Si 初段
千葉県在住
大学生
平成16年6月13日
僕が現空研に入門したのは、高校を卒業して浪人生活を始めた5月でした。
勉強の合間にちょっと身体を動かしたいと思っていたので、家から自転車か徒歩で通える道場をインターネットで探していたら現空研のホームページに出会いました。
この時はあまりホームページの内容を読まずに道場の場所と練習日だけを確認して、浪人仲間で空手に興味を持っていたやつを連れて2人で見学に行きました。
園田師範に見学の許可を頂いて自己紹介したら(僕の名字はちょっと珍しい)、なんと園田師範が僕の親父と高校の同級生である事が発覚しました。
その後で練習に参加させて頂き、その日のうちに入門を決意して空手着を注文しました。
入門を決めた理由は
1.家から最も近い空手道場だった
2.師範の技の説明が非常に分かりやすかった
3.週に一度なので浪人の自分でも勉強時間に支障が無いと思った
(実際はたいして勉強してなかった・・・おかげで3年間も浪人した)
4.園田師範が親父と同級生という事もあってか、何か運命的なものを現空研に感じた
実はその日に稽古に来ていたメンツを見て、最初は怖じ気づいていました。
→園田師範 中鉢師範 さすらいの酔っぱらいのI師範(髭だらけ時代) クラさん などなど。
しかし実際は見た目とは全く違い、皆さん親切に指導してくれました。
その後、3年間稽古し10人組手を達成して黒帯を頂きました。
当時の僕は今よりもかなり痩せており、組手の時に懐に入られてボディーに突きを貰うとすぐにダウンしてしまう「もやしっ子」でした。そのため自分の組手のスタイルは、離れた間合いで中段前蹴りと上段回し蹴りを交互に出すといったものでした。
しかし同じ道場で長く練習している仲間達には次第に僕の攻撃が当たらなくなりました。
こちらの攻撃が単調すぎたので、簡単に避けられてしまいます。
3年間大学浪人していても平気なスペシャルポジティブシンキングを持つ僕ですが、この時自分の黒帯としての実力に自身を無くしてスランプに陥りました。
その後、大学に入学してアメリカンフットボール部に入部をしました。
アメフト部に入部を決めたのは、身体を大きくする事が目的でした。
「もやしっ子」を脱出して身体を大きくすれば、今よりはタフになれるだろうし タフになったら組手のスタイルも変わってくるだろうと信じて筋トレをやり続けました。
現空研に入門した時点から比べて体重が20キロほど増えた頃に、徐々にではあるけど前に出る組手を出来るようになった自分に気付きました。
まだまだ技術の点では消化しきれない程の課題を残していますが、以前のスランプは脱出できたと思います。
今は空手が楽しくてしょうがない感じです。
これから入門される方や現在会員の方は、ぜひ初段をとってください。
今とはまた違う空手のおもしろさに気づくはずです。
あっ、それともし現在大学浪人されている会員の方がいらっしゃいましたら
・・・・・受験の事は僕に相談しないでね。
いいアドバイスはできないんで。