2006/12/25
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
これが現空研の全道場で今年最後の稽古となりました。
少年部は締めくくりにふさわしい防具なしのフルコンタクト組手を行いました。
他道場に通っている一般部の会員の息子さんも参加して、気合の入った組手が続きました。
普段寸止めの稽古しかしていない子にとってはフルコンの組手は大変勇気がいります。
まして、出稽古となるとますますです。
また、現空研でも通常は防具をつけて行っていますので皆緊張感は高まります。
子供にとって自分より大きく、強い相手とのフルコンはまず勇気が試されます。
なかなか前に出られない子もいます。
ここで恐怖と戦い自己の弱気と戦いこれに勝つ経験が子供達にとって将来にわたっての大きな財産となります。
また自分の弱気との戦いに負けたり、相手の強い攻撃に心が折られても、その屈辱感は次の飛躍の大きなバネとなります。
少なくとも私はそうなるように教えます。
子供たちの勇気溢れる組手も会員の方はぜひ動画でご覧下さい。
一般部は、Origasa君の訓練も兼ねて全員グローブマッチ形式で組手を行いました。
全体的には顔面は寸止めで行いましたが、対Origasa戦に限っては顔面ありで行いました。
今日は前半は大変良い動きをみせてくれたOrikasa君ですが、後半はダメージの蓄積でNara君にダウンを喫してしまいました。
効かされたのが下段だったので大事をとってOrikasa君の訓練は中止し、一般部の勝ち抜き戦へ移行しました。
まだまだ課題は多いOrikasa君ですが精神的にはだいぶ成長のあとが見られます。
Ito初段、Saisyo初段、T初段、Suematu初段、Cyokko初段、Nara1級、Oyama初段、Suehiro初段が今日の対戦者メニューです。会員は動画を見てください。
最後に全員でグローブ着用時のパンチの稽古としてフォロースルーをとったストロークの長い突きを厚いマットを標的に全員に行ってもらいました。
こういう稽古に慣れていない会員の中には拳の皮がすりむけた者もいましたが何回かやるとすぐ慣れて平気になります。
2006/12/24
本日は目黒道場で今年最後の稽古を行いました。
日曜日のクリマスイブに道場に集まるさびしい男(女も)たちの宴です。
クリスマスに結構人数が集まるのは現空研の伝統でもあります。
多分こなかった連中も「みえ」です。
でも、こういう日の稽古こそ本当の稽古です。
今日は、Murakosi初段やSionaka初段といった技の切れる連中やNakano初段のような軽量で変則的な技の出る連中もいましたのでOri君のグローブマッチも多彩な相手の中身の濃いものになりました。
今日はOrigasa君にダウンを味わってもらうために全員に倒しにいってもらいました。
もらろん、危険な技や感情にまかせた行為は厳重に禁じてあり、安全面に関しては十分配慮した上での話です。
Origasa君もかなり耐久力がついてきておりかなりがんばりましたが最終的には防具を着用していたにもかかわらずMurakosi初段の脱力した攻撃で撃沈しました。
なんとかテンカウント内で立ち上がりましたが、実質的にはKO負けです。
まだまだ多くの課題を抱えた状況に変りありませんが、進歩は感じられます。
多くの会員がヘッドギア、グローブ着用での組手の経験ができた事もおおいに意義があります。
あらゆる「体験」は「勝敗」にかかわらず将来への糧になるからです。
2006/12/20
本日は我孫子道場の2006年最後の稽古日です。
Yosida初段が久々の参加です。
Origasa君とのグローブマッチを黒帯中心に組みました。
茶帯のレスラーを先頭に、Yosida初段、T初段、Yanagi初段、アビ初段という布陣です。
安全には十分留意した上で全員に徹底的に攻めさせました。
まだまだ多くの課題は抱えていますが、それなりの効果もでています。
せっかくの機会なので、その後全員でグローブ着用の勝ち抜き戦を行いました。
Yosida初段とアビ初段のガチンコの打ち合いは見ごたえがありました。
最後にYosida初段対Origasa初段の組手で締めくくりました。
我孫子は今日が今年最後の稽古になります。
皆この一年間よくがんばったと思います。
来年はさらに全員飛躍の年にしましょう。
2006/12/19
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部にはまだ挨拶が大きな声でちゃんと言えない子がいます。現空研歴の長い子は皆ピシとしていますが、新しく入った子は普段の学校の態度の延長でピリッとしない子がいるのです。
今日は、挨拶のしかたを重点的に教えました。
たった10分で見違えるようになりました。
少し教えれば皆できるようになるのに、現在の学校はどんな教育をしているのでしょう。
学校というより社会全体の空気が間違っているのです。
一般部ではOrigasa君の特訓(と言うほどのものではないが)を行いました。
男が一旦やると決めたからには命がけで取り組むべきです。
何事もそこそこで良いという人もいますが、そこそこで良いといった態度でそこそこのレベルまで行ける人はほんの一部です。
まずは最高を狙う。与えられた資質、社会的その他の条件それらを全て考慮してその範囲でできうる最良のプランを考える。
後はそのプランを全力で遂行する。
結果は後からついてくるものです。
上手くいけば、その成功体験を別の道でも生かせます。
失敗すれば、その経験は次のプランをたてるとき大きな武器となるでしょう。
そこそこでやっている人は成功しても失敗してもその経験は武器にはならないのです。
2006/12/18
昨日(17日)は忘年会千葉の部に行ってきました。
今年は久々に拳誠会時代の師範が多数揃い盛大な会となりました。
料理もまあまあで酒は飲み放題ということで1次会でみっちり仕込む事ができました。
新しい人のために各師範をわたしが紹介しました。
それから、公開には適さない昔の面白い話をいろいろし、恒例の自己紹介および来年度への決意表明を行ってもらいました。
これらの全てはビデオに収めてあり、主要なところは会員ページで動画としてみることができます。
2次会は私が拳誠会時代によく行ったピアノバーに行ったのですが、数ヶ月前に店をたたんだようで張り紙がしてあり残念でした。
師範たちとクラさん、Iさんで手近なところで飲み直し盛り上がったのですが何とか終電で帰る事はできました。
皆はどうだったのかな。
16日は目黒道場で稽古を行いました。
フルコンの勝ち抜きをやったのですが、白帯も含め気合の入った大変良い組手が続きました。
前蹴りや横蹴りをゆっくりした動作で行い足を高い場所でキープする訓練を行っていますが、この日は柔軟性のあるSuzukiさんに模範の動作を行ってもらいそれを動画にとりましたのでぜひ参考にしてください。
2006/12/13
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
本日は圧倒的に黒帯が多く、しかも白帯は、他流派有段者に現役プロレスラー、ボディービルダーという壮絶な組み合わせです。
こんな豪華メンバーが一堂に会する機会はめったにないので、早速フルコンタクトの勝ち抜き戦を企画しました。
まず黒帯を体重順に並ばせ、その間に茶帯以下を入れていくという順序です。
普段はめったに見なれない対戦の組み合わせになりました。
試合順は
Kitajima 初段(和道流二段)
Matumoto (和道流初段)
Miyake 初段
Kabu 現役プロレスラー
Ikeda 初段
morioka 現役ボデービルダー
Nito(兄) 初段
Ando3級 (他流派初段)
ジープマン 初段
Is (極真1級)
パオ 初段
Suzuki 2級
Uno 初段
レスラー 2級
Asaumi 初段
酔っ払い 師範
アビ 初段
初戦は珍しい和道流同士のフルコンという対戦となりました。
フルコンになっても微妙な間合いの駆け引きは伝統系独特のもので緊迫感があります。
Kitajima初段対MIyake初段は飛び込んでの突き対上段回し蹴り対決で、僅差判定勝負となりました。
小柄な業師Kitajima初段対現役プロレスラーの対戦は平成版牛若丸対弁慶の様相を呈しました。
研ぎ澄まされたKitajima初段は勝ち抜きを続け、現空研でもその技の切れ味ではトップクラスのIkeda初段との対戦となります。
現空研の前はかたや伝統系、かたや防具空手の経験者ですがともに20年近くの経験を積むベテラン同士です。
肉弾相打つ好試合となりましたが、Ikeada君の絶妙のタイミングで繰り足した後ろまわし蹴りが見事上段を捕らえて、技有り。これが勝負を決めました。
次は身長180Cmを超え上腕囲40Cmの現役ボデービルダーmorioka君です。
Ikeada君巧みな体さばきと技術でmorioka君を制しますが、かなりの体力消耗です。
そして、元気一杯のNIto(兄)との対戦です。
この二人は対戦すると良い意味でいつもかみ合います。
今日も熾烈な対戦となりました。明確なポイント差はつきませんでしたが、体力の温存具合でNIto(兄)の僅差判定勝ちとしました。
次にNIto(兄)と対戦したAndo3級は他流派の黒帯です。
執拗に接近戦で挑みますが地力に勝るNIto(兄)が勝利します。
NIto(兄)君はパワー、技、持久力全てこの一年で大きく進歩しまだ進化を続けています。
そのNIto(兄)を阻止すべくスポーツ万能ベテランのジープマン登場です。
そのNIto(兄)をかなり追い詰めますが、決定打が出ないまま延長戦へ。そしてやや優勢に試合を進めていたのですが終了間際に放ったNIto(兄)の起死回生の一発、上段回し蹴りを食って撃沈しました。
次の対戦者のIs君は極真の経験が長くその下段蹴りの威力は皆の認めるところです。
ただ今回は右肩を痛めていましたので互いに腕は左手のみを使うという変則ルールで行いました。
ほぼ拮抗した試合展開となったのですが、Is君は負傷していますので体の事を考慮してNIto(兄)初段を残しました。
次のパオ君は15人組手を控えた二段挑戦者です。
徹底的にNIto(兄)の上段蹴りを封じて中段に攻撃を集め作戦に出てこれが効果的に機能して僅差判定勝ちを収めます。
次の対戦者のSuzuki君も最近急激に実力を上げてきた一人です。その特長は突き、蹴りの重さにあります。
しかし一日の長のあるパオ君には貫禄負け。
次のUno初段は警備会社勤務で突き、蹴りにバランスがとれ体力もある強豪です。
NIto(兄)との対戦でかなり体力を消耗したパオ君は激戦の末撃沈。
そのバランスのとれた強豪Uno君にチャレンジするのは、これまたパワー派のレスラー。
レスラーは最近急激に力をつけています。
今回も強豪Uno君とガチンコの打撃戦に持ち込み、僅差ではありますが見事判定勝ちを収めました。
次の対戦者はご存知Asaumi初段です。
彼は地味ではありますが圧倒的な打たれ強さと陸上競技で鍛えたパワー、スタミナを持っています。(もう少し闘争心があれば言う事ないのですが・・・・・いつもニコニコしているのが欠点)
このAsaumi君が相手ですからレスラーは当然真っ向からの打ち合いに挑戦します。
しかし、こういう時のために温存してあるのか、めったに見せないAsaumi君の必殺上段回し蹴りがレスラーの顔面を襲います。レスラー撃沈。
Asaumi君は上段回し蹴りは一年に一回しか出しません。でも出せば必ず決まります。
とうとう、Asaumi君対酔っ払い師範の対決です。
あの必殺の回し蹴りを出せば・・・・・
でも彼は今年の分は出してしまったのです。
なす術もなく酔っ払い師範の餌食となってしまいました。
最後は100K超級のアビ初段たい酔っ払い師範の決勝戦となりました。
圧倒的なパワーを誇るアビ君の猛攻がはじまります。
当たるたびにドスンドスンと凄い音が響きます。
さすがの酔っ払い師範も下がる場面が出てきます。
アビ初段に対しての声援が大きく響きます。
両者一歩も引かないまま判定は引き分け、延長戦へと入ります。
延長戦も互いの死力を尽くしたガチンコの打ち合いは続きました。
両者力を出し尽くして試合は終了。
判定は引き分けとしました。
防具を付けていたにもかかわらず両者の胸は真っ赤になっていました。
会員ページに全試合の動画があります。
会員の皆さんはぜひダウンロードして研究の対象にしてください。
今回は勉強になる材料の宝庫です。
2006/12/12
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は久々のフルコン組手を行いました。
基本をしっかりさせるため、しばらく移動稽古や形、寸止め組手を主体にしていましたが、そればかりだと飽きてしまうので時々稽古メニューは変化させます。
低学年の子は寸止めの意義を理解するのが難しく、本能に従った行動に近いフルコンのほうが生き生きとします。
また格闘の原点は「ノールール」と「勇気」ですから、これを直接的に鍛えるフルコンは小さい子にとっては貴重な経験なのです。
今日も小さな子供たちの勇気溢れる元気な組手をたくさん見ることができました。
一般部は、今日は帯順ではなく、ランダムな組み合わせでのフルコン勝ち抜き戦を行いました。
強豪Kin二段が中ごろに配置されるなど、白帯対黒帯の対戦も多く実現しました。
もちろん圧倒的な差になるのですが、稽古のための組手なので安全性に配慮したものになるのは当然のことです。
一方、いくら強くてもフルコンの勝ち抜き戦となると体力の消耗のスピードは寸止とはかなり違ってきます。
どんなに強くても、特に防具を着けた試合では相手は倒れませんので必ず体力の限界まで短時間で達してしまうのです。
そこに普段は勝てない下位の者が大物を食うチャンスが生じます。
両者とも学習材料ともいうべき良い経験が生まれます。
会員はそういったことも考えながら動画を見てください。
2006/12/10
本日は目黒道場で稽古を行いました。
ライトコンタクトとフルコン両方の勝ち抜き戦を行いました。
本来双方とも本質的な違いはないはずなのですが、やはりガチンコで当てにいくと体力の消耗度は激増します。
脱力した攻撃も余裕のある場合は比較的良好にできていますが双方力が拮抗している場合はどうしても力みがちになります。
稽古ですから常に勝ちにいく試合ばかりではなく、敢えて打たれたり、逆に打たせない事に徹したり自分で課題を持ってやるとより効果的な稽古が行えます。
特に、最近は会員はビデオで自分の動きを客観的に見ることができるようになりましたので、いろいろ新しいチャレンジを実験して問題点を自覚してより良い動きを探求してください。
今日はHosoda初段とKawabe初段のガチンコ組手が迫力がありました。
お互い問題点は十分自覚していますからビデオを参考により強くなっていくでしょう。
今日はフルコンは順番をじゃんけんで決めましたので白帯対黒帯など普段はなかなか見られない組み合わせが実現しました。
白帯の会員もたまにはこういった強力な対戦者と当たる事は大変勉強になります。
本日はライトコンタクトはHosoda初段、フルコンは次期10人組手挑戦者のIguchi君の優勝となりました。
2006/12/06
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
昨日の世田谷に引き続きOrigasa君のグローブマッチを行いました。
昨日の組手でのパンチ2段の中段は強烈でしばらくダメージが残ったそうです。
グラブを着用したときのプロボクサーの威力は一日の長があります。
現空研はオープン思考ですから、様々の経歴の会員がいて様々なタイプの稽古相手に恵まれている事も特長の一つです。
ただ現空研はあくまで一般の社会人や学生の生涯空手が目標ですから、様々なチャレンジは推奨しますが日常の生活に支障をきたさない範囲ということは最低限のルールです。
Origasa君の特訓も当然その相手も含めて安全性という見地からこのルール内で行います。
しかし安全性の確保は「楽である」という結果とは必ずしも一致しません。
この日も、Origasa君は、新鋭とベテラン6名の愛情あふれた安全なシゴキの洗礼を受けます。
白帯も2名入っていますが一人は合気道3段、もう一人は和道流初段、緑帯は極真出身、そして黒帯は、和道流二段、現空研初段のKitajima君と防具空手二段、現空研初段のIkeda君ですから大変な組手となりました。
後半はフラフラになりましたがこのメンバーでよくここまでがんぱったと思います。
昨日の経験が生かされた形跡も見えました。
これとは別の勝ち抜き戦では女子部のSatoさんがIkeda初段相手に健闘しました。
特に出足を払う形のでの下段から中段蹴りのコンビネーションは動きもスムーズで男子でもなかなかここまで滑らかにはでません。
その後Ikeda初段の足払いを食いますが、ハンデも考慮してSatoさんの僅差判定勝ちとしました。
会員はぜひこれらの動画で研究してください。
なお、基本技も時々動画で撮ってアップします。
自分の動きを客観的に見る事は上達への早道です。
2006/12/05
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
シガレット(Yamada君)が久々に登場です。本日から黒帯を締めることになりました。
今日はOrigasa初段の他流派大会(グローブ着用フルコン)の対策を兼ねて、グローブマッチを行いました。
Origasa君がCyokkou、Azuma、Suematu各初段、Kin二段、パンチ(Ikematu)二段の5人を相手にグローブ着用の連続組手を行いました。
5人目のパンチ二段には強烈なボデーブローを食らいダウンするシーンもありましたが総じて健闘しました。
しかしまだまだスタミナ面での課題は残ります。
会員ページに全試合アップしてありますので会員の方はぜひ参照してください。
2006/12/02-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
昨日の忘年会の後ですから、かなり人数は少なくなるだろうと思っていたのですが、想像より多い参加人数でした。
話を聞いたところ、やはり3次会、4次会、・・・・n次回とあり、朝帰り組も出たようです。
しかしその朝帰り組も今日の稽古に参加していましたからなかなかの根性です。
今日は、技術体力を維持するための稽古とより上達するための稽古との違い、そして生涯空手として長く続けるコツ、継続した者が最後の勝利を得るといった話をいたしました。
組手の稽古においては本日N君の試合途中の動作振る舞いに対して強く注意をしました。
こうした態度は余裕のなさから生まれるものであり、大変危険な行為で今後ともこのような行動をとるケースにおいては誰でも厳しく矯正していきます。
動画に一部始終の記録が残っていますので会員の皆さんはなぜ私が激しく叱責したか再度確認してください。
真に勇気ある者は常に安全性にも留意するものです。
やさしさと強さは両立できるものであり、またしなければならない事なのです。
2006/12/02
Oyama初段の10人組手感想文を頂いていたのですが私のミスでアップが遅れていました。
本日おくればせながらアップいたしましたのでぜひご覧下さい。
彼の酒豪ぶり、武勇伝は有名ですが、文章はこんなに繊細なのです。
これから空手を始めようと思っている方、逆に体育会系はどうも・・・と思っている方どちらの側にいる方にもぜひ一読願いたい内容です。
2006/12/01
忘年会東京の部に行ってきました。
幹事Ito君の手配で大変楽しく有意義なひと時が過ごせました。
広尾の高級住宅街にこんなお店があるのですね。
料理も酒もおいしくボリュームもあり最高でした。
恒例の自己紹介ではいろいろ爆弾発言もあり、大いに盛り上がりました。
2次会は、恵比寿の中華料理屋でした。
ここで中締め、私は同方向の二人を誘ってタクシーで帰りました。
全員の”押忍!”の声は窓を閉めたタクシーの中まで響きました。
残りの連中はきっと3次会に違いありません。
今回は写真と動画を撮りましたので会員ページ「平成18年忘年会東京の部」にアップしました。
2006/11/30
今日はアイリッシュ・ダンス・カンパニー、トリニティの公演に招待され行ってきました。
もっとも直接私が招待されたわけではなく、招待された方に誘われて一緒に鑑賞してきたのです。
渋谷のオーチャードホールで行われたのですが2階の最前列という一番良い席から楽しませてもらいました。
テレビでちょくちょく取り上げられていたので概要は知っていたのですがやはり生で見ると迫力が違います。
女性15名男性2名のダンサーによって繰り広げられるシーンは彼等の並外れた身体能力と卓越したリズム感で見る者を圧倒します。
アイリッシュダンスはその歴史にいろいろ複雑な背景があり、映画タイタニックの中でもデカプリオが3等船室でアイルランド系移民の役で踊っていたのもこれだったという事も知りました。
昔極真会館の大山倍達氏が、素人と喧嘩をした場合最も警戒すべきはダンサーである、というような意味の事を著書の中で述べておられたのを記憶していますが今日あらためて私もそう思いました。
これだけのスピードとリズムをキープしつつ両手両足を自在にコントロールする技術はいかに素質があっても相当な猛訓練を積まないとできません。
ダンサー恐るべし。
帰りにホールでダンサーがインタピューを受けているところに遭遇しましたので記念に少し撮影させていただきました。
明日は現空研東京の部の忘年会があります。
詳細は会員ページで。
2006/11/29-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
コバ師範が久々に登場です。
勝ち抜き戦ではジープマンと決勝戦となりました。
この二人は10年以上前から数え切れないほど対戦をしていますが、最近では珍しい組み合わせです。
大学助教授のMatumoto君は白帯ですが(本当は和道流の黒帯です)毎回多数を勝ち抜くので今日は最初から上位者と対戦する位置に移動してもらいました。
合気道3段のKarakida君も、底力があるので最近だんだん空手の要領を覚えてきて急激に強くなってきました。
女子部は今日も男子相手に大活躍です。会員の方は動画を参照のこと。
今日の対戦で注目できる一戦にUno初段対Ikeda初段の対戦がありました。
ポイントはUno初段の軽く出した下突きがカウンター気味にボデーを直撃し一瞬Ikeda初段がたまらずダウンするというシーンです。
本来はライトコンタクトですからこれは反則かどうかギリギリの判断となるところですが、倒しにいった突きではないということは流れからも判断できたのと、今回は正式の試合ではないので一本を宣しました。
技術面から言うと、こうした形でのダウンを取れる突きが大切なのです。今回は偶然も重なっていますが、寸止めを意識した脱力が逆に功を奏してこのようなダウンシーンに繋がったと思います。
良い下突きでした。
今日は「サンタクロースは実在するか」というQ&Aの内容についてKarakida君とMatumoto君から感動したとの感想をいただきました。
恐らくお二人とも長いあいだ、「サンタは実在しない」という根強い都市伝説に抵抗を続けておられた戦士であり「我が意を得たり」との思いがあったのでしょう。
とういことで我々にとっては単なる事実の再確認というだけのことでしかないのですが。
2006/11/29
昨日は世田谷道場で稽古を行いました。
いつものメンバーが集まりました。
Kin二段、Ikematu二段のベテランに加えて、テコンドーのNakazato君、香港から一時帰国したTさんなどなど・・・。
Ikematu二段の紹介で彼の会社の同僚とその知り合いの女性の方が体験入会されました。
男性は野球部出身で運動神経が良く、女性は大学4年間合気道をやっており、SuzukiAさんとの体験組手でも良い動きでした。
少年部は今日は移動稽古を中心に行いました。
そしてフルコン勝ち抜き戦です。
皆大きな声がでるようになり確実に進歩しています。
Siba二段の武勇伝(?)ですが、詳細の報告が本人よりありましたので会員ページにて紹介しました。
武勇伝といっても、警察官の彼のトピックスですから、喧嘩とか揉め事といった反社会的なものではなく、笑い飛ばせるような話なのですが、個人情報にかかわる点もわずかにあるので会員ページのみの紹介としました。
彼の強さの一端が垣間見れる話です。
2006/11/26
本日は目黒道場で稽古を行いました。
怪我の回復も順調でリハビリもだいぶ進んだMizuo君がボチボチ本格的な稽古に取り組みはじめたようです。
