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あらためて現空研のコンセプトを解説

 

現空研への入会を検討している方へ

あらためて現空研のコンセプトを解説いたします。
現空研のコンセプトは

  1. 短時間で効率よく

  2. 安全に

  3. 科学的、生理学的に合理的に

  4. 武道の本質をわきまえて

です。

1.短時間で効率よく

 

社会人は忙しい。でも空手をやりたい。
どうせやるなら、強さを実感できるフルコンタクトをやりたい。

でも、暇がない。
こんなジレンマに陥っているあなたのための道場が現空研です。

基本的には週一回の稽古で2年半で黒帯が取れるのが目標です。
形だけの黒帯ではありません。

10人組手を達成でき、大きな大会に出ても実績を残せる実力の持ち主となれるのです。(現空研は大会出場が究極の目的ではありませんが)
黒帯の年齢層も幅広く50歳代から始めて黒帯を締めた方も少なくありません。

一方プロのキックボクサーとして活躍中の若者もいます。
現空研方式は、普通の社会人を短時間の稽古で効率よく強くするという基本的コンセプトが根本にあります。

 

2.安全に

 

「安全に」というのは、現空研の稽古のために、怪我をしたり、障害を抱え込むことがないようにという意味です。
どんなに効率的に強くなる方法があっても、それが怪我というリスクを伴うものであれば、社会人の武道としては適切ではありません。

仕事に支障をきたすような怪我を絶対させないようにするというのも現空研の基本的な考えです。

3.科学的、生理学的に合理的に

 

これは稽古が科学的、生理学的に根拠のある方法で行っているかという意味です。
短時間で効率よくという考えとも関係があります。

 

4.武道の本質をわきまえて

 

これは、一言で言えば空手の伝統、文化の尊重とそれの継承者としての自覚です。
日本武道としての空手を自覚し、その継承者である事に誇りを持つ事です。

では具体的に現空研はどんな方法で空手を身につけるのでしょうか。

 

現空研は本物の黒帯の実力を短時間で効率的に達成するシステムで稽古を行っています。
昇級・昇段審査を毎回クリアしていけば2年半で黒帯が取得できます。

一方、自分のペースでゆっくり稽古を続け、時間をかけて技を磨いていくという方法も選択できます。
今までには、休会も含めてマイペースで10年かけて黒帯を取得した方もいます。

道場では一つ一つの技の意味、意義をしっかり理解し、どのようなイメージを持って稽古をすれば身につくかを具体的に教えます。
次に大切な事は、技の有効性の確認です。その技が効くか効かないかはやってみなければわかりません。

「寸止め」系の空手の一番の欠点はここにあります。
もちろん良い点も多いのですが、技の有効性を実感できないというのが唯一の欠点です。

本当に思いっきり殴ったらどのくらい効くのかといった素朴な疑問に答えるのは結構大変です。
現空研はこの単純な要求に安全に答える準備があります。

それは、完全に防備した状況で思いっきり当ててみるという稽古です。
これは素人の方はもちろん、「寸止め」系空手だけを長く続けてきた方もやってみるとある種のカルチャーショックと爽快感を覚えます。

そしていろいろ考えさせてくれます。
こうした体験も安全が保障されていればこそ可能になるのです。

もちろん寸止めあるいはライトコンタクトの稽古も行います。
現空研のもう一つの特徴は、勝ち抜き戦など試合形式の組手を日常的に行う点にあります。

これも単なる組手ではなく、いろんなパターンで行います。
例えば防具を着けて手だけで行うとか、逆に蹴りのみの組手とか、場合によっては多人数を敵とした想定で1人対3人といった組手を行う事もあります。

勝ち負けを決めるためではありません。実戦を想定して様々なパターンでの格闘擬似体験を積む事によって戦うという事のセンスが磨かれてくるからです。
またこうした稽古を会員は動画で後から見る事ができます。

客観的に自分を映像として見ることで、修正すべき点のフィードバックが早くなり効率的な稽古につながっていくのです。
このように安全が保たれた中で、様々な稽古を重ねる事により、本当の実力が付いてきます。

最後に武道の本質をわきまえるという点についてもう少し詳しく。

空手道は日本の代表的な武道の一つです。
武道とは本来自分や家族、社会、国といった自分を含めて自分の属する集団を理不尽な暴力から守るための技術と心構えの集大成です。

その日本の伝統的な文化としての空手をより深く理解する事は空手家としての大切な心構えです。
外国の人たちに空手をやっているという話をすると多くの方は興味を示しいろいろ質問してきます。

空手が国際的に良く知られている証拠だと思います。
意外と我々日本人の方が無関心の人が多い事に気づきます。

あらためて、日本の伝統文化としての空手を質問されると結構答えに窮するものです。
空手をその技術だけでなく伝統文化としての武道の意義をそれを知らない人々に伝えると事ができるという事も空手家としての大きな目標の一つです。

 

ぜひ一度見学にお出でください。

 

現空研は子供から大人まで年齢、性別を問わず自分のペースで空手を学べる道場です。
入門者のなかには他流派や他武道のすばらしい実績をお持ちの方もいらっしゃいますが、見学に来られる9割の方はまったく武道の経験のない人たちです。

入門した方の殆どが最初の見学に来るときが一番ハードルが高かったとおっしゃいます。
来られた方は皆雰囲気の明るさと開放感に安心感を持たれます。

安心しておいでください。
また、他流派の方や経験者の方も興味がおありでしたらぜひお気軽にお出でください。

現空研には他流派と敵対的に競ったり反目したりする風土はまったくありません。


多くの方が出稽古に来られたり、こちらからお邪魔することもあります。

お互いのレベル向上のために切磋琢磨し友好的に勉強し吸収しあおうという考えだからです。

武道家という共通項の中では皆仲間という意識を持っています。

 

更新 2009/03/09

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