2013/12/25
我孫子夜の部の稽古収めです。
無茶苦茶寒かったです。
東京から Miyajima3級が出稽古に来ました。
上級者はパオ二段、アビ二段、レスラー二段が参加。
それにAndo初段、Abe1級、Watanabe(M)3級も加わり充実した稽古ができました。
左 パオ二段 右 Abe1級 左 Abe1級 右 Miyajima3級
左 Miyajima3級 右 アビ二段
2013/12/24
世田谷道場の稽古収めです。
クリスマスイブなのに多くの少年部の子たちが参加しました。
今年の子は皆進歩が速く驚くばかりです。
特に皆上段回蹴が上手にできるようになりました。
来年が楽しみです。
一般部は今年はクリマスイブは参加者が多いという伝統は破られましたが、先週大勢集まったので早めに休みに入った会員がおおかったのかもしれません。
あとは見栄組も。
怪我で休会していたIwakiさんが復帰しました。
Iwakiさんは若く見えますが実は還暦を過ぎています。こういう方が来年は増えると良いなと思います。
早速元気な組手を披露していました。
Morikawa初段とKin三段は相変わらず迫力ある組手を展開していました。
左 Morikawa初段 右 Kin三段 左 Iwakiさん 右 Higano2級
2013/12/18
我孫子夜の部の稽古を行いました。
今日は今回の十人組手完遂者の最高年齢のArai初段の認定証と帯の授与を行いました。
Arai初段は伝統系では四段を持つ上級者ですが、フルコンもどうしても体験したいということで現空研に入門し、着実にフルコン技術をものにして今回現空研 の初段を獲得しました。
年齢は60才台後半ですが、体の柔軟性や身体能力は20才台の若者にも匹敵するほどです。
何にしても頭が下がるのは常に前向きに生きるチャレンジ精神、そして結果を残す達成力です。
それもひとえに稽古を続けてきた継続性と柔らかな決心によるものです。
現空研が標榜する生涯空手のお手本のような方です。
今日はベテランのアビ二段、パオ二段やレスラー二段とメンバーも揃い面白い組手が見られました。
女子部のWatanabe3級(ミキちゃん)や白帯のSuzuki君も参加して様々な組み合わせの指名組手を行いました。
左 Arai初段の前蹴 右 レスラー二段 左 Arai初段 右 レスラー二段の回蹴
左 Suzuki君 右 Watanabe3級(ミキちゃん)の力強い回蹴 左 Suzuki君の上段突 右 Watanabe3級(ミキちゃん) ブロックする
左 パオ二段 右 レスラー二段の強烈な前蹴 左 パオ二段の回蹴 右 レスラー二段
左 Arai初段の上段突 右 アビ二段 左 Arai初段 右 アビ二段の軽く出しても重い上段回蹴
左 パオ二段の上段突 右 アビ二段 左 パオ二段 右 アビ二段の上段回蹴
2013/12/17
世田谷道場の稽古です。
少年部は新会員は初めての移動稽古を行いました。
このような技や基本の動きを少しづつ身につけていきます。
一般部は今日は顔面無しのフルコンルールでの組手稽古を行いました。
我孫子からの出稽古のIkeda三段やKin三段など高段者も揃いましたので白熱した稽古となりました。
勝ち抜き戦ではなく指名試合の総当たり戦です。
黒帯は皆レベルの高い組手を行っていましたが、顔面無しのフルコンルールには慣れていないので、時々画面突きがでたりハプニングもありました。
今日目立ったのは極真有段者のSimada2級と元プロボクサーのSugiyama1級です。
Sugiyama2級は時々キックの試合にも出ており空手は荒削りですがスタミナは十分です。
この二人の対戦はなかなか面白いものになりました。
2013/12/15-2
夜は三宿で稽古を行いました。
勝敗より自分の課題を持って稽古をすることが大切です 。
皆自分の課題を意識した稽古になっていたと思います。
2013/12/15
我孫子道場昼の部は今日も盛況でした。
少年部もどんどん腕を上げています。
一般部は新会員や古参のベテランなどが入り混じって中身の濃い稽古が続いています。
2013/12/10
世田谷道場夜の部の稽古です。
寒い日が続きますが少年部は元気です。
風邪で休む子も時々出るのですが総じて出席率は高いです。
今日は新しい帯を締めた子もいて生き生きと組手を行っていました。
帯色が変わると自覚が伴うのか帯色にふさわしい組手になっていきます。
一般部は中段の連打の稽古を行いました。
顔面有りの組手で中段を打つのは勇気がいります。
しかも伝統系のように形が決まれば一本取れるといったルールではなくフルコンは効かさなせればいけません。
フルコンというより武道の本来の形はこうなのです。
しかし顔面は寸止めで有効が取られるといったルールの中で効かす中段を打つのはルール上の勝敗に拘ればますます難しくなります。
中段は一発で効かせれば理想ですが現実はなかなか簡単ではありません。
やはり連打で効かせる方法が確実、実戦的です。
連打を上手に出すためにはリズムが大きなカギを握ります。
自分のパワーや筋肉の特性、相手の技量や体格も考慮に入れた総合的な見地にたってそのリズムを見出す必要があります。
受ける立場で言えば相手をそのリズムに乗せないということになります。
2013/12/08-2
夜は目黒道場で稽古です。
高段者ばかりだったので個々の技についてより効果的なコツなどの話を中心に稽古を行いました。
また、一対多数の設定での実戦稽古も行いました。
左 Uchida二段 右 Sonoda(T)二段
Sonoda(T)二段 Nito三段
Nito三段 左 Uchida二段 右 Suehiro二段
2013/12/08
我孫子昼の部は活況を呈しています。
今日も東京からの出稽古組を含めて多彩なメンバーが揃いました。
組手はなるべく多くの相手とやることが技術を向上させる大きな要因となります。
いつも同じメンバーだとその相手にだけ通用する得意技が固定してしまうからです。
これは、レベルの違いはあってもどんな競技にでも言えることです。
「井の中の蛙大海を知らず」といった傾向になりがちなのです。
例え技術レベルが低くても初めての相手は緊張感があります。
実戦は殆ど未知の相手と戦うことになるのですから、こういう緊張感は普段から慣れておくことが大切なのです。
そして、緊張感の中にも自制の気持ちや相手を思いやる気持ちを持ててこそ最強への道を進んでいると言えるのです。
お互いに怪我をしないように配慮し合いながら緊張感を持って実戦を想定して稽古をする、これが理想です。
今日もなかなか緊張感のある組手を多く見ることができました。
左 Kin三段 右 酔っ払い師範 緊張感の極地です。 左 Tasiro初段 右 Kitajima二段 良い組手です。
左 アビ(Kamioka)二段の上段回蹴 右 Uno二段 左 Oyuri2級の前蹴り 右 Ando初段
左 Miyajima3級 急激に伸びてます。 右 Kunii初段 左 アビ(Kamioka)二段 右 Suzuki君
左 Kin三段 右 Kitajima二段 少年部 左Sibahara(N)君 右 Uno(T)7級
少年部 左Sibahara(N)君 右 Uno(T)7級 今日も互いに有効ポイントを二つ取り合って引き分けです。 左 Sibahara(K)ちゃん と Kitajima二段
左 Sibahara(K)ちゃん 右 Kitajima二段のピタリと止まった上段回蹴 左 酔っ払い師範 右 Uno二段 この組み合わせもいつも迫力があります。
手前 Kin三段の上段後回蹴が決まります。 奥 Uno二段 この組み合わせもいつも緊迫感があります。
2013/12/03
今日は世田谷道場で少年部の認定証と帯の授与を行いました。
白帯で昇級審査に合格した子は初めての色帯がもらえます。
そして今日はその帯を締めての最初の稽古となります。
黒帯も一人誕生しました。
とても寒かったのですが皆元気いっぱいの稽古ができました。
新しい帯を締めて皆嬉しそうです。
少年部の女の子同士の乱取です。 左は黒帯を締めたTake(S)初段
一般部は今日は我孫子からTasiro初段がで稽古に来ました。
20何年ブリに復帰したベテランです。
今日は職場のお仲間二名も見学に来られました。
体験の準備はなかったのですがせっかくなので体験もやってもらいました。
男性の形はコミック関係の編集や作成での長いお付き合いだそうです。
女性はイラストレーターの卵で今年の新入社員の方だそうです。
沖縄出身で子供の頃空手の経験があるそうですが、殆ど忘れてしまったそうです。でも突きはかたちになっていましたよ。
一般部も今日はNakazawa初段が初めて黒帯を締めその他の昇級者で帯色の変わった会員も新しい帯に替えました。
見学の方も一緒に基本稽古。 左 Suematu二段 右 Endo二段
左 Tasiro初段 右 Hirayama初段 左 Tasiro初段 右 Hirayama初段
左 Nakazawa初段 右 Miyajima3級 左 Horita4級 右 Higano2級
左 Sonoda(T)二段 右 Iriyama(Y)2級 左 Sonoda(T)二段 右 Iriyama(Y)2級
左 Morikawa初段 右 Endo二段 左 Iriyama(Y)2級 右 Higano2級
女子部で茶帯になったIriyama(Y)2級は今日は多くの有効技をとり成長ぶり発揮していました。
2013/12/01
我孫子昼の部は参加者が多彩になってきました。
今日は女子部のMorita(R)初段が3人の子供を連れての参加です。
東京からはNito三段やMiyajima3級が参加しました。
いつものメンバーに加えてKitajima二段や復帰したAndo初段もいます。
基本稽古
移動稽古
左 アビ二段 右 Nito三段 上段逆回蹴 左 アビ二段 軸足払い 右 Nito三段
左 アビ二段 上段突 左 Ando初段 上突 右 Kunii初段
左 Kitajima二段 右 Miyajima3級 左 Tasiro初段 振打 右 Suzuki君
左 Uno二段 上段突き 右酔っ払い師範 左 Uno二段 右酔っ払い師範 上段回蹴
左 Uno(T)7級 右 Kunii初段 左 Ando初段 右 Sibahara(N)君
左 Sibahara(K)ちゃん 右 Tasiro初段 少年部対戦 左 Sibahara(N)君 右 Uno(T)7級
少年部対戦 左 Sibahara(N)君 右 Uno(T)7級 左 Sibahara(K)ちゃん 右 Morita(R)初段
左 Morita(R)初段 右 Sibahara(K)ちゃん 後列 Sakuraちゃん Yamato君 Morita(R)初段 Sibahara(K)ちゃん
神前に礼
2013/11/26
本日より一般部の昇級・昇段認定証と帯の授与を行います。
少年部の認定証と帯の授与は来週から開始します。
今月の稽古内容や写真を遡って少しづつ追加しています。
2013/11/27
我孫子夜の部
今日は久しぶりにAndo初段が参加しました。
仕事が忙しく1年半ぶりです。
体重がかなり増え、走っても息切れするそうで、これじゃダメだということで稽古復帰を決心したそうです。
今日はIkeda三段やレスラー二段などの強豪がいましたが久しぶりなのでまずIkeda三段と軽くライトコンタクトで組手を行ってもらいました。
最初は動きも軽くスピードもさほど落ちているようにはみえません。突き技で有効を先取するくらいでしたが1分を過ぎるあたりから急激に息が荒くなってくるのがわかりました。延長戦に入るとスタミナ切れがはっきりして立て続けにポイントを奪われます。
しばらく稽古を休んでも瞬発力や技そのものは簡単には衰えませんが持久力は確実に落ちます。
ですからブランクを置いて復帰した人はまず持久力や総合的な体力の回復をはかる必要があるのです。
Ando初段は今日は後Abe一級との対戦をするだけにとどめてもらいましたが、乱取には参加して良い動きを見せてくれました。
社会人はなかなか自分の思い通りには稽古時間はとれませんが、少しでも時間があれば稽古に参加することで肉体的にも気持ちの上でも前向きの効果が出てきます。
しばらく稽古を休んでいる会員も少しでも時間があれば稽古に参加してみましょう。
左 Ando初段 右 Ikeda三段 手前 Ando初段 奥 Abe1級
乱取
Oyuri2級 Ikeda三段 壁際に追い詰めての飛び蹴りシーンですがもちろんジョークです。
2013/11/26
世田谷道場の稽古です。
今日から一般部は認定証、帯の授与が始まりました。
少年部は来週からです。
形三戦もだいぶ形になってきました。
少年部の今日の課題は乱撃です。
手だけの攻防ですが足技を使わない分手の技に集中した稽古ができます。
素早い相手の動きに対する反応の訓練にもなります。
少年部 三戦
少年部の上級者に乱撃の模範をやってもらいます。 皆真剣な眼差しで見ています。
次は皆で実際にやってみます。
まずまずのできです。
自由組手形式の乱取で。
一般部は今日はSuzuki初段の認定証と黒帯の授与をはじめその他の級の認定証、帯の授与を行いました。
今日はKin三段とEndo二段に模範組手を行ってもらいました。
防具なしのライトコンタクト組手です。
さすがに緊迫感のある組手となりました。
最近Endo二段の好調が目立っており、つい最近も我孫子に出稽古に行って高段者から逆回蹴で技有を取るなど活躍が目立ちます。
今日も開始早々Kin三段からきれいな逆回蹴で技有を奪い、後半のKin三段の猛迫にも耐え、この試合を制しました。
稽古の勝負は試合と違って気にする必要はないのですが、彼が好調であることのバロメーターにはなります。
左 Kin三段 右 Endo二段の上段逆回蹴 左 Kin三段の上段回蹴
左 Sugiyama1級 右 Suzuki(S)初段の中段前蹴 左 Sugiyama1級の上段回蹴 右 Suzuki(S)初段
2013/11/24
我孫子昼の部
本日は東京からの出稽古組も大勢来て多彩なメンバーで稽古ができました。
対戦する相手が多いほどいろんなタイプの戦い方と接することができ勉強になります。
自分の得意技だと自信を持っていてもそれは限られた相手にだけ通用する技であったり、想像もしない間合いからの攻撃を食ったり、初心者もベテランも現状での思い込みを修正する意味でもなるべく多くの対戦経験をもつべきなのです。
経験は財産です。
乱取で体を慣らします。
今日は酔っ払い師範をはじめKin三段、Uno二段、Watanabe初段、Tasiro初段、Kunii初段らの黒帯、その他茶帯、緑帯の強豪も揃ったので、全員対戦できるように帯順で指名試合を行いました。
特に高段者同士の組手は緊迫感があり、初級者にも大変勉強になったと思います。
2013/11/22-2
東京の部の忘年会を三軒茶屋で行いました。
締切ってからの参加もあり、なかなかの盛況となりました。
我孫子の会員も勤め先が東京の人も多く、参加があり東京の会員と初顔合わせなどあり良い交流ができました。
キクちゃんも東京の部に参加で多彩なメンバーとなりました。
当然話は真面目な話とそうでないものが程よくミックスされ守備範囲の広さは現空研の特長でもあります。
3時間の予定でしたが、結果的に4時間となる大宴会となりました。
左手前より Miyajima3級 Ikeda三段 右手前より Suehiro二段 Kunii初段 左 手前 Nito三段 右手前 Kunii初段
左 Watanabe(レスラー)二段 右 Tasiro(ケン坊)初段 左 Orikasa二段 右 Mizuo二段
左より Mizuo二段 Sinozaki初段 Nakazawa初段 Kunii初段 左より Miyajima3級 Ikeda三段 Morikawa初段 Kin三段
左 より 私 Sonoda(I)初段 Kikuchi(キクちゃん)初段 Takagi二段
2013/11/22
本日は東京の部の忘年会を行います。
10月26日にMizuo二段一家が道場に来た時の写真をアップしました。
10月25日に修猷館ミニ同窓会を銀座でおこなった写真をアップしました。
2013/11/20
11月22日(金)は東京の部の忘年会です。
締切が21日なので、参加予定で申し込んでない方は明日(21日)中にご連絡下さい。
2013/11/19
本日は世田谷道場が学校行事で使えなかったので臨時に地元の地区会館を使わせてもらいました。
部屋が狭かったのですが会館の方のご厚意で空いていた和室も利用させていただき、こちらも二室続きで24畳くらいの狭い部屋だったのですが下が畳でおまけに暖房も効いていたのでなかなか快適な環境でした。
普段なかなかできない形、関節技、寝技を集中的に稽古をしそれなりに意義のある日となりました。
たまには畳のある部屋での稽古も必要かもしれません。
少年部は三戦を一般部は肘、肩への関節技を中心に稽古を行いました。
2013/11/17
我孫子昼の部の稽古です。
我孫子昼の部はだんだん参加人数が増えて活況を呈しています。
仕事の関係でなかなか夜の稽古時間がとれない方は我孫子の昼の部に出稽古に来るのも良い選択肢だと思います。
左 Uno二段 右 Kitajima二段 迫力のある組手です。 左 Uno(T)7級 右Sibahara(N)君 少年部同士の組手です。
左 Sibahara(N)君はSibahara1級の息子さんで、右Uno(T)7級はUno二段の息子さんです。 右 KanaeちゃんSibahara1級の娘さんです。
皆元気いっぱいの組手でした。
左 Uno二段 右 Sibahara1級 重量感があります。 左 Kitajima二段 右 Tasiro初段 静かな闘志がみなぎります。
左 新会員のSuzuki(C)君 昔120kもあったとは思えません。良い動きをしています。右はTasiro初段
2013/11/16
本日は松戸で忘年会を行いました。
新旧会員が入り乱れて楽しいひと時となりました。
ソウちゃん初段やAsaumi二段なども久しぶりに顔を見せてくれました。
キクちゃんが直前に体調を崩して不参加となったのが残念でしたが新年会もありますのでその時また会いましょう。
私も久しぶりに相当飲みました。
いろいろホームページでは公開できない面白い話もたくさん出て、爆笑が続きました。
勿論今年を振り返っての反省点や来年に向けての真面目な話もしました。最初の方だけ。
翌日の日曜日は我孫子の昼の部の稽古があります。
皆かなり入っていましたからどうなることやらは思いましたが、酔っ払い師範をはじめ多くの参加者がありその根性に感服しました。
途中大きな地震がありびっくりした事は覚えています。震度4だったそうですね。
まだ全員揃っていませんが、まず乾杯の練習です。
左 土木関係の会社を経営してAsaumi二段 右は元高校教師のレスラー二段 右端 日大空手部出身 警備会社社長の Oyama初段
左 ソウちゃん初段 きもち悪い集団だ。
左 新会員のSuzuki君 勤め先は裁判所です。その右 Noguchi2級高校時代はヤンチャでした。20年ぶりの復帰
その右 Tasiro初段 コミック出版関係の仕事をしています。彼も入門は20年以上前の復帰組です。
その右 Kobayasi師範、酔っ払い師範。
今年は旧拳誠会時代の仲間が大勢参加したのでいろいろ愉快な昔話を暴露しました。
私も初めて聞いた話もありました。
殆どの話は時効なので面白く聞けます。
少し遅れて Nito三段やTakagi二段ご夫妻、Oyuri2級も参加、途中大きな地震もありましたが、どんどん盛り上がりました。
2013/11/16
本日忘年会を松戸で行います。現時点で5名分の空きがありますので、今から参加希望の方は会員ページを参照のうえなるべく早くご連絡下さい。
2013/11/15
遅れた更新を日付を遡ってアップしていきます。まずは11/03から。
2013/11/14
最近なかなか時間がとれなくて更新滞っていましたが、明日から更新開始します。
我孫子の忘年会は明後日です。参加希望でまだ申し込んでない会員はメール下さい。
2013/11/12
世田谷道場
2013/11/03
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
Nito三段が出稽古に来ました。
白帯の新会員の方も来て、大変寒い日でしたが充実した稽古ができました。
着実に実力を上げてきているAbe1級ですがNito三段との組手ではなかなか攻めることができず感じた事があったので、後でAbe1級にヒントを与えました。
レスラー二段とNito三段との組手は迫力あるものとなりました。
左の白帯のSuzuki君は細身で長身ですが大学時代は体重120kgの巨漢だったそうです。右の白帯もSuzuki君です。
左 レスラー二段 右 Nito三段 両者ゆずらず引き分け 左 Nito三段 右 Abe1級 良い後回蹴なのですが間合いが遠い。
相手の間合いとリズムを読んでカウンターとしての接近しての後回しを指導。 何度がやるうちにだんだんタイミングがつかめてきました。後は反復練習。
自分の体格や筋力、反射神経など長所はそれを生かし、欠点は逆にそれを利用するという心構えが進歩の原動力になります。
2013/11/07
今年は忘年会を早めに行うことにしました。
12月になると会社や取引先の忘年会と重なる会員が例年多くて、苦労が多いので今年は思い切って早く行います。
11月16日(土)が我孫子の部、11月22日(金)が東京の部となります。
皆さんふるってご参加下さい。(詳しくは会員ページを参照のこと)
2013/10/29
昇級昇段審査の結果を会員ページに発表しました。
2013/10/26
本日は三宿で稽古を行いました。
今日は久しぶりにMizuo二段が参加しました。
しかも奥さんと生まれたばかりのかわいいお子さんも一緒です。
そのうち空手衣を着た姿で登場するかもしれませんね。
Mizuo二段は慶應大学、大学院出の秀才ですが奥さんも東大出のバリバリのキャリア官僚です。ぜひ空手も始めて文武両道一家を作って下さい。
2013/10/25
修猷館ミニ同窓会
修猷館の同窓会です。少年部にお孫さんが入門したHaibuchiはじめ、九州大学柔道部顧問、弁護士のHatano、それに京都の浪人時代に一緒に生活したAbe、
修猷館三大事件の張本人Tanaka(早稲田少林寺拳法部、現在銀座で 鍼治療院開設)など役者が揃い大変面白い時間を過ごせました。
弁護士で柔道家のHatanoは東京滞在の日程があえば現空研に来るつもりでしたがたまたま時間調整ができず次回に延期することにしました。
左よりKiuchi(元日本航空) Haibuchi(会社経営) 私 左より Matubara(元日本興業銀行) Hatano(弁護士) Abe(エイブル部長) Tanaka8(こころ鍼)
なおこの後KiuchiとHatanoは羽田空港に直行しました。
エベレスト登山のためです。無事を祈る。
2013/10/22
13日に出稽古に来られた寺島師範他ご一同の記事中道場名の「全日本空手道尚誠館」の文字が間違っていました。
あらためて訂正させていただくと同時にご無礼を深くお詫びいたします。
2013/10/21
10月19日〜20日、我孫子ふれあいキャンプ場で酔っ払い師範主催の現空研バーベキュー大会が行われました。
あいにくの雨模様で天候にはめぐまれませんでしたが、ワイルドな環境の中でのキャンプはもともと酔っ払い師範の得意とするところでその特殊技能をいたるところで発揮し大変面白いキャンプとなりました。
さか坊初段より早速写真が送られてきましたので紹介します。
写真のみ取り急ぎアップします。
以上さか坊より
写真はまだまだアップします。
2013/10/17
10月13日に行われました東京目黒道場(池ノ上)で、剛柔流尚誠館の寺島館長、Mizumoto3級、剛柔流稜風館のKato四段、Kawai3級(キックボクシングも行っている)が出稽古に来られ、現空研もNito三段、Takagi二段、Saisyo二段、我孫子道場のWatanabe(レスラー)二段はじめ、Morikawa初段、Watanabe(R)初段、Sinozaki初段、Tobe初段、らの強豪がそろいました。
また最近進歩の著しいSaito2級やMatuno4級、それに女子部はTakagi初段、Iriyama(Y)2級が参加しました。
今日は、こうした多彩なメンバーなので、いつもの稽古から基本は数を減らし、乱撃、乱取、組手を中心に稽古を行いました。
他道場とはいえ、皆基本が剛柔流ですから、基本は全く違和感なく進みます。
特に、寺島館長は腰の安定感やスピード、極めなどさすがと思わせるものでした。
乱撃、組手は最初に、Nito三段とMorikawa初段に模範を行ってもらい、ところどころ私が介入してルールや要点の説明を行いました。
今回は現空研ルールで行いますので、初めての方は当然不慣れなはずですがやはり同じ剛柔流系ということもありかみ合った大変すばらしい組手が続きました。