今日も良い動きで組手を行っていました。
最近新規入会の会員が多いのですが、今日も二人が正式入会となりました。
Y君とSさんです。この二人はSEでY君はSさんの上司です。
体験入会 の時、Sさんが会社のいやな上司の顔を思い浮かべて突きを出しているという話を聞いていたので「Y君があの時話したその上司だったのですか」、と聞くとあわてて、「いえ違います」、と笑いながら答えていました。でもその声が聞こえたのか、Y君のポツリともらした「きっとそうです」と言う声はおかしかったです。
そのY君は伝統系の黒帯を持っており、ブランクはありますが基本はしっかりしています。
体が慣れてくると上達は速いでしょう。
今日の勝ち抜き戦は顔面寸止めのライトコンタクトで行いました。
決勝戦はKawabe初段対Ito初段で優勝は延長の末僅差判定でKawabe君でした。
今日は、東大生のMiyaji君考案のタグ空手の試合も行いました。
突き、蹴りありという実戦的なルールにプラスして30秒の作戦タイムを取るという新ルールでの試行でしたが、ゲーム自体はかなり白熱した展開となりました。
集団競技的な要素と格闘技の要素を組み合わせたこのスポーツはいろんな可能性を感じさせてくます。
帰りは外に出てびっくり、大雨でした。
皆無事に帰れたのかな。
2006/11/22-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
黒帯はいつものメンバーに加えてパオ二段、Uno初段が顔を見せてくれました。
Siba二段の武勇伝(?)も伝わってきましたので会員ページで紹介しておきます。
今日は我孫子道場でピアノ打法を伝授しました。
打たれ役は今日も適任の現役プロレスラーとボデービルダーの二人です。
交代で全員の猛攻を受けてご苦労様でした。平気そうだったけどね。
そして組手もこの呼吸を忘れないうちにやってもらいました。
かなり良いできの会員もいますが、全体的にはまだまだ無駄な力みが少なくありません。
特に組手の後半に入ると脱力の事は二の次になってフルパワーでの打ち合いに走り勝ちです。
力んだ突きは主観的にはフルパワーでも、客観的にはその人のベストパンチでは決してありません。
自分のリズムで自分の呼吸で自分のコントロー下で全てを支配する事が大切です。
皆の動画をアップしましたので参照してください。
2006/11/22
Q&A追加です。
サンタクロースは実在するのか (2006/11/22)
2006/11/20
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は運足を覚えるための移動稽古を中心に行いました。組手はフルコンでの勝ち抜き戦です。。
一般部は今日は月曜という変則稽古日のためか人数は少なめでした。
それで、ピアノを弾くように出す突きを詳しく解説し実際に防具をつけた実験台の人を連打してもらいました。
瞬時の極限までの力の集中が大きな課題です。
今日は男女混合の勝ち抜き戦でSuzukiAさんがフルコンでの男子を多数勝ち抜き大活躍でした。
千葉の部の忘年会も詳細を会員ページにアップしました。
大いに飲み、語り、盛り上がりましょう。
2006/11/19
昨日の目黒道場は盛況でした。
いつものメンバーに加え、イタリアから帰国したばかりのHorikomi君、Sionaka君らの10人組手完遂者の黒帯授与、久しぶりに登場のIkematu(パンチ)二段、グローブマッチに挑戦するOrikasa初段などが顔を揃えたからです。
これだけ揃えば勝ち抜き戦も面白くなります。
また体験入会のMさんはキックの経験があるので、勝ち抜き戦にも体験参加してもらいました。
さすがに空手は初めての経験にもかかわらず良い動きでした。
女子部の参加者も多かったので今日は男子、女子は別グループで行いました。
熱戦が続きましたが、最終的にはIkematu(パンチ)二段の優勝となりました。
その後、Orikasa君のグローブマッチ対策として、14オンスのグローブを着用した防具無しの地獄の特訓組手を希望者を募って行いました。
連続5人のガチンコを行う予定だったのですが、一戦目のSionaka初段に下段を効かされてしまい続行困難になってしまいました。
ここでリタイアさせてしまったのでは地獄の特訓になりませんので、その後は下段無しというルールで行いました。
その後全員参加の乱取り(スパー)を終え、神前も終わったあと、Orikasa君とIkematu(パンチ)二段がスパーを始めました。
Orikasa君にヘッドギアを付けてさせてIkematu(パンチ)二段は素面です。
Ikematu(パンチ)君は一時プロをめざしていたボクサーです。
グローブ着用した時の強さは圧倒的で、ヘッドギアを付けたOrikasa君を何度もスタンディングダウン状態にしていました。
後半だけですが録画しましたので会員ページにアップしてあります。
こうしてOrikasa君の楽しい地獄の特訓の初日は終了し、皆で楽しく渋谷に黒帯取得祝いの打ち上げに行ったようです。(私は今日は所用で不参加)
2006/11/18-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
Tシャツ、トレーナー等の忘れ物がありました。詳しい内容は会員ページに記載してありますので心当たりのある方は連絡ください。取り急ぎ連絡のみ。
2006/11/18
今年の音楽新年会の様子を時期はずれですがアップしました。
一部動画も公開しています。
全体の動画は会員ページにて閲覧可能です。
空手とピアノの技術的な共通点や関係、そのノウハウの空手での活かし方は折に触れて道場で解説してきましたが、実際の演奏も生で見る事が大切です。
会員ページにはライブ録画が多数含まれていますので、参考にしてください。
それとは別に一流のプロの演奏家のすばらしさにも触れてみてください。
2006/11/17
下記忘年会の案内のリンクが間違っていました。修正しましたので再度確認してください。(11/17 14:05)
2006/11/16-2
東京の部忘年会会場決定。
修猷館後輩のIto初段の自宅近く、「広尾にある昔風の割烹店の雰囲気です。古びた一軒家の佇まいです。」との事です。広尾にあって古びた一軒家というところがおしゃれですね。
きっと彼の顔の効くところなのでしょう。
詳細は会員ページを参照してください。
千葉の部も決定次第アップします。
2006/11/16
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
今回はばっちり録画をアップしました。
自分の姿を客観的に見て、欠点を知りそれを修正する。長所はそれを明確に自覚して自分の得意技として磨きをかける。この繰り返しで人間はどこまでも成長を続けることができます。
今回は、Kitajima初段とNito初段の対戦が静かな中にも緊迫感のある迫力ある組手でした。
巨漢のアビ初段対Nito初段もパワー対決で中身のある組手でした。僅差でアビ初段の勝利ですが腰痛が多少あり念のためリタイア、決勝は久しぶりの「酔っ払い」対Nito初段です。
強敵を相手の連戦でややスタミナ切れのNito初段は、バワー、スピード兼ね備えた「酔っ払い」と対戦するには条件が悪すぎました。
延長に持ち込む善戦をしましたが、最後は貫禄負け。
しかし内容は良かったです。
2006/11/15
今週の目黒道場と世田谷第二道場の動画をアップしました。
目黒道場では女子部のSuzukiAさんがNito(兄)の顔面に上段回蹴を決めたお宝映像があります。
2006/11/08
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日は多数の参加で良い組手が多かったのですが、ビデオ撮影に失敗してしまいました。
セーブしてあったはずの動画が原因不明で消えてしまったのです。
今日好試合を展開してくれた会員の皆様申し訳ありませんでした。
今日目立ったのは、今度四級に合格したSato君とレスラー。
多数を勝ち抜きました。
また、今回2級合格のSuzukiS君もパワーを見せてくれました。
それから、まだ双方白帯ですが、パワー溢れる現役プロレスラー対現役ボデービルダーのガチンコ対決。
丸太のような腕での中段の打ち合いは荒削りとはいえ、迫力がありました。
今回10人組手完遂で今日から黒帯を締めたYanagi初段、伝説化しつつある合宿の6人組手達成者のOkawa君、他流派大会出場予定のタイ修行者のOrikasa初段、プロボクサーコマ初段、打たれ強さNo1のAsaumi初段、和道流二段、現空研初段のKitajima君、日大空手部出身Oyama初段、それに酔っ払い師範という豪華メンバーが繰り広げたがちんこフルコン勝ち抜き戦の貴重なビデオが幻となってしまいました。
また、その他今日参加の白帯は殆ど他流派の黒帯またはそれに順ずる実力者ですから面白くないはずがありません。
前回活躍した女子部も今日は最初から男子の中で行い皆健闘してくれました。
特に前回目立ったSatoさんは今日はいきなり男子の上級者との対決となり、敗れはしましたが延長戦に持ち込む健闘ぶりを見せてくれました。
2006/11/04
本日は目黒道場で稽古を行います。
なお本日より一般部の認定証と帯の授与を行います。
2006/11/03
会員ページに我孫子道場の稽古の全動画をアップしました。
データの圧縮率を高めてファイルの総数を減らしました。
拡張子もmovに変りましたが本質的には3g2と変りません。
ストリーミングは遅くなったかもしれませんがデータは軽くなったので相殺されると踏んでいます。
まだ、見れない会員がいるのですが、状況に変化があったら連絡下さい。
2006/11/02
遅ればせながら、酔っ払い師範(隊長)主催の伝統ある行事、ロマンを語りながら「星を見る会」の顛末が漏れ伝わってきましたので紹介しておきます。
かすみ行く白鳥の姿に、もののあわれを感じた秋の夕昏でした。
しっかし、あんな旨い秋刀魚は初めて食べました。
枝豆やスイーツも旨かった!
極寒野営会も楽しみにしております。 Nito兄
隊長が味付けしたニンニク醤油の焼肉、妻が絶品と申しておりました。
アビさん、スイーツ有り難うございました。大変、美味しかったです。
あと、ビールの事ですが、多分自分が沢山飲んだと思います。申し訳ありませんでした。
普段、家では第三のビールしか飲めないため、エビスビールが輝いて見えてしまいしました。 Yana
さとちゃんの浅漬けも、美味しく戴きました。
87さん、ビールは後で追加がありたらふく飲めたので気にしないで下さい。
こちらこそ気を使わせ済みません。
秋刀魚は残念至極であります。
銭湯で姉御に会ったのはビックリでしたねぇ(笑)
アビ
芋煮鍋の件はどなた様も思い出したくないのか?それとも、他の食料で満足して、本当に忘れているのかは大した問題ではないと思います。
秋刀魚は美味かったね。
yositakeさんのワイン一本一気飲みには恐れ入りました。
温泉での姉御との遭遇もビックリしましたね。
それでは、11月の鰍釣りまでさようなら・・・。 酔っ払い
注) 芋煮鍋と秋刀魚が何かキーワードになっています。
文中「姉御」とは、現在仕事の関係で休会中の極真出身のあのパワー系の女性です。目黒道場にも一度顔をみせています。
女子部の猛者も参加し、盛況のようでした。
酔っ払い師範に詳細聞いたのですが、本人は殆ど覚えていないという密度の濃さです。
綜合すると、とてもおいしい特製料理とお酒、そしてロマン溢れる紳士淑女の荘厳なキャンプであったようです。
2006/11/01
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日はパオ君、ジープマンも久々の登場です。
女子部も人数が揃い、勝ち抜きは女子部から始めて、女子部の優勝者が男子の一人目に対戦するという方式をとりました。しかもフルコンです。
すると、女子部優勝者のSatoさんが男子を次々抜いていくではありませんか。
男子部は後半の黒帯勝負はさすがに熱戦が続きました。
それぞれの個性、持ち味が異なりますが、それだけに皆の勉強になる点が多いはずです。(会員はぜひ動画を見て勉強してください)
今日は乱撃において秘密の特訓を行いました。
昔剛柔流の強い先生から教わった方法です。
また、Origasa初段から来年早々の他流派大会への挑戦許可願いが出ましたがこれを了承しました。
グラブを着用した顔面ありフルコンタクトの大会です。
しばらく彼はこのルールに適応させるためのメニューを課す予定です。
先日見学に来られた筋肉マンのMさんが正式入会です。
180Cm、91Kg 上腕囲45Cmの堂々たる体躯です。
今日さっそく防具を着けて軽くフルコンを体験してもらいました。
格闘技は始めてということですが、軽く出した中段は十分効く重さがありました。
すごい潜在能力を感じます。
2006/10/31
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
今日は少年部で大きな声で私にしかられてた子がいますが、本人もですが、周りの子供や大人までもがシーンとなりましたね。
必要な時は大きな声で叱ることも大事な教育です。
これからも叱るべき事があれば応分の叱り方をします。
ただ反省は大いに必要だけど、これくらいの声でビビってはダメだぞ。
大きな声で脅す悪い大人は大勢います。
現空研で大きな声で気合をいれたり、時にはこういう叱られ方をしていると、街中のチンピラの大声なんか子守唄のように聞こえる度胸がついてきます。
一般部は強豪が多数揃いました。
フルコンの勝ち抜き戦の決勝戦、Kin2段とHosoda初段の延長を含む熱戦は内容のある好試合でした。
会員の方はぜひビデオを参照してください。
少年部も決勝戦のMaruyama君とSuzuki君のフルコン対戦も延長になる接戦でした。
なお、ピアノ打法(?)は目黒に引き続いて世田谷でも実施しました。
結構みな苦戦していました。
2006/10/31
本日少年部は認定証と帯の授与を行います。
2006/10/29
本日は目黒道場で稽古を行いました。
ちょっと面白い稽古を行いました。
突きをピアノの打鍵に見立てて、曲を弾くように相手を打つという練習です。
もち論特定の曲を指定し、ピアノと見立てた突きの制限を加えます。
簡単な曲(スピード、リズムとも)であるにもかかわらず、結構消耗します。
次に乱撃でも、この縛りをしてやってもらいました。
私の真の意図はまだ完全には理解されてない感じがしましたが、これからも時々こうした試みを行います。
これをちゃんと理解し、極限の形で実行できたらピアノも弾けるようになります。
動画が会員ページにアップしてありますのでぜひ参照してください。
2006/10/28
昨日は川勝茉莉子さんのコンサートに行ってまいりました。
大変すばらしいコンサートでした。感想はあらためて述べてみたいと思います。
本日は世田谷道場として使わせて頂いている駒繋小学校で、「教育と武道」というテーマで講演をさせていただきます。
駒繋小学校に通っているお子さんの父兄の方が対象です。
ご近所にお住まいの女性建築家半谷仁子さんのプロデュースで実現しました。
彼女は、モダンな建築で有名ですが、生き方もとてもアクティブで魅力的な方です。
何回か打ち合わせでお話させていただき、武士道に対する深い造詣があり、彼女との対談形式で行う講演が楽しみです。
少年部に実演もしてもらいたいのですが、ちょっと人数が少ない。今からでもこれを読んだ少年部、時間があったら参加してね。
開始は今日1時30から、いつもの道場です。
2006/10/27
あたらしいコラムです。
ダイナミックレンジの話
(2006/10/26)
2006/10/25
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
明日は私のピアノの先生の娘さんで修猷館高校同窓のピアニスト川勝茉莉子さんのコンサート(曲目はオールショパンです)があります。
現空研ではIkeda君が一緒に行きます。
Ikeda君はおじいさんがピアニストで本人も子供の頃高校受験までピアノを続けていました。
親戚も音大出が多く、武道をやっているのは彼一人という音楽一家なのです。
川勝さんは病を克服してピアノの活動を続けておられますが、その過程(努力)と結果は空手の稽古にも通ずるものが大いにあります。
今日はその話を稽古の前に少しいたしました。
勝ち抜き戦はフルコンタクトで行いました。
酔っ払い師範、Ikeda君、Hirayama君などの黒帯のレベルの高さはフルコンでも群を抜いていますが、今日はMiyata君やレスラーが良い組手を見せていました。
巨漢アビ君は負傷のためフルコンはパス。乱取りには参加していました。
今日の見学者は、すごい体の持ち主です。
上背もありますが、幅がすごい。
スポーツの経験を尋ねると、ウェートトレーニングを学生時代からずっと続けているということでした。
上腕の太さなど尋常ではありません。
でも話をするととても礼儀正しく控えめで、もの静かです。
格闘技は初めての経験だということですが、技を覚えるとこの筋力はかなりの武器になることは間違いありません。
今日は体験ということで基本と最後の乱取りで酔っ払い師範が相手をしながら組手の説明をしています。
動画集(会員ページ)に少し映像があります。
2006/10/23
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
月曜というイレギュラーな曜日とあいにくの雨という悪条件がかさなったためか、少年部、一般部とも稽古の参加人数が少なめでした。
少年部は久々の移動稽古を重点的に行いました。
また蹴り技も回し蹴りから後ろ蹴りへの連携なども重点的に稽古しました。
最後に組手の勝ち抜き戦を行いました。
今日は防具なしのフルコンです。(女子は寸止め)
小学生くらい子供では、適切な拳サポータやスネ当てをつけるとフルコンをやらせてもあまり危険ではありません。
ボディーの耐久力に比して筋力が相対的に非力だからです。(もちろん適切な指導管理の元は必須条件です)
しかし、精神的には恐怖心が増しますから克己の精神を養うには大変効果があります。
現空研の子供たちは皆勇気があります。(最初からではありません。訓練されたのです)
動画を会員ページにアップしてありますから、一般部の方もぜひご覧下さい。
特に小学高低学年の子供たちの果敢で勇気あふれた組手を。皆普段は心やさしくてかわいい子供たちです。
一般部は人数が少なかったので寸止めとフルコン勝ち抜き戦を二周回しました。
フルコンの部はあえて上段突きを取らずに中段以下をボコボコに殴りあうルールで行いました。
フルパワーでのガチンコの組手は見るのとやるのは全然違います。
信じられないくらいのスタミナの消耗を短時間で起こします。
チャチな小手先のテクニックなど何の役にも立たない事が体を通して心底理解できます。
寸止め、フルコンともKin2段の優勝となりましたが、良い組手が続きました。
しかし少数で二周回し、休みも殆ど取らず5人連続のスパーとなると、さすがに皆ヘトヘト状態でした。
こういうむちゃくちゃ集中的な稽古もたまには良いものです。
2006/10/21
本日は目黒道場で稽古を行いました。
いつものメンバーですが、黒帯はSuzukiR君やKawabe君、Hagio君、Ito君、Saisyo君、Nakano君、
Takesi君 それに今回10人組手完遂者のSionaka君等個性ある強豪が揃いました。
女子部のSuzukiAさんも次回の10人組手にむけて静かな闘志を燃やしています。
最近ピアノのテクニックを空手の技と比較した話が増えていますが、今日も脱力した倒せる突き(現空研は倒せる突き以外は突きと見なしません)のコツをピアノの打鍵のテクニックと比較したお話をしました。
「ピアノ」という名称は「ピアノ・フォルテ」のファルテを省略した言葉です。
ピアノは小さな音、フォルテは大きな音の意味です。
ピアノは小さな音も大きな音も自由に出せる楽器なのです。
しかし、その強弱を自在にコントロールするには高度なテクニックを必要とします。
このコントロールの技術は空手の突き、蹴りの技術と本質的には変らないというのが私の主張です。
高齢であってもピアノの名手は驚愕すべきフォルテから心に染み入るようなピアノまで自在にコントロールできます。
そしてピアノを弾き続けるという行為において驚異的な持続力(スタミナ)を持っています。
空手でも同じことができないはずはありません。
今日も動画を会員ページにアップしました。
本日はもう一つ面白い動画もアップしております。
それは、会員で東大生のMiyaji君が彼の専門である身体教育学の卒論で集団競技(タグラグビー)と格闘技(空手)を融合した新スポーツの提案と実験を行いたいということで協力しています。
その第一回目の試みも一部動画でアップしました。(大変面白いです)
ちなみに彼は東大の大学院に身体教育を専門として進む予定ですが、陸上競技においては100m10秒8という記録保持者です。
現空研は陸上記録を持った者も多く、プロボクサーコマちゃんも高校時代に11秒台の記録をもっていますし、打たれ強さNo1のAsaumi君も中距離選手にもかかわらず100m11秒台の記録をもっています。
2006/10/18
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日はいつものメンバーに加えて、世田谷道場のSuematu初段や実力者Yosida初段が結婚後はじめて顔を見せてくれました。
和道流出身のKitajima初段や打たれ強さNo1のAsaumi初段、元日大空手部のOyama初段、新会員の現役プロレスラーKabu君や和道流初段で大学の先生Matumoto君、今回10人組手完遂者のYanagi君、Nito(兄)、酔っ払い師範他うるさい面々が多数揃いましたので、基本稽古は軽めに済ませ、さっそく女子部も含めた全員参加の勝ち抜き戦を行いました。
また、黒帯のみのフルコン勝ち抜き組手も行いました。
もちろん全試合ビデオにとり、本日会員ページにアップしております。
今日は大変好試合が続きました。
稽古のための組手ですから皆勝ち負けにはこだわらず多彩な技の応酬が随所に見られました。
女子部も男子に混じっての組手ですから体力的にきついとは思いますが、攻撃力のアップとスタミナ養成には効果を期待できます。
この稽古の「動画」についてですが、大変評判が良いようです。
やはり自分の組手を客観的にしかも繰り返し見ることができるというのは何よりのフィードバックですし、刺激にもなります。
2006/10/17
先日の目黒道場での稽古動画を会員ページにアップしました。
ここ一週間の全組手の動画をアップしたことになります。
自分の動きを客観的に見ることは大変良い勉強になります。
ぜひ、ご覧下さい。
最近小学校や中学校での悲惨な事故、事件が絶えません。
指導者に大きな問題もありますが、社会システムの歪が背景にあることは論を待ちません。
日常の問題から国の問題まで、尚武の心が今ほど求められる時代はかつてなかったのではないでしょうか。
武道=暴力といった皮相的な見方を廃し、本質的な意味での日本の武士道の再考を促したいものです。
間違っている事は間違っていると堂々と言える風土こそ、事なかれ主義を廃する最も大きな力となります。
2006/10/15
サカ坊からメーリングリストにメッセージがありました。
このメーリングリストはだいぶ古くなっていますので新しい会員には届かないかもしれないのでここに転記します。
星を観る会初代会長のサカ坊とジャイアンの近況とダチョウハンターの決意が伺われます。
-----サカ坊------------------------------------------------
園田田会長、皆様、ご無沙汰しております。
サカ坊です。
先生のHPは拝見しております。
星を観る会の運営事務局の方、ご苦労様です。
初代会長、現空研の筆頭ロマンチスト、人呼んで星の王子、泣く子も
黙って土下座する、サカ坊でございます。
第一回目レポートは「極寒キャンプ 〜寝たら死ぬ〜」でメーリングリスト
のHPにアップした記憶があります。
やはり、寒さに耐えながら星を観て、そして愛と夢を語る。。。
「あれがオリオン座です。いつみても星って素敵ですよね、クラさん。。」
「あ、流れ星!! (思わず目を閉じ、願い事をする酔っ払い師範と私)」
・・・イイですね、一回目を思い出してしまいました。
久々にAsaumiを放牧してエアガンで撃ちたいな。。
懐かしくてメールしてみましたが、このメーリングリスト、生きてるんで
しょうか??
