現空研 試合規則 抜粋

2010/04/24

概要

顔面は寸止め、顔面以外はフルコンタクト。(但し危険な行為は禁止する)。
顔面の蹴りは、回蹴りは、振り抜かない(寸止めの意思がある)蹴りは多少触れても(スキンタッチ)有効。
それ以外の顔面攻撃は全て寸止め。

選手は拳サポータ、膝、すね当て、金的カップを着用する。
胴体は指定の防具を着用。

競技時間

本戦 2分
延長 1分

但し、運用上の条件により、時間の短縮など変更する事もある。

得点

得点の呼称
一本     技有り2で合わせ一本 
技有り   有効2ポイントで技有り1
有効      1ポイント

一本が適応される範囲:
●ダウンあるいは戦意喪失 (顔面への強打は禁止しているので突き、蹴りとも中段で決まる事を想定している) 
●防具の上から防具がなければダウンをしたであろうと推定できる技がきまった場合。
●完全に無防備の状態で上段蹴りが決まった場合。

技有りが適応される範囲:

●ダウン又は戦意喪失までのダメージは与えなかったが相当程度のダメージを与えたあるいは防具がなければ同程度のダメージを与えたであろうと推定できる技が決まった場合
●足払い等で倒した後の有効技
●完全に無防備の状態で中段蹴りが決まった場合
●相手の体勢を崩した後の背部への突き(寸止め)

有効が適応される範囲:

●上段突き
●技有りは満たさないが一定のダメージを与えあるいは防具が無ければ同程度のダメージをあたえであろうと推定できる中段突き、打ち 

反則

●顔面強打、金的攻撃その他危険な技、行為はこれを禁止する。
●倒れた相手に対するコンタクト攻撃
●その他武道精神にもとる行為

投げ・掴み・関節技・締技について

床面がマット、畳など投げ技に対する安全が考慮してある環境であれば許されるが、床面が板など固い材質の場合は、原則として禁止する。
但し、相手の体勢を崩す目的の下段蹴りや足払いその他の崩し技は許される。
また短時間の掴み(3秒以内)は許される。

判定

本戦では一本(技有り2を含む)先取した時点で勝ち(一本勝ち)。
制限時間になった場合の判定は技有り以上のポイントの多い者が勝ち。
同ポイントでは技有を含む者が勝ち。
上記以外の同ポイントの場合は延長戦となる(1ポイント差の場合は技有り以上のポイント差にならないので延長戦)。

延長戦

本戦で勝敗が決しない場合は延長戦を行う。
延長戦は本戦のポイントに関係なく0対0からはじめる。
延長では技有り(有効ポイント2を含む)以上を先取した者がその時点で勝ち。
ポイント差がない場合は旗判定。
旗判定は本戦の内容と延長戦の内容を総合して判定する。
旗判定は、副審の判定も参考にして主審が決定する。

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