今回は勝ち抜き戦ではなくなるべく多くの対戦が組めるように指名試合を行いました。
乱撃の模範試合 園田によるルールの説明
全員による乱撃
組手 左 Morikawa初段 右 Nito三段の上段回蹴 左 Nito三段 右 Morikawa初段の上段前蹴
左 尚誠館のMizumoto3級 右 Sinozaki初段の上段突 左 Sinozaki初段 右 Mizumoto3級の上段突
左 Watanabe(レスラー)二段 右 稜風館のKawai3級 左 Watanabe(レスラー)二段の上段突 右 稜風館のKawai3級
左 Takagi二段の上段突 右 稜風館 Kato四段 左 稜風館 Kato四段の上段回蹴 右 Takagi二段
左 Nito三段 右 尚誠館の寺島館長 左 Nito三段 右 尚誠館寺島館長の上段突
奥 Nito三段の上段回蹴 手前 尚誠館の寺島館長
この後も素晴らしい数々の組手が展開されます。(時間があればそれらの写真もアップします)
今日のすばらしいゲストを迎えての稽古は本当に実りあるものとなりました。
色々なタイプの空手家との稽古はお互いとって多くの発見があります。
自分の長所や欠点も浮彫になります。
また、初めての相手との対戦はそれがどんなに友好的な交流であってもお互いに緊張するものです。
この緊張感がまた大きな進歩を生みます。
寺島館長といろいろお話もでき私にとっても大変有意義な一日となりました。
又のお越しをぜひお待ちしております。
最後に全員による乱取の後、少しお話しをさせていただきました。
皆若干笑っていましたがこれはまじめな話なのです。
それは、組手に対する取り組みは仕事や勉強、日常の全ての事に通じるというお話です。
私は来週の現空研バーベキュー大会で自慢のベーコンを作成します。
ベーコンづくりは豚肉との戦いであります。
長い、準備と瞬間の判断力、決断力によって美味いベーコンになるか否かが決まるのです。
飛ばし過ぎてもダメ、力を温存しすぎてもダメ、チップの煙でいぶすギりギリの低温と煙を出し、燻製にするエネルギーを生む高温、この絶妙でかつダイナミックなバランスでベーコンが出来上がるのです。
10人組手にも匹敵する戦いなのです。
この先には30人組手、100人組手にも匹敵する「生ハム作り」がありますが、これはまだチャレンジしておりません。
ベーコンは先週より厳選の豚肉を仕込んでおりますのでキャンプ当日を楽しみにて下さい。
2013/10/16
アップが遅くなり済みません。
本日の我孫子道場の稽古は台風が通りすぎたので行います。
ただし私(園田)は所用のためお休みします。
開場はレスラー二段にお願いしました。
他に鍵を持っている会員で早く行ける人は早目に行って鍵を開けて下さい。
2013/10/15
緊急連絡 台風26号が近づいております。
本日の世田谷第二道場での稽古は行う予定ですが、お子さんや遠方の方、その他無理をしないでお休頂いて構いません。
また明日の夜の我孫子道場の稽古は明日の朝の様子や天気予報によって稽古を行うか中止するかをお昼頃にはアップする予定です。
2013/10/13
本日は我孫子道場は懐かしい顔ぶれとなりました。
しばらく仕事と子育てで多忙だった暴れ竜ことSuzuki(R)二段が2才のお子さんを連れて稽古に参加しました。
久しぶりの組手ではありましたが、動きは全くブランクを感じさせないもので、Uno二段、アビ二段という強豪とも迫力ある組手を展開していました。
また、もうひとり約三年ぶりで復帰したSibahara1級も二人のお子さんの体験もかねての参加です。
20年ぶりの復帰のTasiro初段、Noguchi2級も居て同窓会のよな雰囲気でした。
子供たちも全員一緒に楽しい稽古ができました。
Sibahara1級はNHKで同時通訳をするほどの英語の達人で今回NHKのラジオ講座も担当することになりました。
現空研道場での私の話「やわらかな決心」を良く覚えていてくれ、テキスト本のまえがきで、講師からのごあいさつとして紹介いただきました。
(下にテキストとまえがきの写真)
空手の稽古を続ける上での心構えをお話したのですが、それが英語学習でも同じ事が言えるのではないかというお話で、私もこれを読んで大変うれしい気持ちでいっぱいになりました。
空手も英語も継続することで自分でも驚くほど上達していくものです。
英語は私はまだまだですが、NHKの英語講座とドイツ語講座は今年の春から初めてまだ続けています。やわらかな決心で。
英語は早速Sibahara先生の攻略英語リスニングも聴いてみようと思いました。
午後は東京の道場に剛柔流尚誠館の寺島館長はじめ四名の方が出稽古にこられました。
大変有意義で厳しさと楽しさの両方をもった稽古ができました。
その話は後ほど詳しくご紹介します。
我孫子道場で
※文中では稽古復帰前だったので「通っていた」になっていますね。
2013/10/12
現空研会員のOrikasa(折笠格)二段原作のコミック「ウメハラ」がPHP研究所から出版されました。
内容は格闘ゲームにおける日本人初のプロゲーマーで世界一長く賞金を稼いでいるとしてギネスにも認定されている天才ゲーマー梅原大吾氏の中学生時代からの伝記で大変面白いものです。
Orikasa二段は漫画のストーリー作家としてペンネームでも活動を行っていますが今回は実名での出版となりました。
私は現空研に入門してからのOrikasa君しか知りませんが、高校の頃はかなり格闘ケームにはまっており、ローカルの大会では優勝したこともあっという話です。
確かに彼の空手は変幻自在で恵まれた運動神経もありかなり個性的なものです。
9月に本を頂いたのですが忙しくで今日初めて拝見した次第です。
ゲームは、私は20歳代後半から30歳代前半国産のパソコンが出始めた頃、プログラムの仕事の合間にいくつかNECのPC9801でゲームを遊びで作っていました。
私の子供たちは私の作ったゲームで遊んでいました。
当時はやっていたインベーダーゲームやテニスゲームをもじったものや、迫りくるウイルスからどのくらい逃げ延びることかできるのかといったゲーム(バイキンゲーム)を作って楽しんでいました。
あるソフトウエア開発者達のあつまりパーティーで、見知らぬ人から「私は貴方の作ったバイキンゲームで1時間以上生き延びましたよ。」といきなり話しかけられました。
私は作ったゲームの一部は知人に配っていましたので、回りまわってその人は手に入れたのだと思います。
私は驚愕しました。
製作者の私でも10分以上逃げ回るのは大変なゲームなのです。
腕の良いゲーマーは製作者(プログラマー)が想定もしなかった領域まで行けるのかと言うことを思い知らされたのです。
格闘ゲーマー天才の梅原さんも恐らくケーム製作者(プログラマー)の想定をはるかに超えた領域に踏み込んでいるのでしょう。
こうした事はゲームだけの世界ではありません。
F1レーサーはF1設計者よりその車を速く走らせる事ができますし、リアルの格闘技の世界でもある技を考え出した者以上にその技を磨き上げる者は何人も存在するでしょう。
あらゆる技術は努力や工夫次第で想定をはるかに超える成果を上げる事ができるという事をあらためて考えさせられる本でした。
ちなみにOrikasa二段は来週の現空研バーベキュー大会に参加します。
(本の写真掲載等で問題があればご連絡下さい。削除いたします。)
2013/10/05
昇級・昇段審査は連日熱戦が続き、現空研史に残る名勝負もたくさん見られました。
特に10人組手は全ての対戦が感動を生む素晴らしいものでした。
10人組手、15人組手、20人組手の完遂者は、今回だけでなく過去の分も含めて、感想文あるいは体験記、反省文、その他エッセー何でも構いませんのでお寄せ下さい。ホームページ上で紹介し、後輩たちや、これから現空研で学ぼうと思っている方たちへの語り掛けになることを願っています。
なお組手、形審査に合格した会員は昇級・昇段します。正式には近いうちに合格発表を行います。
なお今月13日(日曜日夜)は現空研大会無差別級で優勝したKato四段はじめ、現空研大会で大活躍された剛柔流尚誠館のMizumotoさん、それにKawaiさんが出稽古に来られる予定です。
なお、Kato四段から先日Mizumotoさんの師範の寺島師範も同行しても良いですかというお話をいただき勿論大歓迎いたしますとの返事を差し上げました。
13日の夜の稽古は井の頭線の池ノ上になりますが、特別講習も考えていますので皆さん参加してください。
さて、我孫子のキャンプ大会(10月19日〜20日)ですが、今回の主催は飯塚師範(酔っ払い)となります。
飯塚師範は知る人ぞ知るアウトドアの達人で学生のころから東南アジアはじめ、世界中を放浪(失礼)し、ヨットで世界の海を航海しつくした野人です。
当初彼の企画するキャンプはハード過ぎて私は常に参加を断り続けていたのですが、最近は随分丸くなり、水洗トイレのあるような軟弱な民間キャンプ場でもOKのようです。
当初会費は大人男子3000円、女子は2000円ということで募集していましたが、彼から大人男子2000円、女子は1000円、子供無料で十分と言う話をもらいました。
家族で参加しても負担にならないようにという配慮です。
テーマは「星を見ながら熱くロマンを語りあう」という昔聞いたことのあるようなフレーズでした。
テントは大型のものを3張りと、数名が小型のもを持参するので、20〜30名以上でも楽に泊まれるとのことでした。
夜は意外に冷え込むので、宿泊予定の人は寝袋や毛布を用意してほしいとのことでした。その他詳細は会員ページをご覧ください。
2013/09/24-2
本日は世田谷で10人組手を含む少年部の昇級・昇段審査を行いました。
新会員の子も含めて全員気合いの入った良い審査となりました。
また前回思わぬアクシデントで中断したTake(S)君が見事10人組手を完遂し、形審査も合格して黒帯を締めることになりました。(正式発表は後日ですが)
審査前の注意 審査は白帯から始まります。
女の子も防具を着用した組手を行います。 Take(S)君の10人目の相手は一般部のIkeda三段です。
形三戦
2013/09/24
なかなか更新の時間がとれなくて紹介が遅れているのですが、例日熱気のある審査や稽古が続いています。
さて先月予告していた現空研キャンプ大会のお知らせです。
我孫子ふれあいキャンプ場でバーベキュー大会を行います。
参加資格は現空研の会員(休会中を含む)、元会員、会員の家族、友人の方々、出稽古に来られた方々です。
入会を検討中の方も歓迎です。
10月19(土)午後4時頃〜10月20日(日)
テントで泊まりますが1日泊なしの参加もOKです。
翌日は道場での特別稽古(見学)と温泉で一風呂浴のセットという案も浮かんでいます。
会費は大人3,000円女性2,000円、小人無料です。
詳しい情報は後で会員ページに記載しますが、参加可能な方は現空研当てにメール下さい。
2013/09/17
速報 本日世田谷第二道場においてNakazawa1級の10人組手で行われNakazawa1級は見事完遂しました。
Kin三段、Nito三段、Endo二段、Mizuo二段以下常連の強豪たちがづらりと顔をそろえる豪華メンバーでした。
何度もアクシデントの不運に見舞われその潜在能力がなかなか花開かなかったのですが今日見事花を開かせました。
詳しくは後述。
なお、本日は少年部も10人組手を行いましたがが、対戦者の一人に足を痛めるアクシデントがあり中止しました。
幸い病院での検査の結果骨折などの大事には至っておらずホッとしました。
全ての対戦の内容が良かっただけに残念ですが、次回再挑戦してもらう予定です。
2013/09/14
緊急 明日(15日)の我孫子(昼)、東京(池ノ上小)の稽古は台風の大雨が予想されますので中止いたします。
2013/09/11
速報 本日世田谷のSuzuki1級に続けて我孫子道場でもArai1級がついに10人組手を完遂しました。
世田谷に続いてIkeda三段.東京からKin三段、Takagi二段、そして久しぶりのレスラー二段、Hayasi二段、常連のアビ二段など重量級の高段者がずらりと揃いました。
Arai1級は全空連四段の持ち主ですが、大病を克服して復帰され、昨年は怪我のため審査を断念されました。
年齢は68才で、体重は60kgにも足りません。
しかし,又割りや片手腕立てを軽々とこなす超人でもあります。
しかし、今日の相手は殆どが重量級の高段者です。
それにもかかわらずほぼ全員からポイントをとる好試合を最後まで続け見事完遂しました。
生涯空手のお手本となる方です。
これも詳しくは後述
2013/09/10
速報 本日世田谷道場でSuzuki1級が見事10人組手を完遂しました。
我孫子からはIkeda三段も参加する強力なメンバーでの完遂です。
また本日まで各級色帯の組手審査も続々と完遂者が出ています。
詳しくは後述
なお10人組手の予定日は総合稽古予定日に記載してあります。その日はなるべく多くの参加者を期待しています。
2013/09/02
各道場では昇級・昇段審査が次々と行われ、熱戦が続いていますが大きなアクシデントもなく順調な出足となっています。
現在予定されている10人組手は、9月10日(火曜日)の世田谷道場でSuzuki1級、9月11日(水曜日)我孫子道場でArai1級の二組です。
Suzuki1級は初挑戦です。
Arai1級は前回直前のアクシデントで今回が再挑戦となります。
二人とも順調に仕上がっているようで楽しみです。
一昨日(08/31)は世田谷三宿道場の稽古でしたが、山本先生のご紹介で体験入会の方が来られました。
タイに三年間出張中の間にムエタイを少し経験されたということでした。
パワーと格闘センスがあり、すぐ強くなりそうです。
乱撃 Morikawa初段と体験組手をするHaさん
一昨日(08/31)は昇級審査は形のみで組手はなかったのですが、勝ち抜き戦が面白い展開となりました。
いつも最終戦となり対戦数が少なくなるNito三段やSonoda(T)二段を前の方にずらして順番をせっかく作ったのですが、この二人を抜いて勝ち抜いたのはMorikawa初段でした。
Morikawa初段は現空研大会で活躍していらい一皮剥けた感じで実力が上がっています。
最後にNito三段とSonoda(T)二段の特別試合を双方防具なしのライトコンタクトで行ったのですが、これは期待通りの好試合を展開しました。
勝負はSonoda(T)二段の上段回蹴がきれいにきまって技有で決まったのですが、ポイントにはなりませんでしたがNito三段のタイミングの良い足払いが決まったり、私の角度からは見えなかった有効に匹敵する突きがあったりで、内容的には互角の勝負でした。
左 Sonoda(T)二段 右 Nito三段の足払い 左 Sonoda(T)二段の上段回蹴(技有) 右 Nito三段
また昨日(09/01)昼の部は我孫子で稽古を行いましたが、酔っ払い師範、Kobayasi師範それにアビ二段、Uno二段やkunii初段、Tasiro初段といった強豪、その他いつもの常連と東京からNamekawa二段の出稽古など多士済々となりました。
しかし、痛風や腰痛などの故障者が多くて実際に組手できる人数はがくっと減ります。
それでも Uno二段とNamekawa二段の対戦は見ごたえがありました。
ずっと攻勢をとっていたのはUno二段でしたが、延長戦に入りずっと耐えて満を持して放ったNamekawa二段の上段回蹴が見事に決まって技有となり勝負が決しました。
左 Namekawa二段 右 Uno二段の上段回蹴 左 Namekawa二段の上段回蹴(技有) 右 Uno二段
2013/08/27-2
2013/08/27
ちょっと先の話になりますが、我孫子のキャンプ場でバーベキュー大会をやります。
10月19日(土曜)〜20日(日曜)です。
日帰り参加もOKです。
日にちが近づいたら詳しい予定をアップします。
2013/08/21
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
昇級審査も順次行われており、大変熱気のこもった稽古ができました。
今年の夏は異常な猛暑が続いており、毎日のように熱中症のニュースが流れています。
事実道場も異常な暑さなのですが、こんな時に大いに汗をかくことはかえって体調を向上させるようです。
もちろん適切な水分の補給やきめ細かい運動量の調節は必要なのですが、空手(武道)という相手との関係の中で自分を制御していかなければならない状況での鍛錬は日常の仕事や生活にも良いフィードバックをすると思います。
2013/08/13
今日はお盆の初日ということもあって参加人数は少ないと思っていたのですが、思いの他参加者が多く、しかも昇級審査も行う事ができました。
さすがに少年部はお休みの子が多かったのですがそれでも熱心な子は参加していました。
少年部は一般部との対戦も体験させ新会員たちも本物の空手が体感できたと思います。
子供の頃から大人の本当の強さを知ることは大切なことです。
知識もそうですが力の大人と子供の絶対的な差を客観的に知る、自分がいかに弱い存在であるか、いかに大人の庇護のもと生きているのかを正しく体感として認識すること、そして稽古を積みやがて成長し心も体も強くなっていく事で、強いものに対しても毅然として立ち向かい、弱い者に対してはいたわりや思いやりの心を持つという武道の心を持った立派な大人になるのです。
形 三戦(サンチン) 回蹴
Kousei君 Yosiharu君
Masahiro君 Watanabe(Y)7級
2013/08/11-2
我孫子道場昼の部
最近我孫子道場は旧拳誠会時代の会員の復帰が相次いでいます。
今日も常連に交じって出稽古組や師範の顔ぶれも揃いましたので記念撮影を行いました。
初顔合わせも多かったので、組手中心の稽古を行いました。
また、師範も揃いましたので師範同士の模範組手も行ってもらいました。
さすがと思わせる迫力のある組手が展開されました。
これも時間ができたら詳しく紹介します。
2013/08/11
昇級・昇段審査を来週より行います。
詳しくは会員ページをご覧ください。
各道場の稽古の様子は時間が出来次第追って掲載する予定です。
2013/08/04
本日は我孫子道場において中鉢筆頭師範を代表として、現空研現役の木村師範、西浦師範、飯塚師範、小林師範より新しい帯の贈呈をしたいということで、ありがたくお受けしました。
立派な帯で早速締めさせていただきましたが厚みのためなかなか上手に絞めることができず、しばらく体になじませてから締めさせていただこうと思っています。
本来は合宿のおり贈呈を行いたいという計画だったようですが、今回は合宿を他のイベントに切り替えて(現在我孫子道場主催のキャンプや東京での会合が計画中)行うことになり実施日が未定なので急遽我孫子道場での贈呈となったようです。
師範の皆さんの気持ちをありがたくお受けいたしました。ありがとうございます。
2013/07/30
世田谷道場の稽古を行いました。
少年部も新会員たちもだいぶ上手になってきました。
今日は新しい技も覚えました。
組手も空手らしくなってきました。
三年生クラスは迫力さえ感じさせます。
写真で見るとあらためて全員入門当時からの上達ぶりがわかります。
また家族全員が黒帯のTakagi一家のHumiya初段(中学生)も久しぶりに顔を見せてくれました。実力があり一般部で稽古しましたが、その前に少年部の上級生とも対戦しました。
Humiya初段の技の切れは相変わらずで、対するTuji(R)2級もお兄ちゃんが黒帯で本人も大変パワフルな空手が身上です。
今日はTuji(R)2級がHumiya初段の胸を借りる形となりましたがなかなか良い組手となりました。
一般部は20人を超える参加者となりました。詳細は追って紹介します。
左 Hinanoちゃん 右 Kousei君の前蹴 左 Hinanoちゃんの中段回蹴と 右 Kousei君の中段回蹴が交錯
左 Mao君 右 Suguru君の上段回蹴 左 Mao君の上段回蹴 右 Suguru君
左 Takagi(H)初段 右 Tuji(R)2級の横蹴 左 Takagi(H)初段の上段回蹴 右 Tuji(R)2級
2013/07/28
我孫子道場昼の部です。
最近我孫子道場昼の部が活況を呈しています。
旧拳誠会時代の復帰組が増えた事や東京道場からの出稽古組が増えた事にも原因があります。
本日はNakabachi筆頭師範の他Kobayasii師範も顔を見せました。
また東京からKin三段、Nito三段、Sonoda(T)二段も稽古に参加しました。
20年ぶりに復帰したTasiro初段、Noguchi3級、そしていつもの常連メンバー達など顔ぶれがバラエティーに富んでいます。
初めて顔合わせする会員や久しぶりの会員が多いので、勝抜戦ではなく、なるべく普段当たらない組み合わせを指名して組手を行うことにしました。
久しぶりに組手参加の会員も含めて皆生き生きとして組手を楽しんでいるようでした。
我孫子昼の部は平均年齢はかなり高いのですが、空手に対する情熱や生活スタイルは皆若さあふれています。
現空研が標榜する生涯空手が実現されています。
左 Abe2級の上段後回蹴 右 Nito三段 左 Abe2級 右 Nito三段の上段前蹴
左 Kin三段の上段後回蹴 右 Abe2級 左 Kin三段 右 Abe2級の後回蹴
左 Kobayasi師範 右 Noguchi3級の上段回蹴 左 Noguchi3級 右 Kobayasi師範の上段回蹴
左 Noguchi3級の上段回蹴 右 Sonoda(T)二段 左 Noguchi3級 右 Sonoda(T)二段の上段回蹴
左 Sonoda(T)二段 右 Izumi4級の上段突 左 Sonoda(T)二段の上段回蹴 右 Izumi4級
左 Izumi4級の中段回蹴 右 Nito三段 左 Izumi4級 右 Nito三段の上段回蹴
左 Tasiro初段の上段突 右 Kin三段 左 Tasiro初段 右 Kin三段の中段後回蹴
左 Kunii初段の中段回蹴 右 Sonoda(T)二段 左 Kunii初段 右 Sonoda(T)二段の上段回蹴
乱取 Kin三段 VS Nito三段 乱取 Kobayasi師範 VS Sonoda(T)二段
2013/07/25
本日は私がコンピュータ技術論を教えている東京造形大学の前期試験を行いました。
今年は記述式問題の配点を高くしました。
美術の専門家を養成する学校ですが、教職課程を取るには私のコンピュータ技術論は必修なのです。
必修科目の先生と選択科目の先生は負荷がまるで違います。
例えば現空研の会員は言ってみれば人生の選択科目の履修者だと言えます。
やらなければならない義務は全くありません。自分がやりたいから、興味があるからここで空手の稽古を行ってなっているのです。
姿勢は皆前向きです。(少なくとも一般部は)
教える方も教わる方も義務や規則でやっているわけではありません。
だから、楽しいのです。
しかし必修科目となると必ずしも好きだからやっているという人ばかりではありません。
と言うか自分の学生の頃を考えても、単位を揃えなければ卒業できない、資格が取れないという中で多くの好きでもない科目はいやいややっていたわけです。
私でもなぜ美術の教師になるのにコンピュータの専門科目が必要なのかと疑問に思うことさえあります。
そんな事を言えば、大学だけではありません。
高校で習う数学の微分、積分や対数、三角関数など理系の一部の専門家を除くと大半の人ははるか忘却のかなたにあるのが普通です。
しかし理系の仕事についた私でも中学や高校で教わった、当時大嫌いだった古文や漢文、社会科の各科目、大学でのドイツ語などただひたすら単位をもらうためだけの勉強だったし、その後も具体的には役立ったと思い当たることもありません。
でも、具体的な知識は忘れてもその時教わった先生の雰囲気や、大まかな体系や考え方などは不思議と残っていて、何かの本を手に取った時フッと思い出されたりするのです。
私が歴史や語学など文系の学問に深く興味を持ったのは大学を卒業してからの事ですが、受験や単位のためいやいややっていた事がその後の大きなきっかけやよりどころになった事は年をとってから思い知らされたのです。
そして昔学んだ事で今も記憶に残っているのは、具体的なハウトゥー的な知識ではなく、その根源にある大きな原理や思想、そのアプローチの仕方などだったのです。
歴史の先生が、可能なら現場を目でみる事の大切や面白さを語っておられたことを覚えています。
私は歴史の蒙古襲来を社会人になってから何かのきっかけで興味をもったのですが、福岡の西公園や油山から実際の戦闘のあった場所を見、そして現場を歩いてみて多くの疑問点を発見しました。
こうした現場主義とでもいった考え方は、その後赤穂浪士が本懐をとげ吉良邸から泉岳寺までの歩いた距離を地図上で測ってみると講談や映画で描写されている状況をちょっと疑問に思ったり、幕末の京都の薩長の志士と新撰組の争いなども地図で見たりで、現場を歩いてみるといろいろ面白い発見をします。