とりあえずメールします(笑)
ちなみにダチョウハンターは、丸ボウズです。
これ本当です。
そして忍者ハットリさんは、数日前に退職しました。
これも本当です
-----ジャイアン------------------------------------------------
でっかいジャイアンです。
園田先生、ご無沙汰しております。
皆さん、お元気ですか?
私は仕事が忙しくジムで土日に体を鍛えるのが精一杯な生活です。
ダチョウハンター君は何で坊主?仕事で失敗した?
-----サカ坊------------------------------------------------
二段昇段の準備。
2006/10/12
合宿におけるHisinuma君の10人組手の感想文をアップしました。
ボクシング経験者で消防官の10人組手完遂までの努力の軌跡が綴られています。
昨日の我孫子道場での稽古、その前の世田谷道場での稽古は数日中に会員ページにアップいたします。
あ、それから来週の酔っ払い師範主催の「星を見る会」は酔っ払い師範の急用のため延期するそうです。
延期といっても1週間か2週間だと思いますが。
2006/10/10
我孫子道場の酔っ払い師範が来週「星を見る会」を決行するようです。
アビ君の掲示板で酔っ払い師範が声をかけています。
結構参加者多いみたいです。
東京組も怖いもの見たい人は参加してください。
私は参加しません。怖いから。
アビ君の掲示板から引用。
飲酒運転反対!!
10月14〜15日、鰍釣り(塩原の手前)と鰍の骨酒でよっぱらっちゃお〜の☆を見るの会でテント泊。
10月21〜22日、芋煮会でよっぱらっちゃお〜の☆を本当に見るの?会でテント泊。
ご家族、お子様、お友達、知らない人、ペット歓迎・・・。
押忍
キャンプ用具(テント、シュラフ等)、防寒対策はしっかりと・・・。
因みに9月16〜17日に行った時、地元の少年達の格好を見たO川君はどってnこいてしまいました。
イヌイットの様な格好でした。
O川君は短パンにTシャツで凍死寸前でした。
携帯電話ですが、圏外ではない所ですので、連絡は取り合えます。
前回、K島さんと連絡が取れなくなったのは、川に流されて何処かに行ってしまったからです。
・・・・・・・
・・・・・
圏外に行ってしまったのではなく、携帯電話が川の中では通じなかったらしいのでした。
????
私は参加しません。怖いから。
2006/10/09
9月の昇級・昇段審査の結果(合宿も含めた綜合)を会員ページにて発表いたしました。
まだ、若干審査が残っていますので今日現在の暫定です。
2006/10/07
本日は目黒道場で稽古を行いました。
女子部のFudaさんが久々の稽古参加です。
今日は10人組手完遂者のHituji君、Horikomi君、東京都大会でベスト16入りのTanakaさんはじめ、多数の黒帯参加者がありました。
今日から特別の企画をはじめました。
それは、日ごろの稽古特に組手をビデオに撮り、それをホームページにアップして会員がそれを見ることによって各自の技術向上の糧にしようという試みです。
空手に限らず、努力した結果をすぐ見れるということはあらゆる学習において大変効果があることです。
客観的に自分の動きを見ることによって、自分で感じていた事と違う姿を発見しそれが反省点や逆に自分の良い点も見出すことができるからです。
今日はその第一回目の録画を行いました。
寸止めの勝ち抜き戦、および同じメンバーによるフルコンの勝ち抜き戦です。
白帯から始めましたが、今日の白帯(既に昇級していますが)は、たまたまですが全員他流派の黒帯ですから最初からレベルの高い試合が展開されました。
また、同じメンバーでも寸止めとフルコンでは全く異なった展開になることも興味深いところです。
組手を実際に行った人たちは勿論ですが、他の会員の皆さんもぜひこれを参照して自分の技術研究の素材としてください。
ただ、これは全員の動画ですからプライバシーの問題もあり、会員ページでのみ参照できるようにし、公開はいたしません。また一定期間のみアップし、次々と新しいものに更新していく予定です。
会員の方はぜひ会員ページにてご覧下さい。
2006/10/6
今日元プロボクサーコマちゃんから驚くべきメールをもらいました。
彼もHata君と同じ都立西高出身で、彼は陸上部だったそうです。
そして京都大学に行った泉君は一年後輩だそうです。
世間は狭い。
しかし、こうして3人を並べてみると都立西高出身者は何か共通点を感じますね。
それが何かは言わないけれど。(悪い意味じゃないよ、決して)
2006/10/5-02
10/4に紹介したHata君のことですが若干修正があります。
彼の出身大学は明治大学です。
高校が都立西高で、アメフト部で活躍しており、その時のアメフト部の先輩が後京都大学でアメフト日本一になった泉 信爾氏です。
泉君が現空研に来た時のことは、アメリカンフットボールチャンピオンと勝負で詳しく解説しています。
Hata君から泉君とのアメフト部での話を聞いていてちょっと記憶が混乱していました。
それからベンチャー企業を起こしたのは昨年ではなく今年の5月です。
2006/10/05
Sionaka君の10人組手のレポートをアップしました。
彼のユーモーアと真剣さの入り混じったとても面白い内容です。
彼の心意気と勇気が伝わってきます。
2006/10/04-2
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場も今日は久しぶりの人が何人かいました。
K君は目黒道場所属で、医学部の学生ですが、体調を崩してしばらく休学していました。
大学への復帰とともに空手の方も復帰し、今日はフルコンでガンガンやる程の快調ぶりです。
黒帯も、Miyake君とUno君がたまた顔を合わせて登場です。半年とか一年ぶりといった感じです。
現空研は10年ぶりとか20年ぶりといった人もたまに尋ねてきます。
あと今日は私の出身大学である東京理科大学で英語を教えている先生が見学に来られました。
大学時代は空手部で和道流の初段をもっています。
早速基本稽古から乱撃、組手まで体験していただきました。
久しぶりの組手とは思えない良い動きで、やはり伝統系の初段をもっているAndo君と初めてのフルコン組手を体験してもらいました。
今日も全員ハードな防具をつけてガチンコで打ち合う稽古をしました。
その前に、一人のピアニストの紹介をしました。
それは、私のピアノの恩師佐藤博子先生の娘さんである川勝茉莉子さんです。
彼女は桐朋高校の音楽科に進むのですが、病のため中退、そして私の母校修猷館に編入で来られ私と同期となるのです。
佐藤先生はそれはスパルタ式の厳しい先生で、その娘さんですから才能もあり最高のレベルのレッスンをこなしてこられたのです。やがて病を克服されてウィーン国立音楽アカデミーに進まれます。
2年ほど前、紀尾井ホールでのコンサートに誘われて久しぶりに彼女の演奏を聴かせていただきました。
その時、音の一つ一つを本当に大切に丁寧にされる感性に感動しました。そしてその事を伝えました。
先日彼女からお手紙をいただき、あの時の事を覚えていてくれ、いろいろ技術的なそしてご病気と戦われた様々な状況にも詳しく触れられて心を打たれるものがありました。
前から私が道場でときどきピアノと空手の共通点の話をしていますが、その核心にも触れるようなお話だったのです。
「私は音の質を磨くことを追求していくにしたがって、磨き上げられた質の高い音を作るということは、ピアノをコントロールする人間の身体と深い関わりを持っているということ、そして音楽を表現する媒体である身体の機能を作り、それを磨く過程において自ずと音の響きに対する感性が磨かれ、身体の奥深くで音楽を感じることができるようになること、・・・・・・・・」 (プログラムの挨拶文より)
彼女のコンサートが今月27日(金曜日)午後6時半より紀尾井ホールであります。(ショパンの夕べ)
一緒に行ってみたいと思われた人は連絡ください。
2006/10/04
昨日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
1名の追試の基本審査も行い、形その他課題は山積していますが、気合、気迫は前回とまったく異なり合格といたしました。
久しぶりはHata初段が顔を見せてくれました。
彼は京都大学出身でIBMに勤めていたのですが、昨年仲間とIT関連のベンチャー企業を起こしました。
会社も軌道にのったようで、やっと空手をやる時間ができたのでしょう。
彼が元全日本学生チャンピオンの市川さんと死闘を演じたのはもう2年前の事になります。
最近、多くの復帰組がいて話の幅ができ道場の雰囲気がとても良いです。
今日は我孫子道場で稽古をおこないます。
我孫子道場では酔っ払い師範がまた2部での「星を見る会?」の勧誘を行っています。
もちろん実態は「酒の飲む会」に間違いありません。絶対。
2006/10/03
10月1日に東京都シニアオープン空手道大会が行われましたが、Tanaka初段が昨年に引き続き参加しベスト16入りを果たしました。
本人の感想をアップしましたのでぜひ参照してください。
50歳を超えて始められた空手ですが、若い頃から稽古を続けているベテラン選手を相手に互角以上の活躍をされているTanakaさんは本当にすばらしいと思います。
また、今回10人組手を完遂した目黒道場の実力者Horikomi初段の感想も合わせてアップいたしました。
二人ともこれから空手を始めようと思っている人や黒帯を目指してがんばっている人、また長い経験をもったベテランにもいろいろ考えさせられる何かを持った人達です。
ぜひ一読をお薦めします。
2006/09/26
本日はすごい雨の中世田谷道場において10人組手を含む審査・稽古を行いました。
今日は若干名の白帯が色帯をかけた組手を行い、5人組手のOmoto君と10人組手のKimuraさんの試合を行いました。
防具付空手の有段者であるOmoto君は、緑帯一人と残り4人全員黒帯が相手でしかもその緑帯はパワー溢れるEbina君です。
パワー、スピード共に高いレベルにあるOmoto君の課題はスタミナ面だけだと思っていましたが、さすがにベテランのOmoto君は重い中段回し蹴りと的確な上段突きを効率的に繰り出し、技有りのポイントを積み上げていきます。
最後はIto初段の猛攻で力を使い果たした状態になりましたが、全体的にはかなり余裕を感じさせる展開でした。
今日のハイライトはKimuraさんの10人組手でした。
Kimuraさんは入門した時既に50歳を超えており、その動機も何がなんでも黒帯を取るといった強いものではなかったそうです。
本人から今日聞いた話では「まあ茶帯くらいになれば良いかな」といった感覚だったそうです。
しかし、続けていくうちに確実に進歩し、その実力は今や若手も含めて世田谷でも屈指の実力者となっています。
今日は対戦者は、茶帯のNara君の他は全員黒帯です。
開始から3人までは全て一本勝ちでその後は引き分けも含んで負け無しで10人目のHosoda初段との対戦となります。
開始早々怒涛のごとく攻勢をかけるHosoda君ですが、体力、気力ともに充実しているKimuraさんは簡単には引き下がりません。
最後の持てる力の全てをこの一戦に集中した打撃戦に持ち込みました。
最初に接近戦の中上段回し蹴りを貰い技有りを取られます。
また中段の正拳を何度も連撃され、ついに体力の限界を超えました。
しかし、回りからの多数の声援の中終了間際で技有り一つを取り返す気迫を見せます。
もう一本、の大声援の中時間切れとなりました。
最終的には合わせ一本でHosoda初段に敗れましたが、すばらしい10人組手を見せてくれました。
先週、やはり47才で10人組手を完遂したシガレット(Yamada君)が駆け寄ります。
この日、Kimuraさんは奥さんを同伴されていました。
雨が強かったのですが、有志が三軒茶屋で打ち上げを行うというので私も参加しました。
Kimura夫妻をはじめ総勢10数名の大所帯でしたが、Kimuraさんの話や合宿後のいろいろ面白い裏話などで盛り上がりました。
最後に今日は白帯二人の基本・形審査での追試者がでました。
組手はりっぱにできたのに、これで落ちてしまってはせっかくの努力が報われません。
白帯は細かい技術的な事は大目に見るようににしています。
一番大切な事は、空手をやるという気迫、意気込みです。
それは、気合や動作、質問に対する受け答え、態度に表れます。
過去には、追試においても不合格した人もいますので、そうならないようにがんぱってください。
2006/09/20
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
先週の追試と本日の4人の新たな審査を行いました。
今日の黒帯は酔っ払い師範を筆頭に、ジープマン、Ikeda、ABI、Nito(兄)、
Asaumi、Kitajimaという布陣です。
また、10人組手を完遂させたソウちゃんやYanagi君もいます。
Asaumi君は久々の登場ですが、正式稽古の後、Nito(兄)と防具なしでガシガシとスパーリングを行って中段突きでNito(兄)をダウンさせるシーンを何回か見せる健在ぶりを発揮していました。
本当に打たれ強い男です。
今日の組手審査は、白帯大工見習のSato君、専門学校生の4級Nakamura君、3級Otuka君、2級
Tasaki君です。
Sato君はレスラーとの対戦でかなりボデーを効かされておりつらそうでしたが、見事規定の3人をクリアしました。
Nakamura君も確実に強くなっていました。
Otuka君もセンスの良い組手を行いますがKitajima君の上段攻撃はだいぶもらっていました。
しかし、5人組手を完遂。
今日のハイライトは6人組手のTasaki君です。
彼は早稲田大学の学生ですが身長も高く、体重もあります。また中国拳法の経験が長く、足も良く上がり、独特のタイミングでの攻撃は個性があります。
初戦はOtuka君、2戦目はNakamura君です。
いよいよ3人目から黒帯対戦です。
Asaumi君の前へ前へでる圧力でかなりスタミナを消耗させらました。
4人目のNito(兄)君とは体格が似ていてガッチリ組み合った試合となりました。
スタミナに自信のあるNito(兄)は猛然とラッシュをかけていきます。
度々場外に押し出されるTasaki君ですが審判の酔っ払い師範はなかなか止めを宣告せず、可能な限り続行させます。
Nito(兄)の怒涛の攻撃は休むところを知りません。
それでもTasaki君は、少しでも隙を見つけると鋭い反撃を試みます。
バックハンドブローが Nito(兄)を直撃したかに見えた瞬間もありました。
エキサイトして互いの上段が顔面を捉える場面もありましたが、今日の酔っ払いの審判は可能なかぎり続行させるという方針のようです。
こうして嵐のような4人目は終了しました。
5人目は巨漢アビ初段です。
アビ初段は上段をしっかりガードした体制でジリジリと間合いを詰めていきます。
そして自分の射程に入るとハンマーのような突き蹴りを炸裂させます。
これも何とかしのいだTasaki君ですが、最後の6人目は抜群の技術と精神力を持つIkeda初段です。
もうコントロールも自由に効かないTasaki君はバチバチ顔面にあたるような突きを繰り出します。
しかし、完全に間合いを見切ったIkeda君は情け容赦なく、的確な突き蹴りを積み上げていきます。
そしてエキサイトして強引な接近戦に持ち込もうとしたTasaki君のバックをとりレスリングの裏投げのような体制でグランドに引き込もうとします。
しかし、さすがにこれは酔っ払い師範のまったがかかります。
こうした攻防でTasaki君はボロボロになりますが見事6人組手を完遂しました。
今回の審査は6人組手がみな見ごたえのある内容になったのが印象に残ります。
最後に、全員の乱取り(スバー)を5本連続で行った後、基本、形審査に入りました。
基本審査の後、いよいよ形の部で追試組みも合流です。
正直、見ている私もドキドキしました。
ここで重大な失敗をすれば審査が不合格になるからです。
さすがに道場全体にピーンとした緊張感が漂います。
こうした中、全員(特に追試組)は見事に演じきりました。
おめでとう。
2006/09/19
本日は世田谷第二道場で審査を行いました。
Yamada君(ハンドルネームシガレット)の10人組手とTanabe君の5人組手です。
Yamada君は大きな会社の重役ですし、Tanabe君は医者です。
しかし、道場の中では皆同じ空手家として組手を行います。
今日は諸事情により10人組手から先に行う事にしました。
今日の10人も、大変な10人が揃いました。
初戦の茶帯のEbina君、Kawano君を除くと後全員黒帯です。
茶帯の二人も大きくバワーのあるタイプですから大変です。
中盤にはTakesi初段、Suehiro初段、Azuma初段、Saisyo初段、といったうるさ型が続き、
後半は Suematu初段、Hosoda初段、Kawabe初段、Kin二段が待ち構えるという強力布陣です。
Yamada君は前半は力をセーブしながら自分の距離で戦っていましたが、3人目のTakesi君にタイミングの良い中段突きをもらった時点から歯車が狂いだしました。
水月からレバーあたりを執拗に連打されスタンディングダウンの状態に陥ります。
何度か立て直そうとするのですが、一旦ボデーを効かされると簡単には回復できません。
4人目以降は地獄の組手となっていきました。
180Cmを超える長身を生かして自分の距離からの上段突きは何度も技有りをとるのですが、対戦者は執拗に接近戦に持ち込み中段を連打します。
Hosoda初段との対戦で体力は使い果たしました。
Kawabe初段からは何度もダウンを取られます。
限界に達したと判断した私は、本人にこの試合でもう一度ダウンを取られたらその時点でこの10人組手を中止する事を宣言し、本人も納得しました。
この時点でまだ残りは1分近くありましたし、Kawabe君の一発をノーガードでもらったらその時点で試合中止をせざるを得ない状況になるのではないかと思ったからです。
しかし、ここからYamada君の驚異的な粘りが発揮されます。
自分に言い聞かせるような気合を何度も発し、果敢に攻勢をかけていきました。
しかし、もはや体は自分の意志でコントロールできる範囲を超えていたと思います。
最後のKinさんとの一戦は、試合前に2本ダウンを取られたらその時点で10人組手は中止とする、とあらためて宣言しました。
それは、安全上の配慮からです。
おそらくYamada君は、その気力の充実ぶりからどんな猛攻を受けても決してあきらめず立ち上がって来るだろうと思ったからです。
疲労の極限では人は合理的な判断はできないのです。
そのため最後の一人ではありますが2本のダウンを奪われたらその時点で中止とあらかじめ宣言したのです。
いよいよ10人目の試合開始です。
Kin二段は真面目で勇敢な性格です。
止めを刺すべく、真正面から鋭い攻撃を冷静に加えてきました。
しかし、ここからYamada君は神がかりの力を発揮します。
あのKin二段を相手に技有りの応酬を演じます。
Kin二段が先に技有りを二つ以上取りましたので、勝つことはできませんでしたが最終的に合わせ一本同士の引き分けといたしました。
あの状況では奇跡と言ってよい結果でしょう。
よくやりました。Yamada君10人組手完遂。
Yamada君は平成11年の入門ですから7年かかった事になりますが、会社の幹部として忙しい中から時間を見つけてコツコツと努力を積み重ねついに今日の偉業を達成できました。
ヘビースモーカーのYamada君がもしタバコをやめたらもっともっと強くなると思います。
最後に一言、初戦のEbina君は、すね当てを付け忘れて試合に臨み、あの筋力でガシガシ下段を蹴っていたのです。
Yamada君のすねと、蹴りを受けた腕は腫れ上がっていました。
次のTanabe君の5人組手は、彼のベストファイトの連続でした。
初戦は今回3人組手を達成し緑帯を獲得したToyokawa君ですが残りの4人は全て黒帯です。
なんとTanabe君は、初戦、2人目のTakesi初段から連続一本勝ちを収めるのです。
3人目のSuematu初段からは技有り2本づつのタイから最終的に技有りを重ねて勝利をもぎ取ります。
Azuma初段、 Suehiro初段とも真っ向勝負を挑み、最後のSuehiro初段とはガチンコの中段の突き合いを演じて一歩も下がる事なく試合を終えました。
戦うドクターTanabe君、見事な5人組手完遂です。
少年部も審査を行いました。
今日は中学生の二人が良い組手を演じました。
一人はSato君です。
Sato君は白帯ですが稽古熱心で技もよく工夫していてぐんぐん強くなっています。
今日の組手審査でもその結果が良く見えました。
一方緑帯のSuzukiI君は現空研での経歴も長く小学生時代は目黒道場にお父さんと通っていた時代もあります。
今日はSato君との組手で勝利した後、小学生で最強のMaruyama君と互いに技有りを取り、延長を含む熱戦を演じました。
2006/09/19
合同稽古(平成16年)ですばらしい空手を披露してくれた日本空手協会の小山(Oyama)先生が、先日の全空連主催の全日本マスターズ大会で3位に入賞されました。
昨年は優勝され念願の日本チャンピオンになられたのですが、そこで満足することなく、連続優勝を狙って出場される気迫には感服します。
人は短期間のがんばりは誰でもそこそこできるのですが、長期間モチベーションを維持して日々の努力を重ねるのはなかなか簡単にはできません。
しかも一旦頂点に立てば守りの気持ちもでてくるものです。
それを、ディフェンディングチャンピオンとして新たなチャレンジ精神で向かって来る挑戦者に対峙するのですからたいしたものです。
また機会があればぜひ出稽古に来ていただいて日本一の技をご披露して頂きたいと思っています。
また小山先生は最近ご自分の道場のホームページを立ち上げられました。
ぜひ参照してください。
2006/09/16
本日は目黒道場で稽古と審査を行いました。
審査は少年部の緑帯Takagi君と一般部茶帯のNara君です。
Takagi君は少年部ですが、通う距離の関係で目黒道場で稽古をしています。
伝統系の初段も持っていて基本がしっかりしています。
本来なら少年同士の対戦となるのですが彼は実力もあり、フルコンも普段一般部の大人を相手にしていますので、一般部の4人との対戦としました。
緑帯二人と黒帯二人です。
比較的軽量で年齢の若い対戦者を選びましたが結果的にはかなりの強豪との対戦となりました。
Nagura、Enomoto、Takesi、Orikasaの各君です。
特に最後のOrigasa君との対戦ではかなり打ち込まれましたがよくこの猛攻に耐え、反撃しました。
見事な4人組手完遂でした。
Nara君は6人組手ですが、この日は特に黒帯の強豪が揃い、今回の審査の中でもトップクラスの過酷なものとなりました。
相手は、Nogi3級、Iguchi1級、SuzukiR初段、Hagio初段、Murakosi初段、Nito初段といったそうそうたるメンバーです。
