて、基本を念入りに稽古を行いました。
また実戦の勘を養うため勝ち抜き戦を実施しました。
一般部も来月10人組手を控えた者を中心に勝ち抜き戦を行いました。
今日はサカ坊が顔を見せてくれました。
サカ坊も久しぶりの参加だったので今日はサカ坊と飲みました。
おかげでHatusika君やKohi君、O君からいただいた銘酒を飲み干してしまいました。
今日は道場でYama君ら、痛風友の会の連中も来ていました。
Yama君は、ビールを飲みながら痛風を治すという新理論を掲げています。
たまたま今日は現空研会員でお医者さんのTana君が参加していましたので、その真偽を問いただしてみました。
勿論ビールを飲みながらの痛風治療は却下です。
Tana君も返答には困っていたようです。
結果的にはサカ坊は、今日は大量の日本酒を飲んでのご帰還です。
私もかなり酒が入った状態でのこの記述です。
現時点ではサカ坊が無事帰還したかどうかは分かりません。
2005/01/25
本日は世田谷道場で稽古を行います。
今日は伝説の男サカ坊が世田谷に来る予定です。
昨日は所用で愚息の学校へ行ってきました。
ついでなので愚息が所属する空手部に顔を出し、
顧問の先生と少しお話しました。
「びしびしと厳しくお願いします」と頼んだところ、
「昔のようにあまり厳しくすると辞める子が多いのが悩みです・・・・」
との言葉がかえってきました。
その困った顔がやはり現代の日本の教育現場の実態を象徴しています。
稽古自体は黙想から礼、入念な準備運動から基本と充実した内容で緊張感のあるものでした。
しかし、回りの球技などの活動も見てきましたが、それらと比べると空手はやはり部員が少ない。
こうしたきつい武道系の部活というものは人気が無いのでしょうか。
しかし最後に部員が全員で私に大きな声で元気な挨拶をしてくれ清清しい気分で帰ることができました。
2005/01/23-2
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
今回は複数対決は2対2でやってみましたが、どうしても二組に分かれてしまい、単独の2組の対決になってしまうので、2対3にしてみました。
これは結構興味深い展開になりましたので、そのまま勝ち抜き戦を行いました。
私も若い頃の無茶で大勢の人数を相手にしたこともありました。
幸運にも不覚をとったことはありませんが、時代劇の殺陣のようなきれいな展開になった事は一度もありませんでした。
詳しい話は会員にはしましたが、あまり公表するような内容ではないのでここでは割愛します。
そうした状況では冷静に浮き足立つ事なくまた覇気も失わず、精神的に折れない事が大切です。
そして、実戦とは違ってもこうした集団戦のシミュレーションをしておくことは、意義のあることです。
実際昨日の展開は映画のシーンとはかけ離れた展開でしたが、初心者、上級者取り混ぜた2対3の組手は、私が体験した実戦に近い展開も垣間見られました。
寸止めで行いましたが、2人の方は顔面保護のため面を着用しました。
敵味方の見分けを付けやすくする意味もありましたが、結果的に着用は正解でした。
慣れない複数の模擬乱闘ではやはり顔面の保護は安全対策上効果があります。
今回は、複数の味方同士で事前に作戦を立てることも許しましたので内容は面白いものになりました。
例えば、一番強そうな者に集団で一気に攻撃を加えるとか、3人で取り囲むといった展開が見られました。
次に昇級・昇段審査に向けての防具着用のフルコン1対1組手を勝ち抜き戦で行いました。
今日の稽古で一番活躍したのはKimuさんです。
緑帯のKimuさんは50才代ですが、柔道仕込みのパワーと必殺の右正拳を武器として、次々と元気のある若者を連覇していきました。
途中顔面に突きを受けて口の中を怪我しましたが、そのまま試合を続行し何人抜いたのか私もカウントできないくらいの大活躍でした。
最後の乱取り組手でも口にハンカチをくわえて5人を相手にする奮闘ぶりです。
また先日散打大会で大活躍したNito兄弟も元気に参加しました。
2005/01/23
来月は昇級・昇段審査があります。
例年より一ヶ月早い審査ですが3月は年度の最終月でもあり、いろいろ行事も多いので2月に行う事にいたしました。来年度以降も春の審査は2月の予定です。
会員専用ページに詳細を記述しましたので、審査を受ける方はこれを参照のうえ所定の手続きをとってください。
2005/01/22
本日は目黒道場で稽古を行います。
2月に入るとすぐ審査を行います。
