2010/12/31
今年も後数時間を残すのみとなりました。
今年を思い返すと現空研の歴史の中でも本当に激動の一年でした。
長年の景気低迷と政治不信の続く中でともすれば若者や働き盛りの社会人も明るい見通しのできない中、黙々と武道に打ち込む現空研の仲間たちに私もずいぶん多くの勇気を頂きました。
社会の沈滞した動きとは裏腹に現空研の空手の技術レベルは着実に向上している事はあきらかです。
現空研で空手を覚え、黒帯を取った二戸伸也君がプロキックボクサーとして大活躍したのもその一つの現れでしょう。
チャンピオン目前で不慮のアクシデントのため引退を余儀なくされましたが、そのパワフルで圧倒的な攻勢をかけ、一発の威力は現空研空手の真髄でもあり底力を証明してくれました。
また今年度の特筆すべき点は入門者の年齢層が大変広くなったこともあります。
熟年層の方や、大病を克服された方、またなんらかの障害を抱えてなおかつ前向きに挑戦される方々の入門は生涯空手、生涯武道を標榜する我々にとって大変大きな励みにもなりました。
一方、他流派や他武道で高い段位をお持ちのベテランや上級者、ボクシンク等のプロの世界の方の入門もあり、広い観点で格闘技を考え、また切磋琢磨するのに適した環境にもなりました。
神田錬成館の山本師範はじめ多くの方々との交流もより深まり、これも大変嬉しいできことです。
現空研大会では無差別級、重量級の2階級を制覇したUchida初段、壮年部軽量級で入門間もないNakagawa君など新鮮なホープも誕生しました。
もちろん、現空研上級者達、Hituj初段、Horikomi初段、Ikeda二段、Kamioka二段の各クラスでの優勝もそれぞれ見事なものです。
あと、今年は15人組手、20人組手も劇的な内容のものが多く、これは年があけて時間がとれたらあらためて詳細をお知らせいたしまが、
15人組手を完遂させた、Sonoda(T)二段、Suehiro二段、Surmatu二段、Ito二段、Watanabe(レスラー)二段、Takagi二段、Namekawa二段、
20人組手を完遂させたKin三段、Nito(兄)三段、 Ikeda三段
皆、現空研史を飾る見事な組手を見せてくれました。
またベテランのサカ坊初段は、15人組手を前に様々な事情で大変な困難な状況に陥り、私のなかば強制的な休会指示に従って休会となりましたが、持ち前の根性と努力で多くの困難を乗り切ることができました。
その他劇的状況な中で努力され、困難を克服しあるいは戦っている多くの会員の方々がおられます。
空手で培った体力と精神力で立ち向かい良い方向にもっていかれる事と信じています。
来年も皆で空手道を突き進んでいきましょう。
2010/12/18
速報 Namekawa初段 15人組手完遂。
Namekawa初段の15人組手は今年の昇段審査の締めくくりを飾る見事なものでした。詳しくは後ほど。
なお本年の15人組手20人組手の完遂者の感想はまとめて詳しくお伝えする予定です。
その他本日はアクシデントのためチャンピオンを目前(バンタム級一位)にしてやむなくプロキックボクシングからの引退を決意した二戸伸也初段と彼と大変親しいSionaka初段との模範組手を行ってもらいました。
少年部のTakagi(F)1級の認定証授与とあわせて、二戸伸也初段のプロ引退と新しい出発を祈念する多くの会員たちの寄せ書き及びSionaka初段からの花束贈呈が行われました。
また、ロンドンから駆けつけて頂いたYamamoto師範にNito(兄)三段(仮)を相手の模範組手も行って頂きました。
二戸伸也初段 VS Sionaka初段、Yamamoto師範 VS Nito(兄)三段(仮)ともに模範組手というより、真剣試合に近い素晴らしい内容でした。
本日はYamamoto師範ご紹介の女性空手家(剛柔流)のKanekoさんも見学されました。ぜひまたお出で下さい。
もう一人本日見学されたSさんは海外でプロボグサーとして活動されていてつい先ごろ日本で引退試合をされたばかりの方で、来週が楽しみです。
本日は、Yamamoto師範の歓迎とNamekawa新二段の祝勝を兼ねて時間の許される勇士を募って急遽渋谷で臨時忘年会となりました。
しかしよくもこれだけ猛者が集まったな。
携帯で撮った写真で一部画面が欠けており、また写ってない方々もおられるかもしれません。すみません。
もっと良い写真を撮られた方送って下さい。
2010/12/17
明日は目黒道場で今年最後の15人組手を行います。
挑戦者はNamekawa初段です。
ロンドンから神田錬成館のYamamoto師範も来られます。
また、プロキックボクシングからの引退を表明したNito(弟)初段や各種フルコンの全日本大会で活躍しているSionaka初段も来る予定になっています。
多くの会員の参加を期待しています。
2010/12/15
本日は我孫子道場で稽古です。
我孫子道場は今年は会員の数、質、稽古の内容全て充実してきました。
先週に続き今日も勝抜戦は内容の良い多くの対戦がありました。
今日の主役はKitajima二段です。
多くの強豪がひしめく我孫子道場であわや全員抜きを演じるところでした。
殆どが黒帯で色帯も実力者が多く、白帯も他流派の高段者が混じる中で残り一人というところまで行きました。
今回も対戦順は、帯色に関係ないランダムな順序で行いました。
全員厳しい組手でしたが特にNakagawa初段、アビ二段との対戦は紙一重の好勝負でした。
最後の一人はHayasi(パオ)二段です。
互いにポイントを重ねますが同点で延長、大激戦の末僅差判定でHayasi(パオ)二段の勝利となりました。
しかし、最後まで自分の空手に徹した精神力はすばらしいものです。
強いて研究課題を言えば、最後に勝敗を意識してしまったことにあるかもしれません。
最終的な勝ちを欲すれば、小さな勝ちにこだわらない事が大切です。
大欲を成就するためには小欲を捨てることです。
私も言葉では偉そうに言えますが、自分が実践できているかと問われれば頭をかくしかありません。
2010/12/14
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
Namekawa初段が今週末の目黒道場で15人組手を行いますので、最後の調整も兼ねて全員で彼に掛かる連続組手を行いました。
もちろん本番に備えてライトで行いました。
先日のコソ練でも好調ぶりが伝えられていましたが今日もスタミナに余裕があり、心技体が充実していることを感じさせてくれました。
2010/12/11
本日は柏で忘年会を行いました。
一次会の幹事はアビ二段、二次会の幹事はYanagi初段で大変盛り上がるひと時でした。
今年は、暮れ近くなって様々なキナ臭い事件や紛争が起こり、不景気も加わって大変不安定な社会情勢となっております。
我々武道を志す人間としてあらためて自覚を促す必要があるのではないかということで今年のしめくくりとした挨拶をさせて頂きました。
中鉢、木村両師範とともに久しぶりにロボコップ師範も姿を見せてくれ大変楽しい会となりました。
またサカ坊初段の友人であるオーストラリア人のヒース氏も参加して現空研は皆空手と同じくらい英会話も達者なので国際的な会話が飛び交いました。
ヒース氏は体験入会の時指を骨折してしまいましたがそれもほぼ全快し、そのうちまた道場に顔を出してくれるでしょう。
15人組手、20人組手を達成した会員、また惜しくも失敗した会員、そしてこれからチャレンジする会員をあらためて紹介し来年への期待をこめて中締めと致しました。
2010/12/09
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
先週に続いて鎖骨折を重点的に稽古しました。
また横綱白鳳の体の柔らかさ、足腰の強さの話をし、しこ立ち、猫足立ちを十分を腰を落とした状態で30分は平気でいられるように足腰を鍛錬して欲しいというお話をしました。
我孫子は今日も新会員が増えますます活況を呈しています。
パオ二段の紹介で体験入会していた太気拳の有段者の方が正式入会されました。
動きに対する反応が良く、数回の体験で現空研の組手に十分対応できていました。楽しみな一人です。
今回新防具着用の勝抜戦を行ったのですが目立ったのはパオ二段でした。
特に強豪Nakagawa初段との対戦では相譲らぬ激戦となり、延長の末僅差判定でパオ二段が制しました。
また、最後のアビ二段とIkeda二段の対戦も名勝負と言って良いできでした。
先週とはうって変わって冷静沈着かつスピードのあるIkeda二段の攻撃を、上手くかわし、重い突き、蹴りで応戦して一歩も引けをとらぬアビ二段。
延長の末ポイント差無しで引き分けとなりました。
大変中身の濃い組手でした。
女子部はMano初段とKiku初段の突きのみでの組手を行いました。
双方厳しい打撃戦となりましたが互いに決定打がなくこれまた引き分けとなりました。
熟年世代の会員の方たちも勝抜戦に参加されいぶし銀の組手を披露されていました。
今日は大学で後期最後の講義を行いましたが、学生からうれしい言葉をもらいました。
今年の忘年会は我孫子で行いますが、女子部の参加者が例年になく多くはなやかになりそうです。
東京の会員も参加できますのでぜひ参加してください。
また幹事の方が苦労しますので参加表明はなるべく早くお願いいたします。
幹事はアビ二段で、二次会幹事はYanagi初段です。
2010/12/08
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は負抜戦を行いました。
これは、負けた方が残って勝つまで戦い続けなければならないという少年部ルールの一つです。
勝負の大原則として弱い所、部位、人に攻撃を集中されるのは至極当然の哲理です。
負ければ負ける程新たな攻撃を仕掛けられます。
何もしないで無策に時を待っていれば事態はますます悪化していくという現実を肌で感じてもらうために時々このルールの試合を行います。
子供たちには、このルールは思ったより人気があります。
たのもしい限りです。
どこかの国の政治家たちにもこの子たちの勇気ある組手を見て欲しいものです。
少年部の活気に比べて一般部は今日は参加者が少なかったのですが、Suematu二段を中心に鎖骨折の集中稽古を行いました。
新防具着用の勝抜戦及び多数の同時対戦の組手などを行いました。
2010/12/07
現空研忘年会の件ですが、今年は我孫子方面で行うことになりました。
詳しくは会員ページに記載してありますが、幹事のアビ二段の骨折りで学生・女性は割引料金となりました。
また、Yanagi初段が2次会会場も格安料金で押さえてくれたようで、こちらも席の確保のため参加できる人は事前に表明していただきたいとの事です。
会員の方は会員ページをご覧下さい。
2010/12/05
本日は目黒道場は「池ノ上」で稽古を行いました。
今日も鎖骨折の特訓です。
この技は身長の高い人は出しやすいです。
現空研でも身長190CmのSiba二段などは、他流派の大会などで効果的にこれを駆使していました。
私も得意技の一つです。
しかし、この技はコツさえ飲み込めば小柄な人でも威力のある攻撃が可能です。
肘の使い方と体重移動のタイミングを掴むことが大切です。
今日は低反発素材を使用した新しい防具の実験も兼ねて、実戦形式(と言ってもライトコンタクト)で勝ち抜き戦を行いました。
順番は先週我孫子でおこなったのと同じ「氏名の逆読みのあいうえお順」を採用。
やはり、技の習得は基本の稽古は当然としても、こうした実戦形式を行うことで緊迫感が生まれ、技の習得に対する桁外れの集中力が生じます。
大変中身の濃い稽古ができました。
特に目立ったのはNito二段とNamekawa初段でした。
Nito二段は多数を勝ち抜き、そのNito二段を破ったのがNamekawa初段です。
最終的にNamekawa初段が勝ち残りました。
東京道場も我孫子道場と同じく新会員の白帯の方も増え、ベテラン、新人共に活気がでています。
来週の末には今年最後の15人組手であるNamekawa初段のチャレンジがありますが、調整は上手く行っているようでした。
2010/12/03
今日はサカ坊主催のアヤシゲな会に出席しました。
サカ坊は今年はいろいろな苦しい事がありましたが、それを乗り越えやっと一息ついたところだと思います。
最初は少人数の飲み会を企画していたようですが、段々数が膨れ上がって現空研忘年会予行のような形になりました。
Namekawa初段は15人組手を控えていますが、緊張をほぐす良い機会になったかもしれません。
また懐かしいKoike(ジャイアン)初段と会うこともできました。
詳しい状況はサカ坊初段やNamekawa初段のブログを参照してください。
下の写真は2次会の様子です。
まじめそうな人や、やばそうに見える人やイロイロです。
一次会の写真撮った人いたら送って下さい。
2010/12/02
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場は新会員の方が増え、初心者からベテランまで多士済々で活気があります。
特にシニアクラスの方々が多くなったのも特色のひとつです。
今日は、先週の東京道場でも行った「鎖骨折」を特訓しました。
また、これにポイントの加重を多くした特別ルールでの勝ち抜き戦も行いました。
今回は対戦をランダムにしたいので、何か良いアイデアはないか皆に聞いてみましたが、普通考え付く順序は大抵やりつくしています。
すると、新会員になったシニア世代のAraiさん(伝統系4段)が、髪の多い順ではどうでしょうかと大変ユニークな提案を。
しかし、回りを見渡すとと、けっこう人工的、自然発生的を問わずスキンヘッドが多い。
これでは甲乙つけがたく却下。
結局氏名の逆読みのあいうえお順というヘンテコリンな順序で行うことにしました。
ポイントも通常とは違うし、厳密な意味での勝敗を決する形ではないのですが、なかなか充実した内容の組手が続出しました。
ユニークな提案をしたAraiさん(伝統系4段)も何人も勝ち抜く活躍を見せてくれました。
パオ二段の紹介で体験入会中の方(他格闘技黒帯)もだいぶ現空研空手に慣れてきて、破れはしましたがパオ二段とかみ合った組手を展開していました。
Nakagawa初段はいつも絶妙のタイミング鋭い攻撃を見せてくれますが今日も良い動きでした。
アビ二段がこういう小技も器用にこなすのはさすがです。
Nakagawa初段とアビ二段の対戦はなかなかの見ものでした。
ポイントはイーブン、差は殆どなく僅差判定でアビ二段が勝ち抜きました。
今日大活躍したのはKitajima二段です。
多数を勝ち抜き、Ikeda二段との決戦はすばらしいものになりました。
いつも激戦をみせる二人ですが、今回はKitajima二段の圧勝となりました。
積極的に攻勢をかけるIkeda二段に対し、平常心で臨んだKitajima二段の絶妙のカウンター攻撃がことごとく成功しました。
スピードも反射神経甲乙付け難く抜群の二人ですが、展開によってはこういう一方的な展開となることもあるわけです。
勝負の怖さ、難しさを感じさせる一瞬でした。
※ サカ坊初段より我孫子道場へ行く前にメールをもらい、我孫子の忘年会に体験入会したオーストラリア人のH氏と共に参加する連絡を受けました。
更に、どうもわけの分からぬ企画の飲み会を都内で決行したいが、ホームページでご紹介頂ければということで一応紹介しておきます。
詳細は彼のブログを参照してほしいとの事です。
できれば先生も一緒にということでしたが、明日ということでちょっと参加できるか微妙です。
時間が取れれば私も参加するつもりです。
(早く紹介しようと思っていたのですが昨日は我孫子で帰りが遅くなり、今日は東京造形大学での講義があり遅くなってしまいました。)
我孫子の忘年会は決定しましたが、東京の方は上手く調整ができず、現在新年会を企画中です。
と言うわけで忘年会は東京の会員も可能であれば我孫子の忘年会(場所は柏)へ合流して下さい。
2010/12/01
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は先週は関節技を今週は猫足からの蹴技を特訓しました。
一般部は今年最高の人数となりました。
大学生のWakamatu初段も久々の参加です。体調を崩してしばらく休んでいましたが、回復したので稽古を再開したいとのことでした。
Okosi初段との模範組手で体力で押される場面はありましたが全くブランクを感じさせないスピードのある組手を見せてくれました。
サカ坊初段からもメールをもらいましたが今から我孫子に行きますので後で紹介します。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
※最近様々な事件が起こり、あきれることや情けない事があまりに多く、書きたい事がたまりすぎてどこから書いたら良いやらといった心境です。
武道を志す日本人として、また、健全な社会人、国際人としても看過できないことがあまりに多すぎます。
2010/11/26
あっというまに忘年会の季節となりました。
今年度はまず柏からです。
急遽決定したのですが今年もアビ二段に幹事をお願いいたしました。
会員ページに詳細をアップしていますのでぜひ参照の上、ご参加ください。
我孫子の会場ですが東京はもちろん、休会中の会員や出稽古で一緒に汗を流した他道場の方々も大歓迎いたします。
なお、IDを持ってなくて会員ページを参照できない方は、
こちらにメールをいただければ詳細をお知らせいたします。
2010/11/20
16日のKin2段とSionaka初段の動画の一部を追加アップしました。
2010/11/17-2
速報 Watanabe(レスラー)初段 15人組手完遂。
詳しくは後ほど
2010/11/17
本日(17日)は我孫子道場でWatanabe(レスラー)初段の15人組手を行います。
多数の参加を期待しています。
2010/11/16
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
Sionaka初段が久しぶりに顔を見せてくれました。
Kin二段との模範組手は素晴らしい内容でした。
左 Kin2段の飛び後回蹴 右 Sionaka初段 (動画)
2010/11/13
忙しくて更新が滞っていました。
10日の水曜日は我孫子道場で稽古を行いましたが、休会中のなつかしい会員が来訪。
一人はOtuka二級です。
2年以上前ですが、当時学生でした。
現在は大学を卒業して専門学校の教員として働いています。
今月から復会して今日が初稽古となります。
もう一人は東京で活躍していたMurakosi初段です。
彼も家業を継ぐために帰郷し休会していたのですが、仕事も軌道に乗ったのか復会を目指して道場までの距離や時間の確認のため顔を見せてくれたのです。
今日はレスラー初段が15人組手を行うための調整も兼ねて、彼を先頭にこの二人も特別参加で勝ち抜き戦を行いました。
最近入会したAraiさんは65才ですが、伝統系4段で、フルコンを体験したいということで入会されました。
今日で組手はたしか2回目だったと思いますがレスラー初段を相手に上段突きの有効ポイントを取るなど良い動きでした。
今回4級を取ったTakasimaさんも60才代で活躍しています。
我孫子道場は最近、年齢層も含めて経験や職業も多彩な会員が増えて活気がでています。
Murakosi初段は乱取りで、自衛隊空手4段のNakagawa初段と対戦していましたが、互いに素晴らしい動きをしていました。
2010/11/03
本日我孫子道場の稽古はお休みでしたが、アビ二段主催で自主稽古が実施されます。
レスラー初段の15人組手サポートがメインですが、当然参加人数は多い程稽古になりますので、時間のある会員はぜひ参加して下さい。
現空研の正式稽古です。
なおNamekawa初段の15人組手を12月中旬に行う予定です。
2010/10/26
本日より各道場で昇級昇段審査合格者に認定証と帯の授与を行います。
但し、初段まで。
二段以上はもう少し後になります。
2010/10/25
速報 Sonoda(T)初段 15人組手完遂。
詳しくは後ほど
2010/10/24
本日(24日)は目黒道場でSonoda(T)初段の15人組手を行います。
多数の参加を期待しています。
2010/10/20-2
速報 Ikeda二段 20人組手完遂。
詳しくは後ほど
2010/10/20
本日(20日)は我孫子道場でIkeda二段の20人組手を行います。
多数の参加を期待しています。
2010/10/19
何かと話題に事欠かないOrikasa初段ですが、いよいよ漫画のストーリー作家としてデビューすることが決まりました。(来月?)