緑帯、茶帯も含めて皆積極的に前に出るタイプばかりなので相当きつい6人組手になることは最初から想像できます。
Nara君自身もアグレッシブな組手を信条としていますから最初の一本目からガンガン打ちあいとなりました。
中盤から水月やレバーを効かされてスタミナの消耗が激しくなってきましがまだ大技を出す余裕も持っていました。
Murakosi君あたりから体力は限界を超え、ボディーへの集中攻撃は特にきつそうでした。
最後のNito君はとどめを刺すがごとく怒涛の連打攻撃を加え、さすがのNara君も何度もダウンを奪われます。
しかし、その目は最後までしっかりしていましたので続行させました。
合宿の6人組手に勝るとも劣らない厳しい組手でしたが皆の声援の中見事に完遂しました。
審査を受けない会員同士は先週につづいてハードプロテクター着用でのバワー全開でのフルコン勝ち抜き戦を行いました。
Cyokko君が3人を相手にする勝ち抜きを演じました。
Nito(兄)は今日も何人もの勝ち抜きを果たして地力の向上を証明していました。
決勝戦はMurakosi初段対Ito初段となりました。
互いに接近しての打ち合いで対決しましたが延長戦にもつれ込む接戦でした。
本当に甲乙付けがたい攻防でしたが若干攻勢をとっていたIto君の僅差判定勝ちとしました。
今日は、高校生二人の見学もありましたし、休会していたKudo君の復帰やMiura初段、Nakaba初段のひさしぶりの参加で盛り上がりました。
女子部も人数が揃いSasakura初段も久しぶりに参加しSuzukiAさんとの激しい組手を見せて勝ち抜きました。
その他今日はTakagiさんの突きの威力が特に目立ちましたが女子部全体のレベル向上が感じられます。
2006/09/13
本日は我孫子道場で審査を行いました。
酔っ払い師範をはじめ、巨漢アビ初段、Kitajima初段(和道流二段)、Oyama初段、Ozaki初段、それに合宿で10人組手を達成したばかりのHisinuma初段、地獄の6人組手を演じたOkawa一級、バワー溢れるレスラー、他流派での経験の長い、Isii君やAndow君、元気いっぱいの野球部出身の専門学校生Nakamura君その他の精鋭が待ち構える中、
SuzukiS君とYamasaki君が茶帯を目指し、Yanagi君が黒帯を目指しての挑戦です。
SuzukiS君は持ち前のパワーを生かして前に前に攻める組手で中盤までは自分の空手を組み立てていましたが、やはり審査となると皆全力でぶつかってきますので後半は体力勝負となってきました。
Yamasaki君は大学応援団出身だけあって人並み外れた根性の持ち主です。
細身ではありますが顔面へのスピードの乗った突きが得意です。
茶帯、黒帯の猛者を相手に全力で立ち向かう姿は迫力がありました。
しかし、SuzukiS君同様後半はかなり体力の消耗をしていました。
最後は二人の直接対決です。
お互い限界を超えた状況での対決ですが双方とも気力は充実していて互いの持ち味を出し尽くしての決戦となりました。
どちらか決定打の一発が決まれば倒れるという状況で最後は打撃戦となりましたが双方とも一度もダウンしないまつ時間切れとなり、大きな拍手に包まれました。
最後は Yanagi君の10人組手です。
十分な走りこみでスタミナに関しても準備おこたりなく望んだYanagi君は序盤からガンガン攻めの空手で突き進んで生きます。
しかし、一癖も二癖もある我孫子の強豪が次から次へと襲いかかっていきます。
後半のOzaki初段との対戦あたりから体力を使い果たした未体験ゾーンに入っていきました。
消耗のピークはアビ初段との対戦で達したと思います。
持ち前の軽快な動きが封じられた時アビ君の強烈な中段突きをまともに受ける事になったのです。
一瞬スタンディングダウンに近い状況で技有りを宣せられます。
しかしよく最後までダウンせずに乗り越えました。
この時点で私は本人の意識状態と意思確認を行いました。
体力は限界を超えていましたが目の焦点はしっかりしており、反応も正常で続ける意思も強固なものがありましたので続行を許可しました。
その後、Kitajima初段の猛攻は受けるのが精一杯でしたが、一瞬の隙があれば突き、蹴りともに鋭く反撃し、いよいよ最後10人めは酔っ払い師範との対戦です。
酔っ払い師範は、いつもの稽古と同じようにさらりと、しかし強烈な威力のある突き蹴りで攻めていきます。
左右の上段回し蹴りを受け、合わせ一本を取られますが、最後まで果敢に攻め続けてついに10組手を達成し、「10人組手完遂」の宣言を受けるとともに大きな拍手に包まれました。
しかし、悲劇はこの後起こります。
その後一定の休憩をとった後の基本、形審査において、3人とも普段はありえないミスを犯すのです。
一旦は中断し、再審査を行ったのですが真っ白に消耗しつくした彼らは、何年もやってきた形を途中から思い出せないのです。
残念ながら3人とも不合格です。
こうした事態は目黒、世田谷でも起こりました。
極限まで体力を使った後はあらゆる記憶が一瞬飛んでしまうのです。
けっして珍しいことではありません。
3人は来週運命を決する形の追試験を受けてもらうことになりました。
2006/09/13
本日は我孫子道場でYanagi君の10人組手他審査を行う予定です。
対戦希望者は参加してください。また対戦できなくても多くの参加を希望します。
2006/09/12
本日は世田谷第二道場で少年部の審査と一般部の稽古を行いました。
少年部は組手のレベルは上がってきましたが、基本がちゃんとできる子とできない子の差が少し開きつつあります。
基本がちゃんとできる子は組手でも安定した強さが見られます。
体力にまかせ押しまくって何とか優勢勝ちになるような戦法は、レベルがお互い低い場合はある程度は通用しますが、やがては伸び悩む時がすぐきます。
一本一本の突き蹴りを丹念に全力で繰り返す忍耐と根性の持ち主がやがては圧倒的な強さを獲得するのです。
一般部は10人組手を再来週に控えたシガレット(Yamada君)とKimuraさんが参加しました。
Tanabe君やOmoto君らも審査を控えています。
今日は10人組手予定の二人を中心に目黒道場と同じように防具を着用した上段を禁止したフルコンタクト組手を行いました。
Kin二段、Mizuo、Saisyo、Suematu、Takesi各初段を交えて二人の連続組手を行いました。
かなりの消耗を感じたと思いますが、1ランク上を目指すためには必ず超えなければならない関門を突破するためのカギを探り当ててください。
そのカギはその他の多くの関門も突破できる共通キーです。
女子部は最近パワーもスピードも日増しに向上しているSuzukiAさんの好調さが目立ちました。
2006/09/10
本日は目黒道場で稽古を行いました。
また、昇級昇段審査も行いました。
現空研3級、4級の精鋭と白帯二人(二人とも他流派の黒帯)の互いがベストを尽くす組手審査を行いました。
また、先日キックの対外試合を終えたNito兄弟が久々に揃いましたので、二人を審査の組手の対戦相手として組み込みました。
今日は世田谷道場の勇Hosoda初段も顔をみせていましたので、審査以外の全員によるフルコンタクトの勝ち抜き戦(上段突き禁止)も行いました。
上段で決める事ができないこのルールは圧倒的な体力の消耗を伴いますが、完全に筋力を使い切るこのうよな試合形式もたまには必要です。
この形式では多数を勝ち抜くのは本当に至難の業です。
Nito(兄)初段が勝ち抜き数ではトップでした。
決勝は重量級のHosoda初段とIto初段の肉弾戦となり、Hosoda初段の僅差判定での勝利となりました。
女子部ではSuzukiAさんが優勝しました。
また今日は久々に稽古に参加したNito(弟)初段に5人組手を行ってもらいました。
彼には、一つの大きな課題を与えています。
この課題を達成したら彼は手がつけられないくらい強くなります。
今日彼の対戦相手を募ったら、挙手したのは全員黒帯の猛者たちで、重量級も多かったので、軽量のNito(弟)君にはちょっと過酷かなとは思ったのですが、もともとパワーには定評のある彼ですからやってもらうことにしました。
一試合目から激しい展開となり、予想通り厳しい消耗戦となっていきまた。
特に中盤の兄弟対決はちょっとNito(弟)君がエキサイトするシーンもありましたが、中身のある展開でした。
今日はHagio初段の誘いもあり久々に2部(飲み会)にも参加し、渋谷の居酒屋に皆で行きました。
2部はいつも楽しい話で盛り上がります。
私の若い頃の失敗談もいろいろ披露しました。
遠い昔の話とはいえ反省しなければならないこういう話も若い諸君が他山の石としてより正しく力強く生きていく糧となってもらえれば多少私の心も晴れてきます。
下の写真は先日Nito兄弟のキックの応援に行った時の写真です。(Horikomi初段撮影)
左より Suehiro初段、Yasui2級(顔が見えない)、Sionaka初段
SuzukiA1級(女子部)、Nito(兄)初段、コマ初段(元プロボクサー)
Oyama初段(日大空手部OB)、Saisyo初段(顔の一部しか見えない)、私
2006/09/08
今回見事10人組手を完遂したHituji君の感想文を紹介いたします。
2006/09/07
合宿の昇級・昇段審査の結果を会員ページにて発表しました。
4日の世田谷道場は少年部の指導はIto君を中心に数名の会員にて行ってもらいました。
少年部の指導は空手の稽古以外のいろいろな難しさがありますが、無事こなしてくれました。
こうしたことも経験の一つです。
一般部では、スキーのモーグルで長い経験をもつ人が体験入会されました。先週は野球部出身の方の体験入会があり様々なスポーツ経験者の方が武道にも関心を寄せていることが感じられます。
昨日(6日)は我孫子で、レスラーの方が体験入会されました。
防具を付けての中段のフルコン勝ち抜き組手にチャレンジし、パワーと打たれ強さはさすがでした。
Nito(兄)初段対Ikeda初段はリラックスした中にも互いに有効打を積み重ねる好試合でした。
結果は僅差でIkeda初段に軍パイが上がります。
決勝戦は酔っ払い師範との対決です。
この二人は寸止めだと、互いの裏をかくために慎重でかつ極限のスピードを争う展開になるのですが、今回のように中段のフルコンという限定した試合では猛烈なパンチの応酬となります。
甲乙つけがたい展開となったのですが、Nito(兄)との乱打戦で消耗した分、威力の低下があり、僅差ではありますが酔っ払い師範の優勝となりました。
今回の勝ち抜き戦は、全力の中段の突き合い蹴り合いに特化しましたので、ものすごい体力の消耗を伴います。
したがって最初の試合に勝っても次の試合はかなり消耗した状況での戦いになり、そのため多数を勝ち抜くのはきわめて困難になります。
体力を消耗しきった状況での相手の猛攻にどう対処するか、あるいは筋力をオールアウトさせない打ち方をどのようにして身に付けるかといった事も上級を目指す上での重要な課題の一つであることを常に意識して稽古してください。
2006/09/04-2
本日は私は所用のため世田谷第一道場には少し遅れて行きます。
少年部の指導はIto君他数名に頼んでありますが、一般部で早く行ける会員は、少年部の指導を手伝って下さい。
2006/09/04
昨日はNito兄弟のキックの試合の応援に行ってきました。
私とリングの試合に慣れているプロボクサーコマちゃんがセコンドになり、Sionaka君やOyama君、Horikomi君をはじめ多数の現空研の面々がリングサイドに付きました。
ビデオ撮影はSaisyi初段が絶好の位地を確保。
結果は、Nito(兄)が1回戦をダウンを奪う圧倒的なポイント差で勝ち、2回戦に進みました。
2回戦も攻勢を保ったまま展開していたのですが、Nito(兄)の首相撲からの膝蹴りが再三ローブローとみなされ、レフリーからの警告で失点の宣告を受けてしまいました。
結果2回戦で惜しくも無念の結果となりました。
Nito(弟)は、持ち前のパワーのある左右の連打で圧倒し、決勝戦進出を果たしました。
この決勝戦は互いに相譲らぬ好試合となりました。
一発の威力やパワーはNito(弟)が上回っていましたが、細かいキックのテクニックは明らかに相手の方が上で、もみ合った際の細かい膝蹴りなとでポイントを重ねていました。
しかし、後半までの綜合ポイントは、引き分けか若干Nito(弟)が上回っていて、最悪でも1ラウンドの延長かなと思ったやさき、ラスト10秒で相手は押されながらも捨て身の上段回し蹴りを放ちました。
これが軽くヒット。
もちろんダメージはまったく無く、Nito(弟)はそのままその足を持ち上げて相手を転倒させましたが、このクリーンヒットのイメージがおそらく審判の印象につながったのでしょう。(現空研ルールであっても技有りを取られます)
判定で優勝を逃してしまいました。
Nito(兄)の失格に近い判定、Nito(弟)の準優勝という結果で今回のイベントは終了しました。
今回の結果についてはとやかくいうつもりはありません。
二人とも、格闘の原点に立てば負けたという印象はまったくないからです。
ただし異なるルールの中で良い結果を出すことは簡単ではないということは良く分かったと思います。
Nito(兄)は正々堂々と戦ったし、相手の選手も技術がありベストを尽くしました。
審判は減点のいきさつについて紳士的に私に了解を求めてきました。
判定については違う角度からとった2本のビデオがありますのでこれから精査してみようと思っています。
しかし、どんな試合でもルールのある試合であれば、審判の判断は絶対でありそれに従うのが筋です。
これはこれからこうした試合に参加するかぎり起こりうる事であり、逆の立場になる事もあるでしょう。
それぞれの選手はベストを尽くして戦い、その戦いをどういう位置付けで自分の糧とするかであり、それは最終的には個人の問題であるのです。
二人の試合のビデオ(動画)を会員ページにアップする予定です。
今回のNito(兄)の試合で私が思い出したある記事があります。
それは昨年K-1マックスで、魔裟斗と山本キッド徳郁との対戦でのキッド選手のインタビュー記事です。
この試合は二人の初対決であり多くの格闘技ファンが注目していた一戦です。
この戦いは歴史に残る名勝負だったと思います。
この試合で魔裟斗選手は3発のローブローで注意を受け、最後のローブローでは一時キッド選手は立ち上がる事もできない状態になります。
ここでキッド選手は相手の反則を強くアピールすればルールによって勝てたかも知れません。
しかし、キッド選手は何の抗議もせずに試合の続行を選択したのです。
このことでキッド選手はこう語っています。
インタビューアの「試合の中断は考えなかったのですか」という問いに、
それはないですよ。
そんなの絶対ありえない。
あれがもしスポーツじゃなくて喧嘩だったとしたら、確実にオレがやられていたと思うんだよね。
そりゃそうでしょ、手段なんて選ばないんだから。
それを考えたら、あんなところで甘えてられないと思うよ。
・・・・・・
ああいうのを食らってもすぐに立ち上がれるようにしなきゃいけないというのはあるよね。
まあ、鍛えることはできないかもしれないけど、同じようなことをやられないような練習はしなきゃいけないと思っている。
2006/09/02
本日は目黒道場で稽古を行いました。
合宿後で審査の終わった会員が多いのですが、これから受ける会員もいますので組手は防具着用のライトコンタクトで行いました。
今日は、Nakano初段、Suehiro初段が好調でした。
一番多くの勝ち抜きを果たしたのは合宿に参加できなかったMurakosi初段です。
技有りも多く、中段の回し蹴りでの一本も見事でした。
脱力した鞭のしなるような蹴りで、軽めのものでしたが、防具の上からもダウンを奪える理想的なものです。
決勝戦はIto初段対Saisyo初段で延長の末僅差判定でIto初段の優勝となりました。
今日は、蹴り(特に上段)に特化した組手を3本連続で行った後、通常の乱取り(スパー)を3本連続津で行いました。
暑かったの皆汗びっしょりでした。
たまたま今日NHKでモーツァルトの特集をやっていたのですが、空手の稽古につながるような話があったので皆に紹介しておきました。モーツァルトはやはり天才ですね。
Ito君に第2部の出席を誘われたのですが、まだ審査の結果をだすのに忙しいので今回はパスしました。
次回は必ず出席します。
明日はNito兄弟のキックの試合の応援に行く予定です。
現空研の稽古体系は必ずしも試合用の訓練ではありませんが、私は戦うことの本質をはずさない、地力の養成に関しては現空研方式に自信を持っています。
グラブを付けリングの上で戦うという慣れないルールなのですが勝負はやってみなければわかりません。
普段と同じように平常心を失わなければ結果は自ずからついてくるでしょう。
※アビ君のホームページのアドレスが変更になっていました。リンクを張りなおしましたので現在は正常に開くことができます。
2006/09/01-2
今回の合宿の感想や状況を述べたホームページや掲示板を紹介しておきます。
みなすごく個性があって、いろんな意味で面白いです。
Horikomi君のホームページ
Sionaka君のホームページ 掲示板
アビ君のホームページ
Cyokkou君のホームページ
コマちゃんのホームページ
Mizuo君のホームページ
他にあったらお知らせください。
2006/09/01
各道場において下記の日程で審査を行います。
受審希望者は速やかに、希望道場(所属道場でなくても構いません)、希望日(第一、第二)を下記より選んで、会員ページより 平成18年9月昇級昇段審査申込書 に必要事項を記入して提出してください。
なお、対戦表を組む必要があるので受審者は、先にメール(会員ページの事務会計係り)にて希望日だけでもお知らせください。
(特に10人組手希望者は速やかに)
一般部・基本部
我孫子道場 13日、20日
世田谷道場 19日、26日
目黒道場 10日、16日
少年部 12日、19日
※夏合宿での受審者の結果発表は、先に行います。
2006/08/30
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
合宿直後ではありますが、酔っ払い師範他多数の参加がありました。
合宿の簡単な講評と合宿外審査の件を話し、稽古を行いました。
Nito(兄)君が早くから来ていましたので、迫ってきたキックの試合に向けて私が軽くスパーリングをし、秘伝(?)も伝授しました。合宿の宴会の誘惑にも負けず減量に成功した体は鋼のようになっており、スピードは彼のベストになっていると思われます。
勝ち抜き戦は今回は女子部を最初に持ってきて年齢順という組み合わせで行いました。
女子部はSatoさんの勝ち抜きが光りました。
最初は寸止で行う予定だったのですが、皆の動きが積極的なので途中からフルコン(ライト)に切り替えました。
絶好調のNito(兄)初段をHirayama初段が上段回蹴りで下すなど良い試合の連続でした。
今日の極め付きは酔っ払い師範とIkeda初段の決勝戦でしょう。
もともとスピード、技の切れのある二人ですが今日は特に両者とも鋭さが際立っていました。
双方紙一重の技の応酬の後延長戦に入りました。
そこでも相譲らぬ好試合が続き、このま引き分けかと思われた瞬間、接近戦における一瞬の虚をついた酔っ払いの裏拳が顔面に炸裂し、ここで勝負が決まりました。
ボクシングならクリンチで中断されるような接近した間合いで、あと少しで審判の「待て」が入る状況ですが、こうした真空地帯を逃さない酔っ払いの勝負強さが最後の勝敗を決めました。
しかし、この組手は本当に良くて、ビデオに撮りたかったと思いましたがこういう時に限ってビデオが無い。
最後にNito(兄)君のボデーにプロテクタを付けさせて私が思いっきり打ち込みましたが今までで一番耐久力を感じました。
次にプロテクターをはずして、拳サポ無しで、これもかなり強めに連打を入れましたが腹筋が十分締まっており良い仕上がりになっていました。
彼のキックの試合が楽しみです。
なお、この試合はキックボクシングで空手道場現空研としての公式な参加ではないのでここで詳細は控えさせていただきますが、会員ページに会場その他をアップしてありますので会員の方はそれを見てぜひ応援に行ってあげてください。兄弟ともに参加します。
2006/08/29
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
合宿後最初の稽古ですが、皆疲れも見せず通常の稽古ペースに戻っていました。
まだ、審査を受ける会員もかなり残っていますので、今日はそうした会員のために、あえて上級者と当たるような組み合わせで組手稽古を行いました。
10人組手を狙うベテランのYamada君をはじめ皆ファイト溢れる組手を展開しました。
今日は大学でテコンドーをやっているN君が体験入会ということで参加しました。
現空研はいろんな武道、格闘技出身者がいるのですが、どういうわけかテコンドー出身者は今まで居なかったのです。
Suematu初段とスパーリング的な組手を行ってもらったのですが、かみ合った良い試合となりました。
ルールは現空研の寸止めルールですがN君にとっては初めてのルールにもかかわらず飲み込みが速く、驚かされました。
その後もKin二段やYamada君とも軽く手合わせして良い組手を展開していました。
9月から正式入会したいとの事です。
少年部は、伝統系の試合のため強化合宿に入っていたMaruyama君が復帰し、少年部、一般部両方の稽古に参加して元気な組手を見せてくれました。
また、夏休中現空研で稽古した小学校3年生のOyama君も最後の勝ち抜き戦で大活躍をしました。
Oyama君とMaruyama君はともに伝統系と現空研(フルコン)の両方で稽古しているのですが、今日の二人の現空研方式の試合は双方とも勇気をもって接近しあうタフな組手となりました。
5年生で圧倒的に体力、経験ともに勝るMaruyama君に勝ち抜き戦の連勝を阻止されましたがOyama君の全力で向かう姿勢はりっぱでした。
一般部最後のKin、Hosoda戦はいつも白熱した好試合になるのですが今日も例外ではありませんでした。
今日はHosoda君が勝ち、最終的な優勝者となりました。
2006/08/28-3
平成18年夏期合宿顛末記 (2006/08/29)
10人組手を達成された方々のメッセージを募集します。
どういう準備をしたか、当日あるいは前日、そして現在の心境など、後に続く後輩のためにもぜひお寄せください。
2006/08/28-2
合宿写真速報
2006/08/28
速報
合宿審査において、10人組手挑戦者全員が完遂しました。
今回の厳しい条件、状況の中では奇跡に近い快挙だと思います。
詳しくは後で。
2006/08/25
合宿所の集合時間や部屋割り(仮)を会員ページにアップしましたのでご覧ください。
なお、車で行かれる方で空き席のある方はメールください。
後ビデオカメラは現在3台を確保しましたが、あと1台あればベストなのでどなたかお持ちの方はご連絡ください。
2006/08/23