特に10人組手を控えている者は、いつでも大丈夫というように特に精神面でおくれをとらないように準備してください。
サカ坊の10人組手はこのホームページでは最終の黒帯対決は敢えて記述しませんでした。
しかし、今年の新年会ではその様子を大型スクリーンで参加会員全員に公開しました。
その時対戦した黒帯はあのロボコップ師範でした。
あの冷徹な(深い意味で愛情溢れた)最後の2分間が10人組手の全てを物語っているのです。
それを耐え、現在のサカ坊があるのです。
黒帯は全員そうです。
あのビデオを見て多くの次期挑戦者が鼓舞されましたね。
がんばってください。
2005/01/21
他流派大会の詳細Ike君の部を写真入りで解説しました。
2005/01/20
他流派大会の詳細Nito(兄)の部を写真入りで解説しました。
2005/01/19
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日はアメリカ修行のYosi初段が顔を見せましたので、Siba君やNito(兄)と一緒に2月に昇級審査を受ける者を主体にして5人連続で相手をしてもらいました。
高校で柔道部の顧問をしているM先生(生徒にいつまで白帯なのと冷やかされているそうです)や地元の高校柔道部で主将をつとめる高校生Furu君、また、遠方より通っているボクシング経験者Hisi君、それに小柄だけれど技の切れる極真経験者Sugi君、最近力を付けてきたO君その他の白帯の精鋭がチャレンジしました。
高校生のFuru君は空手はまだ数回の経験ですが、組手をやりたくてたまらないという顔をしていましたのでチャレンジさせました。
顔面の防御などまだ何も教えてないのでガラ空きですが、前に出るパワーと敢闘精神は将来性を大きく感じさせます。
また、アイスホッケーで鍛えた巨漢のKami君とSiba君の組手ではSiba君の上段回し蹴がKami君の顔面で止まらず、Kami君は一瞬軽い脳震盪を起こしたような状態になりました。
やはりKami君の圧力が強く、Siba君に余裕がなくなったためのアクシデントだと思われます。
Kami君、すぐにケロッとしていましたが安全性に関しては常に気をつけなくてはなりません。
ボクサーKomaちゃんや日大空手部OBのO君も気合の入った組手を行っていました。
今日は「さすらいの酔っ払い」にKoni初段と先週巨漢のKmi君に上段回し蹴を決めたソウちゃんが対戦する1対2の組手を行いました。
さすがにさすらいの酔っ払いは2人相手でも強く、後方から攻撃したソウちゃんに上段後ろ回し蹴で一本勝ちを取りました。
その瞬間「オー」という歓声が皆からあがった程鮮やかなものでした。
次のSiba二段の1対2組手は、相手にKami君が居たのが災いのはじまりでした。
Kami君いきなり頭を下げて片足タックルに入ります。Siba君防戦するも二人がかりで倒され、うえからボコボコで不覚をとってしまいました。
なごやかな(?)笑い声に包まれましたが本人は悔しがること。
女子部ももちろん1対2組手をやってもらいました。
2005/01/18-2
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は今日は形三戦を重点的に行い、組手は男女混合での勝ち抜き戦を行いました。
また少年部最年長T君(中学2年)は、中学1年、小学6年、小学5年の代表3名を一度に相手に対複数の組手を行いました。
暴力は集団で行使されることが多い現実を踏まえての護身術という観点も勿論ありますが、複数の動きを瞬時に把握する状況判断能力を鍛えるというのもこうした組手の大きな目的です。
ラグビーやサッカー等のチームプレーを主体とするスポーツではこの全体の状況判断能力が勝つための重要な要素になっています。
武道系の個人競技ではこうした複数の人間を立体的に把握する状況判断能力があまり鍛えられない欠点があります。
これは現実の総合的な戦闘能力を高めるという観点からみれば大きな欠点と言わざるをえません。
これが1対2あるいは1対3という組手を行うことで強烈に鍛えられることになり、総合的な強さにつながるのは間違いないところです。
そうした意味で最近一般部ではじめた稽古でありますが今日は少年部でもテスト的に行った次第です。
一般部は今回は防具を着用してフルコンルールでの1対2組手を勝ち抜き戦方式で行いました。
今日はダチョーハンターやKi初段などの黒帯組も参加しての総当り勝ち抜き戦で迫力がありました。
もちろん女子部も行いました。
来月は審査もあるのでケガには十分注意しながら調整してください。