彼は現在この分野の第一人者である小池一夫氏の内弟子として修行中です。
その小池一夫氏が10月21日、31日に緊急講演を開催され、この紹介ホームページを作成したのが、今夏期合宿で15人組手を完遂したSuehiro二段です。
現空研は小池氏となんらの利害関係はありませんが、現空研には様々な分野で活躍しながら空手の道に打ち込んでいる方々もおられるという事でご紹介いたします。
2010/10/16-2
速報 Suematu初段 小学生の娘さんも見守る中15人組手完遂。
詳しくは後ほど
2010/10/16
本日16日(土曜日)は世田谷第二道場でSuematu初段の15人組手を行います。
土曜日ですが場所は駒留中学です。(目黒道場ではありません)
多数の参加を期待しています。
2010/10/12
速報 Kin二段 20人組手完遂。
詳しくは後ほど
2010/10/12
本日は世田谷道場でKin二段の20人組手を行います。
対戦者を希望するしないにかかわらず多数の参加を期待しています。
2010/10/06
本日は我孫子道場で15人組手が行われました。
挑戦者は上段蹴の名手Y初段です。
この日のために毎日走りこみを含め、着々と準備を重ねてきました。
15人組手の推薦を得る程ですから、技量、精神ともに挑戦するに十分なものを持っている事は自明な事です。
我孫子のIkeada二段、アビ二段らの高段者をはじめ、精鋭の揃う中、東京からもSuzuki(R)二段、Takagi二段、15人組手を控えたNamekawa初段らの強豪がずらりと並びます。
Nakabachi 師範、Kimura師範両主審、そして総合審判長である私の前で15人組手は始まりました。
あらかじめ自分で作成した心得を自分のサイドに張り、終始平常心で立ち向かおうとする堅い決意が見て取れます。
第一戦から裂ぱくの気合で立ち向かうY初段でした。
7人目までは、体調も万全で、激戦は続きましたがダメージ自体はそれほど蓄積しているようには見えませんでした。
だが8人目のTokiwa初段の対戦で最初のスタミナの消耗を感じさせました。
その後は、Kitajima二段、Ikeda二段、Suzuki(R)二段、Takagi二段との上級者対決では一戦ごとに疲労が累積していきました。
中段のレバーを効かされ、動きが止まったところで下段の攻撃を受けたり、一瞬動けなくなる瞬間がいくつかありました。
精神力で立ってはいましたが、かなり限界に近い状況です。
控えの救急救命士でもあるNakabachi主審がTakagi二段との試合の後本人に駆け寄り意識の確認や状況を調べました。
そしてKimura主審、私を交えて、協議しまた。
ダメージの蓄積は確認されましたが、本人の強い意思の確認を行った後、総合的に判断して、次、一瞬のスタンドダウンでも試合中止という条件を審判に指示し、試合は続行されました。
13人目、14人目は、上級者の人数の関係で、最も体重の近い二人、Nakagawa初段とNamekawa初段を再度当てました。
この二人は現空研大会で、第一回、第二回の壮年部軽量級優勝者のNamekawa初段と第三回の壮年部軽量級優勝者のNakagawa初段という超強力な対戦者です。
13人目のNakagawa初段との対戦は押されてはいますがまだ大きな気合とともに反撃できました。
上段の蹴りもでました。しかし試合途中で左足が痙攣を起こし(つった状態)場外で足を伸ばすシーンも見られました。
Kitajima二段やレスラー初段が近寄って心配する中、Suzuki(R)二段、Takagi二段も駆けつけ激浪します。
控えのNakabach主審も再度確認のため会話をかわします。
そしていよいよ運命の14目の対戦となりました。
左 まだ鋭い上段蹴りを出す体力、精神力も残っています。 左 Namekawa初段の牽制気味の下段でも効かされてしまいます。
大きな気合を入れて自分を奮い立たせるYanagi初段ですが、蓄積されたダメージはかなりのものでした。
それでも起死回生の上段回蹴を放つなど精神力の衰えは全くありませんでした。
一方Namekawa初段は、相手の動きを冷静に見て淡々と自分の空手を組み立てていきます。
Y初段は気迫はこもっていましたが、牽制と次の技へのコンヒネーションとして出したNamekawa初段の軽い下段蹴にも耐える力はもはや残っていませんでした。
気力、精神力の衰えは全くありませんが足が言うことをきかなくなっているのは分かる者には分かります。
直後立て続けに上段を攻められますがもはや体のコントロールができていません。
右 ものすごい精神力で耐え、応戦するY初段
回りからは声援の声が高くなります。
しかし私は中止の指示を出しました。
こうしてY初段は後一人を残して14人目で無念に散りました。
精神力、心肺機能はまだ余力を残していました。
そのまま続行させていれば15人完遂はあるいは可能だったかもしれません。
しかし私はあえて非情の「止め」の号令をかけました。
Kimura師範が後で「止め」を命ずるのは難しいですね、とポツンと言っていました。
長い準備を経て、相当な覚悟で望んだ15人組手です。
仕事の面や家庭サービスの面でもいろいろご苦労があったと思います。
しかもあと一人で完遂というところで「止め」を命ずるのは本当に辛いことです。
それでも私は「止め」を命じました。
なぜなら、空手は自分を鍛え、肉体的にも精神的にも強くなり、自分や家族、仲間を守り、勉学や仕事でも不撓不屈の精神で困難を克服する能力を養って自分の人生を実り多きいものにしていくためのものなのですから。
成長の一過程である昇段審査で、大きな怪我をしたり、取り返しのつかないアクシデントを起こしては本末転倒となってしまうからです。
成功は人生の大きな喜びですが失敗は次の成功を得るための大きな糧でもあるのです。
最終的な大きな成功のためには、その過程では小さな失敗の経験は大きな財産になるのです。
Y初段は誰もが認める我孫子道場の強豪の一人です。
必ず次回には完遂してくれることを信じています。
2010/10/05
本日は世田谷道場で少年部中学生のTuji君が10人組手にチャレンジし見事完遂しました。
Tuji君は入門は小学校1年生に入学と同時に現空研に入門しました。
そしてコツコツと稽古を重ね7年目の今日とうとう念願の黒帯を取ることに成功したのです。
現在は有名私立中学に通いながら文武両道の道をまっしぐらです。
しかし、今日の組手は全員が大人の一般部です。
もちろん少年部としての一定のハンデ、安全のための配慮をしてありますが、苦しい対戦には違いがありません。
本当に激闘と言ってよい10試合ですが良く耐え、そして敢闘しました。おめでとう。
2010/10/03
政治家はなぜ「お願いするのか」 その8 をアップしました。
2010/10/02
の続きをアップしました。
2010/09/28
Nito(兄)二段の20人組手の感想を途中までですがアップしました。
2010/09/27
速報 Nito(兄)二段 20人組手完遂。
詳しくは後ほど
2010/09/25
23日はIto初段が15人組手を完遂し、基本形審査の合格と合わせて晴れて二段の帯を締めることになりました。
我孫子の精鋭に加えて東京道場の猛者も多数集結し、ベトナムからこの日のために一時帰国したIkoma初段(コマちゃん)が15人目となる豪華メンバーです。
途中顔面強打のアクシデントがあり鼻血のため3分間の休止を命じましたが、これをものともせず鍛えた体力、技、最後まで衰えぬ敢闘精神で難関の15人組手を完遂しました。
むしろ15人目のIkoma初段が膝を痛める程でした。
詳細は別途感想を述べたいと思います。
さて、明日(26日)は目黒道場にてNito(兄)二段の20人組手が開催されます。
多数の参加を期待しております。
2010/09/23
速報 Ito初段15人組手完遂
2010/09/22
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
畳が用意してあったので、少年部は急遽受身の特訓を行いました。
最近の子供たちは、取っ組み合いの遊びや喧嘩が少なくなったので転び方が大変下手です。
些細な転倒でよく骨折をします。
まず、柔道の基本的な受身を教える事で少しでも転ぶときの体さばきを身に付けてもらおうと思っています。
一般部ではHirayama2級の6人組手が行われました。
道場別の単独の審査は参加者に勢いのある実力者が多数入る事が多く、今回もその例に違いません。
Morikawa君 (他流派フルコン、キック経験者)
Yokoyama3級 (先日5人組手完遂)
Yamada1級(初段) (先日10人組手完遂)
Nakazawa1級 (次期10人組手挑戦)
Suematu初段 (今期15人組手挑戦)
Kin2段 (今期20人組手挑戦)
初戦からフルパワーの厳しい展開となりました。
Morikawa君は先日の目黒道場でも上級者を次々と破る快挙もあり今勢いに乗っています。
今日も互いにポイントを取り合う激戦となりました。
Yokoyama3級(2級※本日形合格)も上段突きを得意としており、互いにかみ合う好勝負となりました。
Yamada1級(初段※本日形合格)は若手のホープの一人で切れの好い上段回蹴りを連発し、スピードのあるHirayama2級ですがかなりの体力消耗をきたしました。
次期10人組手を控えたNakazawa1級は自分の土俵に持ち込むべく圧倒的なパワーで圧力をかけ続けました。
そして15人組手を控えたSuematu初段は、持ち前の敢闘精神でガンガン前に出て行きます。
この時点でHirayama2級はスタミナの限界点に達します。
しかし、最後に最難間のKin2段の登場です。
圧倒的なパワー、スピードに翻弄され、一本負けを喫しますが、紙一重のカウンター技を最後まで狙い続ける気迫はすさまじいものがありました。
6人組手完遂です。
※Kin2段は別途行われた勝ち抜き戦で先頭から出場、全員抜きを達成しました。
さて、本日はIto初段の15人組手を我孫子道場で行います。
ベトナム、ホーチミン市からIkoma初段もこの15人組手のために一時帰国しての参加です。
東京道場からも多くの参戦、応援を期待しています。
2010/09/21
先週は世田谷道場でYokoyama3級の昇級審査を行いました。
初めての場所で参加人数は少なかったのですが、逆に選択の余地なしに強力な対戦相手が揃う結果となり3級としてはかなり厳しい審査となりました。
しかし素晴らしい根性で完遂です。
今日はHirayama2級の審査を同じく世田谷道場で行います。
多数の参加を期待しています。
そして明日はいよいよIto初段が我孫子で15人組手に臨みます。
この日のためにIkoma初段はわざわざ赴任先のベトナムから帰国して対戦します。
今年の15人組手はまだ3人しか成功者はいません。
夏合宿でも二人が挑戦しましたが一人は私の強制的な中止宣言で完遂に至りませんでした。
強豪が揃う我孫子道場で、東京からも多くの実力者が集う審査ですから、大変な激戦になることは十分に予想されます。
直接対戦できなくても見学だけでも大変良い勉強になりますので多くの会員の参加を期待しています。
2010/09/15
Takagi初段 奇跡の15人組手その2を随想に書きましたまだ続きます。
2010/09/11
コラム平成22年度夏期合宿顛末記 その2をアップしました。
2010/09/10
コラム平成22年度夏期合宿顛末記 その1をアップしました。
2010/09/09
今年の合宿は本当にいろんろ事があり、厳しさ、楽しさの中にも悲喜こもごもの出来事がひっきりなしに起こりまだその余韻が残っています。
その中でも今年は10人組手、15人組手が劇的な内容でした。
成功した会員、失敗した会員思いはそれぞれでしょうが全ての試合において全員が力を出し尽くしました。
個々の試合についてはコラムで感想を述べたいと思っています。
なお、合宿審査の結果を会員ページで発表いたしましたのでご覧下さい。
組手審査を合格しても基本・形審査で再審査になった会員は再審査で合格した時点で発表されます。
合宿審査を受けられなかった会員は9月中にいずれかの道場で審査を受けられますので、希望日を添えて申し込んで下さい。
2010/09/08
緊急連絡 我孫子道場稽古中止
本日午後3時、東京、千葉はじめ関東各地で大雨洪水警報が発令されましたので本日の稽古は中止いたします。
2010/09/04
本日は世田谷道場で稽古を行います。(審査は行いません)
Yamada(1級)の10人組手を来週9/7火曜日、世田谷道場で行う予定です。
多くの参加者を期待します。
来週以降順次審査を行います。
また近日中に合宿審査の発表を行います。
書きたい事が山ほどあるのですが所用で時間がとれません。
時間ができたらどんどんアップしていきます。
2010/08/30-2
明日(31日) 世田谷道場の稽古は実施します。
2010/08/30
昨日夏期合宿を終えました。
今年の合宿は本当にいろんな意味で現空研史に残る出来事が満載でした。
あまりにも多いので少しづつご紹介したいと思います。
まずは審査で合格した勇士の方々おめでとう。
今回は現空研合宿の中でも過去に例を見ない極暑の中で行われた事。
また重量級の高段者や軽量であっても抜きん出た技術を持つ会員も多く、審査は大変厳しい子条件がそろいました。
しかし、こうした困難にあえて立ち向かう勇気のある会員達は私の想像をはるかに上回る頑張りを見せてくれました。
それは若い学生から壮年になって空手をはじめた会員も等しく感じた印象です。
勇気ある者が集った意義深い合宿でした。
なお、今週の水曜日(我孫子)はお休みです。
写真や動画も追ってアップします。
2010/08/27
明日から夏期合宿です。
昇級・昇段審査を受ける会員も阻止する側に回る会員も平常心で臨んで下さい。
特に黒帯を目指す10人組手は合宿の花です。
毎年成功しても失敗しても感動の渦に包まれます。
成功はもちろん素晴らしいのですが、失敗も長い目で見れば大きな財産になります。
挑戦者も対戦者も気負わずに普段と同じように正々堂々と対戦してください。
強者は相手を傷つけずに制する事ができます。
また、15人組手、20人組手も計画されています。
仕事などで参加できなかった会員で宴会には間に合う人は、これもありですから現空研専用電話にて連絡ください。
今回は(も)メンバーが多彩なので楽しいひと時となりそうです。
2010/08/25
合宿前最後の世田谷道場の稽古です。
久しぶりの会員も揃って充実した稽古ができました。
就職活動で忙しい横浜市大のWakamatu初段や1ヶ月の乗船実習から戻った東京海洋大のSonoda(T)初段、二松学舎大学のYamada1級など技の切れる大学生も久しぶりに揃い良い組手を展開していました。
Orikasa初段も久しぶりに顔を見せ急遽夫人とともに合宿に参加することになりました。
今日も切れの良い上段回し蹴りを決めていました。
今日の一番の見所はKin2段に得意の上段回し蹴りを決めたNakazawa1級の組手です。
今日は合宿が近いこともあり、勝抜戦ではなく、一人二試合づつ勝敗関係なく進めていく方式で行いました。
従って勝敗は二の次の試合ではありますが、あの隙のないKin2段を相手にあんな大技を決めるシーンはめったに見る事はありません。
Nakazawa1級が確実に復調しつつある証拠でしょう。
Kin2段対Suzuki(R)2段の緊張感ある組み手、その他昇級・昇段を控えた会員の力強い熱戦が続きました。
それにしても毎日殺人的な暑さが続きます。
何といっても稽古前、稽古中の水分補給を忘れないようにしましょう。
2010/08/24
いよいよ合宿も近づいてきました。
猛暑や時期的な問題もあり当初参加者も少なめでしたが、後半にどっと増えてきました。
今年は10人組手の他15人組手や20人組手も予定されており、その上参加者の顔ぶれも多彩で例年にない変化に富んだ合宿になりそうです。
特に宴会での自己紹介や懇談が楽しみです。
稽古は本日の東京と明日の我孫子だけになりましたが、最後の形と基本を中心の稽古を行います。
組手は軽く乱取り(スパー)程度で怪我をしないように注意したいと思います。
※合宿は若干宿(貸切)に余裕がありますので、休会中の方も含めて参加できる方は今から申し込んでください。
10人〜20人組手の対戦者となることも可能です。
2010/08/19
本日は別件で我孫子の近くに来ていましたので道場には早めに着くことができました。
しかし、暑さはやはり異常で、高速道路上での車外温度は38度を指していました。
今日の我孫子道場の稽古はそれ以上にホットな稽古ができました。
目黒、世田谷に続いてスタミナ重視の3周の勝抜戦です。
Takagi2段やNakagawa君といった実力者が大事をとって勝抜戦には参加しなかったのですが、今日は久しぶりに20人組手を控えたKin2段が我孫子に遠征です。
さらなる昇段を目指す黒帯の実力者に新鋭の大学生、そして大病を濃克服してなおかつ上昇志向と圧倒的な精神力で強敵に立ち向かう還暦のTakasimaさんがこの酷暑の中ですばらしい組手を見せてくれました。
今回の勝抜戦も勝敗にこだわった組手ではありませんので、勝ち負けはそれほど大きな意味を持ちませんが、抑制された中にも厳しさもあり、特に初心者や10人組手を目指すEguchi1級などの若者にとっては、圧倒的な強さに触れる貴重な体験だったと思います。
やはり、Ikeda2段とKin2段のl技術の高さ、集中力は目だっていました。
しかし、アビ2段、Yanagi初段、Tokiwa初段もそれぞれの持ち味を十分に発揮し決して彼らに楽をさせませんでした。
まだ入門間もないKumagai 君がIkeda君を破るという場面もあり、もちろん本気モードではないにせよ将来の可能性を予感させる出来事ではありました。
女子部も今日は黒帯同士の熱い展開となりました。
最後の少年部がこれまた圧巻でした。
初めての対戦でしたが、共に気合の入った良い試合でした。
組手の経験の多いTakagi君が蹴りの連続技などのポイント数で勝りましたが、Ikeda君も威力のあるカウンターの回蹴や上段突きで反撃し最後まで攻撃精神を絶やさない互いにすばらしい内容でした。
足の皮をすりむいて見学にまわったNakagawa君や、Takagi2段、見学に回った初心者のYamamoto君もウズウズしている様子がありありと見えました。
本日の勝抜戦
Ikeda二段 vs Eguchi1級
Ikeda二段 vs アビ二段
Ikeda二段 vs Kumagai 君
Kin二段 vs Kumagai 君
Kin二段 vs Tokiwa初段
Kin二段 vs Takasima君
Kin二段 vs Yanagi初段
Kin二段 vs Eguchi1級
Kin二段 vs アビ二段
Ikeda二段 vs アビ二段
Ikeda二段 vs Kumagai 君
Ikeda二段 vs Tokiwa初段
Ikeda二段 vs Takasima君
Ikeda二段 vs Yanagi初段
Eguchi1級 vs Yanagi初段
Eguchi1級 vs Kin二段
アビ二段 vs Kin二段
Kumagai 君 vs Kin二段
Tokiwa初段 vs Kin二段
Takashima君 vs Kin二段
Ikeda二段 vs Kin二段
Ikeda二段 vs Yanagi初段
女子部
Takagi(A)初段 vs Kikuchi初段
少年部
Takagi(F)2級 vs Ikeda(T)
2010/08/17
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
少年部は日焼けした顔が多くなり夏休みを感じさせます。
今日は勝抜戦の順番を自主的に決めさせましたが、次々と先頭近くに立候補が集まり、積極性に感心しました。
今日の組手は「寸止め」で行いましが、上段回し蹴りもピタリと止められる子も増え、皆ずいぶん上手になってきました。
女子部のUeda2級が久しぶりに顔をみせてくれましたが最近忙しかったようです。9月からまた稽古に参加すると元気に言っていました。
一般部はまだ帰省中の会員も多く開始時は少なかったのですが、組手の時間になればそこそこの人数に増えていました。
合宿・審査も近いし、この猛暑。
これを利用しない手はありません。
目黒道場に続いてこちらもスタミナ養成・配分を主体とした組手中心の稽古に終始しました。
帯色・体重も全くランダムな組み合わせで3周回すというスタミナ消耗型の勝抜戦です。
審査が近い事もあり、事故怪我は絶対に防ぎたいので防具着用の「ライトコンタクト」で行いました。
それでもこの猛暑の中ですから体力の消耗は半端ではありません。
今日はKawabe2段、Endo初段、Kawano初段、Saisyo初段という常連の強豪の他、10人組手を控えたNakazawa1級、Yamada(R)1級、それに実力のあるHirayama2級、久しぶりのOe3級、Goto3級、フルコン・キックボクシング出身のMorikawa君、女子部のIchikawa初段などが勝抜戦参加しました。
Kawabe2段の安定的な強さは順当なところですが、今日はKawano初段の勝抜が光っていました。
長身を利しての上段突や相手の出鼻をくじく前蹴を有効に使い、接近すれば鍵打ちや裏拳を決めます。
最後はスタミナの限界となりましたが、見事なものです。
Endo初段の圧倒的なパワーは今日も健在で、時々ポイントで取られたりはしますが、フルコンであればもっと活躍するでしょう。
Oe3級は周りが強敵ばかりであまり勝ち抜くことはでいませんでしたが、内容はブランクを感じさせない機敏な動きでした。
Goto3級はまず彼の体重を考慮して評価する必要があります。
50kgを切る体重なのです。
それが今日は体重80、90kg級の帯も上級の実力者がゴロゴロいる中でまったく臆するところなく果敢に攻めの姿勢を貫く姿は見習う所が多いと思います。
細かな問題点のいくつかは指摘しましたが武道において大切な敢闘精神を貫く姿勢は立派です。
Nakazawa1級は、徐々に往年のパワーを取り戻しつつあります。
今日はおそらく意図的だと思いますがEndo初段との真っ向打ち合いの展開を何回も見せていました。
この激暑の中での2分間の打ち合いは相当な消耗を伴いますがお互い笑みさえ浮かべて打ち合うすさまじさでした。
何回目の対戦だったかは忘れましたが、Endo初段の中段の突きで一度ダウンを奪われました。
やや攻勢気味で押していた時のカウンターだったと思います。
防具を付けた上で体重90kgのNakazawa1級から突きでダウンを奪うEndo初段の中段の威力を褒めるべきでしょう。
あとYamada1級は相変わらず得意の下段足払いは光っていましたし、Hirayama(T)2級の上段突きも健在でした。
Morikawa君も上級相手に技ありや有効ポイントをかなり取っていました。
女子部のIchikawa初段は、今日は最高のできと言ってよいでしょう。
前回、前々回と辛口の指摘をしましたが今日は前回指摘した欠点は全て補正されていました。
合宿を控え、皆着実に実力を上げています。
ただ、この歴史的な連日の猛暑は皆意識しておいて下さい。
こまめな水分補給と異常を感じたら遠慮せずにすぐこれを報告し、休みをとる事です。
鍛えることが目的の稽古で事故にあったら本末転倒になりますから。
2010/08/15
本日15日はお盆休みの真ん中にもかかわらず、現空研の精鋭が目黒道場に集合しました。
今日の勝抜戦参加者は
我孫子道場からは、実力者のIkeda2段と最強白帯のNakagawa君,それに東京の実力者Nito(兄)2段、Saisyo初段、Hituji初段、10人組手を控えたTasiro1級、Sawaguti2級、Takamori3級、Tobe4級、Matui4級、Morikawa君という最近急激に進歩してきた新進グループです。
今日の目黒道場は連日の歴史的猛暑続きで強烈な暑さでしたが、むしろこの暑さを合宿・審査に向けたスタミナ強化の指針とするべく、1本2分の勝ち抜き戦
を3回連続で行うという過酷な鍛錬を行いました。
課題は勝ち負けではなく、自己コントロールとスタミナ配分という事で行いましたが、実際には、レベルの高い攻防の連続で名勝負と言っても良い高度な組み手のオンパレードになりました。
特に、我孫子道場の精鋭二人と目黒道場の精鋭の対戦は普段なかなか実現しない組み合わせでコントロールした中にも緊迫感がただよい、審判をしている私も試合の展開を堪能しました。
今日は特に9人連続で勝ち抜いたNito2段の落ち着いた試合展開が光っていました。
しかし、我孫子の二人との対戦は何度もありましたがいずれも本当に甲乙付けがたい高度な展開が続きました。
特にNakagawa君は足の裏の皮をすりむいても(これ経験者は分かると思いますが見かけよりかなり痛いのです。特に次の日)それをものともせずに多数を勝ち抜きました。
なお、今回特に色帯の諸君は良くがんばったのですが更に上を目指すための試合における姿勢、気迫、態度といったものを実戦におけるテクニカルな技術の観点も絡めていくつか指摘しました。
これは空手だけにとどまらずあらゆる勝負における基本的な心構えとして心にとどめておいて下さい。
先日体験入会したMotodate君(東大大学院生)も本日正式会員となり、Nito(兄)2段やHituj初段に基本を教わりました。
2010/08/14
お盆となりました。
お盆が終われば予定も立てやすくなると思いますので参加希望でまだ合宿申込の済んでいない会員の方は会員ページを参考の上、申し込んでください。
本日までの参加申込者もアップしてあります。
今回は10人組手、15人組手など、興味深い審査もめじろ押しです。
2010/08/11
本日は我孫子道場の稽古です。
個性豊かな我孫子道場、今日もおもしろい組手満載でした。
腰痛で、前回は見取り稽古をしていたAndo初段。
私のアドバイスにしたがって徹底的な冷却療法を実施。
医者も驚く短期回復を成し遂げ、組手に参加していました。
アビ2段は、いっぱい勝抜くのですが、スタミナ切れ。。。
とか言って、勝ち名乗りを受けたのに抜けていました。2回とも!!
Yanagi初段が元気で、技ありをアビ2段に取られた後、前蹴りも含め蹴りの嵐でした。スタミナ切れを起こさせた張本人です。
Kumagai君19歳大学生。入門2ヶ月で、メキメキ上達中。ただならぬ素質を感じさせます。
今月の合宿では、特例で審査受験を許可しました。
Kuniiさん、まだ組手に慣れていないのですが相手の動きが見えているのが感じられます。
接近戦で落ち着くコツを掴むとあっというまに上達するでしょう。
Kawabe2段。今日はなぜか白帯。すごい違和感。
Nakagawa君との白帯対決(?)は凄まじいものがありました。
いきなり来てこの白帯同士の組み手を見たら皆腰をぬかすだろうな。
Eguchi1級、合宿で10人受けます。仕上がりも順調。いい蹴りがいくつも出ていました。
レスラー強くなったな〜。という声が聞こえました。15人組手楽しみな1人です。
久しぶりのSibahara1級は圧倒的な体力を生かした迫力ある組み手を展開していましたが、組手中に膝をひねってしまいました。・・・大丈夫でしょうか?
Ikeda2段は、2人のお子さんと参加です。
上のお嬢さんは元気なYanagi初段から中段の突き有効をとり僅差判定勝ちになりました。
息子さんは、独特な構えと突きを持つ好調なMatumoto初段に、早い突きの連打、しなった回し蹴りをいっぱい出しました。技あり1で勝ちとなりました。
Ikeda2段は、しっかりとした基礎力の上に積み上げてきた技術を背景にいつものあつい組手で、秋の予定されている20人組手が楽しみです。
今日も絶好調のNakagawa君。合宿でいきなり10人組手を命じられ、現空研史上初の、白帯から黒帯を目指します。
基本部の白帯女子2人。今日は、Yanagi初段とAndo初段に稽古をつけて貰いました。
それにしても暑い。
2010/08/11
政治家はなぜ「お願いするのか」 その7 (2010/0811)
2010/08/07
目黒道場での稽古です。
我孫子道場のTokiwa初段が遠征してきました。
今日の見学者は東大大学院生です。
Tasiro1級は稽古中仕事の連絡が入り早退しましが、最近は積極的な稽古が続いて実力は着実にアッフしています。
10人組手が楽しみな一人です。
今日の勝抜き戦は、審査を意識して、2分で行いました。スタミナ養成も兼ねて2周まわしました。
この暑さの中ですが皆さん、いい汗かいていました!!
今日の勝抜戦参加者は以下のとおりです。
Iguchi初段 vs Tobe4級
Iguchi初 段 vs Takamori4級(大学生)
Iguchi初段 vs Okoshi1級
Okoshi1級 vs Endo初段
Endo初段 vs Morikawa君
Endo初段 vs Tokiwa初段
Tokiwa初段 vs Iguchi初段
Iguchi初段 vs Tobe4級
Iguchi初 段 vs Takamori4級(大学生)
Iguchi初段 vs Okoshi1級
Okoshi1級 vs Endo初段
Endo初段 vs Morikawa君
Endo初段 vs Tokiwa初段
Endo初段とTokiwa初段はともに体力も地力もある実力者同士で、判定は本当に微妙なものでした。
Tokiwa初段の僅差判定優勝でしたが副審がいたら旗は割れていたでしょう。
それ位接線でレベルも高い組手でした。
今日の体験見学者のお相手は、Tobe4級にお願いしました。
女子部の組手参加者は3名でしたが気迫のこもった内容でした。
今日の稽古の締めは、審査が近いので、形三戦です。
2010/08/06
政治家はなぜ「お願いするのか」 その6 (2010/0806)
2010/08/05
政治家はなぜ「お願いするのか」 その5 (2010/0806)
政治家はなぜ「お願いするのか」 その4 (2010/0805)
を追加しました。
2010/08/04-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
夏休みで高速道路が混んでおり、今日も渋滞につかまったが何とか組手の時間には間に合いました。
中鉢筆頭師範、木村師範が既に基本稽古を終えていましたので、いつもまとまった稽古がなかなかできない形稽古を組手の前に行いました。
審査でも必修なのでそれぞれのレベルに応じた要点を抑えてください。
今日は東京からKawabe2段も来ており参加者が多く、怪我で10人組手直前で審査を受けられなかったHayasi君も全快して復帰しました。
早速勝抜戦に参加してもらいましたが、ブランクを感じさせない動きで実力のある上位者を何人も抜きました。
最後のアビ2段との対決では地力の差で圧倒されますがこれはしようがありません。
今日も仮面白帯のNakagawa君が破竹の進撃を見せます。
相手の出足を崩してからの上段狙いのタイミングが絶妙で、切れ味の良い組手を展開していました。
パオ2段とも相譲らぬ接戦となりましたがやや自分の土俵で有効な攻勢をとったパオ2段の勝ちとしました。
今日参加した白帯の会員も大学生から熟年まで年齢差はありますが、進歩の速さは色帯以上と感じました。
女子部も参加者が多かったのですが組手はTakagi初段の独壇場となりました。
少年部のTakagi君は久々に登場した技の切れるソウちゃん(初段)相手に判定勝ちを収める活躍をしました。
それにしても異常な暑さが続きますね。
今日通った首都高速の山手トンネル内の温度は37度Cを指していました。直射日光もないトンネルの中がですよ。
この暑さ、現空研史に残る合宿になるかもしれませんね。
2010/08/04
政治家はなぜ「お願いするのか」 その3 (2010/0804)
2010/08/03
政治家はなぜ「お願いするのか」 その2 (2010/0803)
2010/08/01-2
コラム書きました。書きかけですが、
2010/08/01
毎日猛暑がつづきます。
道場でもお話していますが、十分に水分を補給することがとても大切です。
不足した水分の補給は、体が吸収するにはある程度の時間がかかります。
稽古の始まる前にあらかじ十分の水分の補給をこころがけるようにして下さい。
特に10人、15人組手などの前は事前の水分補給は絶対に欠かせません。
体力が消耗してしまうと摂取能力も低下するからです。
あまり「のど」が乾いてなくても多少大目に取っておくことが大切です。
本日は三宿で稽古を行います。
2010/07/25
しばらくホームページの更新ができませんでしたが稽古は毎回活発に行っています。
会員の方々のホームページやブログで稽古の様子は十分に伝わっていて、私も読むのを楽しみにしています。
稽古の内容については特に、最近は蹴技のコントロールや関節技に焦点をあててよりレベルの高い稽古を目指しています。
さて、毎日猛暑が続きますが、やはり夏は暑すぎるくらいでないと気合も入りません。
冷夏の時はだいだい景気も悪くなりますから。
しかし猛暑のわりには景気が良くなった話はあまり聞かないですが・・・・・・
恒例の夏期合宿の詳細が決まりましたので会員の方は会員ページをごらん下さい。
今年も昨年と同じ九十九里で行います。
今年も10人組手、15人組手をはじめ、昇級・昇段審査の熱戦が期待されます。
また共に汗を流した仲間と食事を共にし、酒を酌み交わし交友の機会が広がるのも楽しみの一つです。
特に、今年は新会員も多く、一方しばらく休んでいた会員の復帰や、他流派からの入会者など、多彩なメンバーで本当に合宿が楽しみです。
また最近、会員の方から様々な相談や面白い、あるいは怖いお話も多く伺っており、武道と一般社会での生き方などで深く考えさせられる出来事がいろいろありました。
具体的な話は避けますが、一般論として我々武道の道を歩む者が様々な社会の局面で取るべき態度や方策といったものも皆で考える機会になれば良いなと思っています。
ぜひ大勢の参加を期待しています。
2010/07/02
Takagi初段 奇跡の15人組手を随想に書いています。
2010/07/01
速報 Takagi初段15人組手完遂!