私も教えた学生たちが、単なる知識ではなくこうしたアプローチの仕方や本質的な考え方のノウハウを覚えていてくれればと考えています。
先日テレビ(ワールドビジネスサテライト)でアメリカでは小学生にスマフォのアプリなどのプログラミング教育を行っているといった事を肯定的に取り上げていました。
(プリンストン大学や民間企業のIT系サマーキャンプ、ビルゲイツの紹介やオバマ大統領の後押し、プログヨミング教育の必修化の呼びかけなど)
私は子供にプログラムのハウツウを教えることはあまり意味がないと思っています。
情操教育やゆとり教育が良いといっているのではありません。
もし、アメリカとコンピュータ戦争をするなら、私は子供の頃はもっと基本的な数学や理科の基礎知識を教え、プログラミングは大学あるいは卒業してからでも十分に間に合うと思うからです。
間に合うどころか若いころの基礎学問の土台ができていれば、皮相的なハウツー教育だけで育った中途半端なプログラマーの技量などあっというまに抜き去ると思っています。
私がこの戦争の将軍ならこうやって兵を育て、勝ちます。
東京造形大学 2013年度 コンピュータ技術論前期試験
2013/07/24
我孫子道場の稽古夜の部
我孫子道場も今日は参加人数が少なかったのですが昇級・昇段審査を控えた会員やKamioka(アビ)二段など稽古量の多い実力者が揃いましたので、審査対策を兼ねて世田谷に続き二分間の勝抜戦を行いました。
2013/07/23
本日は世田谷は物凄い豪雨に見舞われました。
近くの目黒川は洪水警報がでるし、学校には落雷があり配電盤などが壊れたそうです。
その中でも少年部の元気な会員が集まってきました。
皆基本ができるようになってきたので、今日は形三戦(サンチン)を稽古しました。
頭のほうは既にやっているのでなんとなくは覚えていますが、今日は一応最後まで通してみます。
終盤は難しいのでまだできなくて構いません。
少しづつ覚えていってもらいます。
少年部 形三戦(サンチン)の稽古
一般部はさすがに豪雨のため参加者は少なかったのですが、このような条件でも参加する猛者が集まりました。
審査も近く人数も少なかったので勝ち抜き戦は1試合2分で行いました。
長時間に及び試合でも敵は相手だけではなく、自分との戦いにもなります。
自分も含めて全てをコントロールできる人が強い人です。
今日はSonoda(T)二段が全員を勝ち抜く結果となりましたが、一つ一つの試合は全て白熱した好試合でした。
一人目のMiyajima4級は稽古参加率も高く、元々の身体能力に努力が重なるのですから強くなって当たり前です。
足もよく上がるようになり課題であった力の配分もだいぶ上達してきました。
二人目は戦う歯科医のYagi1級です。
彼は足を負傷していますが試合になるとそれを全く感じさせません。
自分でレントゲンを撮り、大丈夫だと勝手に診断しているのです。もう何も言いません。
空手に関しては進歩し続けていて本当にどこまで伸びるかわかりません。
三人目はSinozaki初段です。
彼の変幻自在な空手は大変ユニークで面白いものを持っています。体力もありもう少し横への変化とあと一歩踏み込んでの蹴り技がでるようになれば飛躍的に強くなるはずです。
四人目のNakazawa1級は膝の故障で10人組手のチャレンジが延期されましたが今回いよいよ挑戦の運びとなりました。
Yagi1級とはいつも緊迫感の漂う展開となっています。
筋肉質の体で技の一つひとつに重さがあります。ポイント争いより実戦向きの空手です。
スタミナの配分もだいぶ考えた組手になっています。
五人目は最近安定感もでてきたMorikawa初段です。
今日もお互い白熱した試合を展開しました。
共に蹴りも突きも自在に駆使しますので目が離せません。
後か聞いたのですがSonoda(T)二段の後ろ蹴りが中段に入った時Morikawa初段はかなり効かされたようです。
現空研は中段は効かさないと技有をとらないので、実際は効かされても何食わぬ顔で戦闘意欲を示していれば審判もそこまでは気づきにくいものです。
このように致命傷に近い攻撃を受けても瞬き一つせず表情もいっさい変えずに対処する事は実戦においては極めて大事な能力です。
彼にはそうした丹力、精神力があります。
最後の六人目はHirayama初段です。
彼も世田谷道場の強豪の一人で、強さに安定感があります。
姿勢が常に前向きでどんな劣性になっても決してあきらめず、逆転の勝利をすることもめずらしくあそれでもりません。
今日は絶好調のSonoda(T)二段が相手でしたが終始積極的に攻めました。
しかし中盤、カウンター気味に放たれたSonoda(T)二段の上段回し蹴りは直前まで視界に入っていなかったようでもろに受けてしまいました。
それでも最後まで逆転を狙う気迫で上段突の有効を返しますが、そこで時間切れとなり、Sonoda(T)二段の優勝となりました。
熱さと湿度で最悪の環境でしたが、皆脱力も意識したレベルの高い稽古になりました。
左 Miyajima4級の上段回蹴 右 Sonoda(T)二段 奥 Miyajima4級 手前 Sonoda(T)二段の上段突(有効)
左 Sonoda(T)二段 右 Yagi1級 左 Sonoda(T)二段 上段突 右 Yagi1級 上段突
左 Sonoda(T)二段 右 Sinozaki初段 左 Sinozaki初段 右 Sonoda(T)二段
左 Sinozaki初段 右 Sonoda(T)二段 左 Sonoda(T)二段 右 Nakazawa1級の上段突
左 Sonoda(T)二段の上段突 右 Nakazawa1級 左 Sonoda(T)二段 右 Morikawa初段
左 Sonoda(T)二段 上段後回蹴 右 Morikawa初段 左 Sonoda(T)二段 右 Morikawa初段かかと落とし
左 Sonoda(T)二段 後蹴 右 Morikawa初段 左 Sonoda(T)二段 上段突(有効) 右 Morikawa初段
Hirayama初段 Sonoda(T)二段の上段回蹴(技有)をもらう Hirayama初段 上段突(有効)で返す
2013/07/21
本日は参議院選挙の日でしたが、現空研は昼は我孫子、夜は目黒で稽古を行いました。
どちらも充実した稽古ができましたが、夜の目黒道場はオーストラリアから剛柔流のステファン五段と神田錬成館のYamamoto師範が出稽古に来られましたし、我孫子道場のIkeda三段がお弟子さんのKato1級を連れての出稽古と多士済々の陣容でした。
現空研は東京道場のメンバーはNito三段、Sonoda(T)二段、Endo二段、Saisyo二段、Uchida二段、Tobe初段、Suzuki1級などの強豪が揃いました。
稽古の前ステファンさんと少しお話ししました。
日本は二度目だそうです。
お父さんがオーストラリアで剛柔流の道場を開いており、6才の頃から空手を始めたそうです。
子供の頃は分けもわかからずやらされていたのでいい加減だったというお話でしたが、これはいずこも同じで、しっかりとしたモチベーションが生まれるのはある程度の年齢になってからというのは自然なことです。
現在35歳ということですから約30年間空手を続けていることになります。
私が今日は今までオーストラリアでやっていた流儀で構いませんからそれで稽古に参加しましょうと言うと、いや今日は現空研の空手を覚えたいので、基本や形もできる限り現空研のやり方を教えて下さいというお話でしたのでではそういたしましょうとお答えしました。
実際に基本稽古に入ると、基本は同じ剛柔流ですからほとんど違いません。特に突、蹴りの基本に関してはさすがに五段という内容で非の打ちどころもありませんでした。
海外の空手道場にはこれが空手かと思わせるようなものもありますが、ステファンさんの基本を見てさすが神田錬成館の支部道場だなあと深く感心しました。
今日はメンバーの質が揃っていましたので、最初に軽い乱取を行い、ステファン五段に現空研流の空手を掴んでもらい、次に防具を着用したライトコンタクトルールでの勝抜戦にも参加してもらうことにしました。
またなるべく多くの会員たちとステファン五段の組手も行いたいので、後半に指名試合をすることにしました。
勝ち抜き戦1回戦 左 出稽古のKato1級の中段回蹴 右 Suzui1級 左 Kato1級 右 Suzuki1級 上段突(有効)
Kato1級は我孫子道場には何回が出稽古に来られていますが東京には初めてです。
今回は中段の回蹴の良いのが何本も見られました。着実に強くなっています。
Suzuki1級は10人組手を控えて技術、気力とも充実しています。また平常心を保つ事ができています。
2回戦 左 Suzuki1級 右 Tobe初段の上段逆回蹴 左 Suzuki1級 右 Tobe初段 相打ち
二回戦はTobe初段の登場です。Tobe初段は劇的な減量に成功しています。何とその秘訣はビールをノンアルコールのものに替えたとういだけのものです。
ちょっと信じられない内容なのですが現実に10kgの減量に成功しているのです。無理なダイエットではないので筋力は落ちていません。
左 Tobe初段 右 Endo二段の上段回蹴(技有) 左 Endo二段 右 Tobe初段の上段前蹴
三回戦はEndo二段の登場です。Endo二段は仕事の関係で最近なかなか時間がとれないようで今日は久しぶりの参加ですが動きは全く落ちていませんでした。
鋭い上段回蹴や逆回を連発して技ありをとります。一方Tobe初段も前蹴や上段突で応戦しますがポイントまでにはいたりませんでした。
したしさすがに黒帯同士のレベルの高い組手となりました。
左 Endo二段 右 Mさんの初心者とは思えない回蹴 左 Endo二段の上段かぎ突(皮一枚の寸止) 右 Mさん
四回戦は番外となりますが、体験者のMさんとEndo二段の対戦です。
前回はGパンだったので足を上げにくかったと思いますが今日はトレニングウエアでしたので足が軽く上がります。身長も190Cm近くあって運動神経も良く、大変な素材の持ち主です。ぜひ続ける事をお勧めします。
奥 Saisyo二段の振り打ち(有効) 手前 Endo二段 左 Endo二段(合わせ一本) 右 Saisyo二段
五回戦は現空研壮年部重量級準優勝のSaisyo二段の登場です。Saisyo二段も最近公私ともに多忙で中々稽古に参加できなかったのですが、やっと時間がとれるようになりこれから稽古にも出られるようになりそうだというお話を伺いました。
この二人は久々の対戦となります。
開始早々 Endo二段の上段回蹴が決まります。(技有) しかしすぐにSaisyo二段が反撃して上段の振り打ちで返します(有効)
しかし、終了間際またしてもEndo二段の大技上段の逆回蹴がさく裂し合わせ一本で勝利しました。
左 Uchida二段の上段突(有効) 右 Endo二段 左 Endo二段の逆回蹴 をかわして 右 Uchida二段の上段突(有効)
六回戦はUchida二段の登場です。現空研大会では一般部重量級の優勝者で無差別級優勝の実績もある強豪です。
お互いパワーファイターですが小技もそれぞれ切れるものを持った二人です。
今日はやはりブランクの長かったEndo初段が自分の間合いを掴まないうちにUchida二段の上段突を食う結果となりました。
しかし勝負は瞬間の差であり緊迫感のある試合展開でした。
七回戦で いよいよステファン五段の登場です。 Uchida二段とは身長185、体重100kg 程度でほぼ互角です。
Uchida二段は若くてパワーも技も併せ持つ強豪ですが、これくらいの体格になると日本人ではなかなか同じくらいの体格の稽古相手は少なくなります。
そういった意味でも今日は貴重な体験となりました。
互いに初めてで勝負を決する試合ではないので様子を見る静かな始まりでした。
しかし中盤からはお互いに慣れてきてそれぞれの特質を見せる展開となってきました。
Uchida二段は相手の出鼻をおさえてカウンター気味の飛び込む上段突きを見せ、一方ステファン五段は伝統系的なきれいな中段突きを見せてくれました。
延長戦となりましたが互いに決定的なポイントはなく、僅差判定でステファン五段の勝利となりました。
左 ステファン五段 右 Uchida二段 お互いに礼 いよいよ試合開始です。
右 Uchida二段の上段突 左 ステファン五段の前蹴
左 ステファン五段のきれいな中段突 右 Uchida二段の前蹴
左 ステファン五段 右 Uchida二段の上段突 左 Uchida二段 右 ステファン五段の前蹴
八回戦はSonoda(T)二段の登場です。
今回の現空研大会では中軽量級で優勝しました。前回は無差別級でも優勝しています。
この組手は今回の勝ち抜き戦では最もエキサイティングな展開となりました。
身長差はさほどありませんが体重は30Kg程度違います。
スピードはお互いありますが、ステファン五段からみればこれだけ変幻自在に動く相手はオーストラリアでは少ないと思います。
一方Sonoda(T)二段もこれだけの体格で伝統系の技をスピーディーに駆使する相手はあまり経験がありません。
内容は突き技対蹴り技という展開となりました。
出だしは互いに相手の動きを探る形となりました。
Sonoda(T)二段は距離を掴むとすぐ、回蹴、後蹴と蹴り技をたたみかけていきます。
ステファン五段もすぐ応戦し突主体で攻めていきます。
Yamamoto師範がすかさず、「もっと待て、ゆっくりと相手を見ていけ」と英語でアドバイスの声をかけます。
カウンター攻撃の上手いSonoda(T)二段のパターンを読んだ適切なアドバイスです。
しかし初めての道場で異なるルールの元で戦うのですからなかなかすぐには体は反応できません。
激しい接近戦の攻防が続く中、Sonoda(T)二段の上段回蹴が顔面を捉え技有を取ります。
その後も互いに攻める積極的な攻防が続き ステファン五段も鋭い上段突で有効を奪います。
結果はSonoda(T)二段が上段回蹴の技有を決め手として勝利します。
ステファン五段の格調高い空手、日本人が失いかけている武士道を感じさせる立ち居振る舞いに大きな拍手が起こりました。
左 ステファン五段 右 Sonoda(T)二段 試合開始 開始早々しなりのある上段回蹴で攻める Sonoda(T)二段(右)
Sonoda(T)二段の上段回蹴を剛柔流の基本的な内受けでしっかりブロック 左 ステファン五段のきれいな上段順突 右 Sonoda(T)二段
左 ステファン五段の上段突きを内受でブロックするSonoda(T)二段 右Sonoda(T)二段の上段回蹴を外受でブロックするステファン五段
左 ステファン五段 右 Sonoda(T)二段の上段回蹴(技有) 左 ステファン五段の中段逆突 右 Sonoda(T)二段
左 ステファン五段 右 Sonoda(T)二段の上段回蹴 左 ステファン五段 右 Sonoda(T)二段の上段回蹴
九回戦は我孫子道場からの出稽古Ikeda三段です。
Ikeda三段は各種他流派大会にも多く参加し多くの優勝、入賞実績の持ち主です。
この二人の試合は一瞬も目が離せません。審判も緊張します。
それぞれ個性は違うのですが、全方位隙が少なく突、蹴ともスピードがありカウンターが得意であることなど交錯した攻防が多いからです。
しかし今回は前半の甲乙付けがたい緊迫した内容にもかかわらず延長戦ではあっけなく勝負が付きました。
開始早々Sonoda(T)二段のノーモーションの前蹴りが吸い込まれるようにIkeda三段の顔面に決まったからです。
Ikeda三段も魔が差したというか本当に虚を突かれた感じて苦笑いがでていました。
今回はこうした結末になりましたが通常はヒリヒリした攻防戦になるのが常です。
左 Sonoda(T)二段 右 Ikeda三段の前蹴 左 Ikeada三段 右 Sonoda(T)二段の上段前蹴(技有)
十回戦(決勝戦)はNito三段対Sonoda(T)二段となりました。
内容は決勝戦にふさわしい厳しく、面白い展開となりました。
この二人は互いの長所、癖を知り抜いています。
しかし互いに研究熱心で進化し続けていますので毎回異なった展開になり、そこが見ている者にも新鮮な感動を与えるのです。
今日は互いに積極的に攻め合う展開となり、突き蹴りのバランスも互い良く、中間距離での戦いが主体となりました。
全体に紙一重の攻防が続きますが本戦は引き分け。延長戦もさらに厳しい展開となりますが双方決定的なポイント差はなく、引き分けとなりました。
左 Nito三段の上段逆回蹴 右 Sonoda(T)二段 スウェーで紙一重で避ける。左 Sonoda(T)二段の上段後蹴 右 Nito三段これまた紙一重で避ける。
互いの上段突をセオリー通り外側に外しつつの見事なカウンター攻撃の交錯 左 Sonoda(T)二段の後蹴を体を寄せて防ぐ 右 Nito三段
もつれ合う接近戦の中で右NIto三段の意表を突くすくいあげるような後蹴 左 Sonoda(T)二段の飛蹴 右スウェーで避けるNito三段
勝抜戦の後は突に特化した稽古で、倒すための突、現空研独特の相手の筋肉の鎧を突き破るような突の出し方を講習しました。
防具を着用してお互いフルパワーで攻撃し合うのですが、慣れないと興奮と力みでパワーが空回りし結果的に効かすことができない表面的な突きになりがちです。
ステファン五段はパワーもスピードもあるのですが、現空研の技術を付加することでまだまだ威力を増すことができます。コツを教えてNito三段と対戦するとさすがに本的な技術がしっかりしているのでどんどん威力が増していくのがわかりました。
手首に秘密があります。 私が手本を示します。防具にめりこむ様子がわかります。
最初は力いっぱい突いても防具にめりこむようには突けませんがかなり良くなっています。 力はあまり使いません。意識の持ち方と脱力、固定が大切です。
Nito三段が完全に脱力した状態で突いていますが、かなりの威力があります。
つづく
2013/07/21
我孫子昼の部は先週20数年ぶりに復帰したTasiro初段が本格的に稽古を再開しました。
今日は酔っ払い師範やKitajima二段その他の対戦で往年の勘をだいぶ取り戻してきました。
スピードが衰えておらず驚かされました。
後はスタミナの養成と筋力や骨格を少しづつ鍛えて元に戻していくことです。
しかし、今日の調子を見ているとぞさばあっという間にやりとげるでしょう。
後は脱力を追及して生きの長い武道人生を送れるような技術を極めていってもらいたいと思い巣。
また今日はKunii初段、Unou親子や東京道場のWatanabe初段も参加して面白い組み合わせ の稽古が多くできました。
左 酔っ払い師範の回蹴 右 Tasiro初段 左 酔っ払い師範 右 Tasiro初段の裏拳
左 Watanabe(R)初段の上段回蹴 右 Uno二段 左 Uno二段 右 Watanabe(R)初段の上段突
左 Watanabe初段 右 Uno二段の重い中段突 左 Kunii初段の回蹴 右 Kitajima二段
左 Kunii初段 右 KItajima二段 奥 Watanabe(R)初段 手前 Uno(T)8級の上段突(有効)
左 Uno(T)8級 右 Watanabe(R)初段の上段逆突 左 Watanabe(R)初段の上段回蹴(技有) 右 Uno(T)8級
左 Watanabe(R)初段 右 Uno(T)8級の上段回蹴 左 Tasiro初段 右 Kitajima二段の上段回蹴(技有)
左 Tasiro初段のカウンターの上段突(有効) 右 Kitajima二段 左 Tasiro初段 右 Kitajima二段の上段回蹴
左 Tasiro初段の上段突(有効) 右 Kitajima二段
2013/07/20-2
明日の目黒道場には我孫子道場のIkeda三段も出稽古に来ます。
その時お弟子さんのKatoさん(我孫子道場には何回が出稽古に来られています)、時間の都合がつけば中学生の息子さんも一緒に来られるとの事です。
また明日来られる神田錬成館の豪州支部長の息子さんは35歳だそうです。
中身の濃い稽古ができそうです。会員の皆さんはなるべく参加してください。
2013/07/20
本日剛柔流神田錬成館の山本先生からメールをいただきました。
明日の目黒道場に出稽古に来られるそうです。
豪州に神田錬成館の支部が多くありますが、その中のある支部の道場長のご子息とご一緒するそうです。
6フィート100キロの偉丈夫だそうです。
海外の体格の良い選手との稽古はとても良い経験となりますので、普段日曜日の稽古にはあまり参加してない会員もぜひ参加してください。
対決ではありません。友好的でお互いに実りのある機会を作れたらと思っております。
2013/07/17
我孫子
アメリカ在住で夏休み日本に帰国し現空研に入会したFusakoちゃんがアメリカに帰りました。 (お母さんはこの白山中学校のご出身です。)
今日が日本でのこの夏最後の稽古となりました。
最後にお手紙をいただきとても嬉しかったです。
アメリカの極真道場でアメリカの男の子に一度負けたけど今度はがんばると力強く言ってくれました。
(お手紙の絵がその時のものかな)
英語は勿論のこと、日本語もちゃんと漢字がかけて日本の武道も一生懸命がんばる。
文武両道の道これからも続けて下さい。
来年は昇級審査を受けられるように頑張ってね。楽しみにしています。
本日はTakagi夫妻とNakagawa初段が久しぶりの参加です。
アビ二段は空手衣が破れたので新調しました。その間のトレーナ姿で見学者ではありません。
それとは別に本日は見学者の方(Sさん)が来られました。
Sさんは運動不足の解消をしたいということで、稽古内容が自分が続けられるかの確認のためでした。
現空研は社会人が主体ですから稽古の開始時刻や退場時刻は個人でフリーです。
仕事の都合で遅れる事や休む事などは一切気にする必要はありません。要は継続できるか否かということが(柔らかな決心)が一番大切だというお話をしました。
今日は見学だけの予定でトレーナーなどの用意言うされてなかったのですが学生時代に合気道の経験があるということもあり、軽い体験稽古を行ってもらいました。
スピードもパワーもあり、すぐ強くなるタイプです。
基本稽古
見学者のSさんを指導するHayasi二段 左 Takagi二段 右 Kamioka(アビ)二段 の迫力ある組手
左 Miki4級 右 Takagi初段 久しぶりの女子対決
左 アメリカ極真のFusakoちゃん 右 Miki4級 左 Takagi初段 右 Fusakoちゃん
見学者のSさんと体験組手をを行うTakagi二段 勝抜戦 左 Abe2級 右 Takeda初段
左 本日の勝抜戦の優勝者 Hayasi二段 右 Takeda初段 左 Takeda初段 右 Nakagawa初段 乱取
2013/07/16
世田谷
少年部の新会員たちの組手は日に日に上達し、ちゃんと空手の試合としてなりたつまでになってきました。
本当にこのくらいの年の子は砂に水が吸収されるように新しい知識や技術その他を覚えていきます。
まさに黄金の時期です。
勉強ももちろん大切ですが、運動や音楽もできるだけ体験させておくことが子供の人生をより豊かにしていきます。
特に日本の武道は世界に例を見ない独自の素晴らしい文化です。
新の国際人はまず自身の立ち位置(日本人なら日本の文化や作法、価値観)が揺るぎないものである必要があります。
自分自身が何者であるのかが明確でなくふらふらしている人は、たとえ多少英語ができても外国に住んでいても存在意義は薄いものになります。
そういった意味で日本の武道を子供の頃から稽古するということは日本で生活するのは勿論の事、外国に出て行っても大きな精神的なよりどころとなり、それは外国の人から見てもとても存在感があって、友人になりたいと思う人が大勢できると思います。
国際化とは、世界の考えを世界の人口で割った平均値のような無国籍の考えをのっぺりと持った英語だけペラペラしゃべる無個性の人を作ることではありません。
仕事は当然として英語もでき、空手もでき、そして日本の文化も他の国の文化も尊重できる大きな心を持った大人に成長してもらいたいと思います。
左 Yosiharu君 右 Hinanoちゃん 左 Yosiharu君 右 Hinanoちゃん
左 Mao君 右 Hinanoちゃん 左 Mao君 右 Hinanoちゃん
左 Suguru君 右 Mao君 左 Suguru君 右 Mao君
左 Suguru 君 右 Masahiro君 左 Masahiro君 右 Suguru 君
左 ItoTeruki4級 右 Abe Suguru君 奥 ItoTeruki4級 手前 Abe Suguru君
4年生のItoTeruki4級はさすがに上級者としての空手です。余裕をもって相手の良いところも引き出しつつ決めるシーンは的確に決めます。
2013/07/14-2
目黒(池ノ上)の稽古です。
昼の我孫子から池ノ上に車で移動中物凄い雷雨に襲われました。雹(ひょう)も降ってきました。最近の天気は状況が激変するので本当に驚きます。
車に雹(ひょう)の当たる音はかなり凄かったです。
池ノ上に着いた頃には止んででいましたが。
