2004年4月23日〜2004年7月16日
計算機の歴史は1946年米国で開発されたENIACという真空管式のコンピュータの登場で大きく飛躍することになる。
やがて、現代のコンピュータの原型になるプログラム内臓方式が1949年フォンノイマンらによって開発され、工業化社会は情報処理という概念を取り入れた強力なツールを持つ事になった。
情報化への大きな流れを作ったのは1976年二人の青年がガレージでつくったパソコンの原型アップルである。やがて1991年Windowsが登場し、さらにインターネットの急激な普及で、情報化社会へと大きく転換した。
この授業では、極限の集積技術で進化を続けるハードウエアの基本原理、マンマシンインタフェイスの要であるソフトウエア、コンピュータと通信技術との融合がつくるインターネットの世界を理解、そして未来のコンピュータを展望する。
0と1で表される2進数、それを電気のON、OFFに置き換えてつくる論理回路。
コンピュータしか理解できない機械語から人間に理解できるプログラム言語への進化。
ハードとソフトの分離を可能にした魔術、オペレーティングシステムの登場。
パソコンの登場と通信技術の発展が融合してできたインターネットの世界。
未来のコンピュータの展望。
テキスト、参考書は必要に応じて授業で指示。
適宜プリントなどを配布する。
定期試験に出席日数その他(※)を加味して評価する。試験にはノート,資料など持ち込みは不可。
※授業中のビデオ撮影等の授業補助者は定期試験に若干の加点をする。
2004年7月16日