2010/06/30
本日は我孫子道場でTakagi初段の15人組手を行います。
※システムの不具合のため、旧公開アドレスの過去メールの一部が削除あるいは判読不能になっていることが判明しました。
お手数ですがお返事できていないメールやQ&A宛のメールも新アドレス宛に再度お送りいただければ幸いです。
事務関係の会員専用アドレスのメールは損傷がありませんので再送付は不要です。
※先月よりシステムの大掛かりな変更を行っています。予定では来月前半までに終わらせるつもりです。
その間ホームページの更新等が滞りがちになりますが宜しくお願いいたします。
2010/06/28
各道場の稽古予定日を分かりやすく一つのカレンダーにまとめました。 総合稽古予定日
今までの各道場の個別の予定表は廃止いたします。
2010/06/23
現空研宛の公開メールアドレスが変更されました。
以前のアドレスは本日より使用できなくなりましたのでアドレスの変更をお願いいたします。
なお、現空研事務宛の非公開メールアドレスは現時点では変更しておりません。
2010/06/15-2
現空研少年部大会の結果を取り急ぎ発表いたします。
今回は内容がとても充実していました。
昨年と比べてもレベルが更にアップしている事がわかります。
本当に皆勇敢な子供たちに育ってくれたというのが今年の大会の第一印象です。
勝負は紙一重で勝ち負けは決まります。
普段の稽古ではめったに負けない子が、初戦で敗れたり、逆にここ一番で自分の技術を100%出して優勝する子がいたり、そういった勝負の厳しさは大人の世界と変わりません。
今回見学あるいは手伝ってくれた一般部の会員もおそらく子供たちの熱戦に感動し、逆に教えられる面もあったのではないでしょうか。
写真と個々の試合の解説は追ってアップします。
2010/06/15
本日は世田谷第2道場で現空研少年部大会を実施します。6時30分より。
一般部で手伝いできる方はお願いいたします。副審等。
なお、後半は一般部の稽古も行います。
2010/06/09-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日も多くの参加者があり、特に黒帯の上級者が揃いました。
冒頭Namekawa初段の怪我について触れました。
我々は社会人あるいは学生であり、健康であること、怪我をしない事は最重要課題です。
人生においては個人の努力の範疇を越えた不可抗力の立場に立たされる事もあります。
その時は与えられた条件の中で最良の努力をしなければならないのですが、一方細心の注意を払うことで避けられる事故もあります。
武道としての空手を追求することと、相手にも自分にも怪我が及ばないようにコントロールすることは決して矛盾しません。
相手に怪我をさせることはそれだけ自分が未熟だと思わなければなりません。
意図しない障害を相手に与えない事が強者の条件です。
この一月脱力した突き、蹴りをテーマに徹底的に基本に立ち戻った稽古を続けましたが、今日はその応用編として相手の筋肉を利用した突きを稽古しました。
我孫子道場でもトップクラスの耐久力を誇るレスラー初段とアビ2段に実験台になってもらい、私が見本を示しました。
本当に軽く当てるだけですが、筋肉の塊のような両者が十分腹筋を固くして万全の体制にあったにもかかわらず、かなりイヤナ衝撃が体を走ったと思います。
この技術は、秘伝といった大げさなものではありません。
この一月稽古した脱力を筋力の集中を自分のものとし、その集中を点ではなくあるストロークを持たせることで誰でも容易に身につけることができます。
黒帯の人なら3ヶ月集中稽古をすれば劇的な変化を体感できるはずです。
下の動画を参照して下さい。
この技術は素手の拳で、筋肉質の相手のとき最もその効果を感ずることができます。(脂肪体質の相手や骨ばった相手や部位には別の方法があります)
道場でお話したある状況を頭にイメージする事。これが全てです。
このイメージの内容はここでは公開いたしません(笑)。道場でお話いたします。
プロレスで殴られる事に慣れているレスラー初段や、100k超級のアビ2段の鍛えられた腹筋をしても軽く当てただけでこれだけ効かせることが可能です。
このあと、全員で防具を付けて実際に中段を当てる乱撃を行いました。
基本稽古では脱力できていてもいざ相手を目の前にするとどうしても力みが出ます。
闘争心剥き出しの相手に対峙しても常に冷静に、必要以上の力みを取り去りこの突きが出せるようにします。
今日は最後に勝ち抜き戦で中段の突きに限ったフルコン組手を行いました。
乱撃よりさらに脱力が難しくなりますが、最後のIKeda2段とアビ2段はさすがという組手を見せてくれました。
しかし、課題はまだまだあります。
レスラー初段とアビ2段を相手に内臓に効かせる突き(当て)の実演(動画)
2010/06/09
5月29日の目黒道場の稽古の写真をアップしました。つづきは後でアップします。本日は我孫子道場で稽古を行います。
2010/06/07
先週は所要でバタバタしており連絡事項も書きかけのままでした。
おまけに昨日は稽古日を勘違いしていてIto初段からの電話で初めて気が付きあわてて道場に駆けつけた次第です。
Namekawa初段の15人組手が当初昨日(6日)の予定でそれが12日に延期になり、その組手日変更を稽古日の変更とカレンダーの予定を見て錯覚を起していました。
そのNamekawa初段ですが、昨日残念なアクシデントが起きてしまいました。
稽古の最中にアバラを骨折してしまったのです。
本当にアクシデントは起こって欲しくないときに起きるものです。
実は、稽古に先立ってNamekawa初段とは話をしており、今日は一週間前なので怪我を避けるため勝ち抜き戦には参加を見合わせようということにしたのです。
ただ調整もかねてラストの乱取(ライトスパー)だけは参加ということで互いに安全に万全の配慮をしたつもでした。
はたしてその勝抜戦は熱い戦いが続き、密度の濃いものとなったのですが、Namekawa君は参加したいのをグットこらえて観戦していました。
そして最後の乱取となります。
乱取はきたる審査を想定して一試合2分で行いました。もちろんライトです。
そして何試合目かにNamekawa初段とUchida初段が対戦したのです。
Uchida初段は100k超級の大型選手で今回の現空研大会無差別級のチャンピオンです。
たまたまこの組手は私の目の前でしたから最初から見ていました。
双方、激しい、しかし抑制の効いたレベルの高い試合となっていました。
アクシデント直前の様子。 手前 Uchida初段 奥 Namekawa初段 後 私
アクシデントは突然起こりました。
その瞬間はたまたま目を外していたのですがおそらくNamekawa初段の飛び込みにUchida初段のカウンターの後蹴がわき腹にヒットしたようでした。(
ビデオもその瞬間は画面から外れていました)
Namekawa初段は「当たった瞬間ボキッと音がした」と言っていました。
平気そうでしたが、大事を取って一旦休息。
しかし、何ともないようで、次の組手からはまた参加して乱取は終わりました。
最後に本人に確認しましたが「痛みもなく大丈夫です」という返事だったのですが、ボキっという音が気になり、明日様子がおかしかったら必ずメールするように言いました。
そして本日、本人から「レントゲンの結果骨折」という報告を受けたのです。
来週にむけてやる気満々で調整していましたから本当に悔しいと思いますが、体が一番大切ですから延期を指示いたしまた。
したがって今月12日の15人組手は延期といたします。 (Namekawa初段の15人組手は延期しますが稽古は行います。)
再挑戦の日は怪我の回復状況と本人の都合等も考慮して別途発表いたします。
2010/06/02
本日急用で我孫子道場は指導をNakabach筆頭師範にお願いいたしました。
明日の東京造形大学の講義も休講といたします。
明後日から通常のペースに復帰します。
2010/06/01
2段(15人組手)、3段(20人組手)の確定,予定の日程を会員ページに発表しました。
2010/05/29
本日は目黒道場で稽古を行いました。
参加人数も大変多く、またNito(兄)2段が現空研大会以来始めて参加しました。
現空研大会で3連覇を逃したので落ち込んでいるのじゃないか、というウワサがチラホチ出ているらしい(笑)けど、その疑惑(?)を吹き飛ばすために来たとの本人談です。
真相は空手じゃない原因の怪我でまだ完治してないとの事。
それでも勝抜戦となると地力を発揮して勝ち抜いていました。
左 Nito(兄)2段 右 Watanabe初段
左 Namekawa初段 右 Nito(兄)2段
左 Endo初段 右 Nito(兄)2段
左 Suzuki(R)2段 右 Nito(兄)2段
つづく
2010/05/26
今日も我孫子道場は上級者が揃い、レベルの高い稽古ができました。
特に勝ち抜き戦は名勝負の連続で、初心者は見るだげでも随分勉強になったと思います。
左 Takagi初段の上段突 右 Matumoto初段 左 Takagi初段 右 Matumoto初段の上段突
Takagi初段は病を克服してとうとう2段挑戦にまで到達しました。もともと伝統系では指導員まで勤める経歴の持ち主ですから基本はできています。
今日は精神の集中がすばらしく充実した組手が続きました。
Matumoto初段も東京外国語大学の空手部で研鑚を積み、現空研でフルコンの技術をみっちり仕込んでいる実力者ですから簡単には勝負はつきません。
双方きれいな上段突きで有効技を取り合いますが蹴り技で技有りを取ったTakagi初段が勝ち抜きます。
左 Takagi初段 右 Kitajima2段の鋭い中段回蹴 左Takagi初段の強烈な後蹴がカウンターに 右 Kitajima2段
次の対戦者はこれまた実力のあるKitajima2段です。
体は大きくないのですが、一撃必殺の闘魂で一瞬の隙を狙って飛び込むときの気迫は鬼気迫るものがあります。
双方静かな構えでヒリヒリするような緊迫感の漂う中で数は少ないのですが裂ぱくの気合とともに鋭い技の応酬で本戦は引き分け。
その均衡が破れたのは延長戦に入ってまもなくです。
Takagi初段が突き蹴の連続で押していく中大きく放った回蹴が空を切ります。その一瞬の隙を突いてKitajima2段が鋭い飛び込みで攻撃に移るのですが、後ろ向きのTakagi初段が放った中段後蹴が見事にKItajima2段のボデーをえぐり、Kitajima2段はその勢いで倒されてしまいます。
延長戦はここでTakagi初段の勝ちとなります。
左 Takagi初段 右 Muramatu初段のスピードのある上段回蹴 左 Muramatu初段 右 Takagi初段の鋭い回蹴
そして次は東京から出稽古のMuramatu初段です。
最近神出鬼没で各道場に参加しています。自分で自分が納得いかないようですが実力はあります。
今日も重量級のTakagi初段と互角の組手を展開していました。試合としては敗れますが内容は本当に僅差です。
双方めりはりのある突き、蹴りの応酬でレベルの高い組手でした。
左 Takagi初段 右 Ando初段の中段回蹴 左 Takagi初段の上段回蹴 右 Ando初段
Takagi初段次の相手はAndo初段です。Ando初段は派手さはないのですが、堅実で手堅い組手をします。本当に稽古熱心で、仕事で来れない時以外必ず稽古に来ます。
実力も確実に上がっています。Takagi初段とはかなりの重量差がありますが全くひるまず攻めまくります。
しかし、今日のTakagi初段はこれだけ勝ち抜いても動きはいささかも衰えません。
双方とも小手先の技ではなく一撃必殺が可能な重くてスピードもある技の応酬となりました。
手前 Kamioka(アビ)2段の上段回蹴 奥 Takagi初段 左 Takagi初段の上段回蹴 右 Kamioka(アビ)2段
さていよいよKamioka(アビ)2段の登場です。Kamioka(アビ)2段は股割は得意ではありません。
いつも股割の時はウンウン言って苦しそうです。
それを見て高い蹴りは出ないだろうとたかをくくるととんでもない目にあうでしょう。
本日も身長180Cm以上あるTakagi初段の顔面に容赦ない上段蹴りを放ちます。
もちろんそればかりではありません。体重の効いた重い中段の突きや蹴りも交えての事だから余計に高い蹴りが効果的になるのです。
Takagi初段も上段の攻撃は得意技の一つです。
威力のある突き、蹴りを持った重量級の二人の組手は本当に迫力があります。
最後はKamioka(アビ)2段がパワーで決着をつけました。
左 Takasimaさんの鋭い前蹴 右 Kamioka(アビ)2段 Kamioka(アビ)2段の上段回蹴 右 Takasimaさん
Takasimaさんは大病を患いましたがそれを克服し空手に復帰しました。組手においてもその気迫が感じられます。
稽古が終わってYanagi初段がまだ15人組手にチャレンジするかどうかでグズグズ迷っていたので、「人間あきらめも必要だ。大変といってもたかが15人組手だ。殺されるわけじゃない。さっさとあきらめろ」と言うと。
隣にいたTakasimaさんが「人間なかなかあきらめるわけじゃないですよね」と助け舟。
死の淵から生還した人の言葉は重い。しかし、ここで私がヤナギマンに言った言葉はこれと矛盾はません。
(このやりとりは3人とも笑いながら冗談交じりの会話でシリアスなものではない事はあらかじめおことわりしておきます)
人間死んだらそこでおしまいです。人はいつかは死にますが、死に急ぐ必要はありません。
死ぬこと以外は何事も恐れる必要はないのです。ダメでもともと開き直る事で思いもかけない展開となり道が開ける事もあります。
そして、たとえどんな失敗をしても生きてさえいればリベンジ可能です。
15人組手なんて死ぬことを思えば屁でもないはずです。
死にそうに成れば、死ぬ前に私が止めます。
左 Tokiwa初段のぜんぜんライトじゃない回蹴 右 Kamioka(アビ)2段のぜんぜんライトじゃない中段突
Tokiwa初段はまじめです。
きっとまっすぐな性格が空手でもこういった形で表れるのでしょう。
本人の意識は違うのでしょうが寸止めもライトもフルコンもあまり変わってないように見えます。
それにしても重量級でパワーも技も切れる二人の組手は迫力満点です。
延長の末僅差判定でKamioka(アビ)2段の勝利。
手前 Yanagi初段の得意技上段回蹴 右 Kamioka(アビ)2段の強烈な中段回蹴
好調に勝ち抜くKamioka(アビ)2段の次の相手はYanagi初段です。
Yanagi初段の得意技はどんな体勢からでも繰り出す独特の上段回蹴です。
お互い手の内は知り尽くしている二人ですから、相手の距離を作らせないことが勝利のポイントとなります。
Kamioka(アビ)2段は徹底的な接近戦で相手の技を封じ込めようとします。
Yanagi初段はなかなか自分の蹴技を出すタイミングがつかめませんがそれでも一瞬の虚をついて大技を出しました。
これも延長までもつれこんで僅差判定でKamioka(アビ)2段が制しました。
左 Kunii君の腰の入った前蹴 右Yanagi初段 左 Yanagi初段の上段回蹴 右 Kunii君
Kamioka(アビ)2段がスタミナ切れでリタイアしたのでそのままYanagi初段が勝ち残り新会員のKunii君との対戦です。
Kunii君は新会員で白帯ですが松涛館流で2年間の経験があり基本はできています。
まだフルコンには慣れていませんが稽古熱心でどんどん上手になっています。
今日も敗れはしましたが随所に進歩のあとが見えました。
左 Yanagi初段の後回蹴 右 Nakagawa君 左 Yanagi初段 右 Nakagawa君の足払いからの上段突
強豪Nakagawa君(全自衛隊空手道連盟4段)の登場です。
Yanagi初段は蹴り技の大技を狙いますが試合巧者のNakagawa君は相手の距離を作らせません。
相手を崩して上段を攻めるというセオリーを貫き、ポイントを重ねます。一番きれいにきまったのは上の右写真でわかるように、相手の出足を刈り、体勢を崩した瞬間上段順突を決めた時でした。
有効技2、技有り1相当で本戦で勝ち抜きました。
左 Nakagawa君 右 Yamasaki初段の上段突 奥 Nakagawa君足払からの上段突き 手前Yamasaki初段
次の対戦者はYamasaki初段です。大学時代は応援団という硬派です。左右の上段突きを狙いますが、紙一重で避けられてしまいます。
Nakagawa君はタイミングを計るように出足を刈り、すかさず上段を決め、技有りを取ります。
相手の動きを冷静に読んだNakagawa君が本戦で勝利しました。
左 Nakagawa君 右 Eguchi1級の鋭い前蹴 左 Eguchi1級 右Nakagawa君の上段突
次の対戦者は早稲田大学の学生Eguchi1級です。東京道場に移ったYamada1級とはライバル同士でした。
長い手足でセンスの良い組手をします。
今日は強豪のNakagawa君にタイミングの良いカウンターの前蹴で技有りを先取しました。
しかし実力者のNakagawa君はあわてず、着実にポイントを返し、延長戦に持ち込みます。
延長戦開始早々絶妙のタイミングで飛び込んだNakagawa君の上段突きが決まり、これが決定打となり勝利します。
左Watanabe(レスラー)初段の上段突 右Nakagawa君 左Nakagawa君 右Watanabe(レスラー)初段の膝蹴
快進撃を続けるNakagawa君を止めたののはWatanabe(レスラー)初段です。
止めたとは言っても、明確なポイント差はなく、延長まで戦っての僅差判定という辛勝です。
やや息の上がりかけたNakagawa君ですが、その敢闘精神はすばらしいものがあります。
受けの強いレスラーを攻めつづけます。
しかし、スタミナ十分のレスラーはそれを全てがっちり受け止め微動だにしません。何回か組み合う展開がありましたが腰の重いレスラーは余裕がありました。しかし、そのレスラーの崩しにも決して倒れる事のないNakagawa君の足腰の良さも光りました。
左 Hayasi(パオ)2段 右 Watanabe(レスラー)初段の前蹴 左 Hayasi(パオ)2段の中段突 右 Watanabe(レスラー)初段
強豪Hayasi(パオ)2段の登場です。攻撃的な空手にその特徴があります。
しかし最近どうも納得のいく動きができてない(本人談)ようです。
組手の上手な同士だと互いに読み合いの膠着状態になることがあります。
それを打破することは好調のときは簡単ですが不調のときはどうしても受身になるので自分からその状況を抜け出すことができにくくなります。
おそらく彼はそのような状況に陥ることを言っているのでしょう。
客観的にみるとそうでもないのですが、本人は納得がいかない組手が多そうです。
それだけ向上心も高いということです。今日も強烈な中段突きが何本もでていました。
左 Hayasi(パオ)2段 右 Karakida初段の伸びる前蹴 左 Hayasi(パオ)2段のきれいな上段突 右 Karakida初段
Karakida初段は仕事が忙しくて道場へ来る頻度は少ないのですが、限られた時間を有効に使っていつも稽古は全力を出し切ります。
今日はスタミナを消耗しない呼吸方法を伝授しました。
Hayasi(パオ)2段には善戦しますが最後は地力の差がでました。
左 Kobayasiさん(k会館)の威力ある下段蹴 右 Hayasi(パオ)2段 左 Kobayasiさん(k会館) 右 Hayasi(パオ)2段の回蹴
次はk会館から体験入会のKobayasiさんです。フルコンの組手に慣れていて、一発の突き、蹴りの重さがあります。
特に下段はスムーズに体重を乗せた蹴りがでます。
顔面の寸止めに慣れていないので間合いの取り方で苦労しているようでしたが間合いの感覚を掴み現空研ルールに慣れたら組手が一変しそうです。
左 Hayasi(パオ)2段の上段突 右 Ikeda2段 左 Hayasi(パオ)2段 右 Ikeda2段の膝蹴
本日の決勝戦はIkeda2談との対決になりました。
ともに我孫子道場のトップクラスで活躍する実力者です。
Hayasi(パオ)2段は、空手だけでなくその私生活も求道者的で、良い意味でのこだわりを持った人物です。
仕事場には高重量のサンドバックがつってあります。
Ikeda2段も、数々の対外試合で好成績を残しており、個性や性格はもちろん違いますが求道的な点では二人は似ているのかもしれません。
この二人の組手はライトであろうとフルコンであろうといつも緊迫感が漂います。
今日も双方相譲らぬ攻防が続き、延長の末僅差判定でIkeda2段が制しました。
女子部
左 Kikuch初段(キクちゃん)の回蹴 右Sonoda(M)初段 左 Kikuch初段(キクちゃん) 右Sonoda(M)初段の上段突き
女子部は今日は参加が少なくKikuch初段(キクちゃん)とSonoda(M)初段の一騎打ちとなりました。
Kikuch初段(キクちゃん)は最近足がよく上がるようになり、今日も良い回し蹴りが何発か出ていました。
一方突きに威力のあるSonoda(M)初段も中段、上段と連打が良くでていました。
二人ともまだまだ多くの課題が残っていますが着実に強くなっている事はは間違いありません。
2010/05/25-02
世田谷道場一般部は今日は顔ぶれが多彩になり勝ち抜き戦は生まれ月順という変則的な順序で行いましたので普段はあまり見られない興味深い対戦が続きました。
初戦はMizuo初段とChikaoka1級です。
左 Mizuo初段 右 Chikaoka1級の至近距離からの上段突 左Chikaoka1級 右 Mizuo初段得意の上段前蹴
Chikaoka1級は60才ですが、稽古熱心で自分のペースを守って強くなっています。そのパワフルでスピードのある突きは掛け値なく実戦向きのものです。
そこらへんのチンピラなど一撃でおしまいになるでしょう。
一方 Mizuo初段は年は若いのですが現空研の東京道場ではベテランの部類に入り実力は折り紙付です。
今日は久しぶりの組手でしたが、あいかわらず前蹴りが冴えました。
Mizuo初段と言えば彼は実験的試行錯誤というホームページを開いています。
その中の日記で面白い記事を発見しました。
05/21(金)「特許表彰、『押忍!』と言わないで良かった。」
というタイトルです。
優秀な技術者でもある彼は会社で特許を表彰されたのです。
その時いつもの現空研の習慣で名前を呼ばれた時、「押忍」と言ったかもしれない、という話です。
思わず笑いながら読んだのですが、これ、私もつい最近同じような体験があります。
私は大学での講義の時はいつも全員に号令をかけて「おはようございます」と挨拶をさせるのですが、時々遅刻した学生が黙って教室に入ってきます。
それで本年度から、「後から来た者は入室のとき大きな声で挨拶して入って来る」という規則を作りました。
一般社会ではあたりまえのことですが、不思議なことに殆どの学校ではこういった常識的な礼儀がなおざりにされています。
つい、この間も後から一人の学生が無言で入室してきました。
「こら、入ってくるときは押忍だろうが」
思わず出そうになりました。
学生が小さな声で「おはようございます」と言ったのでかろうじて「声が小さいぞ」とごまかしましたが、あぶないところでした。
空手家は「押忍」が体にしみついていますね。
左 Muramatu初段の上段回蹴 右 Mizuo初段 左 Mizuo初段の上段回蹴 右 Muramatu初段
次は5つの道場に通うマルチ空手家Muramatu初段の登場です。
我孫子道場で大活躍しているNakagawa君(全自衛隊空手道連盟4段)が指導員をしているある道場の同門です。
現空研大会の壮年部軽量級ではNakagawa君が優勝そしてMuramatu初段は3位という成績を残している強豪です。
しかし、最近は本人はどうも思うような組手が出来ていないということでいろいろ研究中のようです。
今日も互いに良い動きをしていたのですが、Mizuo初段のタミングの良い前蹴のカウンターのためなかなか自分の距離が作れないようでした。
左 Yamada初段 右 Mizuo初段の回蹴 左 Yamada初段順突の直前 右 Mizuo初段
次の対戦者はYamada初段です。Yamada初段は我孫子の現空研の古くからの会員でしばらくブランクがありましたが50才代に突入して最近復帰し現空研大会では壮年部中量級3位に入賞する実力者です。
180Cmを楽に越える長身から繰り出す上段の突きは脅威です。
手前 Yamada初段 奥 Saisyo初段の上段前蹴 左 Saisyo初段 右 Yamada初段の下段回蹴
次はSaisyo初段です。ベテラン同士の対戦ですがタイプは全く異なります。
Saisyo初段は接近戦で得意の連撃でパワー勝負に持ち込みたいところです。
一方Yamada初段は距離を取って長身を生かしたアウトレンジからの攻撃が得意です。
双方なかなか自分の間合いが作れないまま延長戦に入り、若干試合をコントロールしている時間の長かったYamada初段が僅差判定勝ちを収めました。
左 Morikawa君の上段回蹴 右 Yamada初段 左 Morikawa君 右 Yamada初段の中段前蹴
次は新会員のMorikawa君です。フルコンのK会館、キックボクシングの経験もあり基本はしっかりしていますし、威力もあります。
ただ長身でスピードのあるYamada初段には不慣れな顔面を攻められてポイントを奪われました。
慣れれば一挙にレベルが上がるでしょう。
左 Kawabe2段 右 Yamada初段の前蹴 左 Kawabe2段の回蹴 右 Yamada初段
いよいよ2段の登場です。
Kawabe2段は、地力はありますがしばらくブランクがありまだ本調子ではありません。
しかしここのところ連日の稽古参加で、今日は落ち着いた中にも持ち前の重い突き蹴りが見られ段々調子を上げてきました。
やや疲れお見えてきたYamada初段に対し終始試合をコントロールし延長の末僅差判定で勝利しました。
左 Tasiro1級の回蹴 右 Kawabe2段 左 Kawabe2段の前蹴 Tasiro1級
次はTasiro1級です。
Tasiro1級は殆ど皆勤で道場に通っています。10人組手を時期審査に控え心身ともに充実しています。
この二人はどちらかというはパワー系であり、勿論技も切れますが、どうしても稽古ではガチンコの打撃戦ちなりがちです。
しかし今日は脱力がテーマだったこともあり二人とも中間距離よりやや間合いを取った展開が続きました。
要所で技の的確性がまさったKawabe2段が勝利しました。
左 Kawabe2段 右 Suehiro初段の後回蹴がきれいに決まる 左 Suehiro初段 右 Kawabe2段も同じ技で返すが不発
15人組手を控え最近好調のSuehiro初段の登場です。
開始早々見事に上段後回蹴が決まりました。これは彼の得意技の一つで絶妙のタイミングで出すので効果があります。
同じ技をすかさず返すKawabe2段ですが既に警戒体勢を取っているSuehiro初段にはなかなか決まりません。
結局時間切れとなりSuehiro初段が勝利しました。
左 Kawano初段のかぎ打ちが決まる 右 Suehiro初段 手前 Kawano初段の上段突 奥 Suehiro初段
ずっと好調を維持してきたSuehiro初段ですが、今日はKawano初段に完敗しました。
Kawano初段は長身ですが今日はどちらかというと距離をとるタイプのSuehiro初段に対し積極的に接近戦を挑みます。
そしてもつれあった状態で一瞬の隙を的確にとらえ上段に正拳を何発も決め勝利しました。
現空研の特長でもある接近戦で勝ったということは意義のある勝ち方です。
今日の一般男子の優勝はKawano初段となりました。
女子部の組手
左 Sonoda(M)初段の上段突 右 Ueda2級 左 Sonoda(M)初段 右 Ueda2級の左回蹴
Ueda2級は大学の教え子で学生の時入会しまたした。現在は社会人で仕事で忙しい中時間を見つけて稽古を積んでいます。
体が柔らかいのでもう少し筋力がつけば蹴り技の威力は倍加するでしょう。