今日は見学の方が来られました。
空手の経験は全くないということでしたが身長が185Cmあり、体重もバランスが取れています。
基本をやっても柔軟性があり、年齢も若いので体験組手をやってもらいました。
初めてなので遠慮して突いたり、蹴ったりしていましたがそれでも結構重く、大き潜在能力の持ち主だと感じさせます。
次回も楽しみです。
Matuno君の動きが良いので、今日はHayasi(Y)初段と組手をやってもらいました。
防具を着用せずに行ったのですが、Matuno君が飛び込みながらの上段突に入ったところをタイミングの良い前蹴のカウンターをもらい効かされてしまいました。
本当に軽く当てただけのカウンターなのですが飛び込んだ直後のタンミングで防具もな無かったこともありこういう結果になりました。
技が決まる時は本当に力入れていな事が多く、タイミングが全てだということがここでもわかります。
お互い良い勉強になったと思います。
左 Matuno君の上段突 右 Hayasi(Y)初段のカウンターの中段前蹴が決まる。
左 長身の見学者Mさんの回蹴 右 Sonoda(T)二段
2013/07/14
本日は我孫子道場に懐かしい会員が顔を見せてくれました。
押忍と言ってNakabachi師範と一緒に入って来た顔を見てすぐ思い出しました。
名前はとっさに出てきませんでしたが顔ははっきりと覚えています。
拳誠会当時の黒帯、Tasiro初段でした。
最近復活したNoguchi2級がまだ高校生で在籍していた時代ですから20年以上前になります。
拳誠会時代に結婚し黒帯を取った頃はお子さんがまだ小さかった頃です。
今では二人のお子さんも独立し、時間ができたのでこのままでは体もなまってくるということで空手再開を決断したそうです。
入ってくるなりNoguchi君の事は覚えていて、「あっ高校生だったNoguchi君」とすぐ声をかけていました。
そうこうするうちにまた懐かしい顔が。
Kobayasi師範です。
彼は父親が亡くなり、二代目として家業を継いだのですが職人の世界で経営者として忙しくなったうえ、世間はバブル崩壊から長い不況に突入する時期と重なり空手をやる時間的余裕がなくなっていったのです。
最近は稼業も順調になり時間的な余裕もできてきたということで、復帰する事にしたそうです。
我孫子は、Arai1級をはじめ壮年、熟年で空手をはじめたり、復帰する人が増えています。
現空研の生涯空手の実践者が増える事は私の理念が実現しているということでこれ以上の喜びはありません。
我々は死ぬまでパワフルなおやじで有り続けたいと思っています。
なお、今日は東京からの出稽古組も多く、最近常連のNamekawa二段、Suematu二段、Miyajima4級も顔を見せてくれました。
写真 左よりOyuri3級 Tasiro初段 Nakabachi師範 Sonoda会長 Kobayasi師範 Namekawa二段 Noguchi2級 Miyajima4級
左より Oyuri3級 Miyajima4級 Noguchi2級 Nakabachi師範 Tasiro初段 Sonoda会長 Sonoda(I)初段 Kobayasi師範 Namekawa二段 Suematu二段
組手は東京からの現役二段同士の組手から始めました。
Namekaw二段、Suematu二段、共に技のスピード、切れでは定評のある二人です。
期待に違わず双方鋭い技の応酬となりました。
Namekawa二段の足払いで相手を倒した後の相手に猶予を与えない的確な中段突が決まって有効。その後Suematu二段も得意の上段回蹴などで反撃するも巧にブロックされ有効打を得られません。僅差判定でNamekawa二段の勝利となります。
右 Namekawa二段の倒してからの突(有効) 奥 Suematu二段の上段回蹴 手前 Namekawa二段巧にブロッツク
今日一番興味深かったのが、復帰したTasiro初段対Noguchi2級の対戦です。
拳誠会時代はTasiro初段は30歳台前半のバリバリの黒帯、Noguchi2級はヤンチャな高校生です。
今日は50歳代と40歳台の対戦です。
拳誠会時代この二人は20数年後に同じ道場(場所は違いますが)で対戦することなど夢にも思ったことはなかったでしょう。
人生は本当に面白いものです。
内容は20年ぶりにもかかわらずTasiro初段が現役時代を彷彿させる厳しい攻めを見せました。
足払いで相手を崩してからの上段突や後回蹴など20年のブランクは全く感じさせない動きです。
Noguchi2級もきれいな上段回蹴などで反撃しますが、Tasiro初段の気迫に押され気味です。
こうしてTasiro初段は復帰第一線を勝利で飾るのです。
左 Tasiro初段の上段突(有効) 右 Noguchi2級 左 Tasiro初段 後回蹴 右 Noguchi2級
左 Tasiroi初段 足払いで相手崩し 上段突で決める(有効)
右 Noguchi2級の上段回蹴(やや浅くポイントなし)
Kobayasi師範も数年ぶりの組手ですが、乱取では結局的に動いて感を取り戻そうとしていました。
しかし知ってのとおり連日35度を上回る猛暑の中で、しかも最も気温の高い時間帯でのの稽古で皆滝のような汗でした。
左 Kobayasi師範 右 Suematu二段 左 Oyuri3級 右 Miyajiima4級
2013/07/13
日本一の寝技師 奥田義郎先生の思い出 (2013/07/13)
2013/07/08
今期の夏のイベントの件で会員ページの連絡事項を更新しました。会員は参照してください。
2013/07/03
我孫子道場は今日はかわいい新会員が誕生しました。
アメリカ在住のFusakoちゃんです。
アメリカの極真会館で稽古していますが夏休など日本に帰国した時に現空研で稽古することになりました。
もちろん正式な会員で昇級・昇段も狙います。
基本など細かい点では違いはもちろんありますが、基礎的な部分は多くの共通点があり、しっかりとできています。
また疑問点などきちんと質問したり、こちらの問いかけにもハッキリとYes、Noが言えるなどアメリカ社会のコミュニケーション文化を感じさせます。
我孫子の少年部Tetuo君と同い年で小学校3年生です。
今年は世田谷も3年生が多く、我孫子と世田谷の少年部の交流もやりたいなと思っています。
基本稽古
体慣らしの乱取(スパー) 一般部の組手 左 Arai1級 右 Takeda初段
少年部 FusakoちゃんとTetuo君の組手稽古 構えやルールの基本を覚えてもらいます。
ライトコンタクトによる自由組手 Fusakoちゃんは初めての現空研ルールの体験となります。 Tetuo君も丁寧に対応しています。
後半はFusakoちゃんも慣れてきて、組手がかみ合ってきました。アメリカの極真で基本ができているので対応は速いです。
Uno 姉弟対決。 弟のTetuo君の体力、技術が急速に進歩していますのでお姉ちゃんもたじたじです。
Fusakoちゃん Kimura師範から組手を教わる。 きれいな回蹴が出ています。
Tetuo君 Kimura師に挑戦 乱取 左 Hayasi二段対Oyuri3級 右 アビ二段対Fusakoちゃん
Uno二段 対 Arai1級 Hayasi二段 対 Uno二段
左 Uno二段 右 アビ二段の上段突(有効) 左 Uno二段の上段突(有効) 右 アビ二段
神前に礼 稽古 終了の挨拶
2013/07/02
東京は連日猛暑が続いています。
しかし世田谷道場は少年部も一般部も活気があります。
今日は少年部の新会員たち同士の組手をやってみました。
本来はもう少し先にするのですが今年の新会員たちは皆熱心で休みも少なく何よりやる気がみなぎっています。
ですから少し早かったのですが全員にやらせてみました。
そしたら皆期待以上の動きをします。
特に最年少はまだ幼稚園と一年生ですが、ちゃんと組手になっているのです。これは驚きです。
この年齢ではまだ、組手の意味もわかりませんのでめちゃくちゃに動きまわるのが常です。これでも良いのです。
しかし今年は違いました。まだまだ基本稽古の時は手中力が途切れてふざけたりしていますが(これも正常です)組手になると集中できるのです。
将来が楽しみです。
現在現空研の少年部の上級生は全員が水準以上の力を持っています。何もわからない下級生の子たちに合わせた組手を行ったり、注意したり、指導しなければならない場面に遭遇します。
出来ない人に自分の技術を伝える能力も人として大切な技能の一つです。空手を通してこういう技能も獲得してくれたらと願います。
現空研少年部 最年少の二人 生き生きと組手を楽しんでいます。 教えた事を砂が水を吸収するように覚えていきます。
少年部の新会員の女の子。天性の体の柔らかさとバランス感覚の持ち主です。 上級生の男の子はちゃんと相手を怪我させない配慮をしています。
まだ初めて数か月とは思えない組手です。末恐ろしい。
カギ打の説明
一般部は限られた時間で年齢を超えた最強の自分を作るための重要なポイント、筋力をコントロールするための新たな神経回路の構築の必要性とその方法論について説明と実践を行いました。
疲れない体を作るということは最強を目指すには欠かせないポイントです。真夏の今こそこういう能力を鍛えるにはもってこいの環境なのです。
ただし、水分のロードは丁重に行うように。
稽古の最中は勿論のこと、少なくとも始める30分くらい前には十分な水分補給をしておきます。のどが渇いてからでは遅すぎます。
手と足の動きを完全に独立させる稽古。
2013/06/25
世田谷第二道場の稽古です。
少年部は新会員たちもだいぶ慣れてきて、大きな声も出るようになってきました。
まだまだ、基本動作をおぼえていく段階ですが、実際の組手も少しづつ体験して基本動作との関連を体で覚える事も大切です。
足の運び(運足)は実戦においては最も重要な基礎の一つですが、大人でもはすぐには会得できない簡単そうで難しい技術の一つです。
知識として覚えるだけではなく体で覚えて自然に反応できなければ実戦力にはなりえません。
少年部でも白帯から黒帯まで常に反復稽古するようにしています。
少年部の運足稽古
少年部の運足を意識した乱取。一般部の黒帯も参加して指導を行います。
少年部 中学生同士の組手です。
Ito初段 と Take1級は現在の少年部の最上級者でそれぞれの段級にふさわしい実力の持ち主です。
ともに積極的な組手が特長で今日も気迫のこもった組手を展開しました。
Tuji2級はお兄ちゃんも中学生で初段をとった少年部の強豪です。Ito4級も中学生のIto初段の弟で突き、蹴りともにバランスの良い組手をします。
パワーは上級生のTiji2級の方が上回りますが、決して一方的に押される組手にはなりません。
今日も互いの得意技を出し合う良い組手となりました。
小学校3年生同士のWatanabe7級とTake(o)7級ですが、入門当時からのライバルで二人とも随分強く、上手になりました。
最近下級性が大勢入門してきましたのでもはや少年部の中堅クラスとして頑張っています。
今日は一般部は我孫子道場のIkeda三段が出稽古に来ました。
Ikeda三段は我孫子でもトップクラスの実力者です。
今日は現空研大会無差別級準優勝のMorikawa初段や研究熱心で常に進歩を続けているMizuo二段その他有力な黒帯がそきろいましたので面白い勝ち抜き戦ができました。
新会員になったHorita君も元気に参加しました。
今日は見学者の方が来られましたが、長身で贅肉のない見事な筋肉の持ち主です。
聞いてみると長くレスリングをやっていた方でした。
空手の経験はないということでしたが、身体能力や潜在力の高さを感じさせます。ぜひ続けていただきたいと思います。
最近目立つ進歩を見せているのがSaito3級です。
伝統系の経験が少しありますが、フルコンは全くの初心者からの出発でした。
音大のピアノ科出身で職業も音楽関係で、性格も見た目どおり温厚でとても格闘技をやっているようには見えません。
しかし独特のリズム感の持ち主で相手の出鼻を捉える上段突が最近面白いように決まり始めました。
今日は体力もあり実力もあるMiyajima4級と好勝負を演じ、上段突きで判定勝を収めました。
次はこれまた10人組手を控えたSuzuki1級を相手に善戦します。
勝負は僅差で敗れますが、上段突の有効をとるなど接戦でした。
まだまだ基礎的な体力や威力を向上させなければなりませんが、進歩のスピードは速く今後が楽しみです。
左 Miyajima4級の上段回蹴をかろうじてブロックする右Saito3級 左Saito3級の上段突(有効) 右 Miyajima4級
左 Suzuki(S)1級の後蹴 右 Saito3級 左 Suzuki(S)1級 右 Saito3級の上段突
女子部のIriyama(Y)3級も着実に実力を上げている一人です。
彼女も音大の作曲科出身で見かけは格闘技とは無縁の楚々とした感じなのですがその組手は大変アグレッシブでパワフルなものです。
自分の距離に入ると気持ち良いくらい連打がでます。
今日は強豪のSuzuki1級から上段突の有効をとりました。その後返され、ポイントとしてはイーブンになりますがその攻勢を取って僅差判定勝ちとしました。
そのあとはこれまた10人組手を控えた世田谷の強豪Yagi1級が相手です。
Yagi1級は歯科医ですが戦うドクターで大学時代から培ってきた確かな技術と覇気で世田谷でも目立つ一人です。
Iriyama(Y)3級は彼にも臆せず果敢な攻撃をしかけます。さすがにポイントはとれませんでしたがあと少しの攻撃もありました。
奥 Iriyama3級の上段突(有効) 右 Suzuki1級の上段突(有効)
左 Yagi1級 右 Iriyama3級の上段突(既に上段突を決められた直後なのでポイントはなし)
右 Yagi1級のきれいな上段突(有効)
次は我孫子から出稽古のIkeda三段の登場です。
Ikeda三段は我孫子でもトップクラスの実力者です。大会などのイベントを除くと、世田谷の会員はなかなか対戦の機会がなく、今日はなるべく多くの会員と対戦の機会ができるように勝ち抜き戦も黒帯の先頭に配置しました。
Yagi1級との試合はなかなか緊迫したものになりました。
共にスピードがありますので勝敗は一瞬で決まる事が多く審判も緊張します。
互いに相手の出方をうかがう展開となりますが、最初にIkeda三段がジャンプしながら飛び込んでの上段突を狙います。
これが相手の機先を制して有効となり、その後Yagi1級も懸命の反撃を試みますが有効打は得られず延長の末僅差判定でIkeda三段の勝利となります。
次の対戦はHirayam初段です。
Hirayama初段は伝統系の出身ですが、現空研の在籍も長く、オールラウンドな組手技術の持ち主です。
得意技は上段の突でタイミング良い的確な技の持ち主です。
Ikeda三段も上段突は得意技の一つで互いのスピードは感じていますので本戦は互いに相手を伺う展開となりました。
動きが出たのは延長後半です。満を持して歯なったHirayama初段の上段突きが見事顔面をとらえ有効をとります。
すかさずIkeda三段も上段突きで反撃しますがやや浅くポイントになりません。
結局このポイント差が決め手となりHirayama初段の僅差判定勝となりました。
左 Ikeda三段の上段突(有効) 右 Yagi1級 左 Yagi1級の中段回蹴 右 Ikeda三段
左 Ikeda三段 右 Hirayama初段の上段突(有効) 左 Ikeda三段の上段突(やや浅い) 右 Hirayama初段
次は新会員Horita君です。
Horita君は自衛隊員で格闘技の経験があります。筋肉質の体で身体能力も高いのですぐ上達するでしょう。
キャリアのあるHirayama初段はなかなか崩せません。
左 Hirayama初段 右 Horita君の中段回蹴 右 Hirayama初段の逆回蹴(技有)
次は現空研大会無差別級準優勝のMorikawa初段とHirayama初段の対戦です。
パワーのあるMorikawa初段とスピードのあるHorayama初段の対戦で、いつも激戦になります。
今日も双方の持ち味が出る良い組手でした。
Morikawa初段の相手の両手を殺す強引な上段回蹴が見事に決まります。
Hirayama初段も上段突で返しますがMorikawa初段が勝ちを収めました。
左 Hirayama初段 右 Morikawa初段の上段回蹴 左 Morikawa初段 右 Hirayama初段の上段突
次はMorikawa初段とSinozaki初段の対決です。
この二人は住まいも近くお互い自主トレールングも良く行っていてSinozaki初段は公私ともに弟弟子のような存在です。
Sinozaki初段はバワーもあり順調に進歩してきました。
普段は仲の良い二人ですが組手となるとお互い容赦はありません。
今日は互いに顔面の有効を取り合う展開となりましたが僅差判定で兄弟子のMorikawa初段の勝利となりました。
左 Morikawa初段 右 Sinozaki初段の上段突(有効) 左 Morikawa初段の上段突(有効) 右 Sinozaki初段
決勝戦はMorikawa初段とMizuo二段の対戦となりました。
Mizuo二段も現空研大会では多くの入賞経歴をもっています。スピードのある突きと鋭い前蹴が武器です。最近は回蹴も研究して技の幅が広がっています。
この二人は稽古でも良く対戦します。大体Morikawa初段の回蹴、踵落 対 Mizuo二段の上段突、前蹴の応酬になることが多いのですが今日も典型的なそのパターンでした。
開始早々Mizuo二段の上段突がきまり、そのあともダメ押しで上段突がきまります。本戦の残り時間もあとわずかで今日はこのままMizuo二段の優勝となるかなと思っていたやさき、終了まぎわでMorikawa初段得意の踵落としがさく裂します。
極めて至近距離からの攻撃だったため、Mizuo二段は蹴り足が全く視界に入らなかったようです。
ここでポイントはイーブンに戻ります。
その後延長戦にもつれ込みますが、互いに攻勢をかけますが有効技はとれず、僅差判定でMorikawa初段の勝利となりました。
左 Morikawa初段 右 Mizuo二段の上段突(有効) 左 Morikawa二段の踵落(技有) 右 Mizuo二段
今日はせっかく我孫子からIkeda三段が出稽古に来たので最後の決勝戦を戦った二人と特別模範組手を行ってもらいました。
最初は今日の勝者Morikawa初段です。
開始早々Morikawa初段の得意技接近戦での踵落が見事に決まり技有。
この攻撃はMorikawa初段の得意技の一つで至近距離であること、相手のガードを殺す事で初めての対戦者はかなりの上級者でももらう事が多い技です。
そのあとIkeda三段も猛攻しますが時間切れでMorikawa初段の勝ちとなります。
その後連続でMizuo二段との対戦を行ってもらいます。
連続の対戦でさすがのIkeda三段も消耗していますが、延長戦にもつれ込む激戦の末有効の上段突を極め勝負を決めました。
ただこの試合はMizuo二段は敗れはしましたが、得意技の前蹴、上段突の他、体重の乗った重い回し蹴りを見せてくれました。
Ikeda三段は巧にガードしてポイントは取れませんでしたが新しい技にチャレンジするMizuo二段の姿勢は皆見習ってほしいと思います。
左 Ikeda三段 右 Morikawa初段の踵落 左 Ikeada三段の右上段突 右 Morikawa初段
左 Mizuo二段の見事な上段回蹴 右 Ikeada三段 左 Mizuo二段 右 Ikeada三段の上段突(有効)
稽古の組手では負ける回数に比例して強くなるというお話をしました。
2013/06/23-2
目黒道場では関節技の個人指導を行いました。
通常の立関節技の他、柔道や総合格闘技でも有効な送襟締や腕ひしぎ十字固を空手の動作の中で自由に使えるように私が昔からアレンジしてきたものを教えました。
プロの総合格闘技がテレビで放映される頃から打撃系の格闘技の評価が下がってきた感じがします。
空手は本来関節技や絞め技も存在し、特に剛柔流は打撃系の技を剛法、投げや絞め、関節系の技を柔法と呼び、その両方を極めるという意味が剛柔流という呼び方になったと聞いております。
近代の空手がもっぱら突き、蹴りを主体とした試合形式になったのは、大学を中心とした競技空手を普及させるため、寸止めルールとともに判定の公平性や安全性を考慮した結果だと思います。
しかし、本来の武道としての空手はそうしたスポーツ化の流れとは無縁の存在です。
ルールなしの勝負で最も効率良く相手を倒すための技術の集大成として進化してきたものであり、現空研はその常に原点を忘れずに進化しています。
まずは送襟締
これは、柔道やブラジリアン柔術でもポピュラーな技です。
相手の襟を使って頸動脈を締めます。
襟の後ろに首との隙間を作らないのがコツです。
掴んだ襟をまず下向きにしっかりと引っ張ります。
柔道衣と違い空手衣は薄いので技はかけやすいです。
相手が体を捻って逃げるのを防ぐ意味で足を絡めます。
上手に入ると右手(あるいは左手)一本でも決まります。
まず左手で襟を下に下ろし、右手でなるべく深く親指を襟と首の間に入れる。 相手はHayasi初段
頸動脈を締める感覚を互いに交代して体で覚えることが大切。 足を絡めて相手に逃げられないようにする。最初からこの体制になれればより良い。
送り襟締めが完全に入った状態 腕ひしぎ十字固め
腕ひしぎ十字固めは総合格闘技のようにグラブを着用した状態での技はやや変則的。
創世記の頃の昔の異種格闘技戦では大きなボクシンググラブを着用しての技だったので、ある意味掛けやすかった。
現在のオープンフィンガーのグラブでも素手の相手よりはかけやすいというか、互いに条件は同じなので素手とは若干異なったテクニックになっている。
空手の場合は素手が前提なのでコツはやや異なる。
殴られる、蹴られるというリスクの中での技の行使という視点が必要。
掴みにかかる相手の腕を機先を制して極める。回転して逃げる余地を与えないように極めることが重要。
空手の場合、相手の突き、蹴りを殺す方向で技を掛けることが重要。
2013/06/23
我孫子昼の部の稽古を行いました。
最近我孫子の昼の部は東京からの出稽古の会員が入れ替わり参加して毎回多彩な顔ぶれで稽古が面白くなっています。
今日はKin三段の参加で組手ががぜん面白くなりました。
また、最近組手に積極性が出てきたOyuri3級ですが今日も前に出る組手で一皮むけた感じです。
その他の常連の会員も相手が変ると緊張感が違いますので良い意味で刺激的な稽古ができたと思います。
少年部のUno(T)8級は小学校3年生ですが、毎回来るたびに上達しているのがわかります。
今日も一般部の上級者を相手に相手をしっかりと見て攻撃していました。
左 Oyuri3級 右 Kitajima二段 左 Kin三段 右 Oyuri3級
左 Izumi4級 右 Kin三段 左 Noguchi2級 右 Kunii初段
左 Kin三段 右 Izumi4級 左 少年部 Uno(T)8級 右 Kunii初段
左 Kin三段 右 少年部 Uno(T)8級 左 Kin三段 右 少年部 Uno(T)8級
奥 飛び込んでの上段突を狙う Kin三段 手前 Kitajima二段 左 Kin三段 右 Kitajima二段の上段逆回蹴
左 Kin三段 右 Kitajima二段 Kitajima二段
2013/06/19
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
怪我(空手ではなく家で料理中のアクシデント)で休んでいたTakagi二段が久しぶりの参加です。
今日はこの夏10人組手を控えたArai1級が連続組手に挑戦することになりました。
Arai1級は60才台ですが、年齢を全く感じさせない身体能力の持ち主です。
筋力もありますし、柔軟性は我孫子道場でもトップクラスです。
しかも、現空研に入門以来驚くべき速さで更に進歩しています。
今日は女子部のMikiちゃん以外は大多数が壮年以上という事もあり、年を取っても衰えない空手ということをテーマに基本稽古を行いました。
脱力というのは重要なキーワードですが、もっと大きな観点から自分の身体を無理なく、無駄なく、しかし効率良く動かすにはといった視点から技を見直そうというわけです。
武道というのは格闘という瞬間的場面だけでは語れません。
人間の一生を通じて、生き方としての哲学なのです。
人生において空手をどのような位置づけで自分に取り込むかということが大切なのです。
生涯空手を実践するための法則を研究しようということなのです。
世田谷道場のIwakiさんや我孫子道場のArai1級はそういった意味で良いお手本であり上級者も見習う点は多々あると思います。
本日はArai1級に着目して思うところを書いてみようと思います。
Arai1級は入門した時既に全空連の四段をお持ちでした。
なぜ、現空研に入門したのか、それは実戦的な組手をやってみたかったからということでした。
