ヒット カウンタ

現空研に入門するまでの気持ちの揺らぎ

パンチ 初段
埼玉県川口市在住
職業 SE


昨年の春昇段審査に合格し念願の黒帯をしめる事を許されましたパンチです。

私は埼玉県川口市に住んでいて、道場まで1時間半程かかります。

会社から道場までは2時間近くかかリます。 

決して通いやすいとは言えない“現空研”に入門するまでの気持ちの変化を書きたいと思います。

当時32歳の私は、2000年対応(職業はSEです)も無事に終わり、過酷な仕事から解放され気の抜けたような生活を送っていました。

そうした空虚な気持ちを埋めるような何かをやりたいなと思っているある日、「そうだ空手を習おう!」と思いつきました。

さっそく次の日から、インターネットによる道場探しが始まったのです。

まずは、名が知れてる流派のホームページを手当たり次第に見ました。

「やっぱりフルコンがいいかな〜」とか考えながらホームページを見ていると、フルコン系にもいろいろなスタイルがあることがわかってきました。

私はボクシングの経験があるので、

「顔面ありだと、ボクシングの技術が生かせるかな?」とか、

「でも関節技も使えた方がいいよな〜」とか考えながら、とりあえずある総合系の道場に絞り込みました。

その道場は自宅から30分で行けるからです。

しかしそれから1ヶ月が経ちましたが、まだ入門できずにいました。

ボクシングを始めた時は、思いついた次の日に入会したのですが・・・。

今思うと神様が“現空研”に入門させるためSTOPをかけていたのかもしれません。

その道場も魅力はあったのですが「もっと自分にあった道場があるんじゃないか」と、入門に踏み切れない自分に言い訳して、インターネットで道場探しを再開しました。

そこで見つけたのが現空研です。

まずは、クラさんの‘中年空手道奮闘記’にたどり着き、奮闘記を読破しました。

「この人が通っている“現空研”って、どんな道場だろう?」と思い、ようやくホームページにたどり着きました。

「地味なホームページだな〜」と言うのが正直な第一印象でした。

しかし、よく読むと内容の濃さにビックリ! 質・量ともにスゴイと感じました。

基礎体力のつけ方から武道に関わる体験談、技術の紹介etc。

どんどん引き込まれていく自分がいて、「この道場に行きたい!この先生に習いたい!」と強く感じました。

それでも現空研のホームページ見つけてから2週間ほどたちましたが、なかなか道場に行くことができませんでした。

「とリあえず見学しよう!嫌だったら2度と行かなければいいんだ。」と自分に言い聞かせ、やっとの思いで見学に行ったのです。

入り口で待っていると、園田先生が来られて「見学ですか、もし運動の準備をしてきていたら一緒にやりましょう。」と気さくに話して頂き、緊張が和らぎました。

「柔軟に汗が出るほど時間をかけ、ホームページに書かれていた”現代空手道研究会(現空研)は、仕事や家庭を持った普通の人が、限られた時間で効率的にかつ安全に空手の技と精神を獲得することを目的として作られた会です。”に偽りはない」と確信し、その日のうちに入門の意思を伝えました。

こうして稽古の日々を過ごし、現在は現空研で初段として、そしてできることなら更に上を目指してがんばっています。

「空手を始めたいけど・・・」と迷われている方は、まずは見学することをお勧めします。

自分に合わないと思えば、行かなければ良いのですから。

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