飯塚師範(以下敬称略)に関してはエピソードがありすぎてどこから書けば良いのかわからないのであるが、これを読む人の多くは、現空研ではどんな人が指導を行っているのかという点に関心があるであろうから、「どんな人」かという視点で紹介してみよう。
空手以外の話から始めよう。
学生のころから世界を放浪していて、自称「サスライの酔っ払い」である。
ヨットに関してはプロである。
拳誠会当時に在籍していた「牛」はヨットレースの最高峰アメリカズカップの日本代表選手であったが、飯塚の舎弟でもある。
ボディビルダーの「トクマン」も彼の一派である。
現在は自分でクルーザーを所有しており、現空研のアウトドア派をひきつれていろいろ悪さをしている。
人柄は明朗闊達、飾ったところがまったくなく竹を割ったような性格であるが、私からみると繊細さにちょっと欠けているような気がする。
裸踊りなんてヘノカッパである。
根っからのアウトドア派であるが、最近はやりのファミリーアウトドアとは次元が違う。
私もアウトドアは嫌いなほうではないが、彼のは桁が違うので怖くて一緒に行ってみようという気が起こらない。
現空研茶帯のジープマンやその他大勢をだましては海や山にひっぱりこんでいる。
近々この一派は星の観察と称して極寒キャンプを決行するらしい。(どうせ酒を飲むだけに決まっている)
「夜空を見ながら星のロマンを語り合う会」なんて称するところがいかにもインチキ臭いのである。
こういった生態は文章で書くより絵を見せたほうが早いと思うのでそうする。
ヨットで世界を放浪中である。
太平洋フリチンの旅
この格好でサンフランシスコに入港していたとき、金髪の美女数人が乗ったクルーザーが近づいてきたが、この勇士を視認できる距離まで近づくや、何事もなかったのように静かに去っていったという話は有名である。
世界の友人たち。場所はポナペだったかな?
彼のクルーザーと家族
左はジープマン
道場では真面目な空手師範である。
空手に関しては、その技のスピードと切れ味に関しては右に出る者は居ない。
さて、これでどんな人かわかったかな?