今までの道場が型(形)主体であるということでより実戦的な体験をしたいという気持ちは理解できますが、普通は60才を超えてしかも四段という段位(空手の段位は他の武道より総じて厳しく、二段以上は一般的な武道のかなりの高い段位に相当します)を持っていれば、その世界に安住したいと思う人が大半でしょう。
しかし、彼はあえて違う環境にチャレンジしたのです。
最初はやはりルールの違いもあり、組手中心ではなかった長い環境のせいもあり接近戦で打ち合う事も多い現空研空手には戸惑いを感ずるシーンも多く見受けられました。
しかし、しっかりとした基本と年齢を感じさせないすばらしいを身体能力でめきめき本来の力を発揮するようになっていきます。
普段の性格はきわめて温厚ですが一旦試合になるとそのその気迫と前向きな攻撃精神が正体を現します。
羊の皮を被った狼といった感じです。
私が彼を最も評価するのは、現在の自分に安住するのではなく何歳になっても常に未知の世界にチャレンジしていく前向きの精神です。
私は人間が新しい分野に挑戦していくのに年齢制限はないと考えています。
もう年だからという言い訳をする人は、たぶん若い頃もなんやかやの言い訳をして自分を開拓しなかった人だと思います。
やりたい、あるいはやるべきだと考えるなら、いつやるべきか。
今でしょ。
蹴りは腰で蹴ります。無駄な力みはかえって威力を減衰させます。
突きの威力は当たる瞬間の集中力で決まります。極めと言います。
脱力を意識した乱撃稽古
左 Takeda初段 右 Arai1級 突と蹴の交錯した瞬間です。 右 Arai1級の上段突
左 Takagi二段 右 Arai1級 左 Kamioka(アビ)二段 右 Arai1級
左 Kamioka(アビ)二段 右 Arai1級 左 Ikeda三段 右 Arai1級
左 Ikeda三段 右 Arei1級
Ikeds三段 二段蹴 Takagi二段 二段蹴
Takeda初段 二段蹴 Arai1級 二段蹴り あまり高く上がったのでカメラが追い付いていません。
2013/06/18
世田谷道場の稽古です。
少年部は新会員は全員揃って今日も元気に稽古ができました。
形の覚えが皆速くちょっと驚いています。
一般部の大人より速いくらいです。
この調子で行けば審査の前までに全員合格ラインに楽々届くでしょう。
まだ、大きな声を出すのが苦手な子もいますが、やがて慣れてきます。
一般部はHorita君が正式入会し今日から正会員になりました。
今日も基本、組手とも経験者らしく問題なくこなしていました。
特に組手はスムーズにできています。すぐ現空研ルールに慣れるでしょう。
今日はもう一人見学のNさんが来られました。
以前メールをいただいていたのですが仕事が忙しく今日になったそうです。
この方も子供の頃に格闘技をやり、大学時代は極真空手を2年半くらいやっていたということで基本はできています。
経験者なので乱取や体験組手をやってもらいました。
ブランク期間がだいぶ長かったので、体験組手は緊張したそうです。
動きは大変良く、体が慣れてきたらすぐ調子をとりもどしていくでしょう。
左Yagi1級 と 右体験組手のNさん 左 Yagi1級 右 新会員のHorita君
左 Miyajima4級 右 Iwakiさん 左 Miyajima4級 右 Iriyama3級
Iwakiさんは還暦過ぎて入門した方ですが、最近の上達ぶりはすごいものがあります。
思いっきりが良いというか決断力が速いというか、動作そのものがキビキビとしていて若々しいのです。外見も実年齢よりはるかに若くみえますし、とにかく活力を感じさせます。
今日もこれまた上達の速いMiyajima4級との対戦で相手の足を取って上段を攻める(写真)という高度なテクニックをみせてくれました。
最終的に一日の長があるMiyajia4級に僅差判定で敗れますが、中年過ぎて空手をはじめても短期間にここまで上達する人もいるのだという最高のお手本となっています。
女子部のIriyama3級は相手がどんな大男であっても常に前に出る勇気の持ち主です。
今日も大男のMiyajima4級の腕を掴んで殴りかかる(写真)というアグレッシブな戦法を見せてくれました。(関節を狙っていたのかもしれません)
左 Miyajima4級 右 Simada3級 左 Simada3級 右 Yagi1級
Miyajima4級と対戦したSimada3級は他流派フルコンで2段の腕をもっています。
顔面なしのフルコンルールでは圧倒的な力を発揮しますが、顔面ありのルールにやっと慣れてきた段階です。
それでも最初の頃とは全然ちがう距離感をつかんで本来持っている強烈な回蹴なども現空研ルールの中でも徐々に使えるようになってきました。
今日は次の相手がYagi1級です。
Yagi1級は今年10人組手にチャレンジする黒帯候補の一人で、高度なテクニックと覇気を併せ持つ強者です。
学生時代は伝統系の空手部で研鑽をつんでおり、伝統系でもフルコンでも戦えるオールラウンダーです。
さすがのSimada3級もYagi1級はなかなか崩せません。
左 Yagi1級 右Nakazawa1級 左 Yagi1級 右 Hirayama初段
次のYagi1級とNakazawa1級の組手は迫力のあるものになりました。
この二人は共にファイティングスピリットに溢れていますので当たるといつもこういう展開となります。
私はかならず軽めで行うように注意を与えるのが常です。
今日もお互い自制してはいましたが、互いの闘志を感ずる良い組手でした。
次のYagi1級とHirayama初段の組手も互いを知り尽くしているのでいつも緊迫感の漂うかみあって試合になります。
今日もお互い相手に肉薄する突き、蹴りの応酬となりました。
左 Hirayama初段 右 Yagi1級 左 Yamada初段 右 Yagi1級
次の対戦はYagi1級と最近復会したYamada初段との対戦です。
この二人は入門時期がかなり違うのでありる対戦した回数は多くありません。
Yamada初段はまだ復帰して間がなく、基本部所属ということなので、試合はライトコンタクト(軽く当てる)ということで行いました。
それでも互いに接近しての蹴りの応酬を見せたりなかなか迫力のある試合展開となりました。
左 Yamada初段 右 Yagi1級 手前 Kin三段 奥 Yagi1級
今日は決勝戦はYagi1級対Kin三段となりました。
Kin三段は持前のスピードのある蹴り技で攻勢をかけますが、Yagi1級も負けていません。
ややKin三段優勢のまま明確なポイント差はないまま終了しました。
今日は延長戦は無しで試合を行っていたのですが、この試合だけ特別延長戦を行いました。
奥 Yagi1級 手前 Kin三段
延長戦も互いに気迫のこもった試合となりましたが明確な差はありませんでしたので勝負は引き分けといたしました。
見ていた会員にとっても良い刺激と勉強になる組手でした。
2013/06/16
我孫子道場昼の部の稽古を行いました。
今日はNakabachi筆頭師範が主に稽古指導、審判を行いました。
先週に続いてNamekawa二段、それにSuematu二段も参加しました。
二人とも仕事の関係でなかなか夕方に来れなくて我孫子の昼の部に参加しているようです。
我孫子の昼の部はどうしても参加者が限定されがちなので、東京からこういった強力な出稽古者が来ると刺激にもなり、お互いの勉強にもなるのでこれからもお願いしたいところです。
今日はせっかくなのでOyuri3級の組手の相手をこの二人に頼み、重点的な稽古を行いました。
Oyuri3級は若くて恵まれた体格の持ち主なのですが、気持ちがやさし過ぎてなかなか思い切った攻撃がでません。
その殻を打ち破る意味でも今日は意義のある稽古になったと思います。
また少年部のUno(T)8級も今日は防具を着用してのフルコン組手の稽古を行いました。
最近めきめき実力を上げており世田谷の上級の少年部との組手が楽しみです。
最後にNamekawa二段、Suematu二段の模範組手を行ってもらいましたが、共に大変スピードがあり高度な蹴り技の応酬で見ごたえがありました。
左 Oyuri3級 右 Namekawa二段の上段回蹴 左 Oyuri3級 右 Namekawa二段の上段回蹴
写真で見ると蹴られまくっているように見えますが、実際にはちゃっと寸止めされており危険なダメージは受けていません。
Namekawa二段とSuematu二段の蹴りの応酬
2013/06/15-2
本日は三宿で稽古を行いました。
アメリカ人留学生のBuriちゃんも久しぶりの稽古参加です。
今日は二段蹴りを取り上げて集中的に稽古しました。
二段蹴りは私は若いころ得意とする技でした。
ジャンプ力に自信があり長い滞空時間を稼げたので空中に飛び上ってから相手を観察して蹴りを出すことができていました。
蹴ろうとする意識よりまず高く飛び上る事を意識した方が上達が速くなります。
また、ここのところ力を入れている関節技ですが、今日は新しい技を一つ増やしました。
技はまず一つの技を徹底的に習得する事が大切です。
しかし、ある程度習熟したら別の技も覚えます。
一つの技しか使えないと慣れた相手は、その技のみを警戒するようになり、事実それで十分なのです。
しかし、逆の方向に展開する技が加わると、相手はその両方に対処する必要が生じます。
ここに隙が生まれるのです。
今日は乱取や組手でも関節技を使っても良いというルールで稽古を行いました。
我孫子同様東京でもおもしろい結果が次々と生まれています。
二段蹴り
一人づつ二段蹴りを伝授
関節技も新しいものを稽古しました。
女子同士の関節技 女子は男子に比べて一般的に関節が柔らかく、可動範囲も広いので男子とは違った難しさや面白さがあります。
関節はツボにはまるとわずかな力で相手を無力化することもできます。
関節技に自信がつくと、組んできたり掴みにかかってくる相手に余裕をもって対処できるようになります。
2013/06/15
6/04の世田谷道場の様子と写真をアップしました。
2013/06/12
我孫子夜の部の稽古です。
Miki4級が今日はレスラー二段相手の指名組手を行いました。
頑丈なレスラー二段ですからMiki4級はレスラーの顔面を当てても良い特別ルールです。
女子特有の組手における柔軟性を生かした内容で着実に強くなっているのが感じられます。
全員参加の乱取 左 レスラー 右 MIki4級
左 Miki4級の上段回蹴 右 レスラー二段
今日は組手は指名試合を行いました。
Hayasi二段とAbe2級の試合は面白い展開となりました。
Hayasi二段は我孫子道場におけるトップクラスのベテランですし、Abe2級も黒帯に向かって着実に力をつけている実力者です。
Hayasi二段が自由組において関節技を極めたのです。
完璧には入っておらず多少強引にもっていったきらいはあるのですが、自由組手の中での関節技を自在に使えるようになるというのは、現空研空手の一つの目標でもあります。
基本の形は熟知していても組手に応用するには多くの実戦(試合)経験が必要となります。
そういった意味でこの組手は本人たちはもちろん見ていた者にも勉強になったと思います。
左 Abe2級 右Hayasi二段 接近戦でのもみ合い 右 Hayasi二段が強引に関節技をしかける。
最後は何とか手首を極める。
2013/06/11
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
台風が近づいていて雨となりましたが、少年部も元気に稽古を行いました。
先週から三戦(サンチン)の形も稽古しています。
新会員の子たちも皆覚えが良く今日は「回って」までできるようになりました。最初は細かいことは気にしなくて構いません。
大まかな動きを覚え、だんだん細かい点を直していくようにします。
少年部 基本稽古
少年部 形三戦
少年部 乱取稽古
一般部は今日は見学、体験入会の方が来られました。
航空自衛隊で、隊での格闘技経験のある方です。
基本を見てみると剛柔流の突き、蹴りと似ていて、基本は昔の教官から教わった動きと似ているそうです。
教官は剛柔流出身の方だったのかもしれませんね。
経験者でもあり若かったので、今日は軽い基本と防具着用のスパーリング程度の体験組手を行ってもらいました。
動きはスムーズで現空研ルールに慣れればすぐ強くなるでしょう。
受けと攻撃における「先の先」、「後の先」の心構え 左 Nakazawa1級 右 Suzuki1級 共に10人組手を控えた強豪。
今日は良い組手が多かったのですが、次のYamada初段と白帯なが現空研大会で壮年部中量級で入賞したIwakiさんの組手も印象に残りました。
Iwakiさんは還暦を過ぎてからの入門で、Yamada初段も50歳台で久しぶりに基本部に復帰したばかりです。
経験年数や技術レベルは大きな差がありますが、共に堂々とした静かな気迫のこもった組手はすばらしいものでした。
武道には年齢制限はありません。
武道は人の生き方であり、肉体を通した自己実現の場でもあるのです。
二人の組手を見ていると二人の生き方が伝わってくるような気がしました。
左 Yamada初段のリーチのある前蹴 左 Iwakiさんの間合いを詰めての上段突
左 体験組手のHさんの柔らかな上段回蹴 右はSinozaki初段 右 Sinozaki初段の踵落とし
Miyajima4級とSugiyama2級の対戦もおもしろいものでした。
共に長身でパワーもあります。
Miyajima4級はクライミングで基礎体力ができていますし、Sugiyama2級は海外で活動したプロボクサーです。(国内で初めて飛び入り参加したプロのキックの試合でもノックアウト勝ちを収めています。
共にまだまだ強くなる余地の大きな新人です。
左 Miyajima4級 右 Sugiyama2級の上段後蹴 左 Miyajima4級の上段前蹴 右 Sugiyama2級
今日のメインイベントはMIzuo二段とMorikawa初段の組手です。
実力のある両者ですがタイプは全然違います。
鋭い前蹴とスピードのある上段突を得意とするMIzuo二段ですが、最近は回蹴も新しい境地を気築いています。
さらに今日は足払いから関節を狙う動きも見せてくれました。
Morikawa初段は現空研大会の壮年部重量級の優勝者であり、無差別級でも準優勝をしたいま最も乗っている黒帯の一人です。
今日は二人のそれぞれの良いところが出た組手でした。
序盤はMIzuo二段の前蹴が効果的な展開となります。そして相手の出端を狙った足払いから腕をとり関節に入ろうとしますが、あと一歩のところで入りきれませんでした。
後半攻勢に出たMorikawa初段の攻撃をかわして反撃しようする一瞬の間隙をすかさずとらえたMorikawa初段の得意の上段逆回蹴がきれいに決まり、技ありを取られます。残り時間も少なく、これが勝敗を分けることになりました。
しかし内容は互いの良さが十分に出たもので素晴らしいものでした。
左 MIzuo二段の鋭い前蹴 左 MIzuo二段 足払いから腕を取りに行く。 右 Morikawa初段
左 MIzuo二段 右 Morikawa初段の絶妙なタイミングの上段逆回蹴
2013/06/08
連絡 夏合宿の件
今年は夏合宿を河口湖で行いたいと思っています。
時期は8月10日、11日を予定しています。
参加人数の概数を把握したいので、参加の可否をメールでお知らせ下さい。
概数把握のためなので、あくまで予定で結構ですし、後から変更も可能です。
来週中(できれば6月13日までに)ご連絡下いただければ幸いです。
予約のための機械的な処理なのであいさつ文や参加、不参加の理由等は不要です。
合宿 (参加予定、不参加予定、未定) の三者択一みの記述でお願いします。
連絡先 現空研メールアドレス
2013/06/04
世田谷道場の稽古です。
少年部は新会員もだいぶ基本ができてきました。
形も並行して教えます。
「学ぶ」とは「まねぶ」即ちお手本の真似がその語源です。
最初に自己流の変な癖がつくと矯正に時間がかかります。
物事は最初が肝心なのです。
今日は一度だけ大きな声で注意を行いました。
子供の教育は適宜に叱る事も必要なのです。
叱り続ける事はダメです。
叱り続ける行為は指導というより指導者の自己満足というか感情のはけ口になっている事が多いからです。
一瞬大声で叱っても次の瞬間は笑顔に戻る平常心が必要です。
そういう意味でも指導者にとっても教えるということは自己鍛錬の一環と見ることができます。
叱る事の出来ない指導者、逆に叱る事しかできない指導者は指導者の資格はありません。
白帯の子たちもちゃんと蹴がだせるようになりました。
形三戦は黙想から入ります。
少年部全員で乱取
私も参戦
一般部は関節技を基本と実戦における応用の違いについて解説。
特にサンボやブラジリアン柔術における実験を通した技の入り方を空手との比較でお話しました。
2013/06/02
我孫子昼の部
少年部のUno君が防具着用でフルコンの稽古をしました。
Uno(T)君の基本に忠実な中段逆突 関節技も稽古します。
東京からNamekawa二段が出稽古に来ました。
最近めきめき力をつけているIzumi4級と2本連続で組手を行ってもらいました。
Izumi4級は合計で技あり3本取られる完敗でしたが、気迫もあり、常に積極的な良い攻撃をしました。
途中気合いが入りすぎて「止め」のコールを無視した攻撃がありましたので、その点は改めて注意しました。
しかしIzumi4級にとっては大変良い経験となる組手だったと思います。
左 Namekawa二段の上段後回蹴がきれいに決まる。 左 Namekawa二段の上段前蹴(技有)
左 Izumi4級 右 Namekawa二段の上段回蹴(技有)
Izumi4級はヨーロッパから帰ってきたばかりです。
放浪の一人旅でドイツからスペインを回ってきたそうです。現空研は放浪癖のある人が多くて、常にこの手の話が飛び交っています。
今回もいろいろ面白い話も聞けました。
2013/05/29
我孫子の夜の部の稽古です。
立ち技、関節技も取り入れた総合的なルールでの組手の稽古を行いました。
まだ、技を限定して基本を確実に身に着け、形だけではなく実戦に応用できるように組手の中で技を習熟することを狙っています。
Nakagawa初段 VS Ikeda三段 レスラー二段相手に腕ひしぎ十字固めの解説
空手ルールの中での腕ひしぎ十字固めの入り方とコツ
2013/05/31
本日は九州の修猷館のミニ同窓会を行いました。場所は築地。
このたびお孫さんが現空研少年部に入会したHaibuchi、修猷館、九州大学で柔道をやっていた弁護士のHatano、かつて現空研の体験入門をしたSonoda(私と同姓)、早稲田で少林寺拳法をやっていたTanaka(修猷館時代の思い出で何度か本ホームページで登場)という中身の濃い布陣です。
あと、京都時代に一緒に下宿していたAbeも同席する予定でしたが、急用で今回は欠席。
いろいろ面白い話があったのですが、Tanakaは今は鍼灸師として東銀座で開業しています。
もともと不思議な力の持ち主でしたが、いよいよその力を世に問う事になったのです。
今回はその話を少ししてみようと思います。(後述)
左より Haibuchi Tanaka Sonoda Hatano 私
診療所にて Tanaka 新橋にて 左橋は女優さんです。
2013/05/28
今日はある会員が復帰しました。
Yamada(シガレット)初段です。
しばらく休会していましたので基本部で半年位まず体を慣らしてから組手に取り組みたいという事です。
現空研は社会人が多く年齢層もはばがあります。
したがって稽古は各自のペースに合わせて行う事が可能です。
準備運動、基本だけでも運動を全くしないビジネスマンと比べると年間を通しての運動量は圧倒的な差となります。
これが健康面を含めたクオリティーオブライフの質を圧倒的に高めるのです。
現空研は数年あるいは10数年ぶりに復会する人は毎月のようにいます。
いつのまにか足の遠のいた会員もいつでも思い立ったらいつでも復会して構いません。
人生はいつでもやり直せます。今がその時です。
右端 Yamada(シガレット)初段 Morikawa初段 の関節技の掛け合い
2013/05/27
夕方仕事をしていると突然あのOe氏から電話が入りました。
現空研の前身、拳誠会時代の荒っぽい稽古をしていた頃の弟子で、中国で仕事をしています。
「今お時間ありますか?」
この男いつもそうなのです。
大体香港あたりのバーで飲んでいて酔っぱらって電話をかけてくるのです。
大体平日の仕事中時間なんてあるわけないのです。
「今六本木です。明日は中国に帰ります」
「エー帰国しているのか」
会えば何十年ぶりかになります。
「1時間くらいなら、それと三軒茶屋まで来い」ということで三茶で一杯やることにしました。
彼はキヤノンの下請けの会社の中国の工場の工場長として働いていました。(今は別の仕事をしているようです)
大勢の中国の女子工員を指揮していたわけですが、悲喜こもごもの話を一杯聞きました。
彼女たちに空手を教えていた時期もあったそうです。
いろんな困難もあったけど空手が精神的な支えになっていた。
空手をやっていなかったら挫折していたかもしれない、と話していました。
Oe氏の昔の話は一杯あります。
Nakabachi筆頭師範がお見合いの世話をした話、アメリカズカップに出場した「牛」がOe氏のアパートに行った時の話。
道場のメンバーで大挙してゴルフを初体験した話。(殆ど全員が初心者でいきなりコースに出るという暴挙)
ろくな事していませんが今となっては皆懐かしい良い思い出です。
2013/05/21-2
世田谷第二道場の一般部の稽古で、今日はNakazawa1級が試し割に挑戦しました。
Nakazawa1級は税理士で 「目黒の税理士まだまだ修行の日々」というブログで稽古の様子などをアップしています。
これを読めばわかるように、バンジージャンプに挑戦したりホノルルマラソンにも参加するなど大変行動的というか税理士のイメージとは全く異なる闘争心の持ち主であることがわかります。
本来は黒帯を締める実力の持ち主ですが、たまたま怪我のため昇段審査の機会を逃し今年挑戦することになっています。
今回の試割の挑戦は結婚式のイベントのための事前準備ということでした。
バット折りと板割をそれぞれ試し、見事成功しました。
一般の人は空手というとこの試し割を連想する人が多く「空手? あの板やカワラを割るやつね」と言われた会員も多いと思います。
実際、空手道場ではどこでも普段の稽古で試割なんかめったに行いません。
大体誰かの結婚式とか何かのイベントで急遽準備して行うのが常です。
だから、一般の人が考えるより空手家は試し割の経験は少ないのです。
もっとも、普段からマキワラを叩いたり、拳立てなどで鍛えていますのでそれなりの対処はできるのですがやはり初めての人は緊張もします。
まして衆人環視のもとでの一発勝負とあらばなおさらです。
Nakazawa1級は見事成功しましたので本番でもうまくいくでしょう。
ただ、ちょっと心配なのは補助の人(バットや板を持つ人)が空手には全く縁のない素人の人たちという点です。
試し割の成否はこの持ち手にもかなりのウエイトがあるのです。
怖がって手が緩んだり逃げ腰になったのでは割れるものも割れなくなります。
ここらへんは頑丈な人の人選、そして事前の打ち合わせが大切ですね。
今回残りの板などで他の会員もチャレンジできました。
Nakazawa1級ありがとうございました。
見事バットを折る Nakazawa1級 板割も軽く成功
2013/05/21
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は新会員が増えてにぎやかになってきました。
最初は右も左もわからない状態でしたが、新しい空手衣になってからはみるみるうちに上達しています。
夏になると皆見違えるようになります。
大切な事は稽古を続けるということです。
一般部でも今日は面白いイベントがあったのですが後で紹介します。
少年部も上級者になると一般部の大人と対戦することもあります。 一般部の上級者同士の模範組手の見学も重要な稽古です。
2013/05/19-2
池ノ上で稽古を行いました。
今日はOrikasa二段が参加しました。
Orikasa二段は漫画のストリー作家ですが、ついに単行本の出版が決まったそうです。
実在の天才コンピュータゲーマーの話だそうで、話を聞いたところなかなか面白そうです。
今日は関節技、特に立関節技を実際の組手で応用する方法やルールなしの実戦における使い方、有効性、リスクなどの話もしました。
またお互いかからないように身構えた状態で技をかけあう事も稽古しました。
約束組手や演武のようにかかる方があえて抵抗しないで形を習得することも必要ですが、こればかりだと実戦での感触を掴めません。
また有効性も実感できません。
実戦の中で駆使できてこそ本当の技なのですから。
防御の姿勢で耐える相手に積極的にかける方法
苦し紛れで体を回転させない方向に力を加える
互いに技を掛け合う稽古