左 Ichikawa初段 右 Ueda2級の上段回蹴 左 Ichikawa初段の上段回蹴 右 Ueda2級
Ichikawa初段は最近スピードも増し、軽量にもかかわらず蹴りの威力がついてきました。
コンビネーションを工夫すると一段とレベルが上がるでしょう。
2010/05/25
本日は世田谷道場での稽古です。
少年部は6月15日に大会を行います。(詳細は追ってアップします。)
今日は少年部も組手中心の稽古を行いました。
左 Take5級の上段回蹴 右 Oya君 左 Take5級 右 Oya君の中段前蹴
Oya君は入会まもないのですが、組手の時はいつも勇敢に相手立ち向かっていきます。
こうした勇気のある子は必ず強くなります。
Take5級は技術的には圧倒していますが、相手が小さい子の場合は本当にピタリと皮一枚で止める技術とやさしさを持っています。
上の左写真は本当に寸止めで全く相手の顔面には触れていません。
左 果敢に攻める Oya君 正しい構え方
左 Take5級の鋭い中段回蹴 右 Kakizaki5級 左 Take5級の中段回蹴に合わせて回蹴りを放つ右 Kakizaki5級
5級同士のライバルです。Take5級は相手が大きくても常に勇気ある戦い方をします。Kakizaki5級は体力があり突き、蹴り共に重さがあります。
いつもこの二人は伯仲した戦いとなります。
左 Take5級 右Tanabe3級の上段突き 左 Tanabe3級の中段回蹴 右 Take5級
Tanabe君は3級だけあって終始落ち着いて確実に技を極めていきます。上段突きの引きを鋭く行えばもっと威力が増します。
左 Tuji8級の中段正拳突 右 Tanabe3級 左 Tuji8級 右 Tanabe3級の左上段回蹴
Tuji8級は中学生のお兄ちゃんも会員です。お兄ちゃんに鍛えられているのかとてもバランスの良いしかも力強い組手を行います。
今日は格上の上級生Tanabe3級が相手ですが思い切りの良い組手ができました。
左 Tanabe3級 右 Mikawa3級の中段横蹴 左 Tanabe3級の上段突 右 Mikawa3級
Tanabe3級とMikawa3級はライバル同士です。二人とも格闘センスがあって多彩な技の持ち主です。
今日も延長戦までもつれこみ僅差判定でTanabe3級が勝ちましたがいつも紙一重の勝負になります。
左 Ito(y)5級 右 Tanabe3級の上段回蹴 左 Ito(y)5級の正拳上段 右 Tanabe3級
Ito(y)5級も兄弟会員のお兄ちゃんの方です。特に上段突きに入るタイミングが良く、上級生も時々この突きをもらってしまいます。
今日は強豪のTanabe3級を僅差で破ります。
左 Ito(y)5級 右 Sakai(te)7級の高くあっがった上段回蹴 左 Ito(y)5級のスピードのある上段正拳突 右 Sakai(te)7級
Sakai(te)7級も兄弟会員の弟です。兄弟とも格闘センスがあります。特に弟のSakai(te)7級は足が良く上がり上級生も油断ができません。
今日は Ito(y)5級の鋭い突きが決まりました。
左 Ito(y)5級の上段突き 右 chiba5級 左 chiba5級の強烈な中段回蹴 右 Ito(y)5級
最近急激に力を伸ばしてきたのがchiba5級です。
今日も前半はIto(y)5級の上段突をもらい展開は劣勢だったのですが何とか引き分けにもっていき延長戦となりました。
開始早々強烈な中段回蹴が入り、効かされたIto(y)5級がスタンディングダウン状態になったのでそこまでで、chiba5級の勝ちとなりました。
左Sakai(tai)3級 右Chiiba5級の中段逆突 左 Chiiba5級 右 Sakai(tai)3級の強烈な中段回蹴
Sakai(tai)3級はSakai(t)7級のお兄ちゃんです。腕を骨折してしばらく組手を休んでいましたが完治してからめきめき調子を上げています。
今日は好調のChiba5級を制して勝ち上がりました。
左 Sakai(tai)3級の中段横蹴 右Tuji(m)1級 左 Sakai(tai)3級 右Tuji(m)1級の上段正拳逆突
最後に登場したのはTuji兄弟の中学生の兄Tuji(m)1級です。
流石に体格が全然ちがいますからまともな勝負にはなりませんがSakai3級は果敢に攻めます。Tuiji(m)1級もそれに応えて相手の力を引き出します。
最後はきれいに上段突きを極めました。
左Tuji(m)1級の中段回蹴 右 Kawabe二段(一般部) 左Tuji(m)1級 右 Kawabe二段(一般部)の上段回蹴
中学生の相手が今日はいないので一般部の強豪Kawabe二段に最後の相手を務めてもらいました。
Tuji君はフルコンタクトで攻めて、Kawabe二段は寸止めという規則で行いました。
Tuji君は全力でぶつかって行きますが全て軽くはね返されてしまいます。
しかし、上には上がいるということを肌身で感ずる事は将来の伸しろを増やします。
一般部の写真はこのあと掲載します。
2010/05/23
本日は目黒道場の稽古を池ノ上で行いました。
今日も体験の方Mさんが来られました。
MさんはTasiro1級の後輩でK会で2年その他キックボクシングの経験もあります。
格闘技未経験者の見学体験の方は通常は組手などは見学していただくのですが、経験者や会員の友人などでレベルの分かっている方は最初から組手を体験した頂く場合があります。
今回も勝ち抜き戦に参加してもらいました。
左 Takamori4級 右 Yosioka君
初戦はTakamori4級とYosioka君です。 Takamori4級は入会時は高校生でしたが、大学受験のため4級を取ってから休会しこのたび復帰した大学生です。なかなか格闘センスがあり復帰後急速に力をつけています。
片やYosioka君ですが、中学から大学まで野球をやってきたスポーツマンで、空手も糸東流の初段を持っています。
この組手は試合自体はYosioka君がコントロールしていましたが、Takamori4級の上段突きのタイミングが大変すばらしかったのでポイント的には1対1の互角でしたが僅差判定でTakamori4級の勝ちとしました。
左 Tobe4級 右Mさんのきれいな回蹴 左 Mさん 右 Okosi1級
そのTakamori4級を破ったTobe4級とMさんは対戦します。Tobe4級は最近前に出る圧力が強くなり攻撃に重さが増してきましたがMさんはそれを上手にかわして的確に技を繰り出していきます。お互い決定打はなく延長となりますが試合をコントロールしていた時間が長かったMさんが僅差判定で勝ち残りました。
次の対戦者のOkosi1級とは激戦となりました。
Okosi1級は10人組手を控えボクシングで鍛えたスピードのある突きが武器です。蹴り技も威力があります。
Mさんの下段(ローキック)対 Okosi1級の上段突(ストレート)という展開になりましたが、延長の末上段突でポイントを取ったOkosi1級が勝ち残りました。
左 Tasiro1級 右 Okosi1級
Okosi1級の次の対戦者はTasiro1級です。10人組手を控えたこの二人は絶好調で、今日は激しい打撃戦となりました。
拮抗した展開となりましたが前試合でスタミナを多少ロスしたOkosi1級をTasiro1級が僅差で制しました。
左 Tasiro1級 上段後回蹴 右 Yamada1級 左 Tasiro1級 右 Yamada1級 上段回蹴
次に登場したのはYamada1級です。我孫子道場から移籍し東京でも大活躍しています。
年齢は親子程違う二人ですが、ともに運動神経、反射神経の良い二人でかみ合った組手になりました。
若干パワーに勝るTasiro1級が押し気味に試合を進めますが、それを巧みなカウンターの足技で防ぐYamada1級。一進一退の攻防で延長戦までもつれこみます。
殆ど差の無い展開ですが僅差でYamada1級の勝利となりました。
左 Iguchi初段の至近距離からの上段回蹴 右 Yamada1級 左 Iguchi初段 右 Yamada1級の上段後回蹴
これから黒帯の登場です。Iguchi初段は体は大きくないのですが常に敢闘精神を忘れず全力で立ち向かいます。1級を取った時の6人組手の激しさは今でも語り草になっているほどです。
共にスピードも切れもありますが得意とする間合いに若干の差があり、いかに自分の間合いで勝負できるかが勝敗のカギとなる展開でした。
今回はYamada1級の上段後回蹴を取って勝ちとしましたが、上の左写真でもわかるようにこのIguchi初段の上段回蹴も技有りに匹敵する蹴りです。
それほど僅差の判定となりました。
左 Yamada1級の回蹴 右 Namekawa初段 左 Yamada1級の回蹴に合わせて 右 Namekawa初段が下段を放つ
次は15人組手を来月に控えたNamekawa初段の登場です。共に足技が得意でどのような体勢からでも技がでますので互いに慎重になります。
静かな中にも緊迫感の漂う試合展開となりました。互いに鋭い蹴り技を出しますがは共にブロック。
最終的にはNamekawa初段の上段突きの有効が判定のポイントとなり勝利しました。
左 Enomoto 初段 右 Namekawa初段の回蹴 左 Enomoto 初段の上段突き 右 Namekawa初段
次はEnomoto初段です。10日の世田谷道場ではいまいちの調子だったEnomoto 初段ですが今日は調子を戻してきているようでした。まだまだ本来の実力は出ていませんが、今日は強豪Namekawa初段に対して果敢な攻撃が続きました。序盤にNamekawa初段がきれいな振り打ちで有効ポイントを先取しましたが、後半に上段突きで返します。
延長戦でもポイント差はつきませんでしたが終始試合をコントロールしていたNamekawa初段の勝利となりました。
左 Saisyo初段の振り打ち 右 Namekawa初段 左 Saisyo初段の 右 Namekawa初段の後蹴
次は重量級のベテランSaisyo初段の登場です。
Saisyo初段としては距離を詰めて自分得意の打ち合いに持っていきたいところですが動きの速いNamekawa初段は簡単に間合いを詰めさせません。
距離を詰める動きを見せると先手をとって自在な足技でけん制します。
これも延長戦となりましたが終始試合をコントロールしたNamekawa初段が勝利します。
左 Sonoda(T)初段 右 Namekawa初段の後蹴 左 Sonoda(T)初段の上段回蹴 右 Namekawa初段
次はSonoda(T)初段の登場です。
この二人は今期15人組手に挑戦します。
今日は力はセーブして戦うよう指示をしていましたので両者ともそれを守り静かな出足となりました。
しかし、タイプは違いますが技の切れる同士ですから緊張感があります。
Sonoda(T)初段が上段回蹴を主体に組立ていくのに対しNamekawa初段は下段、上段とちらして相手の防御のほころびを狙う組立てです。
両者相譲らぬ展開で本戦が終わり延長戦とてりました。延長戦も同じ展開となりましたが双方とも破綻を見せず判定ときなりました。
今回は若干手数の多かったSonoda(T)初段の僅差判定勝となりました。
二人とも自分のスタイル、長所、欠点を知っていて努力を惜しまないのでそれぞれの15人組手が楽しみです。
左 Sonoda(T)初段 右 Suehiro初段の前蹴 左 Sonoda(T)初段の回蹴 右 Suehiro初段
次も15人組手を控えたSuehiro初段です。
開始早々Suehiro初段の鋭い前蹴でSonoda(T)初段が後退します。
すかさずSonoda(T)初段が下段、上段と回蹴で応戦します。
Suehiro初段は強烈な技を見せることはあまりないのですが、相手のリズムと自分のリズムの同期をとったり逆にはずしたりして効果的な攻撃を行います。
相手にとってはつかみ所がないというかやりにくさを感じさせるものがあります。
この試合も非常に拮抗した展開となりましたが延長の末若干手数の多かったSuehiro初段が僅差判定勝ちを収めました。
左 Suehiro初段 右 Ito初段の強烈な回蹴 奥 Ito初段 手前 Suehiro初段の後蹴
次も15人組手を控えたIto初段です。
パワフルな空手で手先の小技など粉砕する破壊力の持ち主です。
全くスタイルの違う二人ですが、互いの手の内を知っているので簡単にはポイントを取らせません。
お互いの長所が良くでた展開となりました。今回はSuehiro初段のやや浅めの上段後蹴を技有りとしましたが、内容的には殆ど差はありません。
まさに勝負はやってみないと分からないという典型です。
左 新会員のKuwahara君 右 Suehiro初段 左 Suehiro初段の上段回蹴 右 Kuwahara君
次の対戦者は新会員のKuwahara君です。Kuwahara君は身長が190Cmあり、水泳部で鍛えた体でパワーもあります。
今日はSuehiro初段がライトで行いますがKuwahara君には思い切って行って良いということで対戦しました。
身長の高さを利した前蹴りは大変威力があり初心者とは思えません。まだ大学生なので将来が楽しみです。
最後はSuehiro初段が上段回蹴を極めて終了となりました。寸止めするように言ってあったのですが軽いパチンという音が聞こえました。
勿論力は落としているのでKuwahara君は大丈夫です。
左 Kawabe2段 右 Suehiro初段の前蹴 左 Kawabe2段の上段突 右 Suehiro初段の前蹴
いよいよ2段の登場です。
Kawabe2段はパワーもあり技も切れ安定感ではトップクラスです。しかし最近仕事の関係で稽古にしばらくブランクがありました。先週はそのためか動きに精彩を欠いたのですが、今日はだいぶ勘を取り戻したようです。もともと地力がありますので一旦戻しはじめると回復は速いです。
勝負は延長の末僅差判定と拮抗したものでしたが内容は悪くありません。
左 Kawabe2段の上段回蹴 右 Suzuki(R)2段 左 Suzuki(R)2段の上段回蹴 右 Kawabe2段
最後の2段同士の決戦です。
Suzuki(R)2段は動きが軽く技がスムーズに出ていました。
現空研大会ではあと少しで優勝というところまで行きましたがなかなか最後のワンステップを越えられません。
一つ一つの技の威力は十分ですから後は組立て方とメンタルの問題が重要になってきます。勿論まだ若いのですからフィジカル面でのよりいっそうの向上も望めますからまだまだやれる事は多いです。
今日は双方とも久しぶりの対戦だったにもかかわらずリラックスした展開で内容は良かったです。
平常心をいつも心がけることでイザと言うときに持てる力を発揮できるようになります。
双方ポイント差はありませんでしたが若干手数の大い Suzuki(R)2段を僅差判定勝ちとしました。
Kawabe2段は本人も言っていましたがまだ昔の距離感が戻ってないようでした。
稽古を休むと最初に相手との距離感が鈍ってきます。
リスクをとれるぎりぎりの間合いに恐怖心が起きるようになります。いきおい安全な距離う保つような心理が働くので、逆に相手に間合いの主導権を奪われやすくなります。
人は自信過剰の時は間合いを詰めすぎる傾向があり、逆に恐怖心が起きたときは間合いを開きます。
強くて冷静な達人は相手のこうした心理をすぐ見抜き、簡単に料理してしまいます。
ただ稽古をしないで実力もないのに強がって間合いを詰めても大怪我するだけです。
地道な稽古で地力をあげ、常に冷静にそして勇敢に振舞う事を課題にしていれば適正な間合いを取る感覚は自然と磨かれていきます。
左 Kubo3級の中段回蹴 右 Sonoda(M)初段 左 Sonoda(M)初段の中段回蹴 右 Kubo3級
女子部のSonoda(M)初段とKubo3級の組手は双方前に出る積極的な組手で気合が入っていました。
突きの稽古で何度も繰り返し言っている極意は組手全体についても言えることです。
そしてパワーの集中と離散のコントロール能力は格闘技だけでなくチームプレーの球技でも仕事でも戦争でも全ての勝負事において勝つ秘訣です。
2010/05/22
コラム追加
2010/05/21-2
Namekawa初段の15人組手ですが6月12日(土曜日)に変更しました。
場所は世田谷三宿中学挌技室です。
18時30分集合となります。
対戦希望者、見学者は6月12日三宿中学挌技室に集合してください。
対戦者は当日参加者の中から選抜します。
会員ページに詳細掲載します。
2010/05/21-2
5月19日の我孫子道場の組手の写真と解説を掲載しました。
2010/05/21
Namekawa初段の15人組手を6月6日(日曜日)に目黒道場で行う事を決定しました。
2010/05/20
17日に発表した今期 夏期合宿の日時が間違っていました。
正しくは8月28日(土)、29日(日)、千葉九十九里にて行います。
2010/05/19
最近我孫子道場は上級者が揃い、レベルの高い稽古を行うことができます。
また、新会員も多く、初心者からベテランまでバランスの良い稽古環境になっています。
ただ白帯の中にはNakagawa君のように他流派の高段者も混じっていますので帯色だけで判断していては痛い目にあいます。
例えば今日の男子の白帯は前述のNakagawa君をはじめ、k会からの体験入会者Kさんや還暦を過ぎて再度空手を再開したベテランのTさんといった按配です。
そして今日はUno2段とKarakida初段が久々の参加です。
世田谷に続いてこちらも審査に向けての10人、15人組手その他の多人数組手に焦点を当てた稽古を行いました。
10人組手までは気迫と根性があれば(勿論基本的な技は当然として)何とか達成も可能ですが、15人となるとそうはいきません。
筋力がオールアウトした状態でどのように戦うか、あるいはそうならないようにどのように組み立てるか、また審査までの間にどのような自分に鍛えこむかといった冷静な判断が要求されるからです。
「勝つ」ということは自分と相手を共に自己のコントロール下に置くということです。
他者の生殺与奪(せいさいよだつ)の権利を持つということが「勝つ」ということです。
殴らなくても、相手に有無を言わせない状況におけばよいのです。
「勇気」と「圧倒的な力」、そして「思いやり」この3つが揃った人が「強い人」です。
15人組手、20人組手はこうした力があるか、あるいは可能性があるかを判断するために行います。
今日はこうした観点から、圧倒的な破壊力を持ち、かつ持久戦にも耐え得る突きの出し方の稽古を行いました。
勝ち抜き戦は帯色関係なく体重の順で行いました。
現空研大会を思い出すようなレベルの高い試合もあり、意義深い稽古となりました。
左 Karakida初段 右 Matumoto初段 激しい突きの応酬でMatumoto初段が制す。
手前 Kitajima2段の上段回蹴 後ろ Matumoto初段 スピードのある者同士で緊迫感の漂う試合となりました。Kitajima2段の僅差判定勝。
左 少年部のTakagi(F)君が右 Kitajima2段に挑戦。勇敢に踏み込んで必殺の上段回蹴を出すも、紙一重でかわされてポイントにはならず。
しかし、確実に上達しているのは誰が見ても分かります。
左 Kitajima2段と全自衛隊空手道連盟4段のNakagawa君の試合。
現空研大会を思い出させる好勝負となりました。
紙一重の攻防が続きましたが延長の末Nakagawa君の勝利となりました。
左 新規入会したTakasimaさんは大病を患い還暦を過ぎていますが、無事生還して昔からやっていた空手を再開しました。
全自衛隊空手道連盟4段のNakagawa君を相手に思い切りの良い組手を披露してくれました。
手前 全自衛隊空手道連盟4段のNakagawa君と、奥 Hayasi2段は激しい組手となりました。
お互い組み合う展開が幾度となく展開しました。両者の良い意味での闘争心があふれた組手となりました。
延長の末、Nakagawa君の僅差判定勝。
左、Uno2段 右 Nakagawa君 左、Nakagawa君 右 Uno2段
今日の組手のベストの一つに数えられる厳しい組手でした。
常に接近戦に持ち込むUno2段と自分の間合いを探るNakagawa君の攻防です。
これも延長戦にもつれこむ激しい組手でしたが、やや圧力に勝るUno2段が僅差判定で勝利しました。
左 Uno2段 右 K会のKさん
Kさんは下段蹴りとUno2段の体勢を崩し、中段の連激で攻めます。
この試合はKさんには顔面以外はフルコンで当てて良いというルールで行いました。
まだ遠慮されているようでお互いライトコンタクトでの攻防となりましたが、突き蹴りの重さの潜在力は十分に感じました。
左 Uno2段 右 タケオマン2段
この試合は、現空研らしい攻防となりました。互いに手の内は分かっている上級者同士である意味遠慮がありません。
お互いポイント差のないまま延長となり僅差判定でUno2段が制しました。
左 レスラー初段 右 Uno2段
レスラー初段は今回2段昇段の推薦を受けています。受けの強さと飛び込んでの上段突き、そして上段回蹴を得意としています。
今日は絶好調のUno2段を切り崩すことはできませんでしたが確実に実力を上げている一人です。
左 Uno2段 右 Takagi(Machi)初段
快進撃を続けるUno2段にストップをかけたのはTakagi(Machi)初段です。
Takagi(Machi)初段は、心臓病の発作で緊急入院をし生死をさまよう状況から奇跡の復活を遂げて今回の2段審査推薦を得ました。
会社もかなり忙しく、日程も難しかったのですが早い段階で審査に臨むということで了承いたしました。
他流派では指導員まで勤めた空手家で奥さんも現空研黒帯、大学生の息子さんも現空研黒帯、そして今日いっしょに参加した末っ子のF君も現空研少年部で2級の茶帯を締める空手一家です。
特長はその体格う生かした重い蹴りと伝統系で鍛えた突きの速さです。
今日はパワーファイターのUno2段と真っ向勝負となり、やや疲れの見えたUno2段を終始攻めまくり勝利を得ました。
左 Tokiwa初段 右 Takagi(Machi)初段
パワーファイター同士の迫力ある組手となりました。
共に伝統系の黒帯を持っていますが、いまや完全な現空研スタイルの組手が身について破壊力も十二分なものを持っています。
ただTokiwa初段はパワーをセーブするのが不得意で、ついついフルパワーになってしまう傾向があります。
対戦者にとってはこれが結構恐怖だったりします。
左 Kamioka(アビ)2段の上段回蹴 右 Takagi(Machi)初段
決勝戦はKamioka(アビ)2段対Takagi(Machi)初段となりました。
Kamioka(アビ)2段はその巨体に似合わず、いきなり上段回蹴を飛ばしてくることがあります。
蹴り自体に重さがあるのでまともに食らうと致命傷となります。
今回は双方パワーがありますので、見ごたえのある試合内容になりました。
僅差判定でKamioka(アビ)2段の優勝となりました。
左 Takagi(A)初段 右 Sonoda(M)初段
女子部のTakagi(A)初段は今回2段にチャレンジするTakagi(Machi)初段の奥さんです。
入門当時は格闘技とはまったく無縁のような性格で(現在も性格はやさしいですが)突きも、蹴りも遠慮がちだったのが今や、必殺の上段突きの持ち主になりました。
今日もその上段突きが炸裂し本戦で勝利となりました。
2010/05/18-2
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
審査に向けた勝抜戦の戦い方についてお話しました。
今日はOe2級やKawabe2段も久々の参加です。
最近各道場とも参加者も多く、熱気が感じられます。
特に15人、20人組手を控えた会員の気合が感じられ道場全体に良い意味で緊張感が漂っています。
その中でも今日は、特にKin2段とSonoda(T)初段に気迫が感じられました。
左 Namekawa初段 右Suematu初段の激闘 左 Cyokko初段 右 Sonoda(T)初段
Chokko初段はSonoda(T)初段のスピードのある上段回蹴、後蹴の猛攻を受けますが、全てブロック。
延長戦までもつれこんで最終的には敗れますが、常に前に出て威力のある突きを出すなど確実に強くなっているのが感じられます。
左 Sonoda(T)初段 上段後回蹴 右Kin2段
今日最も気迫のこもっていたSonoda(T)初段とKin2段との対戦です。
お互い切れのある蹴り技を持っていますので緊迫感があります。
延長までもつれこみますが、僅差判定でKin2段が勝利しました。
勢いに乗るKin2段は、これまた圧力の強いSaisyo初段との対戦で飛後回蹴という大技を披露しました。
いよいよ2段同士の対戦です。手前Kawabe2段、奥Kin2段という実力伯仲している二人ですが、久しぶりの稽古でリズムに乗り切れなかったKawabe2段の一瞬の隙を見逃さずKin2段は奥足をはらって倒しそのまま顔面への突きで極めました。
あの受けの強いKawabe2段がこうした形で転ばされるシーンは今まで見たことがありません。
いかにKawabe2段が本調子ではないと言っても、Kin2段の20人組手に対する気合の入れ方が伝わってくる組手でした。
左 Miwa初段 右 Kin2段の後ろ回蹴 左 Miwa初段 右 Kin2段の踵落とし
左 女子部 Ichikawa初段の気合のこもった中段回蹴。 相手はSuematu初段
後半は良い攻撃が出ていました。
以下は少年部の激闘です。
少年部の実力向上は最近顕著です。
特に突き、蹴りにめりはりが効いてきて、極めるという段階にはまだ間がありますが空手らしい動きできる子が増えてきました。
それより全員にあふれる勇気が感じられるのが何よりすばらしいと思います。
2010/05/18
2段審査の受審希望日は大まかな予定を組むためですから、現時点では何月希望といった大まかな指定でかまいません。
Ito初段はベトナムからIkoma初段の帰国に合わせて審査日の希望を出したいとの事で許可しました。
Ikoma初段は段位こそ仕事の関係で審査を受けられず初段ですが今度3段を受けるKin2段の同期生で、白帯の頃からのライバル同士です。
同期には実業団のラグビー選手のTano初段がいて、機械体操のKin、プロボクサーのIkoma、現役ラガーマンのTanoはいつもすさまじい組手で競い合う好敵手同士でした。
そのIkoma選手のベトナムからの一時帰国を狙って15人組手にチャレンジする訳は、Ito初段には現空研の仲間数人を誘ってわざわざベトナムまで行って武者修行をしたというなぞの過去があるからでしょう。
こういう特殊な事情や仕事の関係でなかなか日時を確定することが難しい方もいるとは思いますが、とりあえず現時点での希望日をお知らせください。
変更も可能な限り受け付けます。
なお、今期中いつ受けても、認定証の日付は夏期審査の認定日となります。形式上は夏期合宿の審査ということです。
本来は全員を合宿で審査したいのですが、それは対戦者も含めて物理的に不可能なのでこうした幅を持たせた審査となっているからです。
審査日は決まり次第ホームページ上で発表します。
その日はなるべく多数の参加をお願いいたします。
15人組手の対戦者は原則黒帯以上ですが、体重その他の考慮もします。
しかし参加者が少ないと対戦者の選択が狭くなりますのでなるべく組手参加者は多い方が望ましいのです。
2010/05/17
今期 夏期合宿の日時が決定しました。
8月26日、27日、8月28日(土)、29日(日)千葉九十九里にて行います。
昨年と同じ場所です。詳細は決定次第会員ページに掲載します。
なお2段審査の推薦を受けた会員で審査を受ける会員は、受審希望日を今月中に提出してください。
現在Namekawa初段から希望日が提出されています。
2010/05/16
速報 本日 東京・ディファ有明で行われたキックの試合で二戸伸也初段は残念ながら敗れたとの一報をNamekawa初段、それから本人の電話で受けました。
Namekawa初段によると本戦ドローで延長戦に入る激闘だったようです。
Namekawa初段の感想だと接戦だったけど取ったかなと思ったそうですが、判定は旗が割れるスプリット判定で取れなかったようです。