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
合宿前の最後の稽古で参加者も多く、久々に顔を見せてくれた黒帯など多彩なメンバーで内容の充実した組手が行えました。
大きな怪我も無く、皆好調を維持していました。
2006/08/22
本日は世田谷第二道場での稽古です。
2分間という審査と同じ時間での勝ち抜き戦および5人連続の乱取りを行いました。
審査前なので特に怪我しないように注意を与えましたが、全体的にテンションは上がり気味でした。
しかし、皆自分のリズムは崩しておらずレベルの向上は顕著です。
2006/08/22
合宿参加者名簿を会員ページに発表しました。
昨年とほぼ同数の参加者になりました。
申し込したのにまだ名簿に反映されていない人はご連絡ください。すぐ訂正いたします。
2006/08/19
本日は目黒道場で稽古を行いました。
合宿審査まであと一週間なので、それを意識した稽古を行いました。
10人組手チャレンジのHorikomi君、Hituji君は、一試合2分間の5人組手で調整してもらいました。
本人達の気持ちは緊張感があるでしょうが私から見た二人の調子は上向きでリラックスもしていたし問題ないでしょう。
しかし、勝負は、やってみなければわかりません。
また、その他全員5人連続の乱取りも2分間で行いましたので、皆タイム感覚を確認できたと思います。
しかし、猛暑の中での2分間はかなり長いです。
2006/08/11
今週は、各道場で厚手の防具を着用して、特に中段に特化したフルコン組手を行いました。
圧手の防具なので、上級者も遠慮なくフルパワーで打ち込めるところがミソです。
打たれた方は直接のダメージはほとんどありませんが、もし防具がなければ、といった圧力は十分に感じられますし、何よりフルパワーでの打撃の感触を攻撃側も受け側も体で感じられる事が一番のポイントです。
1分間のフルパワーの攻防がいかに体力を消耗するかは経験者でなければ分かりません。
また、手首の固定の重要さ、拳を鍛える事の現実的な意義もいやというほど体感できます。
寸止めの稽古における技術の向上とこうしたパワーの意義を両方理解して稽古することが、短期間での圧倒的な実力の向上につながるのです。
いよいよ審査も近づいてきました。
審査を受ける人も、対戦者に回る人も怪我には十分注意しながら調整していってください。
なお、我孫子は来週はお盆とかさなりますので稽古はお休みといたします。
再来週はあります。
2006/08/02
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
基本は身につけているが、その技が組手では思うように出ない人がいます。
ためし割ではすごい破壊力を見せても実際の試合ではその1/10も出せない人もいます。
様々な原因がありますが、そのうちの一つに手の動き(突き)と足の動き(蹴り)が完全に神経回路として分離できていない事をあげることができます。
つまり自分十分な固定された体制でなければ威力のある突き蹴りが出せない人です。
これは稽古を工夫することで克服できます。今日はその中の一つの方法を紹介しました。
短時間の累計時間で高度な技を習得するには効率の良い稽古を心掛けねばなりません。
これは空手だけに限らずあらゆる分野の稽古事にも通じます。
まず、基本をおさえ、次にその応用を考え、技術獲得のためのドリルを効率良く実施する、そしてまた基本に戻ると同じ基本をレベルの違った視点で見ることができます。これが進歩の証です。
今日は寸止めではなく、実際に当てる組手での勝ち抜き戦を行いました。
ただ審査も近いので互いに怪我をしないようにお互いパワーを自制しての組手を行うように注意しました。
内容は、互いにコントロールの効いた、しかも静かなる闘争心を秘めた引き締まった組手が続きました。
白帯は劇的な進歩が見られます。また審査前の緑帯、茶帯のレベルもかなり上がってきていますので、黒帯も緊張感をもった組手をせざるを得ず全体的に大変良いサイクルでの稽古ができました。
合宿(審査)まで怪我をしないよう注意しながら調整してください。
※合宿の締め切りは過ぎましたが、今回は人数に余裕がありますのでまだ申し込み可能です。
2006/08/01
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は形と組手を重点的に行いました。
最近はちょっと強い打撃を受けるとすぐ泣いてしまう子もいます。
昔の子供との大きな差は、痛みとか苦しみに対する抵抗力の無さです。
運動能力そのものは、昔と比べてそんなに劣っているという実感はありませんが、精神的な力、その中でも我慢するという力が衰えてきているのは一番目立つところです。
子供達がすぐ「切れる」といった話を聞くこともありますが、問題は同根でしょう。
今後重点的に鍛えたいと思っています。
しなやかな精神力、柔軟な問題対応能力、これらも含めて強さの追求が武道の本質だからです。
一般部の組手では女子のSuzukiAさんの活躍が目立ちました。
高校生の黒帯T君や鋭い前蹴りを持つMizuo君を下す快挙を成し遂げました。
優勝決定戦はKin初段対Hosoda初段です。
延長を含む激戦の末引き分けとなりました。
2006/07/30
本日は目黒道場で稽古を行いました。
日大空手部出身のOyama初段が小学3年生の息子さんを連れて久々の目黒道場での稽古です。
息子さんは自宅近くの和道流の道場で稽古を続けています。(一年生の時現空研の合宿に参加しました。)
今日は、やはりご両親と一緒に稽古をしているTakagi君(小学2年生)との初対戦です。
Takagi君のお父さんも伝統系の黒帯を持っていて、現在は現空研でフルコンでもめきめき腕を上げているつわものです。
このちびっこ同士の対決は今日一番のハイライトでした。
Takagi君は2年生とは思えない鋭い回し蹴りをもっています。そして何より物怖じしない積極性の持ち主です。
一方Oyama君は、伝統系の道場でも抜きん出た技術を持っています。
でも、防具をつけたフルコンには慣れていません。
それでも、二人の組手はかみ合った好試合になりました。
互いに技有りを取り合って延長戦となります。
最後は経験に勝るOyama君の鋭い正拳中段突きが決まり、勝敗を決しました。
回りからは拍手の嵐が起こりました。
Oyama君は夏休みの間は現空研に出稽古に来る事になりました。
一般部は、今日は黒帯も多く、また10人組手を控えたHorikomi君やHituji君、また成長著しい緑帯や白帯も揃い、充実した組手ができました。
白帯では、和道流の初段をもっているIto君が現空研式の組手にだんだん慣れてきて、今日は何人も勝ち抜きました。
Nito(兄)初段も、この秋、キックの試合に挑戦する予定で調整に入っていますが、今日は鋭い上段の回し蹴りが随所で見られ確実な進歩のあとが見られます。
今日は最後に勝ち残り、優勝をさらったのはOyama初段でした。
Oyama親子の活躍が目立った一日となりました。
女子部はTakagi君のお母さんの進歩が速く、特に上段の突きの威力が劇的に増しています。
先週に続き今週も一人勝ち抜きました。
今週は女子部はSuzukiAさんの優勝です。
Oyama初段の10人組手の感想文をいただきました。
もうすぐアップしますのでご期待ください。
(10人組手達成された方の感想文募集いたします。ぜひお送りください)
2006/07/26
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
審査も近いので、組手をメインに稽古を行いました。
最近は我孫子道場は参加者が多くて活気があります。
酔っ払い師範を始め、パオ君やIkeda君、Nito(兄)君やOrigasa君、アビ君、Hirayama君といった一癖も二癖もある黒帯が揃いました。
また、白帯にも、他流派の有段者や他武道の黒帯が混じっていて、勝ち抜き戦も帯順でなくても好試合が続きます。
今回は、組手は勝ち抜き戦ではなく、1人当たり1分で2試合連続という形で行いました。
審査は一試合当たり2分のフルコン組手で行いますので、時間に慣れる事とスタミナ配分の目安を作ってもらう事も目的の一つです。
今日は女子部のSatoさんが大変良い組手をして目立ちました。
課題の連続攻撃(コンビネーション)もスピード、威力とも随分向上してきました。
酔っ払い師範とIkeda君の組手は今日も大変緊迫感がある見ごたえのあるものでした。
酔っ払いの蹴りは後半に急加速するので、受けも捌きもタイミンクの一瞬の遅れが命取りになります。
その点は重々承知のIkeda君ですからうかつには自分十分の間合いに入れません。
そのあたりの駆け引きのもたらす火花の散るような時の流れに空手の醍醐味があるのです。
5人連続の乱取りも全員汗びっしょりで、全力を出し切って終了となりました。
2006/07/24
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
イレギュラー日のせいか、前々日の目黒とは打って変わった少人数でした。
しかし少人数の時は少人数ならではの稽古も可能になります。
組手は勝ち抜き戦ではなく、全員総当りになるように組み、レベルに応じたポイントなどを指摘しました。
黒帯はMizuo君と復帰間もないCyokkou君の二人だけです。
女子部のSuzukiさんは、柔らかい体を生かして上段の回し蹴りを連発していました。
今日は組手の量が圧倒的に多かったのですが、皆持ち味を生かした良い組手ができたと思います。
2006/07/23
Mizuo君という黒帯がいます。
世田谷道場開設時に大学生で入会し、大学院を経て現在大手IT企業に就職しました。
しっかりとした考えを持っており、またチャレンジ精神も旺盛なので将来が楽しみな一人です。
彼がホームページを開いている事は知っていて、会員ページでは紹介したのですが、先日、本人の了解も得ましたので皆さんにお知らせいたします。
日記に武道に関する彼の考えがさまざまな形で語られており、初心者の頃から有段者になるまでの葛藤や成長の様子が生き生きとした表現で記載されています。
また、会社の研修の様子なども分析的な語り口で述べられており、それらの内容は空手の稽古にも通じるものがあるのでぜひ参考にしてください。
2006/07/22
本日は目黒道場で稽古を行いました。
世田谷道場の強豪Hosoda君や我孫子道場で酔っ払い師範と好勝負を演じたNito(兄)君、その他多数の強豪黒帯、色帯、それに今回10人組手にチャレンジする面々も揃い、熱気あふれる組手が展開されました。
今日最初に目立ったのは、10人組手チャレンジ組の一人Sionaka君です。
彼はまだ故障が完全には癒えていなかったのですが、合宿に向かっての並々ならぬ気迫での挑戦を感ずることができました。
多くの実力者を多数勝ち抜いていきました。前半は多少間合いに遊びが多かったのですが、後半は、自分の距離を保つ割合が徐々に増えてきて内容が良くなってきました。
最後はNito(兄)君との対決で上段回し蹴りを決められ敗退したのですが、内容的には多くの見るべきものがありました。
今日のもうひとつのハイライトはNito(兄)対Hosodaの大型対決です。
世田谷道場の勇Hosoda君と目黒道場の勇Nito(兄)君は普段あまり対戦する機会はないのですが、今日は双方とも無傷でのガチンコ対戦となりました。
双方の間合いが近いため、一旦間合いに入ると互いの攻撃が交錯する激しい打撃戦になります。
双方とも技術のレベルが相当上がってきているので、今日は技有り判定を辛めに審判しました。
結果的にはHosoda君に軍パイが上がりましたが、判定の仕方によっては逆転もありうるレベルの高い接戦でした。
Hosoda君の快進撃にストップをかけたのは、これまたパワー空手のIto君です。
最後は50歳を超えたベテランTanaka初段がこのIto君から上段突きの技有りを2本立て続けにとり見事な合わせ一本で優勝しました。
また、その他個々の試合では、まだ入会間もないItoY君(和道流初段)やSuzukiR初段もたまたま多数の勝ち抜きはできませんでしたが持ち味を生かした内容のある組手を展開していました。
Horikomi君は、今日は気迫が空回りした点があり、本来の実力が出せないまま時間切れになってしまいました。
少年部のTakagi(弟)君はまだ小学校2年生ですが、力強い回しげりが今日も見られました。
最後に形三戦のポイントを重点的に解説して今日の稽古を終わりました。
2006/07/21
目黒道場の稽古予定日に記載ミスがありました。
7月22日の稽古は日曜日ではなくて土曜日です。
2006/07/20
昨日は我孫子道場で稽古を行いました。
Origasa君が出稽古にきました。
タイから帰国したOrigasa君は、六本木ヒルの中にある会社に勤めていて、ホリエモン逮捕の時テレビのインタビューを受けたりしていましたが、この度一転脱サラしてタイで身に付けたタイ式マッサージ師に変身していました。
まったく変った男です。
早速実演してもらいましたが結構背骨をボキボキいわせたり痛いものでした。
勝ち抜き戦では、このOrigasa君はなかなか華麗な技を披露してくれました。
中でもボクシング出身のHisinuma君とはスピード感あふれる組手を展開しました。
Hisinuma君のタイミングの良い左右の連打も見事でしたが、空手には一日の長のあるOrigasa君は、タイミングの良いカウンターの上段突きを極め、終了間際には上段回し蹴りを綺麗に決めて合わせ一本勝ちを収めました。
いつもは多くの勝ち抜きを決める事の多いHisinuma君ですが今日は完敗でした。
でも内容は良かった。
そのOrigasa君も、アビ君とは熱戦の末技有り2本取られて完敗です。
黒帯はさすがにレベルの高い組手で熱戦が続きました。
最近復帰したパオ君も二段に向けてのエンジン全開です。
決勝戦はNito君対酔っ払い師範でした。
結果的には、酔っ払い師範が左右の上段蹴りを決めて合わせ一本勝ちという一方的な結果になりましたが、内容は大変緊迫感あふれる接近した勝負でした。
Nito君には、高度な課題をひとつ与えました。
しかし今日は全体的に中身の濃い組手となりました。
我孫子は白帯や緑、茶帯でも他流派の有段者や経験者も多く、全体的なレベルが高いです。
最後の5人連続の乱取りも見ごたえのある内容でした。
2006/07/17
夏合宿の詳細を会員ページで発表いたしました。
今年も注目に値する色帯チャレンジ組、10人組手も多数控えています。
暑いドラマを皆で創り上げていきましょう。
2006/07/12
忙しくて最近更新が滞っていました。
各道場でいくつもの名勝負がくりひろげられたのですが、紹介できませんでした。
申し訳ありません。
合宿(審査)も近づきました。(場所は近日中に発表いたします。日程は予定通りです)
皆さん、調整してぜひ参加してください。
また、まだ最新の10人組手のDVDができていないのですが、これも近いうちに必ずお渡しいたしますので今すこしお待ちください。
本日は我孫子道場で稽古を行います。
2006/06/17
昨日は警視総監と飲んだ。
2006/06/14
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場は、最近白帯を含めて中堅の組手の実力が急激に上がってきています。
一方黒帯は現役実力者がそろっています。
今日はこうした状況を考えて、勝ち抜き戦の順序をあえてランダムにしてみました。
したがって通常の帯順の勝ち抜き戦ではなかなか対戦の機会のない組み合わせが多数生じます。
今日は消防隊員でボクシング経験者のHisinuma君(一級)とプロボクサーライセンス保持者のIkoma初段の対戦が見られました。
お互いスピードのある突(ストート)の応酬が見られました。
互いに反応が速く、パンチを紙一重でかわす技術にたけています。
そうしたクロスした状況でのパンチの応酬にはウォーという歓声が上がっていました。
結局男子の決勝は前回と同じIkoma初段とIkeda初段との対戦になり、延長を含む大接戦となりましたが、僅差でIkeda君の勝利となりました。
そして、今日はこのIkeda君に女子部の精鋭が挑戦しました。
ハンデをつけてありますが、Sさんは突きから回し蹴への連絡などがかなりスムーズにでるようになっていました。
白帯のKさんも一ヶ月前からみると格段の進歩をとげています。
そのうち大化けするかもしれません。
2006/06/12
今日は一般部の参加人数がほんとに少ないです。
まあイレギューラーな月曜のせいかと思っていたのですが、はたと気が付きました。
今日はサッカーのワールドカップ日本対オーストラタア戦がある日だったのです。
月曜日のせいなのかサーカーのせいなのかはわかりませんが、家族的な雰囲気で稽古ができました。
Hosoda君が筋力トレーニングの話題をだしてきましたので、今日は、筋トレの方法をいろいろお話しました。
まず、若手代表としてNagura君を実験台に使い、前腕を極限まで追い込んでパンプさせてみました。
本人も感動するくらい見事にパンプアップした右腕はなかなかのものでした。
次に十分な腕っ節を既に持っているHosoda君を極限まで追い込んでパンプさせました。
パンプ自体の効果よりも、こうした筋肉の極限状態は普通の人はなかなか体験しませんので、初めて体験した人は自分の体のあまりの急激な変化に感動します。
こうした刺激を与えることは、肉体だけでなく精神にも日常とちがたサプライズをあたえることになり、これが筋力、精神力も含めた自己改造の意欲の原動力となるのです。
今日は人数が少なかったので勝ち抜き戦は2周まわしました。
Hosoda初段の優勝です。
2006/06/10
本日は目黒道場で稽古を行いました。
久々にNito兄弟がそろいました。
休会していたKatasiba君も今日から復帰です。
Nito(弟)君は、現在キックボクシングも平行してやっており、デビュー戦はノックアウト勝利を飾りました。
そのNito(弟)君が今日は久々に勝ち抜き戦に参加したのですが、Horikomi君との対戦でノックアウトを食らってしまいました。
リーチのあるHorikomi君の連打を避けてダッキングで飛び込もうとした瞬間に膝蹴りのカウンターをもろに顔面に受けてしまったのです。
ひざパッドのおかげで外傷はなかったのですが完全な脳震盪でダウンしてしまいました。
もちろん現空研は顔面攻撃は寸止めですから、正式には一本取られたわけではありません。
もちろんHorikomi君も意図的な攻撃ではなく、流れの中でのはずみのようなものです。
しかし、散打や他流派との対外試合、キックの試合全て無敗で、稽古でも一度もダウンしたことの無いNito(弟)君のダウンシーンは皆驚きの顔を隠せませんでした。
運動神経が良く、体の反応が速いNito(弟)君はダッキングで頭を振って懐に入るのが得意ですが、今回はその得意技にカウンターを食らった形となりました。
外傷もなく本人はケロっとしていましたが、完全に足にきていましたし、瞬間の記憶が飛んでいるので、今日は安静を命じました。
今日は10人組手を控えたこのHorikomi君やHituji君が調子を上げていました。
ベテランのTanaka初段も何人も勝ち抜きました。
最終的な男子の部の優勝はNito(兄)君でした。
女子部は初戦は男子部の優勝者にチャレンジする形で行いました。
緑帯のMizuguchiさんは、蹴りもよくあがるようになりましたが今日は上段の突きがさえていました。
2006/06/07
今日の我孫子道場は多数の会員が集まりました。
しばらく休会していたsano君が久々の登場です。
腰を痛めていたのですがぼちぼち体を慣らしていきたいということでした。
黒帯も多数の参加で熱気に包まれました。
白帯から順に勝ち抜き戦を行いましたが、白帯の中には他流派の黒帯やベテランも混じっていて最初から白熱した展開が続きました。
内容も互いに実力が拮抗した組み合わせが多く、延長戦の末の僅差判定が多くなりました。
今日は重量級のKamioka初段が怪我で不参加だったのですが、緑帯、茶帯の伸び盛りの中堅にTano,Ikeda,Nito,Ikoma君他の実力派黒帯が揃い良い組手が続きました。
決勝戦のIkeda、Ikoma戦は、ビリビリするような緊迫感のあるものでした。
互いに微妙な有効打は多数あったのですが延長戦の結果引き分けとしました。
2006/06/06
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部は今日は全員参加のフルコン勝ち抜き戦を行いました。
上級生は防具は希望者は着けなくても良いというルールです。
最近は上級生は防具無しのフルコンにだいぶ慣れてきて、少しくらいの打撃は受けても痛くないといった子が増えてきました。
子供の場合は、攻撃力が大人のように危険なレベルにはなかなか達しないので、ある程度稽古を積めばかえって大人よりフルコンが安全なのです。
もちろん、経験ある指導者の監視は絶対必要ですが。
今日の少年部は良い組手が続きました。
最年少の部では、前回指名試合でよい組手を披露してくれたIto君が今日も大活躍です。
二人目で同じ白帯の先輩Ikeda君も強いのですが接線の末抜きましたが、3人目は年長の色帯Yosizaki君に初黒星を喫しましたが勇敢な組手でした。
2年生はMasuhira君が何人も抜き大活躍しました。
そして今日もTakeda兄弟ががんばりました。
Takeda(弟)君がTakeda(兄)君に上段回蹴で敗れるまで最多の勝ち抜きを行いました。
最後はTakeda(兄)君と緑帯のMatumoto君の試合でしたが、双方とも敢闘精神旺盛で一進一退の攻防を繰り返しました。
延長戦の末、僅差判定でMatumoto君が勝利しましたが、双方とも大変内容の良い組手でした。
一般部は今日の組手はKawabe初段とKojima初段の決勝戦が見所がありました。
双方ともパワー、技とも高度なレベルに達していますので簡単には勝負はつきません。
この二人はよく対戦しますがいつも激しい組手になります。
今日はKojima君が優勝しました。
2006/06/04
本日は目黒道場で稽古を行いました。
6時からの稽古ですが、本当に外は明るいです。
審査に向かって自主トレを行っている人も多く、組手の技術の全体的なレベルアップは見てすぐわかります。
最近はライトコンタクトでの勝ち抜き戦を意識的におこなっています。
フルコンでは体力がおおきなファクターを占めます。(もちろん実戦においてもそうなのですが)
そのため試合形式で行うとどうしても人情として勝ちにいきますから、自分の力がフルにはっきされる得意技やパワーに頼った組手になりがちです。
そうすると技術的なトレーニングとしての実践という重要なポイントが忘れられがちになるのです。
そのため、あえて技術の向上に主眼をおくライトコンタクト(寸止めではありません)での組手を集中的に行っているのです。
その効果がじわじわと出てきているのが私には感じられます。
今日は中学生のTakagi君とお父さんが大活躍しました。
中学生で一般部の大人と組手を行い、ポイントを取るというのは大変なことです。