人間離れした関節の可動域を誇るOrikasa二段。鋭角に掛けられても笑みを浮かべる。 しかし限界点は存在する。
2013/05/19
我孫子の昼の部です。
Uno一家が全員揃いました。
Tetuo君は蹴の威力が急激に増しています。
特に上下に打ち分ける回蹴は本当にスムーズになりました。
Uno二段とKitajima二段の組手はいつもながら迫力があります。
今日は関節技も稽古しました。
少年部も関節技の稽古を体験しました。
関節技を覚える事は人体の構造を理屈ではなく体感して覚えることがになります。
人体の弱点や客に強靭なところ、構えなども体で覚えることができます。
また痛みを知ることで、他人への思いやりや弱い者に対する適正な手加減を覚えることにもつながります。
Uno(T)8級の上段回蹴 こんなに上がります。 一般部の模範組手 Uno二段 Kitajima二段
お父さんに関節技をかけるUno(T)8級 関節技の姉・弟対決
2013/05/18
コラムを追加しました。
2013/05/15
我孫子の夜の部の稽古です。
道場に来てみると、どこかで見た顔が。
そう、二年前仕事で関西に転勤し、休会中のOkosi初段でした。
たまたま東京に出張で本当は昨日の世田谷道場に行く予定だったのが仕事の関係で夜遅くなり、今日我孫子に来たというわけです。
出版関係の会社に勤めていたのですが、現在はライターとして独立したそうです。
仕事も順調のようで、時々東京にも出張するらしいので、ぜひ東京の道場にも顔を見せて下さい。
関西ではフルコン系の道場で稽古を続けているそうです。
我孫子道場はどうしたわけか今日に限って参加者が極端に少なく、ちょっと残念でしたが、Hayasi二段、Takeda初段、そして少し遅れてアビ二段、Miki4級が来ましたので、やっと中身の濃い組手稽古ができました。
Okosi初段は、反射神経も良くしばらくルールの違う稽古をしていたわりには対応も速く、良い組手を見せてくれました。
左 Okosi初段の回蹴 右 Takeda初段 右 Okosi初段の回蹴
右 Takeda初段の上段突 左 Hayasi二段の上段突
右 Okosi初段の後回蹴 左 Takeda初段 右 Miki4級
今月重点的に行っている立関節技の講習を我孫子でも行いました。
今日は掴まれたり、組んでこられた時の対処方法です。
現在、自由組手の中で関節技も使えるようにルールを考えているところです。
実戦で大変有効な関節技を普段の組手ルールの中でも危険なく使えるようにしたいと思っています。
関節技も基本と形だけでは実戦的な技術の向上は難しいところがあります。
普段の組手の中で日常的に使っていくことで実効的な技として身に付きます。
2013/05/14
本日は世田谷道場の少年部新会員の空手衣が届きました。
空手衣を着ると皆強そうに見えます。
一般部は通常稽古の後、関節技の講習も行いました。
特に立関節を重点的に教え、組手でも応用が利くように習熟してもらいたいと思っています。
2013/05/12
本日は我孫子で昼の部の稽古を行いました。
今日はNakabachi師範、酔っ払い師範も参加し、東京道場からはKin三段、Miyajima4級が出稽古に来ました。
Kunii初段、少年部のUno(T)8級も来ました。
今日は、酔っ払い師範とKin三段に模範組手を行ってもらいましたが、これが本戦、延長とも緊迫感の絶えない素晴らしい組手となりました。
これも近いうちにYouTubeにアップしようと思っています。
酔っ払い師範 VS Kin三段 延長戦で酔っ払い師範(左)の上段回蹴がさく裂。勝負が決まる。
2013/05/11
現空研大会の入賞者のトロフィー、賞状の授与を行いました。
今回の現空研大会の様子はビデオを作成中です。
今日の稽古は基本の再確認、特に運足、そして防御の基本である「受け」を重点的に稽古しました。
上級者には組手における動作を無意識で行える境地を目指すように一つのアドバイスしました。
具体的な方法論としてはまだまだいろいろ工夫の余地があると思います。
運足と防御の基本
2013/05/08
我孫子道場で今日は関節技を講習しました。
現空研の関節技は、フルコンタクトの突、蹴を前提とした技術体系となっています。
柔道のように組技だけを前提とした技術とは異なります。
殴りかかられる事を前提として、こちらも突、蹴でとどめをさす、といった流れの中での関節技です。
これを柔法といいます。
剛柔流は突、蹴を主体とした剛法と関節、投げ、締めなどを主体とした柔法で成り立っています。
現空研はこの両者を実際の組手の中で合理的に使えるように研究しています。
2013/05/07-2
世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は、今日は上級のお兄ちゃん達に寸止の組手をやってもらい、皆で見学することから始めました。
その後皆交代で上級者にチャレンジしてもらいます。
最初は好きなように攻撃します。
まだまだ全員ぎこちないのですが夏休み前には皆見違えるようになります。
今日は当てない組手の説明と実際の組手を見学することから始めました。
上級のお兄ちゃんたちの迫力ある組手を皆興味深々で見ています。
2013/05/07
現空研大会入賞者を発表しました。
第6回現空研空手道大会入賞者 平成25年5月6日 (2012/06/06)
2013/05/06
本日大6回現空研空手道大会が実施されました。
各階級とも見ごたえのある熱戦が繰り広げられました。
開始前に現空研空手の目指すもの、
武道としての空手、社会人のための空手、最強の自分を創り上げるという目標、そしてルールの仕組みをお話しました。
参加者が一般部重量級に偏っていましたので、今回は一般部は重量級の70Kg台前半の数名を中量級に、そして軽量級も少ないので中量級に合併して行いました。
したがって、一般部は各階級とも無差別級に近い組み合わせとなりました。
女子部は結局参加人者が一名だったので、男子無差別級優勝者との一戦勝負で優勝カップを掛けて戦ってもらいました。
もちろんルールには一定のハンデを付けます。
他流派の方が全員実力があったので、トーナメントでは対戦しなかった面白そうなワンマッチを自薦、他薦で行いました。
これも皆素晴らしい出来で盛り上がりました。
詳細な結果は追って発表いたします。
また、YouTubeで会員の方は全試合を、会員以外の方も一部は公開で見られるように作業を進めています。
第6回現空研空手道大会 開会式
各階級優勝 優勝者・審判団を前に記念撮影
各階級 優勝者
2013/05/05
明日は現空研大会です。
大会だといっても特別の事ではありません。
武道とは日常いつ、いかなる時でも状況に応じた護身的な対応ができる事を目標としています。
日頃の稽古と同じ気持ちで淡々と行えば良いのです。
万全の体調で臨める人も居れば、こんな時に限って不調な人もいると思います。
現空研空手は大会で勝つことが目標ではありません。
将来のより強い自分を作っていく過程、手段、体験としての位置づけです。
平常心で、怪我をしないように臨みましょう。
なお大会は原則として参加、見学は会員、そのご家族、友人および交流道場の方はできますが、これから入会ご希望の方も見学できますので、メールでご連絡下さい。
あるいは当日受付でその旨お申込み下さい。
大会の様子はYouTubeで会員の方は見られるようにする予定です。
YouTubeに関しては、通常稽古の様子なども含めて、個人情報に配慮しつつ一部公開の準備をしています。
2013/05/03
現空研大会を5月6日(月曜日.祭日)に開催いたします。
場所は世田谷区総合運動場第一武道場です。
開場は午後3時 終了は午後9時を予定しています。
主な参加者は決定いたしましたが、まだ追加を受け付けておりますので未定の方、参加希望の方はなるべく早くメールを下さい。
体重別エントリーは当日体重測定を行いますので、現時点での体重は未定でも構いません。
なお、今回は壮年部該当の方でも希望によって一般部へのエントリーも可能にいたしました。(両方への出場も可)
2013/05/02
現空研大会の申し込みまだ未提出の会員および参加予定者の方は本日中にメールにてご連絡下さい。
会員は参加、不参加未定の方も含めて現時点での予定をメールでお知らせください。
2013/05/01
本日少し遅れて我孫子道場に着くと、予期せぬ女性が。
世田谷道場のYuu3級です。
我孫子道場への初出稽古です。
しばらつするとこれまた東京のSuematu二段がバイクで登場です。
日曜はNamekawa二段が出稽古に来ていましたし、最近我孫子道場は出稽古ラッシュです。
しばらくするとAbe2級、Oyuri3級そしてTakeda初段、Ikeda三段の黒帯も揃ってきました。
しかし、せっかく東京から女子部が来たのに、女子が誰もいません。
残念だなと思っていたら、来ました来ました。
アビ二段とMiki4級(ミキちゃん)です。
アビ二段は何と空手家の魂、黒帯を忘れてきました。
我孫子は黒帯を白帯にする物の怪が潜んでいるようです。
今日は我孫子と東京の女子同士の初対戦となりました。
それぞれ得意とする技や個性も全然違いますが、かみ合った良い組手が見られました。
最初の乱取は軽めに行うようにという指示もあって互いを確認し合う程度でしたが、お互いに大技をリラックスして出し合うなど中身は濃い展開でした。
勝ち抜き戦は女子部は一回戦だけとなりましたが、試合形式で副審二名も付け、ライトコンタクトで行いました。
最近蹴り技がしっかりしてきたMiki4級に対し、上段突きに威力が出てきたYuu3級のカウンター攻撃といった構図になりましたが、双方譲らず、延長戦となりました。
延長戦でも惜しい技はいくつかありましたがポイント差はつかず、最終的には旗判定となり、僅差でYuu3級の優勢勝となりました。
なかなか白熱した対決で二人とも急激に技そのものが上達していることがわかります。
男子も、Suematu二段と我孫子の強豪との普段は見られない対戦でレベルの高い組手が展開されました。
Suematu二段は現空研大会に出場するため、怪我をしないように流すように言ったのですが、それでも結構ビシバシとやっていました。
左 Miki4級の上段回蹴 右 Yuu3級
右 MIki4級の上段回蹴蹴 左 Yuu3級の重い中段回蹴
右 Yuu3級の前蹴をステップバックしてかわす 左 Miki4級 左 Yuu3級の逆回蹴
下の写真は副審も入れた試合形式の組手です。
男子も試合を注目しています。
左 Miki4級の横蹴 左 Miki4級の上段回蹴
左 Yuu3級の中段前蹴 双方 上段突で相打 判定無し
右 Yuu3級の上段突 やや浅くポイントにはならず。
2013/04/30
本日は世田谷第二道場での稽古です。
連休の中日にもかかわらず今日は少年部は新会員も大勢稽古に参加しました。
まだ2、3回目の子が多いのですが、先週の技を皆良く覚えていて、驚きました。
そして、先週皆と約束していた組手を中学生の上級のお兄ちゃんを相手に体験しました。
最初はとにかく手や足を出すことだけを覚えれば十分です。
挨拶の仕方も皆覚えていました。
基本稽古 組手
一般部は今日は見学者の方が来られました。
大学時代に合気道をやっており、空手も少し経験があり、基本の飲み込みも早いので、乱取を数本見学してもらった後、体験組手を早速やってもらいました。
間合いの取り方で武道経験があることはすぐわかります。
本職は大手コンピュータメーカーのSEで、ホームペーシをご覧になっていて興味をもたれたということで、もう少しお話したかったのですが今日は時間が詰まっていましたので来週詳しいお話をすることにしました。
稽古は大会向けの実戦的なものに絞りました。
フルコン下段蹴対策の具体的な解説 左 Saitou3級 右 Iwakiさんの鋭い上段突
左 Saitou3級の上段突(有効) 右 Sugiyama2級 左 Miyajima4級 右 Sugiyama2級上段回蹴
左 Sugiyama2級 右 Nakazawa1級 上段突(有効) 手前 Morikawa初段 上段前蹴(技有)
左 Yuu3級 上段突 右 Morikawa初段 左 Suehiro二段 上段後回蹴 右 Morikawa初段
左 Suehiro二段 右 Morikawa二段の踵落(技有)
決勝戦は今現空研大会出場予定者同士の対戦となりました。
共に上位入賞、優勝を狙える強豪同士です。
この日の勝抜戦の優勝者はMorikawa二段となりました。
2013/04/28
本日は昼の我孫子道場にNamekawa二段が仕事の関係で夜の部に出られないということで出稽古に来ました。
せっかく東京から上級者が来たのに、連休の初日ということもあって、いつものメンバーがほとんど欠席です。
しかし超少数ではありましたが密度の濃い稽古が出来たと思います。
夜は三宿で稽古を行いました。
こちらは連休にもかかわらずそこそこの人数が集まりました。
最近顔を出しているSuehiro二段はじめ、常連の会員で稽古を行いました。
大会も近いので実戦的な稽古、それと副審をつけた正式の審判制のもとでの組手稽古を行いました。
効かすための攻撃方法や心構え、そして鍛錬方法にも言及しました。
試合を意識した乱取
フルコンの防御には手足自体の強化が絶対必要になる。 また鍛えた体に中段を効かすためには、技の強化とともに肉体の強化も必要。特に手首の強化は絶対要件。
拳を握って手首による腕立ては手首と腕の両方の強化に効果的。
腹筋を鍛えた相手のレバーを効かせるにはある心構えを覚えると効果的。
2013/04/27
現空研大会の申し込みは5月1日までにお願いいたします。
重要な連絡事項がありますので申し込みの詳細は会員ページをご覧下さい。
会員で会員ページのID パスワードを忘れた方、わからない方はメール(メールアドレス)にてご請求下さい。
2013/04/23-2
コラムを追加しました。
勝手にやるという事 Windows8の話 (2013/04/23) ←New
2013/04/23
現空研 空手道大会の詳細を会員ページにて発表いたしました。
全ての会員は白帯でも休会中の会員も含めて全員参加資格があります。
ぜひチャレンジして自己研鑽の一助にして下さい。
2013/04/17
世田第二道場での稽古です。
少年部は新しい会員が増えています。
一般部も、しばらくぶりにMato君が顔を見せました。
彼は私の勤める大学の教え子です。
体格が良く、柔道経験もある将来性を感ずる大器です。
Morikawa初段、新しく黒帯を取得したSinodaki初段と一緒に少年部の指導の手伝いをやってもらいました。
少年部の基本稽古 三戦
少年部の基本稽古 まず足を上げる稽古
2013/04/16
本日より各道場にて昇級・昇段者の認定証および帯の授与を行いますので昇級・昇段した会員は参加してください。
(先週の稽古の写真増やしました)
2013/04/14-3
速報 現空研空手道大会(第六回)を5月6日開催します。
各道場では発表しましたが、ホームページでの発表が遅れました。
詳細は追って発表いたします。
会員の皆さんはふるってご参加下さい。
2013/04/14-2
夜は三宿で稽古を行いました。
アメリカからの留学生ブリタニーちゃんとアメリカに留学していて帰ってきたばかりのKaio君が正式に入会しました。
二人とも日本での就活です。
Kaio君は日本で防具空手10年の経験がありアメリカでも極真空手の経験があり、先週の体験入会でもすばらしい組手を見せてくれました。
Hituji2段やHayasi(Y)初段も久しぶりの参加で、Nito三段、Sonoda(T)二段も交えてなかなか面白い組手が見られました。
特にKaio君が多くの実力者を相手に良い動きを見せてくれました。
ブリタニーちゃんの上段突 剛柔流の突ができるようになりました。
移動稽古 乱撃
今日は勝抜戦参加者は少なかったのですが、なかなか普段見れない面白い対戦が多く、すばらしい展開となりました。
久しぶりのHayasi初段、Hituji二段もともに実力があります。
Hituji二段は前回の現空研大会では軽量級でありながら準優勝を勝ち取っています。
手前 Kaio君の上段突(有効) 右 Hayasi初段 手前 Hayasi初段の上段回蹴
Kaio君の適応能力は大変なもので、現空研の初段を破りました。
試合展開自体は互角というよりややHayasi初段に押され気味でしたが的確な上段突を極めてポイントを獲得しました。
奥 Kaio君の上段突(有効) 手前 Hituji二段 右 Hituji二段の上段前蹴(技有) 左 Kaio君
Kaio君の快進撃を止めたのはHituji二段です。
Kaio君はHituji二段にも上段突きを極めますが、すぐ上段前蹴で技有を取られます。
やはり地力の差はありますが、それでもまだルールに慣れない中での活躍は見事です。
次はSonoda(T) 二段とHituji二段の対戦です。
この組み合わせは昨年の現空研大会無差別級の決勝戦と同じです。
大変内容の濃い試合となりましたが、上段突の有効を取ったSonoda(T)
二段の僅差判定勝ちとなりました。
左 Sonoda(T)二段 右 Hituji二段の後蹴 左 Sonoda(T)二段 上段突(有効) 右 Hituji二段
決勝戦はSonoda(T)二段とNito三段との対戦となりました。
両者とも落ち着いた試合展開となりました。
本戦では決着がつかず延長戦となりましたが、明確なポイント差はなく、攻勢点に関しても明確な差はなかったので引き分けとしました。
左 Nito三段 右 Sonoda(T)二段の上段回蹴 左 Sonoda(T)二段 右 Nito三段
次に指名試合をいくつか行いました。
ブリタニーちゃんとSonoda(T)二段を当ててみました。
まだ試合形式そのものに慣れていない彼女ですが、最初は細かい事にはこだわらず組手そのものに慣れることが肝心です。
体の動きはスムーズで態度も熱心なのですぐ強くなっていくでしょう。
左 Sonoda&T)二段 右 ブリタニーちゃんの前蹴 左 ブリタニーちゃん 右 Sonoda(T)二段の上段回蹴
Kaio君の調子がよさそうなので、Sonoda(T)二段と当ててみました。
想像どおり大変かみあった組手となりました。
開始早々Sonoda(T)二段のスピードのある上段回蹴をもらい技有を取られますが、上段突(有効)を返すなど善戦します。
左 Sonoda(T)二段の上段回蹴(技有) 右 Kaio君 左 Sonoda(T)二段 右 Kaio君の上段突(有効)
次にNito三段とも対戦させみました。
こちらも上段突で有効を取るなど大活躍します。
最後はフェイント気味のたたみかけるようなNito三段の上段回蹴(技有)を食いますが、 果敢に二段蹴りで応戦するなど全体的にはこれも善戦でした。
左 Kaio君の上段突(有効) 右 Nito三段 左 Kaio君 右 Nito三段の上段回蹴
Kaioi君の二段蹴り(前半) Kaioi君の二段蹴り(後半)
Hituji二段とHayasi初段の対戦もなかなか迫力のある良い組手でした。
Hituji二段の上段突(有効)が唯一のポイントとなる接戦でした。
左 Hituji二段の上段突(有効) 右 Hayasi初段 左 Hayasi初段の上段回蹴 右 Hituji二段
2013/04/14-1
我孫子昼の部の稽古です。
現空研大会も迫ってきましたので、今日はNakabachi師範、酔っ払い師範に主審を、Kitajima二段、Kunii初段の黒帯に主に副審をやってもらい組手も実際の試合形式で稽古をしました。
試合は始めての初心者もだいぶ慣れてきたようです。
実際の試合となると審判も選手も勝負以外の約束事に神経を使い余計なところに力が入って思わぬスタミナ消耗をしがちです。
こういった環境の変化に対応する力も含めたものが真の実力です。
いつもリラックスして明鏡止水の気持ちを持つ事も稽古の目的の一つです。
左 Oyuri4級 右 Izumi4級の上段突 審判 Sonoda 左 Izumi4級 右 Oyuri4級の上段突 審判 Nakabachi師範
左 Izumi4級 右Noguchi2級の横蹴 審判 Nakabachi師範 判定について副審を集めて協議するNakabachi主審
左 Izumi4級 右 Kunii初段の上段突 Kunii初段の上段突に対して副審が有効の旗を振る
主審が副審のコールを認めてKunii初段の有効を宣言
左 Kuni初段の上段回蹴 右 Kitajima二段 手前 Kitajima二段の上段突(有効) 審判は酔っ払い師範
2013/04/12
今日は大変珍しい人物と酒を飲みました。
一人は最近お孫さんが現空研に入会したHaibuchi君でもう一人は同じく修猷館の同期のAbe君です。
Abe君とは去年の同窓会で数十年ぶりに再会しましたが、大勢の中だったのであまり話す時間がありませんでした。
今日は十分時間がとれたのです。。
このAbe君は私か京都で浪人をはじめ、そして剛柔流の空手を始めた時、同じ下宿屋で共同生活をしていたあのAbe君です。。
このホームページを隅から隅まで読んでいただいた方なら思い出していただけるかもしれません。
共に京都大学を目指していましたが、結果的に私は東京理科大学に、彼は慶応大学に進学しました。
ちなみにHaibuchi君は現役で九州大学に進みました。
Abe君は私の京都時代の数々の事件の目撃者であり生き証人です。
今だからこそ話せる話や今でも話せない秘話など互いに確認できた大変有意義な時間でした。
今日飲んだお店は不動産会社を経営するHaibuchi君が関与したお店で、店主や店長(写真)とは顔なじみです。
今日は店長がじきじきに仕込んだ日本酒で乾杯しました。
Abe君は大手外資系保険会社に務めていましたが今は大手不動産会社で管理職をこなしています。
そのうち現空研の飲み会に招待して昔話をしてもらおうと思っています。
左より Haibuchi氏 Abe氏 私 中央 お店の店長とお勧めの酒
2013/04/10
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
怪我でお休みしていたArai1級が復帰しました。
今回の10人組手は受けることができなくなったのですが、夏の審査をめざしての復帰です。
還暦を過ぎてからの空手再挑戦ですが、めきめき実力を上げています。
もともと伝統系での経験が長く(四段)基礎はしっかりしているのですが、それでも年齢をまったく感じさせない向上心と実力には頭が下がります。
理想的な武道生活の体現者の一人ではないでしょうか。
それにしても下の写真を見て何か変だとは思いませんか。
やたらと白帯が多い。
最近新人が多い我孫子道場ですがそれにしても。
そう、今日は強豪のNakagawa初段とIkeda三段が共に帯を忘れてきたのです。
かくいう私も先週帯を忘れて久しぶりの白帯で初心にもどりましたが。
何か、とりつかれたのかな(笑)
来るなり Nakagawa初段が神妙な顔をして「大事な帯を忘れてしまいました」と誤りに来たのです。
「いやいや、先週は私も白帯でした」と白帯をわたしたのですが、すぐその後入ってきたIkeda三段もいきなり「あれー帯忘れた」と叫んでいるではありませんか。
それを見たNakagawa初段、「大切な帯をわすれるとは」と大声で罵ります。
しかしその腰にはしっかりと白帯が巻いてあるのです。
白帯が目立つ乱取
勝ち抜き戦の決勝戦で激戦を見せる二人の白帯 左 Nakagawa初段 右 Ikeda三段
今日は強豪のHayasi二段、先週復帰したTakeda初段はじめ、Abe二級そして今回色帯になるIzumi4級など実力者ぞろいで組手の内容は高いものでした。
でも白帯が多い。
2013/04/09
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
4月になり少年部に新しい仲間が増えました。
早速皆で基本稽古を始めます。
まだまだ慣れない動作が多いのですが、皆元気いっぱいに頑張りました。
組手は今日は見学ですが、先輩のお兄ちゃんやお姉ちゃんの迫力ある組手を真剣に見学していました。
皆これからが楽しみです。
少年部の基本稽古
左 Watanabe(Y)7級 右 Take(O)7級 左 Watanabe(Y)7級 右 Ito(T)4級
左 Ito(T)4級 右 Watanabe(Y)7級 左 Ito(T)4級 右 Watanabe(Y)7級
左 Ito(T)4級 右 Tuji(R)2級 左 Ito(T)4級 右 Tuji(R)2級
左 Ito(T)4級 右 Take(S)1級 左 Ito(T)4級 右 Take(S)1級
左 Take(S)1級 右 Ito(Y)初段 左 Take(S)1級 右 Ito(Y)初段
左 一般部のMorikawa初段 右 Ito(Y)初段 左 Ito(Y)初段 右 一般部のMorikawa初段
元気いっぱいの少年部の新会員たち 少年部 稽古の終わりのあいさつ