今回新ルールで両腕を掴んでの膝蹴りが禁止されたのですが、膝蹴り得意の二戸伸也初段が流れの中で一回これを用いてしまい反則のイエローフラッグを上げられたそうです。
判定のポイント数から判断するとこのイエローが無かったら判定は覆っていたかもしれませんね。
しかし判定は判定です。
この失敗を糧として次回にはキッチリと借りを返し、チャンピオンを目指しましょう。
2010/05/12
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
Nakabachi師範、Kimura師範、酔っ払い師範が揃った他、3段推薦のIkeda初段、2段推薦のYanagi初段、レスラー初段、Takagi初段が参加その他大勢の上級者が揃いました。
現空研大会後の初稽古ですからまず簡単な講評、それから上級段位推薦の発表を行いました。
現空研空手の基礎、基本をあらためて確認するとともにせっかく上級者が集まったので応用技の一つをみっちり稽古しました。
この技は前日世田谷道場でも稽古をしました。
世田谷では2段推薦のSonoda(T)初段、我孫子道場では3段推薦のIkeda2段を相手に選び実演と解説を行いました。
動画も掲載しました。なお会員ページにはより解像度の高い全編を通した動画を掲載する予定です。
世田谷、我孫子道場の上級者、少年部の良い組手も同時に紹介予定です。
あと、我孫子道場に先日見学に来られた方(還暦を過ぎ大病を克服)が本日正式入門され現空研の仲間になりました。
現空研大会も見学され、それを見て血が騒いだそうです。
その他、若い女性の見学者もありました。職業は栄養士で、自分を鍛えるために空手をやりたいということだったのでまずは体験していただきました。
とても、爽快だったようです。
IKeda2段を相手に技の解説と実演、そして全員に稽古をしてもらいました。(動画)
前日世田谷道場で稽古したものと同じ技です。
2010/05/11
世田谷道場でSonoda(T)初段を相手に高度な技の解説と実演そして全員による稽古。(動画)
少年部は今日はIto(y)君とChiba君が組手で大活躍しました。
左 Ito(y)君は突きも蹴りもスピードがあり良くコントロールも効いています。小さな子には写真のように顔面に紙一重のところでピタッと止める技術の持ち主です。今日は多数を勝ち抜きました。
そのIto(y)君の快進撃を止めたのはChiba君(右)です。
相打ちも辞さない積極的な攻撃を終始貫きました。壮絶な打ち合いで手前Chiba君の上段逆突きが見事に決まりました。
しかし、Ito(y)君もすかさず上段突きを返します。
本戦では決着がつかず延長戦の末、今回は僅差帆判定でChiba君が勝利しました。
Ito君は入門依頼コンスタントに実力を上げていますが、Chiba君は最近急激に試合が前向きになり勇気を感じさせる組手が増えてきました。
少年部も勇気と根性は一般部にひけをとりません。
2010/05/10
本日は目黒道場の稽古を場所を移して世田谷第2道場で行いました。
2段審査(15人組手)推薦された東京道場の多くが揃ったので、15人組手に対する心構えや現空研空手の目指すもの、武道の心構えや勇気の大切さをお話しました。
また、「決死の覚悟」と「真の思いやり」との関係、安全性には十二分の配慮をした上で相手に「圧力」をかける厳しさやその必要性なども具体的な例を上げて説明しました。
また「恐怖心」についても考察しました。
現空研としての基本技の再確認も行い、間違いは適宜指摘もしました。
最後に勝抜戦を行いましたが、15人組手を目指す者の気迫が特に感じられる組手でした。
気迫、精神力、平常心、そして武人としての態度、これこそ我々が常に自問自答しなければならない最重要課題で勝敗は後からついてくるものです。
今日は次代を担う学生のHiguchi3級(東大)、Yamada1級(二松学舎大)も良い動きをしていた。
Enomoto初段やTakayama3級も久しぶりの参加で今日は自分の本来の動きではないようでした。
Tasiro1級やEndo初段は地力が安定してきました。
特にEndo初段の圧力の強さは目立っていました。
15人組手に今年挑む勇士たち
Ito 初段 (右) の強烈な前蹴 対戦者はTobe4級
Takagi初段(左)が圧力をかける。 対戦者はYamada1級
Suehiro初段(右)の絶妙な後蹴 対戦者Tasiro1級
Namekawa初段(左)意表をつく見事な踵落し 対戦者はSuehiro初段
Sonoda(T)初段(右) 至近距離からの上段回蹴 対戦者はNamekawa初段
本日の名勝負
右 Yamada1級の逆回し 左HIguchi3級
左Yamada1級の得意の距離にさせず常に接近戦で圧力をかけるTasiro1級(右)。ともに10人組手を狙う実力者。
左 Sonoda(T)初段 右Endo初段 の力と力のぶつかり合い。
少年部 女子部の激闘
右 Takagi(F)2級の上段回蹴り
左 Tasiro(R)6級の上段回蹴
左 Takagi初段 右Kikuchi初段
少年部はFumiya君とRunaちゃんの一騎打ちです。
この二人は共に足がよく上がり上段蹴りが得意です。またスピードもあるのでいつもスリリングな試合展開になります。
お互い気力、勇気も十分で今日も良い組手でした。
女子部は今日はKikuchiアッチャンが我孫子より遠征です。
最近はノーモーションの上段回蹴りが冴えていて、もう少し気合がこもっていればより明確なポイントとなります
今日は女性の見学・体験入会者の方が来られました。最後の写真の後方に写っているMさんです。剣道の経験があり、乱撃でその片鱗が見えます。
2010/05/08-2
第3回現空研空手道大会感想 その1 をコラムとしてアップしました。
本日は目黒道場(場所は駒留中学)で稽古を行います。
2010/05/08
現空研大会で応援に駆けつけてくれたキックボクサー二戸伸也初段が試合をします。
日時 5月16日〔日〕 試合開始 16:30〜
場所 ディファ有明
今回の相手は元全日本キックボクシングフェザー級10位の九島亮君です。
二戸君にとっては1階級上で身長も10Cm位高い相手ですから楽な対戦ではありません。
しかし、この試合に勝つといよいよタイトルマッチが見えてきます。
彼から先日メールをもらい、その意気込みが伝わってきました。
ぜひ現空研出身初の日本チャンピオンとなってもらいたいものです。
5月16日は今のところ稽古の日と重なっていませんので、行ける会員はなるべく応援に行って盛り上げて下さい。
左が二戸伸也初段 (写真はRISE公式サイトより)
2010/05/07-2
現空研 新試規則の真意 その3 をアップしました。
2010/05/07
現空研 新試規則の真意 その2 をアップしました。
2010/05/06
現空研大会の写真を追加しました。(第三回現空研大会入賞者)
2010/05/03
特別昇段者の発表および2段、3段受審の推薦を会員ホームページにて行いました。
2010/05/02
本日は目黒道場で稽古を行いました。
連休中にも関わらず我孫子からもアビ2段、レスラー初段をはじめ、そこそこの人数が集まってくれたのは驚きでした。
「大学受験で大学にパスするまで休会させてください。パスしたら絶対復帰します。」と宣言していたTakamori4級が今日学習院大学合格という嬉しい報告とともに復帰しました。2年ぶりです。
今日海洋大学のボート部の合宿で合宿所から夕食も取らずに駆けつけたTakesi初段とは高校は違いますが共通の友人がいる関係です。
さすがに2部の反省会ではダウンして寝てましたが。
今日は入会したばかりの埼玉大学工学部のKuwahara君やYamada1級(二松学舎大学)、先日入会した明治大学(少林寺拳法)を卒着したばかりのMuto君など若者も揃いました。
今回の現空研大会は本当にレベルの高い接戦が多かったのですが、個々の対戦の開設と問題点良い点、改善すべき点などをあわせた講評や現空研空手の本質を再度問いなおすお話をいたしました。
稽古自体は基本と乱取スパー主体の軽いものにしました。
そして今日は私も久しぶりに2部にも参加し楽しいひと時を過ごしました。
なお本日お話した内容は後日内容を整理してあらためてホームページで紹介する予定です。
そうそうアビ2段のホームページが復活しました。
2010/05/01-02
現空研大会で壮年部中量級2連覇を成し遂げた我孫子道場のIkeda2段が「現空研我孫子道場稽古覚書」というプログを開設しました。
アビ2段のホームページが休止中で我孫子道場の情報が少なくなっていたのですが一挙に解消です。
内容は的確でとても面白いです。
2010/05/01
現空研大会がおわり、参加された方はそれぞれ喜び、悔しさ、希望、反省と様々な思いが去来していると思います。
全体としては活気にあふれ、多くの会員がそれぞれ仕事や勉強、家庭生活上の多くの困難を排して参加し、自分のベストを尽くし試合に臨んだというこが肌で感ずることができた良い大会でした。
また、進行に関しても試合に参加できなかった会員の皆様の協力もあり大きなトラブルもなく運営できました。
まあ良い事は山のごとくあったのですが、一方反省点もありました。
私は、大会後全試合のビデオを精査しました。
そこであらためて私自身も含めていくつかの問題点、反省点を発見しました。
各賞を勝ち取った入賞者の名誉はいささかも失われるものではありませんが、個々の試合に関しては選手、審判とも新しいルールに慣れていない等運用上の問題点を考慮しても、現空研の本来めざす武道としての空手、これは終始一貫して私が貫いてきた基本姿勢ですが、説明が行き届かなかったと思われるシーンが散見されました。
皆さんの記憶の新鮮なうちに、こういった問題点や反省点を明日道場で少しお話をしたいと思います。
連休中でもあり、参加の出来ない会員も多いかとは思いますが、可能な方は我孫子、世田谷道場の会員も5月2日の目黒道場の稽古に参加していただければと思います。
2010/04/30
昨日第三回現空研大会を実施しました。
白熱した内容で新ルールの適用もあわせて大変意義深い内容となりました。
取り急ぎ結果を発表しまたので参照してください。(第三回現空研大会入賞者)
写真や動画、感想等も順次アップしていきます。
2010/04/29
本日午後1時より現空研大会を行います。
2010/04/28
本日は我孫子道場で稽古を行います。
本日は軽いスパーと自主練習をメインに行います。
2010/04/27
現空研大会に先立ち新しい試合規則を発表しました。
この規則の背景にある考えを初心者にも分かりやすく解説しようと思い下記のコラムを連載することにしました。
ここで述べることは私の長い空手人生で現時点での武道観の核になっている考えです。
鍛えるとはどういうことか、なぜ武道をやる必要があるのか、強さとは何か、そして合理的な稽古の方法、これらは全て一本の道でつながっています。
そしてその道は武道だけでなく人間道というものがもしあるならばそうしたものに収束していくものとして思っています。
現空研大会は多くの会員の参加申し込みがありましたが、もし試合にはでられないけど観戦はできる、あるいは午後の遅い時間は来れるという会員も遠慮せずおいでください。
また、ビデオ撮影や進行の補助などできる方もお出でいただくとありがたいです。
ビデオ撮影も交代でやらないと大変な重労働ですから。
本日は世田谷(第二)道場で稽古を行います。
本日は軽いスパーと自主練習をメインに行います。
会員ページの会員連絡にてエントリー選手の一覧を掲載しました。
エントリーしたのに記載されていない、あるいは氏名に間違いがある等の方はご連絡下さい。
2010/04/24-2
現空研大会(4/29)は午後1時から午後9時まで(8時間)を予定しています。
今年のエントリー数から計算すると個人戦で午後8時くらいまで、無差別級決勝戦は午後8時前後に、道場対抗戦はこの後の実施となりそうです。
なお、今回は会場を午後1時から借りる契約になっていますので、現空研は午後1時まで入場することはできません。(他の団体が他の目的で午後1時まで使用していますので入場すると迷惑になります)
遠方から早めに着いた選手は近くの世田谷公園などでウォーミングアップなど可能です。
入場は午後1時から1時15分位の間で時間厳守でお願いいたします。午後1時以降は出入りは自由です。
遅刻しそうな場合は現空研専用電話に連絡をお願いいたします。
指定の日の計量を終えてない選手は大会当日試合前に計量を行います。
2010/04/24
現空研試合規則抜粋をアップしました。
今回の現空研大会はこの新規則で行います。
この新しい規則にした意図をこの後アップしますのでそれもあわせて参照してください。
今回現の現空研大会の申込者は昨年を上回り、各階級とも有力選手がひしめいています。
一般部は軽量級と重量級が、壮年部は軽量級と中量級が層が厚いです。
今年は一般部から壮年部に移った上級者が多くその充実ふりが特に目立ちます。
また無差別級はエントリーが飛躍的に増えており激戦が予想されます。
なお、まだ今からでもエントリーは可能なので予定変更などで参加が可能になった会員は申し込んで下さい。
今のところ一般部の中量級、壮年部の重量級のエントリー数が少ないです。
2010/04/20
本日の稽古の内容を書いてほぼ書き終わった時点でコンピュータが乱走しファイルをセーブする間もなくシャットダウンしてしまいました。
まあ、これまでも何回か経験はあるし途中セーブする習慣も身についてはいるのですが、たまたまその間隙をぬって悲劇が起きました。
まあコンピュータを使っている人は皆この経験はしているでしょうが、それは自分の悲劇の悔しさと虚脱感を救う何の役目も果たしません。
たいした文章を書いているわけではないのですが、いろいろ適当に思い出しながら徒然に書いた駄文は逆に再現が難しいのです。
学術論文や評論のようなものなら最初の構想がしっかりしていれば100%とはいかなくても大筋は再現できます。
しかしこうした主観を交えた日記風の報告書のようなものは、完全にその場でアドリブで書いているので、再現は殆ど不可能です。
事実関係は復元できますが、適当に挿入した感想や脱線した話は覚えていません。
これは21日の夕方に書いているものですが時間もそろそろ我孫子に行かなければいけない頃合になってきました。
我孫子道場の稽古の後気を取り直してまとめてアップいたします。クソ!
2010/04/18-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
大会に向けての調整を兼ねた稽古を中心に行いました。
また、第一回目の体重測定も行いました。
本日計量パスした人は、試合当日の体重測定は行いません。
何名かの重量オーバーの選手がいましたが、規定の日時までに減量が成功すればOKです。
当日計量にパスしなければ、一つ上の階級あるいは無差別級のエントリーとなります。
今年は無差別級エントリーの層が厚く、充実した大会になりそうです。
大会が近いのでガチンコの稽古は避けましたが、ライトコンタクトとはいえ、なかなか力のこもった勝抜戦となりました。
いつもは帯順、体重順で対戦することが多いのですがトーナメントを意識してランダムな組み合わせになるようにある会員のアイディアで組み合わせを作りました。
しかし、あーら不思議。
いつもと代わり映えのしない順序になってしまいました。これは奇跡的な出来事です。
めんどうなのでその逆順ということで試合を開始しました。
Nito(兄)2段、Uchida初段、Suzuki(R)2段などの無差別級優勝候補者が初戦で対戦します。
今日抜群の動きをみせたのはSuzuki(R)2段でした。
重量級の猛者や軽量級のスピードある対戦者をことごとく破っていきます。
いつも無差別級の優勝候補の一人にあげられながら後一歩の無念を今回ははらそうと意欲的な稽古に取り組んできた成果が見えました。
Uchida初段もたまたま初戦がNito(兄)2段で延長の末破れたのですが、展開によっては優勝も十分考えられる実力まで伸びています。
台風の目になるのはNamekawa初段です。
今日は二階級も上のNito(兄)2段を延長の末僅差判定で破り、その潜在能力の高さを証明していました。
ただ、減量のため体調不十分ということで勝抜戦はこの後棄権しました。
これは正しい判断です。
自分の体調を冷静に把握して的確な判断をする。これが大人のやり方です。
長いスパンで考えて自分の武道生活を律すること、これが最強への王道です。
その他にも無差別級優勝の可能性のあるダークホースは大勢います。
さて快進撃を続けていたSuzuki(R)2段ですが、だんだんスタミナも消耗し最近大学受験から解放され進境著しいTakesi初段との対戦です。
これだけの重量級の猛者を相手にしてスタミナを消耗しているにも関わらずSuzuki(R)2段は猛然と攻勢をかけていきます。
しかし、反応の良いTakesi初段に明確なポイントとなる技を決めることはできませんでした。
一方初戦でありスタミナ十分でスピードもあるTakesi初段が厳しい攻撃を続けますがこれまた明確なワザを決めるまでに至りません。
延長戦となりますがここでも決定的な差は生じませんでした。
副審判定はSuzuki(R)2段に上がりましたが、私はSuzuki(R)2段がスタミナの消耗で後半スピードと威力の減少が目立ち、最後までスピードと威力を維持したTakesi初段の僅差判定勝ちを宣しました。
これがライトコンタクトでなく本番のフルコンタクトであったなら旗は逆転していたかもしれません。
しかし、今日のTakesi初段は脱力した攻撃がリズムにのり次々と勝ちをうばっていきます。
前回の一般部軽量級チャンピオンのYamada1級との試合も見ごたえがありました。
Takesi初段はどの試合も楽に勝てたものはないのですが要所要所での緩急をつけた攻撃が今日は有効で最終的には優勝できました。
これを、2分間のフルコンタクトでも発揮できるようにするのが最大の課題です。
無差別級優勝候補筆頭のNito(兄)2段が序盤で姿を消したので、
特別に選抜選手相手の連続組手をやってもらいました。
対戦相手は伸び盛りの学生3名と独特の鋭い突き技の持ち主Suga2級です。
初戦はTakesi初段(東京海洋大学)、2戦目はYamada1級(二松学舎大学)、3戦目はHiguch3級(東京大学)です。
4戦目に合気道有段者のSuga2級が当たりました。
彼らは中軽量級で皆スピードがあり、いつも組み合わせで重量級との対戦が多いNito(兄)2段に対応の幅をもたせるのと一方若手には重量級実力者のパワーのある技を体感してもらうためです。
双方とも得ることの多い対戦となったと思います。
Hituji初段やIguchi初段、Orikasa初段が今日も良い動きを見せていました。
特にOrikasa初段は何をするのか分からないところがありますので台風の目というかつむじ風のような存在で大会をかき回す可能性があります。
しかし、今日は上半身裸になっても軽量パスできませんでした。(昨年もスッポンポンで体重計に乗ろうとして制止されていたような・・・・・・・)
規定では空手衣着用(コポータ類ははずす)での体重となりますのでご注意下さい。
また、今日はすばらしい入会者がありました。
大学生ですが身長が190Cm位あります。
高校時代は水泳部で活躍し引き締まった筋肉質の体形で無駄な脂肪はまったくありません。
いくら食べても太らない体質のようで本人は大食漢だと言っていました。
空手は全くの未経験ということでしたが体格が良いので試しにNito(兄)2段相手に好きなように殴ってごらんといってやらせてみると、なかなか重みのあるパンチを繰り広げます。
蹴ってごらん、と言うと中段にバチーン。Nito(兄)2段思わず「おーイテー」
その後もバンバン蹴っていましたが、さすがにNito(兄)2段膝受けで受けていました。
素人相手にNito(兄)2段が膝受けする事はめったにありません。
大学生のKuwahara君、見学で来ましたがその場で入会。
楽しみな新人です。
2010/04/18
いよいよ現空研大会が近づいてきました。
現空研大会はそれ自体が目標ではなく、試合という一定の形式の中に身をおいてルールの中での自分の客観的なレベルを確認する事に大きな意義があります。
大会で負けたからといって自分の武道の力が否定されるわけではありません。
自分を客観的に見つめてより良い未来を築くための大きな材料は確実に受け取れるのです。
一方優勝したからといって参加者の中で最強が保証されたわけでもありません。
しかし、一定の条件のもと、その時点で自分の力を最大限に発揮できる能力は武道においては勿論のこと、人生の全ての面で大きな財産です。
参加する意義はもちろん勝つことは大きな意義はあるのです。
全てはまず参加しないことには始まりません。
自信がなくてもせっかくのチャンスです。参加できる会員はどしどし参加しましょう。
なお今回は外部の有力な方の参加もあります。
神田錬成館のKato3段は昨年に引き続きの参加です。(昨年一般部重量級準優勝 無差別級3位)
拳友会からNojiri2段とSibuya初段が参加されます。
皆一般部重量級と無差別級エントリーです。
Nojiri2段は以前目黒道場に神田錬成館のYamamoto師範といっしょに出稽古にこられNito(兄)2段はじめ多くの現空研実力者相手にすばらしい組手を見せてくれました。
Sibuya初段は柔道出身の巨漢ということでこれまた楽しみな選手です。
我孫子も有力な選手が増えました。
本日は目黒道場で稽古を行います。
2010/04/14
今日の我孫子道場は久しぶりにKoma初段が顔をみせてくれました。
最近は会社で新人教育の担当になりなかなか稽古の時間が作れないようです。
せっかく黒帯を取ったのに残念なことですが、厳しい社会情勢の中空手の稽古を続けられるということだけでも大変な事です。
左 Kunii君 右 Koma初段の上段回蹴
そして今日は珍しい見学の方が見えました。
1年半ほどの経験者ですが還暦を過ぎた方です。
年だけではそんなに驚くことではないのですが、稽古の中断の理由を聞いてびっくりしました。
すごい大病をわずらったのですがそこから奇跡的な復活を遂げ現空研のホームページを見て昔やっていた空手を再度チャレンジしてみようと思ったとの事です。
ただ、会社、自宅が少し遠いので恒常的に通えるかしばらく体験で通ってみて入会するかどうかを判断したいとの事でした。
空手は武道としての本分はもちろんですが、健康や体調を高いレベルで維持するための鍛錬やリハビリの効果も絶大なものがあります。
状況が許せばぜひ入会していただきたいと思っています。
今日はAndo初段、レスラー初段、Ikeda2段、アビ2段、タケオマン2段と上級者もそろいました。
左 レスラー初段の上段回蹴 右 Ikeda2段
左Ikeda2段の上段突 右レスラー初段
左 Ikeda2段の中断突 右 タケオマン2段
左 Ikeda2段 右 アビ2段の前蹴
左 Kiku初段の上段回蹴 右 Mano初段
新入会のKunii君も勝抜戦にも参加しだんだん要領もつかめてきたようです。
女子部はKiku初段とMano初段が対戦し延長の末僅差でKiku初段の勝利となりました。
2010/04/13
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部も新学期がはじまって元気に顔が揃いました。
昇級し帯色が変わって空手の内容も見違えるように良くなった子もいます。
少年部 Ito(T)君 VS Iwaki(T)君 二人とも入会して半年の一年生ですがこんなに上手になりました。(動画)
一般部は今日はNakazawa1級が久々の登場です。
黒帯を目前にして膝の故障で休会となり、手術をして長いリハビリを経て、はれて復会となったのです。
一目見て大きくなったなと思いました。
上半身の筋肉が尋常ではありません。
聞くところによると、足ができない分上半身のトレーニングを続けたとのことです。
足のリハビリも進んでいるようですから、一旦足の状況が良くなったら上半身の筋力がそのまま上積みされた形で戦力となるでしょう。
空手をやっている人で膝を痛めた人は多いです。(現空研でも私もそうですがサカ坊初め多くの会員がいます)
空手だけではありません。あらゆるスポーツで特に一流選手は目立つのかもしれませんが膝を痛めるケースが多いようです。
今度のオリンピックでメダルを取り世界選手権で金メダルを取ったスケートの高橋選手も膝の手術のあと過酷なリハビリの後の快挙です。
無理をしないで、しかし適度な負荷はあたえながら効率的にリハビリを続けてより上をめざしてもらいたいと思っています。
今日は、ユニークな見学者の方が見えました。
我孫子の女子部のKikuchi初段の職場の知り合いで、伝統系の空手有段者の方がKikuchi初段との雑談でKikuchi初段が現空研会員である事を知り興味を持ってここ世田谷道場に来られたのです。
そのOnoさんですがさっそく空手衣に着替えてもらい一般部の稽古に参加してもらいました。
今日は大会も近いので組手中心の稽古です。
しかし怪我を防ぐため全て寸止めあるいはライトコンタクトで行います。
体慣らしの乱取(スパー)でSuematu初段と手合わせしていましたが、鋭い突き蹴りが軽く出ています。
早速勝ち抜き戦にも参加してもらいました。
これまた伝統系出身のHirayama2級と相譲らぬ好勝負となりました。
本戦では決着がつかず延長戦となります。
延長戦でも副審の旗が割れる接戦となりました。
僅差判定で勝ち抜き、最近我孫子道場にも出稽古するなど調子を上げているSuematu初段との対戦です。
Onoさん、かなりスタミナを消耗していましたが、それでもSuematu初段とも白熱した展開となります。
やはり本戦では決着がつかず、延長戦へ、さすがにここでスタミナが切れて旗判定で敗れますが初めてのルール、ライトコンタクトとはいえ当てる空手で初めての道場でこれだけの活躍するのはただ者ではありません。
ぜひ、また来て下さい。
左 Kiku初段の職場の知り合いのOnoさん(伝統系有段者) VS 右 Suematu初段 (動画)
今日はSuematu初段は絶好調でした。
次の強敵Namekawa初段も延長の末破ってしまいます。
この時主審は私でしたが、延長戦での旗判定で副審と割れてしまいました。
副審を呼んで協議となり、僅差判定でSuematu初段の勝ちと決しました。
一発の技の正確さではNamekawa初段に分がありましたが、全体の手数、攻勢点という視点では Suematu初段に分がありギリギリ総合判断としてSuematu初段に旗を上げました。
実力者同士ではこのように紙一重の差で勝敗が決まることが多くなります。
特にトーナメント形式の試合では、本命である選手が早い段階でこうしたケースで没することは珍しくありません。
10人組手とはまた違った緊張感がこうしたトーナメント形式の試合にはあります。
Oyama初段が今日は鋭い技を見せてくれました。
Oyama初段も慢性的な膝の故障でなかなか試合に参加できないのですが今日は久々の登場です。
開始早々Suematu初段の出足を払って飛び込んでの上段突きで有効ポイントを先取するや、次々と上段をたたみかけて接近しての裏拳の振り打ちでも有効ポイント、しかしSuematu初段も鋭い蹴りで技有りの反撃、延長戦に持ち込まれるかなと思った瞬間Oyama初段から待ったのコール。
左 Oyama初段の裏拳振り打ち VS 右 Suematu初段 (動画)
中段が効いたとのことで続行不能に。
その時は中段の突きかと思ったのですが、中段の蹴りだったとの事。防具の上からの攻撃でスタンディングダウンによるSuematu初段の一本勝ちとなりました。
それからのSuematu初段は神が乗り移ったのごとき快進撃を続けます。
特に圧巻は今回10人組手を完遂して黒帯になったMiwa初段との決勝戦。
柔道、ボディービルで鍛えたMiwa初段。
1.5倍はあろうかと思える体重差を跳ね除けての勝利です。
