2017/03/11
長らく休会中の会員に提案です。
復帰しませんか。(最近復帰する会員が増えてきました)
最初は準備運動と基本だけから始めても良いです。
経験者は基本だけでもやっていると血が騒いできます。
この血が騒ぐという体験が大変身体に良い結果をもたらすと私は思っています。
血が騒ぐとはアドレナリンが出て来る状態です。
人間は危険に遭遇するとそれを回避するために体のあらゆる機関が総動員されます。
アドレナリンの噴出もその一環です。
神経は危険察知や回避のため最高度の待機体制をとるでしょうし、脳も最高の活動状態にもっていこうとします。
こういった体の臨戦体制は通常の平和な日常生活ではまず必要ありませんし、体験することも殆どありません。
この緩みきった状態で自堕落な生活が長く続くと人間の体は急激に衰えていってしまいます。
惰性だけで生きていける日常が続くと人間はもともと環境に関して最も省エネで生活しますから、脳の力も筋力も運動神経も衰えて行くばかりです。
認知症とまではいかなくても、心身共に老け込んだ状態になっていくのです。
空手をやっている人にボケた人はいません。
※少なくとも私の知っている範囲では。
リアルな戦闘はする必要はありませんし、できるだけこれを避けるのは建設的な社会人というより人間として最も大切なことです。
しかし、精神的に戦闘モードを体験するということは生物としての人間にとっては非常に大切で意義のある事だと私は思っています。
現空研は、休会中の会員はいつでも再開することが可能です。
特別な手続きも必要ありません。
道場に来るだけです。
ハードルは道場に来て「稽古を再開します」と言うだけです。
さあ道場で汗をかきましょう。