一般部は今日は先週私の留守中に見学に来られたアメリカに留学していた大学生Kaio君が顔を見せてくれました。
留学生といっても既にアメリカの大学を卒業して日本で就活をしている日本人です。
先週のブリタニーちゃんとは逆の立場ですね。
二人とも同い年で日本で就活している点は共通ですが。
Kaio君は日本で長い武道空手(防具着き顔面あり)の経験がありアメリカでは極真空手をやっていただけあって、大変良い動きをします。
早速勝抜戦にも参加してもらいました。
先週から絶好調のSuzuki1級を僅差でやぶり、次の強豪Yagi1級には敗れますが、ルールにも全然慣れていない見学二回目の道場でこれだけの力を発揮するのはかなりの潜在能力があることを証明しています。
後ほど彼も含めて一般部の稽古の様子をアップします。(今週は大学も始まり7日の分も含めてなかなか更新の時間が取れないのですが頑張ります。)
2013/04/07-2
目黒道場の稽古を三宿で行いました。
アメリカの留学生のブリタニーちゃんが見学・体験に来られました。
メールでは日本語はぜんぜん得意じゃないと書いてありましたが、日本語学科に通うだけあってとても流暢で発音も正しい日本語でした。
空手はアメリカで2年間習っていたそうですが先生もアメリカ人ということでした。
剛柔流の現空研空手の基本を教えましたが、とても飲み込みが早く、センスの良さを感じました。
身長もあり基本的な身体能力はとても高いものがあります。
日本の文化や武道にとても感心が高く、就職も日本でしたいということで、ぜひ現空研で空手を続けてほしいものです。
女子部のYuuさんと組手も行ってもらいましたがとても楽しそうでした。
今日はNito三段、Sonoda(T)二段、Uchida二段と無差別級優勝体験者が揃い勝抜戦、そのあとの指名試合も中身の濃いものになりました。
内容は後述します。
ブリタニーちゃんの上段受け、少しの修正ですぐ上手にできるようになりました。
四股立ちでの手刀水平打ちです。
勝抜戦は上級者のみで行います。
今日は女子部のYuuさんにトップで入ってもらいました。
Yuuさんは男子相手でも常に前に出て攻めていきます。
体力ある相手に常に前にでる稽古をしているので、誰と当たっても気後れしない精神力の原動力になっていると思います。
左 Iriyama(Y)3級 右 Sinozaki初段 左 Sinozaki初段の前蹴
Sinozaki初段の相手はSonoda(T)二段です。
この二人は良く対戦しますので互いの手の内は知り尽くしています。
いつもかみ合った良い組手となります。
左 Sinozaki初段 右 Sonoda(T)二段の上段後回蹴(さそり蹴) 惜しくもポイントならず。 右 Sonoda(T)二段 カギ打(有効)
次はUchida二段との対戦です。
この組み合わせもいつも熱戦になりますが、最近はUchida二段が若干攻めきれずに終わるケースが続いています。
今日は互いに攻め合って拮抗した内容になり、双方とも有効技はとれないまま若干の優勢でUchida二段の勝利となりました。
互いの突と蹴が交錯するがポイントなし 左 Sonoda(T)二段の横蹴りもブロックされる。
決勝戦は久々にUchida二段とNito三段の対戦となりました。
双方とも冷静かつ勇敢に試合を進めましたが互いに決定的なポイントは奪えず、僅差でのNoto三段の勝利となりました。
右 Uchida二段の上段突きを頭を振ってかわすNito三段 左 Uchida二段の攻めに対して左の上段突でカウンターを狙うNito三段
試合数が少なかったので、いくつかの指名試合を行いました。
特にNito三段対Sonoda(T)二段の対戦が内容が良かったので紹介します。
冷静に相手をとらえてじりじりと距離をつめにNito三段と一瞬の隙で攻勢をかけようと待ち構えるSonoda(T)二段との見ごたえのある内容でした。
Sonoda(T)二段の絶妙のタイミングの踵落としが決まりましたが、その後もNito三段は冷静さを保ってあせりは一切見せませんでした。
左 Nito三段の下段と 右 Sonoda(T)二段の上段突が交錯 双方ポイントなし 右 Sonoda(T)二段の踵落としがきれいに決まる(技あり)
最後に全員で基本の復習。
基本構えと運足
2013/04/07
我孫子昼の部の稽古です。
今日は道場に着いて気が付くと帯を持ってくるのを忘れていました。
久しぶりに白帯を締めての稽古となりました。(汗)
少年部のてっちゃん(Tetuo君)となぜかお父さんもとても喜んでいました。
水曜日に見学に来られていたArimaさんが今日は空手衣を持って来られました。
早速皆と一緒に基本稽古が参加してもらいました。
久々の運動なので息が上がると言われていましたが、動きの良さは指導した酔っ払い師範も驚いていました。
入会は基本部を希望されているのですが、今日は体験組手をやってみませんか勧めてみました。
4月に入ったらクラさんが来る事になっていたので、今日は大学生の娘さんを連れてくるかもしれないと期待していたのでが、ざんねんながら今日ではなかったようです。
楽しみに待っていますよ。
今日は人数が少なかったので勝抜戦ではなく、総当たり戦をやりました。
4級になったIzumi君は基本より組手が得意で、今日も黒帯を相手に良い動きをしていました。
今日はUno二段の動きが良かったですね。
特に酔っ払い師範との対決は緊迫感がありました。
基本稽古 Tetuo君を指導するのはお父さんのUno二段。 見学のArimaさん(右端)も参加
左 Izumi4級 右 Kunii初段の上段突(有効) 左 Kunii初段 右 Izumi4級 中段回蹴
左 Kunii初段 右 Kitajima二段の鋭い上段突(有効) 左 Kunii初段 右 Kitajima二段の上段突(有効)
左 Kunii初段の回蹴 左 Kitajima二段の上段回蹴
左 Uno二段の上段回蹴をダッキンクでかわすKitajima二段 そしてすかさずカウンターの上段突(両者とも不十分で取らず)
左 Uno二段の上段突 右 酔っ払い師範 左 酔っ払い師範 重い中段突のあとたたみかけるような上段突に入る
手前 Uno(T)8級の上段突き 奥 酔っ払い師範 左 Uno(T)8級のきれいな回蹴 右 酔っ払い師範
最後に見学者のArimaさんに体験組手をやってもらいました。
相手は酔っ払い師範。
何十年ぶりかの空手だそうですが、基本はしっかりできていました。
典型的な伝統系の組手です。
最初は基本部で入会してもすぐ一般部に移りそうですね。
右 飛び込んでの上段突を狙うArimaさん 右 回し蹴もスピードがあります。
右 Arimaさんの上段突きを 左 酔っ払い師範が内受けでかわす
我孫子は、熟年の会員が増えてきました。
しかも皆パワフルでやる気がみなぎっています。
運動しない最近の若い人たちにも見習ってほしいところです。
2013/04/03
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今回初段をとったTakeda初段が久々の稽古復帰です。
Takeda初段は職業が鍼灸師で、こんど自分の診療所を建て、その準備やなにかでお休みしていたのです。
ブランクといってもわずかななので動きはまったく衰えていませんでした。
また、今日は見学者の方が来られました。
インターネットではなく近くで評判を聞いて来られたという方です。
還暦を過ぎた方ですが、動きがとても良く年齢を感じさせません。
伺うと国際松濤館を若いころやっていたという話です。
柔道の経験もありさらに聞くと柔術の経験もあるとのことです。
よくよく、聞いてみると千葉県警に務めていた元警察官でした。
4日後の日曜日もやっていますから、もし興味がおありならお出で下さいと伝えておきました。
見学者のArimaさん。 蹴もしっかりとできています。
2012/04/02-2
今日は、少年部に新しい友達が増えました。
今日で3回目のSuguru君と1回目のkousei君です。
春休み中であいにくの大雨と寒さという悪条件で多くの子が欠席だったのですが、めきめき強くなっているWatanabe Youta君が出席していたのでお手本となってもらい良い稽古ができました。
Kousei君はまだ幼稚園なのですが、初めてにもかかわらず楽しそうに参加してくれました。
じつは、彼のお母さんは私の修猷館の同窓生で昔赤坂で仕事をしていた頃近くで起業して良く一緒に赤坂界隈で飲んでいたHaibuhi氏の娘さんなのです。ということはkousei君はHaibuhi氏のお孫さんになるわけです。
彼は不動産関係の会社を経営し、あの東京スカイツリーには最近ソフトクリームのお店を出店するなど手広く事業を行っています。
今日はお母さんも一緒に空手を体験してもらいました。
少年部の稽古の後一般部の稽古も少し見学してもらいましが、Kousei君は突きの動作を一緒に行うなど積極的なのが印象に残りました。
お母さんも参加しての少年部の稽古開始。 最初は立ち方とあいさつの仕方からです。
一般部のSonoda(T)二段を相手にはつらつとした組手を行うWatanabe君 Sonoda(T)二段と拳をぶつけあうKousei君
Suguru君も組手をやってみます。見事な回し蹴りです。 稽古の終わりは神前に礼。
一般部の稽古を見学するHaibuchi一家 Kousei君は思わず立ち上がって一緒に突きを始めます。
後半は一般部の稽古です。
今日はNakazawa1級が久しぶりの参加です。
膝の具合もだいぶ良くなったようです。
今日勝ち抜き戦で活躍したSuzuki1級とともに10人組手への準備も着々と行っているようでした。
今日動きが目立ったのがSuzuki1級でした。
きたるべき10人組手に向かっての準備は着々と進んでいるようです。
乱撃
左 めきめき実力を上げている新鋭のMiyajima4級ですがSuzuki1級の圧力が上回ります。
Nakazawa1級は久々の稽古参加ですがブランクを感じさせない動きでした。
ヒザの故障もだいぶ癒えてきてきるようで重い蹴りがビシバシ出ていました。
互いに拮抗した内容でしたがSuzuki1級の上段突の有効が効いて僅差判定でSuzuki1級の勝利となりました。
左 Suzuki1級 上段突 右 Nakazawa1級の重い中段回蹴
今日の大きな番狂わせが次のMorikawa初段とSuzuki1級との対戦です。
ほぼ皆勤で道場で稽古を積み重ね、その成果も着実に表れているMorikawa初段ですが今日は不覚をとりました。
いつもの足技が若干のタイミングのズレで空を切るあいだにSuzuki1級の上段突が極まり、これがポイント差となり僅差判定でSuzuki1級が僅差優勢勝かとなったのです。
右 Morikawa初段の上段蹴りもやや浅くポイントにならない。 左 Suzuki1級 直後のカウンターの上段突きが決まる。
右 Morikawa初段のおおいかぶせるような上段回し蹴りもやや浅く空を切る 左 Suzuki1級の重い回し蹴りはブロックされる。
Suzuki1級4人目の対戦者は技の切れとガッツでは定評のあるSuematu二段です。
さすがに力の差は歴然としており、疲労もあって開始早々いきなり上段回蹴の大技で技ありを取られます。
その後もポイントにはなりませんでしたが上段の前蹴をほとんどノーガードの状況で受けそうになったり、ここで全力を使い切った状況となりました。
しかし、これだけの強者を相手に見事な組手を続けたのは評価できます。
10人組手が楽しみになりました。
右 Suematu2段の華麗な上段回蹴が決まる(技あり) 左 Suematu2段の上段前蹴 やや浅くポイントにはならず。
次は最近力が定着してきたSonoda(T)二段との対戦です。
ここのところ稽古量が圧倒的なSonoda(T)二段にはなかなか自分の距離に入らせてもらえず、終始Sonoda(T)二段の距離での展開となりました。
開始早々Sonoda(T)二段の上段回し蹴りが決まる。 右 Sonoda(T)二段の重い回蹴をかろうじてブロック
決勝戦はKin三段との対戦です。
この組み合わせは、最近世田谷道場で多いのですがいつも緊迫感のある良い組手になります。
今日も互いの高度な技のぶつかり合いでレベルの高い組手が展開されました。
勝敗は互いに譲らず延長戦の結果も引き分けとなりました。
右 Sonoda(T)二段のさそり蹴が惜しくも空をきる。 手前 Kin三段のジャンプしてからの上段突(鏡に逆の角度からの状況が写っている)
右 Sonoda(T)二段の上段後回蹴 左 Kin三段の中段回蹴
2012/04/02
いよいよ新年度入りです。
私は一週間程九州の郷里福岡に行っていましたので、我孫子道場は酔っ払い師範に、東京道場はMorikawa初段に指導を頼んでいました。
見学者の方も多く、特に少年部はMorikawa初段も大変だったと思いますが良くやってくれました。
見学者の方からはお礼のメールもたくさんいただいており福岡で拝見しました。
本日から道場に行きます。
今週はアメリカの女子大生(空手経験者)が見学に来られる予定です。
2012/03/24
本日は世田谷駒沢中学校で稽古を行いました。
今日は久しぶりにSaisyo二段が姿を見せました。
15人組手を完遂してからは初めての稽古です。
今日が二段の帯を締めての初稽古となります。
一方、先日進級したばかりのKusuda4級が、急遽ブラジル赴任のため約2年間の休会となりました。
最近は本当に海外に進出する日本人が増えてきました。
かなり奥地とのことでいろいろ大変そうですが、彼なら空手の精神で何事にも立ち向かえるでしょう。
今日も勝つための組手という課題で細かい技術的な稽古を行いました。
今日の課題は下段蹴りです。
今日の勝ち抜き戦Yokozeki初段とMiyajima4級の組手で、Yokozeki初段が良い下段蹴を出しながらもなかなか極めに欠ける展開が多かったので、これを機会に集中稽古を行ったわけです。
今日の勝ち抜き戦もなかなか熱のこもった展開となりました。
全体的に熱気のある組手が続きましたが特に決勝戦のSonoda(T)二段とUchida二段との対戦は見ごたえがありました。
基本稽古 回蹴、後蹴の連続技の稽古
左 Kusuda4級の上段突(有効) 左 Yokozeki初段の上段突(有効)
左 Miyajima4級の後回蹴 惜しくもブロックされる。 右 Yokozeki初段の下段回蹴(これが今回の集中稽古のきっかけになる)
左 Saisyo二段の裏拳(有効) 左 Yokozeku初段の回蹴(ブロックされる)
右 Sonoda(T)二段の上段回蹴(技有) 左 Saisyo二段の上段突(有効)
右 Sonoda(T)二段の上段後蹴(技有 合わせ一本)
決勝戦はSonoda(T)二段とUchida二段の迫力ある展開となりました。
互いに鋭い突き、蹴りの応酬となりますが本戦で引き分け、延長戦でもポイント差はなく、互いに手数を出しての攻め合いでしたので引き分けとしました。
左 Sonoda(T)二段の上段突 左 Uchida二段の上段突
左 Sonoda(T)二段の中段回蹴 右 Sonoda(T)二段の飛び込での上段突き
互いの突技が交錯する 左 Uchida二段の上段突
Yokozeki初段が良い下段を放ちながらもなかなか極めまでつなぐことができなかった事を取り上げ、崩し技としての下段蹴を解説し、集中稽古を行いました。
相手の足を痛めるための下段蹴りとバランスを崩すための蹴りは、大きくやり方が異なります。
両方とも有効な技なのですが、意識すべき点は大きく異なります。
崩すための下段蹴は、粘りが必要なのです。
体重移動や腰の使い方、また有効なポイントや持続時間も大切な要素です。
相手を持っていくための粘り腰とパワー、タイミングが必要です。 時にはもろ足を刈る事も有効です。
重く粘りのある蹴りでは相手は立っていられません。
最後に全員で下段を意識した乱取を行いました。
この中でSonoda(T)二段が見事なタイミングの良い足払い気味の蹴りでUchida二段のバランスを崩し、顔面に有効技を極め、今日の集中稽古の成果を見せていました。
最後に対動物の話や空手の発祥についての話をいくつかしました。
冗談もありますが、冗談の中の真理も汲み取っていただければ幸いです。
左 Sonoda(T)二段の崩し技でバランスを失いかけるUchida二段 たまらず転倒したところを突で極められる。
2012/03/19
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部に新しい会員が増えました。
Abe君で小学二年生です。お母さんになんとなく見覚えがあったのですがやはり、昔少年部で活躍していたAbe(T)君の弟さんでした。
お兄ちゃんは現在大学生で元気に勉強しているそうです。
会員には二年生の知り合いもいて、すぐうちとけて体験稽古を元気に行いました。
一般部は今日は人数が揃ったので、今年のはじめ頃から時々行っている、防具を付けないで体を鍛える稽古を行いました。
と言っても初心者もいますので、最初は軽くからはじめて徐々にパワーを上げていきます。
上級者同士の場合は互いの耐久力を考慮しながらある程度パワーを込めて行います。
空手は技術だけでは勝てない、パワーや拳、脛などを鍛えることも大切だということを例をあげながらお話しました。
今日は膝と拳だけはサポートを着用しての稽古です。それでも結構効いたはずです。
勝ち抜き戦は、防具を着用して行いましたが、事前の防具なしの稽古の成果が見られました。
今日は白帯同士の対戦もすばらしいものでした。(白帯をしていますが既に二人とも現時点では昇級しています)
Miyajima4級は稽古熱心で、ほぼ皆勤で時々我孫子道場にも出稽古に行っています。クライミングの経験が長く体力もあり、身長もありますので末恐ろしい存在です。
一方Kusuda4級も合気道二段の腕前で、常に前に出る積極性が光ります。今回の昇級審査は高熱で長く休んだ直後で体力が十分回復できていない状況だったのですが、良く自分をコントロールして見事昇級審査に合格しました。
今日の二人の対戦は互いの持ち味が見られる良い試合でした。
左 Miyajima4級 右 Kusuda4級の上段突(有効) 左 Miyajima4級の上段回蹴(技有) 右 Kusuda4級
次の対戦者Saito3級は、伝統系の経験があります。
音大のピアノ科を出て音楽関係の仕事をしています。
一見空手とは程遠い感じをう受けるのですが、ここ最近急激に強くなってきました。
特に積極的に前に出て出す上段突は威力を増しています。
左 Miyajima4級の上段回蹴(技有) 右 Saito3級 左 Miyajima4級 右 Saito3級の上段突(有効)
次の対戦者Higano3級も急激に力をつけてきた一人です。
今日絶好調のMiyajima4級と迫力ある大接戦を演じ、延長の末勝利しました。
右 Miyajima4級の強力な後回蹴を紙一重で捌く 左Higano3級 左 Higano3級の強烈な中段回蹴
次は次回10人組手を控えた Suzuki1級との対戦です。
Suzuki1級はバワーがあり、また鋭い上段突の持ち主で、実力的には一枚も二枚も上手です。
最初からSuzuki1級の体重の乗った猛攻撃をうけますが、良くしのぎました。
そして数少ないチャンスで上段突を決めるなどしてHigano3級の僅差判定勝ちとなります。
右 Suzuki1級の体重の乗った中段回蹴 左 Higano3級も中段回蹴で応戦します。
Higano3級、次は、和道流の初段を持ち現空研でも次期10人組手を控えた強豪のYagi1級が相手です。
開始早々Yagi1級の鋭い上段突がきまります。
しかし、そのあとすぐ接近しての上段突で返すなど好勝負となりました。
この試合は地力に勝るYagi1級の勝利となります。
手前 Yagi1級の鋭い上段突(有効) 左 Higano3級の上段突(有効)
Yagi1級の次の相手は今回10人組手完遂したSinozaki初段です。
この二人はよく対戦していてお互い手の内は知り尽くしています。
そのためいつもかみ合った激しい攻防となりますが今回もその例にもれません。
Sinozaki初段の多彩な連続した蹴り技とYagi1級の飛び込んでの鋭い上段突の攻防になることが多いのですが、今日はYagi1級も蹴技を多く使ってお互い足技の攻防が多くなりました。
ほとんど優劣の無い展開でしたが延長の末Yagi1級の僅差判定勝ちとなりました。
左 Yagi1級 右 Sinozaki初段の上段後回蹴 左 Sinozaki初段 右 Yagi1級の上段後回蹴
Yagi1級の次の対戦者は、強豪のMorikawa初段です。
この二人も世田谷の強豪同士で良く対戦します。
タイプは全く異なるのですが、突技の切れのYagi1級に対し、パワーがあたしかも多彩な蹴技を持つMorikawa初段の対戦はいつ見ても面白いのものです。
しかし今日はMorikawa初段が最初に上段突で有効を取るという展開となりました。
その後、Yagi1級が上段後回蹴をみせるなど、いつもとは逆の展開となりました。
つずれにせよレベルの高い攻防となりました。
最終的にMorikawa初段の踵落(技有)が決定打となり、Morikawa初段の勝利となりました。
右 Morikawa初段の上段突(有効) 左 Yagi1級の上段後回蹴
右 Morikawa初段の踵落(技有)
次はいよいよ二段の登場です。
Suematu二段は久々の登場ですが、いつもそのスピードと思い切りの良い攻撃は誰にとっても脅威です。
最近めっきり実力を付けたMorikawa初段ですが、いきなり上段回蹴(技有)をもらってしまいます。
しかし、その後はすぐ得意の踵落(技有)で取り返すなど、丁々発止の展開となりました。
後半Suematu二段が足払いを決め上段突きでとどめを刺そうとしますが、Morikawa初段は、普段の私の教えを咄嗟に実行し相手に足を向けることで一本負けを逃れました。
その後、一瞬のチャンスで上段突(有効)を決め、接戦をものにしました。
右 Suematu二段の上段回蹴(技有) 右 Morikawa初段の踵落
左 Suematu二段 足払いで倒すも極めをま逃す 左 Morikawaしい段の上段突(有効)が決まる
Morikawa初段の次の相手は今回15人組手を完遂し二段を取得したMizuo二段です。
パワーではMorikawa初段に分がありますが、前に出る相手を前蹴でけん制する技と、鋭いい上段突き、それに最近身に着けてきた、軸足を返す回し蹴りを武器として持っています。
今日は、 Mizuo二段のこうした武器が全てさく裂しました。
有効を三つ重ねて完璧な勝利を収めました。
右 開始早々Mizuo二段の上段突き 右 ブロックはされるが体重の乗った高さのあるMizuo二段の上段回蹴
左 タイミングの良い上段突(有効)
次はこのところ全ての道場で連戦連勝を続けているSonoda(T)二段が相手です。
何度も対戦していますが、ここしばらくはMizuo二段はSonoda(T)二段に勝てないでいました。
Mizuo二段の得意技上段突がSonoda(T)二段も得意としており、少しのスピードの差がどうしも埋められなかったからです。
今日も展開はSonoda(T)二段の攻勢で始まりましたが、今日絶好調のMizuo二段は何とか紙一重のところでポイントを取られずに堪えました。
それでもついにポイントは先行されるのですが何とか、延長戦に入ります。
延長戦では勝ち急ぐSonoda(T)二段の虚をついたカウンター攻撃が徐々に効果を発揮します。
最後に上段突(有効)を取り、トータルのポイン差はなかったのですが、僅差判定の勝利をものにしました。
左 開始早々Sonoda(T)二段の鋭い上段後蹴をもらうも何とかブロック 左 Sonoda(T)二段のたたみかける上段突もなんとか避ける
ついに 左 Sonoda(T)二段の上段突(有効)でポイントを先行される。 右 ブロックはされるがMizuo二段上段回蹴で攻勢にでる
右 Mizuo二段 延長戦で上段突(有効)を決める
僅差判定で決勝戦に臨んだMizuo二段の相手はKin三段。
地力では圧倒的なKin三段ですが、今日のMizuo二段は切れがありました。
開始早々あのKin三段に上段回蹴(技有)を決めます。
しかしさすがにKin三段、直後に強烈な上段後回蹴(技有)で帳消しにします。
ここからが今日の見どころです。
Kin三段の足払いで転倒したMizuo二段に上段突きを決め残心で待つKin三段。
Kin三段の一本勝ちと思った会員も多かったと思いますが、実は、足払いより一瞬速くMizuo二段の突きが出ていたのです。
Mizuo二段は寸止めしていましたが実戦であれば致命傷を負わすことも可能なタイミングです。
よってこの勝負はMizuo二段の勝ちと判定しました。 (下の写真を良く見て下さい)
審判はこういう勝負の一瞬を見落としてはいけません。
右 Mizuo二段の上段回蹴(技有) 右 Kin三段の上段後回蹴(技有)