2005/01/18
他流派大会の詳細まずNito(弟)の部を写真入りで解説しました。
本日は世田谷で稽古行います。
2005/01/16
昨日は新年会でした。
夜中まで歌舞伎町で飲みつづけていましたので、昨日はここに書くことができませんでした。
一次会は、過去の10人組手の特に最終10人目の対戦を集めたビデオを上映しました。
サカ坊やタケオマン、ダチョーハンター、またキックボクサーコボの白帯の頃の組手(白帯でもキックそのままで恐ろしく強い)、Siba君の茶帯の頃、サムライの15人組手などなど・・・・
皆食い入るように見ていました。
あと、来月10人組手を控えた勇士の決意表明などで盛り上がりました。
一次会解散後はあちこちで2次会、3次会があったようです。
私はロボコップ、サムライなどベテラン勢と2次会へいきました。
場所が場所だけに呼び込みなどでにぎやかでした。
悪いことに日大空手部OBのO君も一緒です。
新年会の話もいろいろあるのですが、
今日は今日でまた面白いイベントがありました。
Ike君、Nito兄弟が参加した他流派の試合です。
結果的には全員無敗で大変良い結果を残してくれました。
ike君 投げからの上段突き。
Nito(弟)相手の右上段を外側に外しての右カウンター
現空研の基本技ですね。
Nito(兄)の上段順突
この内容については別のコラムで詳しく解説いたします。
また今日はそのあと目黒道場で稽古を行いました。
Nito兄弟も大会の後そのまま稽古にも参加して組手でも元気に暴れていました。
すごいスタミナだ。
今日は稽古ではちょっとかわった組手を行いました。
新年会や今日の大会の後皆と雑談した中で昔私の若い頃遭遇した喧嘩の場面で多人数に囲まれた時のことを思い出したのが今日の組手のきっかけです。
我々は通常組手といえば一対一を想定して稽古しています。
しかし、実際のいきなり理不尽な暴力を受ける場面などでは複数が相手になるケースが多いのです。
そういった事を想定して複数相手の組手を今日はやってみました。
皆にいろんなケースを経験させたいのでこれも勝ち抜き戦で行いました。
これもいろいろ面白い状況が次から次へと展開しました。
今回はたまたまビデオを用意していましたので全てを撮影しました。
これもそのうち別途コラムで詳細に解説したいと思っています。
2005/01/14
明日(15日土曜日)は現空研新年会です。
場所は新宿歌舞伎町。
歌舞伎町となって急に参加人数が増えたのだが気のせいかな?
店の名前は会員ページで確認のこと。
伝説の10人組手をダイジェストで上映予定。
おおいに飲もう。
なお、隣の店はキャバクラなのだが間違えたふりして入らないように。
なお翌日(16日日曜日)はIke君、Nito兄弟が他流派の大会に出場します。
夜は稽古がありますから稽古の前に観戦できる人はぜひ行って応援してください。
詳細は会員ページに記載してあります。
2005/01/13
本日(昨日)は我孫子道場で稽古を行いました。
恐ろしく寒い日でしたが集まりも良かったので、組手で勝ち抜き戦を行いました。
回転を良くするため、1分で技有りを先取した時点で勝ち残りとしました。
また、2分間の昇級審査の試合では取らないような軽めの技でも技有りをとることにしました。
一瞬の気の緩みで負けにつながりますのでこれはこれで緊張感のある組手になります。
長身のSiba二段と小柄なKIta初段(和道流二段)はいつも間合いの取り合いで自分の距離を掴んだ方に軍配が上がります。
今回も緊張感あふれる組手になりました。
女子部も寸止め、防具着用のフルコンでそれぞれ勝ち抜き戦を行いました。
白帯のSさんも力を着けてきており、パワーのある緑帯Yさんに敗れたとはいえ善戦しました。
こうして今日も極寒の道場も最後は熱気に包まれました。
2005/01/12-2
東京造形大学コンピュータ技術論受講生へ
後期試験は1月14日です。
講義の要点は専用ページにアップしてあります。
パスワードを失念した者は氏名、学籍番号を記してメールしてもらえばすぐ再発行いたします。
試験のヒントは最後の講義で言いましたが、用語の意味を再確認しておいてください。
前期のような計算問題はありません。
穴埋め問題が大半です。選択式と用語を記述するものがあります。
記述する用語はコンピュータグラフックス、3DCG、動画編集は押さえておいてください。
ユビキタスコンピューティングに関しては自分の考えを整理しておくこと。