最後に女子部のIchikawa初段との対戦となりました。
最近急速に上達を続けているIchikawa初段ですが今日は良いところが出ませんでした。
攻撃が中段ばかりに偏り、単調さが目につきます。
途中回りからのアドハイスも何度もありましたが最後まで立て直せず。
不完全燃焼のまま終えてしまいました。次回には修正していつもの調子を取り戻してください。
左 体験入会のOnoさん(伝統系有段者)の鋭い上段突 VS 右 Namekawa初段 (動画)
Muramatu初段から面白い話を聞きました。
我孫子の新会員のN君の話です。
某流派の指導員でした。
温和な態度とは裏腹にどうも技の切れが普通ではないとは思っていましたがやはりそうでした。
現空研大会では我孫子選手として出場の予定ですから、個人戦はもとより道場対抗戦でも東京にとって強敵となることは間違いありません。
年齢、体重からみてもこのクラスは我孫子、世田谷、目黒全てに達人が揃っていますので激戦区になりそうです。
2010/04/10-2
本日は目黒道場の稽古を三宿中学(世田谷)で行いました。
大会が近いので稽古は組手中心で行いました。
またルールについての細部の説明、を行い、下段足払いの稽古の一環として柔道の送り足払いの実演と稽古を行いました。
空手で軸足を刈るタイミングは柔道の足払いのタイミングと共通のテクニックが使えます。
違いは相手を最初から掴んでいない点と、上段などの突き技のカウンター対策が必要なことです。
かけるコツが分かれば防ぐコツも分かります。
組手稽古では早速試す者もいて成果を上げていました。
Takesi初段を相手に送り足払いの実演
左 Uchida初段の左上段突きを外側にかわして左上段突をカウンターで決めるNito(兄)2段。
好調な二人がリラックスした組手を披露していました。
左 Takesi初段上段回蹴 右 Orikasa初段
この二人の対戦はいつも派手な蹴り技の応酬になります。トリッキーな技を出し合って楽しんでいるふしもありますがこういう稽古もあながち無駄ではありません。
左 Mizuo初段の強烈な上段回蹴が右Tokiwa初段をとらえる。
長身でスピード、パワー兼ね備えたTokiwa初段にこうしたきれいな回蹴りを決めることができるということはMizuo初段が回蹴を自分のものにしたという証です。
左 Enomoto初段が追い込まれながらも落ち着いて的確に上段突をきめる。ポイントは取られながらも常に積極的、押し気味で試合を進めるOkosi1級。
左 Saisyo初段から上段突で有効技を決める右Yokoyama3級、この後Saisyo初段の猛攻に合いポイントを奪い返されるが好試合。
左 着実に実力を上げているTobe4級、右Suga2級は長身を生かした良く伸びる上段突きとタイミングの良い蹴りが武器。
遠い間合いを得意とするSuga2級に常に肉薄して接近戦を挑むTobe4級との攻防は見ごたえがありました。
左 Tasiro1級 VS Okawa初段
殆ど皆勤で稽古に励むTasiro1級は新しい技にもすぐ挑む積極性があります。今日は早速軸足を刈る下段足払いにチャレンジ。
相手が試合巧者のOkawa初段なので成功はしませんでしたがタイミングは掴んでいます。
昇級して帯色が変わったRuna6級が今日はNito(兄)2段にチャレンジ。
新会員の女子部のHaraさんとYamauchiさんに突きを教えるMano初段
今日は天気も良いし気温も暖かだったので花見を決行しました。
おそらく最後のチャンスでしょう。
場所は世田谷公園です。
絶好の場所が空いていましたので早速開始です。
Okosi君とリョートマチダ選手の話題になり盛り上がる。
(リョートマチダ選手は日本空手協会のブラジルの日系人空手家でアメリカで総合格闘技の選手として大活躍している)
Orikasa初段は彼の哲学的な世界を語る。
Uchida初段 Enomoto初段 Mizuo初段
Mizuo初段は彼の技術者の観点から自分の前蹴りを人間の「視点」から分析をし、その理論をソフトのハード化という一般化した概念で語る。
なかなか面白い。
話は瀬名秀明の「デカルトの密室」にから人口知能論、チューリングテスト、ワイゼンバウムのイライザから最近のチャットやツィッターにおけるボットの話にまで発展する。
そこにOrikasa初段独特の意味論やマンガ論、Nito(兄)2段が食い込んでくるので話は桜の花のように散っていく。
でも内容は結構高度。大学の講義に使える。
左からTakesi初段 Tobe4級 Saisyo初段 Nito2段
女子部も参加して華やかになる。
ちり行く桜を見ながらロマンを語る夜はシンシンと更けてゆく。
2010/04/10
本日は世田谷道場(三宿中学)で稽古を行います。
その後花見を行う予定です。
ぜひ参加を
2010/04/07-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
大会も近いので組手中心で稽古を行いました。
軽い乱取(スパー)から初めて勝ち抜き戦を2回、回しました。
一回目は私が主審を行い、2回目は木村師範に主審をお願いいたしました。
今日は勝ち抜き拳参加の高段者はアビ2段とタケオマン2段だけでしたが東京からSuehiro初段、Suematu初段が出稽古に来ており、先週大活躍のNakagawa君(伝統系4段)も参加のパラエティーに富んだ稽古ができました。
どの試合も大変気合の入った好試合だったのですが、特にSuehiro初段とNakagawa君(伝統系4段)との対戦は見ごたえがありました。
Suehiro初段の至近距離からの上段後蹴が見事に決まって早々に技有りを取ったのですが、後半スピードのあるタイミングの良い上段突きを立て続け返され、延長瀬となり、僅差判定でNakagawa君が勝利しました。
Nakagawa君はレスラー初段とも良い組手を展開しました。
これも延長戦となり、今日は稽古ですから再延長戦まで引っ張りました。
ここでも副審の旗が割れる接戦となったのですが最終的に僅差判定でNakagawa君の勝利となりました。
今日は女子部のKiku初段も組手に参加しました。
新しいルールにも皆少しづつ慣れてきました。
副審も上級者は的確な判断ができるようになってきました。(細かい留意点はいくつもありますが)
あと、これは全員に対する注意ですが、審判のコールがあるまでは自分の判断で攻撃を中断しないこと。
仮に相手の体勢が完全に崩れても、いつでも攻撃に移れる自分の体勢と心構えを持って処することが肝心です。
これを残心といいます。
特に現空研は倒す空手をめざしていますので、一撃がポイント的には一本の形で決まっても、必死の相手が死に物狂いで反撃してくる状況を仮定して一切の油断を廃す心が大切です。
過去オリンピックの柔道の試合において主審のコールの前に自分の判断で力を抜いて外国人選手の反撃をくらって負けた選手がいます。
武道の国日本の選手がこうした形で負けた事が私は本当に悔しくて今でも鮮明に覚えています。
残心を忘れないように。
2010/04/07
本日より各道場にて昇級・昇段者の認定状及び帯の授与を行います。
2010/04/03
来る4月29日に行われる第3回現空研大会実施要領を会員ページに発表しました。
エントリーする選手は早めに申し込みを行ってください。
2010/03/31
本日は開通したばかりの中央環状線(山手トンネル)を通って我孫子道場に行きました。
凄いらせん状のループで地下まで行き、その先は近代的なトンネル状の高速道路です。
事前のネットの情報では従来ルートより距離は伸びますが所要時間は短縮されるという表示だったのでそれを信じて行ったのは良いのですが、想像を絶する渋滞。
結局道場まで2時間もかかって大幅に遅れてしまいました。
今日は新ルールの周智と審判(特に副審)の講習を兼ねていたので早めに行きたかったのにがっかりです。
しかし、道場ではタケオマン2段が準備運動を終わらせていたので、今日は軽い乱取(スパー)のあといきなり組手稽古を行いました。
タケオマン2段を始めIKeda2段、Kitajima2段、アビ2段の他強豪黒帯が揃っていましたのでいきなり勝抜戦を行いました。
今日も自衛隊のNakagawa君が大活躍しました。
彼には現空研大会の出場を薦めましたので、台風の目になる可能性大です。
東京から参戦のTakesi初段とは本戦の決着はつかず延長戦でも旗が割れる良い組手でしたが上段突きの的確さで僅差判定の勝利となりました。
次のYanagi初段とも激しい組手となりましたが初戦でスタミナに余裕があるYanagi初段が自分の間合いをコントロールして勝利しました。
その後もTakagi初段、Kitajima2段、IKeda2段、タケオマン2段他の熱戦が続きました。
今日はIKeda2段がお二人の小学生、中学生のお子さんを連れてきていて、Takagi初段のお子さんも来ていたのでこの3人で勝ち抜き戦を行いました。
3人とも気合の入った良い組手で、審判泣かせの僅差の判定が続きました。
女子部もTakagi初段とキクちゃん初段が厳しい打撃戦を演じTakagi初段が勝利しました。
そして今日はサカ坊初段が仕事が遅くなったにも関わらず道場に顔を見せてくれました。
先日のシガレット初段の話で盛り上がりました。
前回見学に来られたKさん(合気道、伝統系空手経験者)も本日正式入会され、最近我孫子道場に活気が出てきました。
2010/03/30-2
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
今日は久しぶりにYamada(シガレット)初段が顔を見せてくれました。
Yamada(シガレット)初段は現空研新体制になってからの最古参の一人です。
先日会社関係の飲み会で空手の話題になり、話相手の知り合いに空手の有段者でスキンヘッドの凄い人がいるという話になり、Yamada(シガレット)初段はもしやと思って、クラさんという方ではないでしょうね?と言ったところ正にクラさんその人だったのです。
とんでもないところで接点ができ、すぐその場でクラさんに電話して今度ど3人で飲みましょう、ということになったらしいです。
それでその前に体を慣らしておこうと(なんのため?)本日道場に来たというわけです。
しばらくホームページも見ていなかったようでサカ坊の復帰も初めて知って感動していました。
今日はボコボコにされる覚悟で会社のすぐ近くのホテルを取り稽古で何事があっても明日会社に出社できる体制をとって稽古に参加したという根性は凄いものがあります。
明日はよほど大事な会議でもあるの?
と聞いたら
花見です。
・・・・・・・・・・
早速勝抜戦にも参加し、Suematu初段との対戦では本線引き分けのあと延長戦で上段突きを決められて敗退しましたが、長身を生かした前蹴はブランクを感じさせない威力がありました。
本人曰く、今日の本戦引き分けは自分としては上々の出来でした。
今日はその他Muramatu初段も久しぶりの登場で勝ち抜き戦も面白い展開が続きました。
Cyokko初段、Kawano初段、Miwa初段他寒い割には多数の参加で熱気のある稽古ができました。
今日も課題は判定です。
黒帯は交代で副審をやってもらいましたが、やはり慣れないとなかなか難しい点があります。
ただ回を重ねるごとに稽古回数の多い人は慣れてスムーズに旗をあげられるようです。
最初は遠慮もあり、なかなか自分の判定を出すのが躊躇される傾向があります。
また、新ルールも取り入れていますのでこの点での難しさもあります。
しかしルールは空手そのものを変えてしまうほどの影響力がありますので、固定的に考えるのではなく本質をしっかり理解した上で、より良いものに育てる必要があります。
少なくとも今大会では皆のコンセンサスの形成を徹底したいので大会出場者は4月はできるかぎり稽古に参加してください。
本日はSuehiro初段が決勝で延長の末僅差判定でTakesi初段を制して優勝しました。
Suehiro初段は派手な技を出すタイプではないですが玄人好みの良い勝負勘の持ち主です。(オヤジギャグさえなければ更に良い)
2010/03/30
ホームページのシステムの変更のため数日間一部アクセスのできない状態になることがあります。
4月上旬には正常に稼動する予定です。
2010/03/27
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
詳しくは後で
2010/03/24
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
つづきは後で
2010/03/21
本日は目黒道場で稽古を行いました。
本日も多数の会員が集まり充実した稽古ができました。
今日の勝抜戦参加者は以下のとおりです。
Hareyama君
Tobe4級
Yoshioka君
Sawaguchi2級
Yamada1級
Takesi初段
Okoshi1級
Namekawa初段
Suehiro初段
Horikomi初段
Hituji初段
Saisho初段
Ozaki初段
Ito初段
Watanabe(r)初段
Takagi(m)初段
Suzuki(r)二段
Nito二段
少年部
Ozaki(k)5級
Takagi(f)2級
新しい現空研ルールでのテストを兼ねた勝ち抜き戦にしました。
審判講習もかねています。
いくつかの課題も見つかりました。
本日はTakesi初段とHorikomi初段がそれぞれ5人抜きを見せてくれました。
Hareyama君は初心者ですが、着実に上手になっています。
Sawaguchi2級は技の切れはかなり上達しています。筋力の増強で見違える強さを発揮することは間違いありません。
Yamada1級とTakesi初段は前回の現空研大会で事実上の決勝戦に相当する対戦を展開しました。
今回もレベルの高い組手を見せてくれました。
Okoshi1級は10人組手に向かって着実に実力をつけています。
Namekawa初段とSuehiro初段は互いに相手の組手を十分知っていますからいつも僅差の試合になります。
このクラスになると短時間での稽古試合の勝敗は時の運の要素が強くなります。
Horikomi初段は最近の稽古量の少なさを工夫と気迫で補って充実した組手を展開しています。
本日も全員実力のある黒帯を相手に5人抜を達成しました。
Ito初段、Watanabe(r)初段はタイプは違いますがパワーが持ち味です。今日もその威力は存分に発揮していました。
Takagi(m)初段は体調の復帰とともに以前にも増して伸び伸びとした豪快な空手を展開するようになりました。
Suzuki(r)二段、Nito二段に関しては今更言うまでもありませんが、現空研大会での無差別級の有力優勝候補です。
毎回、僅差で無念の位置に甘んじているSuzuki(r)二段が今年こそという意気込みで調整を進めているようです。
少年部のOzaki(k)5級は昇級審査では苦しい組手を良く乗り越えました。
今日は久々に業の切れるTakagi(f)2級との対戦でした。
双方とも気迫のこもっと良い組手でした。
女子部は本日は勝抜戦を行いませんでした。
新ルールのテストもかねた稽古でしたが、若干の問題点も散見されました。
しかし、本来の武道空手を損なわないためのルールですからこれからも試行錯誤を重ねてよりよいものに育てたいと思っています。
2010/03/17
本日は我孫子道場での稽古です。
我孫子道場は先日の少林寺拳法の有段者のTamura君の入門に続き、本日も強力な入門者がありました。
前回の稽古の時見学に来られたNさんです。
Nさんは海上自衛隊で4段の他日本空手協会や沖縄上地流でも段位を持つベテランです。
先週の見学の後すぐ本日入会手続きを申し込まれました。
驚いた事にNさんは九州の福岡出身で高校時代に私が過ごした家のすぐご近所でした。全く奇遇としか言い様がありません。
しかし驚いたのはこれだけではありません。
本日は初日なので勝抜戦は見学していただこうと思っていましたが、参加したいという希望で急遽参戦していただきました。
今日は、白帯のTamura君も少林寺拳法2段の所持者で茶帯のEguchi1級、Yamada1級も急激に力をつけてきた大学生です。
それからこの夏2段にチャレンジするサカ坊も仕事が一段落し久々の参加、そして二段が4人もいるという強力なメンバーのオンパレードです。
とりあえず、Yamada1級とTakagi(s)初段の間に入ってもらいました。
これから大変な展開となります。
NさんいきなりYamada1級からスピードのある上段突きで技有りを取ります。
Yamada1級も得意の足払いから上段の突きで技有りを取り返し延長戦に突入します。
本気モードに入ったNさんのまたしても鋭い突きが入り勝負は決しました。
奥 Yamada1級の足払いからの上段突 左 Nさん(四段)の上段突き
そして無事大学に入学して久々に顔を見せてくれたスピードのあるTakagi(s)初段も破って勢いに乗り、サカ坊初段の鋭い上段突きをカウンターで返して技有りを奪います。
左 サカ坊初段の上段突 右 Nさん(四段) 左 サカ坊初段 右 Nさん(四段)の上段突
Matumoto初段とは紙一重を争う厳しい戦いとなりましたがMatumoto初段の上段突きが決まって決着しました。
左 Matumoto初段の上段突 右 Nさん(四段)
初めての道場初めてのルールでこれだけの活躍をするNさんの潜在能力は凄いものがあります。
Matumoto初段については持ち前の反射神経の鋭さが今日は光りました。
Yanagi初段も最近は東京にも時々遠征していて蹴に磨きがかかっています。
マッチ(?)ことTakagi(m)初段は神出鬼没で最近はどこの道場所属かわからないくらい全道場に顔を見せています。
病気を克服した後の充実振りは凄みさえ感じさせます。
レスラー初段はいつも安定した実力を発揮し、調子の悪い時でも大崩れすることがありません。
いつでもどんうな相手でも表情一つ変えなず冷静に対処できる強い精神力の持ち主です。(飲んだ時の人格は別人となります)
Tokiwa初段はサカ坊のブログでトレンディードラマに出てくるような人との女子部の評価が紹介されていました。
最近トレンディードラマを見ていないのですがトレンディードラマも随分迫力のあるものに変わってきたのですね。
Ikeda二段とOkimura二段の試合はいつも面白い展開となりますが、今日は税理士としての仕事が忙しく久しぶりに顔を見せたOkimura二段は本領発揮できませんでした。
Ikeda二段とNito二段もいつも伯仲した戦いとなります。今日のNito二段のかかと落としは絵に描いたようにきまりました。
左 Nito二段のかかと落とし
決勝戦のNito二段とアビ二段は本当に面白い内容となりました。
体力にまさるアビ二段はNito二段の技を殺すように接近戦で挑んできました。前半はそれが効果的で押し気味に試合を展開していましたが、終始冷静にカウンターを狙っていたNito二段が自分の間合いを取った瞬間放たれた上段回蹴が絶妙のタイミングで決まり勝負は決しました。
左 Nito二段の上段回蹴
このタイミングを封じ込めることが現空研大会でアビ二段が勝ち上がるための課題です。
本日の勝抜戦参加者
Tamura君
Eguchi1級
Yamada1級
Nakagawa君
Takagi(s)初段
サカ坊初段
Matumoto初段
Yanagi初段
Takagi(m)初段
レスラー初段
Tokiwa初段
Ikeda二段
Okimura二段
Nito二段
アビ二段
女子部
mano初段
Kikuti初段
2010/03/13
本日の目黒道場の稽古は多彩な顔ぶれとなりました。
神田錬成館の強豪Kato3段が出稽古に来られたのを筆頭に、先日見学の明治大学を卒業したばかりの強豪 Muto君(少林寺拳法、剛柔流空手、柔道各有段者)が正式入会して今日から本格的な稽古の開始、大学入試を終えたTakesi初段、その他黒帯びの強豪がづらりと勢ぞろいしました。
来る現空研大会に向かっての注意事項や心構えを述べ、早速豪華メンバーでの勝ち抜き戦を行いました。
勝ち抜き戦のメンバーは以下のとおりです。
Hareyama君
Matui4級
Tobe4級
Oikawa4級
Takamori3級
Suga2級
Yamada1級
Okoshi1級
Yoshioka君
Tashiro1級
Hituji初段
Namekawa初段
Muto君(明治大学)
Ozaki初段
Orikasa初段
Enomoto初段
Takesi初段
Horikomi初段
Endo初段
Saisho初段
Watanabe(r)初段
Kato(神田錬成館 )3段
Uchida初段
Nito二段
女子部
Tashiro(r)6級
Kubo3級
Yanagihara2級
Hareyama君は夜間大学に通う学生で武道に関しては全くの初心者ですが、熱心に通い一つ一つ身につけています。
Matui4級は、運動神経が良く短期間に上達しています。
Tobe4級は働き盛りのビジネスマンですが常に前に出る積極性と不退転の精神力の持ち主です。
Oikawa君は学生で身長も高く素質十分ですが指の骨折でしばらく休んでいました。今日から復帰し元気な組手を披露していました。
Takamori3級は、短期間で最も化けた一人ではないでしょうか。
入門当時の遠慮がちな攻撃は影も形もありません。上段から振り下ろすような回し蹴りは威力があり良く伸びる前蹴りは学生時代のMizuo初段を思い出させます。
Suga2級は誰もが認める業師です。本人はいたって謙遜していますがその独特のタイミングと長身を生かした射程の長い上段突きは上級者も強い警戒感を持っています。
Yamada1級は我孫子から移籍した若手のホープですが、タンミングの良い左右の正逆回し蹴りや足払いはますます磨きがかかっています。
もう少し体重が増えれば、上位者にとっても強敵となるでしょう。
Okoshi1級はボクシングの経験もありスピードのある突きが武器です。脱力した蹴りとスタミナ養成が10人組手完遂のカギとなるでしょう。
Yoshioka君は伝統系の黒帯を持つ経験者で、基本はしっかりしています。フルコンタクトの組手に慣れれば一挙に強くなるでしょう。
Tashiro1級は、もともと優れた身体能力に稽古熱心さが加わり、技術の向上のスピードは目をみはるものがあります。
課題は相手による緩急のつけ方、いわゆる試合運びが10人組手完遂のカギとなります。
Hituji初段は、緩急のつけ方要所で大技を繰り出す勘のよさは抜群です。逆に委細かまわず強打を連打するような攻撃も試してみると面白いかもしれません。
Namekawa初段は一つ一つの技の切れ味がぴか一です。現空研大会での彼のクラスでの連覇も高い確率でありえるでしょう。
彼は無差別での活躍も大いに期待できます。
MUto君は決して大きな体格ではありませんが鍛えこまれた体は一目見ればわかります。
上腕や胸回りの筋肉のつき方は尋常ではありません。柔軟をやらせても開脚をはじめ自由自在に体をコントロールできます。
一つ一つの技も的確で、彼もフルコンタクトの形式に慣れたらすごい力を発揮するでしょう。
左 MUto君の上段突 右 Namekawa初段 左 MUto君 右 Namekawa初段の上段後回蹴
Ozaki初段の長所は絶対に下がらない気持ちの強さです。決して華麗な蹴りや軽快なステップができるわけではありませんが武道精神の本質を良く理解しそれを実現しようとしています。
Orikasa初段は、在籍期間はとても長いのですが、いつも新鮮な驚きをもたらしてくれます。(空手以外の話題で)
空手に関してはとてもトリッキーで常に技の工夫をしている強豪です。
左 Namekawa初段 右 Orikasa初段
Enomoto初段は正攻法を高いレベルで身に付けています。筋肉で体重を後5k増やせば世界が変わるでしょう。
Takesi初段は受験が終わり、本格的に復帰しました。若いけれど15年以上いの経験がじんわりと生きています。
Horikomi初段はマラソンにも挑戦するなど常に物事にチャレンジする前向きの生き方をしています。仕事をしながら大学院に通うなどその前向きの姿勢は空手にも表れています。
Endo初段の強さはクラスを超えても通用するレベルです。現空研大会での活躍を楽しみにしています。
Saisho初段はその連打の強力さとはマ反対のやさしい気持ちの持ち主です。たまにはそのやさしさをかなぐり捨てるといった気持ちで可能性を広げることも大切です。
Watanabe(r)初段はその突き、蹴りの重さが武器です。体格が大きくパワーのあるUchida初段ともまともに打ち合って体力負けしない強さを持っています。
Kato(神田錬成館 )3段は、恵まれた体格を利したパワーのある突き蹴りはもちろんですが、体の柔軟性を生かした変幻自在の奇襲攻撃も相手にとっては大きな脅威です。
技の多彩さや切れ味は一級で、トーナメント形式の試合での最大の課題はスタミナ配分でしょう。
Uchida初段は、体力、スピードとも急激にアップしてきた重量級のホープです。
威力を落とさないで脱力する技術が身につけば最強軍団の一人となるでしょう。
左 Kato(神田錬成館 )3段 右 Uchida初段 左 Kato(神田錬成館 )3段 右 Nito二段
Nito二段は現空研大会無差別級2連覇をした実績がものがたるように技、スタミナ兼ね備えた現空研最強軍団の一人です。しかも現在進行形で実力が向上しています。
これからの課題は更なる威力の増大とあらゆる状況に処することができる対応能力の拡大、そして武人としての品格をよりいっそう高めて欲しいと思います。
女子部は、少年部のTashiro(r)6級がよくあがる足で一般部に混じっても良い試合ができるようになりました。
左 Nito二段 右 Kato(神田錬成館 )3段
まだ体力面で押される傾向は否めませんが、やがてこれは克服できますので将来が楽しみです。
Kubo3級は精神面での強さが光ります。入門当時は控えめな性格が組手にも出ていましたが、最近の前に出る積極性は評価に値します。
Yanagihara2級は、恵まれた身長と剛柔流3段の実績で圧倒的な潜在能力の持ち主です。現空研大会に出場すれば台風の目になるでしょう。
2010/03/13
第3回現空研大会を4月29日に開催します。
詳細は追って発表いたします。
2010/03/07-2
本日は世田谷第二(駒留中)道場で審判講習を行いました。
現空研大会に向け、現空研ルールできちんとした審判を行うためです。
この講習は随時行っていきます。
主審 Saisyo初段による模擬試合
2010/03/07
昇級・昇段審査の結果を会員ページにて掲載しました。
本日の稽古は世田谷第二(駒留中)道場で6時30分から行います。
2010/03/03
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
目黒道場の女子部新会員のHaraさんとYamauchiさんが今日は我孫子道場に出稽古です。
2010/02/28
本日は昇級・昇段審査最後の日となりました。
今日は、前回の基本・形の審査で不合格になった人と今日最初の審査を受ける人と合同で審査を行いました。
形審査に関しては2回の審査で良い方で評価します。
今日は2回の試技で結果的に全員が合格しました。
組手審査では5名が完遂しました。
完遂した五名は以下の通りです。
Yokoyama君は、白帯ですが、稽古熱心で合気道の有段者でもあり、フルコンタクト空手の経験もありますので今回は4人組手に挑戦してもらいました。
対戦相手は全員上級の
1 Okosi 2級
2 Tasiro 2級
3 Hituji 初段
4 Ozaki 初段 一昨年現空研壮年部軽量級準優勝
です。
白帯の対戦者としては強力すぎますが、今回は飛級狙いですからチャレンジしてもらいました。
50歳を超えてからの現空研入門ですが基礎ができているので進歩は早く、着実に実力を上げています。
しかし今回は最初にパワー系の二人と対戦しましたのでスタミナは急激にロスしていきました。
最初からフルパワーでの組手となりましたが要所要所で上段突を極めるなど内容は良かったです。