右 足払いに来るKin三段の顔面に正拳を寸止するMizuo二段 左 転倒したMizuo二段にとどめ指す形で残心の姿勢を取るKin三段
こうして今日はMizuo二段の優勝となりました。
Mizuo二段は何か大きなものを得たはずです。
無差別級の新しい候補の誕生だと言っても過言ではありません。
それにしても本当に今日はすばらしい組手の連続でした。
2012/03/17
本日は久しぶりの目黒道場での稽古です。
気温も温かく絶好の稽古日和でした。
人数は少なかったのですが、10人組手を達成した二人と後は上級者が揃いましたのでレベルを上げた稽古を行いました。
今日の要点は二つです。
試合に勝つための技術的なアドバイスと、武道というものに対する理論的、大げさに言うと哲学的な考察です。
技術的なアドバイスは、伝統系に対しての顔面攻撃の対処方法そしてより積極的な攻略方法です。
もちろん実戦を想定しても顔面攻撃はもっともポピュラーなもので、素人のネコパンチからプロの格闘技者の鋭い攻撃まで含めて、まず素手の戦いにおいては主流をなすものです。
様々なレベルにおいてこれの対処を十分に準備しておくことは護身の第一歩でもあります。
防御は防御だけ単独で成り立つものではありません。
昔コラムで述べた事もありますがいわゆる「専守防衛」のむずかしさがあります。
難しいというか、これは神でもない限り実行不可能なばかげた考えと言っても過言ではありません。
専守防衛はそれを宣言した途端に敗北主義を意味します。
心構えとしての専守防衛はすばらしいもので、これは大いに意味がありますが、それは結果としてのみ相手が知ることであり、前もって通知しておく性質ものではありません。
少なくとも武道的な見地からは。
「寸止め」も、相手の出方によってはいつでも当てるし、自分も当てられるという心構えが大切で、この覚悟がなければ勝負に勝つことは難しい。
結果としていつも相手には当ててないというのが理想の形なのです。
寸止めでは故意に当てるのは反則ですが、当てられた方にも問題があります。
実戦ではやられたわけですから。
現空研では故意に当てる事は厳しく注意しますし、実際そういう行動にでる不埒な者はいません。
しかし、いろんな大会や出稽古などでこうしたルールに甘かったり、あるいは多少の悪意をもって臨んでくる者もケースとしてはありえます。
しかしこういう輩に対しはレベルに応じた適正な対処をするべきで、「あなたはルール違反です」とアピールしても意味がありません。
武道とはそういうものです。
そもそも武道とは相手のルール違反に対しての処理方法の集大成なのです。
本日はこういった武道の本質から人の「優しさ」の本当の意味についてお話しました。
そのうちコラムに書くかもしれません。人は弱さをありのまま認めることから初めて強くなれるというお話です。
今日の勝ち抜き戦は静かな中にもレベルの高い上質の組手が展開されました。
最初の対戦は10人組手完遂同士のTobe初段対Sinozaki初段です。
Sinozaki初段は入門当時から動きも良く将来性を感じさせる存在でしたが、その期待にたがわず、また兄貴格のMorikawa初段の指導もあってめきめき腕を上げて今日の状況ができあがりました。
一方Tobe初段は登山を趣味としているふつうのビジネスマンで入門時にとくに目立った存在ではありませんでした。
ただ、常に前にでる積極性と打たれ強い体質でパワーファイターとしては誰もが認めるところでした。
故障でしばらく中断したのですが、復帰してからの上達は目をみはるものがあります。
特に体格で目立つのが無駄な脂肪が一切無くなった事です。
それでスタミナも持つようになり、攻撃にも幅がでてきました。
10人組手の後、誰もが上手くなったと感じていると思います。
左 Tobe初段の鋭い序段突(有効) 右 Sinidaki初段 左 Sinozaki初段の得意の後ろ回し蹴りもブロックされる。
Morikawa初段はこの一年で見ると最も成長した一人です。
もともと極真会館やキックの経験もあり基礎ができていましたが、顔面攻撃に対する適応も早く、攻撃、受けともに格段の成長を見せています。
現空研大会でも壮年部重量級で二年続けて優勝をしています。
今年は無差別級でも大いに注目される存在です。
左 Tobe初段の軸足を返した上段回蹴 右 Morikawa初段 右 Morikawa初段得意のかかと落としが見事に決まる。
Sonoda(T)二段は今年は安定感がでてきました。昨年は無差別級で優勝しましたが、紙一重の戦いに勝った感じでした。今年は威力が出てきて実力そのものが底上げしてきました。特に突きのスピードと攻撃に対する反応の速さは我孫子道場の酔っ払い師範を除くと現在道場でトップでしょう。
しかしまだ細かいところでは荒削りの面も多く、多くの修正すべき点が残っています。
今日のMorikawa初段とはよく道場で稽古をしていますので、互いに手は知り尽くしています。
今日もかみ合った良い組手でしがタイミングの良いSonoda(T)二段の上段後ろ回し蹴りが入りやや浅かったのですがガードが甘かったので技有りで勝負が決しました。
手前 Morikawa初段の重い下段攻撃 左 Sonoda(T)二段の上段後回蹴(技有)
決勝戦は久しぶりに参加したNito三段との対戦です。
Nito三段は技術、パワーとも兼ね備えた段位にふさわしい強者ですが、今日は少し問題点を指摘しました。
もちろん高いレベルの話です。
試合そのものは互いに沈着でバタバタした動きはまったくなかったのですが、開始早々、Sonoda(T)二段の上段前蹴りで顔面にもらいそうになりました。
また、そのすぐあと上段突きを入れられてしまいます。これは強打しましたので、Sonoda(T)二段への注意の意味も含めてポイントは取りませんでしたが、ノーガードで突きをもらっているところを問題としました。
その後一度攻めるチャンスがあり鋭い攻撃を見せたのですが攻撃らしい攻撃はこれ一回のみで、延長のすえ僅差判定でSonoda(T)二段の優勢勝ちとなりました。
この試合をきっかけとして後半は突技への対処を主体とした稽古を行ったわけです。
決勝戦 左 Sonoda(T)二段 右 Nito三段 左 Sonoda(T)二段の上段前蹴
奥 Sonoda(T)二段の上段突きが直撃(ポイント取らず) 右 Nito三段の鋭い上段回蹴
右 Sonoda(T)二段の回蹴、後蹴の連続技
接近した状況での顔面の打ち合いは、伝統系ではあまり稽古しません。
またフルコン系でもルールから外れるのであまり稽古を行いません。
しかし、ボクシング選手や総合格闘技系の選手にとっては日常茶飯事のできことでしょうし、実戦を想定しても最も起きやすい状況です。
実戦では分けに入る審判をいないのです。
この接近戦での顔面の打ち合いに対処できなければ本当の意味の武道とは言えません。
今日は時間もたっぷりありましたので有意義な稽古ができました。
Nito三段を相手に構えの修正 Morikawa初段を相手ちに構えの修正
こう構えられるとなかなか入りにくい 避けるタイミングは反復練習して体に覚えこませる事が大切
2012/03/14
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
東京からはSonoda(T)二段が久々の出稽古です。
人数は少なかったのですが、Kitajima二段、レスラー二段、Nakagawa初段、それに最近伸長著しい学生二名、Eguchi初段、Kumagai初段らの強豪が揃っていたので、皆、Sonoda(T)二段とは久々の顔合わせとなるということで、勝ち抜き戦はSonoda(T)二段を先頭に行いました。
Nakagawa初段は故障があったので勝ち抜き戦には参加せず最後の乱取での参加となりました。
素晴らしい熱戦の連続となりましたが、結果としてはSonoda(T)二段の全員抜きとなりました。
今回、勝ち抜き戦、乱取でもちょっと気になったことがありまたので、注意したことがあります。
それは、攻める体勢と守る体勢がはっきり分かれるケースが時々見られたことです。
相手が攻勢をかけてきたと時、防御一方になったり、逆にただむやみに前に出るだけという攻めになったりということです。
前に出る時には守りを考え、下がるときは攻めを考えることが大切です。
攻める相手に対して逃げてばかりでは相手をますます調子に乗せることになります。
相手が猪突猛進になったときは相手を倒す絶好のチャンスが到来したと喜びがみなぎるようでなければなりません。
逆に取られたポイントを取り返そうと焦って攻撃一辺倒になるのも強者の態度ではありません。
泰然自若とし、いつも勇気をもって事にあたる気構えが結果として強者の行動を生みます。
左 Eguchi i初段 右 Sonoda(T)二段上段回蹴 左 Sonoda(T)二段 上段順突 右 Eguchi初段
左 Kumagai初段 右 Sonoda(T)二段上段回蹴 左 Kumagai初段 右 Sonoda(T)二段上段突
左 Sonoda(T)二段 右 Kitajima二段 上段突 左 Sonoda(T)二段 上段回蹴 右 Kitajima二段
左 レスラー二段 右 Sonoda(T)二段 決勝戦 左 レスラー二段 右 Sonoda(T)二段 上段後回蹴
乱取 左 Nakagawa初段 右 Sonoda(T)二段 乱取 左 Nakagawa初段 右 Sonoda(T)二段
本日は見学者の方も来られました。
我孫子在住の慶大生です。
格闘技は全くの初心者ですが、基本を一通りやり、防具をつけて軽い組手体験をやってみました。
突いたり、蹴ったりという動作は普通の人は子供の頃しか体験はありません。
しかしやってみると最初はなかなか思うようには体は動いてくれませんが、やがてすがすがしい解放された感覚を体験できます。
左 Sonoda(T)二段 右 見学・体験者のT君
2012/03/13-2
現時点での昇級・昇段審査の結果を会員ページにアップしました。
2012/03/13
本日は世田谷道場での稽古です。
少年部も今日は自由組手における実戦性に重きをおいて特に防御に対する総合的な技を稽古しました。
最近一般部においても強調しているところでもあります。
勝ち抜き戦においてさっそく応用する子も多く、子供の吸収力のはやさに改めて感心しました。
少年部の黒帯Ito(Y)初段を指導するSonoda(T)二段 乱撃
一般部も更なる応用を稽古。
乱取(スパー)でも早速応用する会員も多く、効果は直ぐあらわれています。
今日は参加人数も多く、先週活躍したHirayama初段や15人組手を達成して一段と技の切れが上がったMizuo二段、その他常連の上級者も多く中身の濃い稽古ができました。
勝ち抜き戦先頭は白帯同士(Miyajima君 Iwakiさん)の対決ですが、レベルの高い組手でした。
今日は参加人数も多く決勝戦はSonoda(T)二段 対 Kin三段の緊迫感ただよう組手となりました。
本日のメインイベントは女子部の組手でした。
久しぶりTakagi夫妻の登場です。
女子部のTakagi初段とIriyama4級の対戦は白熱し見ごたえがありました。
特にIriyama4級の攻勢はさすがのTakagi初段も押される場面も多見られました。
ただ要所要所でTakagi初段の顔面への突きが有効技を重ね勝負としては経験の差がでました。
しかし一般男子の組手でもなかなか見られない迫力のある展開は男子も大いに見習う点があります。
左 Takagi初段 右 Iriyama4級
最後は全員サポータを外しての乱取で体を鍛えました。
最初は痛いのですが体はすぐ慣れてきます。
今日くらい軽めではじめて徐々に強度を上げていけば無理なく体を鍛えることができます。
2012/03/10
我孫子昼の部の稽古です。
Nakabachi師範、酔っ払い師範、Kitajima二段、レスラー二段、Kunii初段らの上級者が揃いました。
Noguchi3級、5年ぶりに復帰したKouno4級、少年部のUno9級らも揃って昼の部としてはメンバーが揃いました。
左 Nakabachi師範 中央 レスラー(左) VS Kouno4級(185cmの長身です)
2012/03/09
組手における実戦的、効果的な基本稽古を行いました。
上段回蹴りに関しては、ただ当てに行く蹴りでは効かせることができません。
回し蹴りを効かせるためには体重を乗せた重い蹴りでなければなりません。
伝統系で陥りがちなのは、この体重を乗せる事の軽視です。
形だけの極めでは倒すことはできません。
体重を乗せる事のできない人は、軸足の回転が上手にできないケースが多いように思われます。
今日は上級者に軸足を返した回し蹴りを何度もやってもらい、まず視覚的にイメージを覚える事からやってはました。
後は軸足の回転や腰のひねりを意識した稽古を全員で行いました。
回し蹴りのお手本 左 Morikawa初段 右 Namekawa二段
自由組手においては、スピードのある上級者、特に伝統系の寸止を極めたテクニシャンの突きを受けるには基本や約束組手の上段受けや外受けで全てをかわす事を不可能です。
いなす、流す、捌く、ボクシングのウェービングやダッキングの動作などを状況に応じて取り入れる事が効果的です。
勘の良い人は本能的に行っていますが、現空研では、基本動作として反復トレーニングし、誰でもが高度なテクニックを身につけられるように工夫しています。
もとも勘の良い人はさらに磨きがかかります。
実戦で勝つためには身につけるべきテクニックです。
相手の直突き(ストレート)を直前で皮一枚の差で避ける稽古。 Morikawa初段
2012/03/06
我孫子の夜の部の稽古です。
先週、上級者に向けた中段突きをアドバイスし、Kitajima二段、レスラー二段が素晴らしい組手をみせてくれました。
特に、Kitajima二段にヒントを与えたのですが、レスラーがそれをすぐに実践して見事な中段突を連発しました。
今日はそのKitajima二段が見事な中段突きを爆発させ、強豪のIkeda三段も絡んでレベルの高い攻防を見せてくれました。
学生のEguchi初段も長い手足を生かした組手が上級者もてこづらせる存在になっています。
Abe3級は最初からセンスがありますし、Izumi君も基本はまだまだですが組手になると生き生きとした動きになります。
左 Ikeda3段 右 Watanabe(レスラー) 2段 乱撃
2012/03/05
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は今日は全員一般部の大学生Sonoda(T)二段を相手にフルコン組手の体験をしました。
全員元気いっぱいで気合いの入った組手を行いました。
少年部は最近皆急激な進歩を見せていますので今回一般部との組手をやってみました。
これからも時々こういう体験をさせてみたいと思っています。
先週Morikawa初段が指を脱臼して心配だったのですが、すぐ病院で手当をしてもらい、何と今日は復活です。
さすがに今日は軽めで稽古するように促しました。
本日はSuzuki1級とHirayama初段が勝ち抜き戦で大量勝ち抜きを行いました。
Suzuki君も最近力をつけていますし、Hirayama初段も決勝戦ではSonoda(T)二段に敗れはしましたが、突きのスピードはますます磨きがかかってきました。
女子部のIriyama4級もパワーのある一般男子の勝ち抜き戦に交じって有効技を取り合う接戦を展開するなど力をつけてきました。
稽古の勝ち抜き戦は勝つことだけが目的ではありませんが、時には勝敗にこだわって勝ちに徹するという心構えで臨む事も意義があります。
鍛えるための稽古、技を試すための稽古、不得意技を克服するための稽古、勝負に勝つコツを掴むための稽古、それぞれ課題を持って挑むことが大切です。
2012/03/04
昨日は我孫子の昼の部は行けなかったのですが、酔っ払い師範、Kitajima二段、Kuniii初段、Noguchi3級、Kouno4級、Oyuri4級、Tetuo9級等が参加して稽古が行われました。
さらにあの伝説のクラ二段が久しぶりに顔を見せてくれたそうです。しかも娘さん同伴で。
次回が楽しみです。
最近、現空研は復帰組が増えています。
様々な事情で休みが長引いたり、休会せざるを得なかった会員の方も多いと思いますが、現空研は復帰される会員は大歓迎いたします。
復帰したいけどいきなりハードな稽古にはついていけないと考えている方も少なくないと思いますが、最初は基本や形、あるいは乱取(ライトスパー)程度の参加という形もありですから、思い切って参加してみましょう。
2012/03/02
本日は世田谷道場での稽古です。
久しぶりに乱撃を稽古しました。
乱撃は手だけの攻防です。
特に今日は内受けを重点的に復習してみました。
内受けは本能に反する動きですから、意図的にドリルを繰り返さなければ身に付きません。
肩の柔らかさも必要になります。
Sonoda(T)二段を相手に模範を示す。 (この動画も会員ページにアップしました)
今日は勝ち抜き戦の決勝でSonoda(T)二段とUchida二段の緊迫感のある厳しい組手が見られました。
共にぐんぐん成長を続けている強豪ですが、互いの持ち味が出る大変見どころのある内容でした。
勝負は紙一重の一瞬で決しましたが、この内容については皆にも参考になるので詳しく道場で解説しました。
なお、上記写真の動画を会員ページにアップしました。
2012/03/01
昇級昇段審査もアクシデントなど何等かの理由で受けられない会員をのぞいてほぼ終了しました。
今回の昇級昇段審査で感じたのは、審査に合格するのは、やはり精神力が一番大切だということです。
特に黒帯を取るには10人組手という関門を突破しなくてはなりません。
10人の屈強な相手に次々と挑まれるのはかなりのプレッシャーとなります。
15人組手は更なる困難を伴いますし、白帯も色帯も、新たな多人数組手の経験ということでは同じです。
いろいろ、作戦を立てても、終わってみて作戦通りに運んだという会員はほとんどいません。
一戦だけを全力で戦うということは、それも別の意味で大変ではありますが、その一戦に集中するということでは、心構えや気迫を充実させる事はそれほど難しい事ではありません。勝負自体の厳しさは同じであってもです。
しかし、長い時間において、気力を充実させ、平常心を保ってスタミナを配分し、かつ気迫をもって集中力をコントロールしていくというのは簡単ではないのです。
一試合2分間にも様々なドラマが展開します。そしてそれが相手が変わるたびに新たなドラマが生まれていくのです。
完遂した会員はほとんどその展開を記憶していません。
一瞬、一瞬に全神経を集中し、長丁場を戦い切った者だけが体験する世界がそこにあります。
個々の動きは記憶してなくても、大きなくくりでの体験は強烈な原体験として人生に刻まれます。
完遂した事は私は勿論の事多くの会員たちも見届けた事実なのです。
やりおおせた事実は、人生のいろんな困難な場面に遭遇した時、精神的なよりどころと成り得ます。
独りよがりや強がりではない、事実に裏付けされた自信となるのです。
今回、昇級・昇段した会員、あるいは次回チャレンジを余儀なくされた会員、自分の成功、あるいは失敗を新たな出発点として、より良き自分を作るたたき台としてほしいと思います。
2012/02/17
各道場で昇級・昇段審査が行われており、寒さの中熱気のある組手が続いています。
本日は我孫子道場昼の部でも審査が行われました。
我孫子は新会員も増えていますが、復帰組も増えています。
本日は5年ぶりの復会したKouno4級が顔を見せてくれました。
しばらくブランクがあったのですが身長185の長身を生かして、なかなかの動きを見せてくれました。
またTakahasi初段も1年ぶり位で顔を見せていました。
昼の部もなかなか活気があります。
なお3月17日(日)は千葉県県知事選挙で白山中学が投票所になりますので昼の部は稽古をお休みとします。
2012/02/13
速報 Takeda1級10人組手完遂。
我孫子道場で10人組手が行われました。
参加人数はすくなかったのですが、二段以上の高段者が揃う中全員黒帯を相手に見事完遂しました。(詳しくは後述)
最後のIkeda三段の猛攻にもよく耐え見事完遂です。
他の色帯クラスの組手審査も見ごたえのある内容でした。
女子部のミキちゃんから手作りチョコレートのプレゼントがありました。
2012/02/10-2
速報 Tobe1級10人組手完遂。
重量級の強豪や各クラスの大会入賞者が多数揃う目黒道場で見事完遂しました。
壮年部クラスの年齢で入門しコツコツと孤高のスタイルを積み重ねて本日見事完遂しました。(詳しくは後述)
他白帯クラスの組手審査も行われました。
2012/02/10
本日は目黒道場でTobe1級の10人組手を行います。
多数の会員の参加を期待しています。
我孫子道場で休会していたKouno君が復会。
2012/02/09
会員の皆様へ
しばらく更新のとどこおっていた会員サイトの動画の配信を再開しました。
一挙にアップするとトラフィックが集中してサーバがダウンしたら困りますので、少しづつアップしていく予定です。
まずは、今回の15人組手のさきがけ現Endo二段の激闘編です。
重量級の高段者の揃った過酷な条件での15人組手を見事完遂した現空研史に残る名勝負の数々が見られます。
なお、一部カットした部分もありますが、組手の主要部分は全て見ることができます。
今後、このような形で日々の稽古なども次々とアップしていきますのでご期待下さい。
2012/02/05-2
速報 Sinozaki1級10人組手完遂。
後半タフな組手が続きましたが終始落ち着いて完遂しました。詳しくは後で。
その他少年部、色帯の部も組手審査が行われ、良い結果が出ています。
2012/02/05
本日は世田谷道場でSinozaki1級の10人組手を行います。
多数の会員の参加をきたしいしています。
2012/02/02-2
速報 Yokozeki1級10人組手完遂。
最後まで自分のペースを崩さず常に前に出て見事10人組手を成し遂げました。詳しくは後で
2012/02/02
本日は世田谷第二道場でYokozeki1級の10人組手を行います。
多くの参加を期待期待しています。
2012/01/29
1月はいろいろ事務作業が多くて、更新が滞っていました。
来月からまた新規にアップしていきますので期待してください。
来月は審査の月です。
各道場ではそれに向けた稽古や心構えをお話しています。
まず、基本的に審査では2分の組手を行いますので、それに慣れるように乱取りや勝ち抜き戦もなるべく2分で行うようにしています。
多人数組手を制するには、長期戦にそなえるスタミナの養成とここというチャンスで極める瞬発力や判断力の総合的な力を持つ必要があります。
また、打撃に耐える肉体を鍛える必要もあります。
先日は東京道場であえてサポータ類を外してのライトコンタクト組手を行ってみました。
これは審査を控えた会員は直前なのでやらせなかったのですが、長期的な視点では時々行っていきたいと思っています。
2012/01/06
今年の初稽古は我孫子道場の昼の部です。
私は今年の現空研大会の会場の選定などて行けなったのですが、酔っ払い師範をはじめ、レスラー二段、Kitajima二段、Kunii初段、Noguchi3級、Oyuri4級、Izumi君などが参加して無事道場開きができたそうです。
夜の部は東京池ノ上で稽古はじめを行いました。
今年の目標は「揚長避短」
短所を矯正するより長所を伸ばす事を優先させる考え方です。
10年以上前になるが、いちどコラムに取り上げた事があります。 揚長避短(2001/11/23)
その精神は私はづっと持っているつもりですが、今年はそれをより明確に目標とした指導、研鑽を心がけるつもりです。
そのお話を道場でいたしました。
稽古に先立って。
本日は東京目黒道場の初稽古となりますので、まず体を慣らすというレベルの稽古からはじめました。
しかし、皆気力が充実していて、軽めではありますがなかなか気合いの入った良い組手稽古ができました。
左 常に前にでるYuu4級に対してしっかりとした技で応戦するMiyajima君 左 Saito4級 VS 右 Turumi4級(海外転勤から戻って復会しました。)
左 Tobe1級も復会組ですが、体重を絞って絶好調です。 右 Enomoto初段も結婚後、久々の稽古参加でしが技の切れは相変わらずです。
右 今一番勢いに乗っているMotikawa初段。 右 足技の切れるSonoda(T)二段
左 Namekawa二段 右 Nito三段の白熱した組手 乱取 Namekawa二段の足払い
乱取 Sonoda(T)二段の後回蹴
2013/01/05
本日は東京造形大学の新年会が新宿の京王プラザホテルで行われました。
大学職員のKawabe二段ともいろいろ話ができました。
2013/01/01
あけましておめでとうございます。
本年も皆で現空研空手の道を突き進みましょう。