その他重要ポイントが専用ページに記載してありますので必ず目を通しておいてください。
2005/01/12
本日は我孫子道場で稽古を行います。
今年は昇級・昇段審査の日時を早めて、通常3月に行っていた審査を2月に行いたいと思っています。
審査といっても普段と同じことを淡々と行えば良いわけですから、特に気にする必要はありません。
武道空手は試合の日程にあわせて調整という考えは重きを置きません。
いつ何が起きても対処できるようにするというのが武道の本質ですから。
したがって何時でも大丈夫という心構えでいてください。
とは言え、最低限の準備はしておきたいと思うのが人情でしょうから、怪我などのケアは十分にしておきましょう。
今週は、Ike君、Nito兄弟の他流派大会の出場や新年会などイベントが目白押しです。
新年会は新宿の歌舞伎町でプロジェクターの使える店を貸切で行います。
詳しい情報は会員ページをご覧下さい。
2005/01/11
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部も人数が揃い元気一杯の稽古ができました。
少年部Take兄弟のお父さんは現役キックボクサーですが、今日もお父さんの前で気迫のある組手ができていました。
お父さんと少しお話しましたが、現在は空手の技をきちんと身につけさせたいのでキックの技は家では教えてないということでした。
もう基本は身に着いているからキックの技を教えていただいても構いませんよ、とお話しました。
先月はTake兄弟は勝ち抜き戦で大量の勝ち抜きを果たしていますからますます力を付けていくでしょう。
上級生にはまだまだ体力も実力もある子がいますからがんばってもらいたいものです。
皆、形三戦もだいぶカタチになってきました。
一般部は今日は勝ち抜き戦を行いました。
長身の茶帯Yamaさんが久しぶりに顔を見せてくれました。
今日は、寸止め、フルコンとも好試合が続きました。
面を着けてのフルコンをしばらくやったことも刺激になり、皆顔面への意識が高まったことは大変良いことです。
今日も素晴らしい顔面の技を多く見ることができました。
今日目立ったのは50代で空手を始めたKiさんです。
どちらかというと柔道(黒帯)で鍛えた体力で押してくるタイプに見えますが、的確なところでカウンター気味の上段着きを何本も決め、多数の勝ち抜きを果たしました。
日大空手部出身のO君や修猷館の後輩Ito君も気迫のこもった組手で多くの勝ち抜きを果たしました。
フルコンの部の勝ち抜きは残念ながらタイムアップのため途中で中止しましたが、全般に出来は上々でした。
Nito(弟)も今日は試合が近いので面を着けずに稽古に参加しました。
今日は皆の猛攻でたまたま勝ち抜きはできませんでしたが、調子が良いのは見ればわかります。
今日は女子部も勝ち抜きを行いました。
こちらもハイキックの応酬ですばらしかったです。
最初に上段回し蹴りを決めたのは世田谷の実力者Hoso君の娘さんです。
次にバレーで鍛えたタコのような柔軟性をもつSuzuさんです。
立て続けに上段回し蹴が決まりました。
Suzuさんは身長160cm台ですが身長170Cm台後半長身Syoさんの顔面を至近距離からピシリと決め一本勝ちです。
その後も上段回し蹴りは冴え渡り女子部を総なめにしたのです。
まだまだスピードや受けの課題は多いのですが、体の柔らかさは強力な武器になります。
女子部も特に白帯がだんだん実力を上げてきましたので面白くなってきました。
2005/01/11
本日は世田谷道場で稽古を行います。
2005/01/10
8日は、下北沢で昼過ぎから音楽家の新年会に参加させてもらいました。
そして夜は現空研目黒道場で稽古を行い、その夜はそのまま反省会へと雪崩れ込みました。
さすがに酒が足先から頭のてっぺんまで浸透しました。
新年会の様子(音楽新年会1,音楽新年会2,音楽新年会3)は写真と一緒にコラムに別記しましたのでご覧下さい。
稽古はいつもと同じペースで行ったのですが、私はいつもと様子が異なりました。
基本稽古の時から皆の動きがやたらと鋭くスピーディーに見えるのです。
皆、急激に上手になったようです。
本当に上手になったのかもしれませんが、それにしてはあまりにも急激過ぎます。
この感覚は乱撃に入ってから益々強くなってきました。
確かに昼から夕方まで飲み続けていたわけですから相当量のアルコールが入っていたことは間違いありません。
それにしても皆乱撃のスピードのあること。
組手は、今日は勝ち抜き戦を行いました。
白帯から始めて最初は寸止め、2回目はフルコンです。
