2004年9月17日〜2005年1月14日
人類は有史以来新エネルギーの獲得とその利用技術の開発で工業化社会を作り上げてきたが20世紀に入ってコンピュータの登場により情報処理という革命的な技術がそこに加わった。
そして膨大なデータを格納しそれを驚くべき速さで演算するコンピュータは、単なる初期の情報処理機械からより能動的なコミュニケーション、創造といった分野にまでその応用範囲を広げていくことになる。
処理速度と記憶容量の幾何級数的な進歩は、比較的簡単なテキスト処理から画像、映像、音楽といった従来困難であった大量のメモリを必要とするマルチメディアと呼ばれる分野の処理を可能にしてくれるようになった。
この授業では、膨大な情報を保存、活用するデータベースの基本概念からCG、CAD、アニメーション、音楽などマルチメディアと呼ばれる創造の分野でコンピュータを活用するための重要な概念の基礎から応用までを理解する。
デジタルデータ処理の基本。データベース
アナログデータ処理の基本。サンプリング。デジタル変換
デジタルデータを現実世界に戻す。モデリング、レンダリング
創造の道具としてのコンピュータ。マルチメディアへの応用
バーチャルリアリティー、ユビキタスコンピューティングの目指すもの
テキスト、参考書は必要に応じて授業で指示。
適宜プリントなどを配布する。
定期試験に出席日数その他(※)を加味して評価する。試験にはノート,資料など持ち込みは不可。
※授業中のビデオ撮影等の授業補助者は定期試験に若干の加点をする。
未定