ヒット カウンタ

幾つになっても柔軟性は増す

体の柔軟性は歳とともに衰えてきます。
若いころ前屈で両手がべったり床に付いていた人も中年をすぎて、社内の体力測定など行って体の硬さに愕然とした人も多いはずです。
体はだんだん硬くなっていくのです。

体の柔らかさとはいったい何なのでしょうか。
一般的には関節の可動範囲の広さのように言われています。
バレリーナや体操選手が開脚をして床の上で180度股を開いたり、足をのばしたまま自分の頭より高いところに楽々挙げたりすることは柔らかさの象徴です。


しかし、実際には関節自体の可動範囲というものは、歳とともにそんなに変化しないのです。
硬くなっている原因は実は筋肉にあります。筋肉の伸張限度がだんだん低くなってくるのが硬さの原因です。

いわゆるスジが伸びない、という状態になるのです。
これも実は年齢より、訓練の影響の方が大きいのです。

真向法という有名な健康法があります。鈴木前東京都知事が行っていたということで週刊誌やテレビでご覧になった方もいらっしゃるとおもいますが、鈴木氏は80歳を超えてなお180度の開脚と胸を床までつける前屈を楽々とこなしておられました。
この真向法は何も悲鳴をあげさせるようなハードトレーニングを行うわけでもなく、日々の積み重ねであのような柔軟性を獲得する術なのです。

適度な訓練を行えば80歳をすぎても現役バレリーナのような柔軟性を得られるということの実証がここにあります。
現空研も柔軟性を得る訓練、ストレッチには多大な関心をよせており、データの収集とともに研究実践を行っています。

まとめ

  1. 柔軟性は幾つから始めても向上する

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