3人目のHituji 初段あたりからやはり体力の消耗がはげしくなり最後のOzaki 初段には前蹴で効かされ一瞬棒立ち状態になりましたが、すぐ立て直しとうとう4人組手を完遂しました。
左 Hituji初段 右 Yokoyama君の上段順突
女子部のYanagihara3級は、既に剛柔流の黒帯で、基礎はしっかりしていますし身長もありパワーも十分です。
そのため今回は次のような強力な組み合わせとしました。
1 Tasiro 2級 男子一般部
2 Enomoto 初段 男子一般部 一昨年現空研大会一般部軽量級優勝
3 Namekawa 初段 男子一般部 昨年の現空研大会壮年部軽量級では連続優勝
4 Mano 初段 女子部 昨年現空研大会女子無差別級第3位
5 Takagi 初段 女子部 一昨年現空研大会女子壮年部準優勝
Yanagihara3級は、今日はいつもより前にでる接近戦狙いで試合を組立てていました。
もともと地力がありますから、これは功を奏し男子相手でも有効な手段でした。
しかしこれだけの人数ですからやはり一番の問題はスタミナの消耗です。
特に、後半の二人は女子部の黒帯で、それぞれ2分間の壮絶なフルコンタクトが展開されました。
最後まで攻めの姿勢を貫き通したのは見事でした。
左 Takagi初段 右Yanagihara3級
Suga3級は基本部所属なのですが、合気道の有段者でもあり、長身を生かした突き、蹴りはよく伸びるだけではなくタイミグの取り方が絶妙で格闘センスの良さを感じさせます。
本人はきわめて控えめな性格なのですが、十分に一般部での審査の基準に達しているというよりおつりがくる位なので今回も一般部での審査を薦めました。
対戦者は
1 Tobe君(既に4級の審査はパスしています)
2 Hituji 初段
3 Namekawa 初段 昨年の現空研大会壮年部軽量級では連続優勝
4 Takagi 初段 一昨年現空研大会壮年部重量級準優勝
5 Nito(兄) 2段 昨年の現空研大会無差別級連続優勝
です。
さすがに黒帯相手となると苦戦を強いられますが、それでも要所で自分の得意技を決めるセンスのよさは随所に発揮されました。
しかし、Namekawa初段は上段後回蹴をきれいに決めるなど技術的なレベルの高さを見せていました。
後半は重量級の上級者との対戦がつづきましたのでスタミナはかなり消耗させられていましたが最後まで自分の空手を貫き通せたのは見事です。
左 Namekawa初段の上段後回蹴 右 Suga3級
Hirayama3級は怪我のためしばらく休んでいましたが、今回復帰して昇級審査に臨みました。
伝統系の経験もあり、センスも技術も高いレベルの持ち主です。
今回の対戦者は
1 Okosii 2級
2 Tasiro 2級
3 Iguchi 初段
4 Enomoto 初段 一昨年現空研大会一般部軽量級優勝
5 Suzuki(R) 2段 昨年の現空研大会無差別級準優勝
という強力な陣容です。
誰一人として楽な相手はいません。
しかし、Hirayama3級は全ての相手に正攻法で立ち向かいました。
最後のSuzuki(R) 2段との対戦では体力を使い切った形となりましたが最後まで打ち合いを続けた気力はすばらしいの一言です。
左 Hirayama3級 右 Suzuki(R) 2段の終了間際の強烈な膝蹴
Yamada2級は我孫子から移籍したばかりですが、東京でもその組手の上達ぶりは話題になっていました。
昨年は一般部軽量級で並み居る黒帯を抑えて優勝しています。
そしていよいよ今日は彼の真価が問われる6人組手となったのです。
1 Iguchi 初段 常にフルパワーで勝負に臨む攻撃派
2 Namekawa 初段 技の切れ味では最高レベル。昨年の現空研大会壮年部軽量級では連続優勝
3 Enomoto 初段 攻守ともにバランスのとれた若手 一昨年現空研大会一般部軽量級優勝
4 Takagi 初段 病気療養のあと一皮むけた重戦車 一昨年壮年部重量級準優勝
5 Suzuki(R) 2段 昨年の現空研大会無差別級準優勝
6 NIto(兄) 2段 昨年の現空研大会無差別級連続優勝
という最強レベルの組み合わせとなりました。
自信を持って臨んだ6人組手だと思いましたが、初戦から激しい組手となりました。
Iguchi 初段から技有りは取りますが、執拗な接近戦でかなりの体力を消耗させられます。
Namekawa初段、Enomoto 初段の高度でスピードのある連続技に最初は良く対応していましたがジリジリとした圧力でやはりスタミナはかなりの消耗を強いられます。
消耗が決定的になったのは4人目のTakagi 初段の猛攻を受けてからでしょう。
次のSuzuki(R) 2段には終始圧力をかけられっぱなしの展開となります。
最後のNIto(兄) 2段は猛攻はしませんでしたが静かな中にも有無を言わさぬ圧力で時たま大技を放ちます。
しかし、一瞬でもスキがあれば反撃しようという強い意志がYamada2級の動きから感じられました。
最後は力を使い切った形になりましたが、笑顔で皆に挨拶していました。
左 Iguchi初段 右 Yamada2級 左 NIto(兄) 2段 右 Yamada2級
2010/02/26
世田谷道場、目黒道場の3月稽古予定日を更新しました。
2010/02/24-2
先日、2月7日 IKO全日本空手道会総師範山本権之兵衛先生の十段推戴祝賀会のご招待を受け参列させていただきました。
日本中の剛柔流の先生方が集まられ、海外からも多数の参加者があり盛大な会でした。
私の京都時代の先生や知り合いは残念ながら今回お会いできなかったのですがいろいろ知っているお名前を参列者の方々からお聞きできた事は嬉しいかぎりでした。
山本権之兵衛先生は山口剛玄先生のもとで修行を重ね剛玄師の片腕ともいえる存在でした。
空手がスポーツ化される前の最も武道色の強い時代のことです。
本土剛柔流の礎を築かれた偉大の先生のお一人、山本権之兵衛先生ともいろいろ楽しいお話ができ大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
また、日本女子レスリング協会会長、日本レスリング協会副会長の今泉雄策先生とともに祝辞を述べさせて頂く場を承り、諸先生、諸先輩方を前にお祝いの言葉とともに現空研のお話もさせて頂くことができ大変感謝しております。
今泉雄策先生のお話もレスリングと空手に関して大変意義深いお話で一撃必殺の武道性に言及されたその内容はとても印象に残っています。
この時のお話は、いづれコラムで取り上げて会員の皆様や本サイトをご覧になっている武道関係者、愛好家の方々にも詳しくご紹介したいと思っています。
山本権之兵衛先生、今泉雄策先生、剛柔流の諸先生方、神田錬成館の諸先生方ありがとうございました。
右 山本権之兵衛十段 左 私園田
山本権之兵衛総師範十段推戴祝賀会 式次第
010/02/24
本日は10人組手完遂のTokiwa1級の基本・形審査を行いました。
たまたま今回の審査は1名での受審となりましたので緊張の度合いも大きかったと思います。
しかし、ほぼ完璧に全ての課題をこなし一発合格となりました。
今夜は美味い酒が飲めたのではないでしょうか。
今日は我孫子学生3羽ガラスの一人Eguchi1級が顔を見せてくれました。彼は早稲田の学生ですがもう4年生になっていました。
今度の夏合宿で10人組手にチャレンジします。
3羽ガラスのもう一人のYamada2級は世田谷道場に移りましたが、28日目黒道場で6人組手にチャレンジします。
28日は、Hayasi(y)1級が10人組手の予定ですが、この前道場の稽古で怪我をしており、病院での診察の結果ちょっと難しい状況のようです。
その他の組手審査では、記憶にあるだけでも
Suga3級
Hirayama3級
Kana3級
Yokoyama君
他
など実力のあるチャレンジャーが目白押しになっていますので、なるべく多くの会員の参加を期待しております。
また我孫子道場では今日あらたに会員が増えました。
昨年見学・体験されたTamura君です。
昨日の明治大学少林寺拳法部出身のMuto君と同じ少林寺拳法の有段者で、彼は上智大学の出身のビジネスマンです。
ここのところ立て続けにレベルの高い武道経験者が入門されていますが、現空研は武道未経験で入門された方も大勢いらっしゃいます。
2010/02/23
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は審査が無かったので少年部、一般部とも乱撃と久しぶりに勝ち抜き戦を行いました。
一般部の勝抜戦参加者は次のとおりです。
Goto 4級
Oe 4級
Yamada 2級
Miwa 1級
Muramatu 初段
Suehiro 初段
Saisyo 初段
Cyokko 初段
Kawano 初段
今日活躍が目立ったのはYamada 2級とSuehiro 初段でした。
決勝はSuehiro 初段とKawano 初段となり、圧力をかけて接近した状態での上段カギ打ちでKawano 初段の優勝となりました。
Oyama 初段は故障がまだ癒えていないので指導の方に回ってもらいました。
Ichikawa 初段は今日は参戦しませんでした。
また今日はレベルの高い見学者が来られました。
明治大学の少林寺拳法部出身で3段の腕前です。空手も剛柔流の初段、柔道初段で腕っ節の太さは並ではありません。
しばらくやってないので体がたるんでいます。とのことでしたが、股割も軽々とこなし、基本の突き、蹴りも決まっており、早速組手を体験してもらうことにしました。
相手をしてもらったのは、Yamada君です。
勝負はYamada君の上段回蹴りと、上段の後蹴で決まったのですが、突き、蹴りの威力は相当なもので、後からYamada君から中段の突きは効かされました、と聞きました。
しばらく武道から離れていて、初めての道場でしかも慣れないルールでの体験でこれほどの動きができるのですからすばらしいの一言に尽きます。
その場で入会が決まりました。
2010/02/21
本日は世田谷道場で目黒道場の振替審査を行いました。
今日は少年部のOzaki君(6級)とTasiroRunaちゃん(8級)が指定の組手を完遂しました。
Ozaki君のお父さんは修猷館の後輩で第一回現空研大会の壮年部軽量級の準優勝者で、Ozaki君は稽古回数は少な目なのですが毎回全力で稽古に取り組むファイト一杯の少年です。
TasiroRunaちゃん(8級)はお父さんも今回6人組手を完遂しており本人は第2回現空研大会少年部無差別級での準優勝者でもあります。
今回は少年部の人数が少ないので一般部の大人との対戦を交えた変則的な組み合わせで行いました。
しかしOzaki君の最終戦の相手がTasiroRunaちゃんでRunaちゃんにとってはこれが第一戦目となります。
二人とも力を尽くした熱戦を繰り広げ見事指定の人数を戦い抜きました。
左 TasiroRunaちゃん(8級) 右Ozaki君(6級) 左 TasiroRunaちゃん(8級) 右Ozaki君(6級)
一般部は白帯のMatui君とHiguchi君が指定の組手を完遂しました。
Matui君は先輩会員のOkosi2級(今回6人組手完遂)が編集長として勤務する出版社ミシマ社でライターとして仕事をしています。
ミシマ社のウエブマガジンで「武道のススメ」と題する記事を掲載しています。
その彼が今日ついに3人組手にチャレンジする日を迎えました。
対戦者は
1 Takamori4級
2 Okosi2級
3 Endo初段
です。
緒戦のTakamori4級は急激に上達しておりすでに4人組手を完遂しています。
2人目のOkosi2級は仕事上でも深い付き合いがあります。
3人目のEndo初段はそのパワーと前に出る圧力では誰もが認める実力者です。
Matui君にとってどれも苦しい戦いになりましたが、なんとか完遂することができました。
左 Endo初段の回蹴 右 Matui君
2人目の完遂者はHiguchi君です。
Higuchi君は、東大の大学院生で、先日10人組手を完遂したTozen君の後輩になります。(学部はちがいますが)
Higuchi君は入門した時、東大でサンドバッグを蹴っている人を覚えていてその人が現空研のTozen君だったと入会の時知ったのでした。
彼は極真系の道場でフルコンの経験もあり、現空研の入門期間も長いので今回飛び級の挑戦をさせました。
しかし対戦者は強力です。
1 Hirayama 3級 伝統系経験者技の切れは黒帯級
2 Yamada 2級 我孫子から移籍してきた新鋭 第2回現空研大会一般部軽量級優勝
3 Mizuo 初段 前蹴の名手、最近は回蹴も威力を増す。
4
Namekawa 初段 第1回、第2回現空研大会壮年部軽量級優勝
こうした猛者を相手の4人ですからタフな組手となりました。
途中中段を効かされかなり苦しい展開となり、最後のNamekawa初段には立て続けに上段回蹴を極められましたが、なんとか4人組手を完遂しました。
このメンバーを相手に良くやったと思います。
左 Higuchi君 右 Mizuo 初段の上段回蹴
最後に基本・形の審査を行いました。
前回不合格で最終審査の会員も含めて多数の審査となりましたが、今日は一人の不合格者もでませんでした。
また、今日は以前見学されたYosioka君が正式入会となりました。
彼は社会人ですが京都大学時代は硬式野球をやっており、空手(伝統系)も黒帯を持っています。
さっそく乱取スパーを皆とやってもらいましたが良い動きをしていました。
2010/02/17
本日は我孫子道場で稽古と審査を行いました。
天気予報では夜半から雪という事です。
何か我孫子では雪、世田谷は雨という日が続いているようです。
今日は組手審査はなく、基本・形審査のみとなりました。
今日の合格者はGoto4級とKato3級でした。
ミスは多少ありましたが、十分に帯に適う内容でした。
最後は全員による乱取組手を行いました。
すると突然「イテー!!」
この声はアビ2段の声です。
相手はYanagi初段です。
何事が起こったのか確かめてみると、
「怪我刺さった」・・・・
刺さった????
いや怪我じゃなくて「ケ」です。
「ケが刺さった」
「毛が刺さった」
アビ2段の上段突きがYanagi初段の顔面をかすめ、上腕部が顎に触れたそうです。
それでYanagi初段のアゴヒゲが腕に刺さり「イテー!!」となったというわけです。
どれだけ「毛」が濃いんだ。
2010/02/16
本日は世田谷道場で稽古と審査を行いました。
世田谷道場はまたしても凍るような雨です。
しかし、この悪天候にしては、少年部も含めてそこそこの人数が集まりました。
少年部は中学受験でしばらく休会していたTuji(M)君が合格して復帰しました。
Tuji(M)君は最近ぐんぐん上達している一年生のTuji(R)君のお兄ちゃんです。
左Tuji(M)君(1級 6年生) 右 Kakizaki君(6級 4年生)
一般部では今日はTasiro2級の6人組手が行われました。
多数の茶帯、黒帯の強豪が揃い誰を対戦者にするか悩みましたが、体重その他も考慮して次の6名が対戦者と決まりました。
6人組手としては最難関レベルの組み合わせでしょう。
Tasiro2級は、忙しい仕事の合間を縫ってほぼ皆勤で稽古を重ねてきました。
少し前お父上のご不幸のためお休みがありましたが、それ以外はほぼ全出席です。
その成果は着実に実力に表れています。
前に出る圧力の強さ、スタミナ、一発一発の重さが以前とは全く違います。
しかし、審査となると普段の稽古の組手とはまるで心理的な圧迫感が違ってきます。
最初の一戦はこうした緊張感から硬さが見られました。
しかし2戦目以降はいつもの自分を取り戻したようでした。
しかし、この強豪たちが容赦なく次々と襲ってくるわけですから楽なはずがありません。
5人目のNamekawa初段には立て続けに上段の回蹴を決められます。
最後のKin2段との戦いはもはや武器は気力だけになり、連続で技有りを取られ続けますが、最後は中段の突きの応酬で幕を閉じました。
見事6人組手を完遂しました。
対戦者
1
Yamada 2級 我孫子から移籍してきた新鋭 第2回現空研大会一般部軽量級優勝
2 Mano 初段 上腕回45Cmの怪力
3 Kawano 初段 第2回現空研大会壮年部部重量級準優勝
4 Ito 初段 第1回現空研大会壮年部部重量級3位
5 Namekawa 初段 第1回、第2回現空研大会壮年部軽量級優勝
6 Kin 2段 第1回現空研大会壮年部部中量級優勝
左 Tasiro2級 右 Mano初段 左 Tasiro2級 右 Namekawa初段のきれいな上段回蹴
左 Kin2段の強烈な膝蹴り 右 Tasiro2級
2010/02/13-2
本日は目黒道場で審査を行いました。
夕方になって一段と冷え込み、凍てつくような気温となりましたが、道場では熱戦が繰り広げられました。
最初は少年部のIto4級(4年生)の4人組手です。
人数の関係で対戦相手は次のように決まりました。
1 Suematu初段 一般部
2 Kawabe2段 一般部
3 Tasiro(R)ちゃん 少年部女子(8級 5年生 伝統系3級)
4 Takagi(F)君 少年部(3級 5年生)
Ito君はお父さんもお母さんも修猷館の後輩で、お父さんは黒帯、そしてお母さんも最近入会された空手一家です。
Ito君の空手は常に前に出る父親譲りの攻撃型でどんな相手でも決して引き下がらない敢闘精神は皆の心を打ちます。
今回も大人の黒帯二人を相手に消耗したところで体も大きく技も切れるTasiro(R)ちゃんと対戦し中段を効かされますが、よく耐えて反撃し、最後はライバルのTakagi君との熱戦を展開し見事指定の組手を完遂しました。
左ito君 右takagi君
女子部は今日は参加者が多数揃いました。
今日審査のKubo4級のほか、Takagi初段、Mano初段、Ichikawa初段、Ueda3級、Itoさん、それに少年部のTasiro(R)ちゃん、
そして先日入会したHaraさん Yamauchiさんも顔を揃えます。
こうした中でKuboさんの4人組手が始まりました。
1 Tasiro(R)ちゃん 少年部(8級 5年生 伝統系3級)
2 Endo初段 一般部男子
3 Ueda3級
4 Takagi初段
という対戦者です。
Tasiro(R)ちゃんは5年生ですが、技の切れ味は大人も顔負けです。二人目は男子の中でもパワーを誇るEndo初段です。
そして前回審査を済ませたUeda3級は絶好調ですし、最後のTakagi初段は突きの威力、スピードは急上昇しています。
こうした強力な布陣でしたが、最後まであきらめずに前に出る組み手を続けて、終盤苦しそうな場面もありましたが見事完遂しました。
左 takagi初段 右 Kubo4級
一般男子色帯の組手完遂者は3名です。
Takayama4級、Takamori4級、そしてSawaguchi3級です。
Takayama4級の対戦者は
1 Tasiro2級 伝統系も経験し娘さんも一緒に通っています。パワーもセンスもあり将来有望です。
2 Endo初段 黒帯びを取って一段と強くなり誰もが認める実力者。
3 Horikomi初段 常に工夫とチャレンジを積み上げており大物を食う潜在力を持っている。
4 Takamori4級
Takamori4級の対戦者は
1 Suga3級 もともとは基本部所属ですが、合気道有段者で空手のセンスも良いので、一般部と同じ基準の審査を受けるように薦めて本人も了承しています。
2 Suematu初段 軽量級トップレベルの実力者
3 Okawa初段 我孫子道場の実力者の一人
4 Takayama4級
です。最後の4人目の対戦者はチャレンジャー同士の直接対決となっています。
Takayama4級は途中音がでるほどの突き指をしますが大事には至らず続行。最後のチャレンジャー同士の戦いは壮絶を極めましたが両者とも最後の力を振り絞り完遂。
左Takayama4級 右Takamor4級の叩き込むような回蹴 左Takayama4級の体重の乗った前蹴 右 Takamor4級
5人組手の完遂者はSawaguchi3級です。
1 Suga3級
2 Tasiro3級
3 Okawa初段
4 Suematu初段
5 Enomoto初段
です。
Sawaguchi3級は軽量ではありますが、スピードがあり、反射神経も良いものを持っています。
ただ今回は全員が自分より体も大きく、さらに技もきれる上級者が揃いましたので特に後半戦は苦しい展開が続きました。
それでも、最後まで大きな技で反撃するなど果敢な姿勢は保持しました。完遂です。
左Suematu初段 右 Sawaguchi3級
そしていよいよ10人組手の開始です。
今日は二人の10人組手完遂が出ました。
最初の完遂者はTozen1級です。
東大ボート部で鍛えた足腰の良さと着実に訓練を続けて技術を磨いてきた成果が今日花開きました。
しかし内容は決して楽なものではありませんでした。
まず、全員初段以上で重量級中心、しかも最強クラスの2段が二人います。
最初の一人目が我孫子の強豪Okawa初段なのですからあとはおして知るべしです。
二人目のSuematu初段には、上段回蹴でダウンを喫してしまいます。(故意の振り抜く強打ではなかったので有効と認めました)
少し足に来ている様子だったのでしばらく時間を取り、意識状態を確認しましたが目の焦点も合っており倒れた状況からも安全だと判断して続行を許可しました。
その後調子を取り戻しいつもの良い動きで挑戦を続けていきました。
5人目のEndo初段あたりからダメージの蓄積が大きくなり、最後のSuzuki(R)2段の猛攻には受けるので精一杯という状況になりましたが、大きな気合も出ており敢闘精神はいささかも衰えていませんでした。
見事な10人組手完遂でした。
対戦相手
1 Okawa初段
2
Suematu初段 第2回現空研大会壮年部軽量級準優勝
3 Enomoto初段 第1回現空研大会一般部軽量級優勝
4 Ozaki初段 第1回現空研大会壮年部軽量級準優勝
5 Endo 初段
6 Horikomi初段
7 Saisyo初段 第2回現空研大会壮年部中量級第3位
8 Ito初段 1回現空研大会壮年部重量級第3位
9 Kawabe2段 第2回現空研大会無差別級第3位
10 Suzuki(R)2段 第2回現空研大会無差別級準優勝
左 Suematu初段のタイミング良い上段回蹴 右 Tozen1級 左 Saisyo初段 右 Tozen1級
次の完遂者はMiwa1級です。
彼は明治大学の柔道部の出身で、上背も体重もあります。
最近は加圧トレーニングも始め、そのパワーは定評のあるところです。
弱点はその外観に似合わない気持ちの「やさしさ」でしょうか。
しかし今日は意気込みが違っていました。
最初のEnomoto初段は、技の切れ味はぴか一ですが、最初から全力で対戦する積極性を見せていました。
しかし中盤にさしかかる頃から段々スタミナの消耗が激しくなり6人目のIto初段、次のTakagi初段にはかなりの集中的な攻撃を受ける状況になりました。
8人目のUchida初段は黒帯を取ってからさらにパワー、スピードも増してきた強豪ですが、彼との足を止めての打ち合いで体力の限界に近づいていました。
9人目のSuzuki(R)2段、最後のNito(兄)2段との対戦はもはや気力のみでの対抗となってしまいましたが、最後までダウンは喫せず苦しい展開のなか見事耐え抜いて10人組手を完遂しました。
対戦者
1 Enomoto初段 第1回現空研大会一般部軽量級優勝
2 Ozaki初段 第1回現空研大会壮年部軽量級準優勝
3 Endo初段
4 Horikomi初段
5 Saisyo初段 第2回現空研大会壮年部中量級第3位
6 Ito初段 第1回現空研大会壮年部重量級第3位
7 Takagi初段 第1回現空研大会壮年部重量級準優勝
8 Uchida初段 第1回現空研大会無差別級準優勝
9 Suzuki(R)2段 第2回現空研大会無差別級準優勝
10 Nito(兄)2段 第1回、第2回現空研大会無差別級優勝
左 Miwa1級 右 Endo初段のかかと落とし 左 Nito(兄)2段の後蹴 右 耐えるMiwa1級
こうして今日の劇的な審査は終了しました。
今日はバンクーバーの冬季オリンピックの初日でもあり、今日の組手完遂者は忘れられない日になるでしょう。
2010/02/13
本日は目黒道場でTozen1級、Miwa1級の10人組手その他を予定しています。
2010/02/10
本日は我孫子道場でTokiwa1級の10人組手が行われました。
中鉢師範、木村師範、酔っ払い師範も揃った中で中鉢師範が主審を勤めて進められました。
東京からはOrikasa初段、Ito初段、Takagi初段、 Suzuki(R)2段が参加しました。
我孫子は、強豪が揃っているのですが、その上に強力な東京のメンバーが加わり、急激な寒波の戻りとともに緊張感の漂う審査となりました。
故障のあるソウちゃん初段、Ando初段、Oyama初段、Ikeda2段らを除いた上位10名が対戦相手として指名されました。
対戦者は以下のとおりです。
1 Sibahara1級(体重100kg 大学柔道部出身)
2 Orikasa初段(他流派大会優勝、タイ国武者修行経験者)
3 Yanagi初段(東京にも出稽古している上段回蹴りの名手)
4 Ito初段(修猷館出身 目黒道場の猛者)
5 Takagi初段(伝統系空手指導員経験者)
6 レスラー初段(レスリング、剣道(3段)経験者)
7 Kitajima2段(和道流2段)
8 Hayasi2段(現空研のベテランでパワフルで鋭い突きの持ち主)
9 Suzuki(R)2段(現空研目黒道場の暴れ竜として有名)
10 アビ2段(100k超級の圧倒的パワーの持ち主、最近は上段蹴も冴える元アイスホッケーの選手)
Tokiwa1級も身長180Cm体重も90k級の筋肉質の均整のとれた大型選手ですが、今回の対戦相手はそれを上回る多数の大型選手が揃いました。
また、軽、中量級の対戦者も一癖もふた癖もある技術の持ち主で誰一人として楽できる相手は居ません。
10人組手は達成することに意義があるのではありません。
一番大きな意義はチャレンジすることです。
チャレンジするために乗り越えなければならないのは、体力や技術の向上だけではありません。
刻々と近づいてくる試合までの間の弱気になる自分の精神との戦いが一番辛いのです。
これは経験した者だけが知る世界です。
完遂するかどうかは結果であり、もちろん大切な目標ではありますが、このチャレンジする精神とそれまでの心の葛藤に勝つという事実、つまり自分の歴史を作る事に意味があるのです。
稽古中のふくらはぎの肉離れで前回10人組手を断念したTokiwa1級が今回晴れてチャレンジすることになりました。
常に全力で組手をするTokiwa1級はスタミナ配分が上手とは言えません。
今回も初戦からほぼフルパワーの対戦となりました。
初戦から肩で大きく息をする苦しい展開となったのですが、この強豪集団を相手に、とうとう10人組手を完遂しました。
後半は棒立ちになり一方的に攻撃を受けてしまう場面も何回かありましたが、最後のアビ2段の猛攻にもよく耐え10人組手を完遂しました。
よくがんばりました。りっぱです。
左 Orikasa初段の飛び込んでの横蹴り 右Tokiwa1級 左 Ito初段に押されながらも会心の上段前蹴りを極めるTokiwa1級
左 ラスト10人目のアビ2段の猛攻に絶えて中段回蹴で反撃するTokiwa1級
2010/02/09
本日は世田谷道場で審査を行いました。
少年部からです。
基本審査は全員合格です。
少年部基本・形審査 組手審査 左 Ito君(年長) 右 Iwaki君(年長) 二人とも保育園生ですが元気いっぱいです。
基本はキチンとした挨拶や姿勢そして大きな声で気合を出すことも大切です。
左 Tuji君(9級 1年生) 右 Ito君(年長) 左 Sakaii君(8級 2年生) 右 Take君(6級 3年生)
いつもファイトいっぱいのTuji君はお兄ちゃんも会員です。現在中学受験で休会していましたが合格したので再開してくれるのを楽しみにしています。
Sakai君も兄弟で会員です。兄弟そろってとても強いです。Take君は足技が切れます。