そしてお父さんは緑帯なのに多数の黒帯を破っての優勝です。
もっとも二人とも伝統系の黒帯なのですが。
2006/05/31
本日は我孫子道場で稽古です。
酔っ払い師範にジープマン、Ikeda君と強豪ベテランが揃い踏み、そしていつも明るいNito君といった黒帯勢です。
今日は基本を省略していきなり形三戦を詳しく稽古しました。
そして後半は恒例の勝ち抜き戦です。
今日は、緑帯や茶帯のクラスにも黒帯との対戦ができるように、Nito君を比較的早い順番にもってきました。
こうした強い対戦者との戦いを緑帯、茶帯の人に体験してもらいたいという狙いがあったからです。
個々の試合では善戦した者もいたのですがNito君は技有り、一本の山を築きながら順当に勝ち上がっていきました。
しかし、黒帯との対戦となるとそうは問屋が卸しません。
それでも、延長を繰り返しながら次々と難敵を下していくのは立派でした。
終盤は殆ど紙一重の僅差での判定価値が続きましたが、とうとう酔っ払い師範との決勝戦を迎えました。
今日は黒帯は全員防具なしです。
かなり息の上がっているNito君に対して、酔っ払いの冷静かつスピードの乗った突き、蹴りが容赦なくNito君に浴びせられます。
スタミナを消耗しているNito君は、一発のカウンター狙いに焦点を絞ってきました。
しかしそれを許さないのが酔っ払いの技とスピードです。
何とか延長戦までは持ち込みましたが総合的には酔っ払い師範の文句無い勝利でした。
しかしNito君確実に進歩しています。
※昨日の世田谷道場と本日の我孫子道場で先日、「プロ格闘家が素人に殴られKO」というニュースを題材としたお話をしました。
そのため女子部にはせっかく復帰したSatoさんもいたのですが、組手の時間がとれませんでした。
来週はたっぷり組手やりますのでお楽しみに。
2006/05/30
本日は世田谷第二道場での稽古です。
少年部は勝ち抜き戦ではなく、対戦者を指名して行う指名試合です。
新会員になった私の修猷館の後輩Ito君の子息も、入会以後全戦全勝です。
今日で3試合目だけど。
中学生の3人に小学生強豪Maruyama君を加えた試合は気力にあふれた良い試合でした。
彼らは、その後高校生の黒帯T君に全員かかってもらいました。
まだレベルの差は如何ともしがたいのですが皆善戦していました。
女子部のSuzukiさんは目黒道場での組手の最中あばらを痛めたようでしたので、今日は大事をとって組手は休ませました。
本人は不満そう。
一般部の稽古に入った時、Cyokko初段が道場に姿を見せました。
しばらく休会してパイクで長期ツアーをやっていた彼が真っ黒に日焼けして帰ってきたのです。
今日はまだいろいろ整理があるということで皆のお土産をおいて帰宅しましたが、すぐ稽古に復帰することでしょう。
一般部の勝ち抜き戦は高校生のT君が大人の黒帯をつぎつぎ破り大活躍をしました。
しかし、強豪Kawabe君の前に玉砕。
決勝戦はKawabe VS Kojimaというパワフル対決となりました。
延長戦も含めて甲乙つけがたい好試合となりましたが、僅差判定でKawabe初段の優勝となりました。
そして稽古の最中にうれしいニュースが。
ロボコップ師範と結婚したKさんからメールが届きました。
女児誕生です。
きっと最強の女の子に育つでしょう。
おめでとう。
2006/05/28
本日は目黒道場で稽古を行いました。
鼻の手術を終えたWatanabe君が久々の稽古参加です。
鼻はすごく調子が良いそうです。
Sionaka君は目の手術をしてすごく良く見えるようになったらしいし、やっぱり具合が悪いところは思い切って積極的に直していくほうが良いね。
今日の組手は決勝戦はKawabe初段とNito初段の激しい打撃戦となりました。
この二人は暇さえあれば、互いに素手で腹を殴り合って楽しんでいます。
その成果がこの組手ではでていました。
互いに打たれ強くなかなか勝負がつきません。
しかし、一瞬の隙をついた至近距離からのNito君の上段回蹴りが決まり、Nito君の優勝となりました。
最後は絞め技の要点とまとめを行いました。
2006/05/24
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
道場に着いたときはかなりの雨になっていました。
今日は、受けと運足の話を少ししました。
あと、それを実際に試してみるための軽い乱取りも行いました。
怪我で休んでいた女子部のSatoさんも久々の参加です。
彼女は今日2級の認定証と茶帯の授与を受け、さっそくの茶帯がピシッときまっていました。
勝ち抜き戦は帯の順で行いましたが、今日は白帯の中に隠れ黒帯や他流派のベテランもいて、初戦からレベルの高い試合になりました。
我孫子は有段者も多く、また帯の色に似合わない隠れ有段者もいるので、組手はレベルが高いです。
今日はコバ師範、酔っ払い師範、ジープマンと拳誠会時代のベテランもそろいました。
Hisinuma君とYanagi君も良い組手でした。
Ikeda初段とジープマンの組手はレベルが高く皆の勉強になったと思います。
今日はNito(兄)初段の調子が良く、脱力した蹴りが良いテンポで決まっていました。
最後に特別試合としてNito君とアビ君の大型対決を行いましたが、パワーのぶつかり合いの最中に良いタイミングで雷が轟き、昔の空手映画のような雰囲気でした。
「両方とも悪役ネ」という言葉がどこからともなく聞こえてきたのは気のせいか。
そのアビ君にハードタイプの防具を着けてもらって、私の突きを浴びてもらいました。
防具にめり込む拳の感触がありましたが、アビ君堂々と受けていました。
次回はレスラーを予約しておきました。
2006/05/23
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は久々にフルコンでの勝ち抜き戦を行いました。
希望者は防具無しで行いましたが、半数近くが防具無しにチャレンジしていました。
今日の優勝者はM君です。
M君は一般部の稽古にも参加しました。
一般部は今日は、上段、下段の回し蹴りの防御を実戦で体得してもらうため、全員で軽く乱取り(スパー)を行った後、勝ち抜き戦を行いました。
今日の勝ち抜き戦はライトコンタクトです。
他流派で黒帯を持つ三級のO君が、鋭い技で何人も抜きました。
どういうわけか白帯をしたSuehiro初段と延長戦の据え僅差判定で敗れましたが技の正確性が光っていました。
後半の上級者同士の対戦は良い意味で緊張感あふれる好試合が続きました。
ラストのKin二段とKawabe初段は、互いにスピード、パワーと言ったそれぞれの持ち味を十分に生かした好試合でした。延長の末、鋭い上段突きを極めたKin二段が優勝しました。
2006/05/22
昨日Kawabe初段からM君のホームページを発見しましたとの話を聞きました。
実は私もひょんなことから見つけたのですが、果たして公開していいものかどうか本人に確認をとってなかったので黙っていたのです。
ただ、Kawabe君の話で本人から私にも宜しくというメッセージがあったので、公開OKで皆さんにもお教えしてもかまわないのかとも思いますが本人は今研修で東京を離れていますので、もし公開OKであれば私にメールください。
とりあえずは会員ぺージにアドレスのせておきます。
M君は、慶応の大学生の時現空研に入会、今年大学院を卒業してキャノンに就職しました。
入会時は長身ではありましたが線が細く、それほど目立った存在ではありませでした。
しかし、格闘センスがあり、研究熱心で常にテーマを自分に課して稽古しているようでした。
茶帯の頃には前蹴りのMとして一目おかれる存在にまでなっていました。
そして前回の地獄の夏の合宿で見事10人組手を完遂し、黒帯を獲得したのです。
彼のホームページを読むとわかりますが、さまざまな分野に深い関心を持っており、空手に限らず深い考察で自分の資質を常に向上させようという意欲が感じられます。
彼は私と同じようにピアノにもチャレンジしています。
勤務地は東京なので研修から戻って道場に顔を見せてくれる日を楽しみにしています。
2006/05/21
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日は、ライトコンタクトで勝ち抜き戦を行いました。
今日は、10人;組手を控えたHorikomi君の好調ぶりが目立ちました。
上段の突きと蹴りのバランスがとれてきたと思います。
パワーのある相手に対しての出鼻のカウンターを取る技術を研ぎ澄ませば、更なる攻撃力が生まれるでしょう。
第一試合で戦った女子部のFさんも最近メキメキ実力をつけています。
長身の男子茶帯を相手に敗れたとはいえ善戦していました。
Nakaba君は今日がはじめての黒帯での稽古でした。
Kawabe初段とNito初段との対戦は白熱した良い組手でした。
接近してからの上段回蹴がきれいに決まり、Nito君の勝利となりました。
最後に、好調のHorikomi君との対戦を組みましたが、早い段階でHorikomi君の上段回し蹴りがやや浅かったのですが技有りをとりました。
その後、Nito君は猛攻するのですが、その攻撃にHorikomi君はよく耐え、勝利をものにしました。
今日はベテランのSaisyo初段、パワフルなIto初段も持ち味を生かした良い組手を行っていました。
絞め技は、今日は体格の良いMiura君をターゲットに解説をしました。
初めての体験者もいたと思いますが、概要は掴んでくれたと思います。
2006/05/17
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
我孫子道場は実力者が多く、絞め技も皆だいぶコツを掴んできたようで、落とす寸前まですんなり極められる人もでてきました。
2006/05/15
本日は久々の世田谷道場での稽古です。
少年部は寸止めで「負け抜き戦」を行いました。
「負け抜き戦」は、負けた方が残って試合を続けるというルールです。
要するに勝つまで延々と試合が続くという現空研独特のルールです。
負けてしまえば、その場から逃避できるという負け犬根性を無くすために、子供たちには時々このルールで試合を組みます。
一見過酷なようですが子供達は案外喜々として試合に臨んでいます。
一般部は今日は参加人数が少なかったので、勝ち抜き戦を2周連続で行いました。
風邪でしばらくお休みだった女子部のSuzukiさんもまだ完全には直っていないようですが稽古に参加しました。
久しぶりの組手にもかかわらず良くあがる足で、黒帯のSuematu君から上段回蹴りで技有りを取るという快挙を成し遂げました。
しかし、その後連続で上段回蹴りをもらってしまいましたが良い組手でした。
またNakagawa君も久しぶりの稽古でしたが、ドクターのTanabe君に敗れたとはいえ良い動きをしていました。
目黒道場に続き世田谷道場も今日は締め技の稽古を行いました。
落ちても今日はお医者さんもいるし安心です。
2006/05/13
本日は目黒道場で稽古を行いました。
今日組手でめだったのは白帯のSumi君です。
的確な上段突が良いタイミングででていて、多数の勝ち抜きを果たしました。
もっともSumi君は少林寺拳法の有段者なので普通の白帯とは違いますが。
怪我でしばらく休んでいたNakano君も久々の登場で今日は認定状の授与もあり黒帯びとして初めての稽古です。
Nito(弟)君との組手で足を痛めていた実力者のSionaka君もまだ完治はしていないのですが今日は稽古に参加してスパーリングをこなしていました。
今日は先週に続き関節技の稽古、そして最後に絞め技の稽古を行いました。
空手は突き蹴りの剛法のみではなくこうした柔法も体系として含まれています。
離れても、組んでも相手を制する手段を空手は持っているのです。
2006/05/10
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
N筆頭師範、酔っ払い師範、タケオマン2段、その他黒帯が多数そろい、中身の濃い稽古ができました。
今日は二人の正式入会者がありました。
一人は合気道3段、もう一人はフルコン空手暦?十年のベテランです。
早速、軽く寸止めで組手を行ってもらいましたが、初めてのルールにもかかわらず、スムーズな動きは両者ともさすがでした。
怪我をしていたIkeda初段も顔をだしてくれました。
今日は組み技として締め技の稽古を行いました。
Ikeda君は柔道部出身ですし、今日は消防隊の救急救命士もいますので、落としても蘇生体制は万全です。
早速タケオマンに実験台になってもらい、いくつかの絞め技と蘇生術(活)を全員で稽古してもらいました。
安全のため落とすところまではやりませんが、皆絞め技の威力は肌で感じたことと思います。
勝ち抜き戦では、茶帯を取ったMiyata君が多数の勝ち抜きを行いました。
後半黒帯が相手になるとさすがに苦しい展開になりましたがよくがんばったと思います。
前回アビ初段に不覚をとったNito初段は今回はリベンシジ、ラストのタケオマンとの攻防は両者持ち味がよくでていて好試合でした。
2006/05/09
本日は世田谷第2道場で稽古を行いました。
少年部は久々の勝ち抜き戦を行いました。
お父さんがキックボクサーのT兄弟は二人ともとても強いのですが、お兄ちゃんは今日は右足を怪我して使えません。
弟は今日多数の勝ち抜きの後、兄との対戦となりました。
両者白熱した良い組手となりました。
しかし足を使えない兄は弟に技有を先取されます。
後半、足を使っても良いですか、と聞いてきたので痛くなければ使っても良いと言うと早速、上段の回し蹴りを連発して弟を追い詰めます。
しかし、決定打がないまま時間切れ。初めて弟が勝利しました。
優勝はM君です。
M君はこの前伝統系の大きな大会で優勝しています。
そのM君は後半の一般部の稽古にも参加しました。
一般部は今日は組手を中心の稽古を行いました。
Kin2段をはじめ、この夏10人組手を控えたベテランのKimuraさん、Ymada君など強豪がそろいました。
今日、一般部で活躍したのは高校生になったばかりのT君(初段)です。
T君は最初から調子良く、上段の回蹴りと上段突きがピシッと決まる場面が多く見られました。
そして、緑帯全員、茶帯全員、 Azuma初段、Suematu初段、Suehiro初段、Ikusima初段、Saisyi初段、Kawabe初段を破り、なんとKin2段から上段回蹴で技有りを奪って勝つという快挙を成し遂げました。
無敗のまま一周しましたが疲労が極限まできていたので一旦休止を指示しました。
次の勝ち抜き戦いは、やはり10人組手を控えたKimuraさんの優勝となりました。
最後にKimuraさんとT君との決勝戦を行いました。
両者持ち味を生かした良い組手となりましたが、最後は伸びのあるKimuraさんの正拳がピシリと顔面に決まり勝負は決しました。
2006/05/07
本日は目黒道場で稽古を行いました。
Horikomi君をはじめ、特に夏の審査をターゲットにした会員の意気込みが感じられる稽古となりました。
目黒道場は、全員実力の伸びが最も顕著に感じられます。
今日は関節技の稽古も念入りに行いました。
2006/05/02
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
私は仕事で道場に行くのが少し遅れたのですが、少年部は皆熱心に稽古をしていました。
一般部は連休のせいか人数が少なかったのですが、精鋭達の中身の濃い稽古ができました。
10人組手を控えたベテランのYamada君は、全員相手の特訓にチャレンジです。
緑帯をとったEnomoto君も黒帯相手にかなり善戦していました。
少年部から一般部にかわったT君は、今日は2段蹴りで空中での回蹴できれいに上段を決める技を極めました。
Hosoda初段にはきれいなな上段突きをもらって敗退しましたがまあまあのできです。
最後に全員で関節技の稽古を行いました。
2006/04/30
本日は目黒道場で稽古を行いました。
目黒道場もだんだん黒帯が増えてきて組手のレベルが上がってきています。
今日は、関節技を中心に締め技などいわゆるグランドテクニックについて解説と実戦稽古を行いました。
空手は、本来突き蹴り技だけでなくこうした組技系の技術も多く含まれていて、離れて良し、組んで良しの万能型の格闘技です。
したがってその全てを高いレベルで習得するには、かなりの努力が必要になりますがそれだけ奥深い武道であるわけです。
今日は、どんな大男でも一定の角度である場所を抑えてしまえば起き上がることもできないという実体験を女子部の皆さんにも経験してもらいました。
人体の構造上、関節だけでなく、一定の形や方向で極端に弱い個所や角度が存在します。
関節技に代表される組技はこうした人体の根本的な弱点を上手に攻めるための技術なのです。
今日はその中のいくつかの関節技、絞め技を解説し、その中の代表的な形を稽古しました。
実戦ではなかなかこの形のようにきれいに決めることは難しいのですが、こうした技のエッセンスを知っていれば、後々応用が利くようになります。
皆が上手になれば、そのうち関節技だけに特化した自由組手もおもしろいかもしれません。
最後に今日は寸止めで勝ち抜き戦を行いました。
今日はこの夏10人組手を控えたSionaka君の活躍が目立ちました。
この春黒帯をとったNito(弟)君との一戦は互いの持ち味を生かした良い組手でした。
今日は関節技の時間が長かったので全員の乱取りができませんでしたが中身の濃い稽古になったと思います。
2006/04/28
サーバの不調でしばらく更新できませんでした。
復帰しましたのでまた更新をはじめます。
なお、18日以降のメールで一部不明なものがあります。
会員用の事務メールは全て大丈夫ですが、一般公開のメールは一部欠落があります。
重要な伝達事項がこの間にあった方は再度お送りください。
連休中の稽古ですが、我孫子は来週5月3日はお休みです。
その他の道場は日程表をごらんください。
2006/04/18
本日より認定状及び帯の授与を行います。
2006/04/15
本日は目黒道場での稽古をありません。
明日行います。
稽古予定日を更新しました。
2006/04/12
本日は我孫子道場で稽古です。
今日は二人の見学者がこられました。
一人は高校時代に伝統系空手の初段を取った人で、もう一人は合気道三段の猛者です。
最初は基本だけの体験入会の予定でしたが、さすがに二人とも動きが良いので、乱撃、乱取も体験してもらいました。
今日は先週に続いて脱力シリーズライトコンタクト組手の仕上げ段階です。
今日は試合形式で技有り、一本をとる勝ち抜き戦を行いました。
Tano初段も久々の参加でした。
内容はいろいろ波乱に満ちた展開となりました。
ソウちゃんは相変わらず回し蹴が冴えました。
しかし、そのソウちゃんも回し蹴の職人Miyake初段には技有り2合わせ一本の回し蹴の洗礼を受けます。
今日のハイライトは何といってもアビ初段があの強豪Ikeda初段に上段回し蹴を決めた瞬間でしょう。
しまった、という思いで後半猛然と攻勢をかけるも惜しくも時間切れとなりアビ君勝利。
しかし、最後に酔っぱらい師範には上段回し蹴を決められて優勝は逃がしてしまいました。
先週マタワリの特訓で泣きそうだった女子部のKikuchiさんは、今日は先週とはうってかわった前蹴りをビシビシと出していました。
Yositakeさんの重い中段突きは酔っぱらい師範の腹に何発もめり込んでいました。
最後に先週怪我をしたSさんが遅れて道場に着き、無事な顔を見せてくれました。
本当に良かった。
2006/04/10
本日は世田谷道場で稽古。
変則的な月曜日の稽古だったのでいつもより人数はすくなめ。
少年部は、最近すこしだらけてきたので、今日は久々の一喝。
後半は緊張感がピーンと張り詰めたすがすがしい稽古ができました。
やはりこうでなくちゃね。
一般部は今日は組手主体の稽古を行いました。
マットを使った脱力した突き蹴りの実践。
女子部のSuzukiさんは異常に体が軟らかいので、彼女にしかできない特別の技を伝授。
題して「Suzukiスペシャル」
Saisyo初段に受けてもらって何度も繰り返すうちちに、最後は見事に顔面にピシャリと決まりました。
しかし、横で見ていたKawagisi君が、これまた柔軟で長身な体を利して難なくこれを再現。
組手は脱力をテーマとしたフルコン組み手です。
今日は夏の10人組手を控えたHorikomi君に全員がかかっいく連続組手を行いました。
さすがに後半はスタミナが切れていましたが、良い稽古になったと思います。
最後のKojima君の猛攻がかなり効いていました。
同じく遅れてきた高校生になったT君も全員相手の連続組手です。
最後はボコボコにされましたが、強豪Kojima君に捨て身で上段前蹴りのカウンターを取るなど気力だけは何とか保っていました。
2006/04/05
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
道場に行くとスラーが首でブリッジをしていました。
軽々とやっているので、乗っても大丈夫?と声をかけると「平気です」というので乗ってみたけど、さすがに声一つ上げずに平然としている。
たいしたものです。
脱力シリーズもいよいよ、蹴も解禁の仕上げ段階になってきました。
我孫子は上級者が多いのですが、ライトコンタクトと言ってもすぐフルコンモードには入りがちです。
それでも、皆かなり自制している様子は伺えましたが・・・・・・・
全員で乱取りを行っているとき、ちょっとした事故が。
女子部の精鋭Sさんに元明学応援団長Y君がはずみで顔面強打。
大事をとって病院へ。
結果的には骨折もなくなんとか無事の電話を彼女からもらったのですが、Y君しばらく落ち込んでいました。
2006/04/04
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部はT兄弟のお父さんが久しぶりに見学です。
このお父さんは現役プロキックボクサーです。
一般部でスパーリングをしてもらったこともあります。
一方、伝統系他流派でも活躍中のM君が外国人も参加する大きな大会で組手、型の両方で優勝しました。
現空研での稽古で大きな相手にも下がらず積極的に攻めることができるようになった、とのお母さんの喜びの声の報告も聞きました。
少年部は今日は三戦を重点的に稽古をしました。
最後は全員参加の勝ち抜き戦です。
一般部は、今まで「突」に特化して稽古していた「脱力」をいよいよ「蹴」にも応用した稽古を始めました。
一言で言えば空手版イチロー打法です。
ただ理屈でわかるという事と実際にやれるという事には大きな隔たりがあります。
今日は全員防具を着用して体重別で組手を行いました。
黒帯も多数参加し、意義のある稽古ができました。
2006/03/29
本日は我孫子道場に牛が来ました。
そう、あの熊と対決した「牛」です。
彼と会うのは多分20年ぶりくらいだと思います。
酔っぱらい師範の子分で怪物トクマンの友達でもあります。
ヨットマンでかつてアメリカズカップの日本代表選手でもありました。
現在も関西で空手を続けており二段を持っています。
道場に入ってきて話をすると20年のブランクも全く感じません。
拳誠会時代と全く変わらない「うし」がそこにいました。
一方今日はSiba二段が警察学校に入校するためしばらく休会となる最後の稽古日でもありました。
190Cmの長身で頭を坊主に刈り上げた姿はとても精悍です。
稽古もそこそこ、早速彼の追い出し18人組手が始まりました。
もちろん、「うし」も飛び入り参加です。
今日はSiba君気合が入っていました。
最初から技有り、一本の山を築いていきます。
さすがに中盤からは滝のような汗をかきながらの熱戦になっていきました。
特に、ソウちゃんに上段回し蹴りをきめられてからは、完全な戦闘モードに入ったようです。
後半は「うし」も含めて一癖も二癖もある黒帯が続きます。
今回10人組手を完遂したKomiya君、日大空手部OBのOyama君、アビ君、Ikeda君、Nito(兄)君らがニコニコしながら組手を楽しんでいました。
仕上げは酔っぱらい師範がきっちりとつけて追い出し18人組手が終了しました。
さっそく「うし」の歓迎会も兼ねて、Siba二段の追い出し反省会が催されました。
大いに盛り上がり、中締めの時は12時を大きく過ぎていました。
中央Siba君と18人組手の対戦者たち。黒服が牛
2006/03/28
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は初めて関節技の体験をしました。
関節技を覚えると人間の骨格をよりリアルに把握できるようになり、結果的に突き、蹴りに関する目標を明確にできるようになります。
また、体の弱い所が具体的にわかるようになりますから、はずみで相手を怪我させるような事故も減ります。
一般部は、今日も突に特化した稽古です。
体重別で全員防具着用でのフルコンタクト組手を行いました。
最後に突きの重いKojima君対Yaegasi君、スピードのあるHorikomi君対Miyake君に模範組手を行ってもらいました。
皆現時点で、かなり突きの重みが増しています。
あとは、こうした突きを無意識にでるようにする事が大きな課題となります。
2006/03/26
本日は目黒道場で稽古を行いました。
もはや皆の集まる時刻は暗くありません。
女子部もレベルがだんだん上がってきて突き、蹴りの威力が随分以前より増しています。
体がめちゃくちゃ軟らかいSuziukiさんに、変形後ろ蹴りを教えました。
一般に女子は体が軟らかいので男子にはできない近場の間合いから鋭角に蹴り上げるこうした技が効果的に使えるのです。
組手は今週も突きに特化した稽古を集中的に行いました。
2006/03/22
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
体重別で、突きだけの自由組手を全員で行いました。
今回もメインテーマは効かす突きです。
模範組手はあえて異なるタイプ同士の組み合わせを選んで互いの勉強また観戦者にも参考になるようにしてみました。
最初は、突き、蹴りのバランスが良くスピードもあるNito(兄)初段対圧倒的なパワーを誇るアビ初段。
得意技の上段蹴りを奪われたNito初段は、突きに威力は増したものの、30k近い体重差に加えて最近技の切れも見えてきたアビ君のリラックスした突きには苦戦する場面も見られました。
しかし、要所要所では距離を取って的確に反撃もし、両者持ち味を生かした良い組手でした。
次にこれまた長身で蹴り技が得意のSiba二段と全方位に穴の少ない万能選手Ikeda初段との組み合わせです。
Siba君のアッパー気味の下突き、振り下ろすような鎖骨気味の中段は長いリーチもあって威力があります。
一方間合いを見切るのが上手いIkeda君はSiba君のベストポジションを常に外すようにステップを踏みます。
そして、一旦自分の間合いを確保すると強烈な連打を集中させます。
レベルの高い組手でした。
最後は一発の重みには定評のあるTakahasi初段と運動神経の良いスピードの速いMatumoto君の対戦です。
これは珍しい組み合わせでしたが、双方持ち味を出した良い組手となりました。
お互い的確に的を捉えた打撃が交錯し、効かし、効かされた実感もあったのではないでしょうか。
そして今回もデモンストレーション用のパフォーマンスのコツを全員に伝授しました。
電話帳破り、握力によるジュース缶潰し、リンゴ潰しです。
会員からやってみて思ったより簡単に出来たという報告を幾つか受けています。
その他、ローソク消し、ブロック割や瓦割、自然石割などもコツがあります。
勿論ある程度の基本的な力は必要ですがこうしたコツを掴めば、かなりの確率でこうした一見不可能に見える事も誰でもできるようになるのです。
この破壊の対象を人体にしたのが空手の技術だということです。
骨の折り方や関節の極め方、内蔵を破壊する方法、相手のブロックを粉砕する方法もコツを掴めば簡単です。
空手は本来こうした大変危険な技術を修練するものなのです。
したがって、その運用と人間性が大きな課題となり、空手道として昇華されなければならないのです。
※目黒道場の18年度前期4月からの稽古予定日をアップしました。
2006/03/18
本日は目黒道場で稽古を行いました。。
我孫子道場同様突き技の特訓です。
Nito君対Suzuki君、Horikomi君対Sionaka君他何組かに模範組手を行ってもらい、全員での組手を行いました。
そして今回は幾つかのデモンストレーション用のパフォーマンスのコツも全員に伝授しました。
電話帳破り、握力によるジュース缶潰し、リンゴ潰しです。
これらは大変といえば大変なのですが、割合簡単にできるコツがあります。
空手の実力とは直接関係はないのですが、余興の一つにはなるので皆トライしてみて欲しいと思います。
多少の力は必要ですが教えたコツさえ掴めばこの中の一つ位は上手くできるはずです。
今日は見学者の方で伝統系(黒帯)と極真(茶帯)の両方をやっていた方がおられ、基本稽古の他、突きだけの組手にもスパーリング的な形で参加してもらいました。
しばらくブランクがあるとの事でしたが、さすがに基本ができていて、動きが大変スムーズでした。
即日入会され、強力な仲間が増えました。
女子部のUさんは結婚されFudaさんになりました。
今日は結婚後の初稽古ですが元気一杯に組手をこなしていました。
ぜひご主人も誘ってください。
また、今日はかわいいゲストが大勢きました。
Ito君、Ozaki君の子供たちです。
Ito君のお子さんは現空研に入会します。
Ozaki君のお子さんは、距離の関係で自宅近くの松濤館系の道場で稽古をしているそうです。
今日は大人を捕まえて元気一杯に組手をしていました。
2006/03/15
本日は我孫子道場にて稽古を行いました。
今日は突き技の特訓です。
突き、特に中段の突きは一見簡単そうで最も難しい技の一つです。
特にフルコンにおいて中段で突きを効かすにはかなりの技術を要します。
サンドバッグやミットを打つ時のような感じで実戦で相手に効かすのは難しいのです。
ボクシングでもボデーを効かせるのは簡単ではありません。
しかし一旦コツを掴めばかなり有効な武器になります。
このコツは自転車の乗り方と同じで、口で説明するのは困難です。
一旦のみこんでしまえば永久に自分の武器になります。
上手な蹴り技を駆使できる上級者でも、中段の突きを完全にものにしている者は意外に少ないものです。
今日はこうした現実をふまえて突きに特化した稽古を行いました。
いろいろ条件をつけて突きのみという限定ではさすがに色帯以上はある程度上手にこなしていましたが、問題はこれを完全フルコンルールあるいはノールールの状況下でも行えるかということです。
こうした状況下でも上手な突きを出せるためには動きを条件反射のように身につけることと、実際こうした突き方が最大の効率をあげるという確信がなければなりません。
そのためには普段からの心構えが重要ということになるのです。
Siba君対Nito君、酔っぱらい対Ikeda君の模範組手では、それぞれパターンは違いますが、重要な原則は外していませんでした。
しかし、私も含めて、経験の長い者でも、実戦ではアドレナリンのでまくった状況での自己との戦いいう課題になってきますから普段からの心がけが重要であるという点においては初心者と変わりません。
2006/03/14
昇級・昇段審査の結果を会員ページにて発表いたしました。
2006/03/08
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
世田谷第二道場と同様の蹴りとその防御という特化した稽古を行いました。
攻撃をこのように限定することで、攻撃側だけでなく防御の方法も部分的な強化を図ることができます。
フルコン空手はフルパワーの攻撃を受けなければならずそれは技術だけでは対処できません。
正しく受けていても同じ場所を繰り返し執拗な攻撃を受ければ、特定部位を痛めつけられて戦力を無くす結果になるからです。
したがってこのような稽古は技術向上はもちろんですが、特定部位の打たれ強さを強化する狙いもあるのです。
今日は久しぶりにKuroiwa二段やクラ二段の参加があり、Siba二段やNito初段、アビ初段、Ikeda初段の実力者も揃いましたのでレベルの高い稽古ができました。
次回10人組手に挑戦予定のソウちゃんも急激にうまくなっています。
Ikeda初段との模範組手は大きな拍手につつまれました。
クラさんとアビ君の重量級対決も迫力がありました。
Siba二段対Nito初段も足が上がる二人ですからダイナミックな展開になりました。
女子部で急激にうまくなっているSatoさんですが今日は男子の実力者Okawa君相手に見事な上段回し蹴を顔面に決めたときは「オー!!」と皆の歓声があがりました。
もうすぐ、昇級・昇段審査の発表があります。
2006/03/06
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
変則的な稽古日でしたから、少年部、一般部とも参加人数は少なめでした。
一般部は、蹴りとその防御方法に特化した稽古を行いました。
昔キックボクサーとスパーリングをした時の体験談も交えて実戦的な稽古ができたと思います。
これからも通常の稽古メニューとは違ったこういう稽古は時々行う予定です。
怪我で休んでいたSuehiro君も稽古復帰です。
2006/03/01
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
基本・形審査の残り(追試?)も無事終了しました。
今回は普段できている人も本番ではとんでもないミスをするという見本のような状態でしたが、こうした経験も長い目で見れば大きな糧になります。
組手では久しぶりの勝ち抜き戦を行いました。
故障のある人は寸止めでという制限つきの試合です。
女子部のYsositakeさん、Satoさんも入ってもらいました。
Yositakeさんはもともと突きが重いのですが、今回もそれが生かされていました。
Satoさんは本当に上手になりました。
世田谷道場のSuzukiさんと女子部での上昇率はトップを争うでしょう。
2006/02/28
本日は世田谷第二道場にて稽古を行いました。
今日から通常の稽古に入ります。
少年部は乱撃と自由組手を中心の稽古を行いました。
一般部も通常稽古です。
ただ、先週10人組手のため、審査が延期されたKawagisi君の5人組手も行われました。
Kawagisi君は役者をやっており、有名なテレビのコマーシャルにも登場しています。
180Cmを楽に越える長身で足もよく上がります。
今日は今回10人組手を達成したAzuma君や減量してスピードの増した長身のKawano君、小さな巨人Suematu初段、ハードパンチャーKimuraさん、そして破壊力抜群のHozoda初段が相手です。
Kawagisi君は、初戦からガンガンと攻勢をかけてきました。
全試合全力でぶつかる姿勢は立派です。
しかし、回を追うごとに、ダメージの蓄積が表に現れるようになってきました。
5人目のHosoda君の猛攻は凄まじいものがありました。
中段に集中する前蹴り、回し蹴り、突きで完全にボディーを効かされてしまいました。
強烈な突き、膝蹴りで何度もダウンするKawagisi君。
しかし、最後まで続行の意志は固いものがあり、目は生きていました。
とうとう膝蹴りで完全なダウンを奪われた時はもう立てないのではないかと誰もが感じたようですが、Kawagisi君は立ち上がりました。
最後まで攻めの姿勢を失わなかった気力はHosoda君も終わった後絶賛していました。
2006/02/26
本日は目黒道場で今回最後の10人組手を行いました。
最後の挑戦者は早稲田の大学院でフランス文学を専攻するKomiya君です。
彼は入会はIkoma初段、Tano初段、Kin二段らと同期になりますが、途中スイス留学などもあり今回初段への初挑戦となったのです。
身長は180Cmを楽に越える恵まれた体です。
今回は、後半の対戦者はSuzukiR初段、Nito(兄)初段、Kawabe初段などのパワーのある連中が揃いました。
Origasa初段のような変幻自在な業師もいますし、色帯組はIto君やHorikomi君など急激な技の向上が見られる実力者もいます。
その他、全員「俺が引導を渡す」という熱い愛情に溢れた連中ばかりです。
序盤は、スタミナの温存を考え静かな出だしとなったのですが、次から次と表れる挑戦者のほうは、そんなペースはお構いなしに攻めてきます。
特にHorikomi君の厳しい攻めには冷静なKomiya君も、ついつい相手に付き合うパターンが増えてきました。
当然体力の消耗は激しいものになってしまいます。
Ito君との対戦あたりで完全な消耗戦となってきました。
SuzukiR君、Nito君、Kawabe君との対戦は、殆ど記憶がないそうです。
最後は防戦一方になったKomiya君ですが、終盤でも気力で技有りを取るなど気力の衰えは全くありませんでした。
意識が朦朧とした一瞬がありましたので、私が本人の意思確認(中断か続行)をしましたが、しっかりとした続行の意志を持ち、目が生きていましたので続行させました。
そしに見事10人組手を完遂し全員の大きな拍手に包まれました。
本人は満足できる出来ではなかったようですが、満足できる形で10人組手を終えた者は殆どいません。
この経験が今後の大きな飛躍の原動力となって皆強くなるのです。
10人組手以外では、二人のチャレンジがありました。
緑帯のSyouji君とTanaka君です。
彼らも、最終対戦者は黒帯の猛者を当てました。
Syoji君は最後のSuzukiR君の猛攻に良く耐えました。
Tanaka君は、稽古の参加日数は少なく、今回も就職して間もないのですが海外出張などをぬってやっと審査を受けることができました。
しかしTanaka君は少ない稽古ですが道場では常に全力で集中しています。
今回も最後のNito君には苦戦しましたが、その成果は十分に発揮されました。
最後に基本・形審査も無事に終わりました。
なお、基本・形審査を受けてない人は随時道場で審査を行いますので、なるべく早く受けるようにしてください。
また、組手で怪我をして基本・形審査が困難な人は特別に考慮しますのでその旨告げて下さい。
2006/02/22-2
本日は我孫子道場でHirayama君の10人組手を行いました。
Hirayama君は他流派の経験者(伝統系初段)ですが、大変アグレッシブな攻撃を信条としています。
今日も対戦者は大型選手がズラリと揃いました。
Siba二段、Nito初段、アビ初段、Tano初段にIkeda初段、Miyake初段という技術巧者が揃い、酔っぱらい師範もいます。
また、次の目黒道場で10人組手挑戦予定のKomiya君やレスラー、Suzuki君、Miyaji君といったやる気満々の連中です。
色帯の挑戦組みはMatumoto君、ソウちゃん、Miyata君、Koma君です。
今日の組手はアビ君の対戦者は皆消耗が激しかったようです。
やはりあの体格から繰り出され思い切った突きの重さは半端ではありません。
Siba君は最近中段下突きが重さを増しており、昨日の世田谷第二道場でも威力を発揮していましたが、今日も技が冴えていました。
Hirayama君は終始自分のスタイルを維持して勝ち上がっていきましたが、後半は自分より体重が重く、しかも技術もレベルの高い黒帯があの手この手で向かってきますので、自分のリズムを保つのが難しくなってきました。
10人組手の難しさはここにあります。
マラソンのような持久力と短距離走のような瞬発力の両方を要求されるのです。
しかも、個性のある相手が次から次へと向かってくるわけですから、自分のペースだけで試合を進めることは不可能です。
しかし、Hirayama君は後半の上級者の猛攻にもよく耐え、見事10人組手完遂しました。
色帯の部も皆気力のこもった組手でした。
特にMatumoto君、Miyata君は終盤の大型選手の猛攻でボデーをだいぶ効かされていましたがよく耐えました。
2006/02/22
目黒道場のSio君のホームページを紹介します。
現在は学校の教師という真面目な職業ですが、極真会館の経験も長く、腹の据わり方も並ではありません。
そして基礎のできた切れの良い空手は皆に良い刺激を常に与えています。
特に去年の夏合宿での5人組手は鮮烈でした。
その彼がホームページを立ち上げています。その抱腹絶倒的な内容は・・・・・・・・・・シワシワDays
2006/02/21-2
本日は世田谷第二道場にて、少年部、一般部の審査を行いました。
少年部は上級生の部は皆組手が上手になってきました。
まだまだ課題は多いのですが、組手の基本は理解しているようです。
一般部は、Nito(弟)君、Inoue君、Azuma君が10人組手に挑戦しました。
我孫子、目黒からも多数の参加があり、開始まえから熱気が溢れていました。
挑戦者の顔ぶれは、
我孫子道場のSiba二段、Kin二段、Ikematu二段、Ikeda初段、
世田谷、目黒道場のKawabe初段、Niti(兄)初段、Hosoda初段、SuzukiR初段、Suematu初段、Ikusima初段、
Saisyo初段、Cyokko初段、Ta初段、ItoM君(10人組手完遂者)、Kojima君(10人組手完遂者)、Yaegasi君(10人組手完遂者)他といった面々です。
ただ、今回ビデオを再生してみて、気が付いたのですが、Yaegasi君が一回も参加していないことに気付きました。
終わった時点ではYaegasi君が参加していたような錯覚に陥って(多分前回の組手のシーンが記憶に残っていて)本人にも声をかけたのですがゴメンゴメン。
今回特に、Nito(弟)君との対戦希望者はやたら多く(なぜだろう?)、選出に苦労しましたが大体皆の希望に添う事ができた点は良かったと思います。
試合は、Nito(弟)君、Inoue君、Azuma君の順で行いました。
Nito(弟)君は天性のバネと驚異的なスタミナの持ち主ですが、今回は大半が自分より大きな重量級のしかも倒すことを楽しみにしている黒帯が相手です。
持ち前のスピードと手数で積極的な攻めに徹しますが、なかなか決定打を決める事ができません。
しかし、全員黒帯(あるいは10人組手完遂者)の猛攻に耐え最後まで動きを保った点は高く評価できます。
Inoue君は、身長180Cm、体重80kを超える大型選手ですが、NHKの管理職を勤めながら空手に打ち込むという変わった人です。
パワーのあるInoue君ですが今回は大柄のInoue君よりもっと大きい対戦者も多く、しかも皆黒帯という布陣です。
6人目のHosoda君あたりから消耗戦に突入し、Ikeda初段、Kawabe初段、KIn二段と続き、最後のSiba二段との対戦は最後の力を出し尽くした試合となりました。
最後は軽量級のAzuma君です。
Azuma君は、軽量ではありますが、稽古熱心でまた常に技の工夫を怠らない努力家でもあります。
最近急激に力をつけています。
今回はこのような黒帯の重量級が相手の戦いだったのですが、ごまかすことなく常に真正面からのガチンコ組手に徹した精神力は立派でした。
さすがにキャリア、体力、技術にまさる先輩の真摯な攻撃を約30分間受け続けるのですから並大抵の精神力ではもちません。
Azuma君は最後のSiba二段の猛攻にスタンディングダウンに近い技有りを何度も食らいますが、最後まで攻めの姿勢を貫いたのは見事でした。
こうして今日も3人の完遂者が誕生しました。
本日たまたま一人の見学者(武道は初めて、ラグビー経験あり)がおられたのですが、「感動しました」という言葉が印象的でした。
2006/02/21
本日は世田谷第二道場にて昇給・昇段審査を行います。10人組手も予定しています。
3月の世田谷道場の稽古予定日をアップしました。
2006/02/18
本日は目黒道場で審査を行いました。
10人組手はMurakosi君、Nakaba君、Sasakuraさんの3名です。
あと、6人組手のSionaka君、Horikomi君、Hituji君。
5人組手は女子部のMizuguchiさん。
その他、4人組手、白帯の3人組手を行いました。
Takagiさんは、ご家族全員が挑戦です。
お父さんと少年部息子さんは、伝統系他流派の黒帯です。
お父さんは色帯の部に入ってもらい、息子さんは中学生ですが実力があるので一般部の組手にチャレンジしてもらい、初心者のお母さんも含めて全員大活躍の一日となりました。
本日は、人数の関係で女子部からの審査となりました。
女子部の人数が少なかったので組手審査には男子にも加わってもらっての審査です。
Sasakuraさんは半数が男子の10人組手でしたが全力を出し切り見事完遂しました。
さすがに最後はエネルギーを使い果たした感じでしたが良く頑張りました。
男子10人組手は、対戦者としてKawabe初段、Nito(兄)初段、Hagio初段他多数の黒帯、10人組手完遂者、10人組手予定者他、色帯の挑戦希望者など敢闘精神あふれた面々が揃いました。
極真経験のある防衛庁のNakaba君は、前半上手にさばいて淡々とこなしてきましたがやはり後半は壮絶な消耗戦となりました。最後はKawabe君との激闘でした。
足の指の皮が完全にむけてしまっていたのが状況をよくあらわしています。
しかし、本人は10人組手の達成感で手当をしていてもニコニコしていましたので、「これは明日いやという程痛くなるよ」とアドバイスしておきました。
Murakosi君は、上段の回し蹴が得意でレベルの高い組手を行う実力者です。
また、なかなか相手に有効打を打たせない技術の持ち主でもあります。
しかし、10人組手達成を阻止しようと意欲満々のSionaka君を始めチャレンジャーが入れ替わり立ち代り向かってくるのですから、やはり全てをさばく事は不可能です。
最後のNito(兄)初段の猛攻でスタミナを使い果たしましたが、最後まで自分のスタイルを崩さなかったのは見事です。
こうして3人の10人組手完遂者がでました。
今日は10人組手もすばらしかったのですが、6人組手もレベルの高い内容となりました。
