2021年 新型コロナ禍で思う事  その2

2021/09/06


始めに

 

今年の2月、コラムで「2021年新型コロナ禍で思うこと」と題して思うところを述べました。
その時、実態がマスコミによって正しく報道されていないということを述べました。

マスコミは連日、コロナの悲惨な映像を報道し続け、医療崩壊が近いうちに起こると煽ぎたてました。
私はおそらく医療崩壊は起きない、そして新型コロナ禍はワクチンの接種が進むことにより急激に解消していくと予想しました。

来年(2022年2月頃)には全く違った話題に主役を譲っているでしょう、書いております。
現在はそれから半年たった時点ですが現状はどうでしょうか。

結論から言うと、現実のデータの推移は概ね私の考えから外れてないと思っております。
一方国民の不安をあおるような報道に偏りがちなマスコミの現状は変わってないどころかますますひどくなっているように思われます。

 

 

現在(2021年9月6日)の状況

 

現在の社会情勢(マスコミ情報)は一言でいえば、新型コロナの蔓延(第?波)で、医療崩壊の一歩手前、なす術もない状態だということが連日報道されています。

菅首相は、先日総裁選には出馬しない旨の宣言をし号外が出る騒ぎになりました。

 

新型コロナの騒ぎの真っ最中にオリンピック・パラリンピックを強行し、その後もコロナ禍は収まるどころかますます感染者もふえ続け、国民の不満や批判の集中砲火の中、再選は無理だろうということで退陣を決意したのだろうというのが大方の見方のようです。

 

コロナ感染者の多くが受け入れ病院がないため自宅療養に回され、重症化して救急車を呼んでも、受け入れ先の病院がないため何時間も待たされたり、たらいまわしの目にあっている報道が毎日のように溢れかえっています。

 

自宅待機中に亡くなった方や、現場の緊迫した情景などの報道も連日これでもかという程流されています。

現空研の道場も各種通達、指導により下記のように殆ど稽古ができない異常な状況になっています。

 

9 2021(令和3) 緊急事態宣言等の要請で変更の可能性があります。

29

30

31

1

2

3

4

我孫子(白山中武道場)
緊急事態宣言により稽古中止   

 

世田谷区
下馬地区会館

18:30〜19:30
少年部・一般部合同

時間変更注意!!
 

リモート稽古
19:3020:10
緊急事態宣言により稽古中止  

 

 

リモート稽古
19:00〜19:40
 

5

6

7

8

9

10

11

リモート稽古
13:00〜 

 

リモート稽古
19:0019:40
 

お休み
緊急事態宣言により稽古中止  
 
 

 

 

リモート稽古
19:00〜19:40
 

12

13

14

15

16

17

18

お休み
緊急事態宣言により稽古中止  
 
 
 

 

世田谷区
下馬地区会館

18:30〜19:30
少年部・一般部合同

時間変更注意!!
  

リモート稽古
19:3020:10
 

 

 

お休み   又は
リモート稽古
19:00〜19:40
時間変更注意!!
 

19

20

21

22

23

24

25

リモート稽古
13:00〜
 

敬老の日

 

リモート稽古
19:0019:40
 

お休み
教育委員会の通達により稽古中止  

秋分の日

 

 

お休み   又は
リモート稽古
19:00〜19:40
時間変更注意!!
 

26

27

28

29

30

1

2

 お休み
緊急事態宣言により稽古中止  
 
 

 

世田谷区
駒留中学校格技室

18:30〜2
0:00

時間変更注意!! 
   

お休み
教育委員会の通達により稽古中止
 
 

 

 

 

 

 

8月12日の東京新聞によると、東京都の会議において専門家から

「都内の感染は制御不能な状況だ。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」と報告され、医療提供体制については「深刻な機能不全に陥っている」とコメントされたとの記事が出ていました。

 

「制御不能」という言葉は、まったくお手上げでなす術がない、末期症状だということです。

そして都民は自分の身は自分で守る段階にきているとも述べられています。

 

これは戦争でいえば、敵が攻め込んできたけど、自国の軍隊は崩壊していてあらゆる秩序が無くなり、自分の命は自分で守るしかない、といった状況に当たるわけです。
このまま行けば東京は近いうちにコロナの汚染で機能不全に陥り、やがて日本中が汚染されて国が滅びていくのではないかというような論調です。

 

連日こうした報道が続いていますが、これは果たして正しい見方なのでしょうか。

 

ここに一つのデータがあります。(公益社団法人ルイパスツール医学研究センター主席研究員犬房春彦博士YouTubeより転載)

 



現在ワクチンの接種率は発表媒体により多少違いはありますがイスラエル78%、英国70%、日本40%程度です。

日本の接種率は世界レベルではまだまだ低い水準です。しかも政治体制の違いで強制的なロックダウン等もできません。

それなのに、8月に入って多少増えていますが100万人当たりの感染者数ではイギリスの半分、世界最高レベルの接種率を誇るイスラエルと比べても1/4程度でしかありません。

 

 

 

これを死者の数で比べてみるとその差はより顕著になってきます。イギリスも一時と比べると激減していますが、日本はそれよりはるかに少ない数で、グラフで見るとほぼ水平線に見えるくらいです。

日本もヨーロッパ同様波はありますがヨーロッパの爆発的な状況と比べるとはるかなに小さな波で、グラフを描くとほとんど変化を感じられない程度です。

 

感染者の数は、検査のサンプリング母数によって大きく変わります。検査サンプル数が多ければ絶対値は増えますし、少なければ減ります。

検査状況は各国によって違いがあるでしょうし時期によっても違うと思います。

 

しかし、死者数は全て絶対値で集計しますので感染者数に比べるとこのような誤差は小さいと考えられます。

特に日本では、コロナに感染していれば他の要因(例えば癌や脳梗塞等)であってもコロナの死者ととして算入されるということです。

 

それであれば死者の数は水増しされていることになります。それでもなおかつこのように低水準であるということは日本のコロナの死者はいかに少なく、そしてそれを保っているかという事がわかります。

 

新型コロナで亡くなった方は現在は9月5日現在で累計で1万6359人です。前日比+30名ですから本日30名の方が亡くなられたことになります。

他の病気で亡くなった方を調べてみます。

 

平成30年の厚労省のデータですが。死亡原因のトップはガンで約37万人の方が亡くなっています。1日約1000名です。

五位まで列挙します。

ガン            37万人

心疾患        20万人

老 衰        10万人 

脳血管疾患   10万人

肺炎            9万人

です。

 

コロナと比較してあまりの数値の違いに驚いた方もおられのではないでしょうか。

 

コロナで亡くなられた方やご家族の悲しんでいる様子ばかり連日のようにニュースやワイド番組でながされています。

ご家族を失われた一家の悲しみはコロナであってもガンであっても変わりません。

 

新型コロナは警戒すべき病気ではありますが、これほどまで強調して連日報道するべきものでしょうか。

 

医療崩壊に関してですが、私は半年前にも述べましたが起きないと思っております。この理由については時期をあらためて述べることにいたします。

またワクチンに関して公表されたデータを解析するといろんな問題点が見えてきます。

このことに関しては近いうちにコラムを追加する予定です。

 


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