左 Sakaii君(8級 2年生) 右 Take君(6級 3年生) 手前 Take君(6級 3年生) 奥 Ito君(6級 3年生)
Ito君も兄弟で会員でこの写真はお兄ちゃんの方です。基本がしっかりしており、いつも勝ち抜き戦では大活躍しています。
左 Ito君(6級 3年生) 右 Chiba君(6級 4年生) 左 Chiba君(6級 4年生) 右 Ito君(6級 3年生)
Chiba君は昔は大人しかったのですが最近急激な進歩を見せ積極的な攻めができるようになりました。
左 Ito君(6級 3年生 右 Kakizaki君(6級 4年生) 左 Tanabe君(4級 3年生) 右 Kakizaki君(6級 4年生)
技の切れるIto君とパワーのあるKakizaki君の組手はいつも名勝負になります。
左 Tanabe君(4級 3年生) 右 Mikawa君(4級 4年生) 左 Tanabe君(4級 3年生) 右 Mikawa君(4級 4年生)
突き蹴りともにバランスの良いTanabe君と勝負勘の良いMikawa君はともに小さな時から稽古を積んでおり同学年の中ではトップクラスの実力の持ち主です。
今日も良い組手を見せてくれました。
一般部の一番手は女子部のUeda3級です。
私が講師を勤めている東京造形大学の元教え子で現在は社会人です。
まじめな性格で着実に実力をつけています。
今回は5人組手に挑戦しました。
女子の参加者が少なかったので前半4人は一般男子から選出しました。
最後の5人目は女子部の黒帯Mano初段とハンデなしのフルコンタクトの試合となります。
前半の男子とはハンデの設定がありますが、それでも楽な相手は一人もいませんでした。
途中スタミナを切らせる場面もありましたが何とか建て直し最後の女子同士の決戦となりました。
さすがに5人目ではスタミナの消耗も激しくク終始押され気味ではありましたが気力の衰えはまったくなく果敢に攻め続ける姿勢はりっぱでした。
5人組手完遂です。
左 Ueda3級 右 Mano初段の上段蹴 左 Mano初段 右Ueda3級の上段蹴
最後はChikaoka2級の6人組手です。
6人組手は、陸上で言えば400m走にあたります。
スタミナの配分が大変難しいのです。
6人の対戦で自分の力を出し尽くすには、積極的な攻めが必要ですが、100m走のような無酸素的な組手をすればあっという間にスタミナを無くします。
一方阻止する側はフルパワーの組手を誘ってきます。
下手にスタミナ温存策にでると、初期の攻勢でダウンを喫する恐れもあるのです。
Chikaoka2級は50歳を過ぎて現空研に入門し、地道な努力を続けて今回のチャレンジとなりました。
忙しい仕事の合間をぬってこうした努力を続けてこられたのは人並みはずれた意思力とモチベーションを低下させない工夫をされてきたのだと思います。
しかし、運命は過酷なもので今回の対戦者は次の強烈な6名となったのです。
1 Yamada2級 先日プロキックボクサーの二戸伸也初段とも好勝負を演じた我孫子から移籍したばかりの新鋭大学生。
2 Tasiro2級 伝統系空手の経験もあり、稽古回数も多く、めきめき実力を上げているハードパンチャー。
3 Tozen1級 東大ボート部で鍛えた基礎体力の上に着実に技を磨いてきたアスリート。
4 Suematu初段 体は大きくないけれど技の切れ味と敢闘精神は誰にも負けない実力者。
5 Mano初段 現空研の初期からの会員で上腕回45Cm、ベンチプレス145kのパワーファイター。
6 Kin2段 誰もが認める実力者。スピード、パワー技術3拍子そろった強者。
このような過酷な対戦者での組手試合となりました。
やはり一番の懸念は技術ではなく年齢からくるスタミナの問題です。
しかし、始まってみるとこうした不安は一掃されました。
周到に地道な稽古を重ねて、十分な対策をやっていたのはすぐわかりました。
初戦こそ開始早々初めての対戦者Yamada2級の巧みな上段逆回蹴をもらって技有りを取られますが、その後は茶帯から次々と技有りを重ねていく快進撃が続いたのです。
さすがに、黒帯の対戦者からは技術、体力ともに押される場面が増え、技有りを取られるシーンが多くなりますが、常に前に出て行く積極性は最後まで衰えませんでした。
特に最後のKin2段との対戦は、圧倒的な技術とパワーの前に防戦一方となりますが、要所要所で反撃し最後までKin2段を楽にはさせませんでした。
この忍耐力と集中力、そして湧き出るような敢闘精神は実力のある若い人たちもぜひあらためて見習ってもらいたいところです。
左 Chikaiak2級 右 Yamada2級のきれいな逆回蹴り
左 chikaiak2級の正拳突き 右 Tasiro2級
左 KIn2段のかかと落とし 右 chikaiak2級
2010/02/06-5
目黒道場所属を主体とした審査を世田谷第二道場で行いました。
基本および形の部は今回は不合格者が若干名でました。
基本・形の部は1回の追試を認めていますので、今回不合格となった会員は追試で必ず合格するようにがんばってください。
今回組手審査にパスしたのは以下の3名です。
少年部 Takagi3級
一般部 Tobe君、Okosi2級
今日は、我孫子道場から世田谷道場に移った大学生のYamada2級も初登場です。
またプロキックボクサーとして活躍中の二戸伸也初段も参加し、バラエティーに飛んだ人材がそろいました。
体重なども考慮して次のような組み合わせで組手審査を行いました。
Takagi3級 の対戦者
Tasiro2級、Tozen1級、二戸伸也(弟)初段、Orikasa初段、Nito(兄)2段。
少年部としてはハンデをつけてもなかなか大変な組み合わせです。
しかし技の切れるTakagi君は、要所で大きな気合を居れて的確な技を決めて見事この5人組手を完遂させました。
左 Takagi君見事にOrikasa初段(右)から上段正拳で技有を取る。
Tobe君は40歳を過ぎて入会したのですが、基本をしっかり理解しており、稽古に来るたびに確実に進歩しています。
社会人としても管理職で多忙なはずですが、しっかりとした時間管理のもと稽古を重ねてここにその成果を見せてくれました。
楽な相手は一人も居ません。
特に最後のMizuo初段は鋭いカウンターの前蹴りの名手で接近戦に持ち込みたいTobe君の距離を作らせてくれません。
最近は回し蹴、後ろ蹴りのコンビネーーションも研究していて容赦なくTobe君を襲います。
しかし、気力は最後まで衰えず見事3人組手を完遂しました。
Tobe君の対戦者
Suga3級、Takayama4級、Mizuo初段。
左 Mizuo初段の回蹴りを間一髪よけるTobe君(右)
Okosi2級はボクシングの経験もあり、基本的なアスリートとしての資質は高いものを持っています。
しかし今日の相手は正直くじ運の悪さを感じさせます。
Okosi2級の対戦者
Yamada2級、Enomoto初段、Endo初段、二戸伸也(弟)初段、Horikomi初段、Ito初段
初戦のYamada2級は我孫子道場の有力若手3羽ガラスの一人で、最近最も伸びの目立つ一人でもあります。
高校時代は空手部に属しており大学に入って現空研に入門しました。
大変素直で教えた事を着実に身につけており、昨年の現空研大会の中量級のチャンピオンでもあります。
2戦目のEnomoto初段も攻守にバランスのとれた強者です。
3戦目のEndo初段は、その圧倒的なパワー空手は実戦空手そのもので、これぞフルコンといった空手を見せてくれます。
4戦目の二戸伸也初段は説明の必要もない現役プロキックボクサーで日本タイトルも目の前に迫っている実力者です。
5戦目のHorikomi初段は緑帯の頃他流派の試合に挑戦して好成績を残すなどその積極性と求道的な姿勢で最近は2段のNito(兄)から技有を取ったり着実に進歩を続けています。
最後は私の高校の後輩の元応援団団長でその破壊的なパワーは定評のあるところです。
このような猛者を相手の6人組手ですから楽に達成できるはずもありません。
しかし、Okosi2級は初戦からフルパワーで各試合をこなしていき、最後はボロボロになりましたが見事に6人組手を完遂しました。
左 Okosi2級 右 プロキックボクサー二戸伸也初段
こうしてこの3名は大きな拍手とともに見事所定の人数の組手を完遂しました。
今日はせっかくプロキックボクサーの二戸君が来ているので、たまたま今日から東京道場に転向してきたYamada君と模範組手を行ってもらいました。
顔面は寸止め、投げ、関節はなしの立ち技のみの組手です。
進境著しいYamada2級ですが、さすがに二戸初段には終始圧力をかけられます。
しかし、一度だけ見事なタイミンイグを捕らえた下段の足払いが見事に決まりました。
その時の動画が下のものです。
これは先週私が我孫子道場で直接Yamada君を相手にそのタイミングや重心移動の同期方法、またその防御の方法などを皆に伝授したものです。
先週私がYamada君にかけた時の動画もありますので比べてみてください。
Yamada君が完全に自分のものにしたことが見てとれます。
この試合では後の詰めが甘かったので技有とはなりませんでしたが、それでもあの動きの良い二戸初段にかけられたのは見事としか言いようがありません。
試合としては圧倒的に二戸初段が優勢でしたがこの一点で今回は引き分けとしました。
左 Yamada2級 右 二戸伸也初段 (動画)
2010/02/06-4
本日の世田谷第二道場の稽古・審査に先日キックの試合で勝利した二戸伸也初段が参加します。
審査の組手試合にも参加してもらうかもしれません。
(先ほど目黒道場と記載してしまいましたが本日は世田谷第二道場(駒留中学)です。)
2010/02/06-3
来週2月13日(土)目黒道場でTozen1級が10人組手にチャレンジします。
Tozen1級は東大大学院の学生でボート部出身です。
まじめな性格で、はでさはありませんが基礎からキチンと積み上げた技術はぴか一です。
またボート部で鍛えた基礎体力のレベルは高く、結果が楽しみです。
多くの参加を期待します。
2010/02/06-2
来週2月10日(水)我孫子道場でTokiwa1級が10人組手にチャレンジします。
Tokiwa1級は伝統系の黒帯も持っていて、身長も高く、体力、スピード、気力、技術も高い水準の持ち主です。
怪我のため前回は審査を見送りました。
今回も本人は言いませんが、100%復帰してはいないと思います。
しかし彼なりの判断でチャレンジすることになりました。
10人組手に参加できるかどうかは当日のメンバーで決めますが、東京の道場からも興味ある方はぜひ参加してください。
2010/02/06
昇級・昇段審査開始。
いよいよ現空研昇級・昇段審査が始まりました。
まず2月2日世田谷道場で最初の審査が行われました。
Goto4級、Oe4級、Urano3級がの3名が組手審査をパスしました。
久しぶりの大雪のあとでまだ所々雪が残っている状態で参加者が少なかったのですが、審査を受ける者にとってはなかなかきつい相手がそろいました。
黒帯は当然のこととして色帯の対戦者にしても自分の審査のために調子を上げている連中なので厳しい組手が予想されます。
それぞれ体重と級を考慮してローテーションを組み、最後の対戦者は受審者同士を組み合わせるという形にしました。
奥 Goto4級 手前 Suematu初段
Goto君の対戦者は
Tasiro2級、Tozen1級、Suematu初段、Oe4級
左 Oe4級 右 Kawano初段
Oe君の対戦者は
Goto4級 Saisyo初段 Kawano初段 Urano3級
左 Namekawa初段 右Urano3級
Urano君の対戦者は
Oe4級 Tasiro2級 Tozen1級 Namekawa初段、CYoko初段
という形です。
Goto君は軽量ですが、可能な限り全道場、Namekawa君の同好会にも顔をだして研鑚を積んで来ました。
全員の厳しい猛攻を受け、Suematu初段にはかなり効かされましたが、最後のOe4級まで持ちこたえ最後は気力で乗り切りました。
Oe君は怪我をしてしばらく稽古を休みましたが、地道にリハビリと基本稽古を重ね今回見事4人組手を達成しました。
Urano君はまだ高校生です。
少年部でがんばってきて、今回始めての一般部での受審となりました。
技は切れるのですが、まだまだ体力では一般部とは大きな隔たりがあります。
2人目あたりですでにスタミナの消耗が激しくなりTozen1級にはかなり効かされました。
Namekawa初段との対戦では翻弄されもはや限界に近い状態となりました。
しかし最後のCYoko初段には正面から立ち向かい、突きの猛攻をまともに受け足を崩しかける場面が何回もありましたが最後まで気力は衰えませんでした。
そして先週2月3日(水)我孫子道場の第一回目が開始されました。
我孫子道場での最初の組手完遂者は学生のKato3級です。
左 Kato3級 右 IKeda2段
この日は夕方から雪が強くふり、あたりはうっすらと雪化粧されるという寒さの中での審査となりました。
たまたま参加者は殆ど黒帯、しかもベテランぞろいというハードな条件となりました。
中鉢師範、木村師範も参加しての豪華メンバーです。
Kato3級の体重を考慮して対戦者を決定しましたが、それでも
Ando初段、レスラー初段、Takagi初段、Kitajima2段、Ikeda2段
という10人組手にも匹敵するような布陣です。
まず、全員で軽く基本を行ったあと軽い乱取(スパー)でウォーミングアッフを行い、組手審査に入りました。
Takagi初段あたりから急激にスタミナを消耗させられていきましたが、業師のKitajima2段にも常に前に出る勇気を失わず最後のIkeda2段まで到達しました。
最終戦はさすがに追い詰められましたが、最後まで敢闘精神を貫きとうとう5人組手を完遂しました。
りっばです。
主審は最初は私が行い、2戦目以降は中鉢師範にお願いいたしました。
2010/01/31
昇級・昇段審査予定日を会員ページに発表いたしました。
参照の上申し込み資格者はお申し込みください。
2010/01/28-2
諸事情によりリンクをはずしていたさか坊のブログリンク復活です。
リンク復活の理由は「自宅のパソコンが故障したため」(本人談)です。
2010/01/27
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
緑帯のGoto君や6人組手を控えたYamada君、それに10人組手を控えたHayasi1級、Tokiwa1級、それといつもの黒帯集団です。
Hayasi2談、Ikeda2談、アビ2談、レスラー初段、そうちゃん初段、Ando初段、東京からTakagi初段。
Hayasi1級は現在は東京の目黒道場で稽古をしていますが、入門時は我孫子道場でした。
今日の我孫子道場の稽古は4,5年ぶりということでした。
確かアビ2段と同じ時期に4級に昇級したはずです。
転勤でしばらくブランクが空いていましたがいよいよ10人組手チャレンジに向かって着々と準備が整っているようです。
同じく怪我で少しブランクがあったTokiwa1級も10人組手を狙って調整が進んでいます。
今日の組手で一番目立ったのはYamada2級でした。
今日は帯順で勝抜戦を行ったのですが、並み居る強豪を次々と破り、Ikeda2段との対戦までこぎつけたのです。
さすがに地力で圧倒するIkeda2段には立て続けに技ありを取られ合わせ一本で敗退しますが、それまでの活躍は見事でした。
特にタイミングの良い足払いと上下に打ち分ける回し蹴り、逆回しのコンピネーションは威力を増しています。
足払いに関してはタイミングを完全に掴んでいます。
彼は、大学生ですが新学期からは都内に通うようになりますので、もうすく東京道場に通うことになります。
最後の2段同士の対戦はいつものように内容の濃いものでした。
Hayasi2段とIkeda2段は延長の末互いに明確なポイント差はなく、本当に僅差判定でIkeda2段の勝ちとしました。
そして最後のアビ2段との決勝ですが、ライトコンタクトで行ったにもかかわらず壮絶なスタンディングダウンで勝敗が決しました。
アビ2段の脱力した中段回蹴りが吸い込まれるようにIkeda2段のレバーにめり込んだのです。
ライトコンタクトの試合でたまに起きる現象です。
本当に脱力した蹴りの威力が本人の自覚以上の破壊力を生む典型的なケースです。
もちろんIkeda2段の息が詰まったのは一瞬ですが、これは稽古試合なので大事を取ってそこまでとしました。
最後に全員に足払いのコツ、特にもろ足を払うタイミングの取り方の一つを伝授しました。
Yamada君を相手に足払いのタイミングを伝授。(動画)
2010/01/26
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
掴みからの裏拳の最終段階に入りました。
コツを掴んだ会員は自由に使いこなせています。
まだ初めての会員や今一つタイミングをつかめていない会員も居ますが、何回も繰り返しトライすれば自然に身についてきます。
無意識で出せるようにならないと本物とは言えません。
今日は久々に高校生のUrano君が来ました。
学校の試験で忙しかったようです。
久々の組手でしたが強豪のMizuo初段にもう少しの回蹴りを放つなど動きは上々でした。
白帯のTanaka君ももともとスピードも運動神経もあり、ぐんぐん上達しています。
今日は前回目黒道場では怪我のため大事を取って勝ち抜き戦を辞退したNamekawa初段が参加しました。
まだ完調には程遠いようでしたが、上手に脱力した組手を展開し、並み居る強豪を次々と勝ち抜いてとうとう優勝してしまいました。
しかし、相手も一癖もふた癖もあるベテランそろいでしたから一試合ごとにドラマがありました。
今日目立ったのはChikaoka2級でした。
鋭い上段突きは威力も十分で実戦力としては高く評価できます。
またMizuo初段も久しぶりの参加でしたがタイミングの良い前蹴りのカウンターはいささかも衰えていません。
回し蹴りも基本フォームが格段に良くなっていますので一皮むけたら飛躍的に実力が上がるでしょう。
Cyokko初段はフルコンで威力を発揮するタイプですが、突きの威力に加えて最近は上段のダードも固くなってきて10人組手の後半にあたったりするといやな相手となるでしょう。
Muramatu初段も今回は勝てませんでしたが内容は十分黒帯びにふさわしいもので軽量級の優勝候補の一人です。
ただ、体重は思ったより重かったかな?
Hirayama3級は実力はすでに黒帯に迫るものを持っています。
今日もすばらしい内容でした。
miwa1級はいよいよ黒帯が見えるレベルになってきました。
最近はじめた加圧トレーニングも風邪で一旦休止していますが柔道で鍛えたパワーを自在にコントロールできるようになったら手がつけられなく恐れがあります。
Mano初段は体重65kにして上腕囲40Cmを楽に越え、ベンチプレスも145kをクリアする怪力の持ち主です。いつもNamekawa初段とは良い試合になります。
今後の課題は得意技のコンピネーション作りです。
Saisyo初段はまさにフルコンで威力を発揮するタイプです。
突きの連打の威力は誰もが認めるところですが、対戦相手も皆研究しますからなかなかそのパターンにもってくいくのが難しくなっています。
しかし、圧倒的なパワーは多少の技や小細工は粉砕しますので、突きの威力を更に強大にする事で状況は一変すると思います。
2010/01/25
二戸伸也初段の昨日の試合の詳しい情報が入ってきましたのでご紹介します。
勝利の鍵をにぎったのは脱力したしつこい突きの威力につきます。
相手の梅原選手は大変バランスの良いしかも威力のあるキックの持ち主です。
特に上下に打ち分ける回し蹴りの威力はかなりのものがあります。
格闘センスもあり、欠点の少ない選手です。
今回の試合は互いの距離の主導権争いでした。
接近した距離での威力のある突きは現空研空手の真髄ですが二戸伸也初段はそれが体にしみこんでいます。
下の写真は延長戦でのシーンですがこの連打で勝敗が決まったと言っても過言ではないでしょう。
これがいつも言っている貫く突きです。
貫く右正拳と返しのカギ打ちの連打がクリーンヒットしています。
まだまだ多くの課題は残っていますが、一試合ごとに成長をしている二戸伸也初段の今後が楽しみです。
また道場で次のステップに向かっての特訓をプレゼントしたいと思っています。
次の目標はもちろんタイトル(日本チャンピオン)です。
試合後応援の現空研会員と
会員ページにより詳しい情報がアップされています。
2010/01/24-2
昨日は目黒道場で稽古を行いました。
神田錬成館のKato3段が出稽古に来られました。
また昨年忘年会に来られた「さか坊」初段紹介の女性2名も正式会員として現空研に入会しました。
最初は驚きも多いと思いますが、すぐ楽しさがわかってきます。
昨日は、女子部の参加者も多く、にぎやかな稽古日となりました。
特に長身でパワーのあるかなちゃんとTakagi初段の組手は見ごたえがありました。
今回も「掴み」からの攻撃をテーマに稽古を行いました。
回数を重ねた会員は格段の上達を見せています。
初めての会員はまずゆっくりと何度も繰り返しコツを掴むことが先決です。
勝ち抜き戦はHorikomi初段、Uchida初段が目立ちました。
Horikomi初段は最近一段とレベルアップした強豪のNito(兄)2段を延長のすえ破ったのが光ります。
また出稽古で特別参加のKato3段も多数を勝ち抜き、実力の高さを証明していました。
勝ち抜き戦のあと乱取りでもそれぞれがレベルの高い組手を見せていました。
いよいよ審査も近づいてきましたのでこれからも怪我をしないようにさらに技を磨いていきましょう。
2010/01/24
速報!!
二戸伸也初段 勝利!
本日新宿FACEで行われたキックボクシングの試合で二戸伸也初段が勝ちました。
先ほどNIto(兄)2段からの連絡で試合自体は伯仲した激戦となったようですが延長の末3対0の圧倒的判定で勝利したという報告を受けました。
詳しい内容は本人から聞いてアップします。
2010/01/20
本日は2週間ぶりに我孫子へ行きました。
すると、我孫子では珍しい人物が。
Nito(兄)2段です。
今日は時間がとれたので遠征に来た、ということでした。
これは面白い組手ができそうです。
技の切れ味鋭いIkeda2段、パワー+上段回蹴が冴えるアビ2段、着実に実力を上げているレスラー初段、どんな体勢でも上段を狙えるYanagi初段、正統派のAndo初段、無駄のない洗練されこ動きのソウちゃん初段、進境著しい学生のyamada2級とkato3級などなど・・・・・、そして酔っ払い師範です。
テーマは東京道場と同じ「掴み」からの攻撃です。
基本をじっくり稽古したあと、応用編として勝ち抜き戦を行いました。
今日はせっかく東京からNito(兄)2段が来ていたのですが、たまたまある方法でランダムに並ばせたところ彼が先頭になりました。
丁度良い機会なので若い学生二人をまずチャレンジさせることにしました。
二人とも果敢に攻め大変良い組手となりました。
特にyamada君は、得意の足払いを決めるなど善戦しましたが、地力の差はいかんともしがたく判定では屈しましたが内容は良かったです。
その後、Ikeda2段との対戦はとても面白い展開となりました。
そのうち動画をアップしますので会員の方は参考にしてください。
内容はポイント的には殆ど差がなかったのですが、Nito(兄)君との対戦をなるべく多くしたかったので彼を僅差判定で勝ち残りにしました。
その後も、良い試合が続き、技ありを取ったり僅差判定などを繰り返して次々とNito(兄)2段が勝ち上がっていきました。
重量級のアビ2段との対戦は迫力ある展開となりました。
双方技ありを取り合った後延長戦となりましたが、最後はNito(兄)2段の上段回蹴で勝負が決しました。
乱取りの後、全員で床を叩く拳立てを行い終了としました。
2010/01/20
プロキックボクサーとして大活躍を続けている二戸伸也初段の試合の詳細は、
日時:1月24日 (日) 17時30〜開演
場所: 『新宿FACE』
チケット代金: 3000円
です。
多くの現空研会員が応援に行きます。
時間のある会員はぜひ応援に行ってください。
二戸伸也初段 対戦相手の梅原選手
対戦相手の梅原選手には過去勝っていますが、技も切れる大変強い選手で油断できません。
しかし脱力と集中、そしてしつこい攻撃に徹すれば勝てます。
2010/01/19
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
最初は参加人数が少なかったのですが、後半続々と参加者が増え、組手の頃にはかなりの参加人数になりました。
少年部では、ItoYuji君(6級)が勝ち抜き戦で次々と上級生をやぶり優勝しました。
一般部は、Kin2段や我孫子道場の猛者Tokiwa1級も参加し、特に組手は充実した内容の稽古ができました。
稽古のテーマは最近重点をおいている掴んでからの攻撃です。
乱撃で基本をみっちり行い、動きを体に覚えこませることを狙った稽古を行いました。
掴みは、試合では禁止されたり、審判がすぐ「分け」を行いますが実戦では頻繁に起こり得る状況です。
攻撃の手段としてはとても有効な選択肢の一つです。
また掴みを稽古することで掴まれた時も慌てずに対処できるようになります。
ただ、掴みは、互いに自制と抑制を行わないと思わぬ怪我をしたり、事故につながる恐れがあります。
今回はこうした稽古における安全性の確保に対する注意も行いました。
勝ち抜き戦も、今日は防具を着用せず寸止めで掴みはありはという変則のルールで行いました。
Namekawa初段が掴みのコツを把握しており、多数の上級者との激戦を制して優勝しました。
特に強豪のKin2段との対戦は相譲らぬ激戦となりましたが延長の末、掴みからの上段を決めたNamekawa初段が勝利しました。
2010/01/14
プロキックボクサーとして大活躍を続けている二戸伸也初段の試合が1月24日に行われます。
詳細は追って紹介しますが、これに勝てばいよいよタイトルが見えてくるのではないでしょうか。
そうすればいよいよ現空研出身の初のプロチャンピオン誕生となります。
私は彼はそれを達成できるだけの実力は十分付けたと確信しています。
ただ勝負はやっみなければわからないし世の中「絶対」はありえないので、最後まで油断方しないで着実に勝ちを狙っていって欲しいと思います。
2010/01/13
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
今年に入って九州との往復、明日は大学の私の担当する講座の後期試験があったりなかなかホームページの更新の時間がとれませんでした。
しかし道場ではいろいろ今年の抱負をお話いたしました。
時間的な余裕がとれたらホームペーシ上にもまとめて記載いたします。
まだ、正月あけで本格的な稽古とはいきませんが、ボツボツ体を慣らして脂肪燃焼モードの体制になって欲しいと思っています。
それにしても寒い日が続きます。
そして昨日は世田谷道場では恒例の雨模様です。
久々の少年部も元気いっぱいの稽古ができました。
一般部は、突きに関して少し違った切り口での稽古を行いました。
また、通常の試合形式ではなかなか評価の難しい掴みとそれを利用した突きの説明と稽古も行いました。
目黒道場も我孫子道場も道場開きも無事終わり、いよいよ平成22年の本格的な活動が開始されます。
本日は所要で私は我孫子道場へはせ行けませんでしたが酔っ払い師範からいつものメンバーでの稽古の報告を受けました。
新しく見学の方も見え、来週からは通常モードでの活動ができると思います。
2010/01/09
本日の稽古は下記のとおりです。(目黒道場の予定日・場所に誤りがありました。現在訂正済み)
駒留中学 駒留中学の場所 開始時刻 午後6時30分
2010/01/05
あけましておめでとうございます。
本日は世田谷道場の初稽古(道場開)です。
新しいコラムを追加しました。武道の本質 (2010/01/05)
今年も柔らかな決心で空手道を追求していきましょう。