この組手がまた気持ちが良いほどテキパキと見えます。
最後に全員で5本連続で乱取り組手を行いました。
修猷館の同窓生、YosisとTanakaも来ているし、修猷館の後輩Ito君もいましたので稽古の後はいつもの所で今年最初の反省会を開きました。
そして店が閉まるまで飲みつづけました。
伝説の男Tanakaの例の話の詳細、そしてIto君の細かい質問などでいろいろ新事実も分かって面白かったです。
最後に音楽会で披露した空手の秘儀を皆の前で再現しました。
これは門外不出の技(?)なので免許皆伝の者だけに伝授します。
2005/01/06
8日(土曜日)は目黒道場で稽古を行います。
この日は、昼間から私は桐朋出身者を主体にした音楽家の方々の新年会に参加してきますので、かなり酒が入った状態になると思います。(さすらいの酔っ払いには及びませんが)
そして珍しいゲストを連れてきます。
私の高校(修猷館)の喧嘩仲間で早稲田大学少林寺拳法部でならしたTanakaと、我孫子道場で稽古をされているYosiさんの旦那さんです。
Tanakaに関してはコラム高校時代の悪友と飲んだで詳しく述べていますので興味のある方は再読してみてください。
クラスで成績トップで東大へ行ったYosiと私と一緒に喧嘩ばかりしていたTanaka、両極端の二人です。
もう一人の秀才で現在東京高裁の判事をしているSioさんも一緒の予定でしたが、親戚の方が酒の製造を始めたといううらやましい環境でそこに試飲の旅行に出るということで残念ながら今回はパス。
2005/01/05
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
木村師範、Siba二段、Kuro初段、Asa初段、Sai初段、Yosi初段他実力者の顔が揃いました。
もちろんNito兄弟、Ike君、ボクサーのコマちゃん、アイスホッケーの巨漢Kami君など組手大好き派も勢ぞろいです。
白帯ですが合気道7年の経験者Ai君の他、緑帯、茶帯もその他多彩なメンバーが揃いました。
それで今日は、組手はいきなり全員総当りの勝ち抜き戦にしました。
最初は寸止め、2回目はフルコン、3回目は希望者のみの顔面ありフルコンです。
Yosi君の多数勝ち抜きや、ボクサーコマちゃんの顔面ありでの活躍が目立ちました。
さすがにプロボクサーのパンチは重く、Nito(兄)がフックをもらって一瞬脳震盪を起こすほどでした。
しかし蹴りの重さはNito(兄)に分があり大変な好試合でした。
Nito(弟)は今日は横の動きが速く、プロボクサー相手でも良く反応していました。
Siba二段とYos初段は時間内に決着が付かず、延長の末僅差でYosi初段が勝ちを制しましたが内容はほぼ互角でした。
Ike君は今日もYosi君やボクサーのコマチャンを相手に良い組手を展開していました。
顔面ありとなると一日の長を感じさせます。
総じて熱気あふれる稽古でした。
久々の木村師範も皆のやる気に感服しきりでした。
2005/01/04
皆さん明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろ面白いことや勉強になるイベントが多く充実した一年でしたが、今年はもっといろんな企画を考えています。
皆といっしょに現空研空手を発展させ生涯空手としての道を開いて行きたいと考えています。
今年も宜しくお願いいたします。
今日は世田谷道場で初稽古を行いました。
少年部もまだ冬休みということもあり参加者は少なかったのですが、形三戦をみっちりやったあと、全学年男女混合で勝ち抜き戦を行いました。
人数が少ないので2周行いました。
皆本当に強くなったのを肌で感じます。
一般部もさすがにいつもより会員の数は少なかったのですが、組手は寸止め、フルコン、面をつけての顔面有りフルコンと多彩なメニューでこなすことができました。
Nito兄弟、Ike君、にIBMのSizu君、それにHoso君、Koji君などのパワー勢、その他強豪がづらりと揃いましたので内容は大変充実したものになりました。
恒例の勝ち抜き戦も行いましたが、個人個人のレベルが上がり、去年の今ごろとは比べ物になりません。
今までは我孫子道場だけレベルが突出していましたが、その差は急激に縮まりつつあります。
もちろん我孫子道場もレベルは年々向上しているのですが、東京の追い上げはそれほど急激だということです。
今年は全道場で10人組手達成者が多く出ることを期待したいと思います。
また、黒帯の諸君もより上を目指して精進してください。