Sionaka君、Horikomi君、Hituji君が互いの対戦も含みながら、黒帯、あるいは10人組手達成者という上級者とも対戦し、それぞれ自分の持ち味を生かした組手を行い、完遂しました。
それぞれ自分の得意技を見せてくれましたが、また課題も自覚できたのではないでしょうか。
潜在能力の高い3人が夏合宿で見せてくれるであろう10人組手が楽しみです。
女子部で5人組手完遂のMizuguchiさんはじめ他の挑戦者も入門当初からみると見違えるような上達ぶりでした。
本日は審査の後、恒例の反省会に私も出席しました。
10人組手完遂のMurakosi君、Nakaba君、Sasakuraさん、6人組手完遂のHorikomi君、Sionaka君たちと同席でいろいろ面白い話ができました。
2006/02/15
本日は我孫子道場で審査を行いました。
高校生のNakamura君と緑帯のSuzuki君が組手審査を受けました。
しかし、今日の相手の面々はSiba二段、Ikeda初段(他流派二段)、Nito(兄)初段、アビ初段始め、色帯も強豪がづらりです。
しかし、審査はやはり強い対戦者との組み合わせが実力の判定には一番です。
また、こうした強豪相手の連続組手は審査というくくりを除いても貴重な体験になります。
風邪をこじらせてしばらくお休みだった酔っぱらい師範も久々の登場です。
Nakamura君も荒削りですが若者らしく果敢な攻めを見せていました。
Suzuki君はレスラー、中国拳法出身のTasaki君、Ikeda君、Siba君らの丁寧な組手で最後は消耗しきっていましたが、見事に完遂です。
技術的にはまだまだの二人ですが、基本に忠実で敢闘精神にあふれた組手はこれからの進歩が楽しみです。
2006/02/14-2
本日は世田谷道場で審査を行いました。
少年部は、基本、形、組手の順です。
組手は上級生から対戦相手を指名して行いました。
顔面寸止めのフルコンタクト形式ですが、希望者は防具無しで行いました。
気合の入った良い試合が多かったです。
一般部は今日はNara君とOmoto君の審査です。
5人、4人組手ですが、今日は相手に強豪が揃いました。
Nara君は、azuma君(今回10人組手挑戦)、 Nito君(今回10人組手挑戦)、Kurata君(極真1級、剣道四段)、T君(初段)
Kawabe君(初段、少林寺拳法四段)、
Omoto君は、Yaegasi君(今回10人組手達成)、Yamada君(1級)、Kojima君(今回10人組手達成)、Suematu君(初段)
を相手にします。
両者とも大変な激戦を演じました。
後半は両者とも体力の限界との戦いになりましたが、最後まで気力は衰えませんでした。
ガチンコの打ち合いが並大抵ではない消耗戦になることを体で感じたことは二人にとって大きな収穫だったと思います。
2名とも規定の組手完遂です。
2006/02/14
本日は世田谷道場で少年部・一般部の昇級・昇段審査を行います。
※15人組手完遂者のDVDが完成しました。本日以降道場にしてお渡しいたします。
2006/02/12
本日は目黒道場で昇級・昇段審査を行いました。
色帯の部、黒帯の部ともに気合の入った好試合が多く見られました。
男子の部は10人組手は、Nakano君、Miura君、Ozaki君、Ito君が挑戦しました。
対戦者は、黒帯はHosoda君、Nito(兄)君、Tanaka君 Hagio君
SuzukiR君 Chokko君 Saisyo君 Orikasa君 Mizuo君 Yosimitu君 少年部T君など、その他茶帯、緑帯の精鋭がズラリと揃いました。
女子部はS君です。
女子部は、5人の女子と男子部の黒帯で体重の軽い順に5人を選別して対戦者としました。
大変な激戦となりましたが、全員完遂という快挙でした。
特に男子の部は、最後の8人目、9人目、10人目は全員体力の限界を超えた状況での組手となりました。
Nakano君はHosoda君の猛攻の前に何度もダウンを奪われますが、最後まで気持が折れる事なく、最後まで敢闘精神を失わなかったのは立派です。
Miura君もNito(兄)君の中段突きの猛攻によく耐えました。
Ozaki君も厳しい対戦が続きましたがあきらめない気持ちが完遂の原動力となりました。
Ito君は最初から打ち合いの真っ向勝負で終始しましたが、最後は体力の限界を超えた試合となりました。
しかし、一歩も下がらない姿勢は立派です。
今日の10人組手も皆に大いなる感動を与えてくれました。
大変寒い日ですが、皆で渋谷で第二部を開くそうです。
私は所用のため欠席しましたが、完遂者は美味い酒となったことでしょう。
2006/02/08
本日は我孫子道場で昇級・昇段審査を行いました。
色帯の部と黒帯へのチャレンジ10人組手です。
色帯の部は強豪も揃って白熱した良い組手が続きました。
そして最後の10人組手は圧巻でした。
今日はOyama君の挑戦です。
Oyama君は日大空手部出身で筋金入りの硬骨漢です。
対する相手は100K超級のアビ初段、長身190CmのSiba二段、業師のIkeda初段、正統派Miyake初段を始め、他流派出身、レスラー、ボクサー他多士済済です。
Oyama君は膝を痛めていてまだ完治してないのですが、今回是非やりたいということでこの10人組手を許可しました。
試合は全試合厳しいものでしたが、自分の空手を貫き通し、多くの一本勝ちを含む見事な完遂でした。
最後のSiba二段から技有りを取った後はしばらく起き上がれない程体力の限りを尽くした試合内容でした。
2006/02/07
本日は世田谷道場で最初の昇級・昇段審査です。
今日は10人組手の挑戦者が2名いましたので、その他の色帯の審査とともに、組手審査のみ行いました。
基本、形審査は後日行います。
今日の10人組手挑戦者は、前回見送ったYaegasi君とKojima君です。
両名とも世田谷道場でも名うてのパワーファイターです。
しかし今日は黒帯がズラリと揃い、一人の例外を除き対戦者全員が黒帯という豪華版の10人組手となりました。
時間の都合と全員黒帯相手ということで、1試合を1分30秒という特別ルールで行いました。
しかし、この1分半で黒帯全員が倒しにかかりますので全く楽になってはいません。
むしろ、休み無しの連続攻撃を受け続けてかなり過酷な状況となりました。
なお、たった一人の茶帯の例外は、最近キックボクシングも始めたNito(弟)君です。
黒帯対戦者の顔ぶれは
Cyokko君,Origasa君,Saisyo君,Matubara君,Mizuo君,Suematu君,Hagio君,SuzukiR君,Hosoda君,Kin君,Ikematu君
で二段二人を含みます。
女子を含む最初の色帯の部も滞りなく終え、いよいよ10人組手が始まりました。
Yaegasi君に一番手のChokko君がいきなり接近した打撃戦に持ち込みます。
当然これに応ずるYaegasi君。
この初戦の肉弾戦が影響してか、2戦目以降も次々とガチンコの打ち合いが続きます。
Hosoda君との中段の突き合いで筋肉のグリコーゲンを使い果たした後は気力での戦いと言ってよいでしょう。
しかし最後まで、気持ちが折れず敢闘精神を貫いた姿勢は見事でした。
Yaegasi君10人組手完遂。
Kojima君は、トレーニングジムで鍛え上げた肉体の持ち主で圧倒的なパワーの持ち主です。
一撃必殺の突き、蹴りは威力十分です。
しかし、一人目から185Cmの黒帯Matubara君という強豪にあたります。
その後も一癖も二癖もある黒帯が次から次へと襲いかかります。
それでも冷静沈着に対処していたKojima君ですが、後半は息づかいも荒くなり、集中打を浴びるシーンも多くなってきました。
それでも最後までここ一発の威力を持続していた試合の支配力はたいしたものです。
Kojima君10人組手完遂。
※10人組手の予定者の名前と希望日程を会員ページに記載しました。
2006/02/02
世田谷道場と我孫子道場の様子をアップする時間がありませんでした。
審査が近いので、基本の再確認と試合形式での勝ち抜き戦を行いました。
10人組手を予定している会員はやはり意気込みと緊張感が感じられます。
現空研の審査のメインは組手です。
自分の実力をいかに本番で発揮できるようにするかが直前の課題となります。
平常心を保つ精神力が成功の鍵を握っています。
集中力を高めるという気持ちと言葉では矛盾しますが、ある種の「あきらめ」というか流れに乗ってしまうという無欲の精神も成功の秘訣の一つでもあります。
2006/01/25
本日は我孫子道場で稽古を行いました。
今日はどういうわけか道路がやたらと空いていて、普段よりも30分以上早く着いてしまいました。
人の居ない道場は、本当に寒いです。
そのちうボツボツ集まってきて、まずは準備運動から。
審査も近いので特に基本を復習しました。
今日は実力のある黒帯も揃ったので本番のリハーサル的なフルコン組手の勝ち抜き戦を行いました。
もちろんフルパワーではありません。
でも実力が伯仲している者同士ではどうしても力が入ってきます。
昨日世田谷道場で活躍したNakano君は今日は我孫子で腕試しです。
10人組手へ向かって調整を重ねています。
今日も上段逆回し蹴をいくつも決めて大活躍でした。
あと、緑帯のOkawa君も良い組手で勝ち抜いていました。
しかし今日一番活躍したのはNito(兄)でしょう。
難敵のSiba二段を延長戦の末破ると、上位の有段者にも接戦ではありますが勝ちをもぎとり、最後は難攻不落の酔っぱらい師範にも金星をあげるという活躍ぶりでした。
今日はNitoデーだなと思ったやさき、そのアクシデントは起きました。
最後のスパーリング的な乱取り試合の最中、Nakano君の振り向きざまの肘がNito君の鼻を強打したのです。
その瞬間は見てはいなのですが、突発的な事故のようでした。
最初はたいした事はないように見えたのですが、鼻血がなかなか止まらず、大事をとって救急車を要請して病院へ行くことにしました。
良く見ると鼻が曲がっています。
さっそく加害者のNakano君と曲がった鼻が分かるように記念写真を取りました。
救急車はサイレンを鳴らしてあっというまに病院に行きますから、後を追うわけにはいきません。
搬送される病院名を聞いて、地元の地理に詳しいYositakeさんに先導してもらって病院に行きました。
既にレントゲン撮影は終わっていました。やはり骨が折れているようです。
昨年のSionaka君と同じような状況のようです。
控え室で本人と待っている間、私はSionaka君から聞いた話をNito君にしました。
麻酔はせずに割り箸のようなものを鼻の穴につっこんでグリと矯正する事や、この世のものとは思えない激痛が走る事を。
Yositakeさんは、ここの病院長は軍医あがりで、腕は良いのだけどかなり乱暴だという噂があるというような事をNito君に話していました。
その話声が大きくてドアごしに診察室にいる先生にも聞こえているようです。
「シー!やめてください!! 先生に聞こえて、怒らせてしまいますよー!!」とNito君。
それでも、話を止めないYositakeさん。
突然ドアが開いて先生が。
一同シーン。
一人診察室に入るNito君。
聞き耳を立てる我々二人。
!!・・・・??
・・ ・・ ・・* **** / ” # $ % &
・・
治療は無事終了しました。
2006/01/24
本日は世田谷第二道場で稽古を行いました。
少年部は審査も近いので、特に基本を重視して重点的に稽古を行いました。
立ち方から姿勢、引き手の位置、拳の握り方、突きの位置や正しい体勢等です。
一般部も基本を再度見直した稽古を行いました。
足を骨折してしばらく休んでいた一級のNakano君が復帰しました。
今回の10人組手にダメ元で挑戦してみるという決意を表明していました。
今日はフルコンの勝ち抜き戦を行ったのですが、動き自体はなかなか良かったです。
ただ同じく一級で今回10人組手予定者のAzuma君に綺麗な上段回し蹴を決められてしまいましたが。
全体的に組手としての出来は大変良かったのですが、多少リキミも見られました。
6人、10人といった連続組手では、ここ一発という爆発力も必要ですが、チャンスが来るまで耐えるスタミナも必要になります。
各自、それぞれの自覚はあると思いますのでそうした点をチェックしながら調整してください。
今日は決勝はSuamatu初段対Hosoda初段でした。
Hosoda初段の上段回し蹴が決まり、優勝はHosoda初段でした。
2006/01/22
本日は目黒道場で稽古を行いました。
まだ雪が残っていて大変寒い日でした。
柔軟、ストレッチは特に念入りにやりました。
Y初段が体調が悪くなって(筋肉痛)で稽古に参加できなくなったのですが、丁度見学に来られたKさんに乱撃の指導などをやってもらいました。
今日も2月の審査に向かってライトコンタクトの勝ち抜き戦を行いました。
カウンターの取り合いになったときお互いが動けなくなるシーンがあります。
こういう場合の対処方法の一つを解説しました。
これは、暴漢を相手の実戦でも応用の効く方法です。
最初は勇気を必要としますが、普段の稽古の中でこういうパターンを多く体験して慣れておくことで実戦でも使えるようになるのです。
実際に使う必要はないのですが精神的なゆとりを持つことができるようになります。
今日は、初戦は中学2年のT君が攻撃的な良い組手を見せてくれました。
Nara君、Hituji君、Miura君らが特に良い組手をしていました。
また、たまたま勝ち抜きは出来なかったけど内容は良い人も大勢いました。
勝ち抜き戦は順番の当たり外れも大きいのです。
決勝はNito(兄)初段とTanaka初段の対戦となりました。
延長の末、Nito(兄)君の優勝となりました。
今日は、女子部は女子部だけの勝ち抜き戦を行いました。
男子相手のときより女子同士の時の方が互いの攻撃が厳しくなるような気がします。
個人個人にはそれぞれ細かい注文はいろいろありますが、皆攻撃の威力が増してきているのは間違いありません。
2006/01/18
本日は我孫子道場で稽古がありますが、私(園田)は急用のため行けません。
上級者の方々指導をお願いいたします。
2006/01/17
本日は世田谷道場で稽古を行いました。
少年部も久々の勝ち抜き戦を行いました。
下級生は元気は良いのですがまだまだ組手になっていません。
でも最初はこれで良いのです。
まずは格闘の原点を肌で数多く感ずるという事が大切なのです。
力いっぱい殴り合うという原始的な体験を子供の頃体験することで、強さや優しさといった事の原点が理解できるようになります。
コンピュータゲームばかりに熱中している子供に最も欠けている点がこれなのです。
上級生はさすがに上手な子が増えてきました。
糸東流初段のM君の参加は上級生にとって良い刺激になっているようです。
一般部は今日は多数の参加がありました。
普段は目黒道場や我孫子道場で稽古している人たちの参加もあり、黒帯も多くバラエティーに富んだ組み合わせが可能なので目黒道場に続いてこちらもフルコンでの勝ち抜き戦を行いました。
しかし、審査も近いので危険な技は禁止しての限定的なルールです。
Kojima君を始めとしてG会(実戦他流派)出身者の活躍も目立ちました。
最近キックボクシングも始めたNito(弟)が良い動きをしていました。
決勝戦はHosoda初段とKin二段の熱戦となりました。
両者相譲らず延長戦となりましたが、決定的なポイント差がつかず、今回は引き分けとしました。
2006/01/14-2
本日は目黒道場で稽古を行いました。
大雨になって大変寒かったのですが、出席率は良く、多数の会員が集まりました。
今日は「柔らかな動き」をテーマとして基本稽古を行いました。
柔らかな動きとは、ギクシャクしない動きのことです。
全ての動きがシステマティックに連係がとれていれば動きはスムーズになります。
それが柔らかな動きです。
コンピネーションを組み立ててもそれがギクシャクしていたのでは効果はありません。
まず、目的とする動きをイメージする事、そしてそのイメージをゆっくりと動かします。(頭の中で)
次に実際にそれを体で実行させます。
まず、ゆっくり出きるまで繰り返します。
ゆっくりもできない動作は通常のあるいはスピードを出してできるはずがないからです。
ゆっくりであればできる動作は稽古を丹念に積めば必ず速くてもできるようになるものです。
楽器の稽古と同じです。
審査も近づいてきましたので、今日は防具を着用してのフルコン組手を行いました。
しかし、久しぶりのフルコンなので、ライトコンタクトで怪我をしないように指示しました。
勝敗を争うという観点ではなく今日の「柔らかな動き」を意識し自分の課題を克服していくという観点にたっての組手稽古です。
ライトコンタクトということで一般部の大人がパワーを殺してくれたおかげで今日は少年部のT君が優勝しました。
女子部も男子一般部に混じって組手稽古をしました。
全体的に皆動きを取り戻しつつあり来月の審査が楽しみです。
最後に形三戦を稽古して本日の稽古を終わりました。
反省会の誘いがあったのですが所用のため今日は参加できず残念でした。
2006/01/14
2月の昇級・昇段審査の要綱を会員ページで発表いたしました。
2006/01/12
本日は世田谷第二道場で初稽古を行いました。
少年部は皆元気一杯でした。
一般部は目黒に比べるとやや人数が少なかったのですが、木曜の第二道場というイレギュラーな状況を考えると集まったほうでしょう。
今日は体を慣らす意味でガチンコの組手は行わず、寸止めの指名試合を行いました。
もうすぐ審査があります。
皆体調を整えて来るべき審査に備えるようにしましょう。
2006/01/11
本日は我孫子道場の初稽古でした。
今日は上級者の模範組手を何組か行ってもらいましたが久々の稽古にもかかわらず、すばらしい組手が展開されました。
どの試合も緊張感溢れる熱戦だったのですが特に、酔っぱらい師範対ジープマンの組手は模範組手にふさわしいものでした。
そして最後の5本連続組手は、道場の窓が真っ白に曇るほど熱気あふれたものになりました。
最後に年頭のあいさつとして空手で強くなる秘訣についてのお話をさせていただきました。
そして最後に悲しい連絡もあります。
拳誠会の初期から一緒に空手を稽古していたN三段の御子息がまだ21歳という若さでお亡くなりになりました。御子息も空手をやっており茶帯で、黒帯を目指していたそうです。
亡くなる前日まで元気で、いわゆる突然死ということだったようです。
まだ幼稚園の頃夏合宿に一緒に参加して元気に走り回っていた姿が思い出されます。
Nさんは「伯爵」というニックネームでご存知の方も多いと思います。
2003年の忘年会は彼の親戚の方が経営する渋谷のカフェバーで行いました。
お通夜には、拳誠会当時のEN二段やOTさん、OKさんも来られていました。
OTさんとは30年ぶりの再開です。
こういう形でお会いするのが本当に残念です。
Nさんの御子息のご冥福を心よりお祈りいたします。
2006/01/10
本日は世田谷道場の稽古はありません。
初稽古は12日(木曜日)世田谷第二道場で行います。
2006/01/08
明けましておめでとうございます。
今年も一緒にがんばっていきましょう。
本日は目黒道場で初稽古を行いました。
新しいジャージも完成しました。
大変寒い日になりましたが、大勢の参加で最後は熱気ムンムンになりました。
初稽古なので入念なストレッチ、準備運動のあと、基本を再確認する稽古を行いました。
勝ち抜き戦は、寸止めルールで帯順、体重順で男子女子混合で行いました。
女子部はフルコン攻撃可というハンデ付きです。
黒帯も多数参加して熱戦が続きました。
決勝はKawabe初段とNito(兄)初段の対戦となり、今日はNito(兄)が優勝しました。
最後の連続5人の乱取り稽古の頃は皆硬さがとれ、いつものリラックスした中にも熱気のこもった組手に戻っていました。
決勝戦のKawabe初段とNito(兄)初段とは実は昨日一緒に飲みました。
というのは、昨日は、去年と同じ音楽家の新年会に招待されたのですが、一緒に行く予定だった修猷館高校の悪友どもが直前になってダメになり、Kawabe君に現空研で行けそうな人に連絡を取ってもらい結果的に上記の二人に女子部のSuazukiさんを加えた3人を連れて行くことになったのです。
この新年会は音楽プロデューサーマキちゃんが毎年主催する、一流のプロの音楽家に上手なアマチュア音楽家が混じって美味しい酒や料理を楽しみながら音楽に興ずるという大変ユニークなパーティーなのです。
いつもの凄いメンバーに加えて今回は新しいプロの方も参加されていて、我々素人にとっては夢のような一時でした。
そうした中に空手道場の4人という特殊分子が混じったのですから、これが本当の異文化コミュニケーションということになるかもしれません。
私もかなり酒が入り、調子に乗ってピアノを弾きました。
たまたまプロのパーカッショニストの方が一緒に演奏してくれるということで、コントラバス(クラシック)Iさん、そしてヴァイオリンの工藤美穂(東京コンセール室内合奏団のコンマス)さんを誘って、即興で何曲か演奏させていただいたというわけです。
互いに初めてのメンバーで譜面もメロディー譜のみ、リハーサルもなくぶっつけ本番で即興、しかも観客は現空研の3人を除けば、音楽のプロと耳の肥えたアマチュアのみという中で、楽しさと恐怖感の交じり合う貴重な体験でした。
謎のパーカッショニストさん、工藤美穂さん、Iさんすばらしい演奏ありがとうございました。
いつも、明鏡止水、平常心、脱力などと偉そうな事ばかり言っている私ですが、こういう状況は実戦以上の試練の場でもあります。
実際の演奏の動画をアップするかもしれません。
それから去年と同じように皆さんの写真集をアップします。
多くのすばらしい演奏も録画してありますので演奏家の方々の了解が得られればアップする予定です。
2005/12/31
大晦日です。
現空研は今年は、対外試合の多い年でした。
散打大会やグローブマッチといった顔面ありのフルコンタクトの試合にチャレンジ精神旺盛な若者が多数参加し、優勝も含めて大変良い成績を収めてくれました。
また、伝統空手の大会で優秀な成績を収めてくれた人もいます。
また、合同稽古や出稽古でお世話になった日本空手協会の小山先生は、全空連のマスターズ大会でとうとう日本一の栄冠を手にされました。
本年は特に多くの他流派の方が入会され、あるいは出稽古に来られました。
それだけ多くの空手家の方々が現空研に関心をもっておられるということで大変嬉しいことです。
多くの会員にとっても、いろんな刺激を受けますし勉強になることも多くありがたいことです。
来年もこうしたオープンな基本姿勢に変わりはありません。
もちろん現空研は現空研としての確固たる理念と体系があり、それは私の信念でもあって微動だにしないものです。
ただ、その信念は井の中の蛙であってはなりません。
いたずらに他流派を毛嫌いすることも逆に迎合することも必要ありません。
伝統は尊重しますが全ての伝統が正しいとは限らないのです。
逆に全ての革新的な技術がまた正しいとも限らないのです。
柔軟に学ぶ姿勢と柔軟な批判精神、これが進歩の根本原理です。
来年も一緒